サーバーまたはクライアント・オブジェクト・システム上の既存のオブジェクトの名前を変更します。
構文
ESS_FUNC_M EssRenameObject (
hCtx, ObjType, AppName, DbName,
OldName, NewName
);
| パラメータ | データ型 | 説明 |
|---|---|---|
hCtx |
ESS_HCTX_T |
APIコンテキスト・ハンドル。EssCreateLocalContextによって戻されたローカル・コンテキスト・ハンドルの場合もあります。 |
ObjType |
ESS_OBJTYPE_T |
オブジェクト・タイプ(単一のタイプのみ)。使用可能な値のリストは、ビットマスク・データ型(C)を参照してください。 |
AppName |
ESS_STR_T |
アプリケーション名。 |
DbName |
ESS_STR_T |
データベース名。NULLの場合は、アプリケーション・サブディレクトリを使用します。 |
OldName |
ESS_STR_T |
名前を変更するオブジェクトの古い名前。 |
NewName |
ESS_STR_T |
オブジェクトの新しい名前。オブジェクト名の制限を参照してください。 |
備考
オブジェクト名を変更するには、そのオブジェクトがロックされていないことと、新しいオブジェクトが存在していないことが必要です。
アウトライン・オブジェクトおよびLROオブジェクトの名前は、変更できません。
関連付けられているアウトラインを含めてデータベース名を変更するには、EssRenameDatabaseを使用します。
異なるアプリケーションやデータベースではオブジェクトの名前を変更できません。別のアプリケーションやデータベースにオブジェクトをコピーするには、EssCopyObjectを使用します。
戻り値
なし。
アクセス
この関数を使用するには、呼出し元が、オブジェクトが含まれる指定されたアプリケーションまたはデータベースに対してアプリケーション・デザイン権限またはデータベース・デザイン権限(ESS_PRIV_APPDESIGNまたはESS_PRIV_DBDESIGN)を持っている必要があります。
例
ESS_STS_T
ESS_RenameObject (ESS_HCTX_T hCtx)
{
ESS_STS_T sts = ESS_STS_NOERR;
ESS_STR_T AppName;
ESS_STR_T DbName;
ESS_STR_T OldName;
ESS_STR_T NewName;
ESS_OBJTYPE_T ObjType;
AppName = "Sample";
DbName = "Basic";
OldName = "Test";
NewName = "NewTest";
ObjType = ESS_OBJTYPE_TEXT;
sts = EssRenameObject(hCtx, ObjType, AppName,
DbName, OldName, NewName);
if(!sts)
printf("The Object is renamed.\r\n");
return (sts);
}
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