Exalogicマシンでは、次のネットワークが使用されます。
管理ネットワーク
クライアント・アクセス・ネットワーク
InfiniBandプライベート・ネットワーク(IPoIB)
InfiniBandプライベート・ネットワークは、Exalogicマシンに完全に組み込まれているルーティング不可のネットワークで、既存のネットワークには接続しません。このネットワークは、インストール時に自動的に構成されます。
注意:
すべてのネットワークは、他とは異なる個別のサブネット上にある必要があります。
すべてのIPアドレスは、動的に割り当てられる(DHCP)アドレスではなく、静的に割り当てられるIPアドレスである必要があります。
この項では、次のワークシートについて説明します。
表6-5は、全般的なネットワーク構成ワークシートです。このワークシートに記入してオラクル社の担当者に提出するか、Exalogicマシンの初期構成を完了するための参照用に使用してください。このワークシートに入力した情報は、Oracle Exalogic構成ユーティリティ
への入力として使用されます。このワークシートには、データ入力を必要とする、Exalogicコンフィギュレータ・スプレッドシートのフィールドが含まれます。
表6-5 全般的なネットワーク構成ワークシート
項目 | 入力値 | 説明および例 |
---|---|---|
ドメイン名 |
会社のネットワーク・ドメイン名。 例: abc.example.com |
|
地域 |
Exalogicマシンが置かれる国の名前。 |
|
タイムゾーン |
有効なタイムゾーン。 |
|
ドメイン・ネーム・サーバーのIPアドレス |
1つ以上のネットワーク・ネーム・サーバー(最大4つのサーバー)のIPアドレス。 例: 10.25.45.123、10.25.45.125 |
|
NTPサーバー |
1つ以上のネットワーク・タイム・プロトコル・サーバー(最大4つのサーバー)のIPアドレス。 例: 10.12.13.14、10.12.13.15 |
|
検索ドメイン |
名前参照の検索ドメインのリスト(最大4つのドメイン)。 例: example.com、example.org |
|
デフォルト・ゲートウェイ |
会社のデフォルト・ゲートウェイのIPアドレス。 例: 10.203.72.2 |
管理ネットワークは、Exalogicマシンのすべてのコンポーネントの管理作業で使用します。このネットワークは、すべての計算ノード上のNET0
(Oracle Solarisではigb0
)ネットワーク・インタフェース、Integrated Lights Out Manager (ILOM)、ストレージ・アプライアンスのサーバー・ヘッドおよびInfiniBandゲートウェイ/スイッチを、ラック内のCisco社製イーサネット・スイッチに接続します。
Exalogicマシンで提供されているCisco社製イーサネット・スイッチでは、インストール時に最低限の構成が行われます。最低限の構成ではIPルーティングが無効化され、次のものが設定されます。
NET0
(Oracle Solarisではigb0
)の最初の管理IPアドレス、サブネット・マスクおよびゲートウェイ
ILOMの最初のIPアドレス、サブネット・マスクおよびゲートウェイ
ご使用の環境でスイッチが正しく動作するために、複数の仮想Local Area Network (VLAN)の定義やルーティングの有効化など、追加の構成が必要とされる場合がありますが、これはインストール・サービスの範囲外となります。追加の構成が必要な場合は、Exalogicマシンのインストール時に、ネットワーク管理者が必要な構成手順を実行する必要があります。
表6-6は、管理ネットワーク構成ワークシートです。このワークシートに記入してオラクル社の担当者に提出するか、Exalogicマシンの初期構成を完了するための参照用に使用してください。このワークシートに入力した情報は、Oracle Exalogic構成ユーティリティ
への入力として使用されます。このワークシートには、データ入力を必要とする、Exalogicコンフィギュレータ・スプレッドシートのフィールドが含まれます。
表6-6 管理ネットワーク構成ワークシート
項目 | 入力値 | 説明および例 |
---|---|---|
最初の管理IPアドレス または 最初のILOM IPアドレス |
管理/ネットワーク・インタフェースで使用される、順次範囲内の最初のIPアドレス。このネットワークは、Exalogicマシン上の他のすべてのネットワークとは異なる必要があります。 例: 10.204.74.100 |
|
サブネット・マスク |
管理ネットワーク用のサブネット・マスク。 例: 255.255.248.0 |
|
ゲートウェイIPアドレス |
管理ネットワーク用のゲートウェイIPアドレス。 例: 10.204.72.1 |
クライアント・アクセス・ネットワークは、Exalogic計算ノードへのクライアント・アクセスに使用されます。表6-7は、クライアント・アクセス・ネットワーク構成ワークシートです。このワークシートに記入してオラクル社の担当者に提出するか、Exalogicマシンの初期構成を完了するための参照用に使用してください。このワークシートに入力した情報は、Oracle Exalogic構成ユーティリティ
への入力として使用されます。このワークシートには、データ入力を必要とする、Exalogicコンフィギュレータ・スプレッドシートのフィールドが含まれます。
表6-7 クライアント・アクセス・ネットワーク構成ワークシート
項目 | 入力値 | 説明および例 |
---|---|---|
最初のクライアント・アクセスIPアドレス( |
クライアント・アクセス・ネットワーク・インタフェースで使用される、順次範囲内の最初のIPアドレス。このネットワークは、Exalogicマシン上の他のすべてのネットワークとは異なる必要があります。 詳細は、「IPアドレス要件」を参照してください。 |
|
サブネット・マスク |
クライアント・アクセス・ネットワーク用のサブネット・マスク。 例: 255.255.252.0 |
|
ゲートウェイIPアドレス |
クライアント・アクセス・ネットワーク用のゲートウェイIPアドレス。 例: 172.16.8.1 |
プライベートInfiniBandネットワークは、プロセッサ間通信、ネットワークおよびストレージのファブリック統合のために使用されます。クラスタおよびストレージ・トラフィック向けに最適化されています。表6-8は、クライアント・アクセス・ネットワーク構成ワークシートです。このワークシートに記入してオラクル社の担当者に提出するか、Exalogicマシンの初期構成を完了するための参照用に使用してください。このワークシートに入力した情報は、Oracle Exalogic構成ユーティリティ
への入力として使用されます。このワークシートには、データ入力を必要とする、Exalogicコンフィギュレータ・スプレッドシートのフィールドが含まれます。
表6-8 プライベートInfiniBandネットワーク構成ワークシート
項目 | 入力値 | 説明および例 |
---|---|---|
最初のプライベートInfiniBand IPアドレス( |
プライベートInfiniBandネットワーク・インタフェースで使用される、順次範囲内の最初のIPアドレス。このネットワークは、Exalogicマシン上の他のすべてのネットワークとは異なる必要があります。 詳細は、「IPアドレス要件」を参照してください。 |
|
サブネット・マスク |
プライベートInfiniBandネットワーク用のサブネット・マスク。 例: 255.255.192.0 |
|
ゲートウェイIPアドレス |
プライベートInfiniBandネットワーク用のゲートウェイIPアドレス。 例: 172.16.8.2 |