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この項では、ターゲット環境でz/OS JCL文に対応するものを発見する方法を説明します。それらのものには、バッチ・ランタイム関数を参照しているものや、UNIXまたはTuxedoの機能を直接活用しているものがあります。場合によっては、対応するものがなく、代替ソリューションが必要になる場合があります。
このドキュメントはz/OS JCLについて説明することを目的としていないため、JCL文の説明はすべて、 z/OS Internet Libraryを参照してください。
次の表に、JCLカードのパラメータと、バッチ・ランタイムでそれに関連するコマンドを示します。
DATACLASパラメータは、WB JCLレベルでのみ考慮されます。
z/OSから抽出されたDATACLASS情報を使用すると、WB JCL はm_FileAssign関数(またはIDCAMS DEFINEコマンド内のDATACLASパラメータからm_FileBuild関数)を更新します。
自動再起動(ステップまたはチェックポイント)および遅延チェックポイント再起動などの他のタイプは管理されません。
ジョブの遅延ステップ再起動は、m_JobBegin関数をジョブ手順を含む-rパラメータを使用してコーディングし、ジョブを再送信することによって発生します。
ストリーム内ファイルは、-i
パラメータを伴うm_FileAssign
関数を使用してサポートされています。
ファイル(またはストリーム内ファイル)の連結は、-C
パラメータを伴うm_FileAssign
関数を使用してサポートされています。
m_FileAssign
関数によって管理されるファイルには、m_FileOverride
関数を使用します。
m_OutputAssign
関数によって管理されるファイルには、m_OutputOverride
関数を使用します。
ファイルに格納されているコマンドを実行するには、m_UtilityExec
関数を使用します。
次の表では、Oracle Tuxedo Application Rehosting Workbenchおよびバッチ・ランタイムでサポートされているJES2の制御文およびパラメータについて説明しています。
ILBOABNO
の実装は、MicroFocusとCOBOL-ITで異なります。
Microfocusには、exitルーチンを登録するメカニズムがあります。このルーチンは、ABEND
ルーチンがstop run
を呼び出すときに自動的に呼び出されます。登録されているコールバック関数が消去を完了した後、stop run
がプロセスを終了します。
COBOL-ITにはこのようなメカニズムはありません。COBOL-IT用のABEND
ルーチンでは、前述の関数が明示的に呼び出され、stop run
が呼び出されて、プロセスがILBOABNO
で直接終了します。
ILBOABNO.cbl
のソースは、Batch_RT/ejr/SAMPLE
ディレクトリにあります。
syncsort
ユーティリティの使用時には、いくつかの制限があります。
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