EssOtlMoveMember

メンバーを移動します。

構文

            ESS_FUNC_M 
            EssOtlMoveMember
             (
            hOutline, hMember,  hNewParent, hNewPrevSibling
            );

パラメータ	データ型	説明
hOutline	ESS_HOUTLINE_T	アウトラインのコンテキスト・ハンドル
hMember	ESS_HMEMBER_T	移動するメンバーのハンドル
hNewParent	ESS_HMEMBER_T	新しい親のハンドル。このフィールドは、hNewPrevSiblingフィールドがESS_NULLの場合にのみ使用されます。
hNewPrevSibling	ESS_HMEMBER_T	新しい前の兄弟のハンドル

備考

移動したメンバーは、hPrevSiblingメンバーの後に挿入されます。このフィールドがESS_NULLである場合、移動したメンバーはhParentによって指定した親の最初の子になります。
hParentとhPrevSiblingの両方がESS_NULLの場合、移動されたメンバーはアウトラインの最初の次元になります。
型がESS_ATTRMBRDT_STRINGでないゼロレベル(リーフ・ノード)の属性メンバーを移動すると、ESS_ATTRSPECS_T構造体のアウトラインの定義によって、メンバーのロング名がリセットされます。
祖先を移動すると、ゼロレベルの属性メンバーのロング名に影響する場合があります。

戻り値

正常終了の場合は0が戻されます。それ以外の場合は、次の値が戻されます:

OTLAPI_BAD_MOVE

例

         #include <essapi.h> 
#include <essotl.h>

ESS_STS_T          sts = 0; 
ESS_HOUTLINE_T     hOutline; 
ESS_HMEMBER_T      hMemberJan; 
ESS_HMEMBER_T      hMemberMar; 
ESS_OBJDEF_T       Object; 
ESS_APPNAME_T      szAppName; 
ESS_DBNAME_T       szDbName; 
ESS_OBJNAME_T      szFileName; 

memset(&Object, '\0', sizeof(Object));
Object.hCtx = hCtx; 
Object.ObjType = ESS_OBJTYPE_OUTLINE; 
strcpy(szAppName, "Sample"); 
strcpy(szDbName, "Basic"); 
strcpy(szFileName, "Basic"); 
Object.AppName = szAppName; 
Object.DbName = szDbName; 
Object.FileName = szFileName;

sts = EssOtlOpenOutline(hCtx, &Object, ESS_TRUE, 
     ESS_TRUE, &hOutline);

if (!sts) 
{ 
   sts = EssOtlFindMember(hOutline, "Jan", 
         &hMemberJan); 
}

if (!sts && hMemberJan) 
{ 
   sts = EssOtlFindMember(hOutline, "Mar", 
         &hMemberMar); 
}

if (!sts && hMemberMar) 
{ 
   sts = EssOtlMoveMember(hOutline, hMemberJan, 
         ESS_NULL, hMemberMar); 
}