指定されたアウトライン・メンバーの指定のフィールドのデータを戻します。
構文
ESS_FUNC_M EssOtlGetMemberField ( hOutline, hMember, MbrFieldID, ppFieldElement );
パラメータ | データ型 | 説明 |
---|---|---|
hOutline |
ESS_HOUTLINE_T |
Essbaseアウトライン・ハンドル。これはEssOtlOpenOutlineQuery()から戻されている必要があります。 |
hMember |
ESS_HMEMBER_T |
EssOtlQueryMembersEx()によって戻されるメンバーのハンドル。 |
MbrFieldID |
ESS_ULONG_T |
メンバー・フィールド識別子定数。「注意」を参照してください。 |
ppFieldElement |
ESS_PPVOID_T |
必須フィールド要素を指すポインタの戻り値。 |
備考
EssOtlGetMemberField()は、メンバーのハンドルおよびフィールド識別子を取得し、指定されたフィールドのデータへのポインタを戻します。
MbrFieldIDに対してEssOtlQueryMembersEx()のfieldSelection文字列内にない定数を指定した場合、EssOtlGetMemberField()はエラーOTLAPI_ERR_MBRINVALIDを戻します。
EssOtlGetMemberField()の呼出し側は、指定されたフィールド・データ用にメモリー・セットを解放するためにEssFree()を呼び出す必要があります。
次のメンバー・フィールド識別子定数は、MbrFieldIDに対して有効な値です:
ESS_OTLQRYMBR_NONE
ESS_OTLQRYMBR_NAME
ESS_OTLQRYMBR_LEVEL
ESS_OTLQRYMBR_GENERATION
ESS_OTLQRYMBR_CONSOLIDATION
ESS_OTLQRYMBR_TWOPASS
ESS_OTLQRYMBR_EXPENSE
ESS_OTLQRYMBR_CURRENCYCONVTYPE
ESS_OTLQRYMBR_CURRENCYCONVNAME
ESS_OTLQRYMBR_TIMEBALANCE
ESS_OTLQRYMBR_SKIP
ESS_OTLQRYMBR_SHARE
ESS_OTLQRYMBR_STORAGE
ESS_OTLQRYMBR_CATEGORY
ESS_OTLQRYMBR_STORAGECATEGORY
ESS_OTLQRYMBR_COMMENT
ESS_OTLQRYMBR_CHILDCOUNT
ESS_OTLQRYMBR_NUMBER
ESS_OTLQRYMBR_DIMNAME
ESS_OTLQRYMBR_DIMNUMBER
ESS_OTLQRYMBR_ALIASNAME
ESS_OTLQRYMBR_NEXTNAME
ESS_OTLQRYMBR_PREVNAME
ESS_OTLQRYMBR_PARENTNAME
ESS_OTLQRYMBR_CHILDNAME
ESS_OTLQRYMBR_UDA
ESS_OTLQRYMBR_FORMULA
ESS_OTLQRYMBR_LASTFORMULA
ESS_OTLQRYMBR_EXTCOMMENT
ESS_OTLQRYMBR_ALIASCOMBO
ESS_OTLQRYMBR_VALID
ESS_OTLQRYMBR_CURRENCYCONVDB
ESS_OTLQRYMBR_STATUS
ESS_OTLQRYMBR_ATTRIBUTED
True - 属性が関連付けられている場合
ESS_OTLQRYMBR_ASSOCATTRDIMNAME
関連付けられている属性次元の名前
ESS_OTLQRYMBR_ASSOCATTRMEMNAME
関連付けられている属性メンバーの名前
ESS_OTLQRYMBR_ASSOCATTRVALUE
関連付けられている属性値
ESS_OTLQRYMBR_ATTRVALUE
メンバーの属性値
ESS_OTLQRYMBR_UNIQUENAME
一意のメンバー名
ESS_OTLQRYMBR_FORMATSTRING
メンバーのフォーマット文字列
ESS_OTLQRYTIDIM_TIMEPERIODS
期間リストのクエリー時間次元
ESS_OTLQRYMBR_MBRINFO
戻り値
関数の呼出しが正常終了の場合、戻り値は0になります。
例
EssOtlQueryMembersEx()、EssOtlGetMemberField()およびESS_OTLQUERYERRORLIST_Tを使用し、EssOtlFreeMembers()およびEssFree()の呼出しを含んでいる例については、拡張メンバーのクエリー・コードの例を参照してください。
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