Oracle® Real User Experience Insightインストレーション・ガイド 12c リリース2 (12.1.0.3) for Linux x86-64 B70759-01 |
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この付録では、ruei-check.sh
スクリプトによって実行されるチェックについて詳しく説明します。インストールの成功を検証し、インストール上の問題のトラブルシューティングを行うには、このスクリプトを使用することを強くお薦めします。
スクリプトを起動すると、システムで実行する必要のあるロールを指定するように要求されます。次に例を示します。
Please specify which role(s) this system will perform. Use commas to separate multiple roles. For example, 1,2,4 1 - Reporter 2 - Processing Engine 3 - Collector 4 - Database Enter role(s): 1,2,3,4
許可されるロールの組合せを表E-1に示します。
表E-1 許可されるシステム・ロールの組合せ
ロール | 説明 |
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レポータのみ。 |
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処理エンジンのみ。 |
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(リモート)コレクタのみ。 |
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(リモート)データベースのみ。 |
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処理エンジンを使用したレポータ。 |
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コレクタおよび処理エンジンを使用したレポータ。 |
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処理エンジンおよびデータベースを使用したレポータ。 |
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処理エンジン、コレクタおよびデータベースを使用したレポータ。 |
チェックは、表E-2で示す順に実行され、インストール前、システムおよびインストール後の3つのタイプのチェックに分類されます。特定のチェックが実行されるかどうかは、選択したロールによって異なります。
表E-2 ruei-check.shのチェック
ロール | |||||
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チェック | 1 | 2 | 3 | 4 | 説明 |
システム・チェック |
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アーキテクチャ |
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x86_64が必須です。 |
オペレーティング・システム |
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Oracle/RedHat Linux 5.xが必須です。 |
メモリー |
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最低4GBが必要です。 レポータ・インストールには16GBが推奨されます。 コレクタ専用またはリモート・データベース・インストール用には8GBが推奨されます。 |
スワップ領域 |
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インストール済システム・メモリーの最低3/4が必要です脚注1 。 |
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指定した |
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指定した |
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指定した |
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SELinux |
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SELinuxは無効であることが必要です。 |
ネットワーク・インタフェース |
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最低1つのインタフェースが、IPアドレスなしで起動している必要があります(以下で説明)。 |
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ホスト名 |
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システムの構成済IPアドレスおよびホスト名は、 |
DNS |
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構成済DNSサーバーでは、システムの構成済ホスト名をそのIPアドレスに解決する必要があります。 |
HTTPDの自動起動 |
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自動的に起動するように構成されている必要があります。 |
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HTTPDの起動 |
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起動されている必要があります。 |
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データベースの自動起動 |
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自動的に起動するように構成されている必要があります。 |
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SSHDの自動起動 |
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自動的に起動するように構成されている必要があります。 |
SSHDの起動 |
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起動されている必要があります。 |
SSHD |
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• |
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SSHがファイアウォールで保護されていないかどうかのチェックを行います。 |
NTPDの自動起動 |
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• |
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自動的に起動するように構成されている必要があります。 |
NTPDの起動 |
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起動されている必要があります。 |
NTPD |
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タイム・サーバーと同期化されている必要があります。 |
PHP CLI |
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PHPがコマンドラインで使用可能であることが必要です。 |
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PHPの設定 |
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Zend Optimizerが使用可能であることが必要です。 (これらは個々のチェックとして表示され、前のチェックに合格しないと実行されません。) |
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PHPタイムゾーン |
• |
PHPからはレポータ・オペレーティング・システムと同じタイムゾーンが戻される必要があります。追加情報は、「ruei-check.shスクリプトによるPHPタイムゾーン・エラーのレポート」を参照してください。 |
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RSVG |
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インストール前のチェック |
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データベース・データ・ディレクトリ用のディスク領域 |
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500GBが必要です。( |
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データベース・データ・ディレクトリが格納されたディスク |
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ローカルにする必要があります。(NFSなどのリモート・ファイル・システムはサポートされていません。) |
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データベース・データ・ディレクトリのディスク速度 |
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最低40MB/秒が必要です(120MB/秒を推奨)。 |
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指定した |
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ユーザー |
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グループ |
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ユーザー |
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グループ |
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ユーザー |
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グループ |
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指定した |
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ユーザー |
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ユーザー |
ユーザー |
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ユーザー |
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ユーザー |
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ユーザー |
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ユーザー |
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ユーザー |
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ユーザー |
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ユーザー |
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ユーザー |
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ユーザー |
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ユーザー |
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ユーザー |
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指定した |
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指定した |
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指定した |
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指定した |
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指定した |
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Apacheユーザーは、指定された |
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ユーザー |
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$JAVA_HOME値が有効 |
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インストール後のチェック |
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レポータRPMチェック |
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処理エンジンのチェック |
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コレクタRPMチェック |
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Java共有オブジェクト |
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Javaパスが |
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GUIが使用可能 |
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レポータGUIに、セキュアなインタフェース上のローカル・ホスト名を介して使用できることが必要です(自己署名証明書が見つかると、警告が生成されます)。 |
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レポータGUIでデータベースにアクセス可能 |
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レポータGUIでデータベースに接続できる必要があります。 |
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Oracleウォレットの権限と所有権 |
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Oracleウォレットは、Apacheユーザーによる読取り可能な必要があります。 |
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Oracleウォレットの権限と所有権 |
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Oracleウォレットは、 |
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パスにコア・バイナリ |
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指定した |
脚注1 メモリーがメモリー要件を満たすために追加される場合、このチェックは開始されない可能性があります。
ruei-check.shスクリプトの再実行
スクリプトの実行中に行うロールの選択がファイルに保存されるので注意してください。そのため、スクリプトを再実行して、システムの異なるロールを指定できるようにするには、次のコマンドを使用して/tmp/ruei-system-type
ファイルを削除する必要があります。
rm /tmp/ruei-system-type