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Oracle® Identity Manager PeopleSoft Campusコネクタ・ガイド
リリース11.1.1
E91913-02
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A ルート監査アクション詳細の指定

PeopleSoftにより公開されたXMLメッセージには、トランザクション・ノードが含まれます。完全リコンシリエーションの場合、SCC_CONSTITUENT_FULLSYNCメッセージ用のXMLファイルには複数のトランザクション・ノードが含まれます。一方、増分リコンシリエーションの場合、XMLメッセージSCC_CONSTITUENT_SYNCには1つのトランザクション・ノードのみが含まれます。

いずれのトランザクション・ノードにも、PeopleSoft Common Application Messaging Attributes (PSCAMA)サブノードがあります。

次のスクリーンショットは、PSCAMAノードを示しています。 pscama_pbs.gifについては周囲のテキストで説明しています。

PSCAMAは、すべてのメッセージに共通のフィールドが含まれるXMLタグです。PSCAMAタグは、メッセージのTransactionセクションの各レベル内の行ごとに繰り返されます。PSCAMAは、メッセージ・データに関する次の情報を提供します。

メッセージを受信すると、PeopleCodeはPSCAMAノードでこの情報を調査し、適宜応答します。

PSCAMAのAUDIT_ACTNサブノードはルート監査アクションと呼ばれ、XMLメッセージ内のデータ・レコードをフィルタ処理します。Oracle Identity Managerで個人に対して行われるアクション(追加や変更など)を表します。

ターゲット・システムで個人の略歴情報が変更された場合、ルート監査アクションの値はCです。個人が追加された場合、ルート監査アクションはAまたは空白です。

次のスクリーンショットに、ルート監査アクションを示します。

audit_action.gifについては周囲のテキストで説明しています。

次のスクリーンショットに、ゼロでないレベルのPSCAMAノードおよびそのルート監査アクションを示します。

add_audit_action.gifについては周囲のテキストで説明しています。