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Oracle® Load Testing Load Testingユーザーズ・ガイド
バージョン9.31
B62626-03
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7 仮想ユーザー表示の使用

仮想ユーザー表示では、実行中の仮想ユーザーの進行状況を監視し、エラーが発生した場合にはそれを表示できます。

仮想ユーザー表示の機能をまとめると、次のとおりです。

7.1 VU表示の開始

仮想ユーザー表示を開始するには、次のようにします。

  1. シナリオを指定します。

  2. シナリオをオートパイロットにサブミットします。

  3. オートパイロットを開始します。

  4. 「ツール」メニューから「VU表示」を選択します。

7.2 メイン・ウィンドウの概要

仮想ユーザー表示のメイン・ウィンドウでは、表示する仮想ユーザー・アクションを選択します。メイン・ウィンドウは次の要素で構成されています。

7.2.1 ツールバーのオプションの概要

仮想ユーザー表示ウィンドウのツールバーには、次のオプションがあります。

VU表示ログを開く: 既存の仮想ユーザーのエラー・ログを開きます。

サーバーからログ・ファイルをダウンロード: 既存のVU表示ログをサーバーからローカル・ドライブにダウンロードします。

表示のクリア: 仮想ユーザー表示をクリアします。

HTMLのレンダリング: 仮想ユーザーがアクセスする実際のページを表示します。

ソースの表示: 仮想ユーザーがアクセスするページのソースHTMLを表示します。

自動モード: ビューアで受信されるときと同じようにページを表示します。

手動モード: 選択したページに仮想ユーザー表示がとどまり、次のページに移動しません。ただしページの収集は続行されます。

リフレッシュ・オン: 仮想ユーザーがアクセスしている新しいページをビューアが収集することを許可します。

リフレッシュ・オフ: 仮想ユーザーがアクセスしている新しいページをビューアが受信しないようにします。

最初のページに移動: 履歴リストの最初のページを表示します。

前のページに移動: 履歴リストの前のページに移動します。

次のページに移動: 履歴リストの次のページに移動します。

最後のページに移動: 履歴リストの最後のページを表示します。

7.2.2 ブラウザ・ペインの概要

ブラウザ・ペインでは、仮想ユーザーがアクセスするページを表示できます。ページの表示と、ページのHTMLソース表示とを切り替えることができます。

画像が履歴リストに別個で含まれるかどうかは、「ダウンロード・マネージャ」設定と、「シナリオ詳細の編集」ダイアログ・ボックスの「ダウンロード・マネージャの使用」オプションで決まります。

7.2.3 履歴リストの概要

VU表示・ウィンドウの履歴リストには、仮想ユーザーがアクセスしたページが表示されます。

手動モードでページを表示するときは、履歴リストで任意のページを選択してブラウザでページを表示することができます。

実行時の履歴リストには、次の列があります。

ID: 履歴エントリの連続するID番号が表示されます。このID番号を使用して、リストから特定のエントリを探し出すことができます。

現在のステップ: 仮想ユーザーによって現在アクセスされているOpenScriptのステップ・グループの名前が表示されます。

URL: 仮想ユーザーがアクセスしているページのUniform Resource Locatorが表示されます。

コンテンツ・タイプ: 仮想ユーザーがアクセスしているページのコンテンツ・タイプ指定が表示されます。

VU-ID: どの仮想ユーザーがページにアクセスしているかが表示されます。

反復: 反復の回数が表示されます。

データバンク: ページからアクセスされているデータが表示されます。

エラー: ページで仮想ユーザーが遭遇したエラーが表示されます。

時間: 仮想ユーザーがページにアクセスした日時が表示されます。

サイズ: 仮想ユーザーがアクセスしているページのファイル・サイズが表示されます。

7.3 仮想ユーザー表示制限の設定

レポート・オプション・ダイアログ・ボックスの「最大合計ストレージ・サイズ」設定を使用すると、負荷テストの任意の時点でVU表示がメモリーとディスク上に保持する合計倍と数を制限することができます。

  1. 「ツール」メニューから「オプション」を選択します。

  2. 「レポート」を選択します。

  3. 「最大合計ストレージ・サイズ」フィールドに新しい値を入力します。

  4. 「適用」をクリックします。

  5. 「OK」をクリックして「オプション」ダイアログ・ボックスを終了します。

7.4 VU表示ログを開く

既存のVU表示ログを開いてVU表示で表示できます。VU表示ログを開くには、次のようにします。

  1. VU表示ログを開くをクリックします。

    サーバーから選択: サーバーに保存されているログ・ファイルを開きます。リストからセッションを選択してください。

    ローカル・マシンから選択: ローカル・マシンに保存されていたログ・ファイルを開きます。「参照」をクリックしてファイルを選択します。

  2. サーバー上とローカル・マシン上のどちらのログ・ファイルを開くかを選択します。

  3. 仮想ユーザー表示で実行するログを選択します。ローカル・マシンからログ・ファイルを開く場合にはパスを入力するか、「参照」をクリックしてファイルまで移動します。

  4. 「OK」をクリックします。

7.5 サーバーからログ・ファイルをダウンロード

VU表示ログ・ファイルを、Oracle Load Testingサーバーからローカルのハード・ドライブにダウンロードできます。ログ・ファイルをダウンロードするには、次のようにします。

  1. ローカルに保存をクリックします。ファイルのダウンロード・ダイアログ・ボックスが表示されます。

  2. 「保存」をクリックします。「名前を付けて保存」ダイアログ・ボックスが表示されます。

  3. ファイルを保存する場所まで移動します。

  4. 「保存」をクリックします。

  5. ダウンロードが完了したら「閉じる」をクリックします。