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Oracle Solaris チューニング可能パラメータリファレンスマニュアル Oracle Solaris 10 1/13 Information Library (日本語) |
1. Oracle Solaris システムのチューニングの概要
Solaris 10 リリースでの Oracle Solaris システムのチューニング
Oracle Solaris の特殊な tune および var 構造体
2. Oracle Solaris カーネルチューニング可能パラメータ
3. Oracle Solaris ZFS チューニング可能パラメータ
このセクションでは、Oracle Solaris 10 リリースで追加または変更されたパラメータについて説明します。
Oracle Solaris 10 1/13: Oracle Solaris ZFS チューニング可能パラメータ情報は、第 3 章Oracle Solaris ZFS チューニング可能パラメータにあります。
Oracle Solaris 10 8/11: 以前 /etc/system ファイルで設定していた rstchown パラメータは廃止されています。このパラメータを /etc/system ファイルで設定すると、次のエラーメッセージが表示されます。
sorry, variable 'rstchown' is not defined in the 'kernel'
このパラメータは ZFS rstchown ファイルシステムプロパティーおよび一般ファイルシステムのマウントオプションに置き換えられました。詳細は、『Oracle Solaris ZFS 管理ガイド』および mount(1M) を参照してください。
Oracle Solaris 10 8/11: このリリースには ngroups_max パラメータの説明が含まれています。詳細は、「ngroups_max」を参照してください。
Solaris 10 10/09: このリリースには、zfs_arc_min および zfs_arc_max パラメータに関する記述が含まれます。詳細は、「zfs_arc_min」および 「zfs_arc_max」を参照してください。
Solaris 10 10/09: このリリースでは、メモリー近傍性グループのパラメータが提供されます。これらのパラメータについての詳細は、「近傍性グループのパラメータ」を参照してください。
Solaris 10 5/08: 「SPARC システム固有のパラメータ」セクションの変換格納バッファーのパラメータがより適切な情報を提供するように改訂されました。このリリースでは、次のパラメータが変更されています。
Solaris 10 8/07: パラメータの情報が sun4v システムを含むように更新されています。詳細は、次のマニュアルページを参照してください。
Solaris 10 8/07: IP インスタンスプロジェクトによって、ゾーンを排他的 IP ゾーンとして構成し、一部の LAN または VLAN からそのゾーンへの排他的アクセスを割り当てることができます。
以前の共有 IP ゾーンの動作が、引き続きデフォルトの動作になっています。排他的 IP ゾーンとは、TCP/IP チューニング可能パラメータを含む TCP/IP の状態およびポリシーが、すべての面において排他的に IP ゾーン単位になっていることを意味します。
IP インスタンス機能の導入によって、次に挙げる TCP パラメータは PRIV_SYS_NET_CONFIG 特権を必要とするため、大域ゾーンでのみ設定可能になります。
その他の TCP、IP、SCTP パラメータおよびルートメトリックは、PRIV_SYS_IP_CONFIG 特権のみを必要とします。各排他的 IP ゾーンは、これらのパラメータを独自のセットで制御します。共有 IP ゾーンでは、TCP、IP、SCTP、およびルートパラメータは大域ゾーンによって制御されます。これは、これらのパラメータの設定が大域ゾーンとすべての共有 IP ゾーン間で共有されるためです。
Solaris ゾーンでの IP インスタンスの使用の詳細は、『Oracle Solaris の管理: Oracle Solaris コンテナ - リソース管理と Oracle Solaris ゾーン』を参照してください。