Sun Ray クライアントでデバイスにアクセスする前に、デバイスの Sun Ray デバイスサービスを有効にする必要があります。Sun Ray デバイスサービスを有効または無効にするには、utdevadm コマンド行ツールを使用するか、管理 GUI の「詳細」タブにある「セキュリティー」タブから行います。Sun Ray デバイスサービスには、USB ポート経由で接続された USB デバイス、内蔵シリアルポート、および Sun Ray クライアントの内蔵スマートカードリーダーが含まれます。
外部周辺機器デバイス用の使用可能なデバイスサービスを次に示します。
内蔵シリアルポート - Sun Ray クライアントの組み込みシリアルポートにアクセスできるようになります。
USB ポート - ユーザーが USB ポートに接続されているどのデバイスにもアクセスできるようになります。この状態は、キーボード、マウス、またはバーコードリーダーといった HID デバイスには影響しません。
Sun Ray Software のインストール後は、すべてのデバイスサービスがデフォルトで有効になります。構成モード、つまり Sun Ray データストアが有効になったあとで、utdevadm コマンドを使用して、デバイスサービスを有効または無効にできます。
この構成は、グループ内のすべてのサーバーおよびそのグループに接続されたすべてのクライアントに影響します。