アクティブなデータベース・アウトラインに対するメンバーの追加または削除に使用する、データ・ファイルを作成します。詳細はEssBuildDimensionを参照してください。
構文
ESS_FUNC_M EssBuildDimFile (
hCtx, RulesObj, DataObj, MbrUser,
ErrorName, fOverwriteErrorFile
);
| パラメータ | データ型 | 説明 |
|---|---|---|
hCtx |
ESS_HCTX_T |
APIコンテキスト・ハンドル。 |
RulesObj |
ESS_OBJDEF_T |
ルール・ファイル・オブジェクト定義構造体へのポインタ。 |
DataObj |
ESS_OBJDEF_T |
データ・ファイル・オブジェクト定義構造体へのポインタ。 |
MbrUser |
ESS_MBRUSER_T |
SQLユーザー構造体(データ・ソースがSQLデータベースの場合)。構造体がNULLの場合は、SQL以外のデータ・ソースです。 |
ErrorName |
ESS_STR_T |
クライアントに出力されたエラー名。 |
fOverwriteErrorFile |
ESS_BOOL_T |
この関数により既存のファイル名ErrorFileを上書きするかどうかを指定するブール値。 |
備考
MbrUserがNULL以外の場合、SQLデータ・ソースとみなされます。
データ・ソースのインポートについては、EssImportの説明を参照してください。
データベースは、アクティブ・データベースである必要があります。EssSetActiveの説明を参照してください。
EssBuildDimStartは、この関数を使用する前に呼び出しておく必要があります。
再構築を行う前に繰り返しこの関数を呼び出し、複数のルール・ファイルまたはデータ・ファイル(あるいはその両方)を使用してアウトラインにメンバーを追加できます。
この関数の呼出しが完了した後、データベースを再構築する必要があります。
再構築後、アウトラインのロックを解除する必要があります。
戻り値
正常終了の場合は0が戻されます。
アクセス
この関数を使用するには、指定したデータベースに対するデータベース・デザイン権限ESS_PRIV_DBDESIGNを持っている必要があります。
例
ESS_FUNC_M EssBuildDimFile (ESS_HCTX_T hCtx)
{
ESS_FUNC_M sts = ESS_STS_NOERR;
ESS_OBJDEF_T RulesObj;
ESS_OBJDEF_T DataObj;
ESS_STR_T ErrorName;
RulesObj.hCtx = hCtx;
RulesObj.FileName = "Prodmap";
RulesObj.ObjType = ESS_OBJTYPE_RULES;
DataObj.hCtx = hCtx;
DataObj.FileName = "Prodtabl";
DataObj.ObjType = ESS_OBJTYPE_TEXT;
ErrorName = "builddim.err";
sts = EssBuildDimFile (hCtx, &RulesObj,
&DataObj, NULL, ErrorName);
return (sts);
}
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