1.4 マルチラック配線の作業

マルチラックで運用するExalogicマシン・ラックの配線を行う前に、システム構成を把握し、システムの設置に関する前提条件の情報をすべて取得する必要があります。すべてのExalogicマシン・ラックが適切に設置され検証されていることが前提となります。ExalogicマシンをExadataデータベース・マシンに接続する場合は、ExalogicマシンとExadataデータベース・マシンの両方が設置され検証されている必要があります。

このガイドの手順では、ラックが互いに隣り合って配置されていることを仮定しています。

Exalogicマシンの設置を開始する前に、設置前の計画を実施してください。『Oracle Exalogic Elastic Cloudマシン・オーナーズ・ガイド』のチェックリストを完了します。『Oracle Exalogic Elastic Cloudマシン・オーナーズ・ガイド』に記載されている施設のスペース、アクセス経路、電源、アース接続、通気およびネットワークの要件を確認してください。

配線サービスを初期の設置時に実行する場合はExalogicマシン・ラックを設置します。Exalogicマシンを設置するには、『Oracle Exalogic Elastic Cloudマシン・オーナーズ・ガイド』の手順に従ってください。設置を開始する前に、このガイドをすべてお読みになり、すべての安全上の注意事項に従ってください。

設置の手順を完了したら、次の順序でマルチラック配線の作業を行います。