ストレージドライブを準備する (Oracle System Assistant)

Oracle System Assistant RAID 構成タスクを実行することによって、OS インストール用のハードドライブを準備できます。このタスクにより、SGXSAS6INTZ の場合は RAID 0、SG-SAS6–R-REM-Z の場合は RAID 0 または 1 を使用してブート可能なボリュームを作成できます。

始める前に

• インストール方法を設定します:

  • Oracle System Assistant をローカルで実行するための配線方法の詳細は、「サーバーモジュールの配線」を参照してください。

  • ILOM リモートコンソールの設定方法の詳細は、「Oracle ILOM 経由のサーバーモジュールコンソールへのアクセス」を参照してください。

• サポートされている HBA については、「サポートされているホストバスアダプタ」を参照してください。

1. サーバーがスタンバイ電源モードになっていることを確認します。
2. サーバーをブートし、モニターまたはリモートコンソール画面を注視して、F9 キーを押して Oracle System Assistant を起動するように求めるプロンプトが表示されるのを待ちます。
   
3. プロンプトが表示されたら F9 キーを押します。

   「Oracle System Assistant System Overview」画面が表示されます。

   
   
4. 「Configure Hardware」をクリックします。

   「Configure Hardware RAID Configuration」画面が表示されます。

5. 「HBA」ドロップダウンリストから、特定のホストバスアダプタ (HBA) を選択します。

   Sun Blade X3-2B では、次のストレージドライブコントローラをサポートしています:

   • SG-SAS6–REM-Z

   • SG-SAS6–R-REM-Z

   サポートされている HBA の詳細は、「サポートされているホストバスアダプタ」を参照してください。

6. RAID レベルを選択します。

   Oracle System Assistant は、RAID 0 と RAID 1 のみをサポートしています。

7. 「Available Disks」セクションに表示されたリストから、ボリュームに含めるディスクを選択します。
8. 「Create Volume」をクリックします。

   作成されたボリュームが「Created Volumes」セクションのリストに表示されます。

9. 「Volume Details」をクリックします。

   ボリュームの名前を入力します。

10. SG-SAS6–R-REM-Z HBA (Sun Storage 6 Gb SAS PCIe RAID HBA) の場合は、ボリュームをブート可能として設定します。
    • 「Created Volumes」セクションで、今作成したボリュームを選択します。
    • 「Set Volume for Boot」をクリックします。

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      注 - SG-SAS6–REM-Z HBA の場合は、ブートディスクを設定する必要はありません。システム BIOS によって自動的にブート可能なディスクとして認識されます。

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次の手順

次のうち、使用している OS のインストールガイドに示された手順に従って OS をインストールします:

• 『Sun Blade X3-2B (旧 Sun Blade X6270 M3) ESX ソフトウェアインストールガイド』

• 『Sun Blade X3-2B (旧 Sun Blade X6270 M3) Linux オペレーティングシステムインストールガイド』

• 『Sun Blade X3-2B (旧 Sun Blade X6270 M3) Oracle Solaris オペレーティングシステムインストールガイド』

• 『Sun Blade X3-2B (旧 Sun Blade X6270 M3) Oracle VM サーバーインストールガイド』

• 『Sun Blade X3-2B (旧 Sun Blade X6270 M3) Windows オペレーティングシステムインストールガイド』