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Oracle Solaris チューニング可能パラメータリファレンスマニュアル     Oracle Solaris 10 1/13 Information Library (日本語)
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ドキュメントの情報

はじめに

1.  Oracle Solaris システムのチューニングの概要

Oracle Solaris システムチューニングの新機能

Solaris 10 リリースでの Oracle Solaris システムのチューニング

デフォルトのスタックサイズ

System V IPC 構成

NFSv4 パラメータ

追加または変更された TCP/IP パラメータ

IP 転送に関する変更

SPARC: 変換記憶バッファー (TSB) パラメータ

SCTP チューニング可能パラメータ

Oracle Solaris システムのチューニング

チューニング可能パラメータの説明形式

Oracle Solaris カーネルのチューニング

/etc/system ファイル

例 - /etc/system でのパラメータの設定

適正でない値からの復元

kmdb コマンド

mdb コマンド

例 - mdb を使用した情報の表示

Oracle Solaris の特殊な tune および var 構造体

Oracle Solaris システム構成情報の表示

sysdef コマンド

kstat ユーティリティー

2.  Oracle Solaris カーネルチューニング可能パラメータ

3.  Oracle Solaris ZFS チューニング可能パラメータ

4.  NFS チューニング可能パラメータ

5.  インターネットプロトコル群のチューニング可能パラメータ

6.  システム機能のパラメータ

A.  チューニング可能パラメータの変更履歴

B.  このマニュアルの改訂履歴

索引

Oracle Solaris システム構成情報の表示

システム構成情報を調べるツールはいくつかあります。ツールによっては、スーパーユーザー権限が必要です。それ以外のツールは、一般ユーザーの権限で実行できます。動作中のシステム上で mdb を使うか、あるいは kmdb でブートし、カーネルデバッガですべての構造体やデータアイテムを調べることができます。

詳細は、mdb(1) または kadb(1M) のマニュアルページを参照してください。

sysdef コマンド

sysdef コマンドは、メモリーとプロセスのリソース制限の値、および tune 構造体と v 構造体の一部を提供します。たとえば、16G バイトのメモリーを備えた SPARC システムの sysdef 「チューニング可能パラメータ」セクションは、次のとおりです。

20840448        maximum memory allowed in buffer cache (bufhwm)
   15898        maximum number of processes (v.v_proc)
      99        maximum global priority in sys class (MAXCLSYSPRI)
   15893        maximum processes per user id (v.v_maxup)
      30        auto update time limit in seconds (NAUTOUP)
      25        page stealing low water mark (GPGSLO)
       1        fsflush run rate (FSFLUSHR)
      25        minimum resident memory for avoiding deadlock (MINARMEM)
      25        minimum swapable memory for avoiding deadlock (MINASMEM)

詳細は、sysdef(1M) のマニュアルページを参照してください。