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Oracle® Database Express Edition 2日で開発者ガイド
11g リリース2 (11.2)
B66463-01
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3 SQL DeveloperによるOracle Database Express Editionの参照

この章の内容は次のとおりです。


注意:

このマニュアルのチュートリアルを行うには、ユーザーHRとして、SQL DeveloperからOracle Database Express Edition (Oracle Database XE)に接続している必要があります。

チュートリアル: HRスキーマ・オブジェクトの表示

このチュートリアルでは、SQL Developerを使用して、HRスキーマに所属するオブジェクトを表示する方法を示します。これをHRスキーマの参照と呼びます。

HRスキーマを参照するには、次の手順を実行します。

  1. ナビゲーション・フレームで、「接続」タブをクリックします。

    「接続」ペインにhr_connアイコンが表示されます。アイコンの左側にはプラス記号(+)があります。

    plussign.gifの説明が続きます。
    plussign.gifの説明

  2. プラス記号をクリックします。

    データベースに接続していない場合は、「接続情報」ウィンドウが開きます。データベースに接続している場合は、hr_connの情報が展開されます(手順3の「「OK」をクリックします」の後の情報を参照)。

  3. 「接続情報」ウィンドウが開かれた場合は、次のようにします。

    1. 「ユーザー名」フィールドに、hrと入力します。

    2. 「パスワード」フィールドに、ユーザーhrのパスワードを入力します。

    3. 「OK」をクリックします。

    hr_connの情報を展開します。プラス記号がマイナス記号に変わり、「hr_conn」アイコンの下に「表」、「ビュー」、「索引」などの項目があるスキーマ・オブジェクト・タイプのリストが表示されます(マイナス記号をクリックすると、hr_connの情報が閉じます。マイナス記号はプラス記号に変わり、リストは非表示になります)。


参照:

  • スキーマ・オブジェクトの型の簡単な説明は、「スキーマ・オブジェクトについて」を参照してください。

  • SQL Developerのユーザー・インタフェースの詳細は、『Oracle Database SQL Developerユーザーズ・ガイド』を参照してください。


チュートリアル: EMPLOYEES表のプロパティとデータの表示

このチュートリアルでは、HRスキーマを参照している場合に、SQL Developerを使用して、HRスキーマにあるEMPLOYEES表のプロパティとデータを表示する方法を示します。

HRスキーマを参照していない場合は、「チュートリアル: HRスキーマ・オブジェクトの表示」の手順を実行した後でこのトピックを再度参照してください。

EMPLOYEES表のプロパティとデータを表示するには、次の手順を実行します。

  1. 「接続」ペインで、「表」を展開します。

    「表」の下に、HRスキーマにある表のリストが表示されます。

  2. EMPLOYEESを選択します。

    Oracle SQL Developerウィンドウの右側フレームの「列」ペインに、この表にあるすべての列のリストが表示されます。各列の右側に、名前やデータ型などのプロパティがあります。(列のすべてのプロパティを参照するには、水平スクロール・バーを右に動かします。)

  3. 右側のフレームで、「データ」タブをクリックします。

    「データ」ペインが表示され、この表にあるすべてのレコードの番号付きリストが表示されます。(さらにレコードを参照するには、垂直スクロール・バーを下へ移動します。さらにレコードの列を参照するには、水平スクロール・バーを右へ移動します。)

  4. 右側のフレームで、「制約」タブをクリックします。

    「制約」ペインが表示され、この表に対するすべての制約のリストが表示されます。各制約の右側には、名前、型、検索条件などのプロパティがあります。(制約のすべてのプロパティを参照するには、水平スクロール・バーを右へ動かします。)

  5. 適切なタブをクリックして、他のプロパティを参照します。


参照:

  • SQL Developerのユーザー・インタフェースの詳細は、『Oracle Database SQL Developerユーザーズ・ガイド』を参照してください。

  • 問合せを使用した表データの表示の詳細は、第4章「表データの選択」を参照してください。