レポートは、アセット・ライフサイクルの全段階に関する洞察を提供します。ジョブ履歴、ファームウェア、OS更新についてさらに詳細な情報を収集して、その情報をCSVまたはPDF出力にエクスポートできます。問題レポートは、HTMLにエクスポートします。
Enterprise Manager Ops Centerでは次のレポートを作成できます。
問題レポート
問題レポートは、特定の管理対象アセットの問題詳細、または特定の問題についての詳細情報をまとめたものです。これらのレポートをHTML出力にエクスポートできます。サマリー・レポートは、検出された問題の履歴の説明を提供します。特定の重大度レベル、ステータス、問題タイプ、または問題によって影響を受けるアセット・グループに対して、特定の期間のレポートを作成できます。これらのレポートは、傾向分析およびパターンの識別(その後、対策を講じることができる)を実行する際に非常に有用です。
ファームウェア・コンプライアンス・レポート
ファームウェア・コンプライアンス・レポートにより、データ・センター全体にわたり一貫したファームウェア・バージョンを維持できます。ファームウェア・レポートのいずれかをレポートに関連付けてから、ファームウェア・コンプライアンス・レポートを実行して、アセット上のファームウェアがファームウェア・プロファイルの仕様と適合するかどうかを判別できます。アセットに、プロファイル内で識別されたファームウェア・バージョンが含まれない場合は、レポートからファームウェアを更新できます。
サーバー・プロビジョニング・レポート
履歴サーバー・プロビジョニング・アクションのレポートを取得します。この簡単な非定型レポートを実行して、指定された期間にわたって発生した、デプロイ計画のプロビジョニング・アクティビティに関する詳細を取得します。プロビジョニング・ジョブを実行したユーザー、選択されたプロファイルおよび最終結果を含む、アクティビティについての特別な情報を取得します。
システム情報レポート
システム情報レポートを実行して、計算ノード、シャーシ、論理ドメイン、グローバル・ゾーンおよび非グローバル・ゾーンなど、様々なリソース・タイプについての情報を取得します。システム情報レポートには、ターゲットの現在の構成についての情報が表示されます。
注意:
レポートの使用方法の詳細は、Oracle Enterprise Manager Ops Center 11gドキュメントのユーザーに関する項のレポートに関するトピックを参照してください。この項では、次のタスクについて説明します。
グラフの作成
システム情報レポートの作成
レポートの更新
問題レポートの作成