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Oracle® Exalogic Elastic Cloud管理者ガイド
リリースEL X2-2、X3-2、X4-2およびX5-2
B71910-08
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RPMの追加

この項では、既存のExalogic VMイメージにRPMを追加する方法について説明します。次のトピックが含まれます:

modifyjeosを使用してRPMを追加する方法

注意:

LVMベース・テンプレートでmodifyjeosは機能しません。そのようなテンプレートの場合は、「手動でRPMを追加する方法」で説明されている手動の方法を使用してください。

modifyjeosを使用してRPMを追加するには、次のステップを完了します。

  1. 新しいRPMの名前を、addrpms.lstなどのリスト・ファイルに追加します。このファイル内では、新しいRPMをそれぞれ別の行にリストします。
  2. 新しいRPMがすべて単一のディレクトリ(rpmsなど)内にあることを確認します。
  3. 次のコマンドを実行して、新しいRPMを追加します。

    # modifyjeos -f System.img -a <path_to_addrpms.lst> -m <path_to_rpms> -nogpg

    このコマンドで、<path_to_addrpms.lst>は、addrpms.lstファイルのある場所へのパスです。また、<path_to_rpms>は、RPMを含むディレクトリへのパスです。-nogpgオプションを使用すると、RPMの署名確認が省略されます。

手動でRPMを追加する方法

手動でRPMを追加するには、次のステップを完了します。

  1. VMが実行されていないことを確認します。
  2. System.imgファイルをマウントします。 詳細は、「System.imgのマウント」を参照してください。
  3. 次のコマンドを実行して、マウント済のイメージにRPMをインストールします。

    # chroot <path_to_mounted_System.img> /bin/bash -c 'rpm -i <path_to_rpm>'

    このコマンドで、<path_to_mounted_System.img>は、マウント位置へのパスです。また、<path_to_rpm>は、RPMファイルへのパスです。RPMファイルがSystem.imgのマウント・ディレクトリ内にあることを確認します。

  4. System.imgファイルをアンマウントします。 詳細は、「System.imgのアンマウント」を参照してください。