サーバーまたはクライアントのオブジェクト・システムで、オブジェクトを新規作成します。
構文
ESS_FUNC_M EssCreateObject (
hCtx, ObjType, AppName, DbName, ObjName
);
パラメータ | データ型 | 説明 |
---|---|---|
hCtx |
ESS_HCTX_T |
APIコンテキスト・ハンドル。EssCreateLocalContextによって戻されたローカル・コンテキスト・ハンドルの場合もあります。 |
ObjType |
ESS_OBJTYPE_T |
オブジェクト・タイプ(単一のタイプのみ)。使用可能な値のリストは、ビットマスク・データ型(C)を参照してください。 |
AppName |
ESS_STR_T |
アプリケーション名。 |
DbName |
ESS_STR_T |
データベース名。NULLの場合は、アプリケーション・サブディレクトリを使用します。 |
ObjName |
ESS_STR_T |
作成するオブジェクトの名前。オブジェクト名の制限を参照してください。 |
備考
作成するオブジェクトが存在していないことが必要です。
サーバー上で新規作成されたオブジェクトにはデータが含まれておらず、単なるプレースホルダとして機能し、他のユーザーによるオブジェクトの作成を防止します。作成されたオブジェクトを更新する場合、EssLockObjectを使用してロックし、EssPutObjectを使用して保存する必要があります。
戻り値
なし。
アクセス
この関数を使用するには、呼出し元がオブジェクトを含むために指定されたアプリケーションまたはデータベースに対するアプリケーション・デザイン権限、またはデータベース・デザイン権限(ESS_PRIV_APPDESIGNまたはESS_PRIV_DBDESIGN)を持っている必要があります。
例
ESS_FUNC_M ESS_CreateObject (ESS_HCTX_T hCtx) { ESS_FUNC_M sts = ESS_STS_NOERR; ESS_STR_T AppName; ESS_STR_T DbName; ESS_STR_T ObjName; ESS_OBJTYPE_T ObjType; AppName = "Sample"; DbName = "Basic"; ObjName = "Test"; ObjType = ESS_OBJTYPE_OUTLINE; sts = EssCreateObject(hCtx, ObjType, AppName, DbName, ObjName); if(!sts) printf("The Object is created.\r\n"); return (sts); }
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