Live Upgrade と ZFS (概要)

第 10 章

Live Upgrade を使用して、UFS ファイルシステムを ZFS ルートプールに移行し、既存の ZFS ルートプールから ZFS ルートファイルシステムを作成できます。

注 - Live Upgrade を使用したブート環境の作成は、Solaris 10 10/08 リリースの新機能です。UFS ファイルシステムに対する Live Upgrade の実行時には、コマンド行パラメータにも Live Upgrade の操作にも変更はありません。UFS ファイルシステムがインストールされているシステムで Live Upgrade を実行する方法については、このドキュメントのパート I「Live Upgrade を使ったアップグレード」を参照してください。

次のセクションで、これらのタスクの概要を説明しています。

「ZFS での Live Upgrade の使用の概要」.
SVM ボリュームを使用した (または使用しない) UFS ファイルシステムの移行。
- 「UFS ファイルシステムから ZFS ルートプールへの移行」
- 「Solaris ボリュームマネージャーボリュームで構成された UFS ファイルシステムの ZFS ルートファイルシステムへの移行」
既存のルートプール内または別のルートプールでの新しい ZFS ブート環境の作成。
- 「同一のルートプール内での新規ブート環境の作成」
- 「別のルートプール上への新規ブート環境の作成」
「現在稼動中のシステム以外のソースからの新規ブート環境の作成」
「非大域ゾーンがインストールされているシステム上への ZFS ブート環境の作成」

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	Oracle Solaris 10 1/13 インストールガイド: Live Upgrade とアップグレードの計画 Oracle Solaris 10 1/13 Information Library (日本語)