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Oracle® Identity Manager SAP User Management Engineコネクタ・ガイド
11.1.1
B72407-11
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このガイドの最新情報

この章では、リリース11.1.1.9.0のSAP User Management Engineコネクタのソフトウェアおよびドキュメントに関する更新の概要を示します。

この章で説明する更新内容は、次のカテゴリに分類されます。

ソフトウェアの更新

次の項では、ソフトウェアの更新について説明します。

リリース11.1.1.9.0のソフトウェアの更新

リリース11.1.1.9.0ではソフトウェアの更新はありません。

リリース11.1.1.8.0のソフトウェアの更新

リリース11.1.1.8.0で解決された問題を次に示します。

Oracle Bug# 問題の説明 解決内容

16506263

コネクタが他のネイティブ言語用に構成されている場合でも、タスクのレスポンスは英語のみで表示されます。

この問題は解決されました。

13090423

ユーザーがターゲット・システムで2つのロールを持ち、リコンシリエーション操作を実行する場合、両方のロールがOracle Identity Managerで反映されます。

ターゲット・システムでユーザーから2つのロールを割当て解除してから、リコンシリエーション操作を実行した場合、2つのロールが子フォームから削除されません。

この問題は解決されました。

12951484

管理およびユーザー・コンソールで実行中にスケジュール済ジョブを停止しようとすると、スケジュール済ジョブのステータスが「STOPPED」でなく「INTERRUPT」と表示されます。

この問題は解決されました。

17748918

UD_SAPUME_IS_LOCKのデフォルト値が「BLANK」ではなく「NO」に変更されます。

この問題は解決されました。

17401453

SAP User Management Engineのユーザー・リコンシリエーション中に、アカウントIDが小文字である場合に2つのリソース・オブジェクトがOracle Identity Managerの特定のアカウントに作成されます。

この問題は解決されました。

17288932

OIMの「ユーザーの作成」タスクに対するSAP Webディスパッチャ内の使用可能なログがないため、「WSDLドキュメントの処理中のエラー」の問題が発生します。

この問題は解決されました。

このリリースで、コネクタは、SAP GRC 5.3のSSL(Secure Socket Layer)の構成にも使用できるLookup.SAPUME.AC53.Configuration参照定義の新しいコネクタ構成エントリをサポートします。

リリース11.1.1.7.0のソフトウェアの更新

リリース11.1.1.7.0でのソフトウェアの更新は次のとおりです。

SAP BusinessObjects Access Controlバージョン5.3および10のサポート

このリリース以降、コネクタでは次の新規コンポーネントがサポートされています。

  • Risk Analysis and Remediation (別名Analyze and Manage Access Risk (AMAR))

  • Compliant User Provisioning (別名Provision and Manage Users (PMU))

このガイドでは、SAP BusinessObjects AC Access Risk AnalysisはRisk Analysis and Remediation、SAP BusinessObjects AC Access Request ManagementはCompliant User Provisioningを示します。

リリース11.1.1.6.0のソフトウェアの更新

リリース11.1.1.6.0ではソフトウェアの更新はありません。

リリース11.1.1.5.0のソフトウェアの更新

これは、Identity Connector Framework (ICF)に基づくSAP User Management Engine用の最初のOracle Identity Manager Connectorリリースです。リリース11.1.1.5.0でのソフトウェアの更新は次のとおりです。

Identity Connector Frameworkのサポート

Oracle Identity Manager SAP User Management Engine Connectorは、ICFベースのコネクタです。

Identity Connector Framework (ICF)は、すべてのOracle Identity ManagerおよびOracle Wavesetコネクタで必要な基本プロビジョニングやリコンシリエーションなどの機能を提供するコンポーネントです。ICFではクラスパス分離も使用されているため、SAP User Management Engineコネクタと従来のバージョンのコネクタを共存させることができます。

詳細は、「コネクタのアーキテクチャおよびサポートされるデプロイメント構成」を参照してください。

コネクタ・サーバーを使用したデプロイメントのサポート

前のリリースでは、エンタープライズ・ポータル・コネクタはOracle Identity Managerが実行されているマシンにデプロイ可能でした。今後のリリースでは、SAP User Management Engineコネクタを、Oracle Identity Managerにローカルに、またはコネクタ・サーバーにリモートでデプロイできます。

詳細は、「コネクタ・サーバーへのコネクタ・バンドルのデプロイ」を参照してください。

複数データ・ソースのサポート

SAP User Management Engineコネクタは、ユーザー関連データと複数データ・ソース(Lightweight Directory Access Protocol (LDAP)ディレクトリ、SAP NetWeaver Application Server Javaのシステム・データベース、Application Server ABAPのユーザー管理など)とのプロビジョニングおよびリコンサイル用に構成および使用できます。すなわち、データ・ソース構成に関係なく、ユーザー管理エンジンからユーザー管理操作を実行するように、このコネクタを構成できます。

フェデレーテッド・ポータル・ネットワークでのリモート・ロール割当てのサポート

フェデレーテッド・ポータル・ネットワーク(FPN)によって、SAPおよびSAP以外の複数のポータルを持つ組織は、独立したポータル間でコンテンツを共有できます。FPNでは、プロデューサがアプリケーションを保持および実行します。コンシューマは、プロデューサ・ポータルへのリダイレクトを管理します。FPN構成では、リモート・ロール割当てコンテンツ使用状況モードを使用して、コンテンツをネットワーク全体で共有できます。コンシューマは、プロデューサから提供されたロールを割り当てることができます。FPN構成でリモート・ロール割当てをサポートするようにコネクタを構成できます。

依存参照フィールドのサポート

以前のリリースでは、ターゲット・システムの複数のインストールがある場合、参照定義のエントリは、エントリのコピー元のターゲット・システム・インストールにリンクされていませんでした。プロビジョニング操作中、プロビジョニング操作が実行されているターゲット・システム・インストールに固有の参照フィールドの値を選択できませんでした。

今後のリリースからは、参照定義のエントリは、コピー元のターゲット・システム・インストールにリンクされます。

詳細は、「ターゲット・システムと同期された参照定義」を参照してください。

アカウント・データの変換および検証

リコンシリエーション時にOracle Identity Managerに送信されたアカウント・データの変換を構成できます。さらに、リコンシリエーションおよびプロビジョニング時に、Oracle Identity Managerに送信された、またはOracle Identity Managerから送信されたアカウント・データの検証も構成できます。詳細は、次の各項を参照してください。

削除されたユーザー・レコードのリコンシリエーション

削除されたユーザー・レコードのリコンシリエーション用にコネクタを構成できます。ターゲット・システムでレコードが削除された場合、対応するSAP UMEリソースがOIMユーザーから削除されます。

削除されたユーザー・レコードのリコンシリエーションのために使用されるスケジュール済ジョブの詳細は、「リコンシリエーション・スケジュール済ジョブ」を参照してください。

ドキュメント固有の更新

次の各項では、ドキュメント固有の更新について説明します。

リリース11.1.1.9.0でのドキュメント固有の更新

このガイドのリビジョン12でのドキュメント固有の更新は次のとおりです。

表1-1の「Oracle Identity GovernanceまたはOracle Identity Manager」行が更新されました。

このガイドのリビジョン11(原典)でのドキュメント固有の更新は次のとおりです。

  • 権限に関するノートが「権限リクエストのSoD検証」に追加されました。
  • 表1-1の「Oracle Identity GovernanceまたはOracle Identity Manager」行は、Oracle Identity Governance 12c (12.2.1.4.0)のサポートを含むように更新されました。
  • 「使用上の推奨事項」は、Oracle Identity Governance 12c (12.2.1.4.0)のサポートを含むように変更されました。
  • 表1-2および表1-4のwsdlFilePathコード・キーの説明が変更されました。

このガイドのリビジョン10(原典)でのドキュメント固有の更新は次のとおりです。

  • 表1-1の次の行が変更されました:
    • 「Oracle Identity Governance」行が更新され、12cリリースBP02 (12.2.1.3.2)をサポートするようになりました
    • 「Target systems」行が更新され、SAP NetWeaver 7.5のサポートが追加されました
    • 「SAP Governance, Risk and Compliance Access Control (GRC AC)」行が変更され、SAP NetWeaver AS ABAP 7.01サポート・パック10とEP RTAコンポーネントGRCPIEP SP 03パッチ10のサポートが追加されました
  • 「使用上の推奨事項」が変更され、12cリリースBP02およびNetWeaver 7.5 SPS 00以降が使用されている場合に、使用する必要のあるSAP User Management Engineのバージョンについて追加されました。
  • 「既知の問題」では、次の問題およびそれぞれの回避策について更新されました:
  • 「よくある質問(FAQ)」が更新され、ユーザーの作成プロビジョニング操作の際に、SAP UME ACコネクタのプロビジョニング属性がGRCなしでSAP ECCシステムに直接マップされるかどうかに関する質問が追加されました。
  • 「よくある質問(FAQ)」が更新され、 Oracle Identity Manager 11.1.x上で、7.5 NWを使用するGRC 10.1でSOD違反が機能しない理由について更新されました。

このガイドのリビジョン9では、次のようなドキュメント固有の更新が行われています。

表1-1の「Oracle Identity Manager」行は、「Oracle Identity GovernanceまたはOracle Identity Manager」に変更され、Oracle Identity Governance 12c (12.2.1.3.0)の動作保証についても更新されました。

このガイドのリビジョン8(原典)でのドキュメント固有の更新は次のとおりです。

ガイドのリビジョン7(原典)でのドキュメント固有の更新は次のとおりです。

  • 表1-1の「ターゲット・システム」、「JDK」および「SAP Governance, Risk and Compliance Access Control (GRC AC)」の各行が更新されました。

  • SAP BusinessObjects Access Control 5.3に関する情報は、ガイド全体で削除されました。

  • SAP BusinessObjects Access Control 10のアーティファクトに関する情報がガイド全体で追加されました。

  • 「既知の問題」が変更され、問題ではなくなったすべての不具合が削除されました。

リリース11.1.1.8.0でのドキュメント固有の更新

リリース11.1.1.8.0のリビジョン6におけるドキュメント固有の更新は次のとおりです。

  • 表1-1の「Oracle Identity Manager」行が更新されています。

  • Oracle Identity Manager 11gリリース2 PS3 (11.1.2.3.0)に固有の情報が「使用上の推奨事項」に追加されました。

リリース11.1.1.8.0のリビジョン5におけるドキュメント固有の更新は次のとおりです。

「ノート」が、「コネクタの機能拡張」の冒頭に追加されました。

リリース11.1.1.8.0のリビジョン4におけるドキュメント固有の更新は次のとおりです。

リリース11.1.1.7.0でのドキュメント固有の更新

リリース11.1.1.7.0のリビジョン3におけるドキュメント固有の更新は次のとおりです。

第2.1.2.1項「コネクタ操作用のターゲット・システム・ユーザー・アカウントの作成」のステップ3が変更されました。

リリース11.1.1.7.0のリビジョン2におけるドキュメント固有の更新は次のとおりです。

リリース11.1.1.6.0でのドキュメント固有の更新

このリリースでは、ドキュメント固有の更新はありません。

リリース11.1.1.5.0でのドキュメント固有の更新

このリリースでは、ドキュメント固有の更新はありません。