仮想ユーザー表示では、実行中の仮想ユーザーの進行状況を監視し、エラーが発生した場合にはそれを表示できます。
仮想ユーザー表示の機能をまとめると、次のとおりです。
ページにアクセスし表示したとき、仮想ユーザー再生を表示
選択した仮想ユーザー・ページのみを表示
エラーのあるページのみを表示
仮想ユーザー表示を開始するには、次のようにします。
シナリオを指定します。
シナリオをオートパイロットにサブミットします。
オートパイロットを開始します。
「ツール」メニューから「VU表示」を選択します。
仮想ユーザー表示のメイン・ウィンドウでは、表示する仮想ユーザー・アクションを選択します。メイン・ウィンドウは次の要素で構成されています。
ツールバー
ブラウザ・ペイン
履歴リスト
仮想ユーザー表示ウィンドウのツールバーには、次のオプションがあります。
VU表示ログを開く: 既存の仮想ユーザーのエラー・ログを開きます。
サーバーからログ・ファイルをダウンロード: 既存のVU表示ログをサーバーからローカル・ドライブにダウンロードします。
HTMLのレンダリング: 仮想ユーザーがアクセスする実際のページを表示します。
ソースの表示: 仮想ユーザーがアクセスするページのソースHTMLを表示します。
自動モード: ビューアで受信されるときと同じようにページを表示します。
手動モード: 選択したページに仮想ユーザー表示がとどまり、次のページに移動しません。ただしページの収集は続行されます。
リフレッシュ・オン: 仮想ユーザーがアクセスしている新しいページをビューアが収集することを許可します。
リフレッシュ・オフ: 仮想ユーザーがアクセスしている新しいページをビューアが受信しないようにします。
最初のページに移動: 履歴リストの最初のページを表示します。
前のページに移動: 履歴リストの前のページに移動します。
次のページに移動: 履歴リストの次のページに移動します。
最後のページに移動: 履歴リストの最後のページを表示します。
ブラウザ・ペインでは、仮想ユーザーがアクセスするページを表示できます。ページの表示と、ページのHTMLソース表示とを切り替えることができます。
画像が履歴リストに別個で含まれるかどうかは、「ダウンロード・マネージャ」設定と、「シナリオ詳細の編集」ダイアログ・ボックスの「ダウンロード・マネージャの使用」オプションで決まります。
VU表示・ウィンドウの履歴リストには、仮想ユーザーがアクセスしたページが表示されます。
手動モードでページを表示するときは、履歴リストで任意のページを選択してブラウザでページを表示することができます。
実行時の履歴リストには、次の列があります。
ID: 履歴エントリの連続するID番号が表示されます。このID番号を使用して、リストから特定のエントリを探し出すことができます。
現在のステップ: 仮想ユーザーによって現在アクセスされているOpenScriptのステップ・グループの名前が表示されます。
URL: 仮想ユーザーがアクセスしているページのUniform Resource Locatorが表示されます。
コンテンツ・タイプ: 仮想ユーザーがアクセスしているページのコンテンツ・タイプ指定が表示されます。
VU-ID: どの仮想ユーザーがページにアクセスしているかが表示されます。
反復: 反復の回数が表示されます。
データバンク: ページからアクセスされているデータが表示されます。
エラー: ページで仮想ユーザーが遭遇したエラーが表示されます。
時間: 仮想ユーザーがページにアクセスした日時が表示されます。
サイズ: 仮想ユーザーがアクセスしているページのファイル・サイズが表示されます。
レポート・オプション・ダイアログ・ボックスの「最大合計ストレージ・サイズ」設定を使用すると、負荷テストの任意の時点でVU表示がメモリーとディスク上に保持する合計倍と数を制限することができます。
「ツール」メニューから「オプション」を選択します。
「レポート」を選択します。
「最大合計ストレージ・サイズ」フィールドに新しい値を入力します。
「適用」をクリックします。
「OK」をクリックして「オプション」ダイアログ・ボックスを終了します。
既存のVU表示ログを開いてVU表示で表示できます。VU表示ログを開くには、次のようにします。
VU表示ログを開くをクリックします。
サーバーから選択: サーバーに保存されているログ・ファイルを開きます。リストからセッションを選択してください。
ローカル・マシンから選択: ローカル・マシンに保存されていたログ・ファイルを開きます。「参照」をクリックしてファイルを選択します。
サーバー上とローカル・マシン上のどちらのログ・ファイルを開くかを選択します。
仮想ユーザー表示で実行するログを選択します。ローカル・マシンからログ・ファイルを開く場合にはパスを入力するか、「参照」をクリックしてファイルまで移動します。
「OK」をクリックします。