14アカウントおよび担当者
この章の内容は次のとおりです。
アカウント、担当者および世帯の概要
アカウント・データ管理の機能を有効にすると、営業担当は「アカウント」ページを使用して販売アカウントを管理できます。販売アカウント情報には、顧客、見込み顧客、個々の担当者および世帯が含まれます。
営業担当がアカウント・データ管理機能を使用して実行できる操作を次に示します。
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                     アカウント、見込みアカウント、担当者、世帯の作成と更新 
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                     アカウント・データの管理と階層表示でのデータの表示 
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                     世帯関係の表示。 
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                     顧客データのエンリッチ。 
顧客データ管理機能を使用して、次のことを実行できます。
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                     重複するデータの防止と識別: 管理者は、リアルタイムで、または事前に構成したバッチで重複を識別します。重複するデータが作成されないように、リアルタイムのアカウントおよび担当者を検索および照合します。事前に構成した照合構成に基づいて、重複する可能性があるデータが識別されます。 
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                     住所の検証と標準化: 管理者は、アカウントまたは担当者の住所情報についてリアルタイムおよびバッチ住所クレンジングを実行します。インポート中にインポート・バッチ内で住所を検証し、クレンジングします。住所検証は、マスター地理データ、顧客データ管理のコンテキストでの住所クレンジング、アカウント・ページまたは担当者ページでのリアルタイムの住所クレンジング・バッチおよび住所検証のコンテキストで使用されます。 
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                     重複するデータの解決: 管理者は、重複するレコードをマージおよびリンクして、唯一の正しい情報源であるマスター・レコードを作成します。インポート・バッチ内およびデータベース全体で重複を除去できます。顧客データ管理では、データ品質エンジンを使用して、複数のソースの高品質なアカウント・データおよび担当者データの連結、重複するデータの管理、サードパーティ・コンテンツによるデータの拡張、住所の標準化およびデータ品質のモニターが行われます。これらのデータ品質チェックにより、クレンジングされ、エンリッチされた、営業チームが信頼できる完全な顧客情報を確保できます。 
顧客データ管理の実装の詳細は、『CX SalesとB2Bサービス向けのCustomer Data Managementの実装』ガイドを参照してください。
データ管理
複数住所の表示の有効化
アカウント、担当者、世帯およびパートナの編集ページには、プライマリ住所リージョンが自動的に表示されます。ただし、ビューを変更して、複数の住所をリストする表を表示できます。
住所詳細の表示方法
アカウント、担当者、世帯およびパートナの住所詳細は、それぞれの編集モードの「プロファイル」サブタブに表示されます。
「プライマリ住所」リージョンは、アカウント・レコードの「プロファイル」サブタブに表示されます。これが住所詳細のデフォルト・ビューです。1つのみのプライマリ住所リージョンではなく複数の住所を表示するには、アプリケーション・コンポーザを使用します。
住所表示表の構成に関する考慮事項
表に複数の住所を表示する前に、次の点について考慮してください。
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                           アプリケーション・コンポーザでは、詳細ページ・レイアウトで一度に表示される住所リージョンが1つのみになるようにする必要があります。たとえば、ページにはプライマリ住所または複数の住所を表示し、同時に両方を表示しないでください。 
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                           住所のデフォルト・タイプは請求先です。「アカウントのデフォルトの住所タイプ」および「担当者のデフォルトの住所タイプ」プロファイル・オプションを使用して、デフォルトの住所タイプを構成できます。 
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                           アカウントには、1つ以上の販売先住所(または、販売先としての住所タイプ)を指定できます。アカウント・テリトリ割当はプライマリ住所に基づいており、プライマリ住所には販売先や請求先などの任意のタイプを指定できます。 
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                           アカウント作成時のデフォルト・タイプは「見込み客」です。デフォルト・タイプは、「アカウント・タイプ・デフォルト」プロファイル・オプションを使用して変更できます。同様に、「担当者タイプ・デフォルト」プロファイル・オプションを使用して、担当者の作成時にデフォルト・タイプを構成できます。 
複数住所表の有効化
複数の住所を表示する表を有効にするには、次の手順に従います。
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                           アクティブなサンドボックスで作業していることを確認します。 
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                           「ナビゲータ」→「構成」→「アプリケーション・コンポーザ」をクリックします。 
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                           「オブジェクト」ナビゲーション・ツリーで「標準オブジェクト」を展開し、ページを変更するオブジェクトを展開します。たとえば、「アカウント」オブジェクトを選択します。 
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                           「ページ」ノードをクリックします。 
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                           アカウント、担当者、世帯またはパートナ・オブジェクトの「アプリケーション・ページ」タブが選択されていることを確認します。 
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                           「詳細ページ・レイアウト」リージョンで、関連するレイアウトを編集します。 存在しない場合は、レイアウトの複製アイコンを使用して標準レイアウトを複製し、作成されたレイアウトを編集します。 
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                           「詳細レイアウト」ページで、「プロファイル」タブをクリックします。 「プライマリ住所」リージョンおよび「複数の住所」リージョンで、次のいずれかを実行します。 - 
                                 「非表示」をクリックして、実行時にリージョンを非表示にします。 
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                                 「表示」をクリックして、実行時にリージョンを表示します。 たとえば、複数の住所の表示を有効にするには、「プライマリ住所」リージョンで「非表示」をクリックし、「複数の住所」リージョンで「表示」をクリックします。 
 
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                           「保存して閉じる」をクリックしてから、「完了」をクリックします。 
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                           会社のビジネス・プラクティスに従ってサンドボックスを公開します。 
アカウントの住所使用タイプの有効化
請求先や出荷先などの使用タイプをアカウント住所に割り当てることができます。住所使用タイプを割り当てる前に、「担当者の作成」ページで「タイプ」フィールドを有効化する必要があります。
住所使用タイプは、次のアカウント・タイプに割り当てることができます。
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                        アカウント 
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                        担当者 
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                        世帯 
次の使用タイプを割り当てることができます。
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                        請求先 
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                        出荷先 
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                        販売先 
「担当者の作成」ページで担当者の住所使用を有効にする方法を次に示します。
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                        アクティブなサンドボックスで作業していることを確認します。 
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                        「設定と保守」領域で、次に移動します。 - 
                              オファリング: 販売 
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                              機能領域: アカウントおよび担当者 
 
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                        サインイン・ユーザーのドロップダウン・リストから、「ページの編集」を選択します。 
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                        「ページの編集」ダイアログ・ボックスで、サイト・レイヤーの横にある「編集」を選択し、「OK」をクリックします。「編集中: ユーザー・インタフェース」ダイアログ・ボックスが表示されます。 
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                        「担当者」ページで、「担当者の作成」をクリックします。 
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                        担当者の名および姓を入力します。 
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                        「編集中: ユーザー・インタフェース」ダイアログ・ボックスで、「選択」をクリックします。 
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                        「アカウント住所の使用」フィールドをクリックし、ダイアログ・ボックスで親コンポーネントの編集オプションを選択します。 
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                        「コンポーネント・プロパティ」ダイアログ・ボックスで、「子」タブをクリックします。 
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                        「タイプ」オプションを選択し、「適用」、「OK」の順にクリックします。「タイプ」フィールドが「住所」領域に表示されていることを確認します。 このイメージは、親コンポーネントの編集オプションをクリックすると表示される「コンポーネント・プロパティ」ダイアログ・ボックスを示しています。  
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                        「編集中: ユーザー・インタフェース」ダイアログ・ボックスで、「設計」をクリックします。 
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                        「タイプ」ドロップダウン・リストをクリックし、 「請求先」などの住所使用オプションを選択します。
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                        「保存して閉じる」をクリックします。 
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                        会社のビジネス・プラクティスに従ってサンドボックスを公開します。 
アカウントおよび住所でのスマート・データの有効化
営業担当がアカウントおよび住所情報を入力するときにスマート・データを使用できるようにします。スマート・データは、サードパーティのデータ・プロバイダを介してデータ入力を高速化し、特定の詳細を検証します。スマート・データ機能と統合すると、営業担当がアカウントおよび住所情報を入力するときに、値が自動的に営業担当に提示されます。検証済アカウントの場合、アカウント・データは自動的にフィールドに移入されるため、営業担当はアカウントの詳細を入力せずにアカウントをすばやく作成できます。
アカウントのスマート・データにはOracle Account Enrichment Cloud Serviceのライセンスが必要で、住所のスマート・データにはOracle Address Verification Cloud Serviceのライセンスが必要です。
アカウントのスマート・データ
営業担当は、アカウントのスマート・データを利用して、アカウントをより効率的に作成できます。主な機能は次のとおりです。
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                           Oracleクラウド・サービスのアカウント作成フローで、アカウントの入力中のクリックとキーストロークが最小化されます。 
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                           Dun and Bradstreet社から最新の正確なデータを取得することにより、データ品質が最大化されます。 
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                           この機能では、一致するアカウントが自動的に提示され、90を超える会社属性を適切なフィールドに自動的に入力できます。 
住所のスマート・データ
営業担当は、検証済住所を検索して選択できます。住所データがフィールドに自動的に入力されるため、営業担当は、住所の詳細を入力することなく住所を追加できます。住所検証の構成の詳細は、「CX SalesとAddress Verificationの統合の構成」と「CX SalesとDaaSの統合の構成」を参照してください。
コンテキスト・アドレス用のマッピング・サービスの設定
コンテキスト・アドレスにはオレンジ色の三角形(「詳細」アイコン)が付いています。ユーザーが三角形の上にカーソルを置くと、クリックすることでマップ上にアドレスを表示できるアイコンが表示されます。
マッピング・サービスの設定
マップの表示に使用するマッピング・サービスを指定できます。
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                           「設定と保守」作業領域で、「アプリケーション拡張」機能領域の「アプリケーション・ツールキット管理者プロファイル値の管理」タスクに移動します。 
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                           「コンテキスト・アドレスのマッピング・サービス」(ATK_CONTEXT_ADDRESS_MAP_OPTION)プロファイル・オプションを検索します。 
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                           「プロファイル値」セクションで、「プロファイル値」フィールドにマッピング・サービスの完全なURLを入力します。 注意: デフォルトでは、「プロファイル値」フィールドは空白です。このプロファイル・オプションに有効な値を入力するまで、ユーザーがコンテキスト・アドレスのマップを開こうとするたびにエラーが表示されます。次に、マッピング・サービスのURLの例をいくつか示します。 - 
                                 http://maps.google.com/maps?output=embed&q=
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                                 http://maps.live.com/default.aspx?where1=
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                                 http://bing.com/maps/?v=2&encType=1&where1=
 ヒント: パラメータをURLに含めることができます。たとえば、Google Mapsのロケータ・ボックスを回避する場合は、URLに&iwloc=&を追加できます。したがって、「プロファイル値」フィールドに入力するマッピング・サービスのURLは次のようになります。http://maps.google.com/maps?iwloc=&&output=embed&q=
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「アカウント概要」ページでの商談のアカウント通貨の表示
「アカウント概要」タブの商談要約ボックスには、デフォルトで企業通貨でのオープン商談の合計金額が表示されます。ただし、営業担当が、そのアカウントが検索される通貨で金額を表示するには、いくつかの設定ステップを実行する必要があります。営業担当は、アカウントの作成時に通貨を関連付けることができます。また、アカウント・プロファイルの編集タブから通貨を表示および更新できます。
設定ステップの概要を次に示します。
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                        機能オプト・インの変更リンクを使用して機能にオプト・インします。 
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                        アカウントにオブジェクト通貨を使用プロファイル・オプションを「はい」に設定します。デフォルト値は、Noです。 
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                        アプリケーション・コンポーザを使用して、アカウントの作成ページおよび編集ページに通貨フィールドを追加します。 
オプト・インしてプロファイル・オプションを変更する方法を次に示します。
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                        設定ユーザーとしてサイン・インします。 
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                        「設定と保守」領域で、「営業」オファリングに移動します。 
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                        「機能領域」行の機能オプト・インの変更リンクをクリックします。 
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                        「オプト・イン: 営業」ページで、「アカウントおよび担当者」行の「機能」列にある鉛筆アイコンをクリックします。 
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                        「機能の編集: アカウントおよび担当者」ページで、「「アカウント概要」ページの商談要約に対するアカウント通貨の使用」機能の「使用可能」チェック・ボックスを選択します。 
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                        「完了」をクリックします。 
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                        「オプト・イン: 営業」ページで「完了」をクリックし、「設定: 販売」ページに戻ります。 
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                        プロファイル・オプションを変更するには、次に移動します。 - 
                              機能領域: 販売基盤 
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                              タスク: 管理者プロファイル値の管理 
 
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                        「プロファイル表示名」フィールドでプロファイル・オプション「金額にオブジェクト通貨を使用」を検索します。 
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                        「プロファイル・オプション値」フィールドで「はい」を選択します。 
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                        「保存して閉じる」をクリックします。 
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                        アプリケーション・コンポーザを使用して、アカウントの作成ページとアカウント・プロファイル・タブの通貨フィールドを有効にします。 
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                        アカウントの作成ページおよびアカウントの編集ページで通貨フィールドが有効になっていることを確認します。 
通貨フィールドの有効化
アプリケーション・コンポーザを使用して、アカウントの作成ページとアカウント・プロファイル・タブの通貨フィールドを有効にします。
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                           アクティブなサンドボックスで、「ナビゲータ」→「構成」→「アプリケーション・コンポーザ」をクリックします。 
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                           「オブジェクト」ナビゲーション・ツリーで、「標準オブジェクト」→「アカウント」を展開し、「ページ」ノードをクリックして、「アプリケーション・ページ」タブが選択された状態にします。 
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                           作成レイアウトおよび詳細レイアウトを編集して、「詳細フォームの構成」ページを開きます。レイアウトを編集する方法を次に示します。 - 
                                 「作成ページ・レイアウト」リージョンで、標準レイアウトを強調表示して複製アイコンをクリックすることで、標準レイアウトを複製します。 
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                                 新しいレイアウト名を入力し、「保存して編集」をクリックします。 
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                                 「作成レイアウト」ページで、「編集」アイコンをクリックします。 
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                                 「詳細レイアウト」ページで、プロファイル・ページに表示するフィールドの「プロファイル」サブタブをクリックします。 
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                                 「サブタブ・リージョン」で、要約サブタブの編集アイコンをクリックします。 
 
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                           「詳細フォームの構成」ページで、「通貨」を「使用可能なフィールド」ウィンドウから「選択したフィールド」ウィンドウに移動します。 
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                           「保存して閉じる」をクリックします。 
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                           「詳細レイアウト」ページおよび「作成レイアウト」ページで、「完了」をクリックします。 
アカウントおよび担当者の重複除去
この機能を使用すると、営業担当はアカウントおよび担当者の作成時に重複レコードを解決できます。
重複するアカウントまたは担当者が見つかった場合は、「通知」ページに表示されます。営業担当は、レコードを作成するときに、重複を無視するか、リストから正しいレコードを選択できます。
重複除去の検索
アカウントまたは担当者を作成する場合、次のいずれかの条件に基づいて重複が検出されます。
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                           アカウントおよび担当者のデータ品質管理構成 
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                           名前の完全一致プロファイル・オプション 
次に、アカウントおよび担当者の重複除去のプロファイル・オプションのリストを示します。
| プロファイル・オプション・コード | プロファイル表示名 | 説明 | 
|---|---|---|
| ZCM_ACC_DUP_NOTIFICATION | 重複アカウント通知の表示 | アカウント重複通知ページの表示を制御します。デフォルトで有効です。 | 
| ZCM_CON_DUP_NOTIFICATION | 重複担当者通知の表示 | 担当者重複通知ページの表示を制御します。デフォルトで有効です。 | 
| ZCM_ACC_EXACT_NAME_MATCH | アカウント名の完全一致 | Oracle Enterprise Data Qualityで重複アカウントが表示されない場合に、名前の完全一致に基づいて潜在的な重複アカウントの表示を制御します。デフォルトで無効です。 | 
| ZCM_CON_EXACT_NAME_MATCH | 担当者名の完全一致 | Oracle Enterprise Data Qualityで重複担当者が表示されない場合に、名前の完全一致に基づいて潜在的な重複アカウントの表示を制御します。デフォルトで無効です。 | 
アカウントおよび担当者の重複除去の実行方法
重複除去プロファイル・オプションの様々な組合せによる影響のリストを次に示します。
| 重複アカウント通知の表示または重複担当者通知の表示 | 「アカウント名の完全一致」または「担当者名の完全一致」 | 説明 | 
|---|---|---|
| 無効 | 無効 | アプリケーションでは、潜在的な重複アカウントまたは担当者は表示されません。 | 
| 有効 | 有効 | アカウントまたは担当者を作成すると、データ品質構成または名前の完全一致に基づいて、潜在的な重複アカウントまたは担当者のリストが表示されます。 | 
| 無効 | 有効 | 重複通知ページは非表示になります。 | 
| 有効 | 無効 | これがデフォルト設定です。 アカウントまたは担当者を作成すると、データ品質構成にのみ基づいて潜在的な重複アカウントまたは担当者のリストが表示されます。 | 
アカウントでのソース・システム参照の有効化
ソース・システム参照は、営業アプリケーションのデータのソースのレコードを保守できる一意のIDです。
参照システムの概要
営業アプリケーションでは、様々なデータベースで実行されている様々なシステムのデータを使用する場合があります。このようなデータが連結される場合、ソース・システム参照は相互参照用の一意の参照キーを使用して保守されます。参照キー(一意のID)を使用してソース・システムに問い合せて、ソース・システムからアカウントに関する詳細情報を取得できます。
次は、参照システムを追加または表示できる「アカウントの編集: 参照システム」ページのイメージです。

アカウントでは、このような相互参照を含むサブタブ(存在する場合)を有効にすることで、ソース・システム参照を有効にできます。
ソース・システム参照の有効化
ソース・システムを表示または追加するには、「参照システム」サブタブを使用します。このタブはデフォルトでは有効になっていないため、「参照システム」サブタブを明示的に有効にする必要があります。
「参照システム」サブタブを有効にする方法を次に示します。
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                           アクティブなサンドボックスで作業していることを確認します。 
- 
                           「ナビゲータ」→「構成」→「アプリケーション・コンポーザ」をクリックします。 
- 
                           「オブジェクト」ナビゲーション・ツリーで、「標準オブジェクト」を展開して、「アカウント」を展開します。 
- 
                           「ページ」ノードをクリックします。 
- 
                           「アプリケーション・ページ」タブが選択されていることを確認します。 
- 
                           「詳細レイアウト」ページで、「サブタブの順序変更」アイコンをクリックします。 
- 
                           「サブタブの構成」ダイアログで、「参照システム」サブタブを「選択されているサブタブ」ボックスに移動します。 
- 
                           「OK」をクリックしてから、「完了」をクリックします。 
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                           会社のビジネス・プラクティスに従ってサンドボックスを公開します。 
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                           「アカウント」ページでレコードを編集し、参照システム・サブタブを確認します。 
アカウントおよび資産のリストの構成
アカウント、担当者、世帯および資産に表示される値リストを構成できます。拡張可能な値リストを使用すると、営業担当はビジネス・ニーズに関連するデータを使用してレコードを検索して関連付けることができます。営業担当は、標準フィールドを使用して検索し、検索結果のフィールドを表示して、関連レコードを選択できます。
構成オプションのリストを次に示します。
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                        ロールベースの動的な値リストのレイアウトの作成 
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                        値リスト内で検索するための非表示の標準フィールドの有効化 
- 
                        検索および結果セクションのフィールドの再編成 
- 
                        検索フィールドのデフォルト値を定義します 
- 
                        特定のフィールドを読取り専用または必須としてマークします 
値リストの拡張の詳細は、『アプリケーション・コンポーザを使用したアプリケーションの構成』ガイドを参照してください。
顧客をデフォルトのアカウント・タイプとして設定する方法
プロファイル・オプションを変更して、アカウントの作成ページのデフォルトのアカウント・タイプを「顧客」に設定できます。
プロファイル・オプションを変更するには:
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                        「設定と保守」領域で、次に移動します。 - 
                              オファリング: 販売 
- 
                              機能領域: 販売基盤 
- 
                              タスク: 管理者プロファイル値の管理 
 
- 
                              
- 
                        「プロファイル・オプション・コード」フィールドにZCA_ENABLE_SELLTO_ADDR_CHECKBOXと入力します。 
- 
                        「検索」をクリックします。 
- 
                        「プロファイル・オプション: プロファイル値」リージョンで、「プロファイル値」を「はい」に設定します。 これで、アカウント・タイプのデフォルト値が「顧客」に設定されました。 ヒント: 「タイプ」フィールドを非表示にするには、アプリケーション・コンポーザを使用します。アプリケーション・ページのフィールドの非表示と表示を切り替える方法の詳細は、『アプリケーション・コンポーザを使用したアプリケーションの構成』ガイドを参照してください。
データ・エンリッチメント
データ・エンリッチメント設定の概要
データ・エンリッチメントにより、住所を含む既存のアカウント・データおよびアカウント担当者データの品質が向上します。また、エンリッチメントにより、そのデータが追加情報で拡張されます。営業担当は、Oracle Data as a Service for Sales (DaaS for Sales)またはOracle DataFoxを使用してアカウントをエンリッチできます。
- 
                        Oracle DaaS for Salesは、Dun & Bradstreet Corporation (D&B)の会社および担当者に関する最新データを提供します。 
- 
                        Oracle DataFox統合は、アカウントをエンリッチし、顧客プロファイルの識別、市場の拡大およびアカウントの優先順位付けを支援します。 
この項の残りのトピックでは、利点と設定ステップについて詳しく説明します。営業担当のタスクについては、『販売の使用』ガイドを参照してください。
DaaS for Sales
データ・エンリッチメントにより、住所を含む既存のアカウント・データおよびアカウント担当者データの品質が向上します。また、エンリッチメントにより、そのデータが追加情報で拡張されます。
DaaS for Salesでは、次のことができます。
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                        すべてのアプリケーションで既存の会社および担当者のレコードを照合してクレンジングすることで、会社および担当者のデータを最新の状態に保ちます。 
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                        ビジネス担当者データを外部参照データと照合して拡張することで、ビジネス目的に適合させます。 
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                        データの完全性、正確性および整合性が向上し、データベース検証と競争優位性のあるインサイトが得られます。 
DaaS for Salesの設定方法の詳細は、関連リンクの項のDaaS for Salesチュートリアルを参照してください。
リアルタイム・データ・エンリッチメント
データ・エンリッチメントの属性マッピングとプリファレンスの構成
アカウントまたは担当者をエンリッチする前に、Oracle DaaS for Salesの属性マッピングおよびエンリッチメント・プリファレンスを必ず構成してください。
エンリッチメントのプリファレンスを構成するには、次の処理を実行する必要があります。
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                           Oracle Data as a Service (Oracle DaaS)のアカウントおよび担当者の属性とCX Sales属性の間のマッピングを構成します。 
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                           アカウントと担当者のエンリッチのプリファレンスを有効にして構成します。 
属性マッピングの構成
属性マッピングの構成方法は次のとおりです。
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                              「設定と保守」作業領域で、次の項目に移動します。 - 
                                    オファリング: 販売 
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                                    機能領域: アカウントおよび担当者 
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                                    タスク: Oracle Data as a Service属性マッピングとプリファレンスの管理 
 
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                              「属性マッピング」タブをクリックします。 
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                              Oracle DaaS属性とCX Sales属性の間のマッピングが要件を満たしているかどうかを確認し、満たしていない場合は必要な変更を加えます。 
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                              「保存して閉じる」をクリックします。 
エンリッチメントのプリファレンスの有効化と構成
エンリッチメント・プリファレンスを構成し、エンリッチ済アカウントまたは担当者のどのデータが更新されるかを定義します。属性マッピングとプリファレンス・ページには2つのリージョンがあり、1つはアカウント用、もう1つは担当者用です。これらを使用して、アカウントと担当者のエンリッチメントを有効にし、エンリッチされたアカウントに含める必要があるデータを構成できます。
エンリッチメント・プリファレンスを有効化および構成する方法を次に示します。
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                              「設定と保守」作業領域で、次の項目に移動します。 - 
                                    オファリング: 販売 
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                                    機能領域: アカウントおよび担当者 
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                                    タスク: Oracle Data as a Service属性マッピングとプリファレンスの管理 
 
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                              「アカウントのエンリッチメントの有効化」または「担当者のエンリッチメントの有効化」を選択して、アカウントまたは担当者のエンリッチメントをそれぞれ有効にします。 
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                              次に、エンリッチされたアカウントおよび担当者のデータを定義します。 - 
                                    「レコードの空白フィールドの自動入力」を選択して、すべての空白フィールドをOracle DaaSからのデータで更新します。これにより、アカウントまたは担当者レコードのすべてのフィールドがDaaSのデータで更新されます。 
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                                    「フィールド別設定の構成」を選択して、エンリッチ済アカウントまたは担当者の各フィールドのどのデータを更新するかを定義します。 
 
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                              フィールド・レベルでデータを定義するには、次の項目を選択します。 - 
                                    空白の自動入力: 空白のフィールドをデータ・サービスからのデータで更新する場合。 
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                                    データ・クラウド値で更新: 空白のすべてのフィールドをデータ・サービスからのデータで更新する場合。 
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                                    「エンリッチするフィールドの選択」ページに表示: 「エンリッチするフィールドの選択」ページに値を表示し、営業担当にフィールド値の選択を要求する場合。 
 
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                              「しきい値と一致」フィールドにアカウントおよび担当者の照合しきい値を入力します。 
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                              「リアルタイム・エンリッチメントの最大アカウント数」フィールドと「リアルタイム・エンリッチメントの最大担当者数」フィールドに、エンリッチする必要がある最大レコード数を入力します。 
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                              「新規担当者の最大数」フィールドに、エンリッチメント中に作成する新規担当者の最大数を入力します。 
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                              「保存して閉じる」をクリックします 
試作環境またはステージング環境がある場合は、営業試作環境とOracle DaaSサブスクリプション間のサービスの関連付けをテストします。テストは500レコードに制限する必要があります。実稼働に移行するとき、実稼働環境とOracle DaaS実稼働環境の間のサービス関連付けを実行します。サービス関連付けのステップは同じですが、テストと実稼働サービスのURLは異なります。サービスURLは、ようこそEメールと統合コンソール・アプリケーションにリストされています。
手動データ・エンリッチメント
Oracle DaaS for Salesサービスを使用してアカウント・データおよびアカウント担当者データを手動でエンリッチできます。詳細なステップは、『Oracle Cloud DaaSの使用』ガイドのトピック「CX Salesでのレコードの照合およびデータのエンリッチについて」を参照してください。
DataFoxを使用したアカウントのエンリッチ
Oracle DataFoxを使用してアカウントをエンリッチします。最初に、Oracle DataFoxで接続を設定します。次に、「DataFoxデータ・エンリッチメント統合の管理」タスクを使用して、「設定と保守」作業領域でデータ・エンリッチメントを有効にします。営業担当が「アカウント」ページおよび「商談」ページでアカウント・スコアおよびニュース・シグナルを表示できるようにする場合は、スマート・トーキング・ポイント機能も設定できます。
Oracle CX SalesでのOracle DataFoxの設定方法の詳細は、『Oracle DataFoxの使用』ガイドのトピック「Oracle CX Salesとの統合」を参照してください。
住所検証の使用
Oracle Address Verification Cloudを使用すると、営業担当は住所を検証して標準化できます。住所検証は郵便の条件に基づいて住所データを修正、解析、完成、検証するプロセスです。住所検証サービスは、営業担当がアカウントおよび担当者を作成および編集するときにリアルタイムで動作します。管理者は、アカウント・ページの住所検証ボタンを有効にします。
顧客の住所を入力すると、住所検証機能により、営業担当がアカウントまたは担当者に入力した住所が確認済の郵送先住所であることを確認できます。たとえば、営業担当が郵便番号なしでアカウントを作成する場合、「住所の検証」をクリックすると、このサービスによって完全な住所がフェッチされます。
営業担当は、住所検証を使用して次のことを実行できます。
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                        住所を検索します。 
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                        住所が有効かどうかを確認します。 
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                        住所を修正します。 
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                        郵便ファイルから完全な住所を取得します。 
住所検証プロセスの設定方法の詳細は、Address Verificationの設定チュートリアルを参照してください。
Address Verification Cloud Serviceの構成
営業担当が検索モードで住所を検証するには、エンタープライズ・データ品質構成で検索モードを設定する必要があります。営業担当は、設定から、アカウント住所または担当者住所の検証時に複数の類似住所を検索して選択できるというメリットが得られます
詳細は、関連トピックを参照してください。
担当者プリファレンス
担当者プリファレンスの設定の概要
営業担当は、担当者の編集時に「電話不可」チェック・ボックスを選択するなど、アカウントおよび担当者に連絡するかどうかに関するプリファレンスを取得して変更します。管理者には、このような情報の取得に使用するページを変更するためのいくつかの設定オプションが用意されています。
オプションの概要
ページに「連絡不可」チェック・ボックスを含めるように単純にアプリケーションを設定することも、営業担当が電話、Eメールなどの複数の連絡方法に対して連絡可と「連絡不可」のプリファレンスを入力できるように複雑に設定することもできます。連絡不可と連絡可のオプションの横に「事由」フィールドを表示することもできます。
担当者プリファレンスUIを設定するには、アプリケーション・コンポーザとページ・コンポーザの組合せを使用します。
事由コードを法的としてタグ付けする権限
担当制限情報は事由コードとして取得されます。営業担当は、「法的」として識別されない事由コードを使用して担当者プリファレンス情報を作成および編集できます。「法的」としてタグ付けされた事由コードを使用して担当制限情報を作成および編集するには、必要なロールにHZ_LEGAL_CONTACT_PREFERENCES_PRIV権限を追加します。
事由コードは、事由コード参照値にタグ付けすることで法的として設定できます。「取引先コミュニティ共通参照の管理」タスクを使用して、参照タイプREASON_CODEに値LEGALをタグ付けします。
担当者プリファレンスの設定
営業担当が電話不可プリファレンスなどの担当者プリファレンスを取得できるように、アカウント・プロファイル・ページおよび担当者プロファイル・ページを設定できます。
アプリケーション・コンポーザを使用して、「すべての電話の管理」および「すべてのEメールの管理」ダイアログ・ウィンドウを表示します。次に、ページ・コンポーザを使用して、「電話可」、「電話不可」および(オプションで)「事由」フィールドを表示します。
プリファレンスを取得するためのUI要素の設定
営業担当がアカウントおよび担当者の担当者プリファレンスを設定できるように、「すべての電話の管理」および「すべてのEメールの管理」ダイアログ・ウィンドウを有効にします。これらは、「担当者の作成」ページおよび「担当者の編集: プロファイル」ページ、および「アカウントの作成」ページ(「すべての電話の管理」のみ)および「アカウントの編集: プロファイル」ページで有効にできます。
担当者の特定の電話、Eメールまたは住所に対して「連絡可」プリファレンスを設定します。担当者が連絡を受けるための選択を行ったか、または選択を行っていないかを識別します。「電話可」および「Eメール可」オプションは「不可」チェック・ボックスとは相互排他的です。特定の担当者に対し1つしか有効にできません。
次に、「担当者」ページを例として使用する手順を示します。アプリケーション・コンポーザで「アカウント」オブジェクトにナビゲートし、作成ページ・レイアウトおよび詳細ページ・レイアウトを編集して、アカウント用に変更します。
すべての電話およびEメールを有効にする方法を次に示します。
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                           アクティブなサンドボックスで作業していることを確認します。 
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                           「ナビゲータ」→「構成」→「アプリケーション・コンポーザ」をクリックします。 
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                           ナビゲーション・ツリーで、「標準オブジェクト」→「担当者」→「ページ」を展開します。 
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                           「アプリケーション・ページ」タブがアクティブであることを確認します。 
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                           「作成ページ・レイアウト」セクションの「担当者の作成」表で、標準レイアウトを複製します。新しいレイアウトに名前を付けて編集します。 
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                           「作成レイアウト」ページで、「担当者の作成」の横に表示される「編集」アイコンをクリックします。 
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                           要件に応じて、「使用可能なフィールド」列からフィールドを選択し、「選択したフィールド」列に移動します。 次の表に、フィールドを示します。 フィールド 説明 連絡不可 担当者プロファイル・ページの「連絡不可」チェック・ボックスを有効化します。営業担当が担当者レベルで包括的な連絡不可のプリファレンスを設定できるようになります。これは、この担当者にまったく連絡しないことを意味します。 電話不可 担当者プロファイル・ページの「電話不可」チェック・ボックスを有効化します。営業担当が担当者の電話レベルで担当者プリファレンスを設定できるようになります。 Eメール不可 担当者プロファイル・ページの「Eメール不可」チェック・ボックスを有効化します。営業担当が担当者のEメール・レベルで担当者プリファレンスを設定できるようになります。 郵送不可 担当者プロファイル・ページの「郵送不可」チェック・ボックスを有効化します。営業担当が担当者の物理的な郵送先住所レベルで担当者プリファレンスを設定できるようになります。 すべての電話 「担当者の作成」または「担当者の編集」ページの「すべての電話」アイコンを有効にし、ユーザーがこのアイコンをクリックすると表示される「すべての電話の管理」ダイアログ・ウィンドウを有効にします。 すべてのEメール 「担当者の作成」または「担当者の編集」ページの「すべてのEメール」アイコンを有効にし、ユーザーがこのアイコンをクリックすると表示される「すべてのEメールの管理」ダイアログ・ウィンドウを有効にします。 
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                           「保存して閉じる」をクリックします。 
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                           「完了」をクリックします。 注意: 「担当者の作成」ページに担当者プリファレンス・フィールドを表示する場合は、ステップ1から9を実行する必要があります。「担当者の編集」ページにフィールドを表示する場合は、ステップ10から15も実行する必要があります。
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                           「詳細ページ・レイアウト」セクションの「担当者の編集」表で、標準レイアウトをコピーします。新しいレイアウトに名前を付けて編集します。 
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                           「詳細レイアウト」ページで、「プロファイル」アイコンに似たアイコンをクリックします。 
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                           「サブタブの編集: 要約」の横に表示される「編集」アイコンをクリックします。 
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                           要件に応じて、「使用可能なフィールド」列からフィールドを選択し、「選択したフィールド」列に移動します。 
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                           「保存して閉じる」をクリックします。 
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                           「完了」をクリックします。 
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                           会社のビジネス・プラクティスに従ってサンドボックスを公開します。 
様々な電話およびEメール・アドレスのプリファレンスを取得するためのUI要素の設定
営業担当が電話およびEメール・レベルで担当者およびアカウントのプリファレンスを取得できるUI要素を有効化できます。プリファレンスの「事由」フィールドを有効にすることもできます。
この手順では、例として電話の連絡方法を使用します。これをEメール担当者プリファレンスUI要素用に変更します。
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                           ページ・コンポーザをサポートするアクティブなサンドボックスで作業していることを確認します。 
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                           「営業」→「担当者」にナビゲートします。 
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                           ページ・コンポーザのアクティブ化: グローバル・ヘッダーのユーザー名の下にあるドロップダウン・リストから、「ページの編集」を選択します。 ページ・コンポーザがアクティブな場合は、ページ上部に「編集中: ユーザー・インタフェース」というフレーズが表示されます。 
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                           「担当者」ランディング・ページで、担当者を検索して選択します。 
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                           担当者の名前をクリックして、編集ページを開きます。「担当者の編集」ページで、「プロファイル」アイコンをクリックします。 
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                           担当者の「プロファイル」ページで、「すべての電話」の編集アイコンをクリックします。 
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                           「編集中: ユーザー・インタフェース」ダイアログ・ウィンドウで、ページ上部の「選択」タブをクリックします。 
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                           「すべての電話の管理」ダイアログ・ウィンドウで、「プライマリ」、「タイプ」または「番号」列などのいずれかの列をクリックし、ダイアログ・ボックスで親コンポーネントの編集オプションを選択します。 
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                           「コンポーネント・プロパティ」ウィンドウで、「子」タブをクリックします。 
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                           「電話不可」または「電話可」オプションを選択し、オプションで「事由」を選択します。 
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                           「適用」、「OK」の順にクリックします。「電話不可」、「電話可」および「事由」列(選択されている場合)が「すべての電話の管理」ダイアログ・ボックスに表示されるようになりました。 
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                           「編集中: ユーザー・インタフェース」ウィンドウで、「コンテンツの追加」タブをクリックします。 
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                           「すべての電話の管理」ダイアログ・ウィンドウで、「OK」をクリックします。 
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                           「すべての電話」フィールドの横にある「編集」アイコンをクリックして、変更内容を確認します。 
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                           「クローズ」をクリックしてページ・コンポーザを閉じます。 
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                           会社のビジネス・プラクティスに従ってサンドボックスを公開します。 
個人を識別可能な情報
個人を識別可能な情報の管理
1人の個人を固有に識別、連絡または検索するために使用することが可能な情報は、個人を識別可能な情報(PII)と呼ばれます。管理者はPIIを使用して、社会保障番号、住所、銀行口座番号、電話番号などの情報にアクセスします。PIIは、個人を別の個人と区別するために使用されます。この情報には、機密データと非機密データの両方が含まれます。PIIは、個人情報の不正使用を防ぐために保護されます。
営業管理者はPII情報を管理できます。担当者のPIIデータを追加または更新できます。アクティブなサンドボックスでアプリケーション・コンポーザまたはページ・コンポーザからPII属性を公開する必要があります。PII属性を有効にする方法の詳細は、『CX SalesとB2Bサービス向けのCustomer Data Managementの実装』ガイドのトピック「個人を識別可能な情報の管理」を参照してください。
データの削除
アカウント、担当者および世帯の削除
デフォルトでは、営業管理者はアカウント、担当者および世帯を削除できます。必要に応じて、他の設定ユーザーまたは管理ユーザーを設定して、これらのエンティティを削除できます。
次に、アカウント、担当者および世帯を削除するために必要な権限について説明します。
| オブジェクト | 権限 | 追加情報 | 
|---|---|---|
| アカウント | 販売パーティの削除 | アカウントがパートナまたは競合相手のアカウントである場合、あるいはアカウントがアカウント階層の最上位階層である場合は、削除できません。 | 
| 担当者 | 販売パーティ担当者の削除 | スタンドアロン担当者を削除できます。担当者に関連付けられているすべてのアカウントに対するフル・アクセス権も必要です。担当者を削除すると、プロファイル・データ、アカウント使用目的、世帯メンバーシップ、他のアカウントとの関係を含む、担当者の個人レコード全体が削除されます。 | 
| 世帯 | 販売パーティの職務の削除 | 世帯を削除すると、世帯とそのすべての世帯メンバーの間の関連付けが解除されます。ただし、メンバーを個々のアカウントまたは担当者として引き続き表示できます。 | 
アカウントを削除するとどうなりますか。
アカウントを削除すると、そのレコード全体が営業アプリケーションから削除され、元に戻すことはできません。
通常、アカウントを削除すると次のようになります。
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                        アカウント・パーティのステータスがデータベース内で非アクティブになります。 
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                        削除されたアカウントは、アカウント・リスト、アカウント検索、アカウントの値リスト、アカウント・データ品質一致、セグメンテーションおよび最近の項目に表示されません。 
- 
                        削除されたアカウントのプロファイルおよび子(添付やノートなど)は表示できなくなります。 
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                        アカウントの担当者関連(存在する場合)は削除されます。担当者は表示できますが、削除された担当者関連は担当者に表示されません。 
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                        アカウントを削除しても、商談、リード、タスクなどのアカウント関連オブジェクトは削除されません。関連オブジェクトおよびそれらのオブジェクト上のアカウント名は表示できますが、削除されたアカウントの詳細にアクセスすることはできなくなります。 
担当者を削除するとどうなりますか。
担当者を削除すると、そのレコードは削除され、元に戻すことはできません。
通常、担当者を削除すると次のようになります。
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                        すべてのプロファイル・データ、顧客使用目的、グループ・メンバーシップを含む担当者の個人レコードが削除されます。 
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                        関連付けられた顧客や販売アカウントとの関連が削除されます。 
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                        顧客と担当者の関連に固有の連絡先やその他の子オブジェクトは表示されません。 
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                        削除された担当者は、他のすべての担当者リストまたは顧客リストで表示および使用できなくなります。削除された担当者は、顧客担当者、コンシューマまたは見込み客、または担当者が顧客担当者とコンシューマまたは見込み客の両方である場合を含め、すべての担当者タイプ(スタンドアロン、単一または複数)に対して表示できなくなります。 
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                        担当者を削除する機能権限がある場合でも、担当者に関連付けられたアカウントの少なくとも1つに対するフル・アクセス権または編集アクセス権がない場合は、担当者を削除できません。 
世帯を削除するとどうなりますか。
デフォルトでは、営業管理者は世帯を削除できます。
通常、世帯を削除すると次のようになります。
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                        世帯のメンバーとの関連付けは解除されますが、ユーザーはメンバーを個々の組織または担当者として引き続き表示できます。 
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                        ユーザーは世帯の連絡先を表示できません。 
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                        ユーザーは、アカウントまたは担当者リストの削除済世帯を表示できません。 
非アクティブなデータのパージ
アプリケーションでパーティを削除すると、そのパーティは非アクティブなレコードになります。非アクティブなレコードはアプリケーションに蓄積され、パージする必要がある場合があります。非アクティブなレコードをパージすると、領域を解放し、データ保護規則に準拠できます。パージできるのは、営業コンテキストで使用可能な非アクティブなレコードのみです。たとえば、他の営業以外のコンテキストで使用される非アクティブなパートナ・レコードはパージできません。
非アクティブなレコードのパージを有効にする方法
次のプロファイル・オプションを使用すると、非アクティブなレコードのパージを有効化および管理できます。
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                           ORA_HZ_ENABLE_PURGE: このプロファイル・オプションを使用すると、非アクティブなレコードのパージが有効になります。デフォルトでは、このプロファイル・オプションは有効であり、「いいえ」に設定されています。 
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                           ORA_HZ_PURGE_MIN_AGE: このプロファイル・オプションは、非アクティブなレコードをパージできるまでの日数を指定します。デフォルトでは、このプロファイル・オプションの値は30日です。 
これらのプロファイル・オプションを有効にするには、「設定と保守」領域をクリックし、次に移動します。
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                           オファリング: 販売 
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                           機能領域: 販売基盤 
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                           タスク: 管理者プロファイル値の管理 
パージする非アクティブなレコードを選択するためのフィルタ基準を指定する必要があります。プロファイルORA_HZ_PURGE_MIN_AGEの値は、「パーティ・パージ・アクティビティの管理」ページの「最小経過期間」、および「パージ・フィルタの作成」ページの「経過期間基準」フィールドのデフォルト値として表示されます。プロファイル・オプションORA_HZ_PURGE_MIN_AGEの値を変更して、「経過期間基準」フィールドのデフォルト値を変更します。
フィルタおよびパージの作成と編集
レコードをパージするには、フィルタ基準を作成する必要があります。パージされるレコードは、フィルタ基準に基づいて選択されます。したがって、フィルタの作成をスキップしてレコードのパージに進むことはできません。選択したレコードを即時にパージするか、「非アクティブ・パーティ・レコードのパージ」スケジュール済プロセスをスケジュールして、後で非アクティブ・レコードをパージできます。レコードをパージするには、フィルタ基準を作成する必要があります。パージされるレコードは、フィルタ基準に基づいて選択されます。したがって、フィルタの作成をスキップしてレコードのパージに進むことはできません。
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                           「設定と保守」作業領域で、次の項目に移動します。 - 
                                 オファリング: 販売 
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                                 機能領域: 販売基盤 
- 
                                 タスク: パーティ・パージ・アクティビティの管理 
 注意: 「パーティ・パージ・アクティビティの管理」ページの「パージ使用可能」フィールドには、非アクティブなレコードをパージできるかどうかが示され、「最小経過期間」フィールドには、非アクティブなレコードをパージできるまでの最小日数が示されます。必要に応じて、このトピック内の前述のプロファイル・オプションを使用して、これらのプロファイル・オプション値を変更します。
- 
                                 
- 
                           パージ・フィルタを作成するには、「アクション」→「作成」をクリックします。 「アクション」→「編集」をクリックして既存のフィルタ基準を編集することも、「アクション」→「削除」をクリックして既存のフィルタを削除することもできます。 
- 
                           必要に応じて、パージ・フィルタ基準を指定するか、既存のフィルタ基準を変更します。 注意: 「経過期間基準」フィールドに指定した数値より小さい数値は指定できません。この「経過期間基準」の値を減らす場合は、プロファイル・オプションORA_HZ_PURGE_MIN_AGEの値をより小さい数値に変更します。
- 
                           「使用可能」オプションを選択して、レコードのフィルタリングおよびパージにフィルタ基準を使用できるようにします。このオプションを選択せずにフィルタの保存に進むと、フィルタ基準は保存されますが、レコードのフィルタおよびパージには使用できません。 
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                           「保存して閉じる」をクリックします。 最終結果セクションには、フィルタ基準に一致する最初の500件のレコードが表示されます。 
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                           現在フィルタ基準に一致するすべてのレコードを即時にパージする場合は、「パージ」をクリックします。 そうでない場合は、「保存して閉じる」をクリックしてフィルタ基準を保存し、「非アクティブ・パーティ・レコードのパージ」スケジュール済プロセスの次の実行サイクルでレコードをパージします。 注意: スケジュール済プロセスの次の実行サイクルでレコードを自動的にパージする場合、パージされるレコードは、「パーティ・パージ・アクティビティの管理」ページのプレビュー・セクションに表示されたレコードとは異なる場合があります。パージされるレコードは、スケジュール済プロセスの実行時にフィルタ基準と一致するレコードです。
追加構成
担当者に対する「アカウント」フィールドの必須化
アカウントが担当者に常に関連付けられると確信できるように、営業担当が担当者を作成するときに「アカウント」フィールドを必須にする必要がある場合があります。デフォルトでは、担当者の作成時に「アカウント」フィールドは必須ではありません。アプリケーション・コンポーザを使用して、フィールドを必須として設定します。
フィールドを必須として設定する方法は、次のとおりです。
- 
                        アクティブなサンドボックスで作業していることを確認します。 
- 
                        「構成」→「アプリケーション・コンポーザ」に移動します。 
- 
                        ナビゲーション・ツリーで、「標準オブジェクト」を展開して、「担当者」を展開します。 
- 
                        「ページ」ノードをクリックします。 
- 
                        「アプリケーション・ページ」タブが選択されていることを確認します。 
- 
                        「担当者の作成」レイアウト・リージョンで、標準レイアウトを複製し、作成されたレイアウトを編集します。 
- 
                        「作成レイアウト」ページで、「アカウント」リンクをクリックします。 
- 
                        「UIプロパティの編集: アカウント」ダイアログ・ボックスの「レイアウト・プロパティ」セクションで、「必須」フィールドを「はい」に設定します。 
- 
                        「保存して閉じる」をクリックします。 
- 
                        「作成レイアウト」ページで「完了」をクリックします。 
- 
                        会社のビジネス・プラクティスに従ってサンドボックスを公開します。 
アカウントおよび担当者の必須住所オプションの設定
管理者は、アカウントまたは担当者のタイプに応じて、住所を必須またはオプションとして設定できます。住所が必須であることを指定し、その住所がUIでどのように表示されるかを決定できます。
プロファイル値の管理
「管理者プロファイル値の管理」タスクを使用して、アカウントの作成時に住所が必須であることを指定します。プロファイル・オプションを使用すると、アカウントおよび担当者の住所オプションを有効または無効にできます。これらのプロファイル・オプションを使用して、アカウントの作成時に住所が必須であることを指定します。
| プロファイル・オプション・コード | プロファイル・ユーザー名 | 説明 | 
|---|---|---|
| ZCA_ACCOUNT_ADDRESS_REQUIRED_ENABLED | アカウント住所必須 | アカウントの作成時に住所が必須かどうかを指定します。 | 
| ZCA_CONTACT_ADDRESS_REQUIRED_ENABLED | 担当者住所必須 | 担当者の作成時に住所が必須かどうかを指定します。 | 
次の表は、プロファイル値と、住所の入力が必要なアカウントのタイプを示しています。デフォルトでは、プロファイル・オプション設定は「顧客の場合は必須」です。
                     
| プロファイル値 | 説明 | アカウント・タイプに対して必須か | 
|---|---|---|
| はい | 住所は必須です。 | すべてのタイプのアカウント。 | 
| いいえ | 住所は必須ではありません。 | アカウント・タイプに関係なく、住所はオプションです。 | 
| 顧客の場合は必須 | 住所は、このプロファイル値に設定されているアカウント・タイプでのみ必須です。 | 顧客の場合のみ住所は必須です。 | 
アカウントの作成時に住所を必須にするには:
- 
                           「設定と保守」領域で、次に移動します。 - 
                                 オファリング: 販売 
- 
                                 機能領域: 販売基盤 
- 
                                 タスク: 管理者プロファイル値の管理 
 
- 
                                 
- 
                           「管理者プロファイル値の管理」リンクをクリックします。 「管理者プロファイル値の管理」ページが表示されます。 
- 
                           「コード」フィールドにコードを入力し、「検索」をクリックします。 アプリケーションが、プロファイル・オプション情報を表示します。 
- 
                           「プロファイル値」セクションの「プロファイル値」フィールドで「はい」を選択します。 
- 
                           「保存して閉じる」をクリックします。 
住所書式の管理
「住所書式の管理」タスクを使用して、住所属性を設定します。住所書式を使用すると、アカウントおよび担当者の住所の表示を管理できます。たとえば、住所の文字の大/小文字を変更したり、特定の住所属性を必須としてマークすることができます。
住所のどのフィールドを必須にするかを指定するには:
- 
                           「設定と保守」領域で、次に移動します。 - 
                                 オファリング: 販売 
- 
                                 機能領域: 販売基盤 
- 
                                 タスク: 住所書式の管理 
 
- 
                                 
- 
                           「住所書式の管理」リンクをクリックします。 「住所書式の管理」ページが表示されます。 
- 
                           ドロップダウン・リストから国を選択します。 
- 
                           「書式変動レイアウト」領域で、必須として設定するフィールドを「必須」列で選択します。 
- 
                           「完了」をクリックします。 
採番管理のGroovyサポート
Groovyスクリプトを使用して担当者またはアカウントを作成する際に、住所のサイトIDを自動的に生成できます。Groovyスクリプトを使用する前に、HZ_GENERATE_PARTY_SITE_NUMBERプロファイル・オプションの値が「自動採番、更新は許可」(AUTONUM_UPDATE)に設定されていることを確認する必要があります。
担当者の写真フィールドの有効化
ユーザーが写真をアップロードして担当者のプロファイルに表示できるように設定できます。
担当者ページに写真フィールドを表示する方法を次に示します。
- 
                        アクティブなサンドボックスで作業していることを確認します。 
- 
                        「ナビゲータ」→「構成」→「アプリケーション・コンポーザ」をクリックします。 
- 
                        「オブジェクト」ナビゲーション・ツリーで、「標準オブジェクト」を展開して、「担当者」を展開します。 
- 
                        「ページ」ノードをクリックします。 
- 
                        「アプリケーション・ページ」タブが選択されていることを確認します。 
- 
                        「詳細ページ・レイアウト」リージョンで、標準レイアウトを強調表示して複製アイコンをクリックすることで、標準レイアウトを複製します。 
- 
                        新しいレイアウト名を入力し、「保存して編集」をクリックします。 「詳細レイアウト」ページが表示されます。 
- 
                        「プロファイル」ページに表示するフィールドのサブタブ・プロファイルをクリックします。 
- 
                        「サブタブ・リージョン」で、要約サブタブの編集アイコンをクリックします。 「詳細フォームの構成」ページが表示されます。 
- 
                        「使用可能なフィールド」ウィンドウから「選択したフィールド」ウィンドウに「写真」を移動します。 
- 
                        「保存して閉じる」をクリックします。 
- 
                        「詳細レイアウト」ページで「完了」をクリックします。 
- 
                        レイアウトのレイアウト・ステータスが「アクティブ」に設定され、それが自分のアプリケーション・ユーザー・ロールに関連付けられていることを確認します。 
- 
                        次のように変更をテストします。 - 
                              「営業」→「担当者」→担当者の選択→「担当者の編集」ページ→「プロファイル」サブタブ→「写真」フィールド→写真のアップロードにナビゲートします。 
 - 
                              「担当者」ランディング・ページのカード・ビューで、選択した担当者の写真を表示できます。 
 
- 
                              
- 
                        会社のビジネス・プラクティスに従ってサンドボックスを公開します 
担当者ビューの管理
リスト・ビューを「担当者」ランディング・ページのデフォルト・ビューとして設定します。デフォルトでは、担当者ビューはカード・ビューに設定されています。営業担当はカード・ビューまたはリスト・ビューのいずれかを使用できます。
リスト・ビューを有効にするには:
- 
                        アクティブなサンドボックスで作業していることを確認します。 
- 
                        「ナビゲータ」→「構成」→「アプリケーション・コンポーザ」をクリックします。 
- 
                        ナビゲーション・ツリーで、「標準オブジェクト」を展開して、「担当者」オブジェクトを展開します。 
- 
                        変更するオブジェクト内で、「ページ」ノードをクリックします。 
- 
                        「アプリケーション・ページ」タブが選択されていることを確認します。 
- 
                        「ランディング・ページ・レイアウト」リージョンで、標準ランディング・ページ・レイアウトを複製します。 
- 
                        新しいレイアウトを編集します。「ランディング・ページ・レイアウト」ページの編集モードで、「デフォルト担当者ビュー」の編集アイコンをクリックします。 
- 
                        「デフォルト・ビューの選択」ダイアログ・ボックスで「リスト・ビュー」を選択します。 
- 
                        「OK」をクリックします。 
- 
                        「ランディング・ページ・レイアウト」ページで「完了」をクリックします。 
- 
                        会社のビジネス・プラクティスに従ってサンドボックスを公開します。 
世帯関係ビューの有効化
機能を有効にすると、営業担当は世帯内の関連担当者間に存在する関係を表示できます。営業担当は、「アカウント」ページの「関係」サブタブを使用して、世帯に関連する担当者の階層を表示します。
関係ビューの有効化
「世帯」ページでパネルまたはリージョンの表示と非表示を切り替えることができます。
ビューの表示と非表示を切り替える方法を次に示します。
- 
                           アクティブなサンドボックスで作業していることを確認します。 
- 
                           「ナビゲータ」→「構成」→「アプリケーション・コンポーザ」をクリックします。 
- 
                           「オブジェクト」ナビゲーション・ツリーで、「標準オブジェクト」を展開して、「世帯」を展開します。 
- 
                           「ページ」ノードをクリックします。 
- 
                           「アプリケーション・ページ」タブが選択されていることを確認します。 
- 
                           「詳細ページ・レイアウト」リージョンで、関連するレイアウトを編集します。 編集するレイアウトが存在しない場合は、レイアウトの複製アイコンを使用して標準レイアウトを複製し、作成されたレイアウトを編集します。 
- 
                           複製レイアウトを編集します。 
- 
                           「詳細レイアウト」領域で「関係」サブタブを選択します。 
- 
                           次を表示または非表示にします。 - 
                                 関係ダイアグラム・パネル: このパネルには、世帯内の関係がグラフィカルに表示されます。 
- 
                                 世帯担当者: このパネルには、担当者のリスト・ビューが表形式で表示されます。 
- 
                                 その他関係: このセクションには、その他の関係が表示されます。 
 
- 
                                 
- 
                           「完了」をクリックします。 
- 
                           会社のビジネス・プラクティスに従ってサンドボックスを公開します。 
イベント・トラッキングの構成
次のプロファイル・オプションを構成することで、アカウント、担当者または世帯データに対する変更を追跡できます。
- 
                        HZ_INVOKE_OBJ_WF_ON_TRACKING: 親レコードに変更があることを示すには、このプロファイル・オプションを有効にします。つまり、子が更新されるたびに、親レコードは更新済としてマークされます。たとえば、担当者のEメール・アドレスまたは電話番号が更新された場合、担当者は更新済としてマークされ、担当者の同期が必要であることが示されます。 
- 
                        HZ_ENABLE_EVENT_TRACKING: このプロファイル・オプションを使用して、レコードのイベント・トラッキングを有効にします。このプロファイル・オプションを使用すると、レコードに対する変更の追跡が容易になり、変更が発生するたびにイベントが呼び出されます。 
これらのプロファイル・オプションを有効にするには、「設定と保守」領域をクリックし、次に移動します。
- 
                        オファリング: 販売 
- 
                        機能領域: 販売基盤 
- 
                        タスク: 管理者プロファイル値の管理 
アカウント、担当者および世帯の契約の有効化
アプリケーション・コンポーザを使用して、「アカウント」ページ内の「契約」タブを有効にできます。営業担当は、「契約」タブから、アカウントに関連付けられた契約を表示およびダウンロードできます。
チーム・メンバー通知のGroovyサポート
アカウント、担当者および世帯のチーム・メンバーは、それぞれのUIページまたはREST APIを使用して追加または削除できます。チーム・メンバーを追加または削除するときは、親レコードを求める通知が表示されます。これらの通知により、親オブジェクトにGroovyプロンプトを定義できます。
Groovyスクリプトの詳細は、『Oracle Applications Cloud Groovyスクリプト・リファレンス』ガイドを参照してください(Oracle Help Centerからアクセスできます)。REST APIの詳細は、『CX SalesおよびB2B Service向けのREST API』ガイドを参照してください。
Eメール・アドレス書式検証のGroovyサポート
アカウントまたは担当者のEメール・アドレスは、それぞれのUIページまたはREST APIを使用して追加できます。これらのEメール・アドレスを入力する際には、Eメール・アドレスの書式を検証する必要があります。Groovyスクリプトを使用して、Eメール・アドレス書式を検証するルールを指定できます。
Groovyスクリプトの詳細は、『Oracle Applications Cloud Groovyスクリプト・リファレンス』ガイドを参照してください(Oracle Help Centerからアクセスできます)。
次のコードは、Eメール・アドレスを検証するためのサンプルです。
def regex = /(?i)^([\w-]+(?:\.[\w-]+)*)@((?:[\w-]+\.)*\w[\w-]{0,66})\.([a-z]{2,6}(?:\.[a-z]{2})?)$/ 
def email = getAttribute('ListEmailAddress'); 
def EmailCollection = Email ;
EmailCollection.reset();
if (email == null)
{
while(EmailCollection.hasNext()){
def emailRec = EmailCollection.next() 
email = emailRec.EmailAddress
if (!(email =~ regex)){ 
throw new oracle.jbo.ValidationException("Populate email in the appropriate format (example someone@oracle.com)") 
}  
} 
}
else
if (!(email =~ regex)){ 
throw new oracle.jbo.ValidationException("Populate email in the appropriate format (example someone@oracle.com)") 
}
Financialsとの統合
Oracle Financials Cloudの概要
Oracle Financials Cloudは、次を含む完全なソリューションを提供しています。
- 
                        一般会計 
- 
                        会社間会計 
- 
                        買掛管理 
- 
                        売掛管理 
- 
                        支払 
- 
                        資金管理 
- 
                        税金 
- 
                        経費 
- 
                        資産 
これらのアプリケーションをビジネス・インテリジェンス、コンプライアンス・レポートおよびモバイル・データ・アクセスとともに使用して、次のことを行います。
- 
                        財務会計 
- 
                        トランザクション処理 
- 
                        支払決済 
- 
                        現金の突合せ 
- 
                        従業員経費処理 
- 
                        資産管理 

次のユーザー・インタフェースが含まれているページを使用してデータにアクセスします。
- 
                        ホーム・ページのグローバル領域にあるナビゲーション・ツール。  
- 
                        ページにナビゲートするためのアイコン。  
- 
                        インフォレット・ページまたは作業領域のインフォレット。   
- 
                        ページ上のアイコンからアクセスする、タスク、検索および分析のパネル・タブ。  
- 
                        作業領域のトランザクション詳細。  
- 
                        単独のページであるトランザクション詳細。  
アプリケーション・ページから、次の場所にアクセスします。
- 
                        埋込み分析: トランザクションを完了したり、データを分析することができます。 
- 
                        次のものを表示する、対話型のインフォレットおよび作業領域。 - 
                              ハイレベルな概要を提供する要約情報。 
- 
                              情報の監視およびドリルダウン機能。 
- 
                              1つ以上のビジネス・プロセスの中心となるトランザクション情報。 
- 
                              1つ以上のビジネス・プロセスを補完するビジネス・インテリジェンス・コンテンツ。 
 
- 
                              
- 
                        次のことを行うためのリアルタイム・レポーティング。 - 
                              個々の各作業領域のレポートおよび分析の表示。 
- 
                              事前定義済の分析による調査。 
- 
                              「レポートおよび分析」パネル・タブまたは作業領域からの分析の作成および編集。 
- 
                              「レポートおよび分析」パネル・タブからOracle Business Intelligence (BI) Enterprise Editionにアクセスします。Oracle BI Enterprise Editionで作成した新規オブジェクトおよび変更した既存オブジェクトを参照します。これらはその後Oracle Financials Cloudで使用できます。 
- 
                              一般会計財務レポート機能の唯一の入り口である財務レポート・センターからの財務レポートの表示および実行。財務レポート・センターには、次のものが含まれます。 - 
                                    財務レポートを作成および書式設定するためのツール(財務レポート・スタジオおよびワークスペースを含む)。 
- 
                                    複数の出力オプション(HTML、PDF、Excel、またはスマート・ビューが有効な形式を使用した問合せ可能モードのExcelを含む)を持つライブおよび対話型の財務レポート。 
- 
                                    勘定科目インスペクタを使用し、元となる仕訳および補助元帳のトランザクションへのドリルダウン。 
- 
                                    勘定科目モニターを使用したリアルタイムでの主要な勘定科目残高のアドホック分析、効率的なモニタリングおよびトラッキングのための複数のレポーティング方式。 
 
- 
                                    
 
- 
                              
Financialsアカウントの同期
ユーザーがOracle Financialsでアカウントおよび担当者を作成した後、Financials Cloudアカウントおよび担当者の同期のスケジュール済プロセスを使用して、営業アプリケーションに対してデータを同期します。
プロセスの仕組みを次に示します。
- 
                        スケジュール済プロセスにより、Oracle Financialsに顧客使用目的があり、営業アプリケーションの「販売アカウント」表(ZCA_SALES_ACCOUNTS)にレコードがないすべてのパーティ・レコード(組織および個人)がチェックされます。 
- 
                        識別されたレコードについては、「販売アカウント」表および「パーティ使用目的」表(HZ_PARTY_USG_ASSIGNMENTS)に、「組織」、「販売アカウント」および「個人」の新規レコードが挿入されます。 
次の点にも注意してください。
- 
                        このプロセスでは、顧客アカウントおよび担当者に関連付けられた住所がサポートされ、請求先などの住所目的がサポートされます。 
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                        請求プロセスが完了すると、Oracle Financialsで請求アカウントおよび担当者が作成されます。 
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                        データを定期的にリフレッシュする必要がある場合は、スケジュール済プロセス・ウィンドウの拡張オプションを使用してプロセスのスケジュールを設定することをお薦めします。 
Oracle Financialsから営業アプリケーションにアカウントおよび担当者のデータを同期するには:
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                        「ナビゲータ」→「ツール」→ 「スケジュール済プロセス」をクリックします。 
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                        「アクション」→「新規プロセスのスケジュール」をクリックし、 「Financialsアカウントおよび担当者のCX Salesとの同期」プロセスを検索します。
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                        営業アプリケーションでデータが同期されていることを確認します。営業管理者や営業担当などの営業ページへのアクセス権を持つユーザーとして「アカウント」ページにサインインし、新しいデータを表示します。 
サード・パーティとの統合
アカウントのサード・パーティ統合の概要
アカウント、担当者および世帯の各インタフェースを使用して、顧客情報の包括的なビューを表示できます。この機能では、営業データおよび関連するサード・パーティ・コンテンツが活用されます。
営業顧客のサード・パーティ統合
OneSourceとSiebel CRMは、営業アプリケーションで構成できる2つのサード・パーティ統合です。このトピックでは、サード・パーティの顧客データを営業顧客にマップする方法について説明します。
OneSourceデータの営業アプリケーションのマップ
OneSourceデータには、販売アカウント、担当者および世帯の情報ツリーのOneSourceノードから直接アクセスします。
営業アプリケーションでは、次の順序でOneSourceの会社データが検索されます。
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                           HZ_ORIG_SYS_REFERENCES表で定義されているマッピングに基づいて検索します。この場合、orig_systemはONESOURCEです。
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                           HZ_ORG_SYS_REFERENCESにマッピングが見つからないかどうかを確認したら、営業顧客の銘柄記号に基づいて検索します。
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                           銘柄記号の参照でマッピングが見つからないかどうかを確認したら、営業顧客名に基づいて検索します。OneSourceの複数の会社が営業顧客名と一致する場合は、一致するOneSourceの会社のリストから選択できます。 
営業アプリケーションへのSiebel CRMサービス・データのマッピング
HZ_ORIG_SYS_REFERENCES表で、Siebel CRMアカウント、担当者およびグループの営業顧客へのマッピングにアクセスします。この場合、orig_systemはSIEBELです。