この章では、各obtoolコマンドについてアルファベット順に説明します。
意味
時刻の範囲を定義します。time-range
プレースホルダの詳細は、「time-range」を参照してください。
バックアップ・ウィンドウの日付の範囲を定義します。day-specifier
プレースホルダの詳細は、「day-specifier」を参照してください。
意味
複製ウィンドウの時刻の範囲を定義します。time-range
プレースホルダの詳細は、「time-range」を参照してください。
複製ウィンドウの日付の範囲を定義します。day-specifier
プレースホルダの詳細は、「day-specifier」を参照してください。
意味
ポリシーまたはポリシー・クラスの名前を指定します。
ポリシーのユーザー指定名を指定します。通常は環境変数名です。
ポリシーのユーザー指定値を指定します。通常は環境変数の値です。
例
例2-2 NDMPデータ・サービスからの詳細出力の有効化
この例では、addp
コマンドを使用して、ndmp
クラスのbackupevポリシーに対してVERBOSE
環境変数が設定されています。
ob> pwdp / ob> lsp ndmp authenticationtype negotiated [default] backupev (none) [default] backuptype (host type specific) [default] password (not set) [default] port 10000 [default] protocolversion (as proposed by server) [default] restoreev (none) [default] username root [default] ob> addp ndmp/backupev VERBOSE y ob> lsp ndmp/backupev backupev VERBOSE y
用途
backup
コマンドは、ファイルシステム・バックアップ・リクエストを作成する場合に使用します。ファイルシステム・バックアップは、Recovery Manager(RMAN)によって開始されるデータベースのバックアップとは異なります。
バックアップ・リクエストは、--go
オプション付きでbackup
コマンドを実行するまで、obtoolでローカルに保持されます。Oracle Secure Backupにより、リクエストがスケジューラに転送され、転送されると同時にジョブになり、実行できるようになります。
backup
コマンドで行うバックアップを、オンデマンド・バックアップと呼びます。オンデマンド・バックアップは、即時または指定された未来の時間に1回のみ実行されます。これとは対照的に、スケジュール済バックアップは、mkschedコマンドで作成するユーザー指定のスケジュールに従って実行されます。
Oracle Secure Backupは、バックアップを実行するたびに、バックアップ対象の各ファイルシステム・オブジェクトの名前および属性を記録します。このデータは、管理サーバーに保存されているOracle Secure Backupカタログに書き込まれます。Oracle Secure Backupでは、管理ドメイン内のクライアントごとに個別のバックアップ・カタログを保持します。
バックアップの暗号化の有無と使用される暗号化アルゴリズムおよびキーは、現行のグローバル・バックアップ・ポリシー(「バックアップ暗号化ポリシー」を参照)、mkhostおよびchhostコマンドにより設定されるクライアント・バックアップ・ポリシーおよびこのコマンドに対する--encryption
オプションの値(使用する場合)によって決まります。
関連項目:
|
前提条件
--privileged
オプションを指定する場合は、特権ユーザーとしてのファイルシステム・バックアップ実行(perform file system backups as privileged user)権を備えている必要があります。そうでない場合は、自分によるファイルシステム・バックアップ実行(perform file system backups as self)権を備えている必要があります。
構文
backup::=
backup [ --level/-l backup-level ] [ --priority/-p schedule-priority ] [ --at/-a date-time ] [ --family/-f media-family-name ] [ --restrict/-r restriction[,restriction]... ] [ --privileged/-g | --unprivileged/-G ] [ --encryption/-e { yes | no | forcedoff | transient } ] [ --algorithm/-L {AES128 | AES192 | AES256 } ] [ --passphrase/-P string ][ --querypassphrase/-Q ] [ --storekey/-s ] [ - disablehardwareencryption /-e ] [ --expires/-x duration] [ --quiet/-q ] { --dataset/-D dataset-name... | --go }
意味
バックアップ・レベルを指定します。デフォルトのレベルは0(ゼロ)です。backup-level
プレースホルダの詳細は、「backup-level」を参照してください。
バックアップにスケジュールの優先度を割り当てます。デフォルトの優先度は100です。schedule-priority
プレースホルダの詳細は、「schedule-priority」を参照してください。
バックアップを実行する日付と、オプションで時刻を指定します。デフォルトでは、バックアップはただちに実行対象になります。将来の日付を指定すると、バックアップは、即時にではなく指定した日時に実行できるようになります。date-time
プレースホルダの詳細は、「date-time」を参照してください。
バックアップに使用するメディア・ファミリを定義します。メディア・ファミリを定義しなかった場合は、Oracle Secure Backupにより、デフォルトでnull
メディア・ファミリに設定されます。この場合、ボリュームには有効期限がなく、その書込みウィンドウは無期限に開いたままになります。デフォルトでは、VOL
がボリュームIDの接頭文字として使用されます(例: ボリュームID VOL000002
)。
バックアップに使用可能な1つ以上のテープ・デバイスを識別する管理ドメインで、テープ・デバイス、ホスト、またはテープ・デバイスとホストのペアを定義します。restriction
プレースホルダの詳細は、「restriction」を参照してください。
テープ・デバイス制限がない場合は、バックアップは最初に利用可能なテープ・デバイスで実行されます。制限は、テープ・デバイス名(mkdevまたはchdevによって割当て)として、またはテープ・デバイスのアタッチメントとして指定できます。
特権モードでバックアップが実行されるようにリクエストします。
LinuxおよびUNIXのホストでは、特権バックアップはroot
オペレーティング・システム・アイデンティティで実行されます。たとえば、Oracle Secure Backupユーザーjoeblogg
は、オペレーティング・システム・アカウントroot
を使用してこの操作を実行します。Windowsシステムでは、Windowsクライアント上のOracle Secure Backupサービスと同じアカウントで実行されます。
非特権モード(デフォルト)でバックアップが実行されるようにリクエストします。
mkuserコマンドでOracle Secure Backupユーザーを作成するか、chuserコマンドでユーザーを変更するときは、オペレーティング・システム・ユーザーをOracle Secure Backupユーザーに関連付けます。Oracle Secure Backupユーザーが非特権バックアップまたはリストアをホストに対して実行する場合、そのホストはOracle Secure Backupユーザーに関連付けられたオペレーティング・システム・ユーザー・アイデンティティを使用してアクセスされます。たとえば、Linuxユーザーjblogg
がOracle Secure Backupユーザーjoeblogg
に関連付けられているとします。obtoolにjoeblogg
としてログオンし、Linuxホストの非特権バックアップを行うと、バックアップはオペレーティング・システム・アカウントjblogg
で実行され、jblogg
からアクセス可能なファイルのみがバックアップされます。
このバックアップ・ジョブに暗号化を使用するかどうかを指定します。値は次のとおりです。
yes
このバックアップ・ジョブに暗号化を使用します。使用される暗号化アルゴリズムおよびキーは、各ホストに適用される現行のグローバル・ポリシーおよびクライアント・ポリシーの設定によって決まります。
no
このバックアップ・ジョブに暗号化は使用しません。これがデフォルトです。
グローバル・バックアップ・ポリシーまたはクライアント・バックアップ・ポリシーがrequired
に設定されている場合、これらのポリシーはこの値に優先し、暗号化が使用されます。暗号化が使用される場合、使用される暗号化アルゴリズムおよびキーは、各ホストに適用される現行のグローバル・ポリシーおよびクライアント・ポリシーの設定によって決まります。
forcedoff
グローバル・バックアップ・ポリシーまたはクライアント・バックアップ・ポリシーに関係なく、このバックアップ・ジョブに暗号化は使用しません。
関連項目: バックアップ管理者がこのオプションを選択できる場合の例は、『Oracle Secure Backup管理者ガイド』を参照してください。 |
transient
一時パスフレーズ(backup
に対する--passphrase
または--querypassphrase
オプションにより指定)およびグローバル暗号化ポリシーの設定によって指定された暗号化アルゴリズムを使用して、このジョブで作成されたバックアップを暗号化します。
このオプションは、Oracleウォレットが使用できない別の場所でのリストア操作用にバックアップ・ファイルを作成する際に使用するためのものです。
関連項目: 一時バックアップの詳細は、『Oracle Secure Backup管理者ガイド』を参照してください。 |
このバックアップで使用する暗号化アルゴリズムを指定します。値には、AES128
、AES192
およびAES256
があります。デフォルトはAES192
です。
--encryption
transient
オプションで使用する一時パスフレーズを指定します。指定する値は、引用符で囲んだユーザー入力による文字列です。
--encryption
transient
オプションで使用する一時パスフレーズの入力をオペレータに要求するように指定します。
このバックアップの一時パスフレーズを適切なキー・ストアに追加するように指定します。デフォルトの動作では、一時パスフレーズはどのキー・ストアにも保存されません。
ハードウェアベースの暗号化を無効にします。暗号化が指定されている場合、Oracle Secure Backupは、ハードウェアベースの暗号化が可能なテープ・ドライブ上でバックアップが行われる場合であってもソフトウェアベースの暗号化を使用します。
バックアップ・ジョブが最初に実行できるようになってから、durationで指定された期間処理されない場合、そのジョブは削除されます。--at
オプションを指定した場合は、--at
で指定された日時がその期間の開始になります。--at
オプションを指定しなかった場合は、backup
コマンドが実行された時点がその期間の開始になります。
duration
プレースホルダの詳細は、「duration」を参照してください。
バックアップ・ジョブがスケジューラにディスパッチされたとき、ジョブIDまたはステータス情報が表示されません。このオプションは、--go
オプションとともに使用します。
データセット・ファイル(バックアップするデータまたはデータセット・ディレクトリを定義したファイル)を指定します。データセット・ディレクトリの名前を指定すると、そのディレクトリ・ツリー内に含まれているすべてのデータセット・ファイルを指定したことと同じです。--dataset
と--go
オプションは、相互排他的ではありません。
デフォルトでは、obtool
によって開始されたファイルシステム・バックアップは、複数のマウント・ポイントを横断しません。ただし、データセット・ファイル内でマウント・ポイント文を使用すれば、マウント・ポイントを横断できます。
リモート・マウント・ポイントを横断するもう1つの方法は、setpコマンドを使用して、operations
/backupoptions
ポリシーを設定することです(例2-159「ファイルシステムのバックアップ時にマウント・ポイントを横断するポリシーの設定」を参照)。
リクエスト・キューに入っているすべてのバックアップ・リクエストが、Oracle Secure Backupスケジューラに送信されます。バックアップ・リクエストは、--go
オプション付きでbackup
を実行するか、obtoolを終了するまで、obtoolでローカルに保持されます。--go
を指定しないでobtoolを終了すると、キューに入っているバックアップ・リクエストはすべて破棄されます。リクエストの削除前に、警告が表示されます。
2人のユーザーが同じOracle Secure Backupユーザーとしてobtoolにログインしたが、そのうち1人のユーザーがバックアップ・リクエストを作成(ただし、--go
を指定しない)した場合、lsbackupを発行する際に、もう1人のユーザーにはそのリクエストは表示されません。
バックアップ・リクエストがスケジューラに転送されると、スケジューラではバックアップ・リクエストごとにジョブを作成し、ジョブ・リストに追加します。ジョブはこの時点で実行できるようになります。ジョブに対して--at
オプションを指定した場合は、このジョブは指定の時刻になるまで実行できません。
Oracle Secure Backupは各オンデマンド・バックアップ・ジョブに、ログインしているユーザーのユーザー名、スラッシュおよび一意の数値IDからなる識別子を割り当てます。オンデマンド・バックアップのジョブIDの例はsbt/233
などです。
例
例2-3 全体バックアップの実行
この例に示すのは、優先度10の特権バックアップです。バックアップするデータは、home.ds
ファイルによって定義されます。このファイルの内容は次のエントリであり、brhost2
の/home
ディレクトリをバックアップするように指定したものだとします。
include host brhost2 include path /home
バックアップは、6月14日の午後10時に実行するようスケジュールされています。
ob> backup --level full --at 2008/06/14.22:00 --priority 10 --privileged --dataset home.ds --go Info: backup request 1 (dataset home.ds) submitted; job id is admin/6.
例2-4 個別デバイスへのバックアップの制限
この例では、2つのオンデマンド・バックアップ・リクエスト(1つはデータセットdatadir.ds
用、もう1つはデータセットdatadir2.ds
用)を作成し、それぞれを個別のテープ・ドライブに制限しています。backup --go
コマンドでは、リクエストをスケジューラに転送します。lsjobコマンドでは、ジョブに関する情報を表示します。
ob> backup --level 0 --restrict tape1 --dataset datadir.ds ob> backup --level 0 --restrict tape2 --dataset datadir2.ds ob> backup --go Info: backup request 1 (dataset datadir.ds) submitted; job id is admin/8. Info: backup request 2 (dataset datadir2.ds) submitted; job id is admin/9. ob> lsjob --long admin/8 admin/9 admin/8: Type: dataset datadir.ds Level: full Family: (null) Scheduled time: none State: completed successfully at 2008/05/17.16:30 Priority: 100 Privileged op: no Run on host: (administrative server) Attempts: 1 admin/9: Type: dataset datadir2.ds Level: full Family: (null) Scheduled time: none State: completed successfully at 2008/05/17.16:30 Priority: 100 Privileged op: no Run on host: (administrative server) Attempts: 1
用途
borrowdev
コマンドは、テープ・ドライブを流用する場合に使用します。
borrowdev
コマンドは、バックアップ・ジョブまたはリストア・ジョブが支援をリクエストしている場合に使用します。入力リクエストにはrpyjobコマンドで応答できますが、obtoolでは各コマンドの後にプロンプトが発行されるため、この手法は複数のコマンドに対しては煩雑になります。borrowdev
コマンドは、リクエスト・ジョブで作成されたテープ・デバイス予約を一時的に上書きし、任意のテープ・ライブラリ用コマンドまたはテープ・ドライブ用コマンドを実行できるようにします。テープ・ドライブを解放するにはreturndevコマンドを使用し、ジョブを再開するにはcatxcrまたはrpyjobコマンドを使用します。
前提条件
borrowdev
コマンドを使用するには、デバイスの管理およびデバイスの状態変更(manage devices and change device state)権を備えている必要があります。
例
例2-5 ハングしているバックアップの記録の表示
この例では、バックアップ・ジョブadmin/6
は停止しています。catxcrコマンドの実行により、Oracle Secure Backupがバックアップに使用可能なテープを見つけられないでいることが表示されています。
End of tape has been reached. Please wait while I rewind and unload the tape. The Volume ID of the next tape to be written is VOL000007. The tape has been unloaded. obtar: couldn't perform auto-swap - can't find usable volume in library (OB device mgr) Enter a command from the following list: load <n> .. load the tape from element <n> into the drive unload <n> .. unload the tape from the drive into element <n> help .. display other commands to modify drive's database go .. to use the tape you selected quit .. to give up and abort this backup or restore :
例2-6 テープ・ドライブの流用
[Enter]キーを押してobtoolプロンプトに戻ると仮定します。この例では、テープ・ライブラリのスロット2に新しいテープを挿入して、テープ・ドライブを流用し、スロット2内のボリュームをテープ・ドライブにロードしてから、returndevコマンドでテープ・ドライブを解放します。
ob> lsvol --long Inventory of library lib1: in mte: vacant in 1: volume VOL000006, barcode ADE201, oid 116, full in 2: vacant in 3: vacant in 4: vacant in dte: vacant ob> insertvol unlabeled 2 ob> borrowdev tape1 ob> loadvol 2 ob> returndev tape1
例2-7 デバイス流用後のジョブの再開
この例では、ジョブに対してcatxcrコマンドを実行し、プロンプトでgo
を入力してバックアップを再開しています。
ob> catxcr admin/6.1 admin/6.1: 2008/04/11.18:36:44 ______________________________________________________________________ admin/6.1: 2008/04/11.18:36:44 admin/6.1: 2008/04/11.18:36:44 Transcript for job admin/6.1 running on brhost2 . . . admin/6.1: Backup started on Mon Apr 11 2008 at 18:36:44 admin/6.1: Volume label: admin/6.1: Enter a command from the following list: admin/6.1: load <n> .. load the tape from element <n> into the drive admin/6.1: unload <n> .. unload the tape from the drive into element <n> admin/6.1: help .. display other commands to modify drive's database admin/6.1: go .. to use the tape you selected admin/6.1: quit .. to give up and abort this backup or restore admin/6.1: : admin/6.1: : go
用途
canceljob
コマンドは、保留中または実行中のジョブを取り消す場合に使用します。これらのジョブを表示するには、lsjobコマンドで--pending
または--active
オプションを指定します。
ジョブを取り消すと、実行中の場合は強制終了され、そのジョブ記録にはcanceled
と記録されます。Oracle Secure Backupでは、取り消されたジョブは再実行できないものとみなされます。下位ジョブを持つジョブを取り消すと、各下位ジョブも取り消されます。
前提条件
別のユーザーのジョブを取り消すには、所有者を問わないジョブの変更(modify any job, regardless of its owner)権を備えている必要があります。自身のジョブを取り消すには、ユーザーが所有するジョブの変更(modify any jobs owned by user)権を備えている必要があります。
意味
出力を抑止します。
詳細出力を表示します。
取り消すジョブのジョブIDを指定します。ジョブIDを表示するには、lsjobコマンドを使用します。
例
例2-8 バックアップ・ジョブの取消し
この例では、保留中のジョブを表示して取り消します。
ob> lsjob --pending Job ID Sched time Contents State ---------------- ----------- ------------------------------ ---------------------- sbt/8 03/21.18:00 dataset fullbackup.ds future work ob> canceljob sbt/8 Info: canceled job sbt/8. ob> lsjob --pending ob>
意味
データセット・ファイルの名前を指定します。dataset-file-name
プレースホルダの詳細は、「dataset-file-name」を参照してください。
例
例2-9 データセットのコンテンツの表示
この例では、basicsummary.ds
という名前のデータセット・ファイルのコンテンツを表示します。これは、Oracle Secure Backupに付属のデータセット・ファイルのサンプルです。
ob> catds basicsummary.ds # SAMPLES/basicsummary, pfg, 03/01/02 # review of basic dataset statements # This dataset ties together all of the features introduced # thus far. It describes the root file systems and a couple of # specific directories on the /home file system of each host. # For each directory tree, it excludes any file ending in # ".a" and ".o". include dataset admin/default_rules # get domain defaults from # this file include host sporky # back up these 3 hosts, include host sparky include host spunky include path / # saving these file systems and include path /home/software # directories on each host include path /home/doc include optional pathlist /pl.qr # read additional names from # this pathlist file on each # named host, if it exists exclude name *.a # but in each tree, don't save # files ending exclude name *.o # in these suffixes
用途
catrpt
コマンドは、メディアの移動に関連する1つ以上のレポートを表示する場合に使用します。これらのレポートを使用すると、メディア・ライフ・サイクルを容易に管理できます。
多くの場合、ある場所から別の場所にメディアを移動する際に、その管理を印刷されたレポートに頼る必要があります。catrpt
コマンドには、次のレポート・タイプが用意されています。
選択リスト
現在の場所から次の場所に移動する必要があるメディアのリスト。メディアをテープ・ライブラリまたはスタンドアロンのテープ・ドライブから削除する際に、チェックリストとして使用すると便利です。
配布リストまたは梱包リスト
現在の場所から次の場所に移動するメディアのリスト。別の場所に発送するメディアに添える印刷されたリストとして使用すると便利です。また、メディアが保管場所から返却される予定の時期をオフサイト保管ベンダーに送付するのにも役立ちます。
インベントリ・リスト
メディアとその現在の場所のリスト
例外
失われたボリューム、正しいテープ・ライブラリに保存されていないボリューム、ローテーションに残っている期限切れのボリュームなど、ローテーション・ポリシーによって指定された正しい場所にないメディアのリスト。
構文1
ボリュームの選択または配布レポートを表示する場合は、次の構文を使用します。
catrpt::=
catrpt --type/-t { pick | distribution } job-id...
構文2
ボリュームの場所レポートを表示する場合は、次の構文を使用します。
catrpt::=
catrpt --type/-t location [ --location/-L location_name ] [ --intransit/-I ]
意味2
指定された場所について表示するレポート・タイプを指定します。
場所レポートが必要な場所を指定します。
ある場所から別の場所に移動中のボリュームのみをリストするように指定します。ボリュームは、メディア移動ジョブの一環としてある場所から除去された時点から、次の場所にロードされてその場所のOracle Secure Backupインベントリに現れるまで、移動中とみなされます。
構文3
例外レポートまたは欠落レポートを表示する場合は、次の構文を使用します。
catrpt::=
catrpt --type/-t { exception | missing } [ --location/-L location_name ]
構文4
ボリュームのスケジュール・レポートを表示する場合は、次の構文を使用します。
catrpt::=
catrpt { --type/-t schedule } [ --from/-F from_date ] [ --to/-T to_date ] [ --location/-L location_name ]
意味4
指定された場所について表示するレポート・タイプを指定します。
表示する最も古いスケジュール日付を指定します。--to option
が指定されていない場合、Oracle Secure Backupは--from
の日付から現在までのすべてのスケジュールを表示します。
表示する最も新しいスケジュール日付を指定します。--from
日付が指定されていない場合、Oracle Secure Backupは--to
の日付より古いすべてのスケジュールを表示します。
ボリュームのスケジュール・レポートが必要な場所を指定します。
用途
catxcr
コマンドは、1つ以上のジョブ記録を表示する場合に使用します。Oracle Secure Backupでは、各ジョブの実行中の記録が保持されます。記録には、ジョブ操作の詳細が記述されます。Oracle Secure Backupでは、初めてジョブがディスパッチされるときにこの記録が作成され、ジョブの進捗に伴い更新されます。ジョブでオペレータの支援が必要とされるときには、この記録を使用して支援がリクエストされます。
前提条件
別のユーザーのジョブをリストするには、所有者を問わないジョブのリスト(list any job, regardless of its owner)権を備えている必要があります。自身のジョブをリストするには、ユーザーが所有するジョブのリスト(list any jobs owned by user)権を備えている必要があります。
別のユーザーのジョブに応答するには、所有者を問わないジョブの変更(modify any job, regardless of its owner)権を備えている必要があります。自身のジョブに応答するには、ユーザーが所有するジョブの変更(modify any jobs owned by user)権を備えている必要があります。
構文
catxcr::=
catxcr [ --level/-l msglevel ] [ --noinput/-N ] [ --msgno/-m ] [ --start/-s msgno | --head/-h nlines | --tail/-t nlines ] [ --follow/-f ] job-id...
意味
msglevel
以上のメッセージ・レベルを持つ行のみを表示します。msglevel
は数値または名前で指定できます。デフォルトのレベルは4(request)で、Oracle Secure Backupによって生成される通常のメッセージです。
Oracle Secure Backupによって記録に書き込まれる各メッセージには、メッセージ番号およびメッセージ・レベルが付けられます。メッセージ番号は、記録内でのメッセージの位置を示します。
注意: メッセージ番号は物理的な行番号に対応しないことがあります。特定のメッセージが複数の物理行にわたることがあるためです。 |
メッセージ・レベルは、メッセージの内容を、表2-1に示す順序カテゴリにあるものとして識別したものです。
入力リクエストが抑止されます。デフォルトでは、入力リクエストが認識されると、catxcr
が一時停止し、ユーザーがプロンプトに応答できるようになります。このオプションを指定すると、このアクションが抑止されます。
各行に接頭辞としてメッセージ番号を付けます。
メッセージ番号がmsgno
の行から表示を開始します。
記録の最初のnlines
行が表示されます。--level
を指定しなかった場合は、デフォルトとして--level 4
が使用されるので、nlines
はデフォルトのレベル(またはそれ以上)の行の行数になります。--level
を指定した場合、nlines
は指定したレベルまたはそれ以上の行の行数になります。
記録の最後のnlines
行が表示されます。--level
を指定しなかった場合は、デフォルトとして--level 4
が使用されるので、nlines
はデフォルトのレベル(またはそれ以上)の行の行数になります。--level
を指定した場合、nlines
は指定したレベルまたはそれ以上の行の行数になります。
記録の追加を継続的に監視し、行が記録されると表示します。デフォルトでは、catxcr
コマンドは、リクエストされた行数を表示し、停止します。--follow
モードを終了するには、[Ctrl]キーを押しながら[C]を押します。
記録を表示するジョブのジョブIDを指定します。依存ジョブを持つジョブをjob-id
に指定した場合は、obtoolにより、すべての依存ジョブの記録が表示されます。catxcr
では、複数の記録を表示する場合、各行にjob-id
を接頭辞として付けます。ジョブIDを表示するには、lsjobコマンドを実行します。
例
例2-10 ジョブ記録の表示
この例では、IDがsbt/1.1
であるジョブの記録を表示しています。
ob> catxcr sbt/1.1 2008/03/21.10:19:39 ______________________________________________________________________ 2008/03/21.10:19:39 2008/03/21.10:19:39 Transcript for job sbt/1.1 running on osbsvr1 2008/03/21.10:19:39 Volume label: Volume tag: ADE202 Volume ID: RMAN-DEFAULT-000001 Volume sequence: 1 Volume set owner: root Volume set created: Mon Mar 21 10:19:39 2008 Media family: RMAN-DEFAULT Volume set expires: never; content manages reuse
例2-11 ハングしているバックアップの記録の表示
例2-5では、バックアップ・ジョブadmin/6
は停止しています。この例では、catxcr
コマンドの実行により、Oracle Secure Backupがバックアップに使用可能なテープを見つけられないでいることが表示されています。この問題の最も一般的な原因は、テープ・ライブラリ内に適格なテープがないことです。
この状況に対応するには、[Enter]キーを押してobtoolプロンプトに戻るか、新たにウィンドウを開きます。テープ・ドライブを制御するには、borrowdevコマンドを使用します。unlabelvolまたはinsertvolコマンドでテープを使用可能にしたら、catxcr
、次にgo
を実行してジョブを完了します。
End of tape has been reached. Please wait while I rewind and unload the tape. The Volume ID of the next tape to be written is VOL000007. The tape has been unloaded. obtar: couldn't perform auto-swap - can't find usable volume in library (OB device mgr) Enter a command from the following list: load <n> .. load the tape from element <n> into the drive unload <n> .. unload the tape from the drive into element <n> help .. display other commands to modify drive's database go .. to use the tape you selected quit .. to give up and abort this backup or restore :
用途
cd
コマンドは、Oracle Secure Backupカタログ内で参照しているディレクトリを変更する場合に使用します。cd
コマンドのオプションは、後続のlsおよびrestoreコマンドに影響します。
カタログを参照することは、バックアップ・イメージのコンテンツを参照することと同じです。obtoolユーティリティでは、各イメージのコンテンツが、ライブ・ファイルシステムと同じようなディレクトリ構造として表示されます。参照できるのは、コンテンツがバックアップ済のディレクトリのみです。
前提条件
cd
コマンドを実行するために必要な権限は、そのクラスに対する、このアクセスによるバックアップ・カタログの参照(browse backup catalogs with this access)の設定によって異なります。
構文
cd::=
cd [ --host/-h hostname ] [ --viewmode/-v viewmode ] [ --select/-s data-selector[,data-selector]... ] [ pathname ]
意味
mkhostまたはrenhostコマンドで割り当てられるホスト・コンピュータの名前を定義します。Oracle Secure Backupカタログ内でホストのファイルシステムを参照するには、先にそのホストを設定する必要があります。ホストは、set host
コマンドを使用して設定することもできます。
Oracle Secure Backupカタログ内のディレクトリのコンテンツを表示するモードを指定します。cd
コマンドのモードは、異なる設定に変更するまでは、viewmode
のままです。
viewmode
の有効な値は次のとおりです。
exact
: データ・セレクタに一致するディレクトリ・エントリのみが表示されます。
inclusive
: 現在のデータ・セレクタに関係なくすべてのエントリが表示されます(デフォルト)。
操作に適用されるOracle Secure Backupカタログ・データを指定します。data-selector
プレースホルダの詳細は、「data-selector」を参照してください。
Oracle Secure Backupカタログ内を参照するパス名を指定します。
意味
移動先のデータセット・ディレクトリの名前を指定します。dataset-dir-name
プレースホルダの詳細は、「dataset-dir-name」を参照してください。
用途
cdp
コマンドは、現行のポリシーまたはポリシー・クラスに対してアイデンティティを設定する場合に使用します。ディレクトリ構造において、ポリシーはルートとしてのスラッシュ(/
)で、ポリシー・クラスはサブディレクトリで表されます。この構造内を移動するにはcdp
を使用し、ポリシー情報を表示するにはpwdpおよびlspを使用します。
例
例2-16 ポリシー情報の参照
この例では、pwdp、lspおよびcdp
コマンドを使用してポリシーを参照し、デーモン・ポリシーwebautostart
の値を検出しています。
ob> pwdp / ob> lsp daemons daemon and service control policies devices device management policies index index catalog generation and management policies local Oracle Secure Backup configuration data for the local machine logs log and history management policies media general media management policies naming WINS host name resolution server identification ndmp NDMP Data Management Agent (DMA) defaults operations policies for backup, restore and related operations scheduler Oracle Secure Backup backup scheduler policies security security-related policies testing controls for Oracle Secure Backup's test and debug tools ob> cdp daemons ob> lsp auditlogins no [default] obixdmaxupdaters 2 [default] obixdrechecklevel structure [default] obixdupdaternicevalue 0 [default] webautostart yes webpass (set) windowscontrolcertificateservice no [default] ob> cdp webautostart ob> lsp webautostart yes
前提条件
chclass
コマンドを使用するには、管理ドメインの構成の変更(modify administrative domain's configuration)権を備えている必要があります。
関連項目:
|
構文
chclass::=
chclass [ --modself/-m { yes | no } ] [ --modconfig/-M { yes | no } ] [ --backupself/-k { yes | no } ] [ --backuppriv/-K { yes | no } ] [ --restself/-r { yes | no } ] [ --restpriv/-R { yes | no } ] [ --listownjobs/-j { yes | no } ] [ --modownjobs/-J { yes | no } ] [ --listanyjob/-y { yes | no } ] [ --modanyjob/-Y { yes | no } ] [ --mailinput/-i { yes | no } ] [ --mailerrors/-e { yes | no } ] [ --mailrekey/-g{ yes | no } ] [ --querydevs/-q { yes | no } ] [ --managedevs/-d { yes | no } ] [ --listconfig/-L { yes | no } ] [ --browse/-b browserights ] [ --orauser/-o { yes | no } ] [ --orarights/-O oraclerights ] classname...
意味
各オプションの詳細は、「mkclass」を参照してください。
変更するクラスの名前。クラス名は大/小文字が区別され、英数字で始める必要があります。使用できるのは文字、数字、ダッシュ、アンダースコアおよびピリオドのみです(空白は不可)。最大127文字までです。
使用方法
ACSLSライブラリまたはACSLSライブラリに内包されるテープ・ドライブでchdev
を使用する場合、obacslibd
の実行中は、ライブラリ操作に影響を与える特定のデバイス属性は変更できません。このような属性は、obacslibd
が停止している場合にのみ変更可能です。
構文1
テープ・ドライブを再構成する場合は、次の構文を使用します。
chdev::=
chdev [ --attach/-a aspec[,aspec]... ] [ --addattach/-A aspec[,aspec]... ] [ --rmattach/-R aspec[,aspec]... ] [ --inservice/-o | --notinservice/-O ] [ --wwn/-W wwn ] [ --library/-l devicename ] [ --dte/-d dte ] [ --ejection/-j etype ] [ --minwriteablevolumes/-m n ] [ --blockingfactor/-f bf ] [ --maxblockingfactor/-F maxbf ] [ --automount/-m { yes | no } ] [ --erate/-e erate ] [ --current/-T se-spec ] [ --uselist/-u se-range ] [ --usage/-U duration ] [ --queryfreq/-q queryfrequency ] [ --serial/-N serial-number ] [ --updateserialnumber/-S ] [ --model/-L model-name ] devicename...
構文2
テープ・ライブラリを再構成する場合は、次の構文を使用します。
chdev::=
chdev [ --attach/-a aspec[,aspec]... ] [ --addattach/-A aspec[,aspec]... ][ --class/-x vtl ] [ --rmattach/-R aspec[,aspec]... ] [ --inservice/-o | --notinservice/-O ][ --wwn/-W wwn ] [ --autoclean/-C { yes | no } ][ --cleanemptiest/-E { yes | no } ] [ --cleaninterval/-i { duration | off } ] [ --barcodereader/-B { yes | no | default } ] [ --barcodesrequired/-b { yes | no } ] [ --unloadrequired/-Q { yes | no } ] [ --serial/-N serial-number ] [ --model/-L model-name ] devicename...
意味1および2
次のオプションは、テープ・ドライブまたはテープ・ライブラリを再構成する場合に使用できます。ここに記載されていないオプションについては、「mkdev」を参照してください。
テープ・ドライブまたはテープ・ライブラリのデバイスのアタッチメントを追加します。aspec
プレースホルダの詳細は、「aspec」を参照してください。
VTLとしてライブラリ・クラスを指定します。
テープ・ドライブまたはテープ・ライブラリのデバイスのアタッチメントを削除します。aspec
プレースホルダの詳細は、「aspec」を参照してください。
このデバイスが使用できる記憶域要素の範囲を指定します。このオプションが適用されるのは、テープ・ライブラリに搭載されているテープ・ドライブのみです。
デフォルトでは、テープ・ライブラリ内のすべてのテープ・ドライブからテープ・ライブラリ内のすべてのテープにアクセスすることが可能になります。バックアップを同時実行する複数のテープ・ドライブを搭載するライブラリでは、複数のテープの使用をパーティション化する必要があります。
たとえば、記憶域要素の前半にある各テープを1番目のテープ・ドライブで使用し、後半にある各テープを2番目のテープ・ドライブで使用する場合です。あるいは、単一のテープ・ドライブ上で様々なタイプのバックアップ用にいろいろな使用リストを設定する場合です。
テープ・デバイスのuselist
値に対する変更は、chdev
コマンドを入力したときに実行されるジョブでは認識されません。たとえば、ジョブが使用可能なボリューム不足のため保留されている場合に、chdev
--uselist
コマンドで記憶域要素を追加することによってジョブを再開することはできません。chdev
操作は成功しますが、ジョブは保留されたままです。chdev
の変更を有効にするには、ジョブを取り消して再起動する必要があります。
se-range
プレースホルダの詳細は、「se-range」を参照してください。
テープ・ドライブが最後にクリーンアップされてから使用されてきた期間を指定します。duration
プレースホルダの詳細は、「duration」を参照してください。
特定の間隔のクリーンアップ・サイクルをリクエストする場合は、mkdevコマンドを使用します。構成済の間隔を初期化し、最後のクリーンアップ以降のテープ・ドライブの使用状況を反映するには、chdev
に--usage
オプションを指定します。
テープを取り出す方法を指定します。値は、automatic
、ondemand
またはmanual
です。
Oracle Secure Backupが初期のボリューム・ローテーションを開始するまでの、書込み可能なボリュームの最小数に対するしきい値を指定します。
テープ・デバイスのシリアル番号を指定します。
明示的にシリアル番号をmkdev
コマンドで入力した場合、Oracle Secure Backupはこのシリアル番号をデバイス・オブジェクトに保存します。シリアル番号
の引数をNULL(''
)に指定した場合、Oracle Secure Backupはデバイスを開いて、デバイスからシリアル番号を読み取ってデバイス・オブジェクトにこの番号を保存します。
checkserialnumbers
ポリシーが有効である場合、テープ・ライブラリ内の故障したテープ・ドライブを交換するときなど、テープ・デバイスのハードウェアを変更したときには必ず、chdev
--serial
コマンドとともにシリアル番号を入力する必要があります。デバイス・オブジェクトが作成されたときにシリアル番号が入力されていない場合でも、番号を入力する必要があります。
引数がNULLの--serial
と意味的に同等です。Oracle Secure Backupはデバイスを開いて、デバイスからシリアル番号を読み取ってデバイス・オブジェクトにこのシリアル番号を保存します。
再構成するテープ・ライブラリまたはテープ・ドライブの名前を指定します。テープ・デバイス名の命名規則については、「devicename」を参照してください。
構文3
ACSLSテープ・ライブラリに内包されるテープ・ドライブの構成を変更する場合は、次の構文を使用します。
chdev::=
chdev [ --attach/-a aspec ] [ --inservice/-o | --notinservice/-O ] [ --addattach/-A aspec[,aspec]... ] [ --rmattach/-R aspec[,aspec]... ] [ --wwn/-W wwn ] [ --library/-l devicename ] [ --lsm/s lsm_id ] [ --panel/p panel_id ] [ --drive/r drive_id ] [ --blockingfactor/-f bf ] [ --maxblockingfactor/-F maxbf ] [ --erate/-e erate ] [ --queryfreq/-q queryfrequency ] devicename...
意味3
ACSLSテープ・ライブラリに内包されるテープ・ドライブの構成を変更する場合は、次の意味を使用します。ここに記載されていないオプションについては、「意味1および2」を参照してください。
obacslibd
の実行中は、ACSLSライブラリに内包されるテープ・ドライブの次の属性は変更できません。
--lsm/s
lsm_id
--panel/p
panel_id
--drive/r
drive_id
ACSLSライブラリに内包されるテープ・ドライブのデバイスのアタッチメントを追加します。aspec
プレースホルダの詳細は、「aspec」を参照してください。
ACSLSライブラリに内包されるテープ・ドライブのデバイスのアタッチメントを削除します。aspec
プレースホルダの詳細は、「aspec」を参照してください。
このオプションは、ACSLSライブラリに内包されるテープ・ドライブに対してのみ使用します。このテープ・ドライブが存在するACSライブラリ・ストレージ・モジュールのIDを定義します。
このオプションは、ACSLSライブラリに内包されるテープ・ドライブに対してのみ使用します。このテープ・ドライブが存在するパネルのIDを定義します。
このオプションは、ACSLSライブラリに内包されるテープ・ドライブに対してのみ使用します。このテープ・ドライブが存在するドライブのIDを定義します。
構文4
ACSLSテープ・ライブラリを再構成する場合は、次の構文を使用します。
chdev::=
chdev [ --attach/-a aspec ] [ --inservice/-o | --notinservice/-O ] [ --userid/-n acs-userid ] [ --acsid/-g acs_id ] [ --port/-P port_num ] [ --ejection/-j etype ] [ --minwritablevolumes/-V minvols ] library_devicename...
意味4
ACSLSテープ・ライブラリを再構成する場合は、次の構文を使用します。ここに記載されていないオプションについては、「意味1および2」を参照してください。
obacslibd
の実行中は、ACSLSテープ・ライブラリの次の属性は変更できません。
--attach/-a
aspec
--userid/-n
acs-userid
--acsid/-g
acs_id
--port/-P
port_num
ACSLSテープ・ライブラリに対するOracle Secure Backupメディア・サーバーおよびACSLSサーバーを指定します。aspec
の書式は、mediaservhostname:acslshost
です。
ACSLSアクセス制御ユーザー名を指定します。この値はオプションです。指定した場合、ACSLSサーバーとのやりとりにはすべてこのアクセス名が前に付きます。
制御するACSLSテープ・ライブラリのASC ID値を指定します。
ACSLSサーバー・ソフトウェアのリスニング・ポートを指定します。通常、この値は0
か、または指定しません。このオプションを指定する必要があるのは、ACSLSサーバーがファイアウォールの内側にある場合のみです。
構文5
シンボリック名をACSLSテープ・ライブラリ内のACSカートリッジ・アクセス・ポート(CAP)と関連付ける場合は、次の意味を使用します。
chdev::=
chdev [ --library/-L devicename ] [ --lsm/s lsm_id ] [ --capid/-c cap_id ] capname
意味5
シンボリック名をACSLSテープ・ライブラリ内のACSカートリッジ・アクセス・ポート(CAP)と関連付ける場合は、次の意味を使用します。
obacslibd
の実行中は、ACSLSテープ・ライブラリ内にあるACS CAPの次の属性は変更できません。
--lsm/s
lsm_id
--capid/-c
cap_id
CAPが存在するテープ・ライブラリの名前を指定します。省略した場合は、library変数が使用されます。library変数が見つからない場合や指定されていない場合は、エラー・メッセージが表示されます。
選択されたテープ・ライブラリ内のCAPのハードウェアの場所を指定します。
選択されたテープ・ライブラリ内のCAPのACSライブラリ・ストレージ・モジュールを指定します。
作成されるOracle Secure Backup CAPオブジェクトの名前。
例
例2-18 テープ・ドライブの再構成
この例では、ライブラリlib1
のテープ・ドライブtape1
を再構成します。このchdev
コマンドには次が指定されています。
このテープ・ドライブがサービス中であること。
エラー率は16であること(デフォルトは8)。
ブロッキング・ファクタは256である(つまり、サイズが128KBのブロックが書き込まれる)こと。
テープは自動マウントできること。
コマンドラインはページに収まるようにあらかじめ折り返されています。
ob> lsdev --long tape1 tape1: Device type: tape Model: [none] Serial number: 06667256 In service: yes Library: lib1 DTE: 1 Automount: yes Error rate: 8 Query frequency: [undetermined] Debug mode: no Blocking factor: (default) Max blocking factor: (default) Current tape: [unknown] Use list: all Drive usage: none Cleaning required: no UUID: 15ec3d48-8b97-102d-94d5-080020a0a249 Attachment 1: Host: brhost3 Raw device: /dev/obt0 ob> chdev --type tape --erate 16 --blockingfactor 256 --maxblockingfactor 256 tape1 ob> lsd --long tape1 tape1: Device type: tape Model: [none] Serial number: 06667256 In service: yes Library: lib1 DTE: 1 Automount: yes Error rate: 16 Query frequency: [undetermined] Debug mode: no Blocking factor: 256 Max blocking factor: 256 Current tape: [unknown] Use list: all Drive usage: none Cleaning required: no UUID: 15ec3d48-8b97-102d-94d5-080020a0a249 Attachment 1: Host: brhost3 Raw device: /dev/obt0
例2-19 テープ・ライブラリの再構成
この例では、テープ・ライブラリlib1
を再構成しています。このchdev
コマンドには次が指定されています。
このテープ・ドライブがサービス中であること
バーコード・リーダーはないこと。
自動クリーンアップ・サイクルの間隔は30時間であること
obtoolでは、クリーンアップにクリーニング・テープ全体を使用すること。
コマンドラインはページに収まるようにあらかじめ折り返されています。
ob> lsdev --long --nohierarchy lib1 lib1: Device type: library Model: [none] Serial number: [none] In service: yes Debug mode: no Barcode reader: default (hardware-selected) Barcodes required: no Auto clean: no Clean interval: (not set) Clean using emptiest: no UUID: f088f234-8d46-1027-90e1-000cf1d9be50 Attachment 1: Host: brhost3 Raw device: /dev/lib1 ob> chdev --type library --inservice --barcodereader no --barcodesrequired no --autoclean yes --cleanemptiest no --cleaninterval 30hours lib1 ob> lsdev --long --nohierarchy lib1 lib1: Device type: library Model: [none] Serial number: [none] In service: yes Debug mode: no Barcode reader: no Barcodes required: no Auto clean: yes Clean interval: 30hours Clean using emptiest: yes UUID: f088f234-8d46-1027-90e1-000cf1d9be50 Attachment 1: Host: brhost3 Raw device: /dev/lib1
構文
chdup::=
chdup [ --comment/-c commentstring ] [ --inputcomment/-i ] [ --trigger/-e dupevent:duration ] [ --restrict/-r restriction[,restriction]... ] [ --addrestrict/-R restriction [,restriction]... ] [ --rmrestrict/-S restriction[,restriction]... ] [ --migrate/-m { yes | no } ] [ --rule/-u duplicationrule[,duplicationrule]... ] [ --addrule/-U duplicationrule[,duplicationrule]... ] [ --rmrule/-V duplicationrule[,duplicationrule]... ] [ --chrule/-h duplicationrule[,duplicationrule ]... ] policyname
関連項目:
|
意味
ボリューム複製ポリシーについての説明的なコメント。
コメントの入力(オプション)を可能にします。chdup --inputcomment
を実行すると、コメントの入力を要求するプロンプトが表示されます。コメントを終了するには、その行にピリオド(.
)を付けます。
ボリュームが複製の対象になる時期を指定します。duration
プレースホルダは、dupevent
後にボリュームが複製の対象になる期間を指定します。
この複製ポリシーに対して指定されたテープ・デバイス制限をすべて、指定された制限で置き換えます。制限を指定しない場合、このボリューム複製ポリシーはテープ・デバイス制限を受けず、任意のメディア・サーバー上にある使用可能な任意のテープ・デバイスを、Oracle Secure Backupスケジューリング・システムの判断で使用できます。デフォルトでは、ボリューム複製ポリシーに制限は定義されません。
指定されたテープ・デバイス制限を、この複製ポリシーのテープ・デバイス制限に追加します。既存の制限は保持されます。
指定されたテープ・デバイス制限を、この複製ポリシーのテープ・デバイス制限から削除します。すべての制限が削除される場合、このポリシーに対するボリュームの複製は、管理ドメイン内の任意のテープ・デバイスを使用して実行できます。
ボリュームを移行する必要があるかどうかを指定します。このオプションをyes
に設定した場合、このボリューム複製ポリシーに指定できる複製ルールは1つのみです。
この複製ポリシーについて複製ルールを指定します。
指定された複製ルールを、この複製ポリシーのルール・セットに追加します。
指定された複製ルールを、この複製ポリシーのルール・セットから削除します。
複製ポリシーの既存ルールに関連付けられた属性を変更します。--chrule
オプションに指定された複製ルールのmedia-family
フィールドは、指定された複製ポリシーのすべての複製ルールと比較されます。一致するルールについて、既存の複製ルールのnumber
フィールドが--chrule
オプションに指定された複製ルールのnumber
フィールドで置き換えられます。
構文
chhost::=
chhost [ --access/-a { ob | ndmp } ] [ --inservice/-o | --notinservice/-O ] [ --disablerds/-d { yes | no | systemdefault } [ --encryption/-e { required | allowed } ] [ --algorithm/-l { AES128 | AES192 | AES256 } ] [ --keytype/-t { passphrase | transparent } ] [ --rekeyfrequency/-g duration ] [ --passphrase/-s string ] [ --querypassphrase/-Q ] [ --keystoreputonly/-T ] [ --tcpbufsize/-c bufsize ] [ [ --role/-r role[,role]... ] | [ --addrole/-R role[,role]... ] | [ --rmrole/-E role[,role]... ] ] [ [ --ip/-i ipname[,ipname]... ] | [ --addip/-I ipname[,ipname]... ] | [ --rmip/-P ipname[,ipname]... ] ] [ --ndmpauth/-A authtype ] [ { --ndmppass/-p ndmp-password } | --queryndmppass/-q | --dftndmppass/-D ] [ --ndmpport/-n portnumber ] [ --ndmppver/-v protover ] [ --ndmpuser/-u ndmp-username ] [ --nocomm/-N ] [ --ndmpbackuptype/-B ndmp-backup-type ] [ [ --backupev/-w evariable-name=variable-value ]... { [ --addbackupev/-W evariable-name=variable-value ]... | [ --rmbackupev/-x evariable-name ]... } ] [ [ --restoreev/-y evariable-name=variable-value ]... | { [ --addrestoreev/-Y evariable-name=variable-value ]... [ --rmrestoreev/-z evariable-name ]... } ] hostname...
意味
ここに記載されていないオプションについては、「mkhost」を参照してください。
ホストのアクセス方法を指定します。オプションは次のとおりです。
ob
このオプションは、ホスト(UNIX、LinuxまたはWindowsコンピュータ)にOracle Secure Backupがインストールされており、ホストがOracle Secure Backupの内部通信プロトコルを使用して通信を行う場合に使用します。
ndmp
このオプションは、ホスト(ファイラ/ネットワーク接続ストレージ(NAS)デバイスなど)にOracle Secure Backupがインストールされておらず、ホストがネットワーク・データ管理プロトコル(NDMP)を使用して通信を行う場合に使用します。
暗号化キーの生成に使用されるパスフレーズを指定します。
パスワードは、コマンドラインまたはコマンド・スクリプトにクリアテキストで指定しないでください。セキュリティ上の脆弱性となります。Oracle Secure Backupユーザーにパスワードの入力を要求する方法をお薦めします。
ホストにロールを追加します。role
プレースホルダの詳細は、「role」を参照してください。
キーをアクティブ・キーにせずに、キー・ストアに追加します。
TCP/IP(Transmission Control Protocol/Internet Protocol)のバッファ・サイズを指定します。デフォルト値はnot
set
で、その場合はグローバル・ポリシーoperations/tcpbufsize
が適用されます。TCP/IPの最大バッファ・サイズは4GB、最小バッファ・サイズは1KBです。TCP/IPのバッファ・サイズを指定どおりに設定できない場合は、警告が表示されます。これは、オペレーティング・システムのカーネル制限が指定されたTCP/IPのバッファ・サイズより小さいときに発生します。
TCP/IPのバッファ・サイズを増やすと、TCP/IPの公示ウィンドウも増えます。そのため、広域ネットワーク(WAN)を介したバックアップをチューニングするには、ラウンド・トリップ時間にバンド幅を乗算した値よりも大きな値にこのパラメータを設定する必要があります。
ホストからロールを削除します。role
プレースホルダの詳細は、「role」を参照してください。
ホスト・コンピュータのIPアドレスを指定します。IPアドレスのかわりにホスト名も使用できます。この場合、ホスト名は基礎となるオペレーティング・システムによって解決され、IPアドレスに変換されます。
ipname
を指定した場合、Oracle Secure Backupでは、ユーザーが割り当てたホスト名を使用してホストのIPアドレスを取得することはせず、かわりに、有効なIPアドレスに解決されるホスト名が見つかるまで、指定の各ipname
を使用します。mkpniコマンドでこのホストに優先ネットワーク・インタフェース(PNI)を指定した場合は、PNIアドレスが優先的に使用されます。
注意: Oracle Secure Backup管理ドメインに参加するホストに対しては、DHCPによるIPアドレスの割当てはサポートされません。すべてのホストに対して静的IPアドレスを割り当てる必要があります。静的IPアドレスを使用できない場合は、指定のホストに常に同じIPアドレスがDHCPサーバーによって割り当てられることを確認します。 |
ipname
を指定しない場合、Oracle Secure Backupでは、指定のhostname
を解決してIPアドレスを取得しようとします。
Oracle Secure Backupは、IPv6をサポートするすべてのプラットフォームでInternet Protocol v4(IPv4)、Internet Protocol v6(IPv6)およびIPv4とIPv6の混合環境をサポートします。
ホスト・コンピュータにIPアドレスを追加します。
Oracle Secure Backupは、IPv6をサポートするすべてのプラットフォームでInternet Protocol v4(IPv4)、Internet Protocol v6(IPv6)およびIPv4とIPv6の混合環境をサポートします。
ホスト・コンピュータからIPアドレスを削除します。
Oracle Secure Backupは、IPv6をサポートするすべてのプラットフォームでInternet Protocol v4(IPv4)、Internet Protocol v6(IPv6)およびIPv4とIPv6の混合環境をサポートします。
ホスト・コンピュータとの通信を抑止します。このオプションは、ネットワークと接続できなくなったホストがあり、将来リストアできるそのホストのテープ・バックアップがある場合に使用すると便利です。
注意: nocomm/-N オプションは、NDMPホストではサポートされていません。 |
指定したNDMPバックアップ環境変数を追加します。
指定したNDMPバックアップ環境変数を削除します。
指定したNDMPリストア環境変数を追加します。
NDMPリストア環境変数を削除します。
クライアントとメディア・サーバー間のデータ転送にReliable Datagram Socket (RDS) over Infinibandを使用するかどうかを指定します。有効な値は、次のとおりです。
yes
ホストとメディア・サーバー間のデータ転送にRDS for over Infinibandは使用しません。
no
ホストとメディア・サーバー間のデータ転送にRDS over Infinibandを使用します。
systemdefault
これがデフォルトの設定です。データ転送にRDSを使用する必要があるかどうかは、管理ドメイン・レベルの設定を使用して決定されます。管理レベルでRDSの使用を指定するには、操作ポリシーdisablerds
を使用します。したがって、disablerds
操作ポリシーがno
に設定され、ホストに対して--disablerds
の値がsystemdefault
に設定されている場合、そのホストはRDSを使用してデータ転送を行います。
ホスト・レベルの--disablerds
設定は、disblerds
操作ポリシーを使用した管理ドメイン・レベルの設定に優先します。したがって、操作ポリシーdisablerds
をno
に設定し、特定のホストに対してchhost
コマンドの--disablerds
オプションをyes
に設定した場合、そのホストのデータ転送にRDSは使用されません。
構成を変更するホスト・コンピュータの名前を指定します。
例
例2-20 ホストの変更
この例では、ホストsfserver1
からmediaserver
のロールを削除します。
ob> lshost brhost2 client (via OB) in service brhost3 mediaserver,client (via OB) in service sfserver1 mediaserver,client (via OB) in service ndmphost1 client (via NDMP) in service osbsvr1 admin,mediaserver,client (via OB) in service ob> chhost --rmrole mediaserver salessvr1 ob> lshost sfserver1 sfserver1 client (via OB) in service
用途
chkbw
コマンドは、バックアップ・ウィンドウの存在をチェックする場合に使用します。このコマンドにより、バックアップを実行できるバックアップ・ウィンドウが最低1つ存在しているかどうかが判別されます。
バックアップ・ウィンドウが存在する場合は、コマンドからの出力はありません。存在しない場合、コマンドにより、次の出力が表示されます。
Note: no backup windows are configured. Scheduled backups will not run.
用途
chkds
コマンドは、データセット・ファイルの構文をチェックする場合に使用します。このコマンドでは、構文エラーがない場合、出力は行われません。それ以外はエラーが発行されます。空のファイルでは警告が生成されます。
意味
データセット・ファイルの名前を指定します。dataset-file-name
プレースホルダの詳細は、「dataset-file-name」を参照してください。
例
例2-22 ファイルの構文のチェック
この例では、誤った構文を持つデータセット・ファイルを作成してチェックします。
ob> mkds --nq --input badsyntax.ds Input the new dataset contents. Terminate with an EOF or a line containing just a dot ("."). icnlude host brhost2 . Error: the following problems were detected in dataset badsyntax.ds: 1: icnlude host brhost2 Error: "icnlude" - unknown keyword ob> chkds badsyntax.ds Error: the following problems were detected in dataset badsyntax.ds: 1: icnlude host brhost2 Error: "icnlude" - unknown keyword
例2-23 ファイルの構文のチェック
この例では、2つのデータセット・ファイルを作成してチェックします。
ob> mkds --nq --input empty.ds Input the new dataset contents. Terminate with an EOF or a line containing just a dot ("."). . ob> mkds --nq --input goodsyntax.ds Input the new dataset contents. Terminate with an EOF or a line containing just a dot ("."). include host brhost2 include path /home . ob> chkds empty.ds goodsyntax.ds Warning: dataset empty.ds is empty
構文
chloc::=
chloc [ --comment/-c commentstring | --inputcomment/-i commentstring ] [ --mailto/-m email-target[,email-target] ] [ --addmailto/-a email-target[,email-target] ] [ --rmmailto/-r email-target[,email-target] ] [ --customerid/-I idstring ] [ --notification/-n ntype ] [ --recalltime/-R duration ] locationname...
意味
場所についての説明的なコメントを指定します。--comment
または--inputcomment
のいずれかを指定できますが、両方を指定することはできません。
コメントの入力(オプション)を可能にします。chloc --inputcomment
を実行すると、コメントの入力を要求するプロンプトが表示されます。コメントを終了するには、その行にピリオド(.
)を付けます。--comment
または--inputcomment
のいずれかを指定できますが、両方を指定することはできません。
場所について1人以上の電子メールの受信者を指定します。
場所に追加する1人以上の電子メールの受信者を指定します。
場所から削除する1人以上の電子メールの受信者を指定します。
カスタマIDの文字列。保管場所に対してのみ有効です。
--notification
ntype
オプションを使用すると、保管場所に対するメディアの移動が発生する際に、オフサイト保管ベンダーに送信する電子通知タイプを指定できます。ntype
値は、none
またはimftp
(Iron Mountain FTPファイル)です。
--recalltime
オプションを使用すると、この保管場所からデータ・センターにボリュームをリコールするのに必要な時間を指定できます。この設定は、アクティブな場所に対して使用できず、オフサイトの保管場所に対してのみ有効です。この設定は、Recovery Manager(RMAN)によって開始された、指定のリソース待機期間内に供給できなかったテープ・ボリュームを使用する必要があるリストア・リクエストが失敗したかどうかを判断する場合に使用できます。また、このパラメータは、複数のオフサイトの場所で複数のコピーを使用できる場合に、リストア操作のためにリコールするボリュームを特定するために、ボリューム・クローニング機能で使用することも可能です。
保管場所の名前。
注意: all は予約語であるため、場所の名前として使用できません。 |
使用方法
メディア・ファミリの属性は、ボリュームの作成時に、メディア・ファミリ内のボリュームに適用されます。メディア・ファミリ属性は、ボリュームの属性の一部になります。最初にデータがボリュームに書き込まれた後は、ボリュームを再書込みする場合を除いて、ボリューム属性は変更できません。メディア・ファミリ属性を変更しても、その変更内容はこのファミリに作成済のボリュームには適用されません。
Oracle Secure Backupには、RMAN-DEFAULT
という名前のコンテンツ管理されたデフォルトのメディア・ファミリが付属しています。このメディア・ファミリは削除も名前変更もできませんが、次を除くオプションはリセットできます。
--writewindow
--retain
--contentmanaged
構文
chmf::=
chmf [ --writewindow/-w duration ] [ --retain/-r duration ] [ [ --vidunique/-u ] | [ --vidfile/-F vid-pathname ] | [ --viddefault/-d | [ --vidfamily/-f media-family-name ] ] [ [ --inputcomment/-i ] | [ --comment/-c comment ] ] [ --contentmanaged/-C ] [ --append/-a ] [ --noappend/-A ] [ --rotationpolicy/-R policyname ] [ --duplicationpolicy/-D policyname ] [ --acsscratchid/-d acsscratch_id ] media-family-name...
意味
ここに記載されていないオプションについては、「mkmf」を参照してください。
メディア・ファミリに対するコメントの入力(オプション)を可能にします。chmf --inputcomment
を実行すると、コメントの入力を要求するプロンプトが表示されます。コメントを終了するには、その行にピリオド(.
)を付けます。
メディア・ファミリに関して保存する情報を指定します。comment
に空白を含める場合は、テキストを引用符で囲みます。
メディア・ファミリに対するローテーション・ポリシーを指定します。
ローテーション・ポリシーを消去するには、ポリシー名に空の文字列("")を指定します。
メディア・ファミリに対する複製ポリシーを指定します。
複製ポリシーを削除するには、ポリシー名に空の文字列を指定します。
ACSLSライブラリの場合、ボリュームを取得するスクラッチ・プールIDを定義します。ACSLS以外のライブラリの場合、このオプションは影響しません。ボリュームのラベル付けが解除されている場合、ラベル付けが解除されたときに属していたメディア・ファミリによって定義されているスクラッチ・プールIDに戻されます。
ボリュームがスクラッチ・プールから取得されて最初にラベル付けされると、ボリュームの事前ラベル付け時に生成されるのと同じ永続メディア・ファミリを取得します。
変更するメディア・ファミリの名前を指定します。
例
例2-24 メディア・ファミリのプロパティの変更
この例では、full_bkup
という名前の時間管理されたメディア・ファミリを作成します。ボリューム内のボリューム用書込みウィンドウは7日です。保存期間は28日間であるため、メディア・ファミリのボリュームはOracle Secure Backupによる最初の書込みから35日後に期限切れになります。そのため、例では保存期間を7日から10日に変更します。
ob> mkmf --vidunique --writewindow 7days --retain 28days full_bkup ob> lsmf --long full_bkup full_bkup: Write window: 7 days Keep volume set: 28 days Appendable: yes Volume ID used: unique to this media family ob> chmf --writewindow 10days full_bkup ob> lsmf --long full_bkup full_bkup: Write window: 10 days Keep volume set: 28 days Appendable: yes Volume ID used: unique to this media family
用途
chpni
コマンドは、ホストに設定された優先ネットワーク・インタフェース(PNI)の構成を変更する場合に使用します。PNIを初めて構成する場合は、mkpniコマンドを使用します。特定のホストには複数のPNIを設定できます。
使用方法
chpni
コマンドを使用する場合は、ホストのIPアドレス以外にも、オプション--client/-c
、--addclient/-a
または--rmclient/-r
のいずれかを指定する必要があります。
構文
chpni::=
chpni --interface/-i server-ipname {[--client/-c client-hostname [,client-hostname] ...] [--addclient/-a client-hostname [,client-hostname] ...] [--rmclient/-r client-hostname [,client-hostname] ...] } server-hostname
意味
指定したクライアントが、server-hostnameで指定したサーバーと通信を行うときに使用する必要のあるIPアドレスまたはDNSホスト名を指定します。
Oracle Secure Backupは、IPv6をサポートするすべてのプラットフォームでInternet Protocol v4(IPv4)、Internet Protocol v6(IPv6)およびIPv4とIPv6の混合環境をサポートします。
server-hostname
と通信する際にserver-ipname
を使用する1人以上のクライアントを指定します。client-hostnameには、サーバーから見えるクライアントのホスト名またはインターネット・アドレスを指定します。ホスト名はmkpniコマンドで作成したホスト名である必要があります。
ホスト用に構成されたPNIのリストにクライアントを追加します。
ホスト用に構成されたPNIのリストからクライアントを削除します。
サーバー・ホストの名前を指定します。
構文
chrot::=
chrot [ --comment/-c commentstring | --inputcomment/-i commentstring ] [ --rule/-u rotationrule[, rotationrule...] ] [ --addrule/-A rotationrule [, rotationrule...] ] [ --rmrule/-R rotationrule [, rotationrule...] ] [ --chrule/-h rotationrule [, rotationrule...] ] [ --position/-p n ] policyname...
意味
ローテーション・ポリシーについての説明的なコメントを指定します。--comment
または--inputcomment
のいずれかを指定できますが、両方を指定することはできません。
コメントの入力(オプション)を可能にします。chrot --inputcomment
を実行すると、コメントの入力を要求するプロンプトが表示されます。コメントを終了するには、その行にピリオド(.
)を付けます。--comment
または--inputcomment
のいずれかを指定できますが、両方を指定することはできません。
このローテーション・ポリシーについて置換用ローテーション・ルールを指定します。
chrot
コマンドに--rule
を指定すると、指定された--position
のローテーション・ルールが(新しい場所の)新しいルールに置き換えられます。--rule
を--position
とともに使用する場合、指定できるルールは1つのみです。--position
を指定しない場合は、このポリシーに定義されているローテーション・ルールはすべて指定されたルールに置き換えられます。
指定されたローテーション・ルールを、このローテーション・ポリシーのルール・セットに追加します。
指定されたrotationrule
を、このローテーション・ポリシーのルール・セットから削除します。
--rmrule
を使用して既存のrotationrule
をローテーション・ポリシーから削除する場合、場所のみが必須です。rotationrule
のevent
またはduration
部分を指定し、指定された場所の既存ルールに定義されているものと一致しない場合は、エラー・メッセージが表示されます。
ローテーション・ポリシーの既存ルールに関連付けられた属性を変更します。--chrule
オプションに指定されたローテーション・ルールのlocation
フィールドは、指定されたローテーション・ポリシーのすべてのローテーション・ルールと比較されます。一致するルールについて、既存のローテーション・ルールのevent
およびduration
フィールドが--chrule
オプションに指定されたローテーション・ルールのevent
およびduration
フィールドで置き換えられます。
--position
値は、rotationrule
がローテーション・ポリシー内の場所/期間のタプルの既存リストに追加される特定のポイントを指定します。位置には1から順に番号が付けられます。ローテーション・ルールのタプルは、n
で指定された位置のタプルの直前に挿入されます。たとえば、n
=1
の場合、タプルはリストの1番目のタプルの前に挿入されます。n
=2
の場合、タプルは1番目と2番のタプルの間に、というように挿入されます。--position
パラメータを指定しない場合、場所/期間のタプルは既存リストの後に挿入されます。
ローテーション・ポリシーの名前を1から31文字で指定します。
例
例2-26 ローテーション・ポリシー内のルールの変更
この例では、--rule
を--position
とともに使用して、ローテーション・ルール2を置き換え、それをもう一度置き換えます(ルール1はそのまま)。
ob> lsrot --long rp1 rp1: Rotation rule 1: * : firstwrite : 2 seconds Rotation rule 2: vault : arrival : 1 day UUID: f7d61560-2d53-102c-8bcf-00163e38b3e7 ob> chrot --rule imvault:arrival:1day --position 2 rp1 ob> lsrot --long rp1 rp1: Rotation rule 1: * : firstwrite : 2 seconds Rotation rule 2: imvault : arrival : 1 day UUID: f7d61560-2d53-102c-8bcf-00163e38b3e7 ob> chrot --rule Media_Recycle_Bin:arrival --position 2 rp1 ob> lsrot --long rp1 rp1: Rotation rule 1: * : firstwrite : 2 seconds Rotation rule 2: Media_Recycle_Bin : arrival : disabled UUID: f7d61560-2d53-102c-8bcf-00163e38b3e7
構文1
既存のバックアップ・スケジュールを変更する場合は、次の構文を使用します。
chsched::=
chsched [ --dataset/-D dataset-name[,dataset-name]... ] [ --adddataset/-A dataset-name[,dataset-name]... ] [ --rmdataset/-R dataset-name[,dataset-name]... ] [ --comment/-c comment | --inputcomment/-i ] [ --priority/-p schedule-priority ] [ --enabled/-z ] [ --disabled/-Z ] [ --encryption/-e { yes | no } ] [ --restrict/-r restriction[,restriction]... ] [ --addrestrict/-E restriction[,restriction]... ] [ --rmrestrict/-T restriction[,restriction]... ] [ [ --addtrigger/-a ] | [ --chtrigger/-h trigger-number[,trigger-number]...] | [ --rmtrigger/-m trigger-number[,trigger-number]...] ] [ [ --day/-d day-date ] [ --time/-t time ] [ --level/-l backup-level ] [ --family/-f media-family-name ] [ --expires/-x duration ] ]... schedulename...
意味1
ここに記載されていないオプションについては、mkschedコマンドを参照してください。
バックアップ・ジョブに含めるデータセットを指定します。
現行スケジュールにデータセットを追加します。
現行スケジュールからデータセットを削除します。
バックアップ・スケジュールを有効にするかどうかを指定します。このオプションを使用すると、以前に無効にしたバックアップ・スケジュールを再起動することができます。
ボールティング・スキャン・スケジュールを無効にするかどうかを指定します。このオプションを使用すると、バックアップ・スケジュールを削除することなく一時停止することができます。このオプションは、ホストのサービスを一時的に停止する必要があるときに有用です。
バックアップ・スケジュールまたはバックアップ・ジョブに対する暗号化フラグを指定します。有効な値は次のとおりです。
yes
これらのスケジュール済ジョブのバックアップは、グローバルまたはホスト固有の暗号化ポリシーの設定に関係なく、常に暗号化されます。
no
これがデフォルトです。
グローバルとホスト固有の両方の暗号化ポリシーがallowed
に設定されている場合、これらのジョブに対して作成されるバックアップは暗号化されません。
グローバル暗号化ポリシーまたはホスト固有の暗号化ポリシーのいずれかがrequired
に設定されている場合、ポリシーがこの設定に優先し、バックアップは常に暗号化されます。暗号化アルゴリズムおよびキーは各クライアント・ホストのポリシーによって決まります。
バックアップで使用されるテープ・ドライブを新しく追加します。restriction
プレースホルダの詳細は、「restriction」を参照してください。
スケジュールから制限を削除します。restriction
プレースホルダの詳細は、「restriction」を参照してください。
スケジュールにトリガーを追加します。トリガーは、スケジュール済バックアップを実行する時間周期または時間セットをユーザー定義したものです。トリガーを追加するときは、--day
オプションを指定する必要があります。--day
を指定して時間を指定しない場合は、時間はデフォルトで00:00に設定されます。
スケジュールに含まれる指定のトリガーが編集されます。トリガー番号を取得するには、lsschedコマンドで--long
オプションを指定します。
スケジュールからトリガーを削除します。トリガー番号を取得するには、lsschedコマンドで--long
オプションを指定します。
スケジュールの名前を指定します。
構文2
既存のボールティング・スキャン・スケジュールを変更する場合は、次の構文を使用します。
chsched::=
chsched [ --comment/-c comment | --inputcomment/-i ] [ --priority/-p schedule-priority ] [ --enabled/-z ] [ --disabled/-Z ] [ --location/-L locationname[,locationname]... ] [ --addlocation/-O locationname[,locationname]... ] [ --rmlocation/-C locationname[,locationname]... ] [ --restrict/-r vault_restriction[,vault_restriction ] ] [ --addrestrict/-E vault_restriction[,vault_restriction ] ] [ --rmrestrict/-T vault_restriction[,vault_restriction ] ] [ --select/-S select_criterion[,select_criterion] ] [ --addselect/-P select_criterion[,select_criterion] ] [ --rmselect/-U select_criterion[,select_criterion] ] [ [ --addtrigger/-a ] | [ --chtrigger/-h trigger-number[,trigger-number]... ] | [ --rmtrigger/-m trigger-number[,trigger-number]... ] ] [ [ --day/-d day-date ][ --time/-t time ][ --expires/-x duration ] ]... schedulename...
意味2
ここに記載されていないオプションについては、mkschedコマンドを参照してください。
ボールティング・スキャン・スケジュールを有効にするかどうかを指定します。このオプションを使用すると、以前に無効にしたボールティング・スキャン・スケジュールを再起動することができます。
ボールティング・スキャン・スケジュールを無効にするかどうかを指定します。このオプションを使用すると、ボールティング・スキャン・スケジュールを削除することなく一時停止することができます。このオプションは、ホストのサービスを一時的に停止する必要があるときに有用です。
ボールティング・スキャン・スケジュールに適用する、置換用の場所を指定します。現在スケジュールに定義されている場所のセット全体が置き換えられます。
1つまたは複数の場所をボールティング・スキャン・スケジュールに追加します。
1つまたは複数の場所をボールティング・スキャン・スケジュールから除去します。
注意: --location 、--addlocation および--rmlocation オプションは、このリリースのボールティング・スキャン・スケジュールについては非推奨ですが、下位互換性のためにサポートされています。--restrict 、--addrestrict 、および--rmrestrict オプションを使用してボールティング・スキャンを特定の場所に制限することをお薦めします。 |
ボールティング・スキャンを1つまたは複数の場所に制限します。場所は、次のどの書式でも設定できます。
location_name
@cap_name
location_name
は、移動に適したボリュームのスキャン・ジョブの間にスキャンされる場所です。カートリッジ・アクセス・ポート(CAP)の名前は、場所がACSLSライブラリである場合にのみ指定することができます。
location_name
location_name
がACSLSライブラリで、CAP名が指定されている場合、Oracle Secure Backupは利用可能な最大CAPを選択します。
@cap_name
場所名が指定されていない場合、指定したCAPの場所がスキャンされます。この書式は、ACSLSライブラリにのみ適用されます。
ライブラリの取出しタイプが自動またはオンデマンドに設定されている場合、メディア移動ジョブの間、指定したCAPにボリュームがエクスポートされます。
現在スケジュールに定義されている場所のセット全体が置き換えられます。
1つまたは複数の場所をボールティング・スキャン・スケジュールに追加します。場所は、--restrict
option用にリストされたいずれの書式でも設定できます。
1つまたは複数の場所をボールティング・スキャン・スケジュールから除去します。場所は、--restrict
option用にリストされたいずれの書式でも設定できます。
ボールティング・スキャンを1つまたは複数のメディア・ファミリに制限します。現在スケジュールに定義されているメディア・ファミリのセット全体が置き換えられます。
ボールティング・スキャンに1つまたは複数のメディア・ファミリを追加します。
ボールティング・スキャンから1つまたは複数のメディア・ファミリを削除します。
スケジュールにトリガーを追加します。トリガーは、スケジュール済バックアップを実行する時間周期または時間セットをユーザー定義したものです。トリガーを追加するときは、--day
オプションを指定する必要があります。--day
を指定して時間を指定しない場合は、時間はデフォルトで00:00に設定されます。
スケジュールに含まれる指定のトリガーが編集されます。トリガー番号を取得するには、lsschedコマンドで--long
オプションを指定します。
スケジュールからトリガーを削除します。トリガー番号を取得するには、lsschedコマンドで--long
オプションを指定します。
スケジュールの名前を指定します。
構文3
既存のボリューム複製スキャン・スケジュールを変更する場合は、次の構文を使用します。
chsched::=
chsched [ --comment/-c comment | --inputcomment/-i ] [ --priority/-p schedule-priority ] [ --enabled/-z ] [ --disabled/-Z ] [ --location/-L locationname[,locationname]... ] [ --addlocation/-O locationname[,locationname]... ] [ --rmlocation/-C locationname[,locationname]... ] [ [ --addtrigger/-a ] | [ --chtrigger/-h trigger-number[,trigger-number]... ] | [ --rmtrigger/-m trigger-number[,trigger-number]... ] ] [ [ --day/-d day-date ][ --time/-t time ][ --expires/-x duration ] ]... schedulename...
意味3
ここに記載されていないオプションについては、mkschedコマンドを参照してください。
ボリューム複製スキャン・スケジュールを有効にするかどうかを指定します。このオプションを使用すると、以前に無効にしたボリューム複製スキャン・スケジュールを再起動することができます。
ボリューム複製スキャン・スケジュールを無効にするかどうかを指定します。このオプションを使用すると、ボリューム複製スキャン・スケジュールを削除することなく一時停止することができます。このオプションは、ホストのサービスを一時的に停止する必要があるときに有用です。
ボリューム複製スキャン・スケジュールに適用する、1つまたは複数の置換用の場所を指定します。現在スケジュールに定義されている場所のセット全体が置き換えられます。複製スキャン・スケジュールには、アクティブな場所のみを指定できます。
1つまたは複数の場所をボリューム複製スキャン・スケジュールに追加します。複製スケジュールには、アクティブな場所のみを指定できます。
1つまたは複数の場所をボリューム複製スキャン・スケジュールから除去します。
スケジュールにトリガーを追加します。トリガーは、スケジュール済バックアップを実行する時間周期または時間セットをユーザー定義したものです。トリガーを追加するときは、--day
オプションを指定する必要があります。--day
を指定して時間を指定しない場合は、時間はデフォルトで00:00に設定されます。
スケジュールに含まれる指定のトリガーが編集されます。トリガー番号を取得するには、lsschedコマンドで--long
オプションを指定します。
スケジュールからトリガーを削除します。トリガー番号を取得するには、lsschedコマンドで--long
オプションを指定します。
スケジュールの名前を指定します。
例
例2-27 バックアップ・スケジュールの変更
例2-27は、毎週日曜日の午後9時に実行するようにスケジュールされた全体バックアップから始まります。最初のchsched
コマンドでは、平日午前4時のトリガーを追加し、メディア・ファミリにfull
を指定してバックアップの有効期限を30日後に設定しています。2番目のchsched
コマンドでは、日曜日のトリガーを正午に実行するように変更しています。
ob> lssched --long OSB-CATALOG-SCHED: Type: backup Dataset: OSB-CATALOG-DS Priority: 50 Encryption: no Comment: catalog backup schedule full_backup: Type: backup Dataset: datadir.ds Priority: 5 Encryption: yes Trigger 1: Day/date: sundays At: 21:00 Backup level: full Media family: (null) ob> chsched --addtrigger --day "mon tue wed thu fri" --family full --expires 30days --time 04:00 full_backup ob> lssched --long OSB-CATALOG-SCHED: Type: backup Dataset: OSB-CATALOG-DS Priority: 50 Encryption: no Comment: catalog backup schedule full_backup: Type: backup Dataset: datadir.ds Priority: 5 Encryption: yes Trigger 1: Day/date: sundays At: 21:00 Backup level: full Media family: (null) Trigger 2: Day/date: weekdays At: 04:00 Backup level: full Media family: full Expires after: 30 days ob> chsched --chtrigger 1 --time 12:00 full_backup ob> lssched --long OSB-CATALOG-SCHED: Type: backup Dataset: OSB-CATALOG-DS Priority: 50 Encryption: no Comment: catalog backup schedule full_backup: Type: backup Dataset: datadir.ds Priority: 5 Encryption: yes Trigger 1: Day/date: sundays At: 12:00 Backup level: full Media family: (null) Trigger 2: Day/date: weekdays At: 04:00 Backup level: full Media family: full Expires after: 30 days
構文
構文
chssel::=
chssel [ --dbname/-d { * | dbname[,dbname]...} ] [ --adddbname/-D { * | dbname[,dbname]...} ] [ --rmdbname/-E dbname[,dbname]... ] [ --dbic/-i { * | dbid[,dbid]... } ] [ --adddbid/-I { * |dbid[,dbid }... } ] [ --rmdbid/-J { * | dbid[,dbid]... } ] [ --host/-h { * | hostname[,hostname]... } ] [ --addhost/-H { * | hostname[,hostname]... } ] [ --rmhost/-K { * | hostname[,hostname]... } ] [ --content/-c { * | content[,content]... } ] [ --addcontent/-C { * | content[,content]... } ] [ --rmcontent/-F { * |content[,content]... } ] [ --restrict/-r restriction[,restriction]... ] [ --addrestrict/-R restriction[,restriction]... ] [ --rmrestrict/-S restriction[,restriction]... ] [ --copynum/-n { * | 1 | 2 | 3 | 4 } ] [ --family/-f media_family ] [ --waittime/-w duration ] [ --encryption/-e {off|on|forcedoff|swencryption}] sselname...
意味
記憶域セレクタの現行データベース名を、指定したdbname
値に置き換えます。
現在記憶域セレクタに関連付けられているデータベースに、指定したdbname
値を追加します。
現在記憶域セレクタに関連付けられているデータベースから、指定したdbname
値を削除します。
記憶域セレクタの現行データベースID(DBID)を、指定したdbid
値に置き換えます。
現在記憶域セレクタに関連付けられているDBIDに、指定したdbid
値を追加します。
指定したDBIDを記憶域セレクタから削除します。
記憶域セレクタの現行ホストを、指定したhostname
値に置き換えます。
現在記憶域セレクタに関連付けられているホストに、指定したhostname
値を追加します。
現在記憶域セレクタに関連付けられているホストから、指定したhostname
値を削除します。
記憶域セレクタの現行コンテンツ・タイプを、指定したコンテンツ・タイプに置き換えます。content
プレースホルダの詳細は、「content」を参照してください。
現在記憶域セレクタに関連付けられているコンテンツ・タイプに、指定したコンテンツ・タイプを追加します。
現在記憶域セレクタに関連付けられているコンテンツ・タイプから、指定したコンテンツ・タイプを削除します。
記憶域セレクタの現行テープ・デバイス制限を、指定したrestriction
値に置き換えます。restriction
プレースホルダの詳細は、「restriction」を参照してください。
指定したrestriction
値を記憶域セレクタに追加します。
指定したrestriction
値を記憶域セレクタから削除します。
この記憶域セレクタが適用されるコピー番号を指定します。コピー番号は1から4の整数である必要があります。アスタリスク(*)を指定すると、記憶域セレクタが任意のコピー番号に適用されます。
記憶域セレクタの現行メディア・ファミリを、指定したファミリに置き換えます。メディア・ファミリは、mkmfコマンドで作成します。
記憶域セレクタの現行のリソース可用性時間を、指定した期間に置き換えます。duration
プレースホルダの詳細は、「duration」を参照してください。
バックアップを暗号化するかどうかを指定します。いずれの場合でも、データがRMANによってすでに暗号化されている場合、Oracle Secure Backupはそれ以上の暗号化を実行しません。次の暗号化オプションのいずれかを設定します。
ON: RMANによってすでに暗号化されている場合を除き、バックアップ・データは暗号化されます。
OFF: ホストまたはグローバル・ポリシーがrequiredに設定されている場合を除き、バックアップ・データは暗号化されません。OFFは、暗号化の値を指定しないことと同じです。
FORCEDOFF: データベース・バックアップは暗号化されず、ホスト固有の暗号化設定はすべて無視されます。FORCEDOFFの設定はRMANに影響しないので、RMANでは引き続きバックアップ・データを暗号化できます。
SWENCRYPTION: ハードウェア暗号化ではなくソフトウェア暗号化が使用されます。このオプションは、状況によってハードウェア暗号化を使用しない場合に備えて提供されています。
注意: encryption オプションを使用できるのは、Oracle Secure Backup 10.3.0.2.0以降のみです。 |
変更する記憶域セレクタの名前を1つ以上指定します。
例
例2-28 データベース・バックアップ記憶域セレクタへのコンテンツ・タイプの追加
この例では、データベース全体をバックアップするよう指定するバックアップ記憶域セレクタssel_full
を作成します。この例では、さらに、記憶域セレクタを変更してアーカイブREDOログを含めるようにします。
ob> mkssel --dbid 1557615826 --host brhost2 --content full --family f1 ssel_full ob> lsssel --long ssel_full: Content: full Databases: [all] Database ID: 1557615826 Host: brhost2 Restrictions: [none] Copy number: [any] Media family: f1 Resource wait time: 1 hour UUID: b5774d9e-92d2-1027-bc96-000cf1d9be50 ob> chssel --addcontent archivelog ssel_full ob> lsssel --long ssel_full: Contents: archivelog, full Databases: [all] Database ID: 1557615826 Host: brhost2 Restrictions: [none] Copy number: [any] Media family: f1 Resource wait time: 1 hour UUID: b5774d9e-92d2-1027-bc96-000cf1d9be50
構文
chsum::=
chsum [ --days/-d produce-days[,produce-days]... ] [ --reporttime/-t time ] [ --mailto/-m email-target[,email-target]... ] [ --addmailto/-a email-target[,email-target]... ] [ --rmmailto/-r email-target[,email-target]... ] [ --host/-h hostname[,hostname]... ] [ --addhost/-H hostname[,hostname]... ] [ --rmhost/-h hostname[,hostname]... ] [ [ --covers/-c duration ] | [ --since/-s "summary-start-day[ ]time" ] ] [ --backup/-B { yes | no } ] [ --restore/-R { yes | no } ] [ --orabackup/-b { yes | no } ] [ --orarestore/-e { yes | no } ] [ --scheduled/-S { yes | no } ] [ --user/-U { yes | no } ] [ --subjobs/-J { yes | no } ] [ --superseded/-D { yes | no } ] [ --duplication/-P { yes | no } ] [ --catalog/-C { yes | no } ] [ --mediamovement/-M { yes | no } ] summary-name...
意味
ここに記載されていないオプションについては、「mksum」を参照してください。
ジョブ・サマリー・スケジュールに電子メール・アドレスを追加します。
ジョブ・サマリー・スケジュールから電子メール・アドレスを削除します。
このジョブ・サマリーの制限先となるホストのリストにホストを追加します。
このジョブ・サマリーの制限先となるホストのリストからホストを削除します。
ジョブ・サマリー・スケジュールの名前を指定します。
例
例2-29 ジョブ・サマリー・スケジュールの変更
この例では、ジョブ・サマリー・スケジュールweekly_report
を編集して、電子メールID jim@example.com
を追加しています。また、ジョブ・サマリーの作成日を水曜日と金曜日に、レポートする時間を12時にそれぞれ変更します。
ob> lssum weekly_report Wed at 12:00 ob> chsum --addmailto jim@example.com --days Wed,Fri --reporttime 12:00 weekly_report ob> lssu --long weekly_report: Produce on: Wed Fri at 12:00 Mail to: lance@example.com jim@example.com In the report, include: Backup jobs: yes Restore jobs: yes Scheduled jobs: yes User jobs: yes Subordinate jobs: yes Superseded jobs: no
前提条件
自分を含むOracle Secure Backupユーザーの属性を変更する必要がある場合は、管理ドメインの構成の変更(modify administrative domain's configuration)権を備えている必要があります。自分のパスワードおよび名前を変更するには、自分の名前およびパスワードの変更(modify own name and password)権を備えている必要があります。
構文
chuser::=
chuser [ --class/-c userclass ] [ --password/-p password | --querypassword/-q ] [ --unixname/-U unix-user ] [ --unixgroup/-G unix-group ] [ --adddomain/-d { windows-domain | * },windows-account[,windows-password ] ]... [ --rmdomain/-r { windows-domain | * } ] [ --ndmpuser/-N { yes | no } ]... [ --email/-e emailaddr ] [ --givenname/-g givenname ] [ --preauth/-h preauth-spec[,preauth-spec]... ] [ --addpreauth/-H preauth-spec[,preauth-spec]... ] [ --rmpreauth/-X preauth-spec[,preauth-spec]... ] username...
意味
ここに記載されていないchuser
のオプションについては、「mkuser」を参照してください。
Oracle Secure Backupユーザーが管理ドメインにログインする場合のパスワードを指定します。入力可能な文字列は最長16文字です。パスワードを指定しない場合、パスワードはNULLになります。
最短パスワード長は、minuserpasswordlen
セキュリティ・ポリシーによって決まります。デフォルト値が0の場合、NULLパスワードが許されることになります。
パスワードは、コマンドラインまたはコマンド・スクリプトにクリアテキストで指定しないでください。セキュリティ上の脆弱性となります。Oracle Secure Backupユーザーにパスワードの入力を要求する方法をお薦めします。
ユーザー・アカウントにWindowsドメイン情報を追加します。ドメインがユーザー・オブジェクト内の既存のドメインと異なる場合は、--adddomain
により新たなドメインのエントリが追加されます。--adddomain
のドメイン名がユーザー・オブジェクト内の既存のドメインと同じ場合は、--adddomain
により既存の情報が置き換えられます。詳細は、mkuserコマンドの--domain
オプションを参照してください。例2-104では、Windowsドメインにユーザーを作成する方法について説明します。
Windowsドメインを削除します。
指定ホスト上の指定オペレーティング・システム・ユーザーの指定Oracle Secure Backupユーザー・アイデンティティが認可されます。preauth-specプレースホルダの詳細は、「preauth-spec」を参照してください。
--preauth
オプションを指定すると、既存の事前認可データが置き換えられます。空の文字列を指定すると(たとえば--preauth ""
)、Oracle Secure Backupユーザーの事前認可をリセットできます。
事前認可オブジェクトが追加され、Oracle Secure Backupアクセスが事前認可されますが、既存の事前認可データは置き換えられません。管理ドメインの構成の変更(modify administrative domain configuration
)権を備えている場合にのみ、事前認可を追加できます。通常、admin
クラスのOracle Secure Backupユーザーのみがこの権限を備えています。
preauth-spec
プレースホルダの詳細は、「preauth-spec」を参照してください。
Windowsアカウント名としてos-username
を指定する場合は、Windowsドメイン名をワイルドカードまたは特定の名前で明示的に指定する必要があります。事前認可の重複は許可されません。複数の事前認可が同じホスト名、ユーザーIDおよびドメインを持つ場合は、重複です。
指定ホストまたは指定オペレーティング・システム・ユーザーから指定Oracle Secure Backupユーザーへの事前認可アクセスを削除します。事前認可属性は、指定されていても無視されます。preauth-spec
プレースホルダの詳細は、「preauth-spec」を参照してください。
管理ドメインの構成の変更(modify administrative domain configuration
)権を備えている場合にのみ、事前認可を削除できます。通常、admin
クラスのOracle Secure Backupユーザーのみがこの権限を備えています。
変更するOracle Secure Backupユーザーの名前を指定します。
例
例2-30 Oracle Secure Backupユーザーの変更
この例では、Oracle Secure Backupユーザーlashdown
を作成し、このユーザーをoracle
クラスに再割当てしてからこのユーザーに関する情報を表示します。
ob> mkuser bkpadmin --class admin --password "x45y" --givenname "lance" --unixname bkpadmin --unixgroup "dba" --preauth osbsvr1:bkpadmin+rman+cmdline --ndmpuser no --email bkpadmin@example.com ob> chuser --class oracle bkpadmin ob> lsuser --long bkpadmin bkpadmin: Password: (set) User class: oracle Given name: lance UNIX name: bkpadmin UNIX group: dba Windows domain/acct: [none] NDMP server user: no Email address: bkpadmin@example.com UUID: 5f437cd2-7a49-1027-8e8a-000cf1d9be50 Preauthorized access: Hostname: osbsvr1 Username: bkpadmin Windows domain: [all] RMAN enabled: yes Cmdline enabled: yes
使用方法
Oracle Secure Backupボリューム・カタログ内の複数のボリュームに一致するボリュームIDを指定した場合、あるいは指定したボリュームがボリューム・セットに属している場合、どのボリューム(1つまたは複数)を修正したいのかを尋ねられます。
Oracle Secure Backupからの応答の書式は、検出されたあいまいさのタイプによって異なります。ボリュームVOL000001
の有効期限を延長したいと仮定します。
obtool> chvol --retain forever -v VOL000001
Your selection matches the following volumes:
Volume ID Barcode Created
1 VOL000001 SF002463 01/11.04:24
2 VOL000001 SF004011 02/05.11:20
3 VOL000001 SF009774 02/23.01:31
Please select the volume(s) that you wish to modify: 1, 2, …, a(ll), n(one), or q(uit) [a]:
この最初の例では、ボリュームIDがVOL000001に一致する3つのボリュームが特定され、修正したいボリューム(1つまたは複数)を尋ねています。デフォルトはすべてのボリュームです。
別のボリュームVOL000001
の有効期限を延長するには、次のようにします。
obtool> chvol --retain forever -v VOL000008
The volume VOL000008 belongs to a volume set with the following members:
Volume ID Barcode Created
VOL000007 SF002463 01/11.04:24
VOL000008 SF004011 01/11.05:32
VOL000009 SF009774 01/11.07:13
Please select the volume(s) that you wish to modify: a(ll), n(one), or q(uit) [q]:
この2番目の例では、ボリューム・セットのメンバーであるVOL000008が特定され、そのボリュームのすべてを修正するのか、あるいは修正しないのかを尋ねています。ボリューム・セットの個々のメンバーを選択することはできません。デフォルトの選択肢は「quit」(終了)です。
構文
chvol::=
chvol { [ --rotationpolicy/-R policyname ] | [ --relocate/-M [ --nomovement/-n ] | [ --force/-f ] --tolocation locationname | [ --missing/-g { yes | no } ] | [ --notintransit/-O ] } [ --duplicationpolicy/-D duplication_policy ] [ --vsopt/-V { ignore | prompt | all } ] [ --expiresat/-x date-time | --retain/-r duration ] vol-spec [vol-spec]...
意味
ボリュームに割り当てられているローテーション・ポリシーをpolicyname
に変更します。
指定された場所にボリュームを再配置します。
ボリュームは、ローテーション・ポリシーの場所からこのオプションで指定した別の場所に移動できます。指定された場所は、ボリュームに対して現在割り当てられているローテーション・ポリシーに属する必要があります。--rotationpolicy
オプションは、ボリュームにローテーション・ポリシーを割り当てる場合に使用します。
現在同じ場所にある複数のボリュームに同じ場所を指定した場合、すべてのボリュームに対して1つのメディア移動ジョブが作成されます。ただし、複数のchvol
--relocate
コマンドで指定されたボリュームは、1つのメディア移動ジョブにマージされません。
再配置のためのメディア移動ジョブを作成せずに、指定された場所にボリュームを再配置します。指定された場所は、ボリュームに対して現在割り当てられているローテーション・ポリシーに属する必要があります。--rotationpolicy
オプションは、ボリュームにローテーション・ポリシーを割り当てる場合に使用します。
指定された場所にボリュームを再配置しますが、その場所は、ボリュームに対して現在割り当てられているローテーション・ポリシーに属している必要はありません。この場所がそのボリュームに対して想定される場所と一致しない場合、ボリュームは例外レポートに記載されます。
メディア移動ジョブがボリュームを移動しないようにボリュームを欠落としてマークするか(yes
)、あるいは欠落なしとしてマークします(no
)。
ボールトからロボットまでの移動が完了したものとしてボリュームをマークします。ボリュームの現在の場所が更新され、ボリュームのin-transitフラグがリセットされます。
ボリュームに割り当てられている複製ポリシーをpolicyname
に変更します。このオプションは、複製スキャンで以前に処理したボリュームには影響しません。--duplicationpolicy
""
を指定すると、複製ポリシーはNULLに設定されます。
指定したボリュームがボリューム・セットに属している場合に処理が行われます。
ignore
オプションにより、ボリューム・セットのメンバーシップは無視されて、選択したボリュームのみが変更されます。prompt
オプションにより、ボリューム・セット内のすべてのボリュームが表示され、変更する1つまたは複数のボリュームを選択するようにプロンプトが表示されます。all
オプションにより、ボリューム・セットのすべてのメンバーに変更内容が適用されます。
デフォルトの動作は、ボリューム・セットのメンバーシップは無視されて、選択したボリュームのみが変更されます。
指定したすべてのボリュームの有効期限をdate-time
に変更します。ただし、現在の有効期限よりも前の時刻に有効期限を再設定できない場合があるという制約を受けます。
date-time
プレースホルダの詳細は、「date-time」を参照してください。
各ボリュームの作成時間に継続期間を追加することにより、指定したすべてのボリュームの有効期限を変更します。ただし、現在の有効期限よりも前の時刻に有効期限を再設定できない場合があるという制約を受けます。
duration
プレースホルダの詳細は、「duration」を参照してください。
注意: --expiresat/-x および--retain/-r のオプションで生成された有効期限は、ボリューム・データベースに上書きされます。ボリュームの有効期限を変更しても物理テープ・ボリュームのデータには影響しません。 |
1つまたは複数のボリュームのボリュームIDまたはバーコード値。
vol-spec
プレースホルダの詳細は、「vol-spec」を参照してください。
意味
クリーンアップするテープ・ドライブの名前を指定します。テープ・ドライブ名を指定しない場合は、drive変数を設定する必要があります。
Oracle Secure Backupに強制的にテープ・ドライブをクリーンアップさせます。テープ・ドライブにテープがロードされている場合、テープをアンロードしてクリーニング・テープをロードし、テープ・ドライブをクリーンアップしてから、当初テープ・ドライブにあったテープをリロードします。
クリーニング・テープが入った記憶域要素の番号を指定します。このオプションを省略した場合は、mkdevコマンドに指定した--cleanemptiest
オプションの設定に基づいたクリーニング・テープが選択されます。se-spec
プレースホルダの詳細は、「se-spec」を参照してください。
例
例2-31 テープ・ドライブのクリーンアップ
この例では、テープ・ライブラリlib1の要素4に未使用のクリーニング・テープを挿入することをOracle Secure Backupに通知します。要素4のクリーニング・テープを使用してテープ・ドライブtape1をクリーンアップします。
ob> insertvol --library lib1 clean --uses 0 --maxuses 3 4 ob> clean --drive tape1 --force --use 4
前提条件
closedoor
コマンドを使用するには、デバイスの管理およびデバイスの状態変更(manage devices and change device state)権を備えている必要があります。
構文2
この構文は、1つ以上のデーモンにコマンドを送信する場合に使用します。
ctldaemon::=
ctldaemon --command/-c { dump | reinitialize | debugon | debugoff } [ --host/-h hostname[,hostname]... ] [ daemon-id ]...
意味
obscheduledデーモンを一時的に停止して後で再開できるようにします(構文1)。obscheduledは、トラブルシューティングの目的で一時停止できます。
Oracle Secure Backupデーモンに制御コマンドを送信できるようにします(構文2)。表2-2に--command
値をリストします。
デーモンが実行されているホストの名前を指定します。このオプションを省略した場合は、ローカル・ホストが想定されます。
プロセスID(PID)またはサービス名のいずれかとしてOracle Secure Backupデーモンを指定します。可能なサービス名は、observiced
、obscheduled
、obrobotd
およびobixd
です。
例
例2-33 obscheduledデーモンの一時停止
この例では、obscheduled
デーモンが通常の状態かどうかを判定してから一時停止します。
ob> lsdaemon obscheduled Process Daemon/ Listen ID Service State port Qualifier 9436 obscheduled normal 42130 ob> ctldaemon --command suspend ob> lsdaemon obscheduled Process Daemon/ Listen ID Service State port Qualifier 9436 obscheduled suspended 42130
用途
discoverdev
コマンドは、ネットワーク・データ管理プロトコル(NDMP)を介して接続されたテープ・デバイスを検出する場合に使用します。また、このコマンドは、NDMP接続されたテープ・デバイスの構成の変更も検出します。discoverdev
は、この情報に基づいて、管理ドメインのテープ・デバイス構成を自動的に更新します。
Oracle Secure Backupでは、次の種類の変更を検出して対処します。
まだ構成されていないが使用されているテープ・デバイス。このような各テープ・デバイスに対して、Oracle Secure Backupでは、一時的に割り当てた名前を付けてテープ・デバイスを作成し、それに対するテープ・デバイスのアタッチメントを構成します。
以前に構成済で、それに対するアタッチメントが使用されているテープ・デバイス。Oracle Secure Backupでは、既存の各テープ・デバイスにアタッチメントを追加します。
以前に構成済で、それに対するアタッチメントがなくなったテープ・デバイス。Oracle Secure Backupは、各テープ・デバイスからアタッチメントを削除します。
Oracle Secure Backupは、オペレーティング・システムがレポートするシリアル番号を比較することで、同じテープ・デバイスに接続する複数のホストを検出します。また、検出されたテープ・デバイスにそのシリアル番号でアクセス可能かどうかの判別も行います。検出されたテープ・デバイスにシリアル番号でアクセス可能な場合は、オペレーティング・システムによって割り当てられた論理名ではなくシリアル番号を参照するよう、各テープ・デバイスのアタッチメントを構成します。
前提条件
discoverdev
コマンドを使用するには、管理ドメインの構成の変更(modify administrative domain's configuration)権を備えている必要があります。
構文
discoverdev::=
discoverdev { --host/-h hostname }... [ --quiet/-q ] [ --noupdate/-U ]
[ --missing/-m ] [ --verbose/-v ]
意味
検出を行うホスト名を指定します。
検出テープ・デバイスのステータスの表示が抑止されます。
検出中に見つかった変更がレポートされますが、構成の変更は行われません。
以前検出されたが現在は検出されなくなったテープ・デバイスがレポートされます。
検出されたテープ・デバイスに関する詳細な出力が行われます。
例
例2-34 NDMPデバイスの検出
この例では、NDMPホストfiler_ethel
に関するテープ・デバイスを検出します。
ob> lshost filer_ethel mediaserver,client (via NDMP) in service linux_admin admin,mediaserver,client (via OB) in service lucy client (via NDMP) in service nt_client client (via OB) in service w2k client (via OB) in service ob> discoverdev --verbose --host filer_ethel Info: beginning device discovery for filer_ethel. Info: connecting to filer_ethel Info: devices found on filer_ethel: Info: ATL 1500 ... Info: mc3 attrs= [none] Info: WWN: [none] Info: SN: PMC13A0007 Info: Quantum SDLT220... Info: nrst7a attrs= norewind raw Info: WWN: [none] Info: SN: CXB45H1313 Info: Quantum SDLT220... Info: nrst8a attrs= norewind raw Info: WWN: [none] Info: SN: PKB51H0286 filer_ethel_mc3_2 (new library) WWN: [none] new attach-point on filer_ethel, rawname mc3 filer_ethel_nrst7a_2 (new drive) WWN: [none] new attach-point on filer_ethel, rawname nrst7a filer_ethel_nrst8a_2 (new drive) WWN: [none] new attach-point on filer_ethel, rawname nrst8a
用途
dumpdev
コマンドは、Oracle Secure Backupによってログ記録されたテープ・デバイス・エラーを表示する場合に使用します。
エラー・ログは、管理サーバーのOracle Secure Backupホームのadmin/log/device
サブディレクトリ・パスにあります。
構文
dumpdev::=
dumpdev [ --since/-s date-time ] [ --clear/-c [ --nq ] [ --nd ] ] { --dumpfile/-f path... | devicename... }
意味
date-time
以降に発生したエラーに表示を限定します。date-time
プレースホルダの詳細は、「date-time」を参照してください。
エラー・ログは表示後削除されます。各ログの削除前に確認を求められます。
確認メッセージを表示しません。このオプションを指定しない場合、コマンドは確認メッセージを表示します。確認メッセージについては、「対話型モードでのコマンド実行」を参照してください。
エラー・ログの表示が抑止されます。エラー・ログをクリアして表示しない場合に便利です。
ダンプするファイルのパス名を指定します。このオプションは、dumpdev
では通常見つからないファイルにテープ・デバイス・エラー・ログ・ファイルを保存している場合に使用すると便利です。
devicename
に関するエラー・ログ・ファイルをダンプします。テープ・デバイス名の命名規則については、「devicename」を参照してください。
例
例2-35 テープ・ドライブのエラー・ログのダンプ
この例では、10h_tape1
という名前のテープ・ドライブのエラー・ログをダンプします。
ob> dumpdev 10h_tape1 Oracle Secure Backup hardware error log for "10h_tape1", version 1 EXABYTE EXB-85058SQANXR1, prom/firmware id 07J0, serial number 06667256 Tue Jan 10, 2008 at 16:52:26.354 (Eastern Daylight Time) devtype: 14 obexec: mchamber-pc://./obt0, args to wst__exec: handle=0x0 accessed via host mchamber-pc: Windows_NT 5.1 op=16 (eod), buf=0x00, count=1 (0x1), parm=0x00 cdb: 11 03 00 00 00 00 space, cnt=0 to eod sense data: 70 00 03 FF FF FF FF 15 00 00 00 00 14 00 00 00 00 00 03 00 00 00 02 56 D8 2A 03 00 00 ec=0, sk=media err, asc=14, ascq=0 error is: unrecoverable error flags: (none) returned status: code=unrecoverable error, resid=0 (0x0), checks=0x0 []
用途
dupvol
コマンドは、ボリュームをオンデマンドで複製する場合に使用します。
複製する場合、オリジナル・ボリュームの書込みウィンドウは閉じられます。ボリューム移行オプションを選択していないと、新規に作成された複製の書込みウィンドウも閉じられます。
複製するボリューム自体が複製である場合は、オンデマンド複製のオリジナル・ボリュームは複製するボリュームのオリジナル・ボリュームに設定されます。
オンデマンド複製ジョブが取り消されると、複製の作成はこれ以上行われず、オリジナル・ボリュームの書込みウィンドウが再度開かれます。
前提条件
複製を実行するには、テープ・ドライブが2つ必要です。dupvol
コマンドを使用するには、デバイスの管理およびデバイスの状態変更(manage devices and change device state)権を備えている必要があります。複製に使用される対象ボリュームのサイズは、ソース・ボリュームのサイズ以上でなければなりません。
使用方法
Oracle Secure Backupボリューム・カタログ内の複数のボリュームに一致するボリュームIDを指定した場合、どのボリューム(1つまたは複数)を複製したいのかを尋ねられます。1つまたは複数のボリュームまたはそのすべてを選択するか、あるいはいずれも選択しないことも可能です。デフォルトの選択肢はすべてのボリュームです。
構文
dupvol::=
dupvol { --family/-f media-family } [ --migrate/-m { yes | no }] [ --priority/-p schedule-priority ] [ --quiet/-q ][ --restrict/-r restriction[,restriction]... ] { --volume/-v vid }[ --tag/-t tag[,tag]... ]
意味
複製ボリュームの作成に使用するメディア・ファミリを指定します。指定する各メディア・ファミリは、オリジナル・ボリュームの保存モード(時間管理またはコンテンツ管理のいずれか)と一致する必要があります。
ボリュームを移行する必要があるかどうかを指定します。このオプションをyes
に設定すると、制限を1つのみ指定できます。オリジナル・ボリュームは期限切れとマークされます。移行処理で、1つのボリュームのみ作成されます。
スケジュール済の複製にOracle Secure Backupユーザーによって割り当てられる0(ゼロ)より大きい数値の優先度を指定します。この値より小さいほど、優先度が高いとみなされます。
複製ジョブがスケジューラにディスパッチされたとき、ジョブIDまたはステータス情報が表示されません。
複製に使用可能な1つ以上のテープ・デバイスを識別する管理ドメインで、テープ・デバイス、ホスト、またはテープ・デバイス/ホストのペアを定義します。restriction
プレースホルダの詳細は、「restriction」を参照してください。
テープ・デバイス制限がない場合は、複製は最初に利用可能なテープ・デバイスで実行されます。制限は、テープ・デバイス名(mkdevまたはchdevによって割当て)として、またはテープ・デバイスのアタッチメントとして指定できます。
複製するボリュームを指定します。
用途
edds
コマンドは、既存のデータセット・ファイルを編集する場合に使用します。ファイルのコンテンツ全体を置き換えるには、次のいずれかの方法を使用します。
コマンドラインでの--input/-i
オプションの使用。ファイルはコマンドラインに入力できます。
--input/-i
の省略。これにより、デフォルトのエディタ・ウィンドウが開くので、データの入力と変更を行えます。エディタを終了すると変更が適用されます。デフォルトのエディタは、EDITOR環境変数によって定義されます。
前提条件
edds
コマンドを実行するには、管理ドメインの構成の変更(modify administrative domain's configuration)権を備えている必要があります。
構文
edds::=
edds [ --nq ] [ --nocheck/-C ] [ --input/-i ] dataset-file-name
意味
確認メッセージを表示しません。このオプションを指定しない場合、コマンドは確認メッセージを表示します。確認メッセージについては、「対話型モードでのコマンド実行」を参照してください。
データセット・ファイルの構文エラー・チェックを無効にします。
データセット・ファイルのコンテンツ全体の入力または置換えを有効にします。
データセット・ファイルの名前を指定します。dataset-file-name
プレースホルダの詳細は、「dataset-file-name」を参照してください。
例
例2-36 ファイルの構文のチェック
この例では、構文エラーのあるデータセット・ファイルを開き、そのコンテンツを異なる構文に置き換えてから構文をチェックします。
ob> catds badsyntax.ds icnlude host brhost2 ob> edds --nq --input badsyntax.ds Input the replacement dataset contents. Terminate with an EOF or a line containing just a dot ("."). include host brhost2 include path /home . ob> catds badsyntax.ds include host brhost2 include path /home ob> chkds badsyntax.ds
例
例2-37 obtoolの終了
この例では、バックアップ・ジョブが保留中のときに、--force
オプションを使用してobtoolを終了しています。
ob> backup --dataset fullbackup.ds ob> exit Error: one or more backup requests are pending. Use "quit --force" to quit now, or send the requests to the scheduler with "backup --go". ob> exit --force
用途
exportvol
コマンドは、1つ以上のボリュームを、テープ・ライブラリから削除するため、インポート/エクスポート・メカニズムに移動する場合に使用します。通常、複数のボリュームを一括でエクスポートします。このコマンドは、インポート/エクスポート・スロットのあるライブラリに対してのみサポートされます。
前提条件
exportvol
コマンドを使用するには、デバイスの管理およびデバイスの状態変更(manage devices and change device state)権を備えている必要があります。
構文1
ボリュームをテープ・ライブラリまたはスタンドアロン・テープ・ドライブからエクスポートする場合は、次の構文を使用します。
exportvol::=
exportvol [ --library/-L libraryname | --drive/-D drivename ] { vol-range | se-range }
意味1
ボリュームをテープ・ライブラリまたはスタンドアロン・テープ・ドライブからエクスポートする場合は、次の意味を使用します。
ボリュームのエクスポート元となるテープ・ライブラリの名前を指定します。テープ・ライブラリを指定する場合、エクスポート対象の記憶域要素に対する制限はありません。リクエストを実行するために十分なほど、空きのインポート/エクスポート要素がない場合は、コマンドを完全に処理できなかったことがレポートされます。
--library
または--drive
を指定しない場合は、libraryまたはdrive変数の値が使用されます。テープ・ライブラリとテープ・ドライブのいずれの設定も取得できない場合は、警告が発行されます。
ボリュームのエクスポート元となるテープ・ライブラリ内のテープ・ドライブの名前を指定します。テープ・ドライブを指定する場合は、すべての要素がテープ・ドライブの使用リストに含まれている必要があります。
--library
または--drive
を指定しない場合は、libraryまたはdrive変数の値が使用されます。テープ・ライブラリとテープ・ドライブのいずれの設定も取得できない場合は、警告が発行されます。
エクスポート対象のボリュームを指定します。vol-range
プレースホルダの詳細は、「vol-range」を参照してください。
エクスポートするボリュームを格納する記憶域要素を指定します。se-range
プレースホルダの詳細は、「se-range」を参照してください。
構文2
ACSテープ・ライブラリからボリュームをエクスポートする場合は、次の構文を使用します。
exportvol::=
exportvol { vol-range | se-range } cap_devicename
意味2
ACSテープ・ライブラリからボリュームをエクスポートする場合は、次の意味を使用します。
エクスポート操作の終了後にボリュームをカートリッジ・アクセス・ポートから取り外すには、オペレータの手動操作が必要になります。このようなオペレータの手動操作が行われず、ポリシー設定のmaxacsidleejectwaittime
を超える時間が経過すると、取出し操作はキャンセルされ、カートリッジはカートリッジ・アクセス・ポートに残ったままになります。この期間が切れる前にすべてのボリュームがカートリッジ・アクセス・ポートに移動していないことが判明した場合は、maxacsejectwaittime
を増やします。
エクスポート対象のボリュームを指定します。vol-range
プレースホルダの詳細は、「vol-range」を参照してください。
エクスポートするボリュームを格納する記憶域要素を指定します。se-range
プレースホルダの詳細は、「se-range」を参照してください。
このオプションは、ACSテープ・ライブラリからボリュームをエクスポートする場合にのみ使用できます。ボリュームのエクスポート先となるACSカートリッジ・アクセス・ポートを定義します。
例
例2-38 ボリュームのエクスポート
この例では、VOL000003
ボリュームをエクスポートしています。サンプル出力はページに収まるようにあらかじめ折り返されています。
ob> lsvol --drive tape2 --long Inventory of library lib2: in mte: vacant * in 1: volume VOL000003, barcode DEV423, oid 111, 47711360 kb remaining * in 2: vacant * in 3: vacant * in 4: vacant in iee1: vacant in iee2: vacant in iee3: vacant in dte: vacant *: in use list ob> exportvol --library lib2 --volume VOL000003 ob> lsvol --drive tape2 --long Inventory of library lib2: in mte: vacant * in 1: vacant * in 2: vacant * in 3: vacant * in 4: vacant in iee1: volume VOL000003, barcode DEV423, oid 111, 47711360 kb remaining, last se 1 in iee2: vacant in iee3: vacant in dte: vacant *: in use list
用途
extractvol
コマンドは、指定したテープ・ライブラリから1つ以上のボリュームを手動で削除したか削除中であることを、Oracle Secure Backupに通知する場合に使用します。抽出するボリュームのソースを指定できます。
ボリュームの削除後にinventoryコマンドを発行する場合は、extractvol
コマンドを使用する必要はありません。
前提条件
extractvol
コマンドを使用するには、デバイスの管理およびデバイスの状態変更(manage devices and change device state)権を備えている必要があります。
構文
extractvol::=
extractvol [ --library/-L libraryname | --drive/-D drivename ] { vol-range | se-range }
意味
ボリュームを抽出するテープ・ライブラリの名前を指定します。
--library
または--drive
を指定しない場合は、libraryまたはdrive変数の値が使用されます。テープ・ライブラリとテープ・ドライブのいずれの設定も取得できない場合は、警告が発行されます。
ボリュームを抽出するテープ・ライブラリのテープ・ドライブの名前を指定します。
--library
または--drive
を指定しない場合は、libraryまたはdrive変数の値が使用されます。テープ・ライブラリとテープ・ドライブのいずれの設定も取得できない場合は、警告が発行されます。
抽出するボリュームを指定します。vol-range
プレースホルダの詳細は、「vol-range」を参照してください。ボリューム情報を表示する場合は、lsvolコマンドを実行します。
ボリュームを抽出する記憶域要素の範囲を指定します。se-range
プレースホルダの詳細は、「se-range」を参照してください。
例
例2-39 ボリュームの抽出
この例では、テープ・ライブラリlib1の記憶域要素1にあるボリュームが手動で削除されたことをOracle Secure Backupに通知しています。lsvolのサンプル出力は、ページに収まるようにあらかじめ折り返されています。
ob> lsvol --library lib1 Inventory of library lib1: in 1: volume VOL000002, barcode ADE201, 47711424 kb remaining in 2: volume VOL000001, barcode ADE203, 48359360 kb remaining in dte: volume RMAN-DEFAULT-000002, barcode ADE202, 47773408 kb remaining, content manages reuse, lastse 3 ob> extractvol --library lib1 1 ob> lsvol --library lib1 Inventory of library lib1: in 1: vacant in 2: volume VOL000001, barcode ADE201, 48359360 kb remaining in dte: volume RMAN-DEFAULT-000002, barcode ADE202, 47773408 kb remaining, content manages reuse, lastse 3
用途
identifyvol
コマンドは、テープ・ドライブに指定のボリュームをロードし、そのボリューム・ラベルを読み取り、ボリュームを元の記憶域要素に戻す場合に使用します。
このコマンドが便利なのは、inventoryコマンドによってoccupied
などの無効なボリューム状態が表示された場合や、有効なテープはあってもそのコンテンツが不明な場合です。テープが新しくないかラベル付けされていない場合は、identifyvol
を使用してボリュームのコンテンツをインベントリに移入できます。
前提条件
identifyvol
コマンドを使用するには、デバイスの管理およびデバイスの状態変更(manage devices and change device state)権を備えている必要があります。
構文
identifyvol::=
identifyvol [ --drive/-D drivename ] [ --import/-i ] [ --obtaropt/-o obtar-option ]... [ se-range ]
意味
ボリュームを確認するテープ・ドライブの名前を指定します。テープ・ドライブ名を指定しない場合は、drive変数を設定する必要があります。
指定したボリュームの各バックアップ・イメージ・ラベルが読み取られます。デフォルトでは、identifyvol
により、ボリュームの最初のラベルのみが読み取られます。このオプションを指定すると、その他のドメインで生成されたテープに関する情報で、管理ドメイン内のボリューム・カタログを更新できます。
identifyvol
--import
では、ボリュームのバックアップ・イメージのコンテンツはカタログに追加されませんが、すべてのファイル・セクションのバックアップ・イメージ・ラベルが表示されます。obtarでバックアップ・イメージのコンテンツをカタログに追加する方法は、例B-16「ファイルシステム・バックアップ・イメージのカタログへの追加」を参照してください。
ボリュームの読取り時にobtarに渡されるobtarオプションを指定します。たとえば、-J
を指定すると、デバッグ・モードが有効になり、バックアップおよびリストア記録に詳細が記述されます。obtarオプションの詳細は、「obtarのオプション」を参照してください。
注意: obtool --import は、内部ではobtar --zz に変換されて実行されます。したがって、--import オプションを指定した場合、--obtaropt を使用してobtar -c 、-x または-t モードで使用されるオプションを指定することはできません。 |
確認するボリュームが入っている記憶域要素の範囲を指定します。se-range
を省略した場合は、指定ドライブに現在ロードされているボリュームが確認されます。se-range
プレースホルダの詳細は、「se-range」を参照してください。
例
この例では、記憶域要素1および3のボリュームをテープ・ドライブtape1
にロードして確認します。
例2-41 ボリュームの確認
ob> lsvol --library lib1 Inventory of library lib1: in 1: occupied in 3: occupied ob> identifyvol --drive tape1 1,3
例2-42 バックアップ・イメージ・ラベルの表示
ob> identifyvol --drive drv1 1,3 ob> ob> identifyvol --import --drive drv1 1,3 Seq Volume Volume Archive Client Backup Archive Create # ID Tag File Sect Host Level Date & Time 1 RMAN-DEFAULT-000001 NNH024 1 1 D localhost 0 2010/07/28 15:40:17 1 RMAN-DEFAULT-000001 NNH024 2 1 D localhost 0 2010/07/28 15:51:04 1 RMAN-DEFAULT-000001 NNH024 3 1 D localhost 0 2010/07/28 15:51:58 1 RMAN-DEFAULT-000001 NNH024 4 1 D localhost 0 2010/07/28 16:15:42 End of volume set. Seq Volume Volume Archive Client Backup Archive Create # ID Tag File Sect Host Level Date & Time 1 my-medfam-000002 000051 1 1 localhost 0 2010/07/28 16:31:31 End of volume set.
用途
importvol
コマンドは、テープ・ライブラリのインポート/エクスポート装置から記憶域要素に1つ以上のボリュームを移動する場合に使用します。このコマンドは、インポート/エクスポート・スロットのあるライブラリに対してのみサポートされます。
importvol
コマンドは、次の点でmovevolコマンドと異なります。
テープ・ライブラリ・マネージャによって、使用される移動先の記憶域要素が決定される。
テープ内容を移動中に確認できる。
1つのコマンドで複数のテープを移動できる。
前提条件
importvol
コマンドを使用するには、デバイスの管理およびデバイスの状態変更(manage devices and change device state)権を備えている必要があります。
使用方法
importvol
コマンドを受け取るライブラリに正常に機能する有効なバーコードがある場合、unlabeled
オプションを指定することはできません。かわりに、インポートされるボリューム上のバーコードが読み取られて、ボリューム・データベース内での検索が試みられます。
データベース内で一致するレコードが見つかれば、そのレコードがターゲットの記憶域要素に関連付けられます。データベース内でバーコードが見つからなければ、スクラッチ・レコードが作成され、関連付けられたボリュームはunknown
とマークされます。
構文
importvol::=
importvol [ --library/-L libraryname | --drive/-D drivename ] [ --identify/-i | --import/-m | --unlabeled/-u ] [ clean --uses/-U n --maxuses/-M n] [ --obtaropt/-o obtar-option ]... iee-range
意味
テープをインポートするテープ・ライブラリの名前を指定します。テープ・ライブラリを指定すると、テープ・ライブラリ内にあるすべての空の記憶域要素が有効な移動先となります。リクエストを実行できるだけの十分な移動先がない場合は、コマンドを完全に処理できなかったことがレポートされます。
--library
または--drive
を指定しない場合は、libraryまたはdrive変数の値が使用されます。テープ・ライブラリとテープ・ドライブのいずれの設定も取得できない場合は、警告が発行されます。
テープをインポートするテープ・ライブラリのテープ・ドライブの名前を指定します。テープ・ドライブを指定すると、有効な移動先はテープ・ドライブの使用リスト内の記憶域要素のみに制限されます。
--library
または--drive
を指定しない場合は、libraryまたはdrive変数の値が使用されます。テープ・ライブラリとテープ・ドライブのいずれの設定も取得できない場合は、警告が発行されます。
各ボリュームのボリュームIDが読み取られます。このオプションは、identifyvolコマンドを実行することと同じです。このオプションでは、テープ・ドライブの指定が必要です。
すべてのボリュームのバックアップ・イメージ・ラベルが読み取られます。このオプションは、別の管理ドメイン内のボリュームをインポートする場合に使用できます。このオプションでは、テープ・ドライブの指定が必要です。
このオプションは、テープに関する情報をボリュームおよびアーカイブ・カタログにインポートします。テープに保存されているバックアップ・メタデータをインポートするには、--obtaroptを-Gオプションとともに使用します。
インポートするすべてのボリュームをラベル付け解除済としてマークします。このオプションは、--identify
または--import
と組み合せて使用することはできません。
importvol
コマンドを受け取るライブラリに正常に機能する有効なバーコード・リーダーがある場合、unlabeled
オプションを使用することはできません。
注意: このオプションでは、実際にはボリュームのラベル付けは解除されません。insertvol unlabeled コマンドと同じです。 |
指定されたテープをインポートし、クリーニング・テープとしてマークします。iee-range
で指定されたiee要素にはクリーニング・テープが入っているものとみなされます。すべてのクリーニング・テープに同じuses
値およびmaxuses
値が割り当てられます。このオプションは、--uses
および--maxuses
オプションとともに使用する必要があります。
「--uses/-u n」を参照してください。
「--maxuses/-m m」を参照してください。
ボリュームの読取り時にobtarに渡されるobtarオプションを指定します。たとえば、-J
を指定すると、デバッグ・モードが有効になり、バックアップおよびリストア記録に詳細が記述されます。obtarオプションの詳細は、「obtarのオプション」を参照してください。このオプションは、--identify
および--import
オプションと組み合せた指定のみ有効です。
インポート対象のボリュームが入っているインポート/エクスポート要素の範囲を指定します。iee-range
の許容値は、「iee-range」を参照してください。
例
例2-43 ボリュームのインポート
この例では、インポート要素iee1、iee2およびiee3にあるボリュームをテープ・ライブラリlib2
にインポートします。
ob> lsvol --long --library lib2 Inventory of library lib2: in mte: vacant in 1: vacant in 2: vacant in 3: vacant in 4: vacant in iee1: volume VOL000003, barcode DEV423, oid 111, 47711360 kb remaining, lastse 1 in iee2: unlabeled, barcode DEV424, oid 114, lastse 1 in iee3: unlabeled, barcode DEV425, oid 115, lastse 2 in dte: vacant ob> importvol --library lib2 iee1-3 ob> lsvol --long --library lib2 Inventory of library lib2: in mte: vacant in 1: volume VOL000003, barcode DEV423, oid 111, 47711360 kb remaining in 2: unlabeled, barcode DEV424, oid 114 in 3: unlabeled, barcode DEV425, oid 115 in 4: vacant in iee1: vacant in iee2: vacant in iee3: vacant in dte: vacant
用途
insertvol
コマンドは、テープ・ライブラリ内の指定の挿入先にボリュームを手動で挿入したことをOracle Secure Backupに通知し、挿入したボリュームのプロパティを指定する場合に使用します。Oracle Secure Backupにより、インベントリが、指定した情報で更新されます。
前提条件
insertvol
コマンドを使用するには、デバイスの管理およびデバイスの状態変更(manage devices and change device state)権を備えている必要があります。
使用方法
insertvol
コマンドを受け取るライブラリに正常に機能する有効なバーコードがある場合、vol-spec
またはunlabeled
オプションを指定することはできません。かわりに、挿入されるボリューム上のバーコードが読み取られて、これを使用してボリューム・データベース内での検索が試みられます。
データベース内で一致するレコードが見つかれば、そのレコードがターゲットの記憶域要素に関連付けられます。データベース内でバーコードが見つからなければ、スクラッチ・レコードが作成され、関連付けられたボリュームはunknown
とマークされます。
構文1
次の構文は、不明かまたはラベルがないボリュームやクリーニング・テープを挿入したことを指定する場合に使用します。
insertvol::=
insertvol [ --library/-L libraryname | --drive/-D drivename ] { unknown | unlabeled | clean --uses/-u n --maxuses/-m n } se-range
意味1
1つ以上のボリュームを挿入するテープ・ライブラリの名前を指定します。
--library
または--drive
を指定しない場合は、libraryまたはdrive変数の値が使用されます。テープ・ライブラリとテープ・ドライブのいずれの設定も取得できない場合は、警告が発行されます。
1つ以上のボリュームを挿入するテープ・ライブラリにあるテープ・ドライブの名前を指定します。
--library
または--drive
を指定しない場合は、libraryまたはdrive変数の値が使用されます。テープ・ライブラリとテープ・ドライブのいずれの設定も取得できない場合は、警告が発行されます。
挿入するボリュームのフォーマットが不明であることを示します。
挿入するボリュームにラベルがないかまたはそのボリュームが新しいボリュームであることを示します。
insertvol
コマンドを受け取るライブラリに正常に機能する有効なバーコード・リーダーがあり、メディア・ポリシーbarcodesrequired
がyesに設定されている場合、unlabeled
オプションは使用できません。
挿入するボリュームがクリーニング・テープであることを示します。このオプションは、--uses
や--maxuses
オプションと組み合せて指定する必要があります。
クリーニング・テープの使用された回数を指定します。
クリーニング・テープを使用できる最大回数を指定します。クリーニング・テープの残りの使用回数は、--maxuses
から--uses
を差し引いた差です。
ボリュームを挿入する記憶域要素の範囲を指定します。insertvol
コマンドの実行前のターゲットの記憶域要素のインベントリ状態は、空である必要があります。lsvol
コマンドを実行することで、記憶域要素が空であることを確認できます。
se-range
プレースホルダの詳細は、「se-range」を参照してください。
構文2
次の構文は、既知かまたはラベル付きのボリュームを挿入したことを指定する場合に使用します。
insertvol::=
insertvol [ --library/-L libraryname | --drive/-D drivename ] [ vol-spec ] se-spec
意味2
挿入するボリュームのボリュームIDまたはバーコードを指定します。
insertvol
コマンドを受け取るライブラリに正常に機能する有効なバーコード・リーダーがある場合、このオプションを使用することはできません。
ボリュームを挿入した記憶域要素を指定します。insertvol
コマンドの実行前のターゲットの記憶域要素のインベントリ状態は、空である必要があります。lsvol
コマンドを実行することで、記憶域要素が空であることを確認できます。
次のイベントの順序は必須です。
ターゲットの記憶域要素が現在空ではない場合、extractvol
またはmovevol
を使用して空にします。
lsvol
コマンドで、記憶域要素が空であると認識されることを確認します。確認されない場合は、inventory
コマンドを実行します。
ボリュームを手動で挿入します。
この手順は必須です。insertvol
コマンドは、挿入されるボリュームからバーコードを読み取る必要があり、それにはinsertvol
コマンドの実行前にボリュームが存在する必要があるためです。
insertvolコマンドを即時実行します。
例
例2-44 Oracle Secure Backupへの手動によるボリューム挿入の通知
この例では、テープ・ライブラリlib1
の記憶域要素2にクリーニング・テープを挿入したことをOracle Secure Backupに通知します。サンプル出力はページに収まるようにあらかじめ折り返されています。
ob> lsvol --library lib1 --long Inventory of library lib1: in mte: vacant in 1: volume VOL000001, barcode ADE201, oid 102, 48359360 kb remaining in 2: vacant in 3: volume RMAN-DEFAULT-000002, barcode ADE202, oid 112, 47773408 kb remaining, content manages reuse in 4: vacant in iee1: vacant in iee2: vacant in iee3: vacant in dte: vacant ob> insertvol --library lib1 clean --uses 0 --maxuses 3 2 ob> lsvol --library lib1 --long Inventory of library lib1: in mte: vacant in 1: volume VOL000001, barcode ADE201, oid 102, 48359360 kb remaining in 2: barcode ADE203, cleaning tape: 0 uses, 3 remaining in 3: volume RMAN-DEFAULT-000002, barcode ADE202, oid 112, 47773408 kb remaining, content manages reuse in 4: vacant in iee1: vacant in iee2: vacant in iee3: vacant in dte: vacant
用途
inventory
コマンドは、テープ・ライブラリのコンテンツのスキャンを開始する場合に使用します。
Oracle Secure Backupでは、テープの移動や取外しのためのテープ・ライブラリ・ドアのオープンなど、手動アクションによるテープ・ライブラリの変更は、自動的に検出されません。inventory
コマンドはそのような状況で使用してテープ・ライブラリの変更を検出します。
前提条件
inventory
コマンドを実行するには、デバイスの管理およびデバイスの状態変更(manage devices and change device state)権を備えている必要があります。
構文
inventory::=
inventory [ --library/-L libraryname | --drive/-D drivename ] [ --force/-f ][ se-range ]
意味
インベントリを更新するテープ・ライブラリの名前を指定します。
--library
または--drive
を指定しない場合は、libraryまたはdrive変数の値が使用されます。テープ・ライブラリとテープ・ドライブのいずれの設定も取得できない場合は、警告が発行されます。
インベントリを更新するテープ・ライブラリのテープ・ドライブの名前を指定します。
--library
または--drive
を指定しない場合は、libraryまたはdrive変数の値が使用されます。テープ・ライブラリとテープ・ドライブのいずれの設定も取得できない場合は、警告が発行されます。
強制的にテープ・ライブラリの物理インベントリを実行します。テープ・ライブラリでは、キャッシュから読み取るのではなくすべてのテープ・ライブラリ要素を物理的にスキャンして、インベントリを更新します。
インベントリの更新を記憶域要素の範囲に制限します。記憶域要素の範囲を指定しない場合、すべての記憶域要素がインベントリの更新に含まれます。
注意: テープ・ライブラリがInitialize Element Status with Range (指定範囲の要素ステータスの初期化)操作をサポートしていない場合は、rangeオプションは無視され、全体のInitialization Element Status (要素ステータスの初期化)操作が行われます。 |
記憶域要素の範囲を指定しているかどうかにかかわらず、あらゆるデータ転送要素(DTE)とインポート/エクスポート要素(IEE)がインベントリの更新に含まれます。
例
例2-45 バーコード・リーダーを備えたテープ・ライブラリのインベントリの取得
この例では、テープ・ライブラリlib1
のインベントリ操作を強制的に実行します。サンプル出力はページに収まるようにあらかじめ折り返されています。
ob> inventory --library lib1 --force ob> lsvol --library lib1 Inventory of library lib1: * in 2: volume VOL000001, barcode ADE201, 38919872 kb remaining in iee1: volume VOL000002, barcode ADE203, 38273920 kb remaining, lastse 1 in dte: volume RMAN-DEFAULT-000002, barcode ADE202, 38328224 kb remaining, content manages reuse, lastse 3 *: in use list
例2-46 バーコード・リーダーを備えていないテープ・ライブラリのインベントリの取得
この例では、バーコード・リーダーを備えていないテープ・ライブラリのインベントリを表示します。
ライブラリlib
はバーコード・リーダーを備えていません。ライブラリのインベントリ操作を強制的に実行した後で、いくつかのボリュームを記憶域要素1、2および3に手動で追加しています。lsvol
コマンドを使用してライブラリ内のボリュームのリストを表示すると、次の出力が取得されます。
ob> lsvol -L lib Inventory of library lib: in 4: occupied in 8: occupied in 9: occupied in 10: occupied
テープ・ライブラリlib
でインベントリ操作を強制的に実行すると、新たに追加されたテープが記憶域要素に表示されます(次の出力を参照)。
ob> inv --force -L lib ob> lsvol -L lib Inventory of library lib: in 1: occupied in 2: occupied in 3: occupied in 4: occupied in 8: occupied in 9: occupied in 10: occupied
用途
labelvol
コマンドは、選択したボリュームをロードし、各ボリュームにボリューム・ラベルを書き込む場合に使用します。
注意: このコマンドにより、選択されたボリューム上の既存のデータはすべて消去されます。 |
Oracle Secure Backupでは、ボリューム・ラベルには通常ボリュームID(たとえばlev0-0001)とボリューム・タグ(バーコード)が含まれています。この2つの属性で一意にテープを識別します。通常、Oracle Secure Backupでは、テープへの最初の書込み時にボリューム・ラベルが作成されます。次のような場合は、ボリュームに手動でラベル付けする必要があります。
ボリュームにはバーコードがあるが、ボリュームがバーコード・リーダーのないテープ・ライブラリにある場合。この場合は、手動でOracle Secure Backupにバーコードを通知し、ボリューム・ラベルに正しく書き込まれるようにする必要があります。
特定のメディア・ファミリに使用する目的でボリュームを予約する場合。この場合、ボリュームに事前にラベル付けしておくと、その使用がメディア・ファミリに制限できます。
構文
labelvol::=
labelvol [ --drive/-D drivename ] [ --barcode/-b barcode ] [ --force/-f ] [ --obtaropt/-o obtar-option ]... [ se-range ]
意味
ボリュームのラベル付けに使用するテープ・ドライブの名前を指定します。テープ・ドライブ名を指定しない場合は、drive変数を設定する必要があります。
ボリュームのバーコードを指定します。
強制的にボリュームにラベル付けします。このオプションを付けてコマンドを実行すると、labelvol
コマンドが機能しなくなる可能性のある条件はすべて無視されます。このオプションにより、有効なボリュームを上書きできます。また、現在、事前に必要とされているunlabelvolコマンドの実行ステップを省略して、手動による不正なバーコード・エントリを上書きできます。
obtarオプションを指定します。たとえば、-J
を指定すると、デバッグ・モードが有効になり、バックアップおよびリストア記録に詳細が記述されます。obtarオプションの詳細は、「obtarのオプション」を参照してください。
ラベル付けするボリュームが搭載されている記憶域要素の範囲を指定します。このオプションを省略した場合は、現在指定テープ・ドライブにロードされているボリュームがラベル付けされます。se-range
プレースホルダの詳細は、「se-range」を参照してください。
構文
loadvol::=
loadvol [ --drive/-D drivename ] [ --mount/-m mode ] [ --force/-f ] [ --req/-r ] { vol-spec | element-spec }
意味
ボリュームをロードするテープ・ドライブの名前を指定します。テープ・ドライブ名を指定しない場合は、drive変数を設定する必要があります。
テープ・ドライブに物理的にロードされるボリュームに対して、システムが使用できるモードを指定します。テープは、テープ・ドライブにマウントされると、指定されたアクションを実行するために適切な構成となるように、テープ・ドライブにおいて位置が設定されます。mode
の有効な値は次のとおりです。
強制的にボリュームがロードされます。別のボリュームがテープ・ドライブにある場合、そのボリュームは自動的にアンロードされます。
ボリュームは、テープ・ドライブにロードされていない場合にのみ、ロードされます。
ロードするボリュームを指定します。ボリュームの指定には、ボリュームIDまたはボリューム・タイプ(unknown
、unlabeled
、clean
のいずれか)を使用します。vol-spec
プレースホルダの詳細は、「vol-spec」を参照してください。
ロードする記憶域要素の番号を指定します。se-spec
プレースホルダの詳細は、「element-spec」を参照してください。
例
例2-48 テープ・ドライブへのボリュームのロード
この例では、テープ・ライブラリlib1
の記憶域要素1からボリュームを取り、テープ・ドライブtape1
にロードします。
ob> lsvol --library lib1 --long Inventory of library lib1: in mte: vacant in 1: volume VOL000002, barcode ADE201, oid 110, 47670368 kb remaining in 2: volume VOL000001, barcode ADE203, oid 102, 48319392 kb remaining in 3: volume RMAN-DEFAULT-000002, barcode ADE202, oid 112, 47725600 kb remaining, content manages reuse in 4: vacant in iee1: barcode ADE204, oid 114, 47725344 kb remaining, lastse 4 in iee2: vacant in iee3: vacant in dte: vacant ob> loadvol --drive tape1 1 ob> lsvol --drive tape1 Inventory of library lib1: * in 2: volume VOL000001, barcode ADE203, 48319392 kb remaining * in 3: volume RMAN-DEFAULT-000002, barcode ADE202, 47725600 kb remaining, content manages reuse in iee1: barcode ADE204, 47725344 kb remaining, lastse 4 in dte: volume VOL000002, barcode ADE201, 47670368 kb remaining, lastse 1 *: in use list
用途
ls
コマンドは、Oracle Secure Backupカタログに示されているファイルシステム・オブジェクトの名前と属性をリストする場合に使用します。
Oracle Secure Backupカタログのコンテンツをリストすることは、バックアップ・イメージのコンテンツをリストすることと同じです。カタログでは、各イメージが、ライブ・ファイルシステムと同じようなディレクトリ構造として表示されます。リストできるのはコンテンツがバックアップ済のディレクトリのみです。
前提条件
ls
コマンドを実行するために必要な権限は、そのクラスに対する、このアクセスによるバックアップ・カタログの参照(browse backup catalogs with this access)の設定によって異なります。
構文
ls::=
ls [ --long/-l | --short/-s ] [ --label/-L ] [ --oneperline/-1 ] [ --reverse/-r ] [ --directory/-d ] [ --backup/-b [ --position/-p ] ] [ --inode/-i ] [ --nobackupid/-I ] [ --noheader/-H ] [ --notype/-T ] [ --noerrors/-E ] [ --numberformat/-n numberformat ] [ --viewmode/-v viewmode ] [ --ctime/-c | --mtime/-t | --utime/-u ] [ --nosort/-X ] [ --noescape/-B ] [ --max/-M max-entries ] [ --startat/-S starting-entry ] pathname...
意味
長い形式でOracle Secure Backupカタログ・データが表示されます。
バックアップ・エラーがエントリ上で発生した場合、--long
表示で実際のエラー・テキストが表示されます。--long
オプションも--backup
オプションも指定しない場合、表示名にE
が追加されます。
短い形式でOracle Secure Backupカタログ・データが表示されます(デフォルト)。
Oracle Secure Backupカタログのアイテムがわかりやすくなるようにラベル付けします。例については、例2-50を参照してください。
各アイテムが別個の行になります。
リストの順序が逆になります。
Oracle Secure Backupカタログの現行ディレクトリに関する情報が表示されます。
バックアップ情報が表示されます。
バックアップ・エラーがエントリ上で発生した場合、--backup
表示によって個々のアーカイブ・セクション行にE
が追加されます。--long
オプションも--backup
オプションも指定しない場合、表示名にE
が追加されます。
--backup
オプションとともに使用され、テープにおけるデータの物理位置が表示されます。
コンテンツのinodeが表示されます。このオプションがサポートされるのは、ネットワーク・データ管理プロトコル(NDMP)データ・サービスによって生成されたバックアップ・イメージに対してのみです。
バックアップIDを非表示にします。
ヘッダー出力なしで情報が表示されます。
ディレクトリを示すために/を使用しません。
ファイルシステムのエラー・メッセージが表示されません。
大きい数値の表示方法を指定します。numberformat
プレースホルダの詳細は、「numberformat」を参照してください。
Oracle Secure Backupカタログ内のディレクトリのコンテンツを表示するモードを指定します。viewmode
の有効な値は次のとおりです。
exact
: データ・セレクタに一致するディレクトリ・エントリのみが表示されます。
inclusive
: 現在のデータ・セレクタに関係なくすべてのエントリが表示されます(デフォルト)。
--long
も指定されている場合に、inodeの変更時間が表示されます。
--long
も指定されている場合に、ファイルの変更時間が表示されます。
--long
も指定されている場合に、ファイルの使用された時間が表示されます。
表示のための名前のソートが行われません。
ファイル名の表示不能文字がエスケープされません。--noescape
は、アンパサンド文字(&
)を含むファイル名を通常どおりに表示する場合に指定します。
表示するエントリの最大数を指定します。
先頭に表示するアイテムの番号を指定します。1
がリストの最初のアイテムとなります。
Oracle Secure Backupカタログ内でのパス名を指定します。
例
例2-50 ファイルに関する情報の表示
この例では、brhost2
のバックアップ・データを短い形式でリストしてから次に長い形式でリストしています。
ob> set host brhost2 ob> ls home/ ob> cd home ob> ls data/ ob> cd data ob> ls backup/ ob> cd backup ob> ls bin/ c_files/ tree/ ob> cd tree ob> ls file1 lev1a/ lev1b/ ob> ls --long file1 -rwx------ bkpadmin.g527 74 2011/10/02.09:51 file1 (4) ob> ls --long --label --backup --position file1 Name: file1 Backup ID: 4 Mode & protection: -rwx------ Last modified: 2011/10/02.09:51:33 Size: 74 Backup ID: 4 Backup date & time: 2011/10/03.12:13:16 Volume ID: VOL000002 Volume tag: DEV423 File number: 11 File section: 1 Requested level: 0 Client: brhost2 Device: vt1 Program version: 10.4.0.3.0 Volume creation: 2011/10/02.10:02:27 Position: 0000023A0009
用途
lsbackup
コマンドは、backupコマンドで作成された各バックアップ・リクエストをリストする場合に使用します。このリクエストは、スケジューラへの配信待ちになります。
lsbackup
コマンドでリストされるのは、まだ--go
オプションによってスケジューラに送信されていないバックアップ・リクエストのみです。たとえば、バックアップ・リクエストを作成した場合に、--go
を指定してからlsbackup
を実行すると、obtoolではリクエストが表示されません。
前提条件
バックアップの作成時に--privileged
オプションを指定した場合は、特権ユーザーとしてのファイルシステム・バックアップ実行(perform file system backups as privileged user)権を備えている必要があります。そうでない場合は、自分によるファイルシステム・バックアップ実行(perform file system backups as self)権を備えている必要があります。
出力
表2-3で、lsbackup
コマンドの出力について説明します。
表2-3 lsbackupの出力
ラベル | 意味 |
---|---|
Dataset |
バックアップ・ジョブで使用されるデータセット・ファイルのユーザー指定の名前。 |
Media family |
バックアップ・ジョブで使用されるメディア・ファミリのユーザー指定の名前。 |
Backup level |
実行するバックアップのレベル。設定は、 |
Priority |
バックアップ・ジョブの優先度レベル。 |
Privileged op |
設定は |
Eligible to run |
バックアップ・ジョブを開始できる日付および時間。 |
Job expires |
バックアップ・ジョブ・リクエストが期限切れになる日付および時間。 |
Restriction |
バックアップ・ジョブの制限先となるテープ・デバイス |
lsbackup
でレポートされる日付が6か月より前の過去または2か月より後の未来の場合は、yyyy/mm/dd
の書式でレポートされます。日付が6か月以内の過去および2か月以内の未来の場合は、mm/dd.hh:mm
の書式でレポートされます。
用途
lsbu
コマンドは、カタログに追加されたバックアップをリストする場合に使用します。カタログに追加されたバックアップとは、正常にまたはエラーのある状態で終了し、Oracle Secure Backupカタログにログ記録されているバックアップのことです。
lsbu
コマンドでは、バックアップの日時、ボリュームIDなどがリストされます。一方、lsコマンドでは、カタログに追加されたバックアップのコンテンツがリストされます。
構文
lsbu::=
lsbu [ --long/-l | --short/-s ] [ --noheader/-H ] [ --reverse/-r ] [ --level/-L backup-level | --maxlevel/-M backup-level ] [ --inclusions/-i [ --dependencies/-d ] ] [ --host/-h hostname ]... [ --path/-p pathname ]... [ --duplicates/-D ] [ data-selector ]...
意味
データを長い形式で表示します。このコマンドは、各バックアップの属性をラベル付きで表示します。デフォルトでは、属性のサブセットが表形式で表示されます。
データを短い形式で表示します。このコマンドではバックアップIDのみが表示されます。
列のヘッダーが表示されません。
リストの順序が逆になります。
バックアップ・レベル・ベースでバックアップが表示されます。backup-level
プレースホルダの詳細は、「backup-level」を参照してください。
表示する最大バックアップ・レベルを指定します。backup-level
プレースホルダの詳細は、「backup-level」を参照してください。
set host用にバックアップされたパスが表示されます。
リストされた各増分バックアップについて、条件バックアップへの依存性が表示されます。
クライアントhostname
のバックアップが表示されます。
ファイルシステム・オブジェクト・ベースでバックアップが表示されます。
バックアップのリスト時に、複製ボリューム上の使用可能なバックアップも表示されます。このオプションを指定しない場合、アクティブな場所または最も近い保管場所にあるボリュームのみが表示されます。
操作に適用されるOracle Secure Backupカタログ・データを指定します。
出力
表2-4で、lsbu
コマンドの出力について説明します。
表2-4 lsbuの出力
ラベル | 意味 |
---|---|
Backup ID |
バックアップ・ジョブの一意のID番号。Oracle Secure Backupによって割り当てられます。 |
Backup date & time |
バックアップ・ジョブの開始日時。スケジューラによって割り当てられます。 |
Volume ID |
接尾辞として順次番号が付いた一意のボリューム名。Oracle Secure Backupによって割り当てられます。 |
Volume tag |
ボリュームのバーコード。 |
Current location |
ボリュームの現在の場所。 |
File number |
複数のバックアップを格納するテープで、バックアップ・ジョブが占めるファイル番号。 |
File section |
複数のテープにわたるバックアップ・ジョブを実行する際にテープを変更する回数。 |
Requested level |
このディレクトリに以前のバックアップ・ジョブが存在しない場合は、デフォルトで |
Client |
バックアップされたクライアント・コンピュータの名前 |
Device |
バックアップ先のテープ・ドライブの名前 |
Program version |
Oracle Secure Backupのバージョン。 |
Encryption |
暗号化の有効化または無効化(「--encryption/-e {yes | no | forcedoff | transient}」を参照)。 |
Algorithm |
使用する暗号化のアルゴリズム(「--algorithm/-L」を参照)。 |
Volume creation |
Oracle Secure Backupにより、バックアップ・イメージ・ファイル番号1がボリュームに書き込まれた日時。 |
lsbu
でレポートされる日付が6か月より前の過去または2か月より後の未来の場合は、yyyy/mm/dd
の書式でレポートされます。日付が6か月以内の過去および2か月以内の未来の場合は、mm/dd.hh:mm
の書式でレポートされます。
例
例2-52 カタログに追加されたバックアップのリスト
この例では、カタログに追加された、ホストsales-server
のバックアップをリストしています。
ob> lsbu -l -h sales-server Backup ID: 0 Backup date & time: 2009/01/14.11:37:44 Volume ID: VOL000001 Volume tag: 16ab82c4c4b1102a6f5000423a5a98c Current location: vlib1 File number: 2 File section: 1 Requested level: 0 Client: sales-server Device: vt1 Program version: 10.4.0.3.0 Encryption: on Algorithm: aes192 Volume creation: 2009/01/14.11:35:15 Backup ID: 1 Backup date & time: 2009/01/14.11:39:09 Volume ID: VOL000001 Volume tag: 16ab82c4c4b1102a6f5000423a5a98c Current location: vlib1 File number: 3 File section: 1 Requested level: 0 Client: sales-server Device: vt1 Program version: 10.4.0.3.0 Encryption: hardware Algorithm: aes256 Volume creation: 2009/01/14.11:35:15 Backup ID: 2 Backup date & time: 2009/01/14.11:39:27 Volume ID: VOL000001 Volume tag: 16ab82c4c4b1102a6f5000423a5a98c Current location: vlib1 File number: 4 File section: 1 Requested level: 0 Client: sales-server Device: vt1 Program version: 10.4.0.3.0 Encryption: off Volume creation: 2009/01/14.11:35:15
用途
lsbw
コマンドは、バックアップ・ウィンドウをリストする場合に使用します。バックアップ・ウィンドウが存在しない場合は、次のメッセージが表示されます。
There are no backup windows.
意味
データを短い形式で表示します。このコマンドでは、バックアップ・ウィンドウが開いている期間の日程のみが表示されます。デフォルトでは、日程と時間帯が表示されます。
日に関する時間範囲を指定します。day-specifier
プレースホルダの詳細は、「day-specifier」を参照してください。
例
例2-53 バックアップ・ウィンドウのリスト
この例では、例2-1で作成されたバックアップ・ウィンドウが表示されています。
ob> lsbw weekend 08:00-20:00 weekday 00:00-08:00,20:00-24:00
前提条件
lscheckpoint
コマンドを使用するには、デバイス情報の問合せおよび表示(query and display information about devices)権を備えている必要があります。
構文
lscheckpoint::=
lscheckpoint [ --short/-s | --long/-l ] [ --host/-h hostname[,hostname]... ]... [ job-id ]...
意味
チェックポイントのあるジョブのIDのみを表示します。
エントリごとに複数の行を表示します。そこでは、各チェックポイントのユーザー可視情報がすべて記述されています。
hostname
によって指定されたホストのチェックポイントのみをリストします。
チェックポイント情報を表示する、Oracle Secure Backupで割り当てられたジョブIDを指定します。このオプションを指定しない場合は、すべてのチェックポイントか、または--host/-h
オプションで指定された名前を持つホストに対するすべてのチェックポイントが表示されます。
出力
表2-5で、lscheckpoint
コマンドの出力について説明します。
表2-5 lscheckpointの出力
ラベル | 意味 |
---|---|
Job ID |
スケジュールされたバックアップ・ジョブまたはリストア・ジョブの一意のID。Oracle Secure Backupによって割り当てられます。 |
Host |
ホストの名前。 |
Operation |
実行される操作のタイプ。 |
Checkpoint created |
チェックポイントが作成された日時。 |
Restartable |
バックアップ・ジョブを再開する機能。設定は |
Current context ID |
現在アクティブなチェックポイントのID。 |
lscheckpoint
でレポートされる日付が6か月より前の過去の場合は、yyyy/mm/dd
の書式でレポートされます。日付が6か月以内の過去の場合は、mm/dd.hh:mm
の書式でレポートされます。
例
例2-54 チェックポイント情報のリスト
この例では、ジョブadmin/8.1
のジョブ情報を表示してから、このジョブのチェックポイント情報を表示しています。
ob> lsjob --long admin/8.1 admin/8.1: Type: backup br_filer Level: full Family: (null) Restartable: yes Scheduled time: none State: running since 2008/05/18.17:45 Priority: 100 Privileged op: no Run on host: (administrative server) Attempts: 1 ob> lscheckpoint --long admin/8.1 Job ID: admin/8.1 Host: br_filer Operation: backup Checkpoint created: 05/18.17:48 Restartable: yes Current context ID: 18
用途
lsclass
コマンドは、Oracle Secure Backupユーザー・クラスの名前と属性をリストする場合に使用します。
関連項目:
|
構文
lsclass::=
lsclass [ { --long/-l [ --abbreviate/-a ] } | --short/-s ] [ --mailrekey/-g { yes | no } ] [ --modself/-m { yes | no } ] [ --modconfig/-M { yes | no } ] [ --backupself/-k { yes | no } ] [ --backuppriv/-K { yes | no } ] [ --restself/-r { yes | no } ] [ --restpriv/-R { yes | no } ] [ --listownjobs/-j { yes | no } ] [ --modownjobs/-J { yes | no } ] [ --listanyjob/-y { yes | no } ] [ --modanyjob/-Y { yes | no } ] [ --mailinput/-i { yes | no } ] [ --mailerrors/-e { yes | no } ] [ --querydevs/-q { yes | no } ] [ --managedevs/-d { yes | no } ] [ --listconfig/-L { yes | no } ] [ --browse/-b browserights ] [ --orauser/-o { yes | no } ] [ --orarights/-O oraclerights ] [ classname ]...
意味
ここに記載されていないオプションについては、「mkclass」を参照してください。lsclass
コマンドの場合、これらのオプションでは、指定された権限がクラスにある(yes
)かない(no
)かに基づいて、どのクラスをリストするかが選択されます。
データを長い形式で表示します。このコマンドではすべてのクラスと権限が表示されます。
--long
オプションとともに使用して、短い説明を表示します。
短い形式でデータが表示されます(デフォルト)。このコマンドではクラス名のみが表示されます。
出力
表2-6で、lsclass
コマンドの出力について説明します。
表2-6 lsclassの出力
例
例2-55 クラスに関する情報の表示
この例では、reader
クラスの属性をリストしています。
ob> lsclass --long --abbreviate reader reader: browse: named oracle: none listconfig: no modself: yes modconfig: no backupself: no backuppriv: no listownjobs: no modownjobs: no restself: no restpriv: no mailinput: no mailerrors: no querydevs: no managedevs: no listanyjob: no modanyjob: no oracleuser: no
構文
lsdaemon::=
lsdaemon [ --long/-l | --short/-s ] [ --all/-a ] [ --noheader/-H ] [ --host/-h hostname[,hostname]... ] [ daemon-id ]...
意味
長い形式でデータがリストされます。このコマンドでは、各デーモンの属性がラベル付きで表示されます(たとえば、Listen port: 43983
)。lsdaemonは、デフォルトでは、このデータを表形式で表示します。
デーモンの名前のみがリストされます。
--long
と同じデータがリストされます(ただし、ラベルではなく列ヘッダー付きの表形式で表示)。このオプションはデフォルトで有効化されています。
データが--all
の形式でリストされますが、列名が表示されません。
デーモンを実行している指定ホストのデーモンのデータがリストされます。このオプションを省略した場合は、ローカル・ホストが想定されます。
プロセスID(PID)またはサービス名のいずれかとしてOracle Secure Backupデーモンを指定します。可能なサービス名は、observiced
、obscheduled
、obrobotd
およびobixd
です。このオプションを省略した場合は、すべてのデーモンが表示されます。
例
例2-57 長い形式でのデーモンのリスト
この例では、長い形式でデーモンをリストしています。
ob> lsdaemon --long Process ID: 9418 Daemon/Service: observiced State: debug Listen port: 400 Qualifier: (none) Process ID: 12652 Daemon/Service: obixd State: normal Listen port: 43983 Qualifier: brhost2 Process ID: 9436 Daemon/Service: obscheduled State: normal Listen port: 42130 Qualifier: (none)
構文
lsdev::=
lsdev [ --long/-l | --short/-s ] [ --inservice/-o | --notinservice/-O ] [ --reservations/-v | --mount/-m | --description/-d | --borrowed/-b ] [ --nocomm/-N ] [ --reserved/-r [ --me/-e ] ] [ --nohierarchy/-H ] [ --notype/-T ] [ --geometry/-g ] [ --verbose/-V ] [ --attach/-a aspec ] [ --type/-t { tape | library | cap } ] devicename...
意味
データを長い形式で表示します。このコマンドでは各デバイスの属性がラベル付きで表示されます。サンプル出力については、例2-59を参照してください。デフォルトでは、このコマンドにより、デバイスの名前、タイプおよびステータスが表示されます。
データを短い形式で表示します。このコマンドでは、各デバイス名が独立した行に出力されます。
Oracle Secure Backupから論理的に使用可能なデバイスのリストが表示されます。
Oracle Secure Backupから論理的に使用不可能なデバイスのリストが表示されます。
デバイス予約データが表示されます(たとえば、デバイスを予約したコンポーネントの名前など)。デバイスの予約にはresdevコマンドが、その解除にはunresdevコマンドが使用できます。
デバイスとそのマウント・ステータスのリストが表示されます。
詳細な説明が付いたデバイスのリストが表示されます。説明のないデバイスについては、pingdev
devicename
コマンドを実行すると説明が生成されます。
デバイスとその流用ステータスのリストが表示されます。
デバイスとの通信が抑止されます。
現在予約されているデバイスのみがリストされます。
ログインしたOracle Secure Backupユーザー用に予約されているデバイスが表示されます。--reserved
オプションとともに使用してください。
テープ・ライブラリの場合、テープ・ライブラリに搭載されているテープ・ドライブが表示されなくなります。デフォルトでは、テープ・ライブラリを表示すると、搭載されているテープ・ドライブも表示されます。
タイプ(テープ・ドライブまたはテープ・ライブラリ)を指定しないでデバイスのリストを表示します。
テープ・ライブラリの形状やその他の特性が表示されます。
このオプションを使用すると、テープ・デバイスにInquiryコマンドが送出されます。SCSI-2規格の要件にはありませんが、最新のテープ・ドライブやライブラリのほとんどはユニット・シリアル番号照会ページ(Unit Serial Number Inquiry Page)をサポートしているため、シリアル番号についてプログラムでデバイスに問い合せることができます。デバイスはそれに応じて、ベンダー、製品ID、ファームウェアのバージョンおよびシリアル番号を返します。
詳細出力を生成します(デフォルト)。各デバイスについて、デバイスのタイプ、名前およびステータスが表示されます。
指定されたアタッチメントを持つデバイスが表示されます。aspec
プレースホルダの詳細は、「aspec」を参照してください。
指定されたタイプのデバイス(tape
、library
またはcap
)が表示されます。cap
値は、ACSLSシステムにのみ適用されます。ACSLSの場合、tape
およびcap
の長い出力には、該当するacs、lsm、パネル、ID情報、アクセス・モードおよび優先度が表示されます。
属性データを表示するデバイスの名前を指定します。デバイス名の命名規則については、「devicename」を参照してください。
出力
表2-8に、lsdev
コマンドの出力を示します。
表2-8 lsdevの出力
ラベル | 意味 |
---|---|
Device type |
デバイスのタイプ。設定は デバイス・オブジェクトが |
Model |
製造業者モデル(ある場合)。 |
Serial number |
製造業者シリアル番号(ある場合)。 |
In service |
デバイスの使用適格性。設定は |
Debug mode |
問題のトラブルシューティングを支援します。設定は |
Barcode reader |
設定は、 |
Barcodes required |
設定は |
Auto clean |
テープ・ドライブのヘッドが自動的にクリーンアップされます。設定は |
Clean interval |
クリーニング間の時間間隔です。 |
Clean using emptiest |
クリーニングできる残りの回数が最も多いクリーニング・テープを使用します。設定は |
Unload required |
設定は |
UUID |
ハードウェアのUniversal Unique Identifier(UUID)。 |
Attachment # |
|
Host |
メディア・サーバーのホスト名。 |
Raw device |
デバイス固有のファイル名。ライブラリの場合は |
Library |
テープ・ライブラリに対するユーザー指定のOracle Secure Backup名。 |
DTE |
テープ・ライブラリにおけるテープ・ドライブの番号。 |
Automount |
テープ・デバイスが自動的にマウントされます。設定は |
Error rate |
テープごとのエラーの最大数。これを超えるとバックアップ・ジョブが失敗します。 |
Query frequency |
Oracle Secure Backupではバックアップ中、テープの位置が定期的にサンプリングされます。問合せ頻度とは、1KBのブロック数で表した、テープ位置をサンプリングする間隔です。可能な値は次のとおりです。
|
Blocking factor |
デフォルトの最適値128バイトに設定します。サーバーのオペレーティング・システムによってサポートされている値より高い値が選択されると、Oracle Secure Backupがエラーで強制終了されるため、この値は任意に変更しないでください。 |
Max blocking factor |
Oracle Secure Backupにより最適値に設定されます。この値は変更しないでください。 |
Current tape |
現在DTEにあるテープの元の記憶域要素と、テープに関するその他の情報。 |
Use list |
このテープ・ドライブで使用するよう割り当てられた記憶域要素内にあるテープ |
Drive usage |
最初に使用されてからの、または最後にクリーニングされてからの経過時間。 |
Cleaning required |
テープ・ドライブのクリーニングの必要性。設定は |
例
例2-59 ライブラリの詳細のリスト
この例では、filer_ethel_mc3
という名前のテープ・ライブラリの詳細をリストしています。
ob> lsdev --long filer_ethel_mc3 filer_ethel_mc3: Device type: library Model: ATL In service: yes Debug mode: no Barcode reader: default (hardware-selected) Barcodes required: no Auto clean: no Clean interval: (not set) Clean using emptiest: no Unload required: yes UUID: 8249461c-585c-1027-85c6-000103e0a9fc Attachment 1: Host: filer_ethel Raw device: mc3 filer_ethel_nrst7a: Device type: tape Model: Quantum In service: yes Library: filer_ethel_mc3 DTE: 1 Automount: yes Error rate: 8 Query frequency: [undetermined] Debug mode: no Blocking factor: (default) Max blocking factor: (default) Current tape: 1 Use list: all Drive usage: none Cleaning required: no UUID: 82665aa4-585c-1027-85c6-000103e0a9fc Attachment 1: Host: filer_ethel Raw device: nrst7a filer_ethel_nrst8a: Device type: tape Model: Quantum In service: yes Library: filer_ethel_mc3 DTE: 2 Automount: yes Query frequency: [undetermined] Debug mode: no Blocking factor: (default) Max blocking factor: (default) Current tape: [unknown] Use list: all Drive usage: [not set] Cleaning required: [unknown] UUID: 82667cdc-585c-1027-85c6-000103e0a9fc Attachment 1: Host: filer_ethel Raw device: nrst8a
前提条件
lsds
コマンドを使用するには、管理ドメインの構成の表示(display administrative domain's configuration)権を備えている必要があります。
構文
lsds::=
lsds [ --long/l | --short/-s ] [ --recursive/-r ] [ dataset-dir-name ]
意味
データが長い形式で、すなわち、「Top level dataset directory:」というラベルを付けて表示されます。サンプル出力については、例2-60を参照してください。デフォルトのオプションです。
データが短い形式で、すなわち、「Top level dataset directory:」というラベルを付けずに表示されます。
指定ディレクトリの下位にあるディレクトリおよびデータセット・ファイルを再帰的に表示します。
mkdsまたはrendsで割り当てられたデータセット・ディレクトリの名前を指定します。dataset-dir-name
プレースホルダの詳細は、「dataset-dir-name」を参照してください。
構文
lsfs::=
lsfs [ --short/-s | --long/-l ] [ --noheader/-H ] [ --host/-h hostname[,hostname]... ] [ --logical/-L | --physical/-P ] [ filesystem-name ]...
意味
短い形式でファイルシステムのデータが表示されます。
長い形式でファイルシステムのデータが表示されます。
ヘッダーの表示が抑止されます。
ファイルシステムのあるホストの名前を指定します。
filesystem-name
が論理ボリューム名であることを示します。
filesystem-name
が物理ボリューム名であることを示します。
ホスト上にあるファイルシステムの名前を指定します。
例
例2-61 NDMPホスト上のファイルシステムのリスト
この例では、NDMPアクセス・ホストbr_filer
上のファイルシステムを表示しています。
ob> lshost br_filer client (via NDMP) in service brhost2 client (via OB) in service brhost3 mediaserver,client (via OB) in service osbsvr1 admin,mediaserver,client (via OB) in service ob> lsfs --host br_filer --long /vol/vol0: File system type: WAFL File system status: online Total space: 104.5 GB Used space: 71.8 GB Available space: 32.7 GB Total inodes: 11,164,856 Used inodes: 4,846,130 ob> lsfs --host br_filer --short /vol/vol0 ob> lsfs --host br_filer FS Type FS Status Logical Volume Total Size Used Size % Full WAFL online /vol/vol0 104.5 GB 71.8 GB 68.7
構文
lshost::=
lshost [ --long/-l | --short/-s ] [ --inservice/-o | --notinservice/-O ] [ --noroles/-R ] [ --roles/-r role[,role]... [ hostname ]...
意味
ホスト・データが長い形式で表示されます(すべての属性をラベル付きで表示)。デフォルトでは、これらの属性のサブセットが表形式で表示されます。
ホスト・データが短い形式で表示されます。すなわち、ホスト名のみが表示されます。
Oracle Secure Backupから論理的に使用可能なホストがリストされます。
Oracle Secure Backupから論理的に使用不可能なホストがリストされます。
ロール情報の表示が抑止されます。
データをリストする対象のホスト・コンピュータの名前を指定します。
出力
表2-10で、lshost
コマンドの出力について説明します。
表2-10 lshostの出力
ラベル | 意味 |
---|---|
Access mode |
設定は
|
IP names |
ホスト・コンピュータのIPアドレスを示します。 |
Algorithm |
使用された暗号化アルゴリズムを示します。 |
Encryption policy |
暗号が必須か、可能かを示します。 |
Rekey frequency |
キーが生成される頻度を示します。 |
Key type |
暗号化キーが生成される方法を示します。 |
In service |
ホストの使用適格性。設定は |
Roles |
ロールのタイプ。設定は、 |
Trusted host |
信頼できるホストかどうかを指定します。 信頼できるホストの詳細は、『Oracle Secure Backupインストレーションおよび構成ガイド』を参照してください。 |
Any network |
Oracle Secure Backupデーモンにより、任意のネットワーク・インタフェースからの接続がリスニングされ、受け入れられるかどうかを指定します。設定は、 |
Certificate key size |
このホストのアイデンティティ証明書で使用する公開鍵/秘密鍵のペアのサイズをビット単位で指定します。 |
UUID |
Oracle Secure Backupによって割り当てられたUniversal Unique Identifierです。 |
NDMP port |
NDMPサーバー上でNDMP用に使用されるTCPポート番号を指定します(「port」を参照)。 |
NDMP user name |
NDMPサーバーに対するOracle Secure Backupの認証に使用される名前を指定します(「username」を参照)。 |
NDMP password |
NDMPサーバーに対するOracle Secure Backupの認証に使用されるパスワードを指定します(「password」を参照)。 |
NDMP backup type |
NDMPサーバーのデフォルトのバックアップ・タイプを指定します(「backuptype」を参照)。 |
NDMP protocol version |
NDMPサーバーのNDMPプロトコルのバージョンを指定します(「protocolversion」を参照)。 |
NDMP auth type |
Oracle Secure Backup NDMPクライアントがNDMPサーバーに対して自身を認証する手段を指定します(「authenticationtype」を参照)。 |
例
例2-62 ホスト情報の表示
この例では、短い形式ですべてのホストに関する情報を表示してから、長い形式でbrhost2
およびbr_filer
に関する情報を表示しています。
ob> lshost brhost2 client (via OB) in service brhost3 mediaserver,client (via OB) in service br_filer client (via NDMP) in service osbsvr1 admin,mediaserver,client (via OB) in service ob> lshost --long brhost2 br_filer brhost2: Access mode: OB IP names: 192.0.2.1 In service: yes Roles: client Any network: default UUID: 641fca34-fb32-1027-b11e-000cf1d9be50br_filer: Access mode: NDMP IP names: 192.0.2.250 NDMP port: (default) NDMP user name: (default) NDMP password: (set) NDMP backup type: (default) NDMP protocol version: (default) NDMP auth type: (default) In service: yes Roles: client Any network: default UUID: 1f80ef88-fb33-1027-b11e-000cf1d9be50
用途
lsjob
コマンドは、次の種類のスケジュール済ジョブのステータスを取得する場合に使用します。
バックアップ
リストア
複製
スキャン制御
メディア移動
表示するジョブを、日付、ステータスおよび表示の詳細度別に選択できます。各ジョブには、ログインしたOracle Secure Backupユーザーのユーザー名、スラッシュおよび一意の数値IDで構成されるIDが割り当てられます。ジョブIDの例は、admin/15
のようになります。
lsjob
コマンドでは、アクティブなジョブおよび保留中のジョブがすべて、1行に1ジョブで表示されます(次を参照)。
ob> lsj -A Job-ID Sched time Contents State admin/1 none dataset tbrset/entire_backup completed successfully at 2010/08/17.07:57 admin/1.1 none backup brhost2 completed successfully at 2010/08/17.07:57 admin/2 none restore 1 item to brhost2 completed successfully at 2010/08/17.07:58
前提条件
別のユーザーのジョブをリストするには、所有者を問わないジョブのリスト(list any job, regardless of its owner)権を備えている必要があります。自身のジョブをリストするには、ユーザーが所有するジョブのリスト(list any jobs owned by user)権を備えている必要があります。
構文
lsjob::=
lsjob [ --active/-a ][ --complete/-c ][ --pending/-p ] [ --inputrequest/-i ][ --all/-A ] [ { [ --from/-f date-time ] [ --to/-t date-time ] } | [ --today/-T ] ] [ --timescheduled/-e ][ --type/-Y job-type[,job-type]...]... [ --host/-h hostname ][ --dataset/-D dataset-name ] [ --piecename/-E piecename[,piecename]... ] [ --dbname/-d dbname[,dbname]... ][ --dbid/-I dbid[,dbid]... ] [ --system/-y | { --username/-u username } | --me/-m ] [ --superseded/-S ] [ --subjobs/-j | --primary/-P ] [ { --short/-s [ --oneperline/-1 ] } | --long/-l ] [ --noheader/-H ] [ --results/-r ] [ --progress/-o ] [ --requires/-R ] [ --times/-C ] [ --log/-L ] [ --catalog/-G ] job-id...
意味
次のオプションを使用して、表示するジョブを選択します。状態を使用するオプションを指定しなかった場合は、obtoolにより、アクティブなジョブおよび保留中のジョブのみが表示されます。追加式のオプションが複数あります。
状態を使用したジョブ・オプション
このオプションを使用して、ステータス別にジョブをフィルタ処理します。実例は例2-63を参照してください。
アクティブ・ジョブ、すなわち、現在処理されているジョブが表示されます。デフォルトではlsjob
コマンドにより、アクティブなジョブと保留中のジョブが表示されます。
正常終了または異常終了したジョブが表示されます。
保留中のジョブ、すなわち、実行されておらず将来処理されるようにスケジュールされているジョブが表示されます。デフォルトではlsjob
コマンドにより、アクティブなジョブと保留中のジョブが表示されます。
現在、入力をリクエストしているジョブが表示されます。ジョブが入力を要求するのは、たとえば、スタンドアロンのテープ・ドライブを使用しながらマルチボリュームのボリューム・セットからバックアップをリストアしようとする場合や、リストア操作に必要なボリュームがテープ・ライブラリにない場合です。
すべての状態のジョブが表示されます。
ステータスを取得するスケジュール済バックアップおよびリストア・ジョブのジョブIDを指定します。
時間を使用したジョブ・オプション
次のオプションを使用して、ジョブの状態が更新された時期かまたはジョブが実行されるようにスケジュールされていた時期によって、ジョブをフィルタ処理します。実例は例2-64を参照してください。
date-time
以降に状態が更新されたジョブのみが表示されます。たとえば、昨日保留中からアクティブに更新されたジョブが表示されます。date-time
プレースホルダの詳細は、「date-time」を参照してください。
date-time
以前に状態が更新されたジョブのみが表示されます。たとえば、昨日以前に保留中からアクティブに更新されたジョブが表示されます。date-time
プレースホルダの詳細は、「date-time」を参照してください。
今日状態が更新されたジョブのみが表示されます。
選択基準としてジョブ変更時間ではなくスケジュール時間が使用されます。date-time
の範囲を選択するには、--today
または--from
を使用します。どちらのオプションも指定しない場合は、date-time
の範囲には制限が適用されません。
タイプ/ホスト名/データセットを使用したジョブ・オプション
次のオプションを使用して、ジョブ・タイプ、ホスト名またはデータセットIDによってジョブをフィルタ処理します。実例は例2-65を参照してください。
指定されたタイプのジョブ・エントリのみが表示されます。デフォルトでは、すべてのタイプが表示されます。job-type
プレースホルダの詳細は、「job-type」を参照してください。
指定されたホストに関連したジョブ・エントリのみが表示されます。
指定されたデータセット・ファイルに関連したジョブ・エントリのみが表示されます。データセット・ファイル情報を表示するには、lsdsコマンドを実行します。
注意: --dataset と--host のオプションをどちらも指定した場合、lsjob コマンドの出力はNULLになります。その理由は、--dataset のみを指定して実行したlsjob はホスト情報を示さず、一方--host のみを指定して実行したlsjob はデータセット情報を示さないからです。 |
ユーザー名を使用したジョブ・オプション
次のオプションを使用して、ジョブを開始者によってフィルタ処理します。実例は例2-66を参照してください。
Oracle Secure Backupによってスケジュールされたジョブが表示されます。
username
が所有者であるジョブが表示されます。すべてのOracle Secure Backupユーザーを表示するには、lsuserコマンドを実行します。
現在ログインしているOracle Secure Backupユーザーが所有者となっているジョブが表示されます。現行のOracle Secure Backupユーザーを表示するには、idコマンドを実行します。
その他のジョブ・オプション
次のオプションを使用して、その他の基準によってジョブをフィルタ処理します。実例は例2-67を参照してください。
実行される前に無効にされたジョブが表示されます。
最初のジョブを実行する機会があった後に同じジョブがスケジュールされていると、最初のジョブは無効になります。たとえば、毎晩午後9時に増分バックアップをスケジュールしているとします。水曜日の朝になって、火曜日の夜のバックアップが、テープ・ライブラリに使用可能なテープがなかったために実行されていなかったことがわかります。この場合、水曜日にスケジュールされている増分バックアップが前の晩のバックアップに優先します。
選択されたジョブに下位ジョブが含まれていれば表示されます(デフォルト)。たとえば、lsjob --primary
により、sbt/25
のみでなく、sbt/25.1
、sbt/25.2
およびsbt/25.3
も表示されます。
各プライマリ・ジョブのみが表示されます。たとえば、lsjob --primary
により、sbt/25.1
、sbt/25.2
およびsbt/25.3
ではなく、sbt/25
が表示されます。
形式制御ジョブ・オプション
次のオプションを使用して、ジョブ情報の表示を制御します。実例は例2-68を参照してください。
ジョブIDのみが表示されます。
列形式においてではなくラベル付きで情報が表示されます。
列ヘッダーが表示されません。
--short
オプションとともに使用して、1行に1つのジョブIDを表示します。
コンテンツ・レベルのジョブ・オプション
次のオプションを使用して、含まれているコンテンツの量によってジョブをフィルタ処理します。実例は例2-69を参照してください。
--completed
オプションと組み合せて使用して、完了したジョブの結果を表示します。たとえば、結果は次のようになります。
saved 3.4 MB to VOL000003 (tag ADE202), file 12 ok: /home
--active
オプションと組み合せて使用して、アクティブなジョブの進捗を表示します。たとえば、進捗は次のようになります。
processed 3.1Mb, 42 files
完了したジョブの進捗情報は表示されません。--progress
オプションはアクティブなジョブにのみ適用されるからです。
各ジョブの実行に必要なリソースが表示されます。たとえば、どのようなデバイスを使用しても実行できるジョブは、「必要なデバイスは任意です」と表示されます。
各ジョブの関連する時間がすべて表示されます。ジョブの時間の例を次に示します。
introduced 2008/03/21.16:59, earliest exec 03/23.00:00, last update 2008/03/21.16:59, expires never
各ジョブのログが表示されます。ログには、ジョブの作成時間、ジョブがディスパッチされたホスト、ジョブの完了時間などのデータが表示されます。
カタログ・リカバリ・バックアップに関する詳細情報が表示されます。また、Oracle Secure Backupではカタログ・バックアップ障害がないかチェックし、検出された場合は管理者への電子メールを生成します。
出力
表2-11で、lsjob
コマンドの出力について説明します。
表2-11 lsjobの出力
ラベル | 意味 |
---|---|
Job ID |
スケジュールされたバックアップ・ジョブまたはリストア・ジョブに割り当てられた、一意のOracle Secure Backup ID。 |
Type |
ジョブのタイプ。設定は、 |
Level |
バックアップ・レベルを指定します。デフォルトのレベルは0(ゼロ)です。詳細は、「backup-level」を参照してください。 |
Family |
ジョブに使用するメディア・ファミリを指定します。 |
Encryption |
Oracle Secure Backupによって暗号化されたバックアップでは ユーザー指定の1回かぎりのパスフレーズを使用して、Oracle Secure Backupによって暗号化されたバックアップでは ホストで必要な暗号化設定を上書きする、暗号化されなかったオンデマンド・バックアップでは 暗号化されていないバックアップでは 暗号化対応テープ・ドライブによって暗号化されたバックアップでは 暗号化対応テープ・ドライブによって暗号化された一時バックアップでは Recovery Manager(RMAN)によって暗号化されたバックアップでは まだ完了していないRMANバックアップ・ジョブの場合、このフィールドには バックアップの暗号化の詳細は、『Oracle Secure Backup管理者ガイド』を参照してください。 |
Scheduled time |
ジョブの開始がスケジュールされた時間。 |
目次 |
使用されたデータセットまたはバックアップされたホスト。 |
State |
ジョブの状態。設定は、 注意: |
Priority |
ジョブの優先度レベル。 |
Privileged op |
ジョブに対する管理者権限の必要有無。 |
Run on host |
ジョブが実行されるホスト。 |
Attempts |
Oracle Secure Backupによりジョブの実行が試行される回数。 |
例
例2-63 状態によるジョブのフィルタ処理
この例では、完了状態のジョブを表示しています。
ob> lsjob --complete Job ID Sched time Contents State ---------- ----------- --------------------------------- ------------------------------------------ admin/1 none dataset tbrset/entire_backup completed successfully at 2007/06/13.10:11 admin/1.1 none backup brhost2 completed successfully at 2007/06/13.10:11 admin/2 none restore 1 item to brhost2 completed successfully at 2007/06/13.10:11 sbt/1 none database tstvw1 (dbid=1586108579) completed successfully at 2007/06/13.10:15 sbt/1.1 none archivelog backup completed successfully at 2007/06/13.10:15 sbt/2 none database tstvw1 (dbid=1586108579) completed successfully at 2007/06/13.10:16 sbt/2.1 none controlfile autobackup completed successfully at 2007/06/13.10:16 sbt/3 none database tstvw1 (dbid=1586108579) completed successfully at 2007/06/13.10:16 sbt/3.1 none datafile backup completed successfully at 2007/06/13.10:16 sbt/4 none database tstvw1 (dbid=1586108579) completed successfully at 2007/06/13.10:17 sbt/4.1 none restore piece '03ik5p7p_1_1' completed successfully at 2007/06/13.10:17
例2-64 時間によるジョブのフィルタ処理
この例では、今日のみアクティブなジョブおよび保留中のジョブを表示しています。
ob> lsjob --today Job ID Sched time Contents State ---------------- ----------- ------------------------------ ----------------------------------- 5 06/13.04:00 dataset datadir.ds processed; host backup(s) scheduled
例2-65 ホストによるジョブのフィルタ処理
この例では、ホストbrhost2
で実行されている、すべての状態のジョブを表示しています。
ob> lsjob --all --short --oneperline --host brhost2 admin/1.1 admin/2
例2-66 ユーザーによるジョブのフィルタ処理
この例では、Oracle Secure Backupユーザーsbt
が所有者である、アクティブおよび保留中のジョブを表示しています。
ob> lsjob --user sbt Job ID Sched time Contents State ---------------- ----------- ------------------------------ --------------------- admin/13 06/23.00:00 dataset fullbackup.ds future work
例2-67 無効にされたジョブの表示
この例では、無効にされたアクティブなジョブおよび保留中のジョブを表示しています。
ob> lsjob --superseded Job ID Sched time Contents State ---------------- ----------- ------------------------------ ---------------------- admin/13 06/23.00:00 dataset fullbackup.ds future work
例2-68 長い形式でのジョブ・データの表示
この例では、アクティブなジョブおよび保留中のジョブを長い形式で表示しています。
ob> lsjob --long 5: Type: datadir.ds Level: full Family: full Encryption: on Scheduled time: 06/13.04:00 State: processed; host backup(s) scheduled Priority: 5 Privileged op: no Run on host: (administrative server) Attempts: 1
例2-69 すべての時間関連データの表示
この例では、アクティブなジョブおよび保留中のジョブの時間関連データをすべて表示しています。
ob> lsjob --times Job ID Sched time Contents State ---------------- ----------- ------------------------------ ---------------------- 5 06/13.04:00 dataset datadir.ds processed; host backup(s) scheduled introduced 2007/06/13.13:37, earliest exec 06/13.04:00, last update 2007/06/13.13:37, expires 2007/07/13.04:00
意味
データを長い形式で表示します。このオプションにより、すべてのメディア・ファミリ属性がラベル付きで表示されます。lsmf
コマンドのデフォルトでは、各メディア・ファミリの名前およびタイプが表示されます。
データを短い形式で表示します。このオプションでは、メディア・ファミリ名のみが表示されます。
リストするメディア・ファミリの名前を指定します。media-family-name
を指定しなかった場合は、すべてのメディア・ファミリが表示されます。
出力
表2-12に、lsmf
コマンドの出力を示します。
表2-12 lsmfの出力
ラベル | 意味 |
---|---|
Write window |
ボリューム・セットへの書込みが許可されている時間の長さを示します。 |
Keep volume set |
Write Windowの時間に追加される、ボリューム・セットが失効するまでの時間。デフォルトは |
Appendable |
このボリュームが追加可能であることを示す。設定は |
Volume ID used |
ボリュームID。設定は、 |
Comment |
このメディア・ファミリに対するユーザー指定の説明(オプション)。 |
例
例2-70 メディア・ファミリ情報のリスト
この例では、長い形式のメディア・ファミリ・データを表示しています。
ob> lsmf --long RMAN-DEFAULT: Keep volume set: content manages reuse Appendable: yes Volume ID used: unique to this media family Comment: Default media family for RMAN backup jobs content-man-family: Write window: forever Keep volume set: content manages reuse Appendable: yes Volume ID used: unique to this media family full_bkup: Write window: 10 days Keep volume set: 28 days Appendable: yes Volume ID used: unique to this media family time-man-family: Write window: 7 days Keep volume set: 28 days Appendable: yes Volume ID used: unique to this media family
用途
lsp
コマンドは、デフォルトおよびポリシーをリストする場合に使用します。
ポリシー・データは、/
をルートとするディレクトリ・ツリーとして表示されます。ツリーをナビゲートするにはcdpを使用し、データを表示するにはlsp
およびpwdpを使用します。
構文
lsp::=
lsp [ --short/-s | --long/-l ] [ --dir/-d ] [ --fullname/-f ] [ --novalue/-V ]
[ --nodefault/-D | --defaultvalue/-v ] [ --type/-t ] [ policy-name ]...
意味
短い形式でデータが表示されます(デフォルト)。このオプションにより、ポリシー名と設定が表示され、その設定がデフォルト値かどうかが示されます。
データを長い形式で表示します。このオプションは、出力に各ポリシーの簡単な説明が含まれている点を除けば--short
と同じです。
指定されたポリシーのディレクトリが表示されます。
選択されたポリシーのフルパス名が表示されます。
ポリシー値の表示が抑止されます。
選択されたポリシーのデフォルト値の表示が抑止されます。
選択されたポリシーのデフォルト値が表示されます。
タイプ別にポリシーが表示されます。
表示するポリシーの名前を指定します。
例
例2-71 ログ・ポリシーのリスト
この例では、ログ・ポリシーのフルパス名を表示し、ポリシーのデフォルトを非表示にしています。
ob> pwdp / ob> lsp --nodefault --fullname --long logs /logs/adminlogevents (none) Names of events that are logged in the administrative server activity log. /logs/adminlogfile (none) Pathname of the administrative server activity log. /logs/clientlogevents (none) Names of events that are logged in each client's local log file. /logs/jobretaintime 30 days Duration for which scheduler job database records are retained. /logs/logretaintime 7 days Duration for which Oracle Secure Backup daemon log entries are retained. /logs/transcriptretaintime 7 days Duration for which backup transcripts are retained. /logs/unixclientlogfile (none) Pathname of the local activity log file for all UNIX clients. /logs/windowsclientlogfile (none) Pathname of the local activity log file for all Windows clients.
例2-72 タイプ別のポリシーのリスト
この例では、daemons
クラスのポリシーを表示しています。
ob> pwd / ob> lsp --type daemons auditlogins no [default] yes-no obixdmaxupdaters 2 [default] uint min 1 obixdrechecklevel structure [default] enum none structure content obixdupdaternicevalue 0 [default] int webautostart yes yes-no webpass (set) text windowscontrolcertificateservice no [default] yes-no
用途
lspiece
コマンドは、Recovery Manager(RMAN)バックアップ・ピースに関する情報を表示する場合に使用します。バックアップ・ピースとは、バックアップ・セットの物理メンバーのことです。1つのRMANバックアップ・ピースは、1つのOracle Secure Backupバックアップ・イメージに相当します。Oracle Secure Backupでは、各バックアップ・ピースのコンテンツに関するOracle Databaseメタデータが保存、レポートされます。
バックアップ・ピースは、異なる複製ボリューム上でも使用できるため、lspiece
コマンドでは、アクティブな場所または最も近い保管場所にあるボリュームが表示されます。
構文
lspiece::=
lspiece [ --long/-l | --short/-s ] [ --noheader/-H ] [ --section/-S ] [ --oid/-o oid-list ]... [ --host/-h hostname[,hostname]... ] [ --dbname/-d dbname[,dbname]... ] [ --dbid/-i dbid[,dbid]... ] [ --content/-c content[,content]... ] [ { --vid/-v vid_list | --void/-V oid_list } ] [ piecename ]...
意味
データを長い形式で表示します。
データを短い形式で表示します。
ヘッダー行が表示されません。
バックアップ・ピースが使用しているボリュームIDおよびバックアップ・セクションが表示されます。--section
オプションを指定すると、ボリュームIDが--long
出力に含まれます。
バックアップ・ピース・オブジェクト識別子を1つ以上指定します。oid-list
プレースホルダの詳細は、「oid-list」を参照してください。
リストする対象のホスト・コンピュータの名前を指定します。
バックアップ・ピースをリストするデータベースの名前を指定します。
バックアップ・ピースをリストするデータベースのDBIDを指定します。
バックアップ・ピースに含まれているバックアップ情報のタイプを指定します。content
プレースホルダの詳細は、「content」を参照してください。
vid_listまたはoid_listで指定されたボリューム上に含まれるバックアップ・ピースのみが表示されることを指定します。他の選択基準オプションによってさらに制限することができます。
リストする対象のバックアップ・ピースの名前を指定します。
出力
表2-13で、lspiece
コマンドの出力について説明します。
表2-13 lspieceの出力
ラベル | 意味 |
---|---|
Backup piece OID |
バックアップ・ピース・オブジェクト識別子 |
Database |
バックアップされたデータベースの名前 |
Database ID |
バックアップされたデータベースのDBID |
Content |
バックアップのコンテンツ(「content」を参照) |
Copy number |
バックアップ・ピースのコピー番号 |
Created |
バックアップ・ピースの作成日 |
Host |
データベース・ホスト |
Piece name |
バックアップ・ピースの名前 |
Encryption |
暗号化の有効化または無効化(「--encryption/-e {yes | no | forcedoff | transient}」を参照)。 |
Algorithm |
使用する暗号化のアルゴリズム(「--algorithm/-L」を参照)。 |
lspiece
でレポートされる日付が6か月より前の過去の場合は、yyyy/mm/dd
の書式でレポートされます。日付が6か月以内の過去の場合は、mm/dd.hh:mm
の書式でレポートされます。
例
例2-73 バックアップ・ピースの表示
次の例では、lspiece
--long
コマンドの出力を表示しています。
ob> lspiece -l Backup piece OID: 104 Database: bugfix Database ID: 1586108579 Content: full Copy number: 0 Created: 2009/01/14.16:34 Host: sales-server Piece name: 05k4q4km_1_1 Encryption: on Algorithm: aes128 Backup piece OID: 107 Database: bugfix Database ID: 1586108579 Content: full Copy number: 0 Created: 2009/01/14.16:48 Host: sales-server Piece name: 08k4q5dj_1_1 Encryption: RMAN Backup piece OID: 108 Database: bugfix Database ID: 1586108579 Content: full Copy number: 0 Created: 2009/01/14.16:52 Host: sales-server Piece name: 09k4q5me_1_1 Encryption: forcedoff Backup piece OID: 109 Database: bugfix Database ID: 1586108579 Content: full Copy number: 0 Created: 2009/01/14.16:55 Host: sales-server Piece name: 0ak4q5rm_1_1 Encryption: hardware Algorithm: aes256
例2-74 バックアップ・ピースが使用しているボリュームIDの表示
次の例は、バックアップ・ピースが使用しているボリュームIDおよびバックアップ・セクションを示しています。
ob> lspiece -l -S Backup piece OID: 100 Database: oracle Database ID: 1566049437 Content: full Copy number: 0 Created: 2009/07/23.15:07 Host: sales-server Piece name: 03kks4m5_1_1 BSOID: 100 Volume ID: RMAN-DEFAULT-000001 File: 1 Sect: 1 Encryption: off
意味
ネットワーク・インタフェースをリストするサーバーの名前を指定します。ホスト名を指定しなかった場合は、mkpniコマンドでPNIが作成されたホストがすべて表示されます。
前提条件
リストアを特権モードで実行するように指定している場合、またはネットワーク・データ管理プロトコル(NDMP)でアクセスされるホストにファイルをリストアする場合、restore
コマンドを使用するには、特権ユーザーとしてのファイルシステムのリストア実行(perform file system restores as privileged user)権を備えている必要があります。それ以外の場合は、自分によるファイルシステムのリストア実行(perform restores as self)権を備えている必要があります。
構文
lsrestore::=
lsrestore [ --long/-l | --detail/-d | { --short/-s [ --oneperline/-1 ] } ]
[ --position/-x ] [ --noheader/-H ] [ --raw/-R ] [ --catalog/-C ]
[ --listrestorerequests ] [ restore-item ]...
意味
長い形式でリストア・リクエスト・データが表示されます。
リストアに使用するバックアップに関する詳細なデータが表示されます。
短い形式のリストア・リクエスト・データが表示されます。このアイテムはデフォルトです。
--short
オプションとともに使用して、1行に1つのアイテムを表示します。
--detail
オプションとともに使用して、テープにおけるバックアップの位置を表示します。
データが列ヘッダーなしで表示されます。
RAWリストア・リクエスト、すなわち、Oracle Secure Backupカタログを利用しないリストア・リクエストのみが表示されます。デフォルトではlsrestore
により、すべてのリストア・リクエストがリストされます。
Oracle Secure Backupカタログを使用するリストア・リクエストのみが表示されます。--catalog
を指定すると、RAWリストア・リクエストは表示されません。デフォルトでは
lsrestore
により、すべてのリストア・リクエストがリストされます。
リコール対象のボリュームがリストされます。
リストア・リクエストのアイテム番号を指定します。リストア・リクエストのアイテム番号を表示するには、lsrestore
をオプションなしで実行します。
出力
表2-15で、lsrestore
コマンドの出力について説明します。
表2-15 lsrestoreの出力
列 | 意味 |
---|---|
Item # |
1から始まる連番で、リストア・ジョブに割り当てられるもの |
Data saved from |
バックアップされたデータのホストとパス |
Restore data to |
リストアするデータのホストとパス |
Host |
データのバックアップ元のホストの名前、またはホストがリストア先にしようとしているホストの名前 |
Path |
オペレーティング・システムのファイルシステムにおけるデータの位置 |
Priority |
リストア・ジョブの優先度 |
Created |
ボリューム・セットの作成日 |
File number |
リストアするバックアップのファイル番号 |
Device |
リストア操作に使用するデバイスの名前 |
Backup ID |
リストアするバックアップのバックアップID |
Volume ID |
リストア操作に使用するボリュームのボリュームID |
Volume tag |
リストア操作に使用するボリュームのバーコード |
File section |
リストアするバックアップ・セクション |
Position |
テープにおけるバックアップ・データの位置 |
例
例2-76 リストア・リクエストのリスト
この例では、すべてのリストア・リクエストを長い形式で表示しています。
ob> lsrestore --long 1: Data saved from: Host: brhost2 Path: /data/backup Restore data to: Host: brhost3 Path: /tmp Priority: 100 Created: 2008/12/02.12:37:07 File number: 1 Device: tape1 Backup ID: 1 Volume ID: VOL000003 Volume tag: ADE203 File section: 1 Position: 000000000009
意味
ポリシーの情報が短い形式で表示されます。
ポリシーの情報が長い形式で表示されます。
ローテーション・ポリシーの名前を1から31文字で指定します。
構文
lssched::=
lssched [ --short/-s | --long/-l ] [ --calendar/-c year/month [ --trigger trigger-number[,trigger-number]... ] ] [ --type/-Y schedule-type[,schedule-type...] ] [ schedulename ]...
意味
短い形式でスケジュール・データが表示されます。
長い形式でスケジュール・データが表示されます。
表示が、所定の年月のスケジュール情報に制限されます。
トリガー番号別にバックアップ・スケジュール情報が表示されます。トリガーは、スケジュール済バックアップを実行する時間周期または時間セットをユーザー定義したものです。
リストするスケジュールのタイプを指定します。有効な値は、backup
、duplicationscan
およびvaultingscan
です。複数のスケジュール・タイプを指定できます。
表示するスケジュールの名前を指定します。
出力
表2-16で、lssched
コマンドの出力について説明します。
表2-16 lsschedの出力
列 | 意味 |
---|---|
Schedule name |
スケジュールを識別するユーザー指定の名前。 |
Type |
スケジュール・タイプ。 |
Dataset |
使用されるデータセット・ファイル。 |
Restrict |
デバイス制限。 |
Priority |
スケジュールの優先度レベル。 |
Encryption |
暗号化されたバックアップを指定。バックアップの暗号化の詳細は、『Oracle Secure Backup管理者ガイド』を参照してください。 |
Comment |
ユーザー指定のコメント。 |
Trigger # |
このスケジュールのインスタンス番号。 |
Day/date |
ジョブのスケジュール日。 |
At |
ジョブのスケジュール時間。 |
Backup level |
実行するバックアップのレベル。設定は、 |
Media family |
使用するメディア・ファミリ。 |
Expires after |
このトリガーが期限切れになる時期。 |
日付が6か月より前の過去または2か月より後の未来の場合は、yyyy/mm/dd
の書式でレポートされます。日付が6か月以内の過去および2か月以内の未来の場合は、mm/dd.hh:mm
の書式でレポートされます。
例
例2-77 バックアップの表示
この例では、バックアップ・スケジュールlev2
、level3
およびlevel3-writewindow
に関する情報を表示しています。
ob> lssched --long OSB-CATALOG-SCHED: Type: backup Dataset: OSB-CATALOG-DS Priority: 50 Encryption: no Comment: catalog backup schedule full_backup: Type: backup Dataset: datadir.ds Priority: 5 Encryption: yes Trigger 1: Day/date: thursdays At: 21:00 Backup level: full Media family: (null) Trigger 2: Day/date: weekdays At: 04:00 Backup level: full Media family: full Expires after: 30 days
用途
lssection
コマンドは、コマンドラインで選択した基準に一致するバックアップ・セクションをリストする場合に使用します。バックアップ・セクションとは、1つの物理ボリュームを占有しているバックアップ・イメージを構成する部分のことです。Oracle Secure Backupでは、バックアップ・セクション・カタログからバックアップ・セクションのデータを取得します。
バックアップ・セクションは、異なる複製ボリューム上でも使用できるため、lssection
コマンドでは、アクティブな場所または最も近い保管場所にあるボリュームが表示されます。
前提条件
lssection
コマンドを使用するには、デバイス情報の問合せおよび表示(query and display information about devices)権を備えている必要があります。
構文
lssection::=
lssection [ --long/-l | --short/-s ] [ --noheader/-H ] [ --incomplete/-i ] [ --oid/-o oid-list ]... [ { { --vid/-v vid-list } | { --void/-V oid-list } } [ --file/-f filenumber-list ]... ]
意味
長い形式でセクション・データが表示されます。
選択された各バックアップ・セクション・レコードのオブジェクトIDのみが表示されます。
データが列ヘッダーなしで表示されます。
バックアップ・セクション・カタログから関連ボリューム・データが失われている場合でも、セクション情報が表示されます。
oid-list
で指定したオブジェクト識別子を持つバックアップ・セクションを選択します。oid-list
プレースホルダの詳細は、「oid-list」を参照してください。
vid-list
にIDが指定されているボリュームに含まれるバックアップ・セクションが選択されます。vid-list
は、カンマで区切られた1つ以上のvid
値です。vid
プレースホルダの詳細は、「vid」を参照してください。
このリストに指定したボリューム・オブジェクト識別子を持ったボリュームに含まれるバックアップ・セクションが選択されます。void-list
プレースホルダは、ボリュームIDのoid-list
を表します。oid-list
プレースホルダの詳細は、「oid-list」を参照してください。
このリストに指定したファイル番号を持ったバックアップ・セクションのみが表示されます。filenumber-list
プレースホルダの詳細は、「filenumber-list」を参照してください。
出力
表2-17で、lssection
コマンドの出力について説明します。
表2-17 lssectionの出力
列 | 意味 |
---|---|
Backup section OID # |
バックアップ・セクションのカタログ識別子。 |
Containing volume |
バックアップ・セクションのあるテープ・メディアのボリュームID。 |
Containing volume OID |
ボリュームのカタログ識別子。 |
File |
ファイル番号。複数のバックアップを格納するテープにおいて、そのセクションがどの番号のバックアップを占めるかを識別します。 |
Section |
複数のテープにわたるバックアップに対するもの。これが複数のテープの中のどのテープであるかが識別されます。 |
Backup level |
実行するバックアップのレベル。設定は、 |
Client |
バックアップされたOracle Secure Backupクライアントの名前。 |
Size |
バックアップ・セクションのサイズ。 |
Created |
バックアップ・セクションが作成された日時。 |
Attributes |
ボリュームの有効期限に関する情報。 |
Encryption |
Oracle Secure Backupによって暗号化されたバックアップでは ユーザー指定の1回かぎりのパスフレーズを使用して、Oracle Secure Backupによって暗号化されたバックアップでは ホストで必要な暗号化設定を上書きする、暗号化されなかったオンデマンド・バックアップでは 暗号化されていないバックアップでは 暗号化対応テープ・ドライブによって暗号化されたバックアップでは 暗号化対応テープ・ドライブによって暗号化された一時バックアップでは Recovery Manager(RMAN)によって暗号化されたバックアップでは まだ完了していないRMANバックアップ・ジョブの場合、このフィールドには バックアップの暗号化の詳細は、『Oracle Secure Backup管理者ガイド』を参照してください。 |
lssection
でレポートされる日付が6か月より前の過去の場合は、yyyy/mm/dd
の書式でレポートされます。日付が6か月以内の過去の場合は、mm/dd.hh:mm
の書式でレポートされます。
例
例2-78 バックアップ・セクションのリスト
この例では、バックアップ・セクション・カタログに含まれるすべてのバックアップ・セクションのオブジェクト識別子を表示しています。lssection
コマンドでは、次にセクション108のデータをデフォルトの標準形式で表示し、それがどのボリューム上にあるかを判断します。さらに、長い形式でこのボリューム上のすべてのバックアップ・セクションを表示しています。
ob> lssection --short BSOID 100 105 106 107 108 ob> lssection --oid 108 BSOID Volume File Sect Level Client Created Attributes 108 VOL000002 2 1 0 brhost2 04/19.11:52 never expires ob> lssection --vid VOL000002 --long Backup section OID: 105 Containing volume: VOL000002 Containing volume OID: 111 File: 1 Section: 1 Backup level: 0 Client: brhost2 Size: 62.4 MB Created: 2008/04/19.11:36 Attributes: never expires Backup section OID: 108 Containing volume: VOL000002 Containing volume OID: 111 File: 2 Section: 1 Backup level: 0 Client: brhost2 Size: 65.3 MB Created: 2008/04/19.11:52 Attributes: never expires
構文
lssnap::=
lssnap [ --short/-s | --long/-l ] [ --noheader/-H ] [ --reserve/-r ] [ --host/-h hostname[,hostname]... ] [ --fs/-f filesystem-name[,filesystem-name]... ] [ --numberformat/-n numberformat ] [ snapshot-name ]...
意味
短い形式でスナップショット・データが表示されます。デフォルトのオプションです。
長い形式でスナップショット・データが表示されます。
データのリスト時に列ヘッダーが表示されません。
予約領域が表示されます。
NDMPホストを指定します。ホスト名を指定しない場合は、host変数の値が使用されます。
スナップショットが取得されたファイルシステムを指定します。
大きい数値の表示書式を指定します。numberformat
プレースホルダの詳細は、「numberformat」を参照してください。
リストするスナップショットの名前を指定します。
出力
表2-18で、lssnap
コマンドの出力について説明します。
表2-18 lssnapの出力
ラベル | 意味 |
---|---|
File system |
スナップショットで取得されたファイルシステム。 |
Max snapshots |
このボリュームで許可するスナップショットの最大数。 |
Reserved space |
すべてのスナップショットの総予約領域。 |
% reserved space |
現在、全スナップショットによって使用されている予約領域の割合。 |
Snapshot |
スナップショットの名前 |
Of |
ファイルシステムの名前。 |
Taken at |
スナップショットの日時。 |
Used % |
当該ボリュームで使用される予約ディスク領域に対して、このスナップショットによって消費される領域が占める割合。この値は、「スナップショット・サイズ x 100% / 予約領域」で算出します。 |
Total % |
当該ボリュームの総ディスク領域に対して、このスナップショットによって消費される領域が占める割合。この値は、「スナップショット・サイズ x 100% / ボリュームの総ディスク領域」で算出します。 |
Busy |
スナップショットがビジーかどうか。値は |
Dependency |
スナップショットに別の処理エンティティ(SnapMirrorなど)への依存性があるかどうか。値は |
lssnap
でレポートされる日付が6か月より前の過去の場合は、yyyy/mm/dd
の書式でレポートされます。日付が6か月以内の過去の場合は、mm/dd.hh:mm
の書式でレポートされます。
例
例2-79 スナップショットの表示
この例では、NDMPでアクセスされるホストbr_filer
上のスナップショットを表示しています。この例では、lucy.0
スナップショットにより、/vol/vol0
のスナップショットに割り当てられた領域の3%(44.8GBの3%)、ボリューム/vol/vol0
の総ディスク領域の1%(104GBの1%)が使用されています。
ob> lssnap --long --host br_filer File system /vol/vol0: Max snapshots: 255 Reserved space: 44.8 GB % reserved space: 30 Snapshot: lucy.0 Of: /vol/vol0 Taken at: 2008/03/28.20:52 Used %: 3 Total %: 1 Busy: no Dependency: no Snapshot: myhost_snap1 Of: /vol/vol0 Taken at: 2004/08/21.11:30 Used %: 12 Total %: 7 Busy: no Dependency: no
構文
lsssel::=
lsssel [ --long/-l | --short/-s ] [ --dbname/-d { * | dbname[,dbname]... } ] [ --dbid/-i { * | dbid[,dbid]... } ] [ --host/-h { * | hostname[,hostname]... } ] [ --content/-c { * | content[,content]... } ] [ --copynum/-n { 1 | 2 | 3 | 4 } ] sselname...
意味
すべての記憶域セレクタのすべての属性が表示されます。
選択された記憶域セレクタの名前のみが表示されます。
指定されたデータベース名に適用可能な記憶域セレクタがリストされます。
指定されたデータベースID(DBID)に適用可能な記憶域セレクタがリストされます。
指定されたホスト名に適用可能な記憶域セレクタがリストされます。
指定されたコンテンツ・タイプに適用可能な記憶域セレクタがリストされます。content
プレースホルダの詳細は、「content」を参照してください。
指定されたコピー番号に適用可能な記憶域セレクタがリストされます。
表示する記憶域セレクタの名前を1つ以上指定します。このリストは、他の選択基準(存在する場合)によってフィルタ処理されます。
出力
表2-19で、lsssel
コマンドの出力について説明します。
表2-19 lsselの出力
ラベル | 意味 |
---|---|
Content |
記憶域セレクタが適用されるバックアップのコンテンツ・タイプ(「content」を参照) |
Databases |
記憶域セレクタが適用されるデータベースの名前 |
Database ID |
記憶域セレクタが適用されるデータベースのDBID |
Host |
記憶域セレクタが適用されるデータベース・ホスト |
Restrictions |
この記憶域セレクタによって制御されるバックアップの制限先となるデバイスの名前 |
Copy number |
記憶域セレクタが適用されるコピー番号 |
Media family |
この記憶域セレクタ・オブジェクトの制御下でバックアップに使用するメディア・ファミリの名前 |
Resource wait time |
この記憶域セレクタの制御下のバックアップで必要となるリソースが使用可能になるまでの待機時間 |
UUID |
この記憶域セレクタのユニバーサルID |
例
例2-80 データベース・バックアップ記憶域セレクタの表示
この例では、記憶域セレクタを作成し、その情報を表示しています。
ob> mkssel --dbid 1557615826 --host brhost2 --content full --family f1 ssel_full ob> lsssel --long ssel_full: Content: full Databases: [all] Database ID: 1557615826 Host: brhost2 Restrictions: [none] Copy number: [any] Media family: f1 Resource wait time: 1 hour UUID: b5774d9e-92d2-1027-bc96-000cf1d9be50
意味
長い形式でジョブ・サマリー・スケジュール・データが表示されます。
ジョブ・サマリー名が表示されます。デフォルトでは、lssum
により、サマリー名およびレポート生成予定日時が表示されます。
リストするジョブ・スケジュール・サマリーの名前を指定します。
出力
表2-20で、lssum
コマンドの出力について説明します。
表2-20 lssumの出力
列 | 意味 |
---|---|
Produce on |
レポートの生成予定日時。 |
Mail to |
レポートの送信先となる電子メール・アドレス。 |
Limit report to hosts |
ジョブ・サマリーの限定先となるホスト |
Backup jobs |
バックアップ・ジョブに関する情報の挿入。設定は |
Restore jobs |
リストア・ジョブに関する情報の挿入。設定は |
Oracle backup jobs |
Recovery Manager(RMAN)バックアップ・ジョブに関する情報の挿入。設定は |
Oracle restore jobs |
RMANリストア・ジョブに関する情報の挿入。設定は |
Scheduled jobs |
スケジュール・ジョブに関する情報の挿入。設定は |
User jobs |
ユーザー・ジョブに関する情報の挿入。設定は |
Subordinate jobs |
下位ジョブに関する情報の挿入。設定は |
Superseded jobs |
無効になったジョブに関する情報の挿入。設定は |
lssection
でレポートされる日付が2か月より後の未来の場合は、yyyy/mm/dd
の書式でレポートされます。日付が2か月以内の未来の場合は、mm/dd.hh:mm
の書式でレポートされます。
例
例2-81 ジョブ・サマリー・スケジュールの表示
この例では、ジョブ・サマリー・スケジュールweekly_report
に関する情報を表示しています。
ob> lssum --long weekly_report: Produce on: Wed at 12:00 Mail to: lance@example.com In the report, include: Backup jobs: yes Restore jobs: yes Oracle backup jobs: yes Oracle restore jobs: yes Scheduled jobs: yes User jobs: yes Subordinate jobs: yes Superseded jobs: no
前提条件
任意のOracle Secure Backupユーザーをリストする必要がある場合は、管理ドメインの構成の表示(display administrative domain's configuration)権を備えている必要があります。自分のみをリストする場合は、自分の名前およびパスワードの変更(modify own name and password)権を備えている必要があります。
構文
lsuser::=
lsuser [ --long/-l | --short/-s ] [ --class/-c userclass ] [ --unixname/-U unix-user ] [ --unixgroup/-G unix-group ] [ --domain/-d windows-domain ] [ --ndmpuser/-N ] [ --email/-e emailaddr ] [ --givenname/-g givenname ] [ username... ]
意味
データを長い形式で表示します。
データを短い形式で表示します。
特定のクラスに属するOracle Secure Backupユーザーを表示します。
UNIX名ごとに、Oracle Secure Backupユーザーとユーザー・クラスを表示します。
UNIXグループごとに、Oracle Secure Backupユーザーとユーザー・クラスを表示します。
Windowsドメイン名ごとに、Oracle Secure Backupユーザーとユーザー・クラスを表示します。
ネットワーク・データ管理プロトコル(NDMP)サーバーへのアクセス権を持つOracle Secure Backupユーザーを表示します。
電子メール・アドレスごとに、Oracle Secure Backupユーザーとユーザー・クラスを表示します。
名前がgivenname
のOracle Secure Backupユーザーを表示します。
情報を表示するOracle Secure Backupユーザーの名前を指定します。
出力
表2-21で、lsuser
コマンドの出力について説明します。
表2-21 lsuserの出力
列 | 意味 |
---|---|
Password |
ユーザーのパスワード。設定は |
User class |
ユーザー・クラスの名前。 |
Given name |
Oracle Secure Backup名。 |
UNIX name |
|
UNIX group |
|
Windows domain/acct |
ドメイン名またはアカウント名(該当する場合)。 |
NDMP server user |
設定は |
Email address |
ユーザーの電子メール・アドレス。 |
UUID |
ユーザーのUniversal Unique Identifier(UUID)。 |
Hostname |
ユーザーがアクセスを事前認可された別のコンピュータ |
Username |
ユーザーがアクセスを事前認可された別のコンピュータでのユーザー名 |
Windows domain |
ユーザーがアクセスを事前認可された別のコンピュータのドメイン情報(該当する場合) |
RMAN enabled |
ユーザーがアクセスを事前認可された別のコンピュータでのRecovery Manager(RMAN)の可用性。設定は |
Cmdline enabled |
ユーザーがアクセスを事前認可された別のコンピュータのでコマンドラインの可用性。設定は |
例
例2-82 Oracle Secure Backupユーザー情報の表示
この例では、Oracle Secure Backupユーザーlashdown
に関する情報を表示しています。
ob> lsuser admin admin bkpadmin oracle sbt admin ob> lsuser --long bkpadmin bkpadmin: Password: (set) User class: oracle Given name: lance UNIX name: bkpadmin UNIX group: dba Windows domain/acct: [none] NDMP server user: no Email address: bkpadmin@example.com UUID: 5f437cd2-7a49-1027-8e8a-000cf1d9be50 Preauthorized access: Hostname: osbsvr1 Username: bkpadmin Windows domain: [all] RMAN enabled: yes Cmdline enabled: yes
用途
lsvol
コマンドは、テープ・ライブラリ内のボリュームまたはボリューム・カタログ内のボリュームをリストする場合に使用します。
複製ボリュームは、デフォルトでオリジナル・ボリュームごとにグループ化されます。lsvol
コマンドでは、複製ボリュームごとにオリジナル・ボリュームoid
が表示されます。
Oracle Secure Backupでは、次のSmall Computer System Interface(SCSI)用語を使用してライブラリの基本コンポーネントが記述されます。
記憶域要素。lsvol
の出力内では数値として表示されます。使用されていないときでも、ボリュームが含まれています。
インポート/エクスポート要素。lsvol
の出力内では接頭辞iee
で識別されます。ドアを開けずにボリュームをテープ・ライブラリの内外へ移動するために使用されます(したがって、完全な物理インベントリを行うことが必要)。メール・スロットと呼ばれることもあり、物理的に特定のライブラリにのみ存在します。
メディア転送要素。lsvol
の出力内ではmte
として表示されます。記憶域要素からテープ・ドライブなどの別の要素にボリュームを移動します。
データ転送要素(DTE)。lsvol
の出力内ではdte
として表示されます。テープ・ドライブのことです。
各要素には、ユーザーとOracle Secure Backupが識別用に使用する名前があります。たとえば、最初の記憶域要素は通常se1
、最初のテープ・ドライブはdte1
と、それぞれネーミングされます。記憶域要素を参照する場合は、se
の接頭辞を省略できます。ライブラリ内のテープ・ドライブはdte
として参照できます(ライブラリに内包されるドライブが1つのみの場合)。
前提条件
lsvol
コマンドを使用するには、デバイス情報の問合せおよび表示(query and display information about devices)権を備えている必要があります。
構文1
ライブラリ内のボリュームをリスト(インベントリ)する場合は、次の構文を使用します。
lsvol [ --library/-L libraryname | --drive/-D drivename ] [ --long/-l ]
意味1
リストするボリュームが搭載されているテープ・ライブラリの名前を指定します。
--library
または--drive
を指定しない場合は、libraryまたはdrive変数の値が使用されます。テープ・ライブラリとテープ・ドライブのいずれの設定も取得できない場合は、警告が発行されます。
リストするボリュームが搭載されているテープ・ライブラリにあるテープ・ドライブの名前を指定します。
--library
または--drive
を指定しない場合は、libraryまたはdrive変数の値が使用されます。テープ・ライブラリとテープ・ドライブのいずれの設定も取得できない場合は、警告が発行されます。
長い形式でボリューム情報が表示されます。lsvol --long
をその他のオプションなしで指定した場合は、dte
、mte
およびテープ・ライブラリの記憶域要素のインベントリが表示されます。特定のボリュームに対して--long
を指定すると、OID、ボリュームID、バーコード、ボリューム順序などが表示されます。
構文2
ボリューム・カタログ内のボリュームをリストする場合は、次の構文を使用します。
lsvol [ --short/-s | --long/-l ] [ --relation/-r ] [ --members/-m ] [ --duplicates/-d ][ --noheader/-H ] [ --contents/-c ] { --all/-a | { [ --vid/-v vid[,vid]... ] [ --barcode/-b tag[,tag]... ] [ --vset/-V vsetid[,vsetid]... ] [ [ --dset/-S dsetid[,dsetid]...] [ --family/-f media-family-name[,media-family-name]... ] [ --location/-C location-name[,location-name]... ] [ --attribute/-A volume-attr[,volume-attr]... ] [ --oid/-o oid[,oid]... ] }... [ --novid/-n | --nobarcode/-N ] }
意味2
短い形式でボリューム情報が表示されます。各ボリュームのボリュームIDのみが表示されます。
長い形式でボリューム情報が表示されます。
指定されたその他のオプションに基づいてボリュームをグループ化します。たとえば、--family
オプションを指定している場合は、指定したメディア・ファミリに属するボリュームを基準にしてソートが行われます。
表示される各ボリュームのボリューム・セット・メンバーがすべて表示されます。デフォルトのオプションです。
ボリューム自体と、そのボリュームの複製をリストします。
ヘッダー出力なしで情報が表示されます。
各ボリュームのコンテンツに関する情報が表示されます。
このオプションを指定すると、例 2-84に示すように、バックアップ・セクションのサイズが表示されます。
ボリューム・カタログ内のすべてのボリュームが表示されます。
ボリュームID vid
を持つボリュームが表示されます。vid
プレースホルダの詳細は、「vid」を参照してください。
バーコードtag
を持つボリュームが表示されます。
ボリューム・セットvsetid
のメンバーであるボリュームが表示されます。vsetid
は、ボリューム・セット内の最初のボリュームのvid
を表します。vid
プレースホルダの詳細は、「vid」を参照してください。
複製セット内のすべての複製をリストします。複製セットIDは、オリジナル・ボリュームvid
です。
指定されたメディア・ファミリのすべてのボリュームが表示されます。media-family-name
プレースホルダは、mkmfまたはrenmfコマンドで割り当てられたメディア・ファミリの名前を表します。
指定した1つまたは複数の場所のボリュームに表示を制限します。
属性volume-attr
を持つボリュームがすべて表示されます。このプレースホルダの有効な値は次のとおりです。
expired
期限切れのすべてのボリューム。
unexpired
有効なすべてのボリューム。
open
書込み用に開かれたすべてのボリューム。
closed
書込み用に閉じられたすべてのボリューム。
recyclable
再利用可能なすべてのボリューム。
指定したoid
を持つボリュームが表示されます。oid
プレースホルダの詳細は、「oid」を参照してください。
ボリュームIDのないボリュームが表示されます。
バーコードのないボリュームが表示されます。
出力
表2-22で、lsvol
コマンドの出力について説明します。
表2-22 lsvolの出力
列 | 意味 |
---|---|
VOID |
ボリュームのOracle Secure Backupカタログ識別子 |
OOID |
複製ボリュームの元(親)のOracle Secure Backupカタログ識別子。複製ではないボリュームのVOIDと同一です。 |
Barcode |
テープ・ケースに添付されたバーコード・ラベルのID |
Volume sequence |
ボリューム・セットにおけるテープの番号。 |
Media family |
Oracle Secure Backupメディア・ファミリ名 |
Current location |
テープが現在存在する場所 |
Label host |
テープを最初にラベル付けしたメディア・サーバー |
Size |
バックアップ・セクションのサイズ。 |
Created |
ボリュームに最初に書込みが行われた日付。 |
Closes |
テープへの書込みが可能な最終時間 |
Expires |
テープの期限が切れ、上書きまたは強制的なラベル付け解除を実行して再利用できる日付 |
Space remaining |
テープに残存する記憶容量 |
lsvol
でレポートされる日付が6か月より前の過去または2か月より後の未来の場合は、yyyy/mm/dd
の書式でレポートされます。日付が6か月以内の過去および2か月以内の未来の場合は、mm/dd.hh:mm
の書式でレポートされます。
注意: 各バックアップIDは、バックアップの時間順に関係なくを割り当てられます。たとえば、バックアップID 25が月曜日のバックアップを示し、バックアップID 6が次の日のバックアップを示すことがあります。 |
例
例2-83 ライブラリ内のボリュームの表示
この例では、テープ・ライブラリlib1
のボリュームを表示します。サンプル出力はページに収まるようにあらかじめ折り返されています。
ob> lsvol --long --library lib1 Inventory of library lib1: in mte: vacant in 1: volume VOL000002, barcode ADE201, oid 110, 16962752 kb remaining in 2: volume VOL000001, barcode ADE203, oid 102, 17619328 kb remaining in 3: vacant in 4: vacant in iee1: vacant in iee2: vacant in iee3: vacant in dte: volume RMAN-DEFAULT-000002, barcode ADE202, oid 112, 17017984 kb remaining, content manages reuse, lastse 3
例2-84 ボリュームのコンテンツの表示
この例では、ボリュームOSB-CATALOG-MF-000325
のコンテンツを表示しています。サンプル出力はページに収まるようにあらかじめ折り返されています。
ob> lsvol --contents --vid OSB-CATALOG-MF-000325 VOID OOID Seq Volume ID Barcode Family Created 231 231 1 OSB-CATALOG-MF-000325 NEDC2491 OSB-CATALOG-MF 10/07.21:03 Attributes BSOID File Sect Level Host Size Created never closes 532 1 1 0 osbsvr3 62.4 MB 10/07.21:03 Attributes
例2-85 再利用可能なボリュームの表示
この例では、テープ・ライブラリvlib1
にある再利用可能なボリュームを表示しています。このコマンド出力には、ボリュームID RMAN-DEFAULT-000001
のボリュームのExpiresフィールドに「(content deleted)」と表示されています。これは、このコンテンツ管理されたボリュームのバックアップ・ピースがすべて削除されていることを意味します。
ob> lsvol -l --attribute recyclable Volume OID: 105 Volume ID: RMAN-DEFAULT-000001 Barcode: 2f2d6cc644a2102a28000163e3e5439 Volume sequence: 1 Media family: RMAN-DEFAULT Current location: vlib1 Label host: brhost1 Created: 2012/02/28.09:25 Closes: never Expires: never; content manages reuse (content deleted) Space remaining: 90.4 GB Original OID: 105 Volume OID: 108 Volume ID: tbrsfvmfx10_mf-000001 Barcode: a019ed4c44a2102931a00163e3e5439 Volume sequence: 1 Media family: tbrsfvmfx10_mf Current location: vlib1 Label host: brhost3 Created: 2012/02/28.09:28 Closes: 2012/02/28.09:30 (closed) Expires: 2012/02/28.09:32 (expired) Space remaining: 90.4 GB Original OID: 108
用途
mkclass
コマンドは、Oracle Secure Backupユーザー・クラスを定義する場合に使用します。
Oracle Secure Backupでは、複数のクラスが事前定義されます。これらのクラスの詳細は、付録7「クラスおよび権限」を参照してください。
構文
mkclass::=
mkclass [ --modself/-m { yes | no } ] [ --modconfig/-M { yes | no } ] [ --backupself/-k { yes | no } ] [ --backuppriv/-K { yes | no } ] [ --restself/-r { yes | no } ] [ --restpriv/-R { yes | no } ] [ --listownjobs/-j { yes | no } ] [ --modownjobs/-J { yes | no } ] [ --listanyjob/-y { yes | no } ] [ --modanyjob/-Y { yes | no } ] [ --mailinput/-i { yes | no } ] [ --mailerrors/-e { yes | no } ] [ --mailrekey/-g { yes | no } ] [ --querydevs/-q { yes | no } ] [ --managedevs/-d { yes | no } ] [ --listconfig/-L { yes | no } ] [ --browse/-b browserights ] [ --orauser/-o { yes | no } ] [ --orarights/-O oraclerights ] classname...
意味
yes
またはno
を要求するすべてのmkclass
オプションのデフォルトは、no
です。
キー更新の発生時、エラーの発生時またはキーが期限切れのときに電子メールを管理クラスに送信するかどうかを指定します。
Oracle Secure Backupユーザーが自分のパスワードと名前を変更できるようにします。
Oracle Secure Backupユーザーが、Oracle Secure Backup管理ドメイン内のすべてのオブジェクトを変更(作成、変更、名前変更および削除)できるようにします。このような変更可能オブジェクトには、クラス、ユーザー、ホスト、デバイス、デフォルトおよびポリシーを表す各オブジェクトがあります。
Oracle Secure Backupユーザーが、自分のユーザー・アイデンティティでバックアップを実行できるようにします。
Oracle Secure Backupユーザーが、ルートまたは特権ユーザーとしてバックアップを実行できるようにします。
Oracle Secure Backupユーザーが、ユーザーのUNIX名/グループまたはWindowsドメイン/アカウントによるアクセス権の制限下で、バックアップ・イメージのコンテンツをリストアできるようにします。
Oracle Secure Backupユーザーが、特権ユーザーとしてバックアップ・イメージのコンテンツをリストアできるようにします。LinuxおよびUNIXのホストでは、特権リストア操作はroot
オペレーティング・システム・アイデンティティで実行されます。たとえば、Oracle Secure Backupユーザーjoebloggは、オペレーティング・システム・アカウントroot
を使用してこの操作を実行します。Windowsシステムでは、リストア操作は、Windowsクライアント上のOracle Secure Backupサービスと同じアカウントで実行されます。
Oracle Secure Backupユーザーに次のものを表示する権限を付与します。
ユーザーが構成した、スケジュール済、実行中および完了済の各ジョブのステータス
ユーザーが構成したジョブの記録
Oracle Secure Backupユーザーが構成したジョブのみを変更する権限がそのユーザーに付与されます。
Oracle Secure Backupユーザーに次のものを表示する権限を付与します。
スケジュール済、実行中および完了済の各ジョブのステータス
任意のジョブの記録
すべてのジョブを変更する権限をOracle Secure Backupユーザーに付与します。
Oracle Secure Backupで手動による操作が必要になると、Oracle Secure Backupユーザーが電子メールを受信できるようにします。バックアップおよびリストア操作中に、オペレータの手動操作が必要になることがあります。このような状況は、必要なボリュームが見つからなかったり、バックアップを継続するためにボリュームが必要なときに発生する可能性があります。このような場合、この権限を持つクラスに属するOracle Secure Backupユーザーすべてに電子メールが送信されます。
Oracle Secure Backupのアクティビティで発生したエラーが記述された電子メール・メッセージを、Oracle Secure Backupユーザーが受信できるようにします。
Oracle Secure Backupユーザーがデバイスの状態を問合せできるようにします。
Oracle Secure Backupユーザーが、obtoolコマンドを使用してデバイスの状態を制御できるようにします。
Oracle Secure Backupユーザーが管理ドメイン内のホスト、デバイス、ユーザーなどのオブジェクトをリストできるようにします。
Oracle Secure Backupユーザーに参照権限を付与します。次のいずれかのbrowserights
値を指定します(権限の高い値から順に表示)。
privileged
は、Oracle Secure Backupユーザーがすべてのディレクトリとカタログ・エントリを参照できることを意味します。
notdenied
は、Oracle Secure Backupユーザーがアクセスを明示的に拒否されていないカタログのエントリを参照できることを意味します。このオプションは、カタログに統計記録が保存されていないディレクトリへアクセスできるという点で、permitted
とは異なります。
permitted
は、Oracle Secure BackupユーザーがUNIXの通常の権限チェックによって規制されることを意味します(デフォルト)。特に、Oracle Secure Backupユーザーは、次の条件が最低1つあてはまる場合にのみ、ディレクトリを参照できます。
a.Oracle Secure Backupのアイデンティティで定義されているUNIXユーザーが、ディレクトリの所有者としてリストされ、その所有者に読取り権がある。
b.Oracle Secure Backupのアイデンティティで定義されているUNIXグループが、ディレクトリのグループとしてリストされ、そのグループに読取り権がある。
c.前述のいずれの条件も満たさないが、Oracle Secure Backupのアイデンティティで定義されているUNIXユーザーに、ディレクトリの読取り権がある。
named
は、Oracle Secure BackupユーザーがUNIXの通常の権限チェックによって規制されるが、その他のユーザーに読取り権がないことを意味します。特に、Oracle Secure Backupユーザーは、次の条件が最低1つあてはまる場合にのみ、ディレクトリを参照できます。
a.Oracle Secure Backupのアイデンティティで定義されているUNIXユーザーが、ディレクトリの所有者としてリストされ、その所有者に読取り権がある。
b.Oracle Secure Backupのアイデンティティで定義されているUNIXグループが、ディレクトリのグループとしてリストされ、そのグループに読取り権がある。
none
は、Oracle Secure Backupユーザーにディレクトリまたはカタログを参照する権限がないことを意味します。
Oracle Secure BackupユーザーがOracle Databaseのバックアップおよびリストア操作を実行できるようにします(yes
またはno
)。この権限により、Oracle Secure Backupユーザーは持っているその他の権限に関係なくSBT操作を実行できます。たとえば、自分によるリストア実行(perform
restores
as
self
)権がno
に設定されている場合でも、この権限を持つOracle Secure BackupユーザーはSBTリストア操作を実行できます。
指定した権限を持つOracle Secure Backupユーザーが、Oracle Databaseバックアップにアクセスできるようにします。oraclerights
プレースホルダには次のどの値でも設定できます。
class
は、Oracle Secure Backupユーザーが、同じクラス内のどのOracle Secure Backupユーザーが作成したSBTバックアップにもアクセスできることを意味します。
all
は、Oracle Secure BackupユーザーがすべてのSBTバックアップにアクセスできることを意味します。
none
は、Oracle Secure BackupユーザーにSBTバックアップへのアクセス権がないことを意味します。
owner
は、Oracle Secure Backupユーザーがアクセスできるのは自身が作成したSBTバックアップのみであることを意味します(デフォルト)。
作成するクラスの名前を指定します。クラス名は大/小文字が区別され、英数字で始める必要があります。使用できるのは文字、数字、ダッシュ、アンダースコアおよびピリオドのみです(空白は不可)。最大127文字までです。
例
例2-86 クラスの作成
この例では、backup_admin
という名前のクラスを作成しています。このコマンドでは、--listownjobs
、--modownjobs
、--listanyjob
、--modanyjob
、--managedevs
、--orauser
および--orarights
についてはデフォルト値のno
を受け入れています。スペース上の制約からこの例のmkclass
コマンドは、折り返されて複数行にわたっています。
ob> mkclass --listconfig yes --modself yes --modconfig yes --backupself yes --backuppriv yes --restself yes --restpriv yes --mailinput yes --mailerrors yes --querydevs yes --browse privileged backup_admin ob> lsclass --long backup_admin backup_admin: browse backup catalogs with this access: privileged access Oracle backups: owner display administrative domain's configuration: yes modify own name and password: yes modify administrative domain's configuration: yes perform backups as self: yes perform backups as privileged user: yes list any jobs owned by user: no modify any jobs owned by user: no perform restores as self: yes perform restores as privileged user: yes receive email requesting operator assistance: yes receive email describing internal errors: yes query and display information about devices: yes manage devices and change device state: no list any job, regardless of its owner: no modify any job, regardless of its owner: no user can perform Oracle backups and restores: no
用途
mkdev
コマンドは、Oracle Secure Backup用にデバイスを構成する場合に使用します。このコマンドでは、管理ドメインのデバイスにOracle Secure Backupでの名前と属性が割り当てられます。
Oracle Secure Backupで使用するためには、各デバイスが1つ以上のアタッチメント(ホストとそのデバイス間のデータ・パスを記述したもの)を備えている必要があります。アタッチメントには、デバイスの接続先であるホストと、アクセスに使用するRAWデバイス名を指定します。
前提条件
mkdev
コマンドを使用するには、管理ドメインの構成の変更(modify administrative domain's configuration)権を備えている必要があります。
Oracle Secure Backupテープ・デバイスを構成する前に、任意のSmall Computer System Interface(SCSI)ターゲットをスキャンして開くシステム・ソフトウェアをすべて無効にしておく必要があります。Oracle Secure Backupが、テープ・ライブラリやテープ・ドライブへのアクセスのため他のシステム・ソフトウェア(監視ソフトウェアなど)との競合を余儀なくされた場合は、予期しない動作が発生することがあります。
構文1
テープ・ドライブを構成する場合は、次の構文を使用します。
mkdev::=
mkdev --type/-t tape [ --attach/-a aspec[,aspec]... ] [ --inservice/-o | --notinservice/-O ] [ --wwn/-W wwn ] [ --library/-l devicename ] [ --dte/-d dte ] [ --ejection/-j etype ] [ --minwriteablevolumes/-m n ] [ --blockingfactor/-f bf ] [ --maxblockingfactor/-F maxbf ] [ --automount/-m { yes | no } ] [ --erate/-e erate ] [ --current/-T se-spec ] [ --uselist/-u se-range ] [ --usage/-U duration ] [ --queryfreq/-q query_frequency ] [ --serial/-N serial-number ] [ --model/-L model-name ] devicename...
意味1
次のオプションにより、テープ・ドライブを構成できます。
このデバイスをテープ・ドライブとして指定します。
アタッチメント(ホストへのデバイスの物理接続または論理接続)を構成します。アタッチメントはホストとデバイス間のデータ・パスを記述したもので、デバイスとは区別されます。
Oracle Secure Backupではアタッチメントを使用してデバイスにアクセスするので、デバイスにはOracle Secure Backupで使用できるアタッチメントが1つ以上必要です。ファイバ・チャネル接続されたテープ・ドライブまたはテープ・ライブラリが複数のアタッチメントを持っていて、直接アクセスできるホストごとにアタッチメントが1つずつある場合があります。aspec
プレースホルダの詳細は、「aspec」を参照してください。
テープ・ドライブがOracle Secure Backupから論理的に使用可能であることを指定します。
テープ・ドライブがOracle Secure Backupから論理的に使用不可能であることを指定します。
デバイスのWorld Wide Nameを指定します。wwn
プレースホルダの詳細は、「wwn」を参照してください。
テープ・ドライブがあるテープ・ライブラリの名前を指定します。
テープ・ドライブを搭載しているテープ・ライブラリにおける、そのテープ・ドライブのデータ転送要素(DTE)番号を指定します。DTEは、テープ・ライブラリ内のテープ・ドライブに対するSCSI-2名です。DTEは、1からnの番号を付けられ、テープ・ライブラリ内のテープ・ドライブの識別に使用されます。
--library
を指定した場合は、dte
番号を指定する必要があります。スタンドアロン・テープ・ドライブの場合は、dte
オプションは使用できません。
複数のドライブを搭載しているテープ・ライブラリを最初に構成する場合、Oracle Secure BackupのドライブにDTE番号を割り当てるときは、物理ライブラリの視点からDTE番号付けスキームをよく確認する必要があります。ドライブの番号は、ユーザーが割り当てできるような任意の連番ではありません。ライブラリ内での正しい順序に対応している必要があります。そうでない場合、正しく構成されていないドライブをアンロードしようとすると、エラー(エラー: コマンドを実行できません - ソースが空です)が発生します。ユーザー・インタフェースまたはライブラリのフロント・パネルでテープ・ライブラリ内のDTE番号を判別するには、各DTE番号のドライブ・シリアル番号を探して、Oracle Secure Backupの対応するドライブに正しいDTE番号が割り当てられていることを確認します。Oracle Secure Backupのドライブを構成したら、次のコマンドを使用してDTE番号が正確であることを確認します。
ob>vfylibs -v
vfylibs
コマンドの出力では、各ドライブのシリアル番号およびDTE番号が、ユーザー・インタフェースまたはライブラリのフロント・パネル独自の出力と正確に一致している必要があります。
テープを取り出す方法を指定します。値は、automatic
、ondemand
またはmanual
です。
Oracle Secure Backupが初期のボリューム・ローテーションを開始するまでの、書込み可能なボリュームの最小数に対するしきい値を指定します。
ブロッキング・ファクタを指定します。ブロッキング・ファクタは、テープに書き込まれるデータの1ブロック当たりに含めることができる512バイトのレコードの数を決定するものです。デフォルトでは、Oracle Secure Backupは64000ブロックをテープに書き込みます(ブロッキング・ファクタは128です)。
最大ブロッキング・ファクタを指定します。最大ブロッキング・ファクタにより、Oracle Secure Backupが、ブロッキング・ファクタが不明のテープから最初に読み込むデータ量が制御されます。
最大ブロッキング・ファクタに指定可能な最大値は、4096です(ブロッキング・ファクタは物理テープ・ブロック当たりに格納できる512バイト・レコードの数です)。この値は、最大テープ・ブロック・サイズが2MBであることを表します。この最大値は、デバイスとオペレーティング・システムの制限の影響を受けるため、最大ブロック・サイズが小さくなることがあります。
自動マウント・モードが設定されます。このマウント・モードは、テープ・ドライブに物理的にロードされたボリュームをOracle Secure Backupが使用する方法を示します(「mountdev」の説明を参照してください)。
この値をyes
(デフォルト)に設定すると、オペレータ操作なしで、テープがバックアップおよびリストア操作用にマウントされます。このオプションをno
に設定した場合は、ボリュームは、使用可能にするには手動でマウントする必要があります。
no
に設定すると有益なのは、テープ・ドライブをバックアップでなくオンデマンド・リストア操作の実行専用とする場合です。バックアップのスケジュール時にこのテープ・ドライブのautomount
をyes
に設定し、テープ・ドライブにアンマウントされた適格なテープがある場合は、このテープ・ドライブがバックアップに使用されます。
エラー率の割合を指定します。エラー率は、リカバリ済のエラー数を書き込まれたブロックの合計数で除算したものに100を乗算した数値です。デバイスによってレポートされたエラー率が指定した値を超えると、警告が発行されます。デフォルトは8
です。
また、テープ・ドライブのエラー・カウンタを読取りまたはリセットしようとしているときにSCSIエラーが発生すると、警告が発行されます。一部のテープ・ドライブでは、このような操作を実行するために必要なSCSIコマンドがサポートされていません。このような警告を回避するには、このオプションに対してnone
を指定することでエラー率のチェックを無効にします。
記憶域要素の番号を指定します。このオプションは、次の基準が満たされているときにのみ、テープ・ドライブに対して適用されます。
そのテープ・ドライブがテープ・ライブラリ内にある。
そのテープ・ドライブにはテープがロード済であることが認識されている。
ハードウェアで、そのテープ・ドライブがロードされた記憶域要素を判別できていない。
se-spec
プレースホルダの詳細は、「se-spec」を参照してください。
このデバイスが使用できる記憶域要素の範囲を指定します。このオプションが適用されるのは、テープ・ライブラリに搭載されているテープ・ドライブのみです。
デフォルトでは、テープ・ライブラリ内のすべてのテープ・ドライブからテープ・ライブラリ内のすべてのテープにアクセスすることが可能になります。バックアップを同時実行する複数のテープ・ドライブを搭載するライブラリでは、複数のテープの使用をパーティション化する必要があります。
たとえば、記憶域要素の前半にある各テープを1番目のテープ・ドライブで使用し、後半にある各テープを2番目のテープ・ドライブで使用する場合です。あるいは、単一のテープ・ドライブ上で様々なタイプのバックアップ用にいろいろな使用リストを設定する場合です。
se-range
プレースホルダの詳細は、「se-range」を参照してください。
クリーンアップ・サイクルの間隔を指定します。たとえば、--usage 1month
により、毎月のクリーンアップ・サイクルがリクエストされます。duration
プレースホルダの詳細は、「duration」を参照してください。
構成済の間隔を初期化し、最後のクリーンアップ以降のテープ・ドライブ使用時間を反映させるには、chdevコマンドで--usage
オプションを指定します。たとえば、最新のクリーンアップが1週間前であったものと設定するには、chdev
コマンドで--usage 1week
オプションを指定します。
問合せ頻度(テープ位置をサンプリングする間隔を1KBのブロック数で表示したもの)をkb
で指定します。最大許容問合せ頻度は1048576 (1MB)で、これは1GBの問合せ頻度になります。問合せ頻度0
では、位置のサンプリングが無効になります。
Oracle Secure Backupではバックアップ中、テープの位置が定期的にサンプリングされます。この位置情報は、リストア操作の速度を上げるために、obtarによってOracle Secure Backupカタログに保存されます。ただし、一部のデバイスでは、このサンプリングによってバックアップ・パフォーマンスが低下することがあります。サポート対象のすべてのテープ・ドライブ・タイプについて最適な問合せ頻度を決定しようとした結果、問合せ頻度の調整が必要なことに気付く場合があります。
テープ・デバイスのシリアル番号を指定します。
シリアル番号を入力した場合、Oracle Secure Backupはこのシリアル番号をデバイス・オブジェクトに保存します。シリアル番号が入力されていない場合、デバイスからシリアル番号を読み取って、最初にOracle Secure Backupがテープ・デバイスを開いたきのデバイス・オブジェクトにこのシリアル番号を保存します。
テープ・デバイスのモデル名を指定します。通常、モデル番号はデバイスの構成時に検出されます。
構成するテープ・ドライブの名前を指定します。アタッチメントを指定する場合は、1つのdevicename
のみを指定できます。デバイス名の命名規則については、「devicename」を参照してください。
構文2
mkdev::=
mkdev --type/-t library [ --class/-x vtl ] [ --attach/-a aspec[,aspec]... ] [ --inservice/-o | --notinservice/-O ] [ --wwn/-W wwn ] [ --autoclean/-C { yes | no } ] [ --cleanemptiest/-E { yes | no } ] [ --cleaninterval/-i { duration | off } ] [ --barcodereader/-B { yes | no | default } ] [ --barcodesrequired/-b { yes | no } ] [ --ejection/-j etype ] [ --minwriteablevolumes/-m n ] [ --unloadrequired/-Q { yes | no } ] [ --serial/-N serial-number ] [ --model/-L model-name ] devicename...
意味2
次のオプションは、テープ・ライブラリを構成する場合に使用できます。ここに記載されていないオプションについては、「意味1」を参照してください。
このデバイスをテープ・ライブラリとして指定します。
仮想テープ・ライブラリを指定します。
自動テープ・クリーンアップを有効にするかどうかを指定します。クリーンアップ・サイクルは、クリーンアップが必要なことがテープ・ドライブによりレポートされたとき、または指定された使用時間が経過したときに開始されます。
Oracle Secure Backupでは、カートリッジがテープ・ドライブにロードされたかまたはドライブからアンロードされたときに、クリーンアップ要件がチェックされます。その時点でクリーンアップが必要となった場合は、Oracle Secure Backupでは次のステップを実行します。
クリーニング・カートリッジをロードします。
クリーンアップ・サイクルが完了するまで待機します。
クリーニング・カートリッジをその元の記憶域要素に戻します。
リクエストされたロードまたはアンロードを再開します。
なお、cleanコマンドを実行すると、手動でテープ・ドライブをクリーンアップできます。
どのクリーニング・テープを使用するかを指定します。このオプションは、テープ・ライブラリに複数のクリーニング・テープを装着した場合に使用すると便利です。
デフォルト値のyes
では、最も空きのあるクリーニング・テープが指定され、これにより、クリーンアップが複数回必要な場合、各クリーニング・テープが順繰りに使用されます。
no
値が指定されると、obtoolでは、最も使用されていないクリーニング・テープが使用されます。これにより、各クリーニング・テープは消耗するまで使用され、その後次のクリーニング・テープが消耗するまで使用される、というようになります。
クリーンアップ間隔があるかどうか、ある場合は間隔のduration
を指定します。デフォルトはoff
です。durationは、テープ・ドライブの使用開始からクリーンアップ・サイクルの開始までの間隔です。duration
プレースホルダの詳細は、「duration」を参照してください。
自動テープ・ドライブ・クリーンアップを有効にした場合は、duration
にクリーンアップ・サイクルの間隔を指定します。クリーンアップ要件をレポートしていないテープ・ドライブの場合は、クリーンアップ間隔をたとえば、30days
に指定できます。
バーコード・リーダーがあるかどうかを指定します。デバイスの多くは、バーコード・リーダーが付いているかどうかをレポートします。そのようなデバイスにはdefault
を指定できます。この情報をレポートしないデバイスの場合は、yes
またはno
を指定します。
テープ・ライブラリのテープに読取り可能なバーコードが付いていることをOracle Secure Backupに要求させるかどうかを指定します。デフォルトはno
です。yes
を指定して、テープ・ライブラリのテープに読取り可能なバーコードがない場合は、テープの使用が拒否されます。
通常、Oracle Secure Backupでは、読取り可能なバーコードのあるテープとそうでないテープを区別しません。このポリシーにより、Oracle Secure Backupでは、リストアに必要なテープを要求する際に、バーコードとボリュームIDの両方をいつでも使用できるようになります。
テープ・ドライブから記憶域要素にテープを移動する際、事前にアンロード操作が必要かどうかを指定します。通常、このオプションはデフォルトのyes
に設定したままにしておきます(つまり、外部デバイス表ob_drives
の値を使用)。ただし、問題が発生する場合、特にテープ・ドライブのアンロード中のオフライン待機中にタイムアウトが発生する場合は、この値をno
に設定してください。
テープ・デバイスのシリアル番号を指定します。
シリアル番号を入力した場合、Oracle Secure Backupはこのシリアル番号をデバイス・オブジェクトに保存します。シリアル番号が入力されていない場合、デバイスからシリアル番号を読み取って、最初にOracle Secure Backupがテープ・デバイスを開いたきのデバイス・オブジェクトにこのシリアル番号を保存します。
テープ・デバイスのモデル名を指定します。通常、モデル番号はデバイスの構成時に検出されます。
構成するテープ・ライブラリの名前を指定します。アタッチメントを指定する場合は、1つのdevicename
のみを指定できます。デバイス名の命名規則については、「devicename」を参照してください。
構文3
ACSLSテープ・ライブラリのテープ・ドライブを構成する場合は、次の構文を使用します。
mkdev::=
mkdev --type/-t tape [ --attach/-a aspec[,aspec]... ] [ --inservice/-o | --notinservice/-O ] [ --wwn/-W wwn ] [ --library/-l devicename --lsm/s lsm_id --panel/p panel_id --drive/r drive_id] [ --blockingfactor/-f bf ] [ --maxblockingfactor/-F maxbf ] [ --erate/-e erate ] [ --queryfreq/-q queryfrequency ] devicename... devicename...
意味3
ACSLSテープ・ライブラリのテープ・ドライブを構成する場合は、次の意味を使用します。ここに記載されていないオプションについては、「意味1」を参照してください。
ACSLSテープ・ドライブに対してmkdev
を使用できるのは、obacslibd
が停止しいる場合のみです。
このオプションは、ACSLSライブラリに内包されるテープ・ドライブに対してのみ使用します。このテープ・ドライブが存在するACSライブラリ・ストレージ・モジュールのIDを定義します。
このオプションは、ACSLSライブラリに内包されるテープ・ドライブに対してのみ使用します。このテープ・ドライブが存在するパネルのIDを定義します。
このオプションは、ACSLSライブラリに内包されるテープ・ドライブに対してのみ使用します。このテープ・ドライブが存在するドライブのIDを定義します。
構文4
ACSLSテープ・ライブラリを構成する場合は、次の構文を使用します。
mkdev::=
mkdev --type/-t library -class/-x acsls --attach/-a aspec... --acsid/-g acs_id [ --inservice/-o | --notinservice/-O ] [ --userid/-n acs_userid ] [ --port/-P port_num ] [ --ejection/-j etype ] [ --minwritablevolumes/-V minvols ] library_devicename...
意味4
ACSLSテープ・ライブラリを構成する場合は、次の意味を使用します。ここに記載されていないオプションについては、「意味1」を参照してください。
このオプションは、このテープ・ライブラリがACSテープ・ライブラリであることを指定します。
ACSLSテープ・ライブラリに対するOracle Secure Backupメディア・サーバーおよびACSLSサーバーを指定します。aspecの書式は、mediaservhostname:acslshost
です。
制御するACSLSテープ・ライブラリのASC ID値を指定します。
ACSLSアクセス制御ユーザー名を指定します。この値はオプションです。指定した場合、ACSLSサーバーとのやりとりにはすべてこのアクセス名が前に付きます。
ACSLSサーバー・ソフトウェアのリスニング・ポートを指定します。通常、この値は0
か、または指定しません。このオプションを指定する必要があるのは、ACSLSサーバーがファイアウォールの内側にある場合のみです。
構文5
シンボリック名をACSLSテープ・ライブラリ内のACSカートリッジ・アクセス・ポート(CAP)と関連付ける場合は、次の構文を使用します。このコマンドでは、ACS上の物理アイテムであるCAPを作成または変更しません。
mkdev::=
mkdev --type/-t cap [ --library/-L devicename ] [ --capid/-c cap_id ] [ --lsm/-s lsm_id ] capname
意味5
シンボリック名をACSLSテープ・ライブラリ内のACSカートリッジ・アクセス・ポート(CAP)と関連付ける場合は、次の意味を使用します。
CAPが存在するテープ・ライブラリの名前を指定します。省略した場合は、library変数が使用されます。library変数が見つからない場合や指定されていない場合は、エラー・メッセージが表示されます。
選択されたテープ・ライブラリ内のCAPのハードウェアの場所を指定します。
選択されたテープ・ライブラリ内のCAPのACSライブラリ・ストレージ・モジュールを指定します。
作成されるOracle Secure Backup CAPオブジェクトの名前。
例
例2-87 テープ・ドライブの構成
この例では、テープ・ドライブを構成しています。
ob> lsdev library lib1 in service drive 1 tape1 in service library lib2 in service drive 1 tape2 in service ob> mkdev --type tape --inservice --library lib1 --erate 8 --dte 2 --blockingfactor 128 --uselist 1 --usage 4minute --automount yes hptape ob> lsdev library lib1 in service drive 1 tape1 in service drive 2 hptape in service library lib2 in service drive 1 tape2 in service
構文
mkds::=
mkds [ --nq ] [ --dir/-d ] [ --nocheck/-C ] [ --noedit/-E ] [ --input/-i ] dataset-name...
意味
確認メッセージを表示しません。このオプションを指定しない場合、コマンドは確認メッセージを表示します。確認メッセージについては、「対話型モードでのコマンド実行」を参照してください。
dataset-name
という名前のデータセット・ディレクトリが作成されます。
データセット・ディレクトリは、データセット・ファイルを格納するディレクトリです。データセット・ディレクトリは階層構造にすることができ、10レベルの深さまでサブディレクトリをネストできます。
データセット・ファイルの構文エラー・チェックを無効にします。
データセット・ファイルの作成時に、デフォルトのエディタ・ウィンドウ(環境変数EDITOR
で定義)が開かないようにします。
データセット・ファイルのコンテンツを入力できるようにします。
データセット・ディレクトリまたはデータセット・ファイルの名前を指定します。mkds
コマンドでは、pwddsコマンドによって表示されたディレクトリを基準とした相対位置に、データセット・ファイルまたはデータセット・ディレクトリが作成されます。dataset-name
プレースホルダの詳細は、「dataset-name」を参照してください。
例
例2-89 データセットの作成
この例では、データセット・ディレクトリmydatasets1
を作成してから、このディレクトリにデータセット・ファイルtest.ds
を作成しています。
ob> pwdds / (top level dataset directory) ob> mkds --dir mydatasets1 ob> mkds --nq --input mydatasets1/test.ds Input the new dataset contents. Terminate with an EOF or a line containing just a dot ("."). include host brhost2 include path /home . ob> lsds --recursive Top level dataset directory: mydatasets1/ mydatasets1/test.ds
例2-90 データセット・サブディレクトリの作成
この例では、mydatasets1
ディレクトリにnot_used
サブディレクトリを作成しています。
ob> pwdds /mydatasets1 ob> mkds --dir not_used ob> cdds .. ob> pwdds / (top level dataset directory) ob> lsds --recursive Top level dataset directory: mydatasets1/ mydatasets1/not_used/ mydatasets1/test.ds
例2-91 Windowsホストへのデータセットの作成
この例では、データセット・ファイルc-winhost1.ds
を作成しています。このファイルでは、Windowsホストwinhost1
のドライブC:\
のバックアップを指定しています。
ob> pwdds / (top level dataset directory) ob> mkds --nq --input c-winhost1.ds Input the new dataset contents. Terminate with an EOF or a line containing just a dot ("."). include host winhost1 include path "C:\" { exclude name *.log } . ob> lsds NEWCLIENTS c-winhost1.ds
構文
mkdup::=
mkdup [ --comment/-c commentstring] [ --inputcomment/-i ] [ --trigger/-e dupevent:duration ] [ --restrict/-r restriction[,restriction]...] ] [ --migrate/-m { yes | no } ] { --rule/-u duplicationrule[,duplicationrule...] } policyname...
意味
lsdup
の使用時に表示される説明的なコメント。
バックアップ管理者に説明的なコメントの入力を要求します。mkdup --inputcomment
を実行すると、コメントの入力を要求するプロンプトが表示されます。コメントを終了するには、その行にピリオド(.
)を付けます。
ボリュームが複製の対象になる時期を指定します。duration
プレースホルダは、dupevent
後にボリュームが複製の対象になる期間を指定します。
複製を管理ドメイン内の特定のデバイスに制限します。メディア・サーバー・ホストまたはこれらのホスト上の特定のデバイスを選択できます。複製対象のオリジナル・ボリュームが含まれるメディア・サーバーとは異なるメディア・サーバーにボリュームを複製するには、duplicateovernetwork
ポリシーをyes
に設定しておく必要があります。ネットワーク帯域幅を大量に使用する必要があるため、Oracle Secure Backupはデフォルトでは、異なるメディア・サーバーに取り付けられたデバイス間での複製は行いません。
duplicateovernetwork
をyes
に設定せず、制限を指定しない場合(デフォルト)、このボリューム複製ポリシーはデバイス制限を受けず、任意のメディア・サーバー上にある使用可能な任意のデバイスを、Oracle Secure Backupスケジューリング・システムの判断で使用できます。
関連項目:
|
ボリュームを移行するかどうかを指定します。このオプションをyes
に設定した場合、このボリューム複製ポリシーに指定できるルールは1つのみです。--migrate
オプションを指定しない場合、ボリュームは移行されません。
media-family
:
number
の書式で複製ルールを指定します。
用途
mkhost
コマンドは、管理ドメインにホストを追加する場合に使用します。ホストは、ローカルでOracle Secure Backupを実行している、またはネットワーク・データ管理プロトコル(NDMP)を使用してOracle Secure Backupからアクセスできる必要があります。
使用方法
Windowsホストがファイアウォールで保護されている場合は、ホスト上のOracle Secure Backupデーモンが管理ドメイン内の他のホストと通信できるようにファイアウォールを構成する必要があります。Windows XP Service Pack 2およびWindows Server 2003にはWindows Firewallが組み込まれており、デフォルトの構成では、Oracle Secure Backupで使用するポートのインバウンド・トラフィックをブロックするようになっています。詳細は『Oracle Secure Backupインストレーションおよび構成ガイド』を参照してください。
構文1
Oracle Secure Backupをローカルで実行しているホストを管理ドメインに追加する場合は、次の構文を使用します。
mkhost::=
mkhost [ --access/-a ob ] [ --inservice/-o | --notinservice/-O ] [ --encryption/-e { required | allowed } ] [ --disablerds/-d { yes | no | systemdefault }] [ --algorithm/-l { AES128 | AES192 | AES256 } ] [ --keytype/-t { passphrase | transparent } ] [ --rekeyfrequency/-g duration ] [ --passphrase/-s string ] [ --querypassphrase/-Q ] [ --tcpbufsize/-c bufsize ] [ --ndmpauth/-A authtype ] [ --roles/-r role[,role]... ] [ --ip/-i ipname[,ipname]... ] [ --nocomm/-N ] [ --certkeysize/-k cert-key-size ] hostname...
意味1
これらのオプションは、ホストにOracle Secure Backupがインストールされており、Oracle Secure Backupの内部通信プロトコルを使用して通信を行う場合に使用します。
ホストがローカルにインストールされたOracle Secure Backupにアクセスすることを指定します。デフォルトでは、コンピュータがOracle Secure Backup RPCプロトコル(およびNDMP)でアクセスされているか、それともNDMPのみでアクセスされているかが動的に判断されます。
暗号が必須か、可能かを指定します。required
に設定すると、このホストに対するバックアップはすべて暗号化されます。allowed
に設定すると、暗号化はグローバル暗号化ポリシーおよびバックアップ・ジョブ固有の暗号化設定によって決まります。デフォルトはrequired
です。
クライアントとメディア・サーバー間のデータ転送にReliable Datagram Socket (RDS) over Infinibandを使用するかどうかを指定します。有効な値は、次のとおりです。
yes
ホストとメディア・サーバー間のデータ転送にRDS for over Infinibandは使用しません。
no
ホストとメディア・サーバー間のデータ転送にRDS over Infinibandを使用します。
systemdefault
これがデフォルトの設定です。データ転送にRDSを使用する必要があるかどうかは、管理ドメイン・レベルの設定を使用して決定されます。管理レベルでRDSの使用を指定するには、操作ポリシーdisablerds
を使用します。したがって、disablerds
操作ポリシーがno
に設定され、ホストに対して--disablerds
の値がsystemdefault
に設定されている場合、そのホストはRDSを使用してデータ転送を行います。
ホスト・レベルの--disablerds
設定は、disblerds
操作ポリシーを使用した管理ドメイン・レベルの設定に優先します。したがって、操作ポリシーdisablerds
をno
に設定し、特定のホストに対してchhost
コマンドの--disablerds
オプションをyes
に設定した場合、そのホストのデータ転送にRDSは使用されません。
使用される暗号化アルゴリズムを指定します。デフォルトはAES192
です。
暗号化キーが生成される方法を指定します。値は次のとおりです。
passphrase
バックアップ管理者が、後で暗号化キーの生成に使用されるパスフレーズを指定します。パスフレーズを使用して生成されたキーは、Oracleウォレットに保存されません。パスフレーズが失われると、これらのバックアップはリストアできません。
transparent
暗号化キーは、自動的に生成されてOracleウォレットに保存されます。
デフォルトはtransparent
です。
キーが生成される頻度を指定します。値は次のとおりです。
off
キーは生成されません。
指定された時間間隔でキーを生成します。N
が0
の場合、キーは生成されません。期間の最小値は1日です。
systemdefault
rekeyfrequencyグローバル・ポリシーに従って、キーを生成します。
perbackup
バックアップごとにキーを生成します。
デフォルトは30days
です。
暗号化キーの生成に使用されるパスフレーズを指定します。
パスワードは、コマンドラインまたはコマンド・スクリプトにクリアテキストで指定しないでください。セキュリティ上の脆弱性となります。Oracle Secure Backupユーザーにパスワードの入力を要求する方法をお薦めします。
暗号化キーの生成に使用されるパスフレーズを問い合せます。
TCP/IP(Transmission Control Protocol/Internet Protocol)のバッファ・サイズを指定します。デフォルト値はnot
set
で、その場合はグローバル・ポリシーoperations/tcpbufsize
が適用されます。TCP/IPの最大バッファ・サイズは4GB、最小バッファ・サイズは1KBです。TCP/IPのバッファ・サイズを指定どおりに設定できない場合は、警告が表示されます。これは、オペレーティング・システムのカーネル制限が指定されたTCP/IPのバッファ・サイズより小さいときに発生します。
TCP/IPのバッファ・サイズを増やすと、TCP/IPの公示ウィンドウも増えます。そのため、広域ネットワーク(WAN)を介したバックアップをチューニングするには、ラウンド・トリップ時間にバンド幅を乗算した値よりも大きな値にこのパラメータを設定する必要があります。
ホストがOracle Secure Backupから論理的に使用可能であることを指定します。
ホストがOracle Secure Backupから論理的に使用不可能であることを指定します。
ホスト・コンピュータのIPアドレスを指定します。IPアドレスのかわりにホスト名も使用できます。この場合、ホスト名は基礎となるオペレーティング・システムによって解決され、IPアドレスに変換されます。
ipname
を指定した場合、Oracle Secure Backupでは、ユーザーが割り当てたホスト名を使用してホストのIPアドレスを取得することはせず、かわりに、有効なIPアドレスに解決されるホスト名が見つかるまで、指定の各ipname
を使用します。mkpniコマンドでこのホストに優先ネットワーク・インタフェース(PNI)を指定した場合は、PNIアドレスが優先的に使用されます。
注意: Oracle Secure Backup管理ドメインに参加するホストに対しては、DHCPによるIPアドレスの割当てはサポートされません。すべてのホストに対して静的IPアドレスを割り当てる必要があります。静的IPアドレスを使用できない場合は、指定のホストに常に同じIPアドレスがDHCPサーバーによって割り当てられることを確認します。 |
ipname
を指定しない場合、Oracle Secure Backupでは、指定のhostname
を解決してIPアドレスを取得しようとします。
Oracle Secure Backupは、IPv6をサポートするすべてのプラットフォームでInternet Protocol v4(IPv4)、Internet Protocol v6(IPv6)およびIPv4とIPv6の混合環境をサポートします。
ホスト・コンピュータとの通信を抑止します。このオプションは、ホストがまだネットワークに接続されていないときにホストをドメインに追加する場合に使用できます。
このホストのアイデンティティ証明書に使用される公開鍵/秘密鍵のペアのサイズをビット単位で設定します。デフォルトでは、「certkeysize」セキュリティ・ポリシーの値が使用されます。--certkeysize
を指定すると、指定した値がセキュリティ・ポリシーの鍵のサイズより優先されます。--certkeysize
で設定した鍵のサイズはこのホストに対してのみ適用され、現在または今後使用するその他のホストの鍵のサイズには影響しません。
鍵のサイズが大きくなると、小さい鍵に比べて鍵ペアの生成のための計算に時間がかかるので、鍵サイズの設定はmkhost
コマンドの処理時間に影響を与えます。mkhost
コマンドの実行中、5秒ごとにステータス・メッセージが表示されます(例2-93を参照)。プロセスが完了すると、コマンド・プロンプトが表示されます。
構文2
Oracle Secure BackupがNDMP(ファイラなど)でアクセスするホストを管理ドメインに追加する場合は、次の構文を使用します。
mkhost::=
mkhost --access/-a ndmp [ --inservice/-o | --notinservice/-O ] [ --encryption/-e { required | allowed } ] [ --algorithm/-l { AES128 | AES192 | AES256 } ] [ --keytype/-t { passphrase | transparent } ] [ --rekeyfrequency/-g duration ] [ --passphrase/-s string ] [ --querypassphrase/-Q ] [ --role/-r role[,role]... ] [ --ip/-i ipname[,ipname]... ] [ --ndmpauth/-A authtype ] [ { --ndmppass/-p ndmp-password } | --queryndmppass/-q | --dftndmppass/-D ] [ --ndmpport/-n portnumber ] [ --ndmppver/-v protover ] [ --ndmpuser/-u ndmp-username ] [ --nocomm/-N ] [ --ndmpbackuptype/-B ndmp-backup-type ] [ --backupev/-w evariable-name=variable-value ]... [ --restoreev/-y evariable-name=variable-value ]... hostname...
注意: NDMPホストで次のmkhost オプションを使用できるのは、Oracle Secure Backup 10.3.0.2.0以降のみです。
|
意味2
これらのオプションは、ホスト(ファイラ、ネットワーク接続ストレージ(NAS)デバイスなど)にOracle Secure Backupがインストールされておらず、ホストがNDMPを使用して通信を行う場合に使用します。
ホストがネットワーク・データ管理プロトコル(NDMP)を使用して通信を行うことを指定します。NDMPホストは、NetApp、MirapointまたはDynaStoreなど、サード・パーティのベンダーから提供されるストレージ・アプライアンスです。NDMPホストはNDMPプロトコルを実装しており、(Oracle Secure Backupデーモンではなく)NDMPデーモンを使用してファイルシステムのバックアップおよびリストアを行います。
使用される暗号化アルゴリズムを指定します。デフォルトはAES192
です。
使用される暗号化アルゴリズムを指定します。デフォルトはAES192
です。
キーが生成される頻度を指定します。値は次のとおりです。
off
キーは生成されません。
N duration
指定された時間間隔でキーを生成します。N
が0
の場合、キーは生成されません。期間の最小値は1日です。
systemdefault
rekeyfrequencyグローバル・ポリシーに従って、キーを生成します。
perbackup
バックアップごとにキーを生成します。
デフォルトは30days
日です。
暗号化キーが生成される方法を指定します。値は次のとおりです。
passphrase
バックアップ管理者が、後で暗号化キーの生成に使用されるパスフレーズを指定します。
transparent
暗号化キーは、自動的に生成されてOracleウォレットに保存されます。
ホストがOracle Secure Backupから論理的に使用可能であることを指定します。
ホストがOracle Secure Backupから論理的に使用不可能であることを指定します。
ロールをホストに割り当てます。role
プレースホルダの詳細は、「role」を参照してください。
ホスト・コンピュータのIPアドレスを指定します。Oracle Secure Backup管理ドメインに参加するホストに対しては、DHCPによるIPアドレスの割当てはサポートされません。すべてのホストに対して静的IPアドレスを割り当てる必要があります。静的IPアドレスを使用できない場合は、指定のホストに常に同じIPアドレスがDHCPサーバーによって割り当てられることを確認します。
注意: IPアドレスのかわりにホスト名を使用することができます。この場合、ホスト名は基礎となるオペレーティング・システムによって解決され、IPアドレスに変換されます。 |
Oracle Secure Backupは、IPv6をサポートするすべてのプラットフォームでInternet Protocol v4(IPv4)、Internet Protocol v6(IPv6)およびIPv4とIPv6の混合環境をサポートします。
認可タイプを指定します。authtype
プレースホルダの詳細は、「authtype」を参照してください。
認可タイプは、Oracle Secure BackupがNDMPサーバーから認証を受ける際に使用するモードです。通常は、デフォルトの設定であるnegotiated
を使用してください。必要な場合、たとえば、NDMPサーバーが正常に動作しない場合は、この設定を変更してもかまいません。
NDMPのパスワードを指定します。このパスワードは、このNDMPサーバーに対するOracle Secure Backupの認証に使用されます。このオプションおよび--queryndmppass
を指定しない場合は、ndmp/passwordポリシーで定義されているデフォルトのNDMPパスワードが使用されます。
ユーザーに対してNDMPパスワードの入力を要求します。
ndmp/passwordポリシーで定義されているデフォルトのNDMPパスワードを使用します。
NDMPで使用するTCPポート番号を指定します。通常、ポート10000が使用されます。このサーバーがデフォルト以外のポートを使用する場合は、別のポートを指定できます。
プロトコルのバージョンを指定します。protover
プレースホルダの詳細は、「protover」を参照してください。デフォルトはNULL (""
)です(「サーバーの指定」値を使用)。
ユーザー名を指定します。ユーザー名は、このNDMPサーバーによるOracle Secure Backupの認証に使用されます。指定しない場合は、ndmp/usernameポリシーに定義されているユーザー名の値が使用されます。
ホスト・コンピュータとの通信を抑止します。このオプションは、ホストがまだネットワークに接続されていないときにホストをドメインに追加する場合に使用できます。
デフォルトのNDMPバックアップの形式を指定します。デフォルトはクライアント上で実行されているNDMPデータ・サービスによって定義されます。ndmp-backup-type
プレースホルダの詳細は、「ndmp-backup-type」を参照してください。
バックアップ用にホストのNDMPデータ・サービスに渡すNDMPバックアップ環境変数を宣言します。
リストア用にホストのNDMPデータ・サービスに渡すNDMPリストア環境変数を宣言します。
管理ドメインに追加するホストの名前を指定します。IPアドレスを--ip
オプションで指定している場合は、ホストを複数指定することはできません。
ホスト名は大/小文字が区別され、英数字で始める必要があります。使用できるのは文字、数字、ダッシュ、アンダースコアおよびピリオドのみです(空白は不可)。最大127文字までです。
例
例2-92 Oracle Secure Backupをローカルで実行しているホストの追加
この例では、Oracle Secure Backupをローカルで実行しているホストsfserver1
を管理ドメインに追加します。
ob> lshost brhost2 client (via OB) in service brhost3 mediaserver,client (via OB) in service osbsvr1 admin,mediaserver,client (via OB) in service ob> mkhost --access ob --inservice --roles mediaserver,client --nocomm sfserver1 ob> lshost brhost2 client (via OB) in service brhost3 mediaserver,client (via OB) in service sfserver1 mediaserver,client (via OB) in service osbsvr1 admin,mediaserver,client (via OB) in service
例2-93 大きな鍵サイズを持つホストの追加
この例では、証明書の鍵サイズが4096
のホストを追加します。サンプル出力は一定の間隔で表示されるステータス・メッセージです。
ob> mkhost --inservice --role client --certkeysize 4096 osbsvr2 Info: waiting for host to update certification status... Info: waiting for host to update certification status... Info: waiting for host to update certification status... Info: waiting for host to update certification status... ob> lshost osbsvr2 osbsvr2 client (via OB) in service
例2-94 NDMPホストの追加
この例では、Oracle Secure BackupがNDMPでアクセスするホストを追加します。スペース上の制約のため、サンプル・コマンドはページに収まるようにあらかじめ折り返されています。
ob> mkhost --nocomm --access ndmp --ip 192.0.2.151 --inservice --roles client --ndmpauth none --ndmpuser jim --ndmppass mypassword --ndmppver "" ndmphost1 ob> lshost brhost2 client (via OB) in service brhost3 mediaserver,client (via OB) in service sfserver1 mediaserver,client (via OB) in service ndmphost1 client (via NDMP) in service osbsvr1 admin,mediaserver,client (via OB) in service
構文
mkloc::=
mkloc [ --inputcomment/-i | --comment/-c comment ] [ --mailto/-m email-target[,email-target]... ] [ --customerid/-I customerid ] [ --notification/-n ntype ] [ --recalltime/-R duration ] locationname...
意味
場所に対するコメントの入力(オプション)を可能にします。mkloc --inputcomment
を実行すると、コメントの入力を要求するプロンプトが表示されます。コメントを終了するには、その行にピリオド(.
)を付けます。
場所についての説明的なコメントを指定します。
カスタマIDの文字列。注意: 保管場所に対してのみ有効です。
ここで指定した電子メール・アドレスでは、指定の場所にあるボリュームなどのメディアの移動に関する選択または配布レポートを受信します。この機能を使用するには、管理サーバー上で電子メール・システムが動作している必要があります。複数のエントリをカンマで区切ります。
--notification
ntype
オプションを使用すると、保管場所に対するメディアの移動が発生する際に、オフサイト保管ベンダーに送信する電子通知タイプを指定できます。ntype
値は、none
またはimftp
(Iron Mountain FTPファイル)です。
--recalltime
オプションを使用すると、この保管場所からデータ・センターにボリュームをリコールするのに必要な時間を指定できます。この設定は、アクティブな場所に対して使用できず、オフサイトの保管場所に対してのみ有効です。この設定は、Recovery Manager(RMAN)によって開始された、指定のリソース待機期間内に供給できなかったテープ・ボリュームを使用する必要があるリストア・リクエストが失敗したかどうかを判断する場合に使用できます。また、このパラメータは、複数のオフサイトの場所で複数のコピーを使用できる場合に、リストア操作のためにリコールするボリュームを特定するために、ボリューム・クローニング機能で使用することも可能です。
保管場所の名前。
注意: all は予約語であるため、場所の名前として使用できません。 |
用途
mkmf
コマンドは、メディア・ファミリ(バックアップ・ボリュームの名前付き分類)を作成する場合に使用します。メディア・ファミリによって、異なる時刻に作成されたボリュームに同様の特性を持たせることができます。たとえば、保存期間が6か月のバックアップ用メディア・ファミリを作成できます。このファミリを後続のbackupコマンドに対して指定すると、作成されるすべてのボリュームの保存期間が6か月になります。
メディア・ファミリには、コンテンツ管理(デフォルト)または時間管理という、相互に排他的な有効期限ポリシー・タイプのいずれかを指定します。コンテンツ管理されたポリシーでは、ボリュームに記録されたすべてのバックアップ・ピースが削除済とマークされた時点でのみ、そのボリュームが期限切れとなります。時間管理されたポリシーでは、有効期限(ボリューム作成時間に--writewindow
時間と--retain
時間を合算して算出)に達するとボリュームが期限切れになります。
構文
mkmf::=
mkmf [ --writewindow/-w duration ] [ --retain/-r duration ] [ [ --vidunique/-u ] | [ --vidfile/-F vid-pathname ] | [ --viddefault/-d ] | [ --vidfamily/-f media-family-name ] ] [ [ --inputcomment/-i | [ --comment/-c comment ] ] [ --contentmanaged/-C ] [ --append/-a ] [ --noappend/-A ] [ --rotationpolicy/-R policyname ] [ --duplicationpolicy/-D policyname ] [ --acsscratchid/-d acsscratch_id ] media-family-name...
意味
メディア・ファミリの書込み可能期間を指定します。duration
プレースホルダの詳細は、「duration」を参照してください。デフォルトはdisabled
で、ボリューム有効期限の計算時に書込みウィンドウは考慮されません。
書込みウィンドウは、更新(通常、バックアップ・イメージを最後に追加)のためにボリューム・セットがオープンのままである期間です。ファミリのすべてのボリュームは、同一のボリューム・セットの一部とみなされます。書込みウィンドウは、最初のファイルがセットの最初のボリュームに書き込まれたときに開始され、指定した期間が経過すると終了します。書込みウィンドウが終了すると、Oracle Secure Backupは次のいずれかの条件が満たされるまでボリューム・セットへの追加更新を許可しません。
期限切れになる。
再ラベル付けされる。
再利用される。
ラベル付けを解除される。
強制的に上書きされる。
Oracle Secure Backupがこのボリューム・セットをバックアップ操作用に使用し続けるのは、書込みウィンドウが終了するまでです。
forever
またはdisabled
をduration
として選択すると、数値は入力できません。たとえば、書込みウィンドウを14days
に設定する、またはforever
を指定してボリューム・セットを無期限に更新可能にすることなどができます。メディア・ファミリのメンバーであるボリューム・セットはすべて、同じ期間の間、更新のためにオープンのままです。
このオプションは、自動テープ複製に使用されるメディア・ファミリには作用しません。
ボリューム・セットのボリュームを保存する時間の長さである保存期間を指定します。このオプションを指定した場合、このメディア・ファミリはコンテンツ管理ではなく時間管理になります。duration
プレースホルダの詳細は、「duration」を参照してください。
ボリューム有効期限は、ボリュームが期限切れになる日時です。この時間は、バックアップ・イメージ・ファイル番号1をボリュームに書き込んだ時間に、書込みウィンドウ期間(--writewindow
)が指定されている場合は書込みウィンドウ期間を加算し、さらにボリュームの保存期間(--retain
)を加算して算出します。
保存期間として指定した期間が終了するまでは、このメディア・ファミリのメンバーであるボリュームの上書きは不可能になります。1つのボリュームがfullになり、Oracle Secure Backupが次のボリュームに継続してバックアップを実行する場合は、ボリューム・セットの各ボリュームに同じ保存時間が割り当てられます。
時間管理されたボリュームにはRecovery Manager(RMAN)バックアップを行うことができます。したがって、時間管理の有効期限ポリシーのボリュームには、ファイルシステム・バックアップ・ピースとRMANバックアップ・ピースが混在できます。
注意: RMANバックアップを時間管理ボリュームに対して行う場合は、RMANリポジトリでバックアップ・ピースが使用可能になっている場合でも、ボリュームが期限切れになり、再利用される可能性があります。この場合は、RMANでCROSSCHECK コマンドを使用し、矛盾を解消する必要があります。 |
メディア・ファミリを時間管理からコンテンツ管理に変更するには、chmfコマンドで--contentmanaged
を指定します。
自動テープ複製に使用されるメディア・ファミリには、関連付けられたオリジナル・ボリュームと同じ有効期限ポリシーが必要です。オリジナル・ボリュームに時間管理の有効期限ポリシーが指定されている場合、複製ボリュームも時間管理である必要があります。
このメディア・ファミリに一意のボリュームIDを作成します。ボリュームIDは、文字列media-family-name-
000001
から始まり、使用されるたびにボリューム順序番号が加算されます。たとえば、MYVOLUME-000001
はMYVOLUME
メディア・ファミリの1番目のボリュームに対するボリュームID、MYVOLUME-000002
は2番目のボリュームに対するID、という具合に続きます。
作成するメディア・ファミリのボリューム順序ファイルの名前を指定します。相対ファイル名または絶対ファイル名を指定し、相対ファイル名の場合、ファイルは管理サーバーの管理ディレクトリに作成されます。
このファイルは、Oracle Secure Backupによって自動作成されないため、手動で作成する必要があります。--vidfile
オプションを選択した場合は、テキスト・エディタを使用してvid-
接頭辞をカスタマイズします。メディア・ファミリに割り当てる最初のボリュームIDを、たとえばMYVOLUME-000001
のように1行のテキストとして入力します。
注意: --vidfile オプションを指定するには、ボリュームIDファイルを作成しておく必要があります。 |
システム・デフォルトを指定して、メディア・ファミリが割り当てられていない場合と同じボリュームID順序を使用します。デフォルトのボリュームIDはVOL000001
から始まり、使用されるたびに加算されます。
media-family-name
によって指定されるメディア・ファミリに使用されたのと同じボリュームIDの順序を使用します。
メディア・ファミリに対するコメントの入力(オプション)を可能にします。mkmf --inputcomment
を実行すると、コメントの入力を要求するプロンプトが表示されます。コメントを終了するには、その行にピリオド(.
)を付けます。
メディア・ファミリに関して保存する情報を指定します。comment
に空白を含める場合は、テキストを引用符で囲みます。
このメディア・ファミリのボリュームが時間管理ではなくコンテンツ管理されるように指定します。この有効期限ポリシーを使用するボリュームは、RMANバックアップを対象としています。ファイルシステム・バックアップはコンテンツ管理されたボリュームに書き込めません。
コンテンツ管理されたボリュームは、すべてのバックアップ・イメージ・セクションが削除済にマークされた場合には上書きできます。バックアップ・ピースはRMANまたはobtoolのrmpieceコマンドを使用して削除できます。コンテンツ管理ボリューム・セットのボリュームは、同じセットの他のボリュームが期限切れになる前に期限切れになる場合があります。
メディア・ファミリをコンテンツ管理から時間管理に変更するには、chmfコマンドで--retain
を指定します。
自動テープ複製に使用されるメディア・ファミリには、関連付けられたオリジナル・ボリュームと同じ有効期限ポリシーが必要です。オリジナル・ボリュームにコンテンツ管理の有効期限ポリシーが指定されている場合、複製ボリュームもコンテンツ管理である必要があります。
追加バックアップ・イメージをメディア・ファミリのボリュームに追加できることを指定します(デフォルト)。このオプションは、自動テープ複製に使用されるメディア・ファミリには作用しません。
ボリュームが有効であり、テープが残っている場合でも、メディア・ファミリの最新のボリューム順序番号よりも番号の小さいボリュームには書き込まれません。バックアップでは必ず、メディア・ファミリの最新のボリュームの最後に追加しようとします。このボリュームがいっぱいの場合は、別のボリュームに書き込まれます。
追加バックアップ・イメージをメディア・ファミリのボリュームに追加できないよう指定します。このオプションを指定すると、1つのボリューム・セットには1つのバックアップ・イメージのみが含まれるようになるので、全体バックアップを実行し、そのテープを使用して元のファイルシステムを再作成する場合に便利です。
メディア・ファミリに対するローテーション・ポリシーを指定します。
このオプションは、自動テープ複製に使用されるメディア・ファミリには作用しません。
ローテーション・ポリシーを消去するには、ポリシー名に空の文字列("")を指定します。
メディア・ファミリに対する複製ポリシーを指定します。
複製ポリシーを消去するには、ポリシー名に空の文字列("")を指定します。
ACSLSライブラリの場合、ボリュームを取得するスクラッチ・プールIDを定義します。ACSLS以外のライブラリの場合、このオプションは影響しません。ボリュームのラベル付けが解除されている場合、ラベル付けが解除されたときに属していたメディア・ファミリによって定義されているスクラッチ・プールIDに戻されます。
作成するメディア・ファミリの名前を指定します。メディア・ファミリ名は大/小文字が区別され、英数字で始める必要があります。使用できるのは文字、数字、ダッシュ、アンダースコアおよびピリオドのみです(空白は不可)。最大31文字までです。
用途
mkpni
コマンドは、既存ホストに優先ネットワーク・インタフェース(PNI)を定義する場合に使用します。1つのホストに対して指定可能なPNIの数に制限はありません。
PNIは、バックアップまたはリストアの対象となるデータを送信するために必要となるネットワーク・インタフェースです。ネットワークでは、クライアントとそのクライアントのかわりにバックアップまたはリストアを実行するサーバーとの間に複数の物理的な接続を持つことができます。たとえば、2つのホストの間で、イーサネット接続と光ファイバ分散データ・インタフェース(FDDI)接続の両方を使用できます。PNIを使用すると、クライアントごとに、サーバーのどのネットワーク・インタフェースが必要かを指定できます。
構文
mkpni::=
mkpni --interface/-i server-ipname { --client/-c client-hostname[,client-hostname]... } server-hostname
意味
指定したクライアントが、server-hostname
で指定したサーバーと通信を行うときに使用するIPアドレスまたはDNS名を指定します。
Oracle Secure Backupは、IPv6をサポートするすべてのプラットフォームでInternet Protocol v4(IPv4)、Internet Protocol v6(IPv6)およびIPv4とIPv6の混合環境をサポートします。
server-hostname
と通信を行うときにserver-ipname
を使用するクライアントを1つ以上指定します。client-hostname
には、サーバーから見たクライアントのホスト名またはインターネット・アドレスを指定します。ホスト名は、mkhostコマンドで作成したホスト名である必要があります。
サーバー・ホストの名前を指定します。
構文
mkrot::=
mkrot [ --comment/-c commentstring | --inputcomment/-i commentstring ] --rule/-u rotationrule[,rotationrule]... policyname. ..
意味
lsrot
の使用時に表示される説明的なコメント。--comment
または--inputcomment
のいずれかを指定できますが、両方を指定することはできません。
コメントの入力(オプション)を可能にします。mkrot --inputcomment
を実行すると、コメントの入力を要求するプロンプトが表示されます。コメントを終了するには、その行にピリオド(.
)を付けます。--comment
または--inputcomment
のいずれかを指定できますが、両方を指定することはできません。
ローテーション・ポリシーに適用される一連のローテーション・ルールを指定します。
rotationrule
引数の書式はlocationname[:event[:duration]]
です。
locationname
: 既存の場所オブジェクトの名前またはワイルドカード(*)。
既存の場所オブジェクトがローテーション・ルールの最初のlocationname
として指定されている場合、ローテーション・ルールはその場所に制限されます。ワイルドカード(*
)がローテーション・ルールの最初の場所として指定されている場合、ローテーション・ルールはすべてのアクティブな場所に適用できます。ワイルドカードは、ローテーション・ルールの最初のlocationname
にのみ使用できます。
場所は、ローテーション・ポリシー内で1回しか指定できません。ローテーション・ポリシーの場所/期間のタプル・セット全体で場所を2回以上指定しようとすると、エラー・メッセージが表示され、コマンドは失敗します。
event
: このタプルで指定される期間のカウントが開始される時点でトリガーされるボリューム固有のイベント。イベントの値は次のいずれかです。
a. firstwrite
ボリュームへの最初の書込みが行われる時点です。この値は、アクティブな場所に対してのみ有効です。
b. lastwrite
ボリュームへの最後の書込みが行われる時点です。この値は、アクティブな場所に対してのみ有効です。
c. windowclosed
書込みウィンドウが閉じる時点です。この値は、アクティブな場所に対してのみ有効です。
d. nonwritable
書込みウィンドウが閉じてしまったか、ボリュームがいっぱいであるために、ボリュームに書き込むことができなくなる時点です。この値は、アクティブな場所に対してのみ有効です。
e. arrival
ボリュームがこの場所に到着した時点です。この値は、保管場所に対してのみ有効です。
f. expiration
ボリュームが期限切れになった時点です。この値は、保管場所に対してのみ有効です。
duration
メディアがこのタプルに指定された場所にとどまる期間です。Oracle Secure Backupの標準の期間構文で表します。
期間の値は、一時保管場所を除いたすべての場所に対して指定する必要があります。期間の値は、整数n
にseconds、minutes、hours、days、weeks、monthsまたはyearsを続けて表します。有効な値の例は、14days
、3weeks
、2months
です。
期間の値としてDISABLED
を指定した場合、ボリュームは割り当てられた場所に無期限にとどまります。DISABLED
値は、ローテーション・ポリシーの最終場所についてのみ許されます。
ローテーション・ポリシーの名前を1から31文字で指定します。
用途
mksched
コマンドは、バックアップ、ボールティング・スキャンまたは複製スキャンの新しいスケジュールを作成する場合に使用します。
スケジュールには0個以上のトリガーを記述します。トリガーは、スケジュール済バックアップ、ボールティング・スキャンまたは複製スキャンを実行する日(--day
)と時間(--time
)のセットをユーザー定義したものです。1日の初めに、Oracle Secure Backupは使用可能な各スケジュール内のトリガーを検査します。
既存スケジュールにおいてトリガーを追加、変更または削除する場合は、chschedコマンドを使用します。
構文1
バックアップの対象、タイミングおよび方法を記述したバックアップ・スケジュールを作成するには、次の構文を使用します。バックアップ・スケジュールには、各データセットの名前とそれに関連付けられたメディア・ファミリが含まれています。
特定の日に起動する各トリガーに対して、スケジュールにリストされているデータセットごとにバックアップ・ジョブが1つずつ作成されます。backupコマンドで作成されるオンデマンド(1回かぎりの)バックアップとは異なり、スケジューラはジョブを直接作成し、最初にバックアップ・リクエストを作成しません。
mksched::=
mksched [ --type/-Y backup ] [ --dataset/-D dataset-name[,dataset-name]... ] [ --comment/-c comment | --inputcomment/-i ] [ --priority/-p schedule-priority ] [ --restrict/-r restriction[,restriction]... ] [ --enabled/-z ] [ --disabled/-Z ] [ --encryption/-e { yes | no } ] [ [ --day/-d day-date] [ --time/-t time ] [ --level/-l backup-level][ --family/-f media-family-name ] [ --expires/-x duration] ]... schedulename ...
意味1
作成するスケジュールのタイプを指定します。有効な値は、backup
、duplicationscan
およびvaultingscan
です。
バックアップ・ジョブに含めるデータセットを指定します。
データセットがスケジュールで指定されない場合は、Oracle Secure Backupはスケジュールに基づいたバックアップを開始しません。既存のスケジュールにデータセットを追加する場合は、chschedコマンドを使用します。
スケジュールにコメントを追加します。
コメントの入力を要求します。mksched
を実行すると、コメントの入力を要求するプロンプトが表示されます。コメントを終了するには、その行にピリオド(.)を付けます。
バックアップにスケジュールの優先度を割り当てます。schedule-priority
プレースホルダの詳細は、「schedule-priority」を参照してください。
バックアップを管理ドメイン内の特定のデバイスに制限します。メディア・サーバー・ホストまたはこれらのホスト上の特定のデバイスを選択できます。制限を指定しない場合(デフォルト)、現行のスケジュールはデバイスの制限を受けず、任意のメディア・サーバー上にある使用可能な任意のデバイスを、Oracle Secure Backupスケジューリング・システムの判断で使用できます。restriction
プレースホルダの詳細は、「restriction」を参照してください。
作成時にバックアップ・スケジュールを有効にするように指定します。--enabled/-z
または--disabled/-Z
を指定しない場合、スケジュールは作成時に有効になります。
作成時にバックアップ・スケジュールを無効にするように指定します。このオプションを指定した場合、chsched
コマンドを使用して、後でバックアップ・スケジュールを有効にすることができます。
バックアップ・スケジュールまたはバックアップ・ジョブに対する暗号化フラグを指定します。有効な値は次のとおりです。
yes
これらのスケジュール済ジョブのバックアップは、グローバルまたはホスト固有の暗号化ポリシーの設定に関係なく、常に暗号化されます。
no
グローバルまたはホスト固有の暗号化ポリシーがallowed
に設定されている場合、これらのジョブに対して作成されるバックアップは暗号化されません。これがデフォルトです。
グローバルとホスト固有の両方の暗号化ポリシーがallowed
に設定されている場合、これらのジョブに対して作成されるバックアップは暗号化されません。
グローバル暗号化ポリシーまたはホスト固有の暗号化ポリシーのいずれかがrequired
に設定されている場合、ポリシーがこの設定に優先し、バックアップは常に暗号化されます。暗号化アルゴリズムおよびキーは各クライアント・ホストのポリシーによって決まります。
Oracle Secure Backupでスケジュール済のバックアップをトリガーする日を指定します。日または時間を指定しない場合、バックアップ・ジョブはスケジュールに基づいて実行されません。日を指定して時間を指定しない場合、時間は00:00にデフォルト設定されます。day-date
プレースホルダの詳細は、「day-date」を参照してください。
Oracle Secure Backupでスケジュール済のバックアップをトリガーする時刻を指定します。日を指定せずに時間のみを指定することはできません。time
プレースホルダの詳細は、「time」を参照してください。
バックアップ・レベルを指定します。デフォルトはfull
です。backup-level
プレースホルダの詳細は、「backup-level」を参照してください。
このスケジュール済バックアップのデータを割り当てるメディア・ファミリの名前を指定します。デフォルトはnull
メディア・ファミリです。
有効期間を指定します。duration
プレースホルダの詳細は、「duration」を参照してください。このオプションを指定すると、トリガーの時間からduration
が経過するまでに処理されていないバックアップ、ボールティング・スキャン、複製スキャンは期限切れになります。
作成するスケジュールの名前を指定します。スケジュール名は大/小文字が区別され、英数字で始める必要があります。使用できるのは文字、数字、ダッシュ、アンダースコアおよびピリオドのみです(空白は不可)。最大127文字までです。
構文2
ボリューム・カタログをスキャンしてボールティングの対象となるボリュームを判別するタイミングを記述したボールティング・スキャン・スケジュールを作成するには、次の構文を使用します。ボールティング・スケジュールでは、--type
オプションがvaultingscan
に設定されています。ボールティング・スキャン制御ジョブ・タイプは、スケジュールに指定された時間にOracle Secure Backupのメディア・マネージャ・コンポーネントによる処理のためにキューに入れられます。
スキャンは場所ごとに行われます。スケジュールされたボールティング・ジョブは、指定されたボールティング・ウィンドウ内で、リソースが使用可能なときに実行されます。
mksched::=
mksched [ --type/-Y vaultingscan ] [ --comment/-c comment|--inputcomment/-i ] [ --priority/-p schedule-priority ] [ --restrict/-r vault_restriction[,vault_restriction]... ] [ --location/-L location_name[,location_name]... ] [ --enabled/-z ] [ --disabled/-Z ] [ --select/-S select_criterion[,select_criterion]... ] [ [ --day/-d day-date ] [ --time/-t time ][ --expires/-x duration ] ]... schedulename...
意味2
作成するスケジュールのタイプを指定します。有効な値は、backup
、duplicationscan
およびvaultingscan
です。
スケジュールにコメントを追加します。
コメントの入力を要求します。mksched
を実行すると、コメントの入力を要求するプロンプトが表示されます。コメントを終了するには、その行にピリオド(.)を付けます。
ボールティング・スキャンにスケジュールの優先度を割り当てます。schedule-priority
プレースホルダの詳細は、「schedule-priority」を参照してください。
ボールティング・スキャンを1つまたは複数の場所に制限します。場所は、次のどの書式でも設定できます。
location_name
@cap_name
location_name
は、移動に適したボリュームのスキャン・ジョブの間にスキャンされる場所です。カートリッジ・アクセス・ポート(CAP)の名前は、場所がACSLSライブラリである場合にのみ指定することができます。
location_name
location_name
がACSLSライブラリで、CAP名が指定されている場合、Oracle Secure Backupは利用可能な最大CAPを選択します。
@cap_name
場所名が指定されていない場合、指定したCAPの場所がスキャンされます。この書式は、ACSLSライブラリにのみ適用されます。
ライブラリの取出しタイプが自動またはオンデマンドに設定されている場合、メディア移動ジョブの間、指定したCAPにボリュームがエクスポートされます。
ボールティング・スキャン・スケジュールに適用する、1つまたは複数の場所を指定します。場所を指定しない場合、スケジュールはすべての場所に適用されます。
注意: --location オプションは、このリリースのボールティング・スキャン・スケジュールについては非推奨ですが、下位互換性のためにサポートされています。--restrict オプションを使用してボールティング・スキャンを特定の場所に制限することをお薦めします。 |
作成時にボールティング・スキャン・スケジュールを有効にするように指定します。--enabled/-z
または--disabled/-Z
を指定しない場合、スケジュールはデフォルトで作成時に有効になります。
作成時にボールティング・スキャン・スケジュールを無効にするように指定します。このオプションを指定した場合、chsched
コマンドを使用して、後でバックアップ・スケジュールを有効にすることができます。
ボールティング・スキャンを1つまたは複数のメディア・ファミリに制限します。
Oracle Secure Backupでスケジュール済のボールティング・スキャンをトリガーする日を指定します。日または時間を指定しない場合、ボールティング・スキャン・ジョブはスケジュールに基づいて実行されません。日を指定して時間を指定しない場合、時間は00:00にデフォルト設定されます。day-date
プレースホルダの詳細は、「day-date」を参照してください。
Oracle Secure Backupでスケジュール済のボールティング・スキャンをトリガーする時刻を指定します。日を指定せずに時間のみを指定することはできません。time
プレースホルダの詳細は、「time」を参照してください。
有効期間を指定します。このオプションを指定すると、トリガーの時間からduration
が経過するまでに処理されていないボールティング・スキャンは期限切れになります。
duration
プレースホルダの詳細は、「duration」を参照してください。
作成するスケジュールの名前を指定します。スケジュール名は大/小文字が区別され、英数字で始める必要があります。使用できるのは文字、数字、ダッシュ、アンダースコアおよびピリオドのみです(空白は不可)。最大127文字までです。
構文3
ボリューム・カタログをスキャンして複製の対象となるボリュームを判別するタイミングを記述した複製スケジュールを作成するには、次の構文を使用します。複製スケジュールでは、--type
オプションがduplicationscan
に設定されています。複製スキャン制御ジョブ・タイプは、スケジュールに指定された時間にOracle Secure Backupのメディア・マネージャ・コンポーネントによる処理のためにキューに入れられます。
スキャンは場所ごとに行われます。スケジュールされた複製ジョブは、指定された複製ウィンドウ内で、リソースが使用可能なときに実行されます。
mksched::=
mksched [ --type/-Y duplicationscan ] [ --comment/-c comment | --inputcomment/-i ] [ --priority/-p schedule-priority ] [ --enabled/-z ] [ --disabled/-Z ] [ --location/-L locationname[,locationname]... ] [ [ --day/-d day-date ] [ --time/-t time ] [ --expires/-x duration ] ]... schedulename...
意味3
作成するスケジュールのタイプを指定します。有効な値は、backup
、duplicationscan
およびvaultingscan
です。
スケジュールにコメントを追加します。
コメントの入力を要求します。mksched
を実行すると、コメントの入力を要求するプロンプトが表示されます。コメントを終了するには、その行にピリオド(.)を付けます。
複製スキャンにスケジュールの優先度を割り当てます。schedule-priority
プレースホルダの詳細は、「schedule-priority」を参照してください。
Oracle Secure Backupでスケジュール済の複製スキャンをトリガーする日を指定します。日または時間を指定しない場合、複製スキャン・ジョブはスケジュールに基づいて実行されません。日を指定して時間を指定しない場合、時間は00:00にデフォルト設定されます。day-date
プレースホルダの詳細は、「day-date」を参照してください。
Oracle Secure Backupでスケジュール済の複製スキャンをトリガーする時刻を指定します。日を指定せずに時間のみを指定することはできません。time
プレースホルダの詳細は、「time」を参照してください。
有効期間を指定します。duration
プレースホルダの詳細は、「duration」を参照してください。このオプションを指定すると、トリガーの時間からduration
が経過するまでに処理されていない複製スキャンは期限切れになります。
作成時に複製スキャン・スケジュールを有効にするように指定します。--enabled/-z
または--disabled/-Z
を指定しない場合、スケジュールはデフォルトで作成時に有効になります。
作成時に複製スキャン・スケジュールを無効にするように指定します。このオプションを指定した場合、chsched
コマンドを使用して、後でバックアップ・スケジュールを有効にすることができます。
複製スケジュールに適用する、1つまたは複数の場所を指定します。複製スケジュールには、アクティブな場所のみを指定できます。場所を指定しない場合、スケジュールはすべての場所に適用されます。
作成するスケジュールの名前を指定します。スケジュール名は大/小文字が区別され、英数字で始める必要があります。使用できるのは文字、数字、ダッシュ、アンダースコアおよびピリオドのみです(空白は不可)。最大127文字までです。
例
例2-98 週次バックアップのスケジューリング
この例では、毎週木曜日の午後9時にバックアップの実行をスケジュールします。
ob> lssched --long OSB-CATALOG-SCHED: Type: backup Dataset: OSB-CATALOG-DS Priority: 50 Encryption: no Comment: catalog backup schedule ob> mksched --priority 5 --dataset datadir.ds --day thursday --time 21:00 datadir ob> lssched --long OSB-CATALOG-SCHED: Type: backup Dataset: OSB-CATALOG-DS Priority: 50 Encryption: no Comment: catalog backup schedule datadir: Type: backup Dataset: datadir.ds Priority: 5 Encryption: no Trigger 1: Day/date: thursdays At: 21:00 Backup level: full Media family: (null) ob> lsjob --pending Job ID Sched time Contents State ---------------- ----------- ------------------------------ ---------------------- 3 10/06.21:00 dataset datadir.ds future work
用途
mksnap
コマンドは、新しいスナップショットを作成する場合に使用します。スナップショットとは、ボリュームまたはファイルシステムの整合性のあるコピーです。スナップショットは、Data ONTAP 6.4以上を実行するNetwork Appliance Filerに対してのみサポートされています。
構文
mksnap::=
mksnap [ --host/-h hostname ] [ --fs/-f filesystem-name ] [ --nowait/-n ] snapshot-name...
意味
ネットワーク・データ管理プロトコル(NDMP)ホストの名前を指定します。ホスト名を指定しない場合は、host変数の値が使用されます。
NDMPファイルシステムの名前を指定します。--fs
オプションを指定しない場合は、fs
変数を設定する必要があります。
スナップショット操作の完了まで待機しません。
スナップショットの名前を指定します。スナップショットの名前は、スナップショットが作成される環境で実施されているファイル名規則に準拠する必要があります。
例
例2-99 スナップショットの作成
この例では、ファイルシステム/vol/vol0
の新しいスナップショットをlucyという名前のNDMPホスト上に作成します。
ob> mksnap --host lucy --fs /vol/vol0 lucy_snap ob> lssnap --long lucy_snap File system /vol/vol0: Max snapshots: 255 Reserved space: 44.8 GB % reserved space: 30 Snapshot: lucy_snap Of: /vol/vol0 Taken at: 2008/03/28.20:52 Used %: 0 Total %: 0 Busy: no Dependency: no
用途
mkssel
コマンドは、データベース・バックアップ記憶域セレクタを作成する場合に使用します。Oracle Secure Backupでは、記憶域セレクタ内にカプセル化されている情報をバックアップ・ジョブに使用して、Recovery Manager(RMAN)とやりとりします。記憶域セレクタはchsselコマンドで変更できます。
関連項目:
|
構文
mkssel::=
mkssel { --dbname/-d { * | dbname[,dbname]... } | --dbid/-i { * | dbid[,dbid]... } } { --host/-h { * | hostname[,hostname]... } } { --family/-f media-family } [ --content/-c { * | content[,content]... } ] [ --restrict/-r restriction[,restriction]... ] [ --copynum/-n { * | 1 | 2 | 3 | 4 } ] [ --waittime/-w duration ] [ --encryption/-e {off|on|forcedoff|swencryption}] sselname
意味
この記憶域セレクタ・オブジェクトを適用するデータベースの名前を指定します。アスタリスク(*
)を指定すると、記憶域セレクタがすべてのデータベース名に対して適用されます。アスタリスク文字(*
)と個々のデータベース名を組み合せて使用することはできません。
--dbname
または--dbid
のどちらか、または両方を指定する必要があります。データベース名を指定してデータベースID(DBID)を指定しない場合、デフォルトですべて(*
)のDBIDが対象になります。
この記憶域セレクタ・オブジェクトを適用するデータベースのDBIDを指定します。アスタリスク(*
)を指定すると、記憶域セレクタがすべてのDBIDに対して適用されます。アスタリスク文字(*
)と個々のDBIDを組み合せて使用することはできません。
--dbname
または--dbid
のどちらか、または両方を指定する必要があります。DBIDを指定してデータベース名を指定しない場合、デフォルトですべて(*
)のデータベース名が対象になります。
この記憶域セレクタを適用するデータベース・ホストの名前を指定します。アスタリスク文字(*
)を指定すると、記憶域セレクタがすべてのデータベース・ホストに対して適用されます。アスタリスク文字(*
)と個々のホストを組み合せて使用することはできません。少なくとも1つのホスト名を指定する必要があります。
この記憶域セレクタ・オブジェクトの制御下でバックアップに使用するメディア・ファミリの名前を指定します。コンテンツ管理の有効期限ポリシーまたは時間管理の有効期限ポリシーのいずれかを使用するメディア・ファミリを指定できます。メディア・ファミリは、mkmfコマンドで作成します。
この記憶域セレクタを適用するバックアップ・コンテンツを指定します。content
プレースホルダの詳細は、「content」を参照してください。アスタリスク(*
)を指定すると、すべてのコンテンツ・タイプが適用対象になります。
この記憶域セレクタで制御されるバックアップで使用可能なデバイス名を指定します。デフォルトでは、Oracle Secure Backupは、デバイス・ポーリングを使用してバックアップ操作で使用可能なデバイスを見つけます。restriction
プレースホルダの詳細は、「restriction」を参照してください。
この記憶域セレクタが適用されるコピー番号を指定します。コピー番号は1から4の整数である必要があります。アスタリスク(*
)を指定すると、記憶域セレクタが任意のコピー番号に適用されます(デフォルト)。
この記憶域セレクタの制御下のバックアップで必要となるリソースが使用可能になるまでの待機時間を指定します。デフォルトの待機時間は1時間です。duration
プレースホルダの詳細は、「duration」を参照してください。
データベース・バックアップ記憶域セレクタの名前を指定します。記憶域セレクタ名は大/小文字が区別され、英数字で始める必要があります。使用できるのは文字、数字、ダッシュ、アンダースコアおよびピリオドのみです(空白は不可)。最大127文字までです。
バックアップを暗号化するかどうかを指定します。いずれの場合でも、データがRMANによってすでに暗号化されている場合、Oracle Secure Backupはそれ以上の暗号化を実行しません。次の暗号化オプションのいずれかを設定します。
ON: RMANによってすでに暗号化されている場合を除き、バックアップ・データは暗号化されます。
OFF: ホストまたはグローバル・ポリシーがrequiredに設定されている場合を除き、バックアップ・データは暗号化されません。OFFは、暗号化の値を指定しないことと同じです。
FORCEDOFF: データベース・バックアップは暗号化されず、ホスト固有の暗号化設定はすべて無視されます。FORCEDOFFの設定はRMANに影響しないので、RMANでは引き続きバックアップ・データを暗号化できます。
SWENCRYPTION: ハードウェア暗号化ではなくソフトウェア暗号化が使用されます。このオプションは、状況によってハードウェア暗号化を使用しない場合に備えて提供されています。
注意: encryption オプションを使用できるのは、Oracle Secure Backup 10.3.0.2.0以降のみです。 |
用途
mksum
コマンドは、ジョブ・サマリー・スケジュールを作成する場合に使用します。このスケジュールは、Oracle Secure Backupでバックアップ、リストアまたは複製のジョブ・サマリー(ジョブが成功したかどうかを示すテキスト・ファイル形式のレポート)を生成するタイミングおよび状況を指定します。
構文
mksum::=
mksum [ --days/-d produce-days[,produce-days]... ] [ --reporttime/-t time ] [ --mailto/-m email-target[,email-target]... ] [ --host/-h hostname[,hostname]... ] [ [ --covers/-c duration ] | [ --since/-s "summary-start-day time" ] ] [ --backup/-B { yes | no } ] [ --restore/-R { yes | no } ] [ --orabackup/-b { yes | no } ] [ --orarestore/-e { yes | no } ] [ --scheduled/-S { yes | no } ] [ --user/-U { yes | no } ] [ --subjobs/-J { yes | no } ] [ --superseded/-D { yes | no } ] [ --duplication/-P { yes | no } ] [ --catalog/-C { yes | no } ] [ --mediamovement/-M { yes | no } ] summary-name...
意味
ジョブ・サマリーを生成する曜日を指定します。produce-days
プレースホルダの詳細は、「produce-days」を参照してください。
ジョブ・サマリーを生成する時刻を選択します。time
プレースホルダの詳細は、「time」を参照してください。
ジョブ・サマリーを受信するユーザーの電子メール・アドレスを指定します。この機能を使用するには、管理サーバー上で電子メール・システムが動作している必要があります。複数のエントリをカンマで区切ります。
指定のホストについてのみレポートを生成します。
レポートの対象とする時間枠を指定します。duration
プレースホルダの詳細は、「duration」を参照してください。
レポート対象期間の開始ポイントを指定します。summary-start-day
プレースホルダの詳細は、「summary-start-day」を参照してください。time
プレースホルダの詳細は、「time」を参照してください。
バックアップ・ジョブをレポートに含めるかどうかを指定します。デフォルトはyes
です。
リストア・ジョブをレポートに含めるかどうかを指定します。デフォルトはyes
です。
Recovery Manager(RMAN)バックアップ・ジョブをレポートに含めるかどうかを指定します。デフォルトはyes
です。
RMANリストア・ジョブをレポートに含めるかどうかを指定します。デフォルトはyes
です。
スケジューラで処理待機中のすべてのジョブをレポートに含めるかどうかを指定します。スケジュール済ジョブはまだ実行されていないジョブです。デフォルトはyes
です。
ユーザーが開始したジョブをレポートに含めるかどうかを指定します。デフォルトはyes
です。no
に設定すると、スケジュール済のジョブのみがサマリーに表示されます。
下位ジョブをレポートに含めるかどうかを指定します。デフォルトはyes
です。
同一の基準を持つすべてのジョブをレポートに含めるかどうかを指定します。デフォルトはno
です。
最初のジョブを実行する機会があった後に同じジョブがスケジュールされていると、最初のジョブは無効になります。たとえば、毎晩午後9時に増分バックアップをスケジュールしているとします。水曜日の朝になって、火曜日の夜のバックアップが、テープ・ライブラリに使用可能なテープがなかったために実行されていなかったことがわかります。この場合、水曜日にスケジュールされている増分バックアップが前の晩のバックアップに優先します。
ボリューム複製ジョブをレポートに含めるかどうかを指定します。デフォルトはyes
です。
カタログ・バックアップに関する情報をレポートに含めるかどうかを指定します。対象となる情報は次のとおりです。
カタログ・バックアップのファイル番号
バックアップ・ジョブが実行されたときの検証ステップの結果
注意: カタログ・バックアップは、バックアップ・ジョブに関する情報を含むサマリー・レポートにもリストされます。しかし、他のバックアップと混在し、カタログ・バックアップとしてマークは特に付けられません。--catalog オプションは、カタログ・バックアップのステータスを他のバックアップ・ジョブとは無関係に監視できるようにするためのものです。 |
メディア移動ジョブをレポートに含めるかどうかを指定します。デフォルトはyes
です。
ジョブ・サマリー・スケジュールの名前を指定します。名前は大/小文字が区別され、英数字で始める必要があります。使用できるのは文字、数字、ダッシュ、アンダースコアおよびピリオドのみです(空白は不可)。最大127文字までです。
例
例2-101 ジョブ・サマリーのスケジューリング
この例では、weekly_report
という名前のバックアップ・サマリーをスケジュールします。
ob> mksum --days wed --reporttime 12:00 --mailto lance@example.com weekly_report ob> lssum --long weekly_report: Produce on: Wed at 12:00 Mail to: lance@example.com In the report, include: Backup jobs: yes Restore jobs: yes Scheduled jobs: yes User jobs: yes Subordinate jobs: yes Superseded jobs: no
例2-102 サンプル・ジョブ・サマリー
この例では、サンプル・サマリーの一部を表示します。サンプル出力はページに収まるようにあらかじめ折り返されています。
I. Pending jobs. None. II. Ready and running jobs. None. III. Successful jobs. Scheduled or Backup File Volume IDs Job ID *Introduced at Completed at Content Size # (Barcodes) -------------- ---------------- ---------------- --------------------- --------- --- ------- admin/1 *2008/03/24.09:52 2008/03/24.09:52 dataset tbrset/entire_backup admin/1.1 *2008/03/24.09:52 2008/03/24.09:52 host brhost2 3.5 MB 1 VOL000001 (ADE202) admin/2 *2008/03/24.09:52 2008/03/24.09:52 restore to brhost2 IV. Unsuccessful jobs. Scheduled or Job ID *Introduced at Content Status ------------------ ---------------- ------------------------ ------------------------ admin/7 *2008/03/24.16:41 dataset homedir.ds failed - host isn't administrative domain member (OB job mgr) admin/7.1 *2008/03/24.16:41 host brhost4(DELETED) failed - host isn't administrative domain member (OB job mgr)
用途
mkuser
コマンドは、Oracle Secure Backupユーザーを定義する場合に使用します。各Oracle Secure Backupユーザー・アカウントは1つのクラスにのみ所属し、そのクラスでOracle Secure Backupユーザーの権限が定義されます。
使用方法
Oracle Secure Backupユーザーが、デフォルトの--unprivileged
オプションが設定されているホストでbackupまたはrestore操作を実行する場合は、ホストへのアクセスにはオペレーティング・システム・アイデンティティが使用されます。
LinuxまたはUNIXホストのバックアップまたはリストアを行う場合は、Oracle Secure Backupはオペレーティング・システムのアイデンティティとして--unixname
および--unixgroup
の値を使用します。
Windowsホストのバックアップまたはリストアを行う場合は、Oracle Secure Backupはリストの最初のドメイン・トリプレットから開始し(ドメイン名としてワイルドカード(*
)を含むものはスキップ)、そのドメインおよびユーザー名でホストへのアクセスが許可されるかどうかをチェックします。
注意: Oracle Secure Backupは、LookupAccountName システム・コールを使用して、アクセスが許可されるかどうかを判断します。チェックでは実際のログオン試行は行われず、有効なすべてのWindowsドメインの列挙も試行されません。 |
アクセスが許可される場合は、Oracle Secure Backupはこのログオン情報を使用してジョブを実行します。許可されない場合は、Oracle Secure Backupはリストの次のドメイン・トリプレットに進みます。Oracle Secure Backupは、ホストへのアクセスを許可するトリプレットを見つけられない場合、最後に、ドメイン名としてワイルドカード(*
)を含むトリプレットが存在しているかどうかをチェックします。
構文
mkuser::=
mkuser --class/-c userclass [ --password/-p password | --querypassword/-q ] [ --unixname/-U unix-user ] [ --unixgroup/-G unix-group ] [ --domain/-d { windows-domain | * },windows-account[,windows-password ] ]... [ --ndmpuser/-N { yes | no } ] [ --email/-e emailaddr ] [ --givenname/-g givenname ] [ --preauth/-h preauth-spec[,preauth-spec]... ] username
意味
Oracle Secure Backupユーザーの所属先となるクラスの名前を指定します。事前定義されているクラスおよび権限については、表7-1「クラスおよび権限」を参照してください。
Oracle Secure Backupユーザーが管理ドメインにログインする場合のパスワードを指定します。入力可能な文字列は最長16文字です。パスワードを指定しない場合、パスワードはNULLになります。
最短パスワード長は、minuserpasswordlen
セキュリティ・ポリシーによって決まります。デフォルト値が0の場合、NULLパスワードが許されることになります。
パスワードは、コマンドラインまたはコマンド・スクリプトにクリアテキストで指定しないでください。セキュリティ上の脆弱性となります。Oracle Secure Backupユーザーにパスワードの入力を要求する方法をお薦めします。
このオプションを指定するとパスワードの入力を促されます。入力内容は画面には表示されません。
LinuxまたはUNIXホストのユーザー名を指定します。デフォルトのユーザー名は、guest
、nobody
、none
およびuser
のうち、最初に定義されたものです。
LinuxまたはUNIXホストのグループを指定します。デフォルトはnone
です。
Windowsのドメイン名、ユーザー・アカウントおよびパスワードを指定します。Windowsパスワードを入力しない場合は、入力するように要求されます。windows-account
およびwindows-password
をすべてのWindowsドメインに対して適用する場合は、windows-domain
にアスタリスク(*
)を入力します。--domain
オプションにはデフォルト値は設定されていません。
obtarが実行されるようにするには、Windowsのユーザー・アカウントは次の権限にアクセスできる必要があります。
SeBackupPrivilege
ユーザー権限: ファイルおよびディレクトリのバックアップ
SeRestorePrivilege
ユーザー権限: ファイルおよびディレクトリのリストア
SeChangeNotifyPrivilege
ユーザー権限: 横断チェックの省略
これらの権限をユーザー・アカウントの作成時または作成後に付与する必要があります。
例2-104では、Windowsドメインにユーザーを追加する方法について説明します。
Oracle Secure Backupユーザーのネットワーク・データ管理プロトコル(NDMP)サーバーへのログインを許可するかどうかを指定します。Oracle Secure BackupユーザーのNDMPサーバーへのアクセスを許可する場合はyes
、アクセスを許可しない場合はno
を指定します。デフォルトはno
です。このログインは外部のクライアント・プログラムから行います。
Oracle Secure Backupユーザーの電子メール・アドレスを指定します。Oracle Secure Backupでは、ジョブ・サマリーの配信や、保留中の入力リクエストに関する通知など、このユーザーと通信する場合、このアドレスに電子メールを送信します。
Oracle Secure Backupユーザーの名前がユーザー名と異なる場合(たとえば、ユーザー名jsmith
に対して名前がJim W. Smith
)に、その名前を指定します。
指定のオペレーティング・システム・ユーザーに、Oracle Secure Backupユーザーとしての管理ドメインへの事前認可アクセスを付与します。デフォルトでは事前認可はありません。
事前認可は、オペレーティング・システム・ユーザーがOracle Secure Backupに自動ログインする方法を決定するものです。アクセスは指定ホストの、指定オペレーティング・システム・ユーザーにのみ認可されます。Oracle Secure Backup管理ドメイン内の各ホストに対して、オペレーティング・システムのユーザー・アイデンティティとOracle Secure Backupユーザー・アイデンティティの1対1のマッピングを1つ以上宣言できます。たとえば、UNIXのユーザーbkpadmin
がobtoolにOracle Secure Backupユーザーadmin
として自動ログインできるように事前認可を作成することが可能です。
preauth-spec
プレースホルダの詳細は、「preauth-spec」を参照してください。事前認可の重複は許可されません。複数の事前認可が同じホスト名、ユーザーIDおよびドメインを持つ場合は、重複とみなされます。
Oracle Secure Backupユーザーの名前を指定します。ユーザー名は大/小文字が区別され、英数字で始める必要があります。使用できるのは文字、数字、ダッシュ、アンダースコアおよびピリオドのみです(空白は不可)。最大127文字までです。
ユーザー名はすべてのOracle Secure Backupのユーザー名の中で一意である必要があります。このユーザー名は、ユーザーのコンピュータ環境またはOracle Secure Backup管理ドメインで使用されるその他すべての名前とは、正規の関係はありません。
例
例2-103 Oracle Secure Backupユーザーの作成
この例では、Oracle Secure Backupの管理ユーザーとしてjanedoe
を作成します。このユーザーは、LinuxおよびUNIXホスト上で、オペレーティング・システム・アカウントjdoe
として、非特権バックアップおよびリストア操作を実行します。Windowsドメインは指定されていないため、このユーザーにはWindowsホスト上でのバックアップおよびリストア操作の実行は許可されません。オペレーティング・システム・ユーザーjdoe
には、ホストosbsvr1
へのRecovery Manager(RMAN)バックアップの作成が事前認可されています。
ob> lsuser admin admin sbt admin tadmin admin ob> mkuser janedoe --class admin --password "x45y" --givenname "jane" --unixname jdoe --unixgroup "dba" --preauth osbsvr1:jdoe+rman+cmdline --ndmpuser no --email jane.doe@example.com ob> lsuser admin admin janedoe admin sbt admin tadmin admin
例2-104 Windowsドメインを使用したOracle Secure Backupユーザーの作成
この例では、Windowsドメインに対するOracle Secure Backupの管理ユーザーとしてwinadmin
を作成します。このユーザーのWindowsユーザーのアカウント名はbackupexec
で、Windowsユーザーのパスワードはwinpwd
です。アスタリスク( * )によって、Windows資格証明がすべてのWindowsドメインに適用できるようになります。このユーザーは、Windowsホスト上でバックアップおよびリストアの操作を実行できます。
ob> mkuser winadmin --class admin --domain "*,\backupexec,winpwd" ob> lsuser --long winadmin winadmin: Password: (not set) Password last changed: 2013/07/24.05:55 Password change required: no Password lifetime: 180 days (system default) Password grace time: 3 days (system default) Password reuse time: 1 year (system default) User class: admin Given name: [none] UNIX name: [none] UNIX group: [none] Windows domain/acct: [all] backupexec NDMP server user: no Email address: [none] UUID: e4a96afa-d6c8-1030-9b32-00163e527899 Preauthorized access: [none]
用途
mountdev
コマンドは、すでにテープ・ドライブにロードされているテープ・ボリュームをマウントする場合に使用します。ボリュームをテープ・ドライブにマウントすると、マウントされたボリュームが使用可能になったことがOracle Secure Backupスケジューラに通知されます。ボリュームを使用する際のモードはmountdev
オプションで設定できます。
このコマンドは、テープ・ドライブが推奨されるデフォルト設定のautomount
に設定されていない場合に使用できます。特殊な状況下においてmountdev
およびunmountdevコマンドを使用すると、テープ・ドライブをより詳細に制御できます。
構文
mountdev::=
mountdev { --read/-r | --write/-w | --overwrite/-o }
[ --unmount/-u | --norewind/-R ] devicename ...
意味
マウント・モードを読取りに設定します。このモードでは、Oracle Secure Backupはボリュームを読取り専用でマウントします。
マウント・モードを書込みに設定します。このモードでは、Oracle Secure Backupはボリュームの最後にバックアップを追加できるようにボリュームをマウントします。
マウント・モードを上書きに設定します。このモードでは、ボリュームがデバイスにマウントされ、テープの先頭まで巻き戻されるので、ボリュームの既存のコンテンツは上書きされます。このオプションを使用すると、ボリュームの有効期限ポリシーで上書き対象とみなされていない場合でも、ボリュームを上書きする権限を付与することになります。有効なボリュームの上書きが許可または要求された場合にのみ、このオプションを指定してください。
マウント・リクエストを実行する前に、現在マウントされているテープをアンマウントします。テープがテープ・ドライブにマウントされており、--unmount
を指定して先にテープをアンマウントしない場合は、mountdev
コマンドが失敗します。
Oracle Secure Backupがテープへの書込みを終了しても巻戻しを行わないことを指定します。このオプションを指定すると、Oracle Secure Backupが次のバックアップ・イメージを書き込む位置にとどまることが可能になります。
ボリュームをマウントするデバイスを指定します。デバイス名の命名規則については、「devicename」を参照してください。
例
例2-105 テープ・ボリュームの手動マウント
この例では、自動マウントされたテープ・ボリュームをテープ・ドライブtape1
から手動でアンマウントし、次に、別のテープを書込みモードで手動マウントします。lsdevのサンプル出力はページに収まるようにあらかじめ折り返されています。
ob> lsdev --long tape1 tape1: Device type: tape Model: [none] Serial number: [none] In service: yes Library: lib1 DTE: 1 Automount: yes Error rate: 8 Query frequency: 3145679KB (-1073791796 bytes) (from driver) Debug mode: no Blocking factor: (default) Max blocking factor: (default) Current tape: 1 Use list: all Drive usage: 14 seconds Cleaning required: no UUID: b7c3a1a8-74d0-1027-aac5-000cf1d9be50 Attachment 1: Host: brhost3 Raw device: /dev/obt0 ob> mountdev --unmount --write tape1 ob> lsdev --mount tape1 drive tape1 in service write rbtar VOL000003 ADE203
構文
movevol::=
movevol [ --library/-L libraryname | --drive/-D drivename ] { vol-spec | element-spec } element-spec
意味
ボリュームを移動するテープ・ライブラリの名前を指定します。
--library
または--drive
を指定しない場合は、libraryまたはdrive変数の値が使用されます。テープ・ライブラリとテープ・ドライブのいずれの設定も取得できない場合は、警告が発行されます。
ボリュームを移動するテープ・ライブラリ内のテープ・ドライブの名前を指定します。
--library
または--drive
を指定しない場合は、libraryまたはdrive変数の値が使用されます。テープ・ライブラリとテープ・ドライブのいずれの設定も取得できない場合は、警告が発行されます。
移動するボリュームを指定します。vol-spec
プレースホルダの詳細は、「vol-spec」を参照してください。
記憶域要素、インポート/エクスポートのロケーションまたはテープ・ドライブの番号を指定します。element-spec
プレースホルダの詳細は、「element-spec」を参照してください。
vol-spec
を指定すると、element-spec
はボリュームの移動先となる場所を表します。element-spec
を2個指定すると、1個目はボリュームの移動元、2個目はボリュームの移動先を表します。
例
例2-106 ボリュームの移動
この例では、記憶域要素3のボリュームを、インポート/エクスポート要素iee3
に移動します。サンプル出力はページに収まるようにあらかじめ折り返されています。
ob> lsvol --library lib1 --long Inventory of library lib1: in mte: vacant in 1: vacant in 2: volume VOL000001, barcode ADE201, oid 102, 48319392 kb remaining in 3: volume RMAN-DEFAULT-000002, barcode ADE202, oid 112, 47725600 kb remaining, content manages reuse in 4: vacant in iee1: barcode ADE203, oid 114, 47725344 kb remaining, lastse 4 in iee2: volume VOL000002, barcode ADE204, oid 110, 47670368 kb remaining, lastse 1 in iee3: vacant in dte: vacant ob> movevol --library lib1 3 iee3 ob> lsvol --library lib1 --long Inventory of library lib1: in mte: vacant in 1: vacant in 2: volume VOL000001, barcode ADE201, oid 102, 48319392 kb remaining in 3: vacant in 4: vacant in iee1: barcode ADE203, oid 114, 47725344 kb remaining, lastse 4 in iee2: volume VOL000002, barcode ADE204, oid 110, 47670368 kb remaining, lastse 1 in iee3: volume RMAN-DEFAULT-000002, barcode ADE202, oid 112, 47725600 kb remaining, content manages reuse, lastse 3 in dte: vacant
用途
opendoor
コマンドは、テープ・ライブラリのインポート/エクスポート・ドアを開く場合に使用します。このコマンドが有効なのは、それがサポートされているライブラリに対してのみです。
インポート/エクスポート・ドアは、オペレータがテープ・ライブラリの内外にテープを移動する際に使用する装置です。テープ・ライブラリの内部スロットにボリュームを移動するにはimportvolコマンドを、テープ・ライブラリ外にボリュームを移動するにはexportvolコマンドを実行します。このプロセスの実行中はテープ・ライブラリ自体は開かないため、再インベントリは不要です。
意味
インポート/エクスポート・ドアを開くテープ・ライブラリの名前を指定します。ライブラリ名を指定しない場合は、library変数を設定する必要があります。
例
例2-107 インポート/エクスポート・ドアの開放
この例では、テープ・ライブラリlib1
のインポート/エクスポート・ドアを開きます。
ob> lsvol --library lib1 --long Inventory of library lib1: in mte: vacant in 1: vacant in 2: volume VOL000001, barcode ADE201, oid 102, 48319392 kb remaining in 3: vacant in 4: vacant in iee1: barcode ADE203, oid 114, 47725344 kb remaining, lastse 4 in iee2: volume VOL000002, barcode ADE204, oid 110, 47670368 kb remaining, lastse 1 in iee3: volume RMAN-DEFAULT-000002, barcode ADE202, oid 112, 47725600 kb remaining, content manages reuse, lastse 3 in dte: vacant ob> opendoor --library lib1
用途
pingdev
コマンドは、すべての構成済アタッチメントを使用してOracle Secure Backupからデバイスにアクセスできるかどうかを判断する場合に使用します。
デバイスに定義されている各アタッチメントに対して、Oracle Secure Backupでは次の手順を実行します。
デバイスへの接続を確立します。
Small Computer System Interface(SCSI) inquiry
コマンドを使用して、デバイスのアイデンティティを問い合せます。
接続をクローズします。
obtoolを実行しているホストからリモートにある各アタッチメントに対しては、リモート・メディア・サーバーを使用してネットワーク・データ管理プロトコル(NDMP)セッションを確立し、アタッチメントをテストします。
構文
pingdev::=
pingdev [ --nohierarchy/-H ] [ --quiet/-q | --verbose/-v ] [ --host/-h hostname ]... { --all/-a | devicename ... }
意味
テープ・ライブラリに内包される各テープ・ドライブへのアクセスを抑止します。デフォルトでは、テープ・ライブラリ内の各テープ・ドライブにpingします。
出力を抑止します。デフォルトでは、例2-108に示す出力が表示されます。
次のサンプルのような詳細出力を表示します。
ob> pingdev --verbose lib1 Info: pinging library lib1. Info: library lib1 accessible. Info: pinging drive tape1. Info: drive 1 tape1 accessible.
デフォルトでは、例2-108に示す出力が表示されます。
pingするデバイスが接続されているホスト・コンピュータの名前を指定します。
定義されているすべてのデバイスにpingします。
pingするデバイスの名前を指定します。デバイス名の命名規則については、「devicename」を参照してください。
例
例2-108 複数のアタッチメントを持つテープ・ドライブへのping
この例では、tape3
という名前のテープ・ドライブにpingします。このテープ・デバイスには、複数のホストに対するアタッチメントがあります。
ob> pingdev tape3 Info: drive tape3 via host osbsvr1 accessible. Info: drive tape3 via host brhost3 accessible. ob> pingdev --host brhost3 tape3 Info: drive tape3 via host brhost3 accessible.
用途
pinghost
コマンドは、管理ドメイン内のホストがOracle Secure Backupからのリクエストに応答するかどうかを判断する場合に使用します。この操作は、ホストがその構成済IPアドレスすべてにおいて応答するかどうかを確認する場合に有効です。
使用方法
このコマンドは、ホストに対して構成した各IPアドレスで、そのホストへのTCP接続の確立を試みます。Oracle Secure Backupプロトコルを使用するホストに対しては、TCPポート400を使用して接続し、ネットワーク・データ管理プロトコル(NDMP)を使用するホストに対しては、構成済NDMP TCPポート(通常は10000)を使用して接続します。Oracle Secure Backupにより、各接続試行のステータスがレポートされ、正常に確立された接続はただちにクローズされます。
例
例2-109 ホストへのping
この例では、管理ドメイン内のホストに問い合せ、ホストbrhost2
にpingします。
ob> lshost brhost2 client (via OB) in service brhost3 mediaserver,client (via OB) in service sfserver1 client (via OB) in service ndmphost1 client (via NDMP) in service osbsvr1 admin,mediaserver,client (via OB) in service ob> pinghost brhost2 brhost2 (address 192.0.2.1): Oracle Secure Backup and NDMP services are available
前提条件
pwd
コマンドを使用するために必要な権限は、そのクラスに対する、このアクセスによるバックアップ・カタログの参照(browse backup catalogs with this access)の設定によって異なります。
用途
pwdp
コマンドは、現行ポリシーのアイデンティティを表示する場合に使用します。
ポリシー・データは、/
をルートとするディレクトリ・ツリーとして表示されます。ツリーをナビゲートするにはcdpを使用し、データを表示するにはlspおよびpwdp
を使用します。
例
例2-112 ポリシー・ツリーの現行ディレクトリの表示
この例では、cdpを使用してポリシーを参照し、pwdp
を使用してポリシー・ディレクトリ・ツリーの現行ディレクトリを表示します。
ob> pwdp / ob> lsp daemons daemon and service control policies devices device management policies index index catalog generation and management policies local Oracle Secure Backup configuration data for the local machine logs log and history management policies media general media management policies naming WINS host name resolution server identification ndmp NDMP Data Management Agent (DMA) defaults operations policies for backup, restore and related operations scheduler Oracle Secure Backup backup scheduler policies security security-related policies testing controls for Oracle Secure Backup's test and debug tools ob> cdp daemons/auditlogins ob> pwdp /daemons/auditlogins ob> lsp auditlogins no [default] ob> cdp ../.. ob> pwdp / ob> lsp daemons daemon and service control policies devices device management policies index index catalog generation and management policies local Oracle Secure Backup configuration data for the local machine logs log and history management policies media general media management policies naming WINS host name resolution server identification ndmp NDMP Data Management Agent (DMA) defaults operations policies for backup, restore and related operations scheduler Oracle Secure Backup backup scheduler policies security security-related policies testing controls for Oracle Secure Backup's test and debug tools
例
例2-113 obtoolの終了
この例では、バックアップ・ジョブが保留中のときに、--force
オプションを使用してobtoolを終了しています。
ob> backup --dataset fullbackup.ds ob> quit Error: one or more backup requests are pending. Use "quit --force" to quit now, or send the requests to the scheduler with "backup --go". ob> quit --force
使用方法
Oracle Secure Backupボリューム・カタログ内の複数のボリュームに一致するボリュームIDを指定した場合、どのボリューム(1つまたは複数)をリコールしたいのかを尋ねられます。1つまたは複数のボリュームまたはそのすべてを選択するか、あるいはいずれも選択しないことも可能です。デフォルトの選択肢はすべてのボリュームです。
ボリュームIDを指定して、そのボリュームがボリューム・セットに属している場合、そのボリューム・セット内のすべてのボリュームがリストされます。そのすべてを選択することもできれば、すべてを選択しないことも可能ですが、ボリューム・セットの個々のメンバーを選択することはできません。デフォルトの選択肢はquit
で、いずれのボリュームも選択されません。
構文
recallvol::=
recallvol [ --immediate/-I ] [ --piece/-p piecename | vol-spec ] [ --tolocation/-t locationname ]
意味
メディア移動ジョブを即時作成します。
指定のバックアップ・ピースを含むボリュームをリコールします。--piece
とvol-spec
オプションは、相互排他的ではありません。
ボリュームのリコール先となる場所を指定します。recallvolumeコマンドに--tolocation
オプションを指定しない場合、ボリュームのリコールはオリジナルの場所に対して行われます。
前提条件
releasevolume
コマンドを使用するには、管理ドメインの構成の変更(modify administrative domain's configuration)権を備えている必要があります。
使用方法
Oracle Secure Backupボリューム・カタログ内の複数のボリュームに一致するボリュームIDを指定した場合、どのボリューム(1つまたは複数)を解放したいのかを尋ねられます。1つまたは複数のボリュームまたはそのすべてを選択するか、あるいはいずれも選択しないことも可能です。デフォルトの選択肢はすべてのボリュームです。
ボリュームIDを指定して、そのボリュームがボリューム・セットに属している場合、そのボリューム・セット内のすべてのボリュームがリストされます。そのすべてを選択することもできれば、すべてを選択しないことも可能ですが、ボリューム・セットの個々のメンバーを選択することはできません。デフォルトの選択肢は「quit」(終了)です。
用途
renclass
コマンドは、Oracle Secure Backupユーザー・クラスの名前を変更する場合に使用します。
関連項目:
|
意味
確認メッセージを表示しません。このオプションがない場合、コマンドによって確認メッセージが表示されます。確認メッセージについては、「obtoolの対話型モード」を参照してください。
old-classname
の名前をnew-classname
に変更します。クラス名は大/小文字が区別され、英数字で始める必要があります。使用できるのは文字、数字、ダッシュ、アンダースコアおよびピリオドのみです(空白は不可)。最大127文字までです。
意味
確認メッセージを表示しません。このオプションを指定しない場合、コマンドは確認メッセージを表示します。確認メッセージについては、「対話型モードでのコマンド実行」を参照してください。
既存のデバイスの名前を指定します。デバイス名の命名規則については、「devicename」を参照してください。
デバイスに対する名前を指定します。デバイス名の命名規則については、「devicename」を参照してください。
例
例2-115 デバイスの名前の変更
この例では、2つのテープ・デバイスの名前を変更しています。
ob> lsdev library lib1 in service drive 1 tape1 in service library lib2 in service drive 1 tape2 in service ob> rendev tape1 t1 tape2 t2 rename device tape1? (a, n, q, y, ?) [y]: y rename device tape2? (a, n, q, y, ?) [y]: y ob> lsdev library lib1 in service drive 1 t1 in service library lib2 in service drive 1 t2 in service
用途
rends
コマンドは、データセット・ファイルまたはデータセット・ディレクトリの名前を変更する場合に使用します。たとえば、次のコマンドはold_file
の名前をnew_file
に変更し、そのファイルをold_dir
からnew_dir
に移動します。
ob> rends old_dir/old_file new_dir/new_file
次のコマンドはnew_fileを現行ディレクトリに作成します。
ob> rends old_dir/old_file new_file
意味
確認メッセージを表示しません。このオプションを指定しない場合、コマンドは確認メッセージを表示します。確認メッセージについては、「対話型モードでのコマンド実行」を参照してください。
名前を変更する既存のデータセット・ファイルまたはディレクトリの名前を指定します。dataset-name
プレースホルダの詳細は、「dataset-name」を参照してください。
データセット・ファイルまたはディレクトリの名前を指定します。データセット・パスを指定するには、new-dataset-name
を使用します。dataset-name
プレースホルダの詳細は、「dataset-name」を参照してください。
構文
rendup::=
rendup [ --nq/--noquery ] { oldpolicyname newpolicyname } [ oldpolicyname newpolicyname... ]
意味
確認メッセージを表示しません。このオプションを指定しない場合、コマンドは確認メッセージを表示します。確認メッセージについては、「対話型モードでのコマンド実行」を参照してください。
複製ポリシー名のペアごとに、ペアの1番目の名前を持つポリシーは、その名前をペアの2番目の名前で変更されます。
意味
確認メッセージを表示しません。このオプションを指定しない場合、コマンドは確認メッセージを表示します。確認メッセージについては、「対話型モードでのコマンド実行」を参照してください。
ホスト・コンピュータとの通信を抑止します。ネットワークに接続されていないコンピュータの名前を変更する場合は、このオプションを使用します。
変更する既存のホストの名前を指定します。
ホストの名前を指定します。ホスト名は大/小文字が区別され、英数字で始める必要があります。使用できるのは文字、数字、ダッシュ、アンダースコアおよびピリオドのみです(空白は不可)。最大127文字までです。
例
例2-117 ホストの名前の変更
この例では、構成済ホストを表示し、ndmphost1
の名前をndmphost
に変更します。
ob> lshost brhost2 client (via OB) in service brhost3 mediaserver,client (via OB) in service sfserver1 client (via OB) in service ndmphost1 client (via NDMP) in service osbsvr1 admin,mediaserver,client (via OB) in service ob> renhost --nq ndmphost1 ndmphost ob> lshost brhost2 client (via OB) in service brhost3 mediaserver,client (via OB) in service sfserver1 client (via OB) in service ndmphost client (via NDMP) in service osbsvr1 admin,mediaserver,client (via OB) in service
意味
確認メッセージを表示しません。このオプションを指定しない場合、コマンドは確認メッセージを表示します。確認メッセージについては、「対話型モードでのコマンド実行」を参照してください。
場所名の引数のペアごとに、ペアの1番目の名前を持つ場所は、その名前をペアの2番目の名前で変更されます。
意味
確認メッセージを表示しません。このオプションを指定しない場合、コマンドは確認メッセージを表示します。確認メッセージについては、「対話型モードでのコマンド実行」を参照してください。
既存のメディア・ファミリの名前を指定します。ただし、メディア・ファミリRMAN-DEFAULT
の名前は変更できません。
メディア・ファミリの名前を指定します。メディア・ファミリ名は大/小文字が区別され、英数字で始める必要があります。使用できるのは文字、数字、ダッシュ、アンダースコアおよびピリオドのみです(空白は不可)。最大31文字までです。
例
例2-118 メディア・ファミリの名前の変更
この例では、メディア・ファミリfull_bkup
の名前をfull_backup
に変更します。
ob> lsmf RMAN-DEFAULT content manages reuse content-man-family write forever content manages reuse full_bkup write 7 days content manages reuse time-man-family write 7 days keep 28 days ob> renmf full_bkup full_backup rename media family full_bkup? (a, n, q, y, ?) [y]: y ob> lsmf RMAN-DEFAULT content manages reuse content-man-family write forever content manages reuse full_backup write 7 days content manages reuse time-man-family write 7 days keep 28 days
意味
確認メッセージを表示しません。このオプションを指定しない場合、コマンドは確認メッセージを表示します。確認メッセージについては、「対話型モードでのコマンド実行」を参照してください。
ポリシー名のペアごとに、ペアの1番目の名前を持つポリシーは、その名前をペアの2番目の名前で変更されます。Oracle Secure Backupのローテーション・ポリシー名は、1から31文字である必要があります。
意味
確認メッセージを表示しません。このオプションを指定しない場合、コマンドは確認メッセージを表示します。確認メッセージについては、「対話型モードでのコマンド実行」を参照してください。
既存のスケジュールの名前を指定します。
スケジュールold-schedulename
に対する名前を指定します。スケジュール名は大/小文字が区別され、英数字で始める必要があります。使用できるのは文字、数字、ダッシュ、アンダースコアおよびピリオドのみです(空白は不可)。最大127文字までです。
構文
rensnap::=
rensnap [ --nq ] [ --host/-h hostname ] [ --fs/-f filesystem-name ] { old-snapshot-name new-snapshot-name }...
意味
確認メッセージを表示しません。このオプションを指定しない場合、コマンドは確認メッセージを表示します。確認メッセージについては、「対話型モードでのコマンド実行」を参照してください。
スナップショットの名前を変更するネットワーク・データ管理プロトコル(NDMP)ホスト・コンピュータの名前を指定します。ホスト名を指定しない場合は、host変数の値が使用されます。
スナップショットに含まれるファイルシステムの名前を指定します。--fs
オプションを指定しない場合は、fs
変数を設定する必要があります。
既存のスナップショットの名前を指定します。
old-snapshot-name
に対する名前を指定します。
例
例2-120 スナップショットの名前の変更
この例では、スナップショットlucy_snap
の名前をlucy.0
に変更します。
ob> lssnap --long lucy_snap File system /vol/vol0: Max snapshots: 255 Reserved space: 44.8 GB % reserved space: 30 Snapshot: lucy_snap Of: /vol/vol0 Taken at: 2008/03/28.20:52 Used %: 0 Total %: 0 Busy: no Dependency: no ob> rensnap --nq --host lucy --fs /vol/vol0 lucy_snap lucy.0 ob> lssnap File system /vol/vol0: Snapshot Of Taken at %Used %Total Snapshot Name /vol/vol0 2008/03/28.21:00 0 0 hourly.0 /vol/vol0 2008/03/28.20:52 0 0 lucy.0 /vol/vol0 2008/03/28.17:00 0 0 hourly.1 /vol/vol0 2008/03/28.13:00 0 0 hourly.2 /vol/vol0 2008/03/28.05:00 0 0 nightly.0 /vol/vol0 2008/03/28.01:00 0 0 hourly.3 /vol/vol0 2008/03/27.21:00 0 0 hourly.4 /vol/vol0 2008/03/27.17:00 0 0 hourly.5 /vol/vol0 2008/03/27.05:00 0 0 nightly.1 /vol/vol0 2007/08/21.11:30 22 7 myhost_snap
意味
確認メッセージを表示しません。このオプションを指定しない場合、コマンドは確認メッセージを表示します。確認メッセージについては、「対話型モードでのコマンド実行」を参照してください。
既存のデータベース・バックアップ記憶域セレクタの名前を指定します。
データベース・バックアップ記憶域セレクタの名前を指定します。
例
例2-121 データベース・バックアップ記憶域セレクタの名前の変更
この例では、mksselコマンドを使用して記憶域セレクタを作成し、contentをfullに指定します。chsselコマンドを使用してセレクタのコンテンツにアーカイブ・ログを追加し、次に、セレクタの名前をssel_full
からssel_full_arch
に変更します。
ob> mkssel --dbid 1557615826 --host brhost2 --content full --family f1 ssel_full ob> chssel --addcontent archivelog ssel_full ob> renssel ssel_full ssel_full_arch rename ssel ssel_full? (a, n, q, y, ?) [y]: y ob> lsssel --short ssel_full_arch
意味
確認メッセージを表示しません。このオプションを指定しない場合、コマンドは確認メッセージを表示します。確認メッセージについては、「対話型モードでのコマンド実行」を参照してください。
既存のジョブ・サマリー・スケジュールの名前を指定します。
ジョブ・サマリー・スケジュールの名前を指定します。名前は大/小文字が区別され、英数字で始める必要があります。使用できるのは文字、数字、ダッシュ、アンダースコアおよびピリオドのみです(空白は不可)。最大127文字までです。
意味
確認メッセージを表示しません。このオプションを指定しない場合、コマンドは確認メッセージを表示します。確認メッセージについては、「対話型モードでのコマンド実行」を参照してください。
現行のOracle Secure Backupユーザー名を指定します。
Oracle Secure Backupユーザーの名前を指定します。ユーザー名は大/小文字が区別され、英数字で始める必要があります。使用できるのは文字、数字、ダッシュ、アンダースコアおよびピリオドのみです(空白は不可)。最大127文字までです。
使用方法
通常操作中は、Oracle Secure Backupのプロセスおよびジョブに共有リソースの排他使用が一時的に割り当てられます。この使用は、管理サーバーのサービス・デーモンで管理されている組込みリソース予約システムで割り当てられます。
デバイスを排他的および明示的に使用することが必要な場合があります。このような場合は、デバイスの使用を予約し、作業が終了したらunresdevコマンドで予約を解除するようにOracle Secure Backupに指示できます。予約している間は、Oracle Secure Backupコンポーネントはそのデバイスにアクセスできません。
resdev
コマンドは、予約済のデバイスを予約しようとすると、エラーを表示して失敗します。テープ・ライブラリのテープ・ドライブを選択しようとして、すべてのデバイスが予約済の場合またはテープ・ドライブが構成されていない場合も、このコマンドは失敗します。
意味
稼働していないデバイスに関する警告を出しません。
指定のライブラリから予約可能なテープ・デバイスを検索し、予約します。
予約するテープ・ドライブまたはテープ・ライブラリの名前を指定します。
デバイス名の命名規則については、「devicename」を参照してください。
例
例2-124 デバイスの予約
この例では、テープ・ライブラリlib1
のすべてのテープ・ドライブを予約します。この例では、lib1
に含まれるテープ・ドライブは1つです。この例では、予約済テープ・ドライブを予約しようとして警告が表示されています。
ob> lsdev library lib1 in service drive 1 tape1 in service library lib2 in service drive 1 tape2 in service ob> lsdev --reserved ob> resdev --in lib1 Drive tape1 reserved. ob> resdev --in lib1 Error: no drive is available in library lib1. ob> resdev tape1 Error: you already have drive tape1 reserved.
用途
resetp
コマンドは、1つ以上のポリシーの値をデフォルト値にリセットする場合に使用します。
ポリシー・データは、/
をルートとするディレクトリ・ツリーとして表示されます。ツリーをナビゲートするにはcdpを使用し、データを表示するにはlspおよびpwdを使用します。
意味
確認メッセージを表示しません。このオプションを指定しない場合、コマンドは確認メッセージを表示します。確認メッセージについては、「対話型モードでのコマンド実行」を参照してください。
ポリシーまたはポリシー・クラスの名前を指定します。
例
例2-125 ポリシーのデフォルト値へのリセット
この例では、logs
クラスのポリシーをデフォルトにリセットします。
ob> lsp logs adminlogevents all adminlogfile /tmp/logs/adminevents.log clientlogevents (none) [default] jobretaintime 60 days logretaintime 14 days transcriptretaintime 14 days unixclientlogfile (none) [default] windowsclientlogfile (none) [default] ob> resetp logs Really reset ALL logs policies [no]? y ob>
用途
restore
コマンドは、ファイルシステムのリストア・リクエストを作成する場合に使用します。ファイルシステムのリストア操作は、Recovery Manager(RMAN)によって開始されるデータベースのリストア操作とは異なります。
restore
コマンドを使用すると、カタログ・ベースのリストア操作またはRAWリストア操作を実行できます。カタログ・ベースのリストアでは、リストアするオブジェクトのカタログを参照します。オブジェクト名を特定してインスタンスを選択すると、オブジェクトをリストアできます。RAWリストアでは、バックアップの2次ストレージの場所(ボリュームIDおよびバックアップ・イメージ・ファイル番号)についての情報が別に必要になります。バックアップのすべてのデータのリストア、または個々のファイルまたはディレクトリの指定ができます。
リストア・リクエストは、restore
コマンドを--go
、--gocatalog
または--goraw
オプション付きで実行するまでは、obtoolでローカルに保持されます。これらのオプション付きでコマンドを実行すると、すべてのリストア・リクエストがジョブに変換され、Oracle Secure Backupスケジューラに送信されます。
前提条件
リストアを特権モードで実行するように指定している場合、またはネットワーク・データ管理プロトコル(NDMP)でアクセスされるホストにファイルをリストアする場合、restore
コマンドを使用するには、特権ユーザーとしてのファイルシステムのリストア実行(perform file system restores as privileged user)権を備えている必要があります。それ以外の場合は、自分によるファイルシステムのリストア実行(perform restores as self)権を備えている必要があります。
使用方法
obtoolは、host変数を使用して、バックアップをリストアするホストの名前を決定します。host
のデフォルト値は、obtoolが実行されているホストの名前です。host
変数はsetまたはcdコマンドで設定できます。
Oracle Secure Backupボリューム・カタログ内の複数のボリュームに一致するボリュームIDを指定した場合、どのボリューム(1つまたは複数)をリコールしたいのかを尋ねられます。1つまたは複数のボリュームまたはそのすべてを選択するか、あるいはいずれも選択しないことも可能です。デフォルトの選択肢はすべてのボリュームです。
ボリュームIDを指定して、そのボリュームがボリューム・セットに属している場合、そのボリューム・セット内のすべてのボリュームがリストされます。そのすべてを選択することもできれば、すべてを選択しないことも可能ですが、ボリューム・セットの個々のメンバーを選択することはできません。デフォルトの選択肢は「quit」(終了)です。
構文1
次の構文は、Oracle Secure Backupのカタログを参照してデータをリストアする場合に使用します。
restore::=
restore [ --tohost/-h hostname ] [ --device/-d drivename ] [ --privileged/-g | --unprivileged/-G ] [ --replaceexisting/-e | --keepexisting/-E ] [ --replaceinuse/-u | --keepinuse/-U ] [ --incremental/-i ] [ --noposition/-X ] [ --priority/-p schedule-priority ] [ --select/-s data-selector[,data-selector]... ] [ --passphrase/-P string | --querypassphrase/-Q ] [ --algorithm/-l ] [ --ignoremismatch/-w] [ --obtaropt/-o obtar-option ]... [ --preview/-y [ --recall/-r ] | --go | --gocatalog | --goraw ] { pathname [ --aspath/-a pathname ] }...
意味1
データのリストア先となるホスト・コンピュータの名前を指定します。
リストア操作の実行に使用するテープ・ドライブを指定します。テープ・ドライブ名は有効なデバイス名である必要があります。デバイス名の命名規則については、「devicename」を参照してください。
リストア操作を特権モードで実行することを指定します。
UNIXシステム上では、権限付きのリストア・ジョブはユーザー・アイデンティティroot
によって実行できます。Windowsシステムでは、このジョブは、Windowsクライアント上のOracle Secure Backupサービスと同じアカウント・アイデンティティで実行されます。
リストア操作を非特権モードで実行することを指定します(デフォルト)。
非特権リストア・ジョブは、mkuserコマンドで指定したUNIXユーザーまたはWindowsアカウント・アイデンティティで実行できます。ファイルシステム・データへのアクセスは、このアイデンティティを持つUNIXユーザーまたはWindowsアカウントの権限によって制限されます。
既存のファイルを上書きします(デフォルト)
既存のファイルを上書きしません。
使用中のファイルをバックアップ・イメージからのファイルで置き換えます。Windowsは、使用中の各ファイルを、最後に使用していたユーザーがクローズした時点で削除します。このオプションはWindowsでのみ使用可能です。
使用中のファイルを変更せずに残します(デフォルト)。このオプションはWindowsでのみ使用可能です。
増分リストア・ルールを適用するようにネットワーク接続ストレージ(NAS)データ・サーバーに指示します。このオプションは、この機能を実装しているNASデータ・サーバーにのみ適用されます。このオプションは、obtarを使用して作成されたファイルシステム・バックアップには適用されません。
通常、リストア操作は追加的に実行されます。つまり、全体バックアップまたは増分バックアップからリストアされる各ファイルおよびディレクトリは、リストア先のディレクトリに追加されていきます。最新のOracle Secure Backupのバックアップ後にファイルがディレクトリに追加された場合、リストア操作では新たに追加されたファイルは削除されません。
--incremental
を指定すると、NASデータ・サーバーは各ディレクトリを最後の増分バックアップ時の状態にリストアします。最後の増分バックアップ前に削除されたファイルは、この増分バックアップのリストア時にはNASデータ・サービスによって削除されます。
たとえば、file1
およびfile2
が保存されている/home
の増分バックアップを作成したと仮定します。file1
を削除し、/home
の増分バックアップをもう1つ作成します。/home
の通常リストアを実行すると、ディレクトリにはfile1
およびfile2
が含まれます。/home
のNDMP増分リストアを実行すると、ディレクトリにはfile2
のみが含まれます。
リストア操作の速度向上のため、Oracle Secure Backupが使用可能な位置データを使用しないことを指定します。このオプションは位置データが破損している場合に使用します。
リストアに割り当てるスケジュールの優先度を指定します。
schedule-priority
プレースホルダの詳細は、「schedule-priority」を参照してください。
指定されたdata-selector
に基づいて、データをフィルタ処理します。
data-selector
プレースホルダの詳細は、「data-selector」を参照してください。
バックアップ・ボリューム・セット全体をリストアするための、パスフレーズから生成された復号化キーを指定します。
バックアップ・ボリューム・セット全体をリストアするための復号化キーを生成する際に使用するパスフレーズをオペレータに問い合せます。
リストア時の復号化に使用するバックアップ・アルゴリズムを指定します。--passphrase
を使用する場合は、必須です。
--algorithm
または--passphrase
オプションによって供給される暗号化のアルゴリズムやパスフレーズの不一致を、失敗ではなく警告として取り扱うようにします。このオプションは、テープ上のヘッダーが破損しているが、できるだけ多くの暗号化データをリカバリしたい場合を想定したものです
不一致の暗号化パラメータは、リストアのタイプに応じて異なるレベルで処理されます。RAWリストアの場合、ジョブが作成された後、テープがロードされた後、およびテープからヘッダーが読み取られた後に、不一致が検出されて処理されます。RAWリストアのジョブ記録に暗号化パラメータの不一致が反映されます。しかし、カタログベースのリストアの場合、ただちに不一致が識別され、ジョブは作成されません。
注意: 不正な--algorithm または--passphrase を使用してデータをリストアするリスクは、リストアされたデータがディスク上で崩れた状態になることです。 |
obtarのオプションを指定します。たとえば、-J
を指定すると、デバッグ・モードが有効になり、リストア記録に詳細が記述されます。
obtarオプションの詳細は、「obtarのオプション」を参照してください。
リストアに必要なボリュームをリストし、各ボリュームのステータス(onsite
またはoffsite
)を取得します。onsite
のステータスは、ボリュームがライブラリまたはドライブにあることを示します。offsite
のステータスは、ボリュームが保管場所にあってリコールが必要であることを示します。
このオプションはカタログ・リストア操作でのみ利用可能です。RAWリストア操作では利用できません。
ボリュームがoffsite
の場合、リストアで必要なあらゆるボリュームについてリコールを開始します。
このオプションはカタログ・リストア操作でのみ利用可能です。RAWリストア操作では利用できません。
キュー内のすべてのリストア・リクエストをOracle Secure Backupスケジューラにリリースします。
バックアップ・カタログのキュー内のリストア・リクエストをOracle Secure Backupスケジューラにリリースします。
キュー内のRAWリストア・リクエストをOracle Secure Backupスケジューラにリリースします。RAWリストア・リクエストはバックアップ・カタログ・データを使用しません。
バックアップしたファイルのバックアップ・カタログを参照して取得したパス名を指定します。--aspath
を指定しない場合、Oracle Secure Backupはバックアップを同じパスにリストアします。pathname
がリストア先のホスト上に見つからない場合は、そのパスがOracle Secure Backupによって作成されます。
たとえば、brhost2
のバックアップ・カタログを参照し、/home
ディレクトリをリストア元として特定したと仮定します。restore /home
コマンドを実行すると、バックアップはbrhost2
の/home
ディレクトリにリストアされます。
Oracle Secure Backupがファイルをリストア可能な代替パス名を指定します。たとえば、/home
のバックアップを/tmp/home
にリストアする場合は、restore
/home
--aspath /tmp/home
と指定します。
pathname
がリストア先のホスト上に存在しない場合、そのパスはOracle Secure Backupによって作成されます。
構文2
次の構文は、RAWリストア操作を実行する場合に使用します。
restore::=
restore --raw/-R [ --tohost/-h hostname ] [ --device/-d drivename ] [ --privileged/-g | --unprivileged/-G ] [ --passphrase/-P string ] [ --querypassphrase/-Q ] [ --algorithm/-l ] { --filenumber/-F filenumber } { --vid/-v vid[,vid ]... } [ --tag/-t tag[,tag]... ] [ --replaceexisting/-e | --keepexisting/-E ] [ --replaceinuse/-u | --keepinuse/-U ] [ --incremental/-i ] [ --priority/-p schedule-priority ] [ --obtaropt/-o obtar-option ]... [ --go | --gocatalog | --goraw ] { --all/-A pathname | {[ --aspath/-a pathname ] [ --position/-x position ] ... }}
意味2
この項では、構文2で使用された他のオプションについて説明します。構文1でも使用されたオプションはこの項では説明しません。
Oracle Secure Backupカタログを使用しないリストア操作であるRAWリストア操作を指定します。ファイルシステム・オブジェクトがバックアップされているテープ・ボリュームのアイデンティティ(ボリュームIDまたはバーコード)と、保存先のバックアップ・イメージ・ファイル番号を指定する必要があります。
バックアップが配置されているテープ上のファイル番号を指定します。filenumber
プレースホルダの詳細は、「filenumber」を参照してください。
ボリュームIDを使用してバックアップを選択します。vid
プレースホルダの詳細は、「vid」を参照してください。
ボリューム・タグ(バーコード)に基づいてバックアップを選択します。
バックアップのすべてのデータをリストアします。
バックアップしたファイルまたはディレクトリの絶対パス名を指定します。バックアップされたファイルの絶対パス名が不明の場合は、obtar -tvf
を使用して検索するか、またはバックアップ・イメージ全体をリストアします。--aspath
を指定しない場合、Oracle Secure Backupはバックアップを同じパスにリストアします。
Oracle Secure Backupでは、リストアのパス名にワイルドカード文字を使用できません。バックアップのインクルード・パスには、ワイルドカード文字*
、?
、[
および]
を使用できます。リストアするパス名に、これらのワイルドカード文字のいずれかが含まれていても、restore
コマンドで特殊文字のエスケープは不要です。
pathname
がリストア先のホスト上に存在しない場合、そのパスはOracle Secure Backupによって作成されます。
Oracle Secure Backupがファイルをリストア可能な代替パス名を指定します。たとえば、/private/bkpadmin
のバックアップを/tmp/private/bkpadmin
にリストアする場合は、次のように指定します。
ob> restore /private/bkpadmin --aspath /tmp/private/bkpadmin
pathname
がリストア先のホスト上に存在しない場合、そのパスはOracle Secure Backupによって作成されます。
テープにおけるデータの位置を指定します。
例
例2-126 Oracle Secure Backupカタログのリストアの実行
この例では、Oracle Secure Backupカタログに保存された、/home/data
ディレクトリの最新のバックアップ・イメージを表示します。restore
コマンドは、リクエストを優先度1でスケジューラに提出します。Oracle Secure Backupはジョブを実行し、データをリストアします。
ob> set host brhost2 ob> cd /home/data ob> ls bin/ c_files/ tree/ ob> lsbackup latest Backup Backup Volume Volume File Sect Backup Date and Time ID ID Tag # # Level 2008/03/28.11:17:02 2 VOL000003 ADE201 1 1 0 ob> restore --select latest --priority 1 --go /home/data Info: 1 catalog restore request item submitted; job id is admin/16. ob> lsjob admin/16 Job ID Sched time Contents State ---------------- ----------- ------------------------------ --------------------------------------- admin/16 none restore 1 item to brhost2 completed successfully at 2008/03/29.16:34
例2-127 RAWリストア操作の実行
この例では、RAWリストア・リクエストをスケジューラに提出します。このリクエストでは、/home/data
ディレクトリをボリュームVOL000003
からリストアするよう指定しています。Oracle Secure Backupはジョブを実行し、データをリストアします。
ob> restore --raw --filenumber 1 --vid VOL000003 /home/data ob> restore --go Info: raw restore request 1 submitted; job id is admin/76. ob> lsjob admin/7 Job ID Sched time Contents State ---------------- ----------- ------------------------------ --------------------------------------- admin/7 none restore 1 item to brhost2 completed successfully at 2008/03/29.17:00
前提条件
returndev
コマンドを使用するには、デバイスの管理およびデバイスの状態変更(manage devices and change device state)権を備えている必要があります。
用途
reusevol
コマンドは、選択したボリュームを再利用する場合に使用します。Oracle Secure Backupは選択されたボリュームをロードし、そのバックアップ・イメージを削除します。
各ボリュームには、テープ始端(BOT)に格納されるボリューム・ラベルがあります。ラベルはボリュームID、バーコード・タグ(存在する場合)およびボリュームに関するその他の情報で構成されます。reusevol
コマンドはunlabelvolコマンドと似ていますが、reusevol
は、既存のボリューム・ラベルを保持するようにOracle Secure Backupに指示する点が異なります。
構文
reusevol::=
reusevol [ --drive/-D drivename ] [ --force/-f ] [ --obtaropt/-o obtar-option ]... se-range
意味
ボリュームの再ラベル付けに使用するテープ・ドライブの名前を指定します。テープ・ドライブ名を指定しない場合は、drive変数を設定する必要があります。
強制的にボリュームを再利用します。Oracle Secure Backupは、ボリューム・ラベルに有効期限が指定されている場合でも、その指定を無視します。--force
オプションを指定しない場合は、ボリュームが有効であればreusevol
は失敗します。
obtarオプションを指定します。たとえば、-J
を指定すると、デバッグ・モードが有効になり、バックアップおよびリストア記録に詳細が記述されます。obtarオプションの詳細は、「obtarのオプション」を参照してください。
再利用するボリュームが搭載されている記憶域要素の範囲を指定します。省略した場合は、現在テープ・ドライブにロードされているボリュームが再利用されます。se-range
プレースホルダの詳細は、「se-range」を参照してください。
例
例2-129 ボリュームの再利用
この例では、テープ・ライブラリlib1
の記憶域要素2にあるテープに関する情報を表示しています。この記憶域要素のボリュームは空ではありません。reusevol
コマンドで強制的にボリュームを再利用した結果、コンテンツとボリュームIDが削除されています。ボリュームのバーコードは保持されます。サンプル出力はページに収まるようにあらかじめ折り返されています。
ob> lsvol --long --library lib1 Inventory of library lib1: in mte: vacant in 1: barcode ADE202, oid 117, 47447360 kb remaining, content manages reuse in 2: volume VOL000004, barcode ADE204, oid 120, 47420448 kb remaining in 3: barcode ADE201, oid 116, 47462976 kb remaining in 4: volume VOL000001, barcode ADE200, oid 102, 47424064 kb remaining in iee1: barcode ADE203, oid 114, 47725344 kb remaining, lastse 4 in iee2: vacant in iee3: vacant in dte: vacant ob> lsvol --barcode ADE204 --content VOID Seq Volume ID Barcode Family Created Attributes 120 1 VOL000004 ADE204 04/01.09:16 never closes BSOID File Sect Level Host Created Attributes 172 1 1 0 brhost2 04/01.09:16 ob> reusevol --drive tape1 --force 2 ob> lsvol --barcode ADE204 --content VOID Seq Volume ID Barcode Family Created Attributes 122 ADE204
用途
revhost
コマンドは、ホストのアイデンティティ証明書を取り消す場合に使用します。
関連項目:
|
意味
確認メッセージを表示しません。このオプションを指定しない場合、コマンドは確認メッセージを表示します。確認メッセージについては、「対話型モードでのコマンド実行」を参照してください。
取消し対象のアイデンティティ証明書を所有するホスト名。
用途
rmbackup
コマンドは、obtoolのキューに入れられたバックアップ・リクエストの1つ、セットまたはすべてを削除する場合に使用します。バックアップ・リクエストは、backupコマンドを--go
オプション付きで実行するまで、つまり、各バックアップ・リクエストがデータセット・バックアップ・ジョブに変換され、スケジューラに転送されるときまで、obtoolでローカルに保持されます。
前提条件
バックアップのリクエスト時に--privileged
オプションを指定した場合は、特権ユーザーとしてのファイルシステム・バックアップ実行(perform file system backups as privileged user)権を備えている必要があります。そうでない場合は、自分によるファイルシステム・バックアップ実行(perform file system backups as self)権を備えている必要があります。
例
例2-130 バックアップ・リクエストの削除
この例では、スケジューラへの配信待ち状態のバックアップ・リクエストを問い合せ、ID2
のバックアップ・リクエストを削除します。
ob> lsbackup --long 1: Dataset: fullbackup.ds Media family: (null) Backup level: full Priority: 100 Privileged op: no Eligible to run: upon "backup --go" Job expires: never Restriction: any device 2: Dataset: partialbackup.ds Media family: (null) Backup level: full Priority: 100 Privileged op: no Eligible to run: upon "backup --go" Job expires: never Restriction: any device ob> rmbackup 2 ob> lsbackup --long 1: Dataset: fullbackup.ds Media family: (null) Backup level: full Priority: 100 Privileged op: no Eligible to run: upon "backup --go" Job expires: never Restriction: any device
意味
時刻の範囲を定義します。time-range
プレースホルダの詳細は、「time-range」を参照してください。
バックアップ・ウィンドウの日付の範囲を定義します。day-specifier
プレースホルダの詳細は、「day-specifier」を参照してください。
用途
rmcheckpoint
コマンドは、指定されたジョブのチェックポイント情報を削除する場合に使用します。このコマンドを発行すると、指定されたジョブに対する管理ホスト上のチェックポイント・データがただちに削除されます。また、ファイラの次回バックアップの開始時または24時間以内のどちらか早いタイミングで、このファイラにあるデータがクリーンアップされます。
チェックポイントが存在しない場合は、次のエラー・メッセージが表示されます。
Error: no checkpoints matched the selection criteria.
前提条件
rmcheckpoint
コマンドを使用するには、デバイスの管理およびデバイスの状態変更(manage devices and change device state)権を備えている必要があります。
構文
rmcheckpoint::=
rmcheckpoint [ --nq ] { { --host/-h hostname[,hostname]... }... | --all/-a | job-id... }
意味
確認メッセージを表示しません。このオプションを指定しない場合、コマンドは確認メッセージを表示します。確認メッセージについては、「対話型モードでのコマンド実行」を参照してください。
hostname
で指定されたクライアント・ホストを記述しているすべてのチェックポイントが削除されます。
管理ドメイン内のすべてのチェックポイントが削除されます。
ジョブID job-id
で識別されるチェックポイントが削除されます。
用途
rmclass
コマンドは、管理ドメインからOracle Secure Backupユーザー・クラスを削除する場合に使用します。
関連項目:
|
前提条件
rmclass
コマンドを使用するには、管理ドメインの構成の変更(modify administrative domain's configuration)権を備えている必要があります。削除するクラスは空、つまりOracle Secure Backupユーザーが含まれない状態である必要があります。
意味
確認メッセージを表示しません。このオプションを指定しない場合、コマンドは確認メッセージを表示します。確認メッセージについては、「対話型モードでのコマンド実行」を参照してください。
削除するクラスの名前を指定します。
意味
確認メッセージを表示しません。このオプションを指定しない場合、コマンドは確認メッセージを表示します。確認メッセージについては、「対話型モードでのコマンド実行」を参照してください。
devicename
に対応する場所に関係するすべてのボリュームをnew_devicename
に対応する場所に論理的に移行します。--migrate
オプションでは、同時に1つのデバイス名のみを指定することができます。
削除する、または別の場所に移動するデバイスの名前を指定します。デバイス名の命名規則については、「devicename」を参照してください。
例
例2-134 テープ・ドライブの削除
この例では、テープ・ドライブをテープ・ライブラリから削除します。
ob> lsdev library lib1 in service drive 1 tape1 in service library lib2 in service drive 1 tape2 in service drive 2 tape2a in service ob> rmdev tape2a Warning: removing a device to which a job is restricted will cause the job to become unusable. remove device tape2a? (a, n, q, y, ?) [n]: y ob> lsdev library lib1 in service drive 1 tape1 in service library lib2 in service drive 1 tape2 in service
意味
確認メッセージを表示しません。このオプションを指定しない場合、コマンドは確認メッセージを表示します。確認メッセージについては、「対話型モードでのコマンド実行」を参照してください。
mkdsまたはrendsコマンドで作成したデータセット・ディレクトリまたはデータセット・ファイルの名前を指定します。dataset-name
プレースホルダの詳細は、「dataset-name」を参照してください。
例
例2-135 データセットの削除
この例では、mydatasetsという名前のデータセット・ディレクトリ、およびfull_backup.ds
という名前のデータセット・ファイルを削除します。
ob> lsds Top level dataset directory: mydatasets/ full_backup.ds ob> rmds --nq mydatasets ob> lsds Top level dataset directory: full_backup.ds ob> rmds --nq full_backup.ds ob> lsds Top level dataset directory: ob>
意味
複製ウィンドウの時刻の範囲を定義します。time-range
プレースホルダの詳細は、「time-range」を参照してください。
複製ウィンドウの日付の範囲を定義します。day-specifier
プレースホルダの詳細は、「day-specifier」を参照してください。
用途
rmhost
コマンドは、Oracle Secure Backup管理ドメインからホストを削除する場合に使用します。ホストを削除すると、Oracle Secure Backupはホストに関連する次のような情報をすべて破棄します。
構成データ
増分バックアップの状態情報
バックアップ・カタログのメタデータ
デバイスのアタッチメント
また、UNIXまたはWindowsホストを削除すると、Oracle Secure Backupはそのホストと通信し、ホストがローカルに保存している管理ドメインのメンバーシップ情報を削除するようホストに指示します。ホストへのアクセスが不可能な場合は、この通信を抑止することができます。
意味
確認メッセージを表示しません。このオプションを指定しない場合、コマンドは確認メッセージを表示します。確認メッセージについては、「対話型モードでのコマンド実行」を参照してください。
ホスト・コンピュータとの通信を抑止します。ネットワークに接続されていないコンピュータを削除する場合は、このオプションを使用します。このオプションはネットワーク・データ管理プロトコル(NDMP)でのみアクセス可能なホストには適用されません。
削除するホストの名前を指定します。
例
例2-136 ホストの削除
この例では、brhost4
がサービス中でないことを示し、brhost4
を管理ドメインから削除します。
ob> lshost brhost2 client (via OB) in service brhost3 mediaserver,client (via OB) in service brhost4 client (via OB) not in service sfserver1 client (via OB) in service osbsvr1 admin,mediaserver,client (via OB) in service ob> rmhost --nq --nocomm brhost4 ob> lshost brhost2 client (via OB) in service brhost3 mediaserver,client (via OB) in service sfserver1 client (via OB) in service osbsvr1 admin,mediaserver,client (via OB) in service
用途
rmjob
コマンドは、ジョブを削除する場合に使用します。ジョブを削除すると、そのジョブは取り消され、それ自体の存在とその下位ジョブの存在を示すレコードがすべて削除されます。ジョブを削除できるのは、ジョブが実行中でない場合にかぎります。ジョブを削除すると、ジョブのステータスは確認できなくなります。
前提条件
別のOracle Secure Backupユーザーのジョブを削除するには、所有者を問わないジョブの変更(modify any job, regardless of its owner)権を備えている必要があります。自身のジョブを削除するには、ユーザーが所有するジョブの変更(modify any jobs owned by user)権を備えている必要があります。
意味
確認メッセージを表示しません。このオプションを指定しない場合、コマンドは確認メッセージを表示します。確認メッセージについては、「対話型モードでのコマンド実行」を参照してください。
ジョブの記録を保存します。デフォルトではジョブの記録を削除します。
何も出力せずにジョブを削除します。
ジョブ削除に関する詳細な出力を表示します。
削除するジョブのジョブIDを指定します。
例
例2-137 ジョブの削除
この例では、すべてのアクティブなジョブおよび保留中のジョブを表示し、これらのジョブを削除します。
ob> lsjob Job ID Sched time Contents State ---------------- ----------- ------------------------------ ---------------------- sbt/13 03/23.00:00 dataset fullbackup.ds future work ob> rmjob --nq sbt/13 Info: removing job sbt/13. ob> lsjob ob>
意味
確認メッセージを表示しません。このオプションを指定しない場合、コマンドは確認メッセージを表示します。確認メッセージについては、「対話型モードでのコマンド実行」を参照してください。
削除する場所を、その場所の名前を使用して指定します。
意味
確認メッセージを表示しません。このオプションを指定しない場合、コマンドは確認メッセージを表示します。確認メッセージについては、「対話型モードでのコマンド実行」を参照してください。
削除するメディア・ファミリの名前を指定します。ただし、メディア・ファミリRMAN-DEFAULT
は削除できません。
例
例2-138 メディア・ファミリの削除
この例では、content-man-family
およびtime-man-family
という名前のメディア・ファミリを削除します。
ob> lsmf RMAN-DEFAULT content manages reuse content-man-family write forever content manages reuse full_backup write 7 days content manages reuse time-man-family write 7 days keep 28 days ob> rmmf --nq content-man-family time-man-family ob> lsmf RMAN-DEFAULT content manages reuse full_backup write 7 days content manages reuse
例
例2-139 NDMPデータ・サービスからの詳細出力の有効化
この例では、rmp
コマンドを使用して、ndmp/backupev
ポリシーに対するVERBOSE
環境変数の設定を解除します。ポリシーに対する環境変数の設定方法については、例2-2を参照してください。
ob> pwdp / ob> lsp ndmp/backupev backupev VERBOSE y ob> rmp ndmp/backupev VERBOSE ob> lsp ndmp/backupev backupev (none) [default]
意味
確認メッセージを表示しません。このオプションを指定しない場合、コマンドは確認メッセージを表示します。確認メッセージについては、「対話型モードでのコマンド実行」を参照してください。
Oracle Secure Backupカタログのバックアップ・ピース識別子を1つ以上指定します。oid
プレースホルダの詳細は、「oid」を参照してください。
リストする対象のバックアップ・ピースの名前を指定します。バックアップ・ピースの名前は、lspiece出力のPiece name
ヘッダーに示されます。
例
例2-140 バックアップ・ピースの削除
この例では、2つのRMANバックアップ・ピースに関する情報を表示し、その後で、これらのバックアップ・ピースを削除しています。
ob> lspiece POID Database Content Copy Created Host Piece name 104 ob full 0 03/18.16:25 osbsvr1 05gfkmq9_1_1 105 ob archivelog 0 03/18.16:32 osbsvr1 06gfkn8h_1_1 ob> rmpiece --oid 104,105 remove backup piece OID 104? (a, n, q, y, ?) [n]: y remove backup piece OID 105? (a, n, q, y, ?) [n]: y ob> lspiece ob>
用途
rmpni
コマンドは、優先ネットワーク・インタフェース(PNI)定義を削除する場合に使用します。
Oracle Secure Backupは、IPv6をサポートするすべてのプラットフォームでInternet Protocol v4(IPv4)、Internet Protocol v6(IPv6)およびIPv4とIPv6の混合環境をサポートします。
構文2
すべてのPNI定義からクライアント・ホストを削除する場合は、次の構文を使用します。
rmpni::=
rmpni [ --client/-c client-hostname[,client-hostname]... ]...
構文3
サーバー上の特定のインタフェースを使用するすべてのPNIを削除する場合は、次の構文を使用します。
rmpni::=
rmpni [ --interface/-i server-ipname[,server-ipname]... ]...
構文4
指定したサーバーに対して定義されているPNIからクライアント・ホストを削除する場合は、次の構文を使用します。
rmpni::=
rmpni [ --client/-c client-hostname[,client-hostname]... ]... server-hostname...
意味
PNIを削除するクライアント・ホストを1つ以上指定します。
削除するインタフェースのIPアドレスまたはDNS名を指定します。
サーバー・コンピュータの名前を指定します。
例
例2-141 ホストに対するすべてのPNI定義の削除
この例では、構文1を使用して、ホストbrhost3
のすべてのネットワーク・インタフェースを削除します。
ob> lspni brhost2: PNI 1: interface: 192.0.2.1 clients: osbsvr1, brhost4, sfserver1 brhost3: PNI 1: interface: 192.0.2.200 clients: osbsvr1, brhost4, sfserver1 ob> rmpni brhost3 ob> lspni brhost2: PNI 1: interface: 192.0.2.1 clients: osbsvr1, brhost3, sfserver1
例2-142 すべてのPNI定義からのクライアントの削除
この例では、構文2を使用して、クライアント・ホストsfserver1
およびosbsvr1
をすべてのネットワーク・インタフェース定義から削除します。
ob> lspni brhost2: PNI 1: interface: 192.0.2.1 clients: osbsvr1, brhost4, sfserver1 brhost3: PNI 1: interface: 192.0.2.200 clients: osbsvr1, brhost4, sfserver1 ob> rmpni --client sfserver1,osbsvr1 ob> lspni brhost2: PNI 1: interface: 192.0.2.1 clients: brhost4 brhost3: PNI 1: interface: 192.0.2.200 clients: brhost4
例2-143 指定したインタフェースを使用するすべてのPNI定義の削除
この例では、構文3を使用して、サーバー上のインタフェース192.0.2.1
を使用するすべてのPNIを削除します。
ob> lspni brhost2: PNI 1: interface: 192.0.2.1 clients: osbsvr1, brhost4, sfserver1 brhost3: PNI 1: interface: 192.0.2.200 clients: osbsvr1, brhost4, sfserver1 ob> rmpni --interface 192.0.2.1 ob> lspni brhost3: PNI 1: interface: 192.0.2.200 clients: osbsvr1, brhost4, sfserver1
前提条件
リストアを特権モードで実行するように指定している場合、またはネットワーク・データ管理プロトコル(NDMP)でアクセスされるホストにファイルをリストアする場合、restore
コマンドを使用するには、特権ユーザーとしてのファイルシステムのリストア実行(perform file system restores as privileged user)権を備えている必要があります。それ以外の場合は、自分によるファイルシステムのリストア実行(perform restores as self)権を備えている必要があります。
意味
すべてのリストア・リクエストを削除します。
削除するリストア・リクエストのアイテム番号を指定します。リストア・リクエストのアイテム番号を表示するには、lsrestoreコマンドを実行します。
意味
確認メッセージを表示しません。このオプションを指定しない場合、コマンドは確認メッセージを表示します。確認メッセージについては、「対話型モードでのコマンド実行」を参照してください。
削除するスケジュールの名前を指定します。
用途
rmsection
コマンドは、バックアップ・セクションが削除されたことをOracle Secure Backupに通知する場合に使用します。Oracle Secure Backupでは、セクションをボリュームから物理的に削除せず、セクションが削除されたことをバックアップ・セクション・カタログに記録します。セクションのステータスを表示するには、lssectionコマンドを実行します。通常、rmssection
は、バックアップ・セクション・カタログを手動で更新する必要がある場合にのみ使用します。
注意: Recovery Manager(RMAN)バックアップ・ピースを含むバックアップ・セクションを削除すると、Oracle Secure Backupは、バックアップ・ピースに関するRMANからの問合せに対して、そのピースが存在しないと応答します。 |
前提条件
rmsection
コマンドを使用するには、デバイスの管理およびデバイスの状態変更(manage devices and change device state)権を備えている必要があります。
構文
rmsection::=
rmsection [ --nq ] [ --oid/-o oid-list ]...[ --vid/-v vid { --file/-f filenumber-list }... ]
意味
確認メッセージを表示しません。このオプションを指定しない場合、コマンドは確認メッセージを表示します。確認メッセージについては、「対話型モードでのコマンド実行」を参照してください。
oid-list
で指定したオブジェクト識別子を持つバックアップ・セクションを選択します。oid-list
プレースホルダの詳細は、「oid-list」を参照してください。
vid
で指定したボリュームに含まれるバックアップ・セクションを選択します。vid
プレースホルダの詳細は、「vid」を参照してください。
このリストに指定したファイル番号を持つバックアップ・セクションが選択されます。filenumber-list
プレースホルダの詳細は、「filenumber-list」を参照してください。
例
例2-147 バックアップ・セクションの削除
この例では、RMANバックアップ・ピースを含むセクションを削除しています。バックアップ・セクション・カタログの問合せに対しては、バックアップ・セクションの属性がdeleted
であることが示されています。
ob> lssection --short BSOID 106 107 ob> rmsection --nq --oid 107 ob> lssection --long Backup section OID: 106 Containing volume: VOL000003 Containing volume OID: 110 File: 1 Section: 1 Backup level: 0 Client: brhost2 Created: 2008/04/19.11:36 Attributes: never expires Backup section OID: 107 Containing volume: RMAN-DEFAULT-000002 Containing volume OID: 112 File: 1 Section: 1 Backup level: 0 Client: osbsvr1 Created: 2008/04/19.11:37 Attributes: deleted
構文
rmsnap::=
rmsnap [ --host/-h hostname ] [ --fs/-f filesystem-name ] [ --nowait/-n ] snapshot-name...
意味
削除するスナップショットが格納されているネットワーク・データ管理プロトコル(NDMP)ホストの名前を指定します。ホスト名を指定しない場合は、host変数の値が使用されます。
スナップショットに含まれるファイルシステムの名前を指定します。--fs
オプションを指定しない場合は、fs
変数を設定する必要があります。
スナップショットの削除操作の完了まで待機しません。
削除するスナップショットの名前を指定します。
例
例2-148 スナップショットの削除
この例では、test
という名前のスナップショットを作成し、削除します。
ob> set fs /vol/vol0 ob> mksnap --host lucy ob> lssnap test File system /vol/vol0: Snapshot Of Taken at %Used %Total Snapshot Name /vol/vol0 2008/03/28.21:11 0 0 test ob> rmsnap test ob> lssnap test Warning: snapshot test not found on host lucy, file system /vol/vol0.
例2-149 スナップショットの削除
この例では、ホストstorabcknfs4
から3つのスナップショットを削除します。
ob> lssnap -h storabcknfs4 File system /vol/vol1: Snapshot Of Taken at %Used %Total Snapshot Name /vol/vol1 2010/08/18.04:00 0 0 nightly.0 /vol/vol1 2010/08/18.02:47 0 0 snapshot_for_backup.8204 /vol/vol1 2010/08/18.00:00 0 0 hourly.0 /vol/vol1 2010/08/17.20:00 0 0 hourly.1 /vol/vol1 2010/08/17.16:00 0 0 hourly.2 /vol/vol1 2010/08/17.12:00 0 0 hourly.3 /vol/vol1 2010/08/17.04:00 0 0 nightly.1 /vol/vol1 2010/08/16.04:00 0 0 weekly.0 /vol/vol1 2010/08/15.04:00 0 0 nightly.2 /vol/vol1 2010/08/14.04:00 1 0 nightly.3 /vol/vol1 2010/08/13.04:00 0 0 nightly.4 /vol/vol1 2010/08/09.04:00 9 5 weekly.1 ob> rmsnap -h storabcknfs4 -f/vol/vol1 hourly.3 ob> rmsnap -h storabcknfs4 -f/vol/vol1 nightly.4 ob> rmsnap -h storabcknfs4 -f/vol/vol1 nightly.3 ob> lssnap -h storabcknfs4 File system /vol/vol1: Snapshot Of Taken at %Used %Total Snapshot Name /vol/vol1 2010/08/18.04:00 0 0 nightly.0 /vol/vol1 2010/08/18.02:47 0 0 snapshot_for_backup.8204 /vol/vol1 2010/08/18.00:00 0 0 hourly.0 /vol/vol1 2010/08/17.20:00 0 0 hourly.1 /vol/vol1 2010/08/17.16:00 0 0 hourly.2 /vol/vol1 2010/08/17.04:00 0 0 nightly.1 /vol/vol1 2010/08/16.04:00 0 0 weekly.0 /vol/vol1 2010/08/15.04:00 0 0 nightly.2 /vol/vol1 2010/08/09.04:00 9 5 weekly.1
意味
確認メッセージを表示しません。このオプションを指定しない場合、コマンドは確認メッセージを表示します。確認メッセージについては、「対話型モードでのコマンド実行」を参照してください。
削除するデータベース・バックアップ記憶域セレクタの名前を指定します。
意味
確認メッセージを表示しません。このオプションを指定しない場合、コマンドは確認メッセージを表示します。確認メッセージについては、「対話型モードでのコマンド実行」を参照してください。
削除するジョブ・サマリー・スケジュールの名前を指定します。
意味
確認メッセージを表示しません。このオプションを指定しない場合、コマンドは確認メッセージを表示します。確認メッセージについては、「対話型モードでのコマンド実行」を参照してください。
削除するOracle Secure Backupユーザーの名前を指定します。
用途
rmvol
コマンドは、Oracle Secure Backupカタログからボリューム・レコードを永久に削除する場合に使用します。削除を元に戻す唯一の方法は、ボリュームを再度インポートして、Oracle Secure Backupカタログが再入力されるようにすることです。
構文
rmvol::=
rmvol [ --nq ] [ --force/-f ] { [ --vid/-v vol-spec[,vol-spec]... ] [ --barcode/-b barcode_value[,barcode_value]... ] [ --location/-l location_name[,location_name]... ] }
意味
確認メッセージを表示しません。このオプションを指定しない場合、ボリュームを削除する前に確認を求めるプロンプトが表示されます。この確認リクエストに対して次のいずれかで応答することができます。
a
すべてのボリュームの選択についてレコードを削除する。
n
レコードを削除しない。
q
レコードを削除せずにコマンドを終了する。
y
このボリュームについてレコードを削除する。
?
プロンプトを繰り返す。
デフォルトでは、期限切れのボリュームのレコードのみを削除することができます。--force
を指定すると、この制限を無視して有効なボリュームのレコードも削除します。
削除したいレコードを含んだボリュームのボリュームIDを指定します。vol-spec
プレースホルダの詳細は、「vol-spec」を参照してください。
削除したいレコードを含んだボリュームのバーコードを指定します。
削除したいレコードを含んだボリューム(1つまたは複数)の場所を指定します。指定した場所にあるすべてのボリュームのレコードが削除されます。
注意: --vid 、--barcode 、または--location を指定する必要がありますが、複数のオプションを指定できます。 |
指定したvol-specまたはbarcodeに一致する複数のエントリがボリューム・データベースに含まれる場合、一致するボリュームのリストが表示されるので、そのリストから削除するボリュームを選択することができます。次の例では、vol-spec VOL000001
についての複数の一致を示しています。
ob> rmvol -f -v VOL000001 Your vol-spec, "VOL000001", matched the following volumes: Volume ID Barcode Created 1 VOL000001 def5768a15b710295f7000423a5cbf4 2 VOL000001 3f2e113415b7102a59e000423a5cbf4 06/05.15:28 Please select the volume(s) that you wish to modify (1, 2, ..., a(ll), n(one), q(uit):
用途
rpyjob
コマンドは、入力または支援をリクエストするジョブに応答する場合に使用します。このタイプのジョブを表示するには、lsjobコマンドで--inputrequest
を指定します。ジョブからのリクエスト内容を確認するには、catxcrコマンドを実行します。
前提条件
別のOracle Secure Backupユーザーのジョブのプロンプトに応答するには、所有者を問わないジョブの変更(modify any job, regardless of its owner)権を備えている必要があります。自身のジョブのプロンプトに応答するには、ユーザーが所有するジョブの変更(modify any jobs owned by user)権を備えている必要があります。
例
例2-153 支援をリクエストしているジョブに関する情報の表示
この例では、lsjobを使用して支援をリクエストしているジョブを表示し、その後で、catxcrを実行してジョブadmin/7.1
の記録を表示しています。
記録では、バックアップ・ジョブに使用可能なテープがテープ・ライブラリに存在しないことを示しています。catxcr
の実行後に[Enter]キーを押すと、obtoolプロンプトに戻ります。
ob> lsjob --inputrequest --long admin/7.1: Type: backup brhost2 Level: full Family: (null) Scheduled time: none State: running since 2008/05/09.12:38 Priority: 100 Privileged op: no Run on host: brhost2 Attempts: 1 ob> catxcr --tail 12 admin/7.1 End of tape has been reached. Please wait while I rewind and unload the tape. The Volume ID of the next tape to be written is VOL000005. The tape has been unloaded. obtar: couldn't perform auto-swap - can't find usable volume in library (OB device mgr) Enter a command from the following list: load <n> .. load the tape from element <n> into the drive unload <n> .. unload the tape from the drive into element <n> help .. display other commands to modify drive's database go .. to use the tape you selected quit .. to give up and abort this backup or restore :
例2-154 支援をリクエストしているジョブに関する情報の表示
この例では、ボリュームをテープ・ライブラリに挿入してから、rpyjob
を使用して2つのコマンドload 3
およびgo
を返しています。lsjob
に--inputrequest
を指定してNULL応答が生成されているので、入力をリクエストするジョブが存在しないことを意味しています。
ob> insertvol --library lib2 unlabeled 3 ob> rpyjob --reply "load 3" admin/7.1 ob> rpyjob --reply "go" admin/7.1 ob> lsjob --inputrequest ob>
用途
runjob
コマンドは、ジョブの処理方法を制御する場合に使用します。このコマンドを使用すると、ジョブを次のいずれかの方法で開始できます。
即時
スケジューラの順序と異なる順序
指定のデバイス上、またはジョブの実行の制限先となっていたデバイス上
前提条件
別のOracle Secure Backupユーザーに属するジョブの処理を制御するには、所有者を問わないジョブの変更(modify any job, regardless of its owner)権を備えている必要があります。自身のジョブの処理を制御するには、ユーザーが所有するジョブの変更(modify any jobs owned by user)権を備えている必要があります。
構文
runjob::=
runjob { --asap/-a | --now/-n | { --priority/-p schedule-priority } } [ --device/-d device-name ] [ --mediamovement/-m ] [ --quiet/-q | --verbose/-v ] job-id...
意味
ジョブの優先度を1に上げ、できるだけ早く開始します。
ジョブを即時に開始します。ジョブを開始できない場合は、エラー・メッセージが生成されます。
ジョブの優先度をschedule-priority
に再設定します。デフォルトの優先度は100です。schedule-priorityプレースホルダの詳細は、「schedule-priority」
を参照してください。
ジョブをdevice-name
で指定したデバイス上で実行します。ジョブ要件は無視します。
job-id
で指定された保留中のメディア移動ジョブを有効にします。
ジョブを抑止モードで実行します。--quiet
は、通常stdout
に書き込むステータス・メッセージを抑止するようにobtoolに指示します。Oracle Secure Backupでは、エラー・メッセージは抑止されません。
ジョブ実行時に出力を表示します。
実行するジョブのID番号を指定します。ジョブIDを表示するには、lsjobコマンドを実行します。
例
例2-155 ジョブの即時実行
この例では、保留中のジョブをリストして即時に実行しています。
ob> lsjob --pending Job ID Sched time Contents State ---------------- ----------- ------------------------------ ---------------------- sbt/23 03/22.21:00 dataset workdata.ds future work ob> runjob --device tape1 --now sbt/23 ob> lsjob --all sbt/23 Job ID Sched time Contents State ---------------- ----------- ------------------------------ ---------------------- sbt/23 03/22.21:00 dataset workdata.ds completed successfully at 2008/03/22.18:09
用途
setbw
コマンドは、バックアップ・ウィンドウの設定を変更する場合に使用します。このコマンドは、新しいバックアップ・ウィンドウを追加するaddbwコマンドとは対照的に、既存のバックアップ・ウィンドウを置換します。
構文
setbw::=
setbw { --times/-t { none | time-range[,time-range]... } } day-specifier[,day-specifier]...
意味
時刻の範囲を定義します。time-range
プレースホルダの詳細は、「time-range」を参照してください。
バックアップ・ウィンドウの日付の範囲を定義します。day-specifier
プレースホルダの詳細は、「day-specifier」を参照してください。
例
例2-157 バックアップ・ウィンドウの変更
この例では、例2-1で作成されたバックアップ・ウィンドウの設定を変更しています。これらのバックアップ・ウィンドウでは、平日午前7時から午後9時まで、および週末の任意の時間のバックアップを許可します。
ob> setbw --times 00:00-07:00,21:00-24:00 mon-fri ob> setbw --times 00:00-24:00 weekend ob> lsbw weekend 00:00-24:00 weekday 00:00-07:00,21:00-24:00
意味
複製ウィンドウの時刻の範囲を定義します。time-range
プレースホルダの詳細は、「time-range」を参照してください。
複製ウィンドウの日付の範囲を定義します。day-specifier
プレースホルダの詳細は、「day-specifier」を参照してください。
用途
setp
コマンドは、ポリシーの値を設定する場合に使用します。なお、値をリセットする場合は、resetpコマンドを使用できます。
ポリシー・データは、/
をルートとするディレクトリ・ツリーとして表示されます。ツリーをナビゲートするにはcdpを使用し、データを表示するにはlspおよびpwdp
を使用します。
setp
コマンドを使用してWindows上でNDMPデーモンのポート番号を設定する場合は、ポート番号の指定以外にも、Windowsサービス・ファイルにエントリを追加する必要があります。Windowsサービス・ファイルはservices
と呼ばれ、C:\WINDOWS\system32\drivers\etc
ディレクトリにあります。例2-160は、Windows上でNDMPデーモンのポート番号を設定する方法を説明しています。
例
例2-158 ポリシーの値の設定
この例では、Webサーバーのパスワードをpandora
に設定し、Webサーバーを自動で起動するように構成します。その後で、ネットワーク・データ管理プロトコル(NDMP)ホストのパスワードをmehitibel
に設定します。
ob> pwdp / ob> lsp daemons/webpass webpass (set) ob> setp daemons/webpass pandora ob> lsp --nodefault daemons/webauto webautostart no ob> setp daemons/webauto yes ob> lsp --nodefault ndmp/password password (not set) ob> setp ndmp/password mehitibel
例2-159 ファイルシステムのバックアップ時にマウント・ポイントを横断するポリシーの設定
この例では、backupoptions
を設定して、ファイルシステムのバックアップ時にobtarがすべてのマウント・ポイントを横断するようにしています。デフォルトでは、マウント・ポイントを横断しません。
ob> lsp operations/backupoptions backupoptions (none) [default] ob> setp operations/backupoptions -Xcrossmp
例2-160 NDMPデーモンのポート番号の設定
この例では、Windows上でNDMPデーモンのポート番号を9000に設定しています。Windows上でポート番号を設定する手順は次のとおりです。
setp
コマンドを使用して、NDMPデーモンのポート番号を設定します。
Windowsサービス・ファイルを編集して、ポート番号のエントリを追加します。
observiced
デーモンを再起動します。
setpコマンドを使用してポート番号を設定する手順:
ob> setp ndmp/port 9000 ob> lsp -l ndmp/port port 9000 Default port number via which to connect to an NDMP server
Windowsサービス・ファイルにポート番号のエントリを追加するには、C:\WINDOWS\system32\drivers\etc\services
ファイルを編集して、次のエントリを追加します。
ndmp 9000/tcp
ポート番号を変更したら、次のコマンドを使用してobserviced
デーモンを再起動する必要があります。
net stop observiced net start observiced
用途
unlabelvol
コマンドは、選択したボリュームをロードし、そのボリュームからOracle Secure Backupボリューム・ラベルおよびバックアップ・データを物理的に削除する場合に使用します。
各ボリュームには、テープ始端(BOT)に格納されるボリューム・ラベルがあります。ラベルはボリュームID、バーコード(存在する場合)およびボリュームに関するその他の情報で構成されます。通常、unlabelvol
コマンドは、バックアップのすべてのトレース、およびバックアップに関連付けられたボリューム・ラベルを、有効なテープおよびOracle Secure Backupカタログから削除する場合に使用します。
前提条件
unlabelvol
コマンドを使用するには、デバイスの管理およびデバイスの状態変更(manage devices and change device state)権を備えている必要があります。
構文
unlabelvol::=
unlabelvol [ --drive/-D drivename ] [ --force/-f ] [ --obtaropt/-o obtar-option ]... [ se-range ]
意味
ボリュームのラベル付け解除に使用するテープ・ドライブの名前を指定します。テープ・ドライブ名を指定しない場合は、drive変数を設定する必要があります。
ボリュームの有効期限ポリシーを強制的に無視します。--force
オプションを使用しない場合は、ボリュームが有効期限ポリシーに従って有効であればunlabelvol
は失敗します。
ラベル付けを解除するボリュームが搭載されている記憶域要素の範囲を指定します。このオプションを省略した場合は、現在テープ・ドライブにロードされているボリュームのラベル付けが解除されます。se-range
プレースホルダの詳細は、「se-range」を参照してください。
例
例2-162 ボリュームのラベル付け解除
この例では、テープ・ライブラリlib1
の記憶域要素1にあるボリュームのラベル付けを解除します。
ob> lsvol --library lib1 --long Inventory of library lib1: in mte: vacant in 1: volume VOL000002, barcode ADE201, oid 110, 16962752 kb remaining in 2: vacant in 3: volume RMAN-DEFAULT-000002, barcode ADE202, oid 112, 17017984 remaining, content manages reuse in 4: vacant in iee1: vacant in iee2: vacant in iee3: vacant in dte: vacant ob> unlabelvol --force --drive tape1 1 ob> lsvol --library lib1 --long Inventory of library lib1: in mte: vacant in 1: unlabeled in 2: vacant in 3: volume RMAN-DEFAULT-000002, barcode ADE202, oid 112, 17017984 remaining, content manages reuse in 4: vacant in iee1: vacant in iee2: vacant in iee3: vacant in dte: vacant
前提条件
unloadvol
コマンドを使用するには、デバイスの管理およびデバイスの状態変更(manage devices and change device state)権を備えている必要があります。
意味
アンロードするテープ・ドライブの名前を指定します。テープ・ドライブ名を指定しない場合は、drive変数を設定する必要があります。
ボリュームのアンロード先となる記憶域要素を指定します。element-spec
プレースホルダの詳細は、「element-spec」を参照してください。
vacant
を指定すると、Oracle Secure Backupは空いている任意の記憶域要素にボリュームをアンロードします。element-spec
を省略した場合は、ボリュームのロード元の記憶域要素が使用されます(特定できる場合)。ボリュームのロード元の記憶域要素は、lsvolを実行すると、dte
の文字列lastse
の後に表示されます。
例
例2-163 テープ・ドライブからのボリュームのアンロード
この例では、ボリュームをテープ・ドライブtape1
からアンロードし、ボリュームのロード元の記憶域要素に挿入します。dte
出力のテキストlastse 3
は、ボリュームのロード元記憶域要素が要素3であることを示しています。サンプル出力はページに収まるようにあらかじめ折り返されています。
ob> lsvol --library lib1 --long Inventory of library lib1: in mte: vacant in 1: volume VOL000002, barcode ADE204, oid 110, 47670368 kb remaining in 2: volume VOL000001, barcode ADE201, oid 102, 48319392 kb remaining in 3: vacant in 4: vacant in iee1: barcode ADE203, oid 114, 47725344 kb remaining, lastse 4 in iee2: vacant in iee3: vacant in dte: volume RMAN-DEFAULT-000002, barcode ADE202, oid 112, 47725600 kb remaining, content manages reuse, lastse 3 ob> unloadvol --drive tape1 ob> lsvol --library lib1 --long Inventory of library lib1: in mte: vacant in 1: volume VOL000002, barcode ADE204, oid 110, 47670368 kb remaining in 2: volume VOL000001, barcode ADE201, oid 102, 48319392 kb remaining in 3: volume RMAN-DEFAULT-000002, barcode ADE202, oid 112, 47725600 kb remaining, content manages reuse in 4: vacant in iee1: barcode ADE203, oid 114, 47725344 kb remaining, lastse 4 in iee2: vacant in iee3: vacant in dte: vacant
用途
unmountdev
コマンドは、テープ・ボリュームを手動でアンマウントする場合に使用します。テープをアンマウントすると、Oracle Secure Backupによる読取りおよび書込みはできなくなります。アンマウントしたテープをマウントするには、mountdevコマンドを使用します。
unmountdev
コマンドは、テープ・ドライブが推奨されるデフォルト構成設定であるautomount
に設定されていない場合に特に有効です。特殊な状況下においてunmountdev
およびmountdevコマンドを使用すると、テープ・ドライブをより詳細に制御できます。
前提条件
unmountdev
コマンドを使用するには、デバイスの管理およびデバイスの状態変更(manage devices and change device state)権を備えている必要があります。
意味
ボリュームをテープ・ドライブからアンロードします。
Oracle Secure Backupがテープへの書込みを終了しても巻戻しを行わないことを指定します。
ボリュームをアンマウントするデバイスを指定します。デバイス名の命名規則については、「devicename」を参照してください。
例
例2-164 テープ・ボリュームのアンマウント
この例では、tape1
という名前の自動マウントされたテープ・ドライブをアンマウントします。
ob> lsdev --long tape1 tape1: Device type: tape Model: [none] Serial number: [none] In service: yes Library: lib1 DTE: 1 Automount: yes Error rate: 8 Query frequency: 3145679KB (-1073791796 bytes) (from driver) Debug mode: no Blocking factor: (default) Max blocking factor: (default) Current tape: 1 Use list: all Drive usage: 14 seconds Cleaning required: no UUID: b7c3a1a8-74d0-1027-aac5-000cf1d9be50 Attachment 1: Host: brhost3 Raw device: /dev/obt0 ob> unmountdev --norewind tape1 ob> lsdev --mount tape1 drive tape1 in service unmounted
前提条件
unmountdev
コマンドを実行するには、デバイスの管理およびデバイスの状態変更(manage devices and change device state)権を備えている必要があります。
意味
現行のOracle Secure Backupユーザーが予約しているすべてのデバイスの予約を解除します。
予約を解除するデバイスの名前を指定します。デバイス名の命名規則については、「devicename」を参照してください。
例
例2-165 デバイスの予約解除
この例では、テープ・ドライブ tape1
を予約解除しています。
ob> lsdev --reserved drive 1 tape1 in service ob> unresdev tape1 ob> lsdev --reserved ob>
用途
unrmsection
コマンドは、rmsectionコマンドの実行結果を元に戻す場合に使用します。このコマンドはバックアップ・セクション・レコードの削除済フラグ(lssectionコマンドを実行すると確認可能)をリセットします。
選択したバックアップ・セクションを含むボリュームにあるすべてのバックアップ・セクションが削除された後に、このボリュームの再利用またはラベル付け解除が実行されていると、unrmsection
コマンドは失敗します。
前提条件
unrmsection
コマンドを使用するには、デバイスの管理およびデバイスの状態変更(manage devices and change device state)権を備えている必要があります。
構文
構文
unrmsection::=
unrmsection [ --nq ] [ --oid/-o oid-list ]...[ --vid/-v vid { --file/-f filenumber-list }... ]
意味
確認メッセージを表示しません。このオプションを指定しない場合、コマンドは確認メッセージを表示します。確認メッセージについては、「対話型モードでのコマンド実行」を参照してください。
oid-list
で指定したオブジェクト識別子を持つバックアップ・セクションを選択します。oid-list
プレースホルダの詳細は、「oid-list」を参照してください。
vid
で指定したボリュームに含まれるバックアップ・セクションを選択します。
このリストに指定したファイル番号を持つバックアップ・セクションが選択されます。filenumber-list
プレースホルダの詳細は、「filenumber-list」を参照してください。
例
例2-166 バックアップ・セクションの削除を元に戻す
この例では、属性deleted
を持つ2つのバックアップ・セクションの削除を取り消します。
ob> lssection BSOID Volume File Sect Level Client Created Attributes 100 VOL000001 1 1 0 brhost2 03/24.09:52 never expires 105 RMAN-DEFAULT-000002 1 1 0 osbsvr1 03/24.10:13 deleted 106 VOL000002 1 1 0 brhost2 03/24.10:13 never expires 107 VOL000003 1 1 0 brhost2 03/24.10:13 never expires 108 RMAN-DEFAULT-000002 2 1 0 osbsvr1 03/24.10:14 deleted 109 VOL000003 2 1 0 brhost2 03/24.11:27 never expires 110 VOL000003 3 1 0 brhost2 03/24.11:27 never expires ob> unrmsection --nq --oid 105,108 ob> lssection BSOID Volume File Sect Level Client Created Attributes 100 VOL000001 1 1 0 brhost2 03/24.09:52 never expires 105 RMAN-DEFAULT-000002 1 1 0 osbsvr1 03/24.10:13 content manages reuse 106 VOL000002 1 1 0 brhost2 03/24.10:13 never expires 107 VOL000003 1 1 0 brhost2 03/24.10:13 never expires 108 RMAN-DEFAULT-000002 2 1 0 osbsvr1 03/24.10:14 content manages reuse 109 VOL000003 2 1 0 brhost2 03/24.11:27 never expires 110 VOL000003 3 1 0 brhost2 03/24.11:27 never expires
用途
updatehost
コマンドは、管理ドメインにホストを追加するようにOracle Secure Backupに指示する場合に使用します。通常、このコマンドは、最初にホストをオフラインの状態で構成した場合に使用します。
mkhostまたはchhostコマンドをホストに対して実行すると、Oracle Secure Backupは新しい状態を通知するためにそのホストとメッセージを交換します。ホストとの通信が不可能なときに、mkhost
またはchhost
を--nocomm
オプション付きで実行すると、ホストには古い構成情報が残ります。ホストとの通信が可能になった時点でupdatehost
コマンドを使用し、管理サーバーとホスト間でOracle Secure Backupの構成情報を同期化します。
前提条件
updatehost
コマンドを使用するには、管理ドメインの構成の変更(modify administrative domain's configuration)権を備えている必要があります。
意味
更新を強制します。サブジェクト・ホストに保存されている内部名(UUID)と、管理サーバーに保存されているサブジェクトの内部名が一致しない場合、通常updatehost
コマンドは失敗します。サブジェクト・ホストが別のドメインからこの管理ドメインに再割り当てされる場合にこのような状況が発生します。--force
は、このような状況に関係なくサブジェクト・ホストを更新する場合に使用します。
以前に証明書を取り消されたクライアント・ホストを再認証し、クライアントのリストア・カタログ・データを破棄することなく、Oracle Secure Backupの管理ドメインに復帰させます。obcm decertify
コマンドを使用するか、Oracle Secure Backupを再インストールしたことで、ホストの証明書が取り消されている可能性があります。
クライアントを削除してから追加すると、カタログ・リストア・データは処理中に破棄される場合があります。
注意: recertify オプションを使用できるのは、Oracle Secure Backup 10.3.0.2.0以降のみです。 |
更新するホストの名前を指定します。このコマンドはOracle Secure Backupプロトコルでアクセスされるホストに対してのみ有効です。NDMPホストはOracle Secure Backupの状態データを保持しないため、この機能は無効です。
例
例2-168 ホストの更新
この例では、mkhostで追加した時点ではオフラインであったホストを更新します。
ob> lshost brhost2 client (via OB) in service brhost3 mediaserver,client (via OB) in service sfserver1 client (via OB) not in service osbsvr1 admin,mediaserver,client (via OB) in service ob> updatehost sfserver1 ob> pinghost sfserver1 sfserver1: Oracle Secure Backup and NDMP services are available
例2-169 ホストの再認証
この例では、以前にobcm decertify
コマンドを使用して証明書を取り消したホストbrhost46
を再認証し、Oracle Secure Backupの管理ドメインに復帰させています。管理サーバー上でobtool
ユーティリティを使用して、コマンドを実行します。
ob> updatehost --recertify brhost46 Info: waiting for host to update certification status... Info: waiting for host to update certification status... ob> pinghost brhost46 stadc46: Oracle Secure Backup and NDMP services are available
構文
vault::=
vault [ --select/-S select_criterion[, select_criterion]... [ --quiet/-q ] [ --at/-a date-time ] [ --priority/-p schedule-priority ] [ --restrict/-r restriction[,restriction]... ] [ --expires/-x duration ] ]...
意味
ボールティング・スキャンを1つまたは複数のメディア・ファミリに制限します。
ボールティング・スキャン・ジョブがスケジューラにディスパッチされたとき、ジョブIDまたはステータス情報が表示されないように指定します。
ボールティング・スキャンを実行する日付と時刻を指定します。日付と時刻を指定しない場合、ボールティング・スキャンが即時に実行されます。
date-time
プレースホルダの詳細は、「date-time」を参照してください。
ボールティング・スキャンにスケジュールの優先度を割り当てます。
schedule-priority
プレースホルダの詳細は、「schedule-priority」を参照してください。
ボールティング・スキャン中にスキャンする場所を指定します。場所がACSLSライブラリに対応している場合は、メディアの取出しに使用されるカートリッジのアクセス・ポイントもこのオプションで指定します。制限は、次のどの書式でも指定できます。
location
location@capname
@capname
有効期間を指定します。このオプションを指定すると、トリガーの時間からduration
が経過するまでに処理されていないボールティング・スキャンは期限切れになります。
duration
プレースホルダの詳細は、「duration」を参照してください。
用途
vfylibs
コマンドは、1つまたは複数のライブラリおよびドライブの構成をチェックする場合に使用します。チェックするライブラリを指定すると、vfylibs
は、これらのライブラリ内のすべてのテープ・ドライブについて定義されたすべてのライブラリとドライブIDのリストと照合しながら、指定した各ライブラリの各テープ・ドライブのドライブIDをチェックします。
前提条件
ドライブは、vfylibs
コマンドを実行するときに開いて使用することができますが、アクティブなロボット・プロセスがライブラリに関連付けられている場合vfylibs
は失敗します。
vfylibs
コマンドは、ACSLSライブラリではサポートされていません。
使用方法
vfylibs
は、指定した各ライブラリごとに次の構成チェックを行います。
DVCIDビットをセットしたRead Element Statusコマンドにより、ライブラリ内の各テープ・ドライブのデバイスID(DVCID)を取得します。
注意: 一部のライブラリ(特に古いモデル)では、DVCIDビットはサポートされていません。このタイプのライブラリが検出されると、vfylibs コマンドの精度は低下します。 |
ライブラリ内の各テープ・ドライブのドライブ・オブジェクトをフェッチします。
このドライブ・オブジェクトを使用して指定した各アタッチ・ポイントごとにドライブが開かれます。
SCSI Inquiryコマンドを使用してドライブ用のIDを構築します。
構築したIDと、テープ・ドライブの要素ステータスとともに返されたIDとを比較します。
vfylibs
コマンドは、次の構成エラーについてチェックし、レポートします。
ライブラリとテープ・ドライブの番号に対応するドライブ・オブジェクトがない。
ライブラリとテープ・ドライブに対応するドライブ・オブジェクトが使用されていない。
ライブラリとテープ・ドライブに対応するドライブ・オブジェクトにアタッチ・ポイントがない。
アタッチ・ポイントのホストを解決できなかった(ホスト・オブジェクトが見つからない)。
アタッチ・ポイントのホストが稼働していない。
アタッチ・ポイントを通じて取得したIDがライブラリによってレポートされたIDと一致しない。
注意: vfylibs がIDの不一致を検出した場合、ドライブのIDも検索し、不正なIDが他の特定のライブラリ内のテープ・ドライブのIDと一致しているかどうかを確認します。 |
意味
構成をチェックしたいライブラリの名前を指定します。複数のライブラリ名を指定することができます。まったく名前を指定しない場合(これは--all
の指定と同じになります)、構成内のすべてのライブラリの検証がリクエストされます。
デバイスのシリアル番号を表示します。たとえば、IBM ULTRIUM-DT2ドライブのシリアル番号が1110229581の場合、vfylibsは次のように表示します。
IBM ULTRIUM-TD2 1110229581
例
例2-170 テープ・ライブラリの構成チェック
この例では、vfylibs
コマンドが正常に実行され、IDは次のように一致します。
ob> pingd l2 Info: library l2 accessible. Error: drive l2_t1 is in use by obt on host bkpservr04, process 5487. Error: drive l2_t2 is in use by obt on host bkpservr04, process 5513. ob> vfylib -v l2 collecting dte info... lib l2 ... dte 1: l2_t1 (IBM ULTRIUM-TD2 1110229581) dte 2: l2_t2 (IBM ULTRIUM-TD2 1110229610) verifying dte definitions against drive objects... lib l2 ... dte 1 l2_t1 (IBM ULTRIUM-TD2 1110229581) ... att bkpservr04:/dev/sg3 ... id matches dte 2 l2_t2 (IBM ULTRIUM-TD2 1110229610) ... att bkpservr04:/dev/sg4 ... id matches 0 errors found
例2-171ロボット・プロセスがアクティブ時のvftlibsの実行
この例では、アクティブなロボット・プロセスがライブラリに関連付けられているため、vfylibs
コマンドはエラーを返しています。
ob> pingd l2 Error: library l2 is in use by obt on host bkpservr04, process 5487. Error: drive l2_t1 is in use by obt on host bkpservr04, process 5487. Error: drive l2_t2 is in use by obt on host bkpservr04, process 5513. ob> vfylib -v collecting dte info... Error: library l2 is in use by obt on host bkpservr04, process 5487. 0 errors found