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Oracle Solaris 11.1 デスクトップユーザーズガイド Oracle Solaris 11.1 Information Library (日本語) |
ファイルマネージャーは主に 2 つの方法で拡張できます。ファイルマネージャーの拡張とスクリプトです。
ファイルマネージャーでは、コンピュータ上で実行できるスクリプト言語で記述されたスクリプトを実行できます。スクリプトは通常、完全なファイルマネージャー拡張よりも動作が単純です。スクリプトを実行するには、「ファイル」→「スクリプト」を選択してから、実行するスクリプトをサブメニューから選択します。
特定のファイルでスクリプトを実行するには、ファイルを表示ペインで選択します。「ファイル」→「スクリプト」を選択してから、ファイルで実行するスクリプトをサブメニューから選択します。スクリプトを実行するファイルを複数選択することもできます。コンテキストメニューからスクリプトにアクセスすることもできます。
注 - スクリプトをインストールしていない場合、スクリプトメニューは表示されません。
ファイルマネージャーには、スクリプトを格納できる特殊なフォルダが含まれています。このフォルダ内のすべての実行可能ファイルが「スクリプト」メニューに表示されます。スクリプトフォルダは、$HOME/.gnome2/nautilus-scripts にあります。
スクリプトをインストールするには、スクリプトフォルダにスクリプトをコピーし、ユーザーに実行可能アクセス権を割り当てます。
スクリプトフォルダの内容を表示するには、「ファイル」→「スクリプト」→「このフォルダを開く」を選択します。スクリプトがまだない場合は、ファイルマネージャーを使ってスクリプトフォルダにナビゲートします。スクリプトを表示するために隠しファイルを表示する必要がある場合には、「表示」→「隠しファイルを表示する」を選択します。
ローカルフォルダから実行すると、選択されたファイル名がスクリプトに渡されます。リモートフォルダから実行すると、スクリプトにパラメータは渡されません。
次の表に、スクリプトに渡される変数を示します。
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ファイルマネージャー拡張はシステム管理者によってインストールされます。
一般的なファイルマネージャー拡張をいくつか示します。
nautilus-actions – ファイルタイプに基づいて操作を割り当てることができます。
nautilus-send-to – 電子メール、インスタントメッセージ、または Bluetooth を使ってファイルまたはフォルダを別の場所に送信するための単純な方法を提供します。
nautilus-open-terminal – 選択された開始場所で端末を開くための簡単な方法を提供します。
注 - Open Terminal コマンドを使用するには、nautilus-open-terminal 拡張をインストールする必要があります。