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Oracle® Exalogic Elastic Cloudマシン・オーナーズ・ガイド
リリース2.0.6.4
B71906-08
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11.5 Oracle Solaris: VNICの作成およびVLANとの関連付け

VNICをVLANに関連付ける場合、MACアドレスをマッピングする際に、VLAN識別子を用意する必要があります。

VNICを作成してVLANに関連付けるには、次の例の手順に従います。

  1. ゲートウェイ・スイッチのCLIで、rootとして、OSのバージョンに従い次のいずれかの手順を完了します。

    この手順では、eoib0などのVNICが作成されます。

  2. Oracle Solarisでは、VLANタグ付きのVNICは、Oracle Solaris計算ノードからのみ作成できます。OSのバージョンに従い次のいずれかの手順を実行します。
  3. OSのバージョンに従い次のいずれかの手順を実行して、VNICが作成されたことを確認します。
  4. ゲートウェイ・スイッチのCLIで、rootとして次のコマンドを実行し、VNICを検証します。

    # showvnics

    次のメッセージが表示されます。

    ID  STATE    FLG  IOA_GUID            NODE    IID    MAC    VLN    PKEY    GW
    --- --------  --- ----------------------- ---------- ---- -------------
    0   UP       N    00:21:28:00:01:A0:A6:95  computenode1  EL-C  192.168.10.29 0000  62:C0:A0:A8:01:05  NO  ffff   1A-ETH-3
    1   UP       H    00:21:28:00:01:A0:A6:95  computenode1  EL-C  192.168.10.29 8001  62:C0:A0:A8:01:02  10  ffff   1A-ETH-3
    2   UP       H    00:21:28:00:01:A0:A6:95  computenode1  EL-C  192.168.10.29 8002  62:C0:A0:A8:01:03  11  ffff   1A-ETH-3
    

    ID 0のVNICが、作成済のネットワーク管理VNIC(「Oracle SolarisでのEthernet Over InfiniBand(EoIB)の設定」の手順に従って作成されたもの)に対応していることに注意してください。新しい2つのホスト管理インタフェースは、ID1および2(それぞれVLAN10および11に対応する)のものです。

    ヒント:

    インタフェースの作成後は、dladmコマンドを実行して、計算ノードにおけるMACアドレスを検証できます。たとえば、新しいインフラストラクチャおよびそのMACアドレスを確認するためには、VNICが作成されたOracle Solaris計算ノード上で次のコマンドを実行します。

    # dladm show-vnic eoib0_v10

    このコマンドの出力にはMACアドレスが示されますが、これはVNIC用に定義したMACアドレスです。

  5. 高可用性を確保するために、VNICインタフェースをOracle Solaris上のIPMPグループに構成する場合、OSのバージョンに従い次のいずれかの手順を実行します。