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Oracle Solaris 11.1 での Image Packaging System を使用したソフトウェアのパッケージ化および配布 Oracle Solaris 11.1 Information Library (日本語) |
通常、パッケージ解除された内容は、それが含まれているディレクトリが削除されると、それへの最後の参照がなくなるため回収されます。
ディレクトリの名前が変更されると、IPS ではこれを古いディレクトリの削除および新しいディレクトリの作成とみなします。ディレクトリが名前変更または削除されるときにディレクトリにまだ存在している編集可能ファイルは回収されます。
古いディレクトリが、新しいディレクトリに移動されるはずの内容 (ログファイルなど) をパッケージ解除している場合は、新しいディレクトリ上で salvage-from 属性を使用します。たとえば、pkgA がディレクトリの名前を /opt/olddata/log から /opt/newdata/log に変更した場合は、この変更を行なった pkgA のバージョンで、/opt/newdata/log を作成する dir アクションに次の属性を含めます。
salvage-from=opt/olddata/log
どの時点でパッケージ解除されたどの内容もすべて、新しい場所に移行されます。
salvage-from 属性については、「ブート環境間で共有されるディレクトリの提供」でもう一度説明されています。