この項には次のトピックが含まれます:
Cloud Admin
ユーザーとしてExalogic Controlコンソールにログインします。このユーザー・ロールの詳細は、「クラウド管理ユーザーの作成」を参照してください。
「vServerタイプ」で説明しているように、Exalogic vDCでは特定のデフォルトのシステム定義vServerタイプを使用できます。
Cloud Admin
ロールを持つユーザーは、次のように追加のvServerタイプを作成できます。
Exalogic Systems Admin
として、外部EoIBネットワークを作成することで、Exalogic vDC内で異なるクラウド・アカウントのパブリック・トラフィックを分離できます。
Exalogic Controlを使用して外部EoIBネットワークを作成する前に、ネットワーク管理者から次の情報を収集します。
作成している新しいネットワークのIPアドレス
ネットワークを作成するEoIBファブリックのVLAN ID
次の手順の例では、Exalogic Controlで外部EoIBネットワークを作成する方法が示されています。
Oracle Exalogic Control BUIにELAdmin
ユーザーとしてログインします。
左側のナビゲーション・ペインで、「Networks」をクリックします。ナビゲーション・ペインでdefault
ドメインを選択します。
「Actions」ペインで「Define Network」をクリックします。
ネットワークの定義ウィザードが開始します。
次の情報を入力します。
「Network IP (CIDR Format)」フィールドに、クラスレス・ドメイン間ルーティング(CIDR)形式でネットワークのIPアドレスを入力します。たとえば、206.13.1.48/25
と入力します。
注意:
CIDRアドレスには標準の32ビットのIPアドレスが含まれ、これによってネットワーク接頭辞に使用するビット数が示されます。たとえば、CIDRアドレスが206.13.1.48/25
の場合は、/25
の値によって、一意のネットワークの識別に最初の25ビットを使用することが示されます。残りのビットは特定のホストの識別に使用できます。
「Network IP (CIDR Format)」フィールドに指定するネットワークが、別のEoIBネットワークで使用されていないことを確認してください。同じVLAN IDを使用して複数のEoIBネットワークを作成しないでください。
「Gateway」フィールドに、対応するゲートウェイ・アドレスを入力します。たとえば、206.13.1.100です。
デフォルトのMTU値である1500
は変更しないでください。
「Network Name」フィールドに名前を入力します。たとえば、public_eoib1
と入力します
「Next」をクリックします。
「Assign Fabric」画面が表示されます。
Exalogic EoIB Fab...という名前のファブリックを選択します。
「VLAN ID」フィールドに、ファブリックのVLAN IDを入力します。ネットワーク管理者によって指定されたVLAN IDを使用します。EoIBファブリックのデフォルトのVLAN IDがタグ付けされていない場合は、-1
を入力します。
「Next」をクリックします。
「Specify Managed Address Ranges」画面が表示されます。
ステップ4で指定したIPアドレスとサブネットに基づいて、vServerで使用可能なIPアドレスの範囲を指定します。
+をクリックして、アドレス範囲と任意の除外を指定します。ネットワーク管理者から指定されているIPアドレスを定義します。たとえば、「From IP Address」フィールドに206.13.01.125
と入力します。
注意:
この範囲は、ネットワークの作成後も変更できます。
範囲と除外を指定したら、「Next」をクリックします。
「Specify Static Routes」画面が表示されます。値の入力または変更はしないでください。
「Next」をクリックします。
「Specify Network Services」画面が表示されます。
Exalogicラック以外からこのネットワークに関連付けられたvServerに、そのホスト名を使用してアクセスするには、次の手順を実行します。
「DNS Domain Name」フィールドに、DNSサーバーのドメイン名を入力します。
「DNS Servers」フィールドに、DNSサーバーを入力します。複数のDNSサーバーを追加する場合は、プラス・ボタン(+)をクリックします。
注意:
それ以外の値を入力したり変更をしないでください。
「Next」をクリックします。
「Summary」画面が表示されます。
サマリーを確認し、「Finish」をクリックします。
ネットワークが作成されると、public_eoib1
などの新しい外部EoIBネットワークがナビゲーション・ペインの「Networks」の下にリストされます。名前をクリックして、ネットワークを検証します。
この項には次のトピックが含まれます:
アカウントにクラウド・ユーザーを追加して、アカウントに割り当てられたリソースを使用する権限を付与できます。クラウド・ユーザーの追加は、アカウントの作成中またはアカウントの作成後に実行できます。
アカウントの作成後にクラウド・ユーザーを追加するには、次のステップを完了します。
クラウド・ユーザーのアクションが実行された後、Cloud Admin
ユーザーは、vDC内の新しいプライベートvNetやストレージの可用性を検証およびモニターできます。また、Cloud Admin
ユーザーは、CPU、メモリー、ストレージの割当ておよび使用状況メトリックを検証できます。