次の手順では、Sun Ray サービスを開始および停止する方法について説明します。Sun Ray データストア内の構成パラメータのいずれかを変更したときなど、Sun Ray サービスの再起動が必要な状況はたくさんあります。
Sun Ray サーバーのスーパーユーザーになります。
Sun Ray サービスを停止します。
# /opt/SUNWut/sbin/utstop
Sun Ray サービスが停止されると、サーバーリブート後でも再起動されません。Sun Ray サービスを開始するには utstart コマンドを使用する必要があります。
ウォームリスタートと呼ばれるこの手順は、既存のセッションをクリアーせずに Sun Ray サービスを開始します。
アクティブな Sun Ray クライアントで切断がわずかな時間発生してから、再接続されます。
Sun Ray サーバーのスーパーユーザーになります。
Sun Ray サービスを開始します。
# /opt/SUNWut/sbin/utstart
次の警告が表示されることがあります: 「WARNING: The current DBus file descriptor limit can only support up to approximately 120 logged-in desktops. Please reboot the system if you require support for more desktops.
」。Sun Ray サーバーが 120 を超えるデスクトップをサポートしている場合は、指示に従ってサーバーをリブートしてください。
コールドリスタートと呼ばれるこの手順は、Sun Ray サービスを開始し、既存のセッションをクリアーします。
コールドリスタートを実行する前にユーザーに必ず通知してください (サーバー上のすべての既存のセッションが終了します)。セッションを終了することなく Sun Ray サービスを再起動するときは、ウォームリスタートを実行します。
Sun Ray サーバーのスーパーユーザーになります。
Sun Ray サービスを開始します。
# /opt/SUNWut/sbin/utstart -c
次の警告が表示されることがあります: 「WARNING: The current DBus file descriptor limit can only support up to approximately 120 logged-in desktops. Please reboot the system if you require support for more desktops.
」。Sun Ray サーバーが 120 を超えるデスクトップをサポートしている場合は、指示に従ってサーバーをリブートしてください。