表17.12「uttsc のエラーメッセージ」は、uttsc のエラーメッセージの一覧です。
表17.12 uttsc のエラーメッセージ
メッセージ | コメント |
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エラー (%d): データストアの接続を確立できません。 | Windows Connector は、Sun Ray データストアへの接続を開けませんでした。Sun Ray データストアが Sun Ray Software 用に構成されていて、到達可能であることを確認してください。また、Windows Connector を起動する前に、構成が正常に行われていることを確認してください。 |
エラー (%d): SRSS のバージョンを判別できません。 | Windows Connector は、Sun Ray Software のバージョン情報を判別できませんでした。正しいバージョンがインストールされ、正常に構成されていることを確認してください。 |
エラー (%d): Sun Ray Connector を起動できません。SRSS x.x 以上のみがサポートされています。 | Sun Ray Software の正しいバージョンがインストールされていることを確認してください。 |
Sun Ray セッションが接続されていません。もう一度試してください。 | 接続済みの有効な Sun Ray セッションから、Windows Connector が起動されていることを確認してください。 |
クライアントの MAC アドレスを取得できません。 | Windows Connector は、Sun Ray 認証マネージャーに接続してクライアントの MAC アドレスを取得することができませんでした。このデーモンが到達可能であることを確認してください。 |
エラー: Sun Ray トークン ID を判別できません。Sun Ray Connector は Sun Ray セッションからのみ起動できます。 | Sun Ray 以外のセッション (telnet またはコンソールなど) から Windows Connector が起動されました。Windows Connector は、接続されたクライアントセッションからのみ起動できます。 |
新しいオーディオデバイスを作成できません。デフォルトのオーディオデバイスを作成してください。 | utaudio は、新しいオーディオデバイスの作成に失敗しました。詳細は、utaudio によって記録されたメッセージを確認してください。Windows Connector は、セッションのデフォルトのオーディオデバイスを使用しようとします。 |
デバイス | Oracle Solaris Trusted Extensions プラットフォームでは、デフォルトのオーディオデバイスが割り当てられていない場合、Windows Connector は新しいオーディオデバイスまたはデフォルトのオーディオデバイスを使用できません。この場合、Windows Connector セッションは続行されますが、オーディオはサポートされません。 |
警告。プリンタの設定は保存されません。Sun Ray Connector を起動する前に utconfig -c を実行して構成を完了してください。 | Windows Connector を起動する前に utconfig -c を実行しないと、Windows システムによって送信されたプリンタの設定は保存されないため、あとで再使用できません。このエラーは致命的なものではありません。セッションの開始は続行されます。 |
Sun Ray Connector プロキシに接続できません。Windows Connector を起動する前に utconfig -c が実行されていることを確認してください。 | プロキシデーモン (uttscpd) が起動していて実行中であることを確認してください。utconfig -c を実行して構成を行う前に Windows Connector を起動すると、Windows Connector プロキシには到達できなくなります。このメッセージは、Oracle Solaris システムでのみ表示されます。 |
Sun Ray Connector を起動できません。 Sun Ray Connector を起動する前に utconfig が実行されていることを確認してください。 | (Sun Ray Software から) utconfig を使用した Sun Ray データストアの構成を行わずに Windows Connector を起動した場合、このコネクタは使用できません。 |