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Trusted Extensions 開発者ガイド Oracle Solaris 10 1/13 Information Library (日本語) |
1. Trusted Extensions API およびセキュリティーポリシー
9. Solaris Trusted Extensions ラベル API のための試験的な Java バインディング
このセクションで説明する API を使用するには、次のヘッダーファイルを組み込む必要があります。
#include <Dt/ModLabel.h>
ラベルビルダーの例は、-lDtTsol および -ltsol ライブラリオプションを使用してコンパイルします。
ラベル GUI の作成には、次の API を使用できます。データ型とパラメータのリストは、「対話型ユーザーインタフェースの作成」に記載されています。
tsol_lbuild_create() ルーチンは、GUI を作成し、ユーザーインタフェースに関する情報が含まれる ModLabeldata 型のポインタ変数を返します。この情報は、tsol_lbuild_create() 入力パラメータリストに渡される値、指定されない情報に代わるデフォルト値、およびユーザーインタフェースの作成にラベルビルダーが使用するウィジェットに関する情報の組み合わせです。
LBUILD_WORK_SL および LBUILD_WORK_CLR の操作値はユーザーが指定する入力によって設定されるため、tsol_lbuild_create() には有効ではありません。
tsol_lbuild_get() および tsol_lbuild_set() ルーチンを使用すると、拡張操作と値を取得および設定できます。ただし、これらのルーチンはウィジェット情報には使用できません。この情報は ModLabelData 構造体のフィールドを参照することによって直接アクセスされます。labelbuilder(3TSOL) のマニュアルページを参照してください。
tsol_lbuild_destroy() ルーチンは、tsol_lbuild_create() ルーチンによって返される ModLabelData 構造体を破棄します。
tsol_lbuild_get() ルーチンは、tsol_lbuild_create() によって作成され ModLabelData 構造体に格納されるユーザーインタフェース情報にアクセスします。
tsol_lbuild_set() ルーチンは、tsol_lbuild_create() によって作成され ModLabelData 構造体に格納されるユーザーインタフェース情報を変更します。LBUILD_WORK_SL および LBUILD_WORK_CLR の操作値はユーザーが指定する入力によって設定されるため、tsol_lbuild_set() には有効ではありません。