A.23 create PhysicalDisk

物理ディスクをボリューム・グループに作成します。

構文

create PhysicalDisk size=value [extraInfo=value] shareable= { yes | no } [thinProvision= { yes | no }] name=value [description=value] on VolumeGroup instance

instanceは:

{ id=id | name=name }

説明

このコマンドは物理ディスクをボリューム・グループに作成します。ローカル記憶域および汎用記憶域のプラグインはこのコマンドではサポートされません。

オプション

次の表に、このコマンドで使用可能なオプションを示します。

オプション

説明

size=value

物理ディスクのサイズ(GiB単位)。

extraInfo=value

shareable= { yes | no }

物理ディスクが共有可能であるかどうか。共有可能なディスクは、複数の仮想マシンでの読取り/書込み権限を持っており、使用の際には注意が必要です。

thinProvision= { yes | no }

シン物理ディスクと非シン物理ディスクのどちらを作成するか。

name=value

物理ディスクを識別する名前。

description=value

物理ディスクの説明(オプション)。

{ id=id | name=name }

idまたはnameのいずれかのオプションを使用したオブジェクトのインスタンス(name=MyVolumeGroupなど)。

注意

すべてのcreateコマンドは、オブジェクトの単一のインスタンスを作成するだけであるため、単一のオブジェクトのインスタンスを属性として受け入れるだけです。パラメータと同じ属性タイプの複数のオブジェクトを指定すると、常に最後の属性値が優先されます。

例A.30 ボリューム・グループでの物理ディスクの作成

OVM> create PhysicalDisk size=10 name=MyPhysicalDisk shareable=no on VolumeGroup \
  id='Storage_Volume_Group @ 0004fb0000090000325a36dad3b3b7d8'

関連項目