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Oracle® Exalogic Elastic Cloudマシン・オーナーズ・ガイド
リリース2.0.6.4
B71906-08
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11.3 イーサネット・コネクタへのVLAN識別子のタグ付け

ゲートウェイ・スイッチ上のイーサネット・コネクタにVLAN識別子をタグ付けするには、VLANが関連付けられるゲートウェイ・スイッチで、createvlanコマンドを実行する必要があります。

この手順では、次のものをマッピングします。

  • Sun Network QDR InfiniBandゲートウェイ・スイッチ上のイーサネット・コネクタ(0A-ETH-1から0A-ETH-4および1A-ETH-1から1A-ETH-4)

  • VLAN ID (2から4094)

  • InfiniBandのパーティション・キー(0xFFFF)

注意:

Exalogicではデフォルトのパーティションを使用しますが、そのパーティション・キーは0xFFFFです。1つのイーサネット・コネクタには、複数のVLANを関連付けることができます。

たとえば、VLAN識別子10および11を、同一のイーサネット・コネクタ1A-ETH-3に関連付けることができます。

そのためには、次の例のようにcreatevlanコマンドを実行します。

  1. ゲートウェイ・スイッチ・インタフェースにrootとしてログインし、次のコマンドを実行します。

    # createvlan 1A-ETH-3 -VLAN 10 -PKEY default

    ここで1A-ETH-3はゲートウェイ・スイッチのイーサネット・コネクタ、10はVLAN識別子、defaultはExalogicで使用されるパーティション・キーです。

    # createvlan 1A-ETH-3 -VLAN 11 -PKEY default

    ここで1A-ETH-3はイーサネット・コネクタ、11はVLAN識別子、defaultはExalogicで使用されるパーティション・キーです。

    Oracle Solarisの計算ノードを使用している場合、ゲートウェイ・スイッチで次のコマンドを実行して、タグなしトラフィック用のコネクタも有効にします。

    # createvlan 1A-ETH-3 -VLAN -1 -PKEY default

  2. 検証するには、次のコマンドを実行します。

    # showvlan

    次の情報が表示されます。

    Connector/LAG    VLN    PKEY
    --------------   ---   -----
    1A-ETH-3           0    ffff
    1A-ETH-3          10    ffff
    1A-ETH-3          11    ffff
    

    ヒント:

    詳細は、「シナリオ例」を参照してください。