EssOtlQueryMembersEx

特定のメンバーおよびメンバー・フィールドのアウトラインをクエリーし、メンバーのハンドルの配列を戻します。戻されたメンバーのハンドルは、EssOtlGetMemberInfo()など、他のアウトラインAPI関数で使用できます。(EssOtlGetMemberInfo()は、ESS_MEMBERINFO_TおよびESS_MBRINFO_Tに含まれる個別のフィールドを取得できます。)

構文

            ESS_FUNC_M 
            EssOtlQueryMembersEx
             (
            hOutline
            , 
            pszFieldSelection
            , 
            pszMemberSelection
            ,
                                   
            pMaxCount
            , 
            ppMemberArray
            , 
            ppqryErrorList
            )
         
パラメータデータ型説明

hOutline

ESS_HOUTLINE_T

Essbaseアウトライン・ハンドル。これはEssOtlOpenOutlineQuery()から戻されている必要があります。

pszFieldSelection

ESS_STR_T

各メンバーについて戻されるフィールドの集合を定義するクエリー文字列。pszFieldSelectionの構文を「注意」に示します。

pszMemberSelection

ESS_STR_T

戻されるメンバーのセットを定義するクエリー文字列。このクエリー文字列の構文は、メンバー選択の構文です。つまり、クエリー文字列は、FIX()ステートメントで使用できるものであれば、何でもかまいません。

pMaxCount

ESS_PULONG_T

入力: 戻されるメンバーのハンドルの最大数へのポインタ。

出力: 戻されるメンバーのハンドルの数へのポインタ。

ppMemberArray

ESS_PPHMEMBER_T

戻されるメンバーのハンドルの配列の先頭を指すポインタへの参照。

ppqryErrorList

ESS_OTLQUERYERRORLIST_T

クエリー内のエラー・リストに含まれる構造体を指すポインタへの参照。

備考

戻り値

関数が正常終了した場合、戻り値は0になります。

次のコード・スニペットは、Marketの子またはProductの子である各メンバーの名前、集計および式を戻します。戻されたとき、MaxCountは、戻されたメンバーの数を含んでいます。また、phMemberArrayは、戻されたメンバーのセットのためのハンドルの配列を含んでいます。さらなるアウトラインAPIの呼出しは、phMemberArrayに戻されたメンバー・ハンドルの配列を使用した、メンバーの問合せを可能にします。

         member_fields     = "<SelectMbrInfo ( MemberName, Consolidation, MemberFormula ) ";
member_selection  = "@ichild(Product), @ichild(Market)";
MaxCount          = -1;
phMemberArray     = ESS_NULL;
pqryErrorList     = ESS_NULL;

sts = EssOtlQueryMembersEx(hOutline,
                           member_fields,
                           member_selection,
                           &MaxCount,
                           &phMemberArray,
                           &pqryErrorList);
                                                   
if (sts != 0) goto error_exit;
      

EssOtlQueryMembersEx()EssOtlGetMemberField()およびESS_OTLQUERYERRORLIST_Tを使用し、EssOtlFreeMembers()およびEssFree()の呼出しを含んでいる例については、拡張メンバーのクエリー・コードの例を参照してください。

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