EBS User Managementコネクタ・パッケージのファイルおよびディレクトリ

この付録では、Oracle E-Business Suite User Managementコネクタに対応するファイルおよびディレクトリを説明した表を示します。

表C-1に、コネクタ・インストール・パッケージの内容を示します。

表C-1 インストール・パッケージのファイルおよびディレクトリ

インストール・パッケージ・ディレクトリのファイル 説明

bundle/org.identityconnectors.ebs-1.0.11150.jar

このJARファイルにはコネクタ・バンドルが含まれます。

configuration/EBS-UM-CI.xml

このXMLファイルには、コネクタ・インストール・プロセス時に使用される構成情報が含まれます。

resources/EBS-UM.properties

このファイルは、コネクタで使用される言語固有の情報が含まれるリソース・バンドルです。コネクタのインストール時に、これらのリソース・バンドルはOracle Identity Managerデータベースにコピーされます。

ノート: リソース・バンドルは、管理およびユーザー・コンソールに表示されるローカライズ・バージョンのテキスト文字列を含むファイルです。これらのテキスト文字列には、GUI要素のラベルおよびメッセージが含まれます。

scripts/OIM_FND_GLOBAL.pck

このパッケージには、プロビジョニング操作時にデータベース・セッションのグローバル・セキュリティ・コンテキストを初期化する際に呼び出されるプロシージャが含まれています。

scripts/OIM_FND_USER_TCA_PKG.pck

これは、パーティ・レコードの作成と更新のためのカスタマイズされたラッパー・パッケージです。

scripts/OIM_TYPES.pck

このパッケージ・ファイルには、Oracleタイプを作成する際に使用されるSQL文が含まれています。OracleタイプはOIMスキーマを格納する際に使用されます。

scripts/OimUser.sql

scripts/OimUserAppstablesSynonyms.sql

scripts/OimUserGrants.sql

scripts/OimUserSynonyms.sql

これらのファイルには、SQLスクリプトが含まれています。SQLスクリプトでは、ターゲット・システム・ユーザー・アカウントの作成、そのユーザーへの必要な権限の付与、コネクタによって使用される様々なデータベース・オブジェクトのシノニムの作成が行われます。

このユーザーの詳細は、「コネクタ操作用のターゲット・システム・ユーザー・アカウントの作成」を参照してください。

scripts/Run_UM_DBScripts.bat

scripts/Run_UM_DBScripts.sh

このファイルには、必要な権限を持つサービス・アカウントを作成するためのSQLスクリプトを実行するためのコマンドが含まれています。

このユーザーの詳細は、「コネクタ操作用のターゲット・システム・ユーザー・アカウントの作成」を参照してください。

upgrade/PostUpgradeScript_PlainEBSUM.sql

このファイルは、プレーンなOracle EBS User Managementコネクタのアップグレード手順で使用されます。

upgrade/PostUpgradeScript_TCAEBSUM.sql

このファイルは、Oracle EBS User Management TCAコネクタのアップグレード手順で使用されます。

xml/EBS-UM-ConnectorConfig.xml

このXMLファイルには、次のコネクタ・コンポーネントの定義が含まれます。

  • リソース・オブジェクト

  • ITリソース・タイプ

  • ITリソース・インスタンス

  • プロセス・フォーム

  • プロセス・タスクおよびアダプタ

  • プロセス定義

  • 事前移入ルール

  • 参照定義

  • リコンシリエーション・ルール

  • スケジュール済タスク