ECUを使用すると、Exalogicマシンの初期構成を実行して、そのマシンを既存ネットワークに接続できます。ECUでは、すべての初期構成手順が実行されるわけではありません。詳細は、「Exalogicマシンの初期ネットワーク構成」を参照してください。
ECUは、初期構成を実行する前に、Exalogicマシンの現在の状態を確認します。
製造時のExalogicマシンは、次のデフォルト・ネットワーク・トポロジで構成されています。
NET0
、ILOM
およびBOND0
(IPoIB)インタフェースを持つ計算ノードおよびストレージ・ヘッド
ILOM
インタフェースを持つSun Network QDR InfiniBandゲートウェイ・スイッチ
注意:
Exalogicのフル・ラック・マシンおよびハーフ・ラック・マシンに組み込まれているSun Datacenter InfiniBand Switch 36は、デフォルトでは接続されておらず、構成されていません。このスイッチは、マルチラック構成シナリオでのみ使用されます。詳細は、「マルチラック構成のSun Datacenter InfiniBand Switch 36の使用」を参照してください。
また、デフォルトでは、Cisco社製イーサネット管理スイッチは構成されていません。
イーサネット接続用にVNICを構成する方法については、「Ethernet Over InfiniBandの構成」を参照してください。