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Oracle® Fusion Middleware Oracle Service Bus管理者ガイド
11gリリース1 (11.1.1.7)
B61436-07
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27 構成

この章では、Oracle Service Bus(OSB)管理コンソールの操作設定の検索と更新の方法、およびモニター、アラート、レポート、ロギング、結果キャッシュなどのグローバル設定の構成方法について説明します。この章では、OSB管理コンソールの表示オプションの設定の方法についても説明します。

構成モジュールを使用して、プロキシ・サービス、ビジネス・サービス、アラート宛先、SLAアラート・ルール、プロキシ・サービスのランタイム・トレースを検索および管理します。

すべてのサービスの操作設定を次のように指定できます。サービスおよびグローバル・レベルで指定し、グローバル設定を使用してモニターのオンとオフ、SLAアラート、また、プロキシ・サービスのみに対しては、パイプライン・メッセージ・レポートおよびパイプライン・メッセージ・ロギングを使用できます。

27.1 操作設定の検索と更新

「スマート検索」ページでは、プロキシ・サービス、ビジネス・サービス、アラート宛先、SLAアラート・ルールを簡単に検索できます。また、「スマート検索」ページを使用してサービス固有の操作設定を指定できます。ただし、例外として、集約間隔の設定や、アラートまたはロギングの重大度の指定はできません。詳細は、26.8項「プロキシ・サービスの操作設定の構成」および26.9項「ビジネス・サービスの操作設定の構成」を参照してください。

サービス・レベル設定の実行時の動作は、対応するグローバル設定によって異なります。実行時にサービスを完全に有効にするには、グローバル設定とサービス・レベル設定の両方を有効にする必要があります。また、サービスの「状態」も有効にする必要があります。27.2項「グローバル設定の有効化」を参照してください。

操作設定を有効または無効に設定できるのは、セッション内にいるときのみです。

27.1.1 すべてのサービス(プロキシ・サービスおよびビジネス・サービス)の検索

すべてのプロキシ・サービスおよびビジネス・サービスを検索するには:

  1. 「操作」「スマート検索」を選択します。

  2. 「タイプ」リストで「すべてのサービス」を選択し、「検索」をクリックします。「すべてのサービスのサマリー」ページに、表27-1に示す情報が表示されます。

  3. リストに表示される項目の数を絞り、特定のサービスだけを検索するには、次の操作を行います。

    • 「開く」アイコンをクリックして追加の検索フィルタを表示します。複数の検索条件を指定すると、すべての条件を満たす結果のみが返されます。

    • サービス名でフィルタします。「名前」フィールドに検索対象の名前またはワイルドカード文字(*および?をワイルドカード文字として使用するとより一般的な検索が行えます)を入力し、「検索」をクリックします。

      この検索方法は、サービスの名前がすべてのプロジェクトとパスでユニークである場合に推奨される方法です。

    • サービス・パスでフィルタします。「パス」フィールドに検索対象のパスを入力します。このパスは、プロジェクト名、およびサービスが格納されるフォルダの名前になります。*および?をワイルドカード文字として使用すると、より一般的な検索が行えます。そのパスに存在するすべてのサービスが表示されます。

      「パス」フィールドの形式は次のとおりです。

      project-name/root-folder/ . . ./parent-folder
      

      サービスがプロジェクトの直下にある場合、形式は次のとおりです。

      project-name
      
    • サービス名とパスでフィルタします。この検索方法は、同じ名前の複数のサービスが異なるパスに存在する場合に推奨される方法です。

    • サービスの状態でフィルタします。「状態」リストでサービスの状態(「有効」または「無効」)を選択し、「検索」をクリックします。「すべて」を選択すると、サービスの状態のフィルタ条件が無視されます。

    • サービスのモニターでフィルタします。「モニター」リストでサービスのモニター・ステータス(「有効」または「無効」)を選択し、「検索」をクリックします。「すべて」を選択すると、サービスのモニターのフィルタ条件が無視されます。

    • サービスのSLAアラートの設定でフィルタします。「SLAアラート」リストでサービスのSLAアラートの設定(「有効」または「無効」)を選択し、「検索」をクリックします。「すべて」を選択すると、サービスのSLAアラートのフィルタ条件が無視されます。

表27-1 サービスのサマリー情報

プロパティ 説明

名前

サービスに割り当てられた名前。この名前は、「操作設定」ページへのリンクです。26.8項「プロキシ・サービスの操作設定の構成」または26.9項「ビジネス・サービスの操作設定の構成」を参照してください。

パス

サービスに関連付けられたプロジェクト。サービスがプロジェクト・フォルダにある場合は、そのフォルダも表示されます。パスは次の形式で表示されます。

project-name/root-folder/ . . ./parent-folder

このパスはプロジェクト・エクスプローラの対応するパスにリンクされています。

種類

親サービスのタイプ:プロキシ・サービスまたはビジネス・サービス。

状態

サービスの状態: 有効または無効。

モニター

サービスのモニターのステータス: 有効または無効。

SLAアラート

SLAアラートのステータス: 有効または無効、および有効なレベル: 「通常」 (N)、「警告」 (W)、「軽度」 (Mn)、「重要」 (Mj)、「重大」 (C)、または「致命的」 (F)。

パイプライン・アラート

プロキシ・サービス専用。

パイプライン・アラートのステータス: 有効または無効。有効なレベルは「通常」 (N)、「警告」 (W)、「軽度」 (Mn)、「重要」 (Mj)、「重大」 (C)、または「致命的」 (F)。

レポート

プロキシ・サービス専用。

サービスのメッセージ・レポートのステータス: 有効または無効。

ログ

プロキシ・サービスおよび分割-結合専用。

ロギングのステータス: 有効または無効。有効なレベルは「デバッグ」 (D)、「情報」 (I)、「警告」 (W)、または「エラー」 (E)。

トレース

プロキシ・サービスおよび分割-結合専用。

プロキシ・サービスのランタイム・トレース状態:有効または無効。

キャッシュ

ビジネス・サービス専用。結果キャッシュが有効か無効か。

アクション

プロキシ・サービスの場合: 「メッセージ・フローの編集」アイコンはプロキシ・サービスのパイプラインにリンクされています。


このページでは、次の操作も可能です。

  • 検索フィルタを削除し、すべてのサービスを表示するには、「すべて表示」をクリックします。

  • 変更を破棄し、同じ検索条件を使用して現在保存されている設定でページをリフレッシュするには、「リセット」をクリックします。

  • セッション内からサービス・レベルの設定を有効または無効にするには、その横にあるチェックボックスを選択または選択解除し、「更新」をクリックします。


    注意:

    サービス・レベル設定の実行時の動作は、対応するグローバル設定によって異なります。実行時にサービスを完全に有効にするには、グローバル設定とサービス・レベル設定の両方を有効にする必要があります。また、「SLAアラート」は、グローバルレベルとサービスレベルの「モニター」の状態に依存します。SLAアラートを実行時に有効にするには、両方で有効である必要があります。27.2項「グローバル設定の有効化」を参照してください。

    また、サービスの「状態」も有効である必要があります。


  • 「表カスタマイザ」アイコンをクリックして、操作設定情報の表示をカスタマイズします。2.2項「表の表示のカスタマイズ」を参照してください。

27.1.2 プロキシ・サービスの検索

プロキシ・サービスを検索するには:

  1. 「操作」「スマート検索」を選択します。

  2. 「タイプ」リストで「プロキシ・サービス」を選択し、「検索」をクリックします。「プロキシ・サービスのサマリー」ページに、表27-2に示す情報が表示されます。

  3. リストに表示される項目の数を絞り、特定のプロキシ・サービスだけを検索するには、次の操作を行います。

    • 「開く」アイコンをクリックして追加の検索フィルタを表示します。複数の検索条件を指定すると、すべての条件を満たす結果のみが返されます。

    • プロキシ・サービス名とパスでフィルタします。「名前」フィールドと「パス」フィールドに、検索対象の名前とパスを入力してから、「検索」をクリックします。このパスは、プロジェクト名、およびプロキシ・サービスが格納されるフォルダの名前になります。*および?をワイルドカード文字として使用すると、より一般的な検索が行えます。

    • サービスの状態でフィルタします。「状態」リストでプロキシ・サービスの状態(「有効」または「無効」)を選択し、「検索」をクリックします。「すべて」を選択すると、サービスの状態のフィルタ条件が無視されます。

    • サービスのモニターでフィルタします。「モニター」リストでプロキシ・サービスのモニター・ステータス(「有効」または「無効」)を選択し、「検索」をクリックします。「すべて」を選択すると、サービスのモニターのフィルタ条件が無視されます。

    • サービスのSLAアラートの設定でフィルタします。「SLAアラート」リストでプロキシ・サービスのSLAアラートの設定(「有効」または「無効」)を選択し、「検索」をクリックします。「すべて」を選択すると、サービスのSLAアラートのフィルタ条件が無視されます。

    • サービスのパイプライン・アラートの設定でフィルタします。「パイプライン・アラート」リストでプロキシ・サービスのパイプライン・アラートの設定(「有効」または「無効」)を選択し、「検索」をクリックします。「すべて」を選択すると、サービスのパイプライン・アラートのフィルタ条件が無視されます。

    • メッセージ・レポートが発生したサービスでフィルタします。「メッセージ・レポート」リストでプロキシ・サービスのメッセージ・レポートのステータス(「有効」または「無効」)を選択し、「検索」をクリックします。「すべて」を選択すると、サービスのメッセージ・レポートのフィルタ条件が無視されます。

    • ロギングが発生したサービスでフィルタします。「ログ」リストでプロキシ・サービスのロギング・ステータス(「有効」または「無効」)を選択し、「検索」をクリックします。「すべて」を選択すると、サービスのロギングのフィルタ条件が無視されます。

    • ランタイム・トレースが発生したサービスでフィルタします。「トレース」リストでプロキシ・サービスのランタイム・トレースのステータス(「有効」または「無効」)を選択し、「検索」をクリックします。「すべて」を選択すると、サービスのトレースのフィルタ条件が無視されます。

表27-2 プロキシ・サービスのサマリー情報

プロパティ 説明

名前

プロキシ・サービスに割り当てられた名前。この名前は、「操作設定」ページへのリンクです。26.8項「プロキシ・サービスの操作設定の構成」を参照してください。

パス

プロキシ・サービスに関連付けられたプロジェクト。サービスがプロジェクト・フォルダにある場合は、そのフォルダも表示されます。パスは次の形式で表示されます。

project-name/root-folder/ . . ./parent-folder

このパスはプロジェクト・エクスプローラの対応するパスにリンクされています。

種類

親サービスのタイプ:プロキシ・サービス。

状態

プロキシ・サービスの状態:有効または無効。

モニター

プロキシ・サービスのモニターのステータス: 有効または無効。

SLAアラート

SLAアラートのステータス: 有効または無効、および有効なレベル: 「通常」 (N)、「警告」 (W)、「軽度」 (Mn)、「重要」 (Mj)、「重大」 (C)、または「致命的」 (F)。

パイプライン・アラート

パイプライン・アラートのステータス: 有効または無効。有効なレベルは「通常」 (N)、「警告」 (W)、「軽度」 (Mn)、「重要」 (Mj)、「重大」 (C)、または「致命的」 (F)。

レポート

サービスのメッセージ・レポートのステータス: 有効または無効。

ログ

ロギングのステータス: 有効または無効。有効なレベルは「デバッグ」 (D)、「情報」 (I)、「警告」 (W)、または「エラー」 (E)。

トレース

プロキシ・サービスのランタイム・トレース状態:有効または無効。

アクション

「メッセージ・フローの編集」アイコンはプロキシ・サービスのパイプラインにリンクされています。


このページでは、次の操作も可能です。

  • 検索フィルタを削除し、すべてのプロキシ・サービスを表示するには、「すべて表示」をクリックします。

  • 変更を破棄し、同じ検索条件を使用して現在保存されている設定でページをリフレッシュするには、「リセット」をクリックします。

  • セッション内からサービス・レベルの設定を有効または無効にするには、その横にあるチェックボックスを選択または選択解除し、「更新」をクリックします。


    注意:

    サービス・レベル設定の実行時の動作は、対応するグローバル設定によって異なります。実行時にサービスを完全に有効にするには、グローバル設定とサービス・レベル設定の両方を有効にする必要があります。また、「SLAアラート」は、グローバルレベルとサービスレベルの「モニター」の状態に依存します。SLAアラートを実行時に有効にするには、両方で有効である必要があります。27.2項「グローバル設定の有効化」を参照してください。

    また、サービスの「状態」も有効である必要があります。


  • 「表カスタマイザ」アイコンをクリックして、操作設定情報の表示をカスタマイズします。2.2項「表の表示のカスタマイズ」を参照してください。

27.1.3 ビジネス・サービスの検索

ビジネス・サービスを検索するには:

  1. 「操作」「スマート検索」を選択します。

  2. 「タイプ」リストで「ビジネス・サービス」を選択し、「検索」をクリックします。「ビジネス・サービスのサマリー」ページに、表27-3に示す情報が表示されます。

  3. リストに表示される項目の数を絞り、ビジネス・サービスだけを検索するには、次の操作を行います。

    • 「開く」アイコンをクリックして追加の検索フィルタを表示します。複数の検索条件を指定すると、すべての条件を満たす結果のみが返されます。

    • ビジネス・サービス名とパスでフィルタします。「名前」フィールドと「パス」フィールドに、検索対象の名前とパスを入力してから、「検索」をクリックします。このパスは、プロジェクト名、およびビジネス・サービスが格納されるフォルダの名前になります。*および?をワイルドカード文字として使用すると、より一般的な検索が行えます。

    • サービスの状態でフィルタします。「状態」リストでビジネス・サービスの状態(「有効」または「無効」)を選択し、「検索」をクリックします。「すべて」を選択すると、サービスの状態のフィルタ条件が無視されます。

    • サービスのモニターでフィルタします。「モニター」リストでビジネス・サービスのモニター・ステータス(「有効」または「無効」)を選択し、「検索」をクリックします。「すべて」を選択すると、サービスのモニターのフィルタ条件が無視されます。

    • ビジネス・サービスのSLAアラートの設定でフィルタします。「SLAアラート」リストでビジネス・サービスのSLAアラートの設定(「有効」または「無効」)を選択し、「検索」をクリックします。「すべて」を選択すると、サービスのSLAアラートのフィルタ条件が無視されます。

    • メッセージ・トレースでフィルタします。メッセージ・トレースが有効なビジネス・サービスでフィルタするか、無効なサービスでフィルタするかを選択し、「検索」をクリックします。「すべて」を選択すると、メッセージ・トレースのフィルタ条件が無視されます。

    • キャッシュでフィルタします。結果キャッシュが有効なビジネス・サービスでフィルタするか、無効なサービスでフィルタするかを選択し、「検索」をクリックします。「すべて」を選択すると、結果キャッシュのフィルタ条件が無視されます。

表27-3 ビジネス・サービスの概要情報

プロパティ 説明

名前

ビジネス・サービスに割り当てられた名前。この名前は、「操作設定」ページへのリンクです。26.9項「ビジネス・サービスの操作設定の構成」を参照してください。

パス

ビジネス・サービスに関連付けられたプロジェクト。サービスがプロジェクト・フォルダにある場合は、そのフォルダも表示されます。パスは次の形式で表示されます。

project-name/root-folder/ . . ./parent-folder

このパスはプロジェクト・エクスプローラの対応するパスにリンクされています。

種類

親サービスのタイプ:ビジネス・サービス。

状態

ビジネス・サービスの状態:有効または無効。

モニター

ビジネス・サービスのモニターのステータス: 有効または無効。

SLAアラート

SLAアラートのステータス: 有効または無効、および有効なレベル: 「通常」 (N)、「警告」 (W)、「軽度」 (Mn)、「重要」 (Mj)、「重大」 (C)、または「致命的」 (F)。

Msg.トレース

ビジネス・サービスに対してメッセージ・トレースが有効か無効か。

キャッシュ

ビジネス・サービスに対して結果キャッシュが有効か無効か。


このページでは、次の操作も可能です。

  • 検索フィルタを削除し、すべてのビジネス・サービスを表示するには、「すべて表示」をクリックします。

  • 変更を破棄し、同じ検索条件を使用して現在保存されている設定でページをリフレッシュするには、「リセット」をクリックします。

  • セッション内からサービス・レベルの設定を有効または無効にするには、その横にあるチェックボックスを選択または選択解除し、「更新」をクリックします。


    注意:

    サービス・レベル設定の実行時の動作は、対応するグローバル設定によって異なります。実行時にサービスを完全に有効にするには、グローバル設定とサービス・レベル設定の両方を有効にする必要があります。また、「SLAアラート」は、グローバルレベルとサービスレベルの「モニター」の状態に依存します。SLAアラートを実行時に有効にするには、両方で有効である必要があります。27.2項「グローバル設定の有効化」を参照してください。

    また、サービスの「状態」も有効である必要があります。


  • 「表カスタマイザ」アイコンをクリックして、操作設定情報の表示をカスタマイズします。2.2項「表の表示のカスタマイズ」を参照してください。

27.1.4 分割-結合の検索

分割-結合を検索するには:

  1. 「操作」「スマート検索」を選択します。

  2. 「タイプ」リストで「分割-結合」を選択し、「検索」をクリックします。「分割-結合のサマリー」ページに、表27-4に示す情報が表示されます。

  3. リストに表示される項目の数を絞り、ビジネス・サービスだけを検索するには、次の操作を行います。

    • 「開く」アイコンをクリックして追加の検索フィルタを表示します。複数の検索条件を指定すると、すべての条件を満たす結果のみが返されます。

    • 分割-結合の名前とパスでフィルタします。「名前」フィールドと「パス」フィールドに、検索対象の名前とパスを入力してから、「検索」をクリックします。このパスは、プロジェクト名と、分割-結合が格納されているフォルダの名前です。*および?をワイルドカード文字として使用すると、より一般的な検索が行えます。

    • ロギングが発生した分割-結合でフィルタします。「ログ」リストで分割-結合のロギング・ステータス(「有効」または「無効」)を選択し、「検索」をクリックします。「すべて」を選択すると、ロギングのフィルタ条件が無視されます。

    • 実行トレースでフィルタします。「実行トレース」リストで分割-結合の実行トレースのステータス(「有効」または「無効」)を選択し、「検索」をクリックします。「すべて」を選択すると、サービスのロギングのフィルタ条件が無視されます。

表27-4 分割-結合のサマリー情報

プロパティ 説明

名前

分割-結合に割り当てられた名前。この名前は、「操作設定」ページへのリンクです。10.3項「分割-結合の編集」を参照してください。

パス

Split-Joinに関連付けられたプロジェクト。Split-Joinがプロジェクト・フォルダに存在する場合は、そのフォルダも表示されます。パスは次の形式で表示されます。

project-name/root-folder/ . . ./parent-folder

このパスはプロジェクト・エクスプローラの対応するパスにリンクされています。

種類

親サービスのタイプ: 分割-結合。

ログ

ロギングのステータス: 有効または無効。有効なレベルは「デバッグ」 (D)、「情報」 (I)、「警告」 (W)、または「エラー」 (E)。

実行トレース

分割-結合のランタイム・トレースのステータス: 有効または無効。


このページでは、次の操作も可能です。

  • 検索フィルタを削除し、すべての分割-結合を表示するには、「すべて表示」をクリックします。

  • 変更を破棄し、同じ検索条件を使用して現在保存されている設定でページをリフレッシュするには、「リセット」をクリックします。

  • セッション内からサービス・レベルの設定を有効または無効にするには、その横にあるチェックボックスを選択または選択解除し、「更新」をクリックします。


    注意:

    分割-結合レベル設定の実行時の動作は、対応するグローバル設定によって異なります。実行時にサービスを完全に有効にするには、グローバル設定とサービス・レベル設定の両方を有効にする必要があります。


  • 「表カスタマイザ」アイコンをクリックして、操作設定情報の表示をカスタマイズします。2.2項「表の表示のカスタマイズ」を参照してください。

27.1.5 アラート宛先の検索

アラート宛先を検索するには:

  1. 「操作」「スマート検索」を選択します。

  2. 「タイプ」リストで「アラート宛先」を選択し、「検索」をクリックします。「アラート宛先のサマリー」ページに、表27-5に示す情報が表示されます。

  3. リストに表示される項目の数を絞り、特定のアラート宛先だけを検索するには、次の操作を行います。

    • 「開く」アイコンをクリックして追加の検索フィルタを表示します。複数の検索条件を指定すると、すべての条件を満たす結果のみが返されます。

    • アラート宛先名とパスでフィルタします。「名前」フィールドと「パス」フィールドに、検索対象の名前とパスを入力してから、「検索」をクリックします。このパスは、プロジェクト名、およびアラート宛先が格納されるフォルダの名前です。*および?をワイルドカード文字として使用すると、より一般的な検索が行えます。

    • アラート宛先ターゲットでフィルタします。「対象」複数選択ボックスで1つまたは複数のアラート宛先ターゲット(SNMPトラップ、レポート、アラート・ロギング、電子メールまたはJMS)を選択し、「検索」をクリックします。1つ以上のターゲットが選択されているアラート宛先のみが表示されます。アラート宛先のターゲットを選択しない場合は、アラート宛先のフィルタ条件が無視されます。

    • 検索パターンでフィルタします。「検索パターン(任意の文字列)」テキスト・ボックスに文字列を指定し、「検索」をクリックします。ここに指定した文字列で、アラート宛先のすべての「説明」フィールドと電子メールおよびJMS宛先の特定の詳細フィールドが検索されます。該当する文字列がアラート宛先のいずれかのフィールドに存在すれば、検索条件に一致するアラート宛先が表示されます。

表27-5 アラート宛先の概要情報

プロパティ 説明

名前

アラート宛先のリソース名。このフィールドは「アラート宛先の表示 - 構成」ページへのリンクです。6.1項「アラート宛先の検索」を参照してください。

パス

アラート宛先に関連付けられたプロジェクト。アラート宛先がプロジェクト・フォルダに存在する場合は、そのフォルダも表示されます。パスは次の形式で表示されます。

project-name/root-folder/ . . ./parent-folder

このパスはプロジェクト・エクスプローラの対応するパスにリンクされています。

オプション

特定のアラート宛先を削除するには、「削除」アイコンをクリックします。他のリソースがこのリソースを参照している場合、削除の警告アイコンが表示されます。確認のための警告は表示されますが、リソースを削除することはできます。この場合、削除されたリソースへの未解決の参照が原因で、競合が発生する可能性があります。6.5項「アラート宛先の削除」を参照してください。


このページでは、次の操作も可能です。

  • 検索フィルタを削除し、すべてのアラート宛先を表示するには、「すべて表示」をクリックします。

  • 特定のアラート宛先(他のリソースから参照されていない場合)を削除するには、横にあるチェックボックスを選択して「削除」をクリックします。

  • 「表カスタマイザ」アイコンをクリックして、操作設定情報の表示をカスタマイズします。2.2項「表の表示のカスタマイズ」を参照してください。

27.1.6 SLAアラート・ルールの検索

SLAアラート・ルールを検索するには:

  1. 「操作」「スマート検索」を選択します。

  2. 「タイプ」リストで「SLAアラート」を選択し、「検索」をクリックします。「SLAアラート・ルールのサマリー」ページに、表27-6に示す情報が表示されます。

  3. リストに表示される項目の数を絞り、特定のSLAアラート・ルールだけを検索するには、次の操作を行います。

    • 「開く」アイコンをクリックして追加の検索フィルタを表示します。複数の検索条件を指定すると、すべての条件を満たす結果のみが返されます。

    • アラート・ルール名でフィルタします。「名前」フィールドに検索対象の名前またはワイルドカード文字(*および?をワイルドカード文字として使用するとより一般的な検索が行えます)を入力し、「検索」をクリックします。

      この検索方法は、アラート・ルールの名前がすべてのプロジェクトとパスでユニークである場合に推奨される方法です。

    • 親サービス・パスでフィルタします。「パス」フィールドに親サービスのパスを入力します。このパスは、プロジェクト名、および親サービスが格納されるフォルダの名前になります。*および?をワイルドカード文字として使用すると、より一般的な検索が行えます。そのパスに親サービスが存在するすべてのアラート・ルールが表示されます。

      「パス」フィールドの形式は次のとおりです。

      project-name/root-folder/ . . ./parent-folder
      

      サービスがプロジェクトの直下にある場合、形式は次のとおりです。

      project-name
      
    • 親サービスでフィルタします。「親サービス」フィールドで「参照」をクリックし、「サービスの選択」ページを表示します。リストから親サービスを選択して、「発行」をクリックします。「クリア」をクリックして親サービスのフィルタ条件を削除するか、「検索」をクリックします。


      注意:

      「親サービス」フィールドの選択内容に応じて「サービスの種類」フィールドの選択肢が制限されます。


    • 親サービスのタイプでフィルタします。「サービス・タイプ」リストで「プロキシ・サービス」または「ビジネス・サービス」を選択し、「検索」をクリックします。「すべてのサービス」を選択すると、親サービスのタイプの条件によるフィルタが無視されます。


      注意:

      「サービスの種類」フィールドの選択内容に応じて「親サービス」フィールドの選択肢が制限されます。


    • ルールの状態でフィルタします。「ルール状態」リストでアラート・ルールの状態(「有効」または「無効」)を選択し、「検索」をクリックします。「すべて」を選択すると、ルールの状態のフィルタ条件が無視されます。

    • 重大度でフィルタします。「重大度」リストで選択して、SLAアラート・ルールを指定されたレベルに制限し、「検索」をクリックします。

      「またはそれ以上」チェック・ボックスを選択すると、検索は指定した一定の値以上の重大度に制限されます。重大度を制限の少ない順に並べると、「通常」、「警告」、「軽度」、「クリティカル」、「致命的」となります。

表27-6 SLAアラート・ルールの概要情報

プロパティ 説明

名前

このアラート・ルールに割り当てられた名前。この名前はアラート・ルールの構成ページにリンクされています。26.24項「アラート・ルールの構成の表示」を参照してください。

SLAの状態

アラート・ルールのステータス: 有効または無効。

説明

注意: このフィールドは、デフォルトでは表示されません。

アラート・ルールの説明。

サービス名

親サービスの名前。この名前は「SLAアラート・ルール」ページにリンクされています。26.21項「アラート・ルールの表示」を参照してください。

パス

アラート・ルールの親サービスに関連付けられているプロジェクト。アラート・ルールの親サービスがプロジェクト・フォルダに存在する場合は、そのフォルダも表示されます。パスは次の形式で表示されます。

project-name/root-folder/ . . ./parent-folder

このパスはプロジェクト・エクスプローラの対応するパスにリンクされています。

重大度

アラートの重大度は「通常」、「警告」、「軽度」、「重要」、「重大」、または「致命的」のいずれか。

集約間隔

集約間隔の長さ(時間および分)。

有効期限

このアラート・ルールが無効になる日付。

処理の停止

注意: このフィールドは、デフォルトでは表示されません。

「はい」または「いいえ」を表示します。

頻度

このアラートの頻度:

  • 毎回

  • 1回通知


このページでは、次の操作も可能です。

  • 検索フィルタを削除し、すべてのSLAアラート・ルールを表示するには、「すべて表示」をクリックします。

  • 変更を破棄し、同じ検索条件を使用して現在保存されている設定でページをリフレッシュするには、「リセット」をクリックします。

  • セッション内からSLAアラート・ルールを有効または無効にするには、その横にあるチェックボックスを選択または選択解除し、「更新」をクリックします。

  • 「表カスタマイザ」アイコンをクリックして、操作設定情報の表示をカスタマイズします。2.2項「表の表示のカスタマイズ」を参照してください。

27.2 グローバル設定の有効化

すべてのグローバル設定は、セッション内からのみ有効または無効にできます。

この項の内容は次のとおりです。

27.2.1 サービスのグローバル・モニターの有効化

すべてのサービスに対するモニターをドメイン・レベルで有効にするには:

  1. セッションをまだ作成していない場合は、「作成」をクリックして新しいセッションを作成するか、「編集」をクリックして既存のセッションを入力します。3.1項「チェンジ・センターの使用」を参照してください。

  2. 「操作」「グローバル設定」を選択します。

  3. 「モニターの有効化」チェックボックスを選択して、サービス・レベルでモニターが有効にされているすべてのサービスに関するモニター統計が収集されるようにします。

  4. 「更新」をクリックして、このページのすべての設定を保存します。

  5. または、セッション中の任意の時点で「リセット」をクリックして、変更を破棄し、現在保持されている設定を使用してページを更新します。

  6. セッションを終了して構成をランタイムにデプロイするには、「チェンジ・センター」「アクティブ化」をクリックします。

27.2.2 サービスのグローバル・モニターの無効化

すべてのサービスに対するモニターをドメイン・レベルで無効にするには:


注意:

すべてのサービスのモニターを無効にすると、それまでに収集された統計もすべて削除されます。削除された統計は、セッションの「元に戻す」機能では復元できません。「元に戻す」を使用して、サービスのモニターを再び有効にすることはできますが、削除された統計を元に戻すことはできません。


  1. セッションをまだ作成していない場合は、「作成」をクリックして新しいセッションを作成するか、「編集」をクリックして既存のセッションを入力します。3.1項「チェンジ・センターの使用」を参照してください。

  2. 「操作」「グローバル設定」を選択します。

  3. 「モニターの有効化」チェックボックスを選択解除して、構成内のすべてのサービスに関するモニター統計の収集が停止されるようにします。


    注意:

    このオプションにより、特定のビジネス・サービスおよびプロキシ・サービスに対して選択可能なサービス・モニターの有効化オプションがオーバーライドされます。26.9項「ビジネス・サービスの操作設定の構成」または26.8項「プロキシ・サービスの操作設定の構成」を参照してください。

    このオプションを選択すると、「SLAアラートの有効化」オプションもオーバーライドされます。モニターをグローバル・レベルで無効にすると、対応する「SLAアラートの有効化」チェックボックスが選択されていても、実行時にSLAアラートは無効になります。27.2.3項「SLAアラートのグローバルな有効化」を参照してください。


  4. 「更新」をクリックします。モニター構成は、現在のセッションで保存されます。

  5. または、セッション中の任意の時点で「リセット」をクリックして、変更を破棄し、現在保持されている設定を使用してページを更新します。

  6. セッションを終了して構成をランタイムにデプロイするには、「チェンジ・センター」「アクティブ化」をクリックします。

27.2.3 SLAアラートのグローバルな有効化

SLAアラートモニターとは独立して構成することも可能ですが、実行時にはこの2つの設定に関連が生じます。グローバル・モニターを有効にすると、SLAアラートを有効または無効にすることができます。ただし、SLAアラート・ルールの条件は評価するモニター統計によって決まるため、グローバル・モニターを無効にすると、SLAアラートも無効になります。

すべてのサービスに対するSLAアラートをドメイン・レベルで有効にするには:

  1. セッションをまだ作成していない場合は、「作成」をクリックして新しいセッションを作成するか、「編集」をクリックして既存のセッションを入力します。3.1項「チェンジ・センターの使用」を参照してください。

  2. 「操作」「グローバル設定」を選択します。

  3. 「SLAアラートの有効化」チェックボックスを選択して、構成内のすべてのサービスに関するアラート・ルールが評価されるようにします。

  4. 「更新」をクリックして、このページのすべての設定を保存します。

  5. または、セッション中の任意の時点で「リセット」をクリックして、変更を破棄し、現在保持されている設定を使用してページを更新します。

  6. セッションを終了して構成をランタイムにデプロイするには、「チェンジ・センター」「アクティブ化」をクリックします。

27.2.4 SLAアラートのグローバルな無効化

すべてのサービスに対するSLAアラートをドメイン・レベルで無効にするには:

  1. セッションをまだ作成していない場合は、「作成」をクリックして新しいセッションを作成するか、「編集」をクリックして既存のセッションを入力します。3.1項「チェンジ・センターの使用」を参照してください。

  2. 「操作」「グローバル設定」を選択します。

  3. 「SLAアラートの有効化」チェックボックスを選択解除して、構成内のすべてのサービスに関するアラート・ルールの評価が停止されるようにします。


    注意:

    このオプションにより、特定のビジネス・サービスおよびプロキシ・サービスに対して選択可能な「SLAアラート」オプションがオーバーライドされます。26.9項「ビジネス・サービスの操作設定の構成」または26.8項「プロキシ・サービスの操作設定の構成」を参照してください。


  4. 「更新」をクリックします。SLAアラートの構成は、現在のセッションで保存されます。

  5. または、セッション中の任意の時点で「リセット」をクリックして、変更を破棄し、現在保持されている設定を使用してページを更新します。

  6. セッションを終了して構成をランタイムにデプロイするには、「チェンジ・センター」「アクティブ化」をクリックします。

27.2.5 パイプライン・アラートのグローバルな有効化

(プロキシ・サービスの場合)すべてのプロキシ・サービスに対するパイプライン・アラートをドメイン・レベルで有効にするには:

  1. セッションをまだ作成していない場合は、「作成」をクリックして新しいセッションを作成するか、「編集」をクリックして既存のセッションを入力します。3.1項「チェンジ・センターの使用」を参照してください。

  2. 「操作」「グローバル設定」を選択します。

  3. 「パイプライン・アラートの有効化」チェックボックスを選択して、プロキシ・サービスに関するパイプライン・アラート・アクションが実行されるようにします。

    パイプライン・アラートはグローバルなモニターに依存しません。

  4. 「更新」をクリックして、このページのすべての設定を保存します。

  5. または、セッション中の任意の時点で「リセット」をクリックして、変更を破棄し、現在保持されている設定を使用してページを更新します。

  6. セッションを終了して構成をランタイムにデプロイするには、「チェンジ・センター」「アクティブ化」をクリックします。

27.2.6 パイプライン・アラートのグローバルな無効化

(プロキシ・サービスの場合)すべてのプロキシ・サービスに対するパイプライン・アラートをドメイン・レベルで無効にするには:

  1. セッションをまだ作成していない場合は、「作成」をクリックして新しいセッションを作成するか、「編集」をクリックして既存のセッションを入力します。3.1項「チェンジ・センターの使用」を参照してください。

  2. 「操作」「グローバル設定」を選択します。

  3. 「パイプライン・アラートの有効化」チェックボックスを選択解除して、プロキシ・サービスに関するパイプライン・アラート・アクションの実行が停止されるようにします。


    注意:

    このオプションにより、特定のプロキシ・サービスに対して選択可能な「パイプライン・アラート」の設定がオーバーライドされます。26.8項「プロキシ・サービスの操作設定の構成」を参照してください。


  4. 「更新」をクリックします。パイプライン・アラートの構成は、現在のセッションで保存されます。

  5. または、セッション中の任意の時点で「リセット」をクリックして、変更を破棄し、現在保持されている設定を使用してページを更新します。

  6. セッションを終了して構成をランタイムにデプロイするには、「チェンジ・センター」「アクティブ化」をクリックします。

27.2.7 メッセージ・レポートのグローバルな有効化

このオプションでプロキシ・サービスのパイプライン・レポート・アクションが制御されるのはメッセージ・コンテキストのみです。レポート・フレームワークをターゲットとしたSLAアラートやパイプライン・アラートには影響しません。

すべてのプロキシ・サービスに対するメッセージ・レポートをドメイン・レベルで有効にするには:

  1. セッションをまだ作成していない場合は、「作成」をクリックして新しいセッションを作成するか、「編集」をクリックして既存のセッションを入力します。3.1項「チェンジ・センターの使用」を参照してください。

  2. 「操作」「グローバル設定」を選択します。

  3. 「レポートの有効化」チェックボックスを選択して、すべてのプロキシ・サービスに関するパイプライン・レポート・アクションが開始されるようにします。

  4. 「更新」をクリックして、このページのすべての設定を保存します。

  5. または、セッション中の任意の時点で「リセット」をクリックして、変更を破棄し、現在保持されている設定を使用してページを更新します。

  6. セッションを終了して構成をランタイムにデプロイするには、「チェンジ・センター」「アクティブ化」をクリックします。

27.2.8 メッセージ・レポートのグローバルな無効化

(プロキシ・サービスの場合)すべてのプロキシ・サービスに対するメッセージ・レポートをドメイン・レベルで無効にするには:

  1. セッションをまだ作成していない場合は、「作成」をクリックして新しいセッションを作成するか、「編集」をクリックして既存のセッションを入力します。3.1項「チェンジ・センターの使用」を参照してください。

  2. 「操作」「グローバル設定」を選択します。

  3. 「レポートの有効化」チェックボックスを選択解除して、すべてのプロキシ・サービスに関するパイプライン・レポート・アクションが停止されるようにします。


    注意:

    このオプションにより、特定のプロキシ・サービスに対して選択可能な「メッセージ・レポート」の設定がオーバーライドされます。26.8項「プロキシ・サービスの操作設定の構成」を参照してください。


  4. 「更新」をクリックします。メッセージ・レポートの構成は、現在のセッションで保存されます。

  5. または、セッション中の任意の時点で「リセット」をクリックして、変更を破棄し、現在保持されている設定を使用してページを更新します。

  6. セッションを終了して構成をランタイムにデプロイするには、「チェンジ・センター」「アクティブ化」をクリックします。

27.2.9 ログのグローバルな有効化

「ロギングの有効化」を選択すると、パイプラインのログ・アクション・メッセージがWebLogic Serverロギング・サービスに送信されます。ログを表示するには、WebLogic Serverを構成してこれらのメッセージがドメイン・ログに転送されるようにする必要があります。

すべてのプロキシ・サービスに対するログ出力をドメイン・レベルで有効にするには:

  1. セッションをまだ作成していない場合は、「作成」をクリックして新しいセッションを作成するか、「編集」をクリックして既存のセッションを入力します。3.1項「チェンジ・センターの使用」を参照してください。

  2. 「操作」「グローバル設定」を選択します。

  3. 「ロギングの有効化」チェックボックスを選択して、すべてのプロキシ・サービスに関するパイプライン・ログ・アクションが開始されるようにします。

  4. 「更新」をクリックして、このページのすべての設定を保存します。

  5. または、セッション中の任意の時点で「リセット」をクリックして、変更を破棄し、現在保持されている設定を使用してページを更新します。

  6. セッションを終了して構成をランタイムにデプロイするには、「チェンジ・センター」「アクティブ化」をクリックします。

27.2.10 ログのグローバルな無効化

(プロキシ・サービスの場合)すべてのプロキシ・サービスに対するログ出力をドメイン・レベルで無効にするには:

  1. セッションをまだ作成していない場合は、「作成」をクリックして新しいセッションを作成するか、「編集」をクリックして既存のセッションを入力します。3.1項「チェンジ・センターの使用」を参照してください。

  2. 「操作」「グローバル設定」を選択します。

  3. 「ロギングの有効化」チェックボックスを選択解除して、すべてのプロキシ・サービスに関するパイプライン・ログ・アクションが停止されるようにします。


    注意:

    このオプションにより、特定のプロキシ・サービスに対して選択可能な「ロギング」の設定がオーバーライドされます。26.8項「プロキシ・サービスの操作設定の構成」を参照してください。


  4. 「更新」をクリックします。ロギング構成は、現在のセッションで保存されます。

  5. または、セッション中の任意の時点で「リセット」をクリックして、変更を破棄し、現在保持されている設定を使用してページを更新します。

  6. セッションを終了して構成をランタイムにデプロイするには、「チェンジ・センター」「アクティブ化」をクリックします。

27.2.11 結果キャッシュのグローバルな有効化

結果が変わることがめったにないビジネス・サービスを起動する場合、結果キャッシュを使用すると、サービスの起動の結果を待たずに、キャッシュされている結果がクライアントに返されるため、ビジネス・サービスのパフォーマンスが向上します。

個々のビジネス・サービスに対して結果キャッシュを構成する前に、次の手順を使用して、まず結果キャッシュをグローバルに有効にする必要があります。デフォルトの設定では、結果キャッシュは有効です。

  1. セッションをまだ作成していない場合は、「作成」をクリックして新しいセッションを作成するか、「編集」をクリックして既存のセッションを入力します。3.1項「チェンジ・センターの使用」を参照してください。

  2. 「操作」「グローバル設定」を選択します。

  3. 「結果キャッシュの有効化」チェックボックスを選択します。

  4. 「更新」をクリックして、このページのすべての設定を保存します。

  5. または、セッション中の任意の時点で「リセット」をクリックして、変更を破棄し、現在保持されている設定を使用してページを更新します。

  6. セッションを終了して構成をランタイムにデプロイするには、「チェンジ・センター」「アクティブ化」をクリックします。

ビジネス・サービスに対する結果キャッシュの構成の詳細は、19.2.23項「「メッセージ処理構成」ページ」を参照してください。

27.2.12 結果キャッシュのグローバルな無効化

結果キャッシュをグローバルに無効にすると、Oracle Service Busでキャッシュ全体がフラッシュされ、結果キャッシュが有効なすべてのビジネス・サービスについてキャッシュされている結果が削除されます。デフォルトの設定では、結果キャッシュは有効です。

結果キャッシュをドメイン・レベルで無効にするには:

  1. セッションをまだ作成していない場合は、「作成」をクリックして新しいセッションを作成するか、「編集」をクリックして既存のセッションを入力します。3.1項「チェンジ・センターの使用」を参照してください。

  2. 「操作」「グローバル設定」を選択します。

  3. 「結果キャッシュの有効化」チェックボックスを選択解除します。


    注意:

    この設定によって、個々のビジネス・サービスで構成されている結果キャッシュがオーバーライドされます。


  4. 「更新」をクリックします。構成は、現在のセッションで保存されます。

  5. または、セッション中の任意の時点で「リセット」をクリックして、変更を破棄し、現在保持されている設定を使用してページを更新します。

  6. セッションを終了して構成をランタイムにデプロイするには、「チェンジ・センター」「アクティブ化」をクリックします。

27.3 ユーザー・プリファレンスの設定

このページでは、管理コンソールの表示オプションと設定をカスタマイズし、保持することができます。「ユーザー・プリファレンス」を更新(変更)する場合、変更セッションをアクティブ化する必要はありません。

表27-7に、ページのオプションおよびコントロールを示します。

表27-7 ユーザー・プリファレンス - オプションおよびコントロール

内容 操作

管理コンソールを起動したときに表示される「ホーム・ページ」の変更

最初のリストから、メイン・メニューの項目(「操作」「リソース・ブラウザ」「プロジェクト・エクスプローラ」「セキュリティ構成」または「システム管理」)を選択します。

2番目のリストから、サブ・メニューの項目の1つを選択します。(サブメニューの項目内容は、最初のメニューで選択した項目内容によって動的に変わります。)

検索フィルタの表示

「はい」または「いいえ」を選択します。

デフォルトでは、検索フィルタは表示されません(閉じています)。「はい」を選択すると、検索フィルタは常に表示されます(開いています)。

ステージ注釈の表示

「はい」または「いいえ」を選択します。

デフォルトでは、パイプラインのステージ注釈は表示されません(閉じています)。「はい」を選択すると、ステージ注釈は常に表示されます(開いています)。

リソース・メタデータの表示

「はい」または「いいえ」を選択します。

デフォルトでは、リソース・メタデータ・セクションは表示されています(開いています)。「いいえ」を選択すると、リソース・メタデータ・セクションは表示されません(閉じています)。

管理コンソールでダッシュボードのデータの表示を更新する頻度の変更

「ダッシュボード・リフレッシュ間隔」リストから、ダッシュボードのリフレッシュ間隔として「リフレッシュなし」「1分」「2分」「3分」「5分」「10分」「20分」「30分」または「60分」を選択します。

デフォルトの間隔は、「リフレッシュなし」ですが、定義済の他の時間を選択できます。たとえば、「5分」を選択すると、ダッシュボードのデータが5分ごとに更新されます。

注意: デフォルト(リフレッシュなし)以外のダッシュボード・リフレッシュ間隔を選択すると、ブラウザでダッシュボードが一定の間隔でリフレッシュされます。これにより、管理コンソールとやり取りしていなくても、セッションはタイムアウトしなくなります。ダッシュボード・リフレッシュ間隔機能を慎重に使用することをお薦めします。管理コンソール・セッションを無人のまま放置しないようにしてください。管理コンソール・セッションがアクティブな間は、再認証を行わずに、他のユーザーがそのコンピュータから管理コンソール・セッションにアクセスできます。

ダッシュボードにアラートの履歴データを表示する間隔の変更

「アラート履歴期間」リストから、アラートの履歴データを表示する間隔として「30分」「1時間」「2時間」「3時間」または6時間」を選択します。デフォルトは、30分(30分以内に受け取ったアラートを表示)ですが、あらかじめ定義されている他の期間を選択できます。たとえば、「1時間」を選択すると、ダッシュボードに、1時間以内に受け取ったアラートが表示されます。