ユーザーのセキュリティ情報が含まれているユーザー情報構造体を設定します。
構文
ESS_FUNC_M EssSetUser (
hCtx, pUserInfo
);
| パラメータ | データ型 | 説明 |
|---|---|---|
hCtx |
ESS_HCTX_T |
APIコンテキスト・ハンドル。 |
pUserInfo |
ESS_USERINFO_T, ESS_GROUPINFO_T |
ユーザー情報構造体へのポインタ。 |
備考
設定するユーザー名は、ユーザー情報構造体のフィールドであり、必ず指定する必要があります。
この関数を使用して変更可能なユーザー情報構造体内のフィールドは、アクセス、ExpirationおよびPwdChgNowのみです(他のフィールドは単なる情報提供用)。詳細は、ESS_USERINFO_T構造体の説明を参照してください。
呼出し元は、指定したユーザーに対して、呼出し元ユーザーが所有していないアクセス権限は付与できません。
新規のユーザー設定は、次にユーザーがログインする際に有効になります。
戻り値
正常終了の場合は0が戻されます。
アクセス
この関数を使用するには、ログインしたサーバーに対して、呼出し元がユーザーの作成/削除権限(ESS_PRIV_USERCREATE)を持っている必要があります。
例
ESS_FUNC_M
ESS_SetUser (ESS_HCTX_T hCtx)
{
ESS_FUNC_M sts = ESS_STS_NOERR;
ESS_USERINFO_T User;
strcpy(User.Name,"Jim Smith");
strcpy(User.AppName,"Sample");
strcpy(User.DbName,"Basic");
User.Access = ESS_ACCESS_SUPER;
sts = EssSetUser (hCtx,&User);
return (sts);
}
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