VNICをVLANに関連付ける場合、MACアドレスをマッピングする際に、VLAN識別子を用意する必要があります。
VNICを作成してVLANに関連付けるには、次の例の手順に従います。
root
として、OSのバージョンに従い次のいずれかの手順を完了します。「Oracle Solaris 11.1でのEthernet Over InfiniBandの設定」で説明する手順1から15を実行します
「Oracle Solaris 11.2でのEthernet Over InfiniBandの設定」で説明する手順1から13を実行します
この手順では、eoib0
などのVNICが作成されます。
「Oracle Solaris 11.1でのEthernet Over InfiniBandの設定」の手順16を実行します
「Oracle Solaris 11.2でのEthernet Over InfiniBandの設定」の手順10および手順13を実行します
「Oracle Solaris 11.1でのEthernet Over InfiniBandの設定」の手順17を実行します
「Oracle Solaris 11.2でのEthernet Over InfiniBandの設定」の手順10の2番目のコマンドを実行します
# showvnics
次のメッセージが表示されます。
ID STATE FLG IOA_GUID NODE IID MAC VLN PKEY GW --- -------- --- ----------------------- ---------- ---- ------------- 0 UP N 00:21:28:00:01:A0:A6:95 computenode1 EL-C 192.168.10.29 0000 62:C0:A0:A8:01:05 NO ffff 1A-ETH-3 1 UP H 00:21:28:00:01:A0:A6:95 computenode1 EL-C 192.168.10.29 8001 62:C0:A0:A8:01:02 10 ffff 1A-ETH-3 2 UP H 00:21:28:00:01:A0:A6:95 computenode1 EL-C 192.168.10.29 8002 62:C0:A0:A8:01:03 11 ffff 1A-ETH-3
ID 0
のVNICが、作成済のネットワーク管理VNIC(「Oracle SolarisでのEthernet Over InfiniBand(EoIB)の設定」の手順に従って作成されたもの)に対応していることに注意してください。新しい2つのホスト管理インタフェースは、ID1
および2
(それぞれVLAN10
および11
に対応する)のものです。
ヒント:
インタフェースの作成後は、dladm
コマンドを実行して、計算ノードにおけるMACアドレスを検証できます。たとえば、新しいインフラストラクチャおよびそのMACアドレスを確認するためには、VNICが作成されたOracle Solaris計算ノード上で次のコマンドを実行します。
# dladm show-vnic eoib0_v10
このコマンドの出力にはMACアドレスが示されますが、これはVNIC用に定義したMACアドレスです。
「Oracle Solaris 11.1でのEthernet Over InfiniBandの設定」の手順18を実行します。
「Oracle Solaris 11.2でのEthernet Over InfiniBandの設定」の手順14を実行します。