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Oracle® Fusion Middleware Oracle Event Processing Visualizerユーザーズ・ガイド
11gリリース1 (11.1.1.7)
B61655-06
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18 マルチサーバー・ドメインの管理

この章では、Oracle Event Processing Visualizerを使用して、マルチサーバー・ドメイン(クラスタ)の各局面を管理する方法(ネイティブおよびCoherenceクラスタ・メンバーシップやトポロジ・ダイアグラムの表示、キャッシュ情報の表示など)について説明します。

この章の内容は次のとおりです。

詳細は、次を参照してください。

18.1 クラスタ・グループおよびトポロジの管理

この項では次の内容について説明します。

18.1.1 クラスタ・グループ・メンバーシップを表示する方法

デフォルトおよびユーザー定義のクラスタ・グループ、それらのグループに属するサーバー、およびそれらのグループにデプロイされているアプリケーションを表示できます。

デフォルトでは、各サーバーと同じ名前を持つグループがサーバーごとに1つずつ存在する他、ドメイン内のすべてのサーバーを表すAllDomainMembersという名前のグループも存在しています。さらに、クラスタの構成時にカスタム・グループを定義できます。

アプリケーションは、クラスタ・グループにデプロイすることも、個々のサーバーにデプロイすることもできます。クラスタ・グループにデプロイした場合、アプリケーションの所属先はそのグループ内の個々のサーバーではなく、そのグループになります。個々のサーバーにデプロイした場合、アプリケーションはそのサーバー固有のグループに属します。

詳細は、次を参照してください。

クラスタ・グループのメンバーシップを表示するには:

  1. 左のペインで「ドメイン」ノードをクリックします。ここで、「ドメイン」はOracle Event Processingドメインの名前を意味します。

  2. 右のペインで「クラスタ・グループ/サーバー」タブをクリックします。

    図18-1で示すように「クラスタ・グループ/サーバー」タブが表示されます。

    図18-1 「クラスタ・グループ/サーバー」タブ

    図18-1の説明が続きます
    「図18-1「クラスタ・グループ/サーバー」タブ」の説明

  3. 「クラスタ・グループ/サーバー」タブを使用して、様々なクラスタ・グループのサーバーやアプリケーションの内容を確認してください。

    例:

    • グループtestgroupには、図18-1で示すように、2つのサーバー(WLEvServer-1WLEvServer-2)および1つのアプリケーション(helloworld)が含まれます。

    • グループWLEvServer-1には、1つのサーバー(WLEvServer-1)が含まれていますが、アプリケーションは1つも含まれていません。その「アプリケーション」ノードの下に表示されている「helloworld」アプリケーションの所属先はグループtestgroupであり、サーバーWLEvServer-1ではありません。

    • グループWLEvServer-2には、1つのサーバー(WLEvServer-2)と1つのアプリケーション(fx)が含まれています。fxアプリケーションはサーバーWLEvServer-2にデプロイされたものです。その「アプリケーション」ノードの下に表示されている「helloworld」アプリケーションの所属先はグループtestgroupであり、サーバーWLEvServer-2ではありません。

18.1.2 すべてのクラスタ・トポロジを表示する方法

Oracle Event Processing Visualizerを使用すると、クラスタの実装にかかわらず、クラスタのすべてのトポロジを表示できます。また、クラスタ・グループのプロパティやサーバー・インスタンスのプロパティを表示することもできます。

Oracle Event Processing高可用性アプリケーションをデプロイすると、Oracle Event Processing高可用性トポロジを表示できます。詳細は、18.1.3項「Oracle Event Processing高可用性クラスタ・トポロジを表示する方法」を参照してください。

クラスタリングにOracle Coherenceを使用している場合、Oracle Coherenceトポロジを表示できます。詳細は、18.2.1項「Oracle Coherenceクラスタ・トポロジを表示する方法」を参照してください。

クラスタのすべてのトポロジを表示するには:

  1. 左のペインで「ドメイン」ノードをクリックします。ここで、「ドメイン」はOracle Event Processingドメインの名前を意味します。

  2. 右のペインで「クラスタ」タブをクリックします。

  3. 右のペインで「トポロジ」タブをクリックします。

    図18-2で示すように「トポロジ」タブが表示されます。

    図18-2 「クラスタ」の「トポロジ」タブ

    図18-2の説明が続きます
    「図18-2「クラスタ」の「トポロジ」タブ」の説明

    このタブには、クラスタの実装にかかわらず、すべてのクラスタ・グループが表示されます。

    クラスタ・グループ内で、プライマリ・サーバーは図18-3で示すアイコンで識別されます。図18-2の場合、プライマリ・サーバーはCEPServer1です。

    図18-3 プライマリ・サーバー

    プライマリ・サーバー・アイコン

    「トポロジ」キャンバスの上部にある各種ツールの詳細は、18.3項「クラスタ・トポロジ・ダイアグラムの管理」を参照してください。

  4. ある特定のグループのプロパティを表示するには、「グループ」リスト内でそのグループをクリックします。

  5. ある特定のサーバー・インスタンスのプロパティを表示するには、「グループ」リスト」内でそのサーバー・インスタンスをクリックします。

  6. ある特定のサーバー・インスタンスの詳細を表示するには、図18-4で示すように、「グループ・メンバー」タブをクリックし、そのサーバー・インスタンスを選択します。

    図18-4 「グループ・メンバー」タブ

    図18-4の説明が続きます
    「図18-4「グループ・メンバー」タブ」の説明

  7. 「グループ・メンバー」タブを使用して、次のようにグループ表をカスタマイズします。

    • 列の順序を変更するには、キャッシュ・チャートの列名をクリックし、左右にドラッグします。

    • 列のソート順を変更するには、キャッシュ・チャートの列名の右にある三角形をクリックします。

18.1.3 Oracle Event Processing高可用性クラスタ・トポロジを表示する方法

Oracle Event Processing Visualizerを使用すると、Oracle高可用性クラスタ・トポロジを表示できます。また、クラスタ・グループのプロパティやサーバー・インスタンスのプロパティを表示することもできます。

詳細は、『Oracle Fusion Middleware Oracle Event Processing開発者ガイド for Eclipse』の高可用性の理解に関する項を参照してください。

Oracle Event Processing高可用性クラスタ・トポロジを表示するには:

  1. 左のペインで「ドメイン」ノードをクリックします。ここで、「ドメイン」はOracle Event Processingドメインの名前を意味します。

  2. 右のペインで「クラスタ」タブをクリックします。

  3. 右のペインで「トポロジ」タブをクリックします。

    Oracle Event Processing高可用性アプリケーションの場合、「トポロジ」タブを使用して次の手順を実行します。

    1. 高可用性構成を視覚化します。

      18.1.3.1項「Oracle高可用性構成の視覚化」を参照してください。

    2. 高可用性およびスケーラビリティ構成を視覚化します。

      18.1.3.2項「Oracle高可用性およびスケーラビリティ構成の視覚化」を参照してください。

    「トポロジ」キャンバスの上部にある各種ツールの詳細は、18.3項「クラスタ・トポロジ・ダイアグラムの管理」を参照してください。

  4. ある特定のグループのプロパティを表示するには、「グループ」リスト内でそのグループをクリックします。

  5. ある特定のサーバー・インスタンスのプロパティを表示するには、「グループ」リスト」内でそのサーバー・インスタンスをクリックします。

  6. ある特定のサーバー・インスタンスの詳細を表示するには、図18-5で示すように、「グループ・メンバー」タブをクリックし、グループおよびサーバー・インスタンスを選択します。

    図18-5 「グループ・メンバー」タブ

    図18-5の説明が続きます
    「図18-5「グループ・メンバー」タブ」の説明

  7. 「グループ・メンバー」タブを使用して、次のようにグループ表をカスタマイズします。

    • 列の順序を変更するには、キャッシュ・チャートの列名をクリックし、左右にドラッグします。

    • 列のソート順を変更するには、キャッシュ・チャートの列名の右にある三角形をクリックします。

18.1.3.1 Oracle高可用性構成の視覚化

Oracle Event Processing高可用性アプリケーションの場合、「トポロジ」タブには、通知グループがデプロイメント・グループの内側にネストされて表示されます。

図18-6では、デプロイメント・グループはMyDeploymentGroup、通知グループはActiveActiveGroupBean_group1です。

図18-6 クラスタ」の「トポロジ」タブ: Oracle Event Processing高可用性

図18-6の説明が続きます
「図18-6「クラスタ」の「トポロジ」タブ: Oracle Event Processing高可用性」の説明

プライマリ・サーバーは図18-7で示すアイコンで識別されます。図18-6の場合、プライマリ・サーバーはCEPServer2です。

図18-7 プライマリ・サーバー

プライマリ・サーバー・アイコン

ストリーム・データ・ソースはプライマリ・サーバーとセカンダリ・サーバーの両方に入力されますが、イベントを出力するのはプライマリ・サーバーのみです。CEPServer2がダウンすると、Oracle高可用性フェイルオーバーが発生し、CEPServer1ActiveActiveGroupBean_group1の新しいプライマリとして、イベントの出力を再開します。CEPServer2はオンライン状態に戻ると、ActiveActiveGroupBean_group1にセカンダリ・サーバーとして再び参加します。

「トポロジ」キャンバスの上部にある各種ツールの詳細は、18.3項「クラスタ・トポロジ・ダイアグラムの管理」を参照してください。

詳細は、次を参照してください。

  • 『Oracle Fusion Middleware Oracle Event Processing開発者ガイド for Eclipse』の高可用性の理解に関する項

  • 『Oracle Fusion Middleware Oracle Event Processing開発者ガイド for Eclipse』のデプロイメント・グループおよび通知グループに関する項

18.1.3.2 Oracle高可用性およびスケーラビリティ構成の視覚化

高可用性とスケーラビリティを組み合せたOracle Event Processing高可用性アプリケーションの場合、「トポロジ」タブに、通知グループがデプロイメント・グループの内側にネストされて表示されます。

図18-8では、デプロイメント・グループはMyDeploymentGroup、通知グループはActiveActiveGroupBean_group1ActiveActiveGroupBean_group2です。

図18-8 クラスタ」の「トポロジ」タブ: Oracle Event Processing高可用性およびスケーラビリティ

図18-8の説明が続きます
「図18-8「クラスタ」の「トポロジ」タブ: Oracle Event Processing高可用性およびスケーラビリティ」の説明

プライマリ・サーバーは図18-9で示すアイコンで識別されます。図18-8では、通知グループActiveActiveGroupBean_group1のプライマリ・サーバーはCEPServer1、通知グループActiveActiveGroupBean_group2のプライマリ・サーバーはCEPServer3です。

図18-9 プライマリ・サーバー

プライマリ・サーバー・アイコン

ストリーム・データ・ソースは各通知グループ内のプライマリ・サーバーとセカンダリ・サーバーの両方に入力されますが、イベントを出力するのは、各通知グループ内のプライマリ・サーバーのみです。各通知グループが入力データの異なるサブセットを処理できるように、(JMSセレクタによって)ストリーム・データ・ソースが分割されます。Oracle Event Processing Visualizerではこれが、通知グループごとに異なる色の線で示されます。たとえば、ActiveActiveGroupBean_group1accountID <= 500のイベントを処理し、ActiveActiveGroupBean_group2accountID > 500のイベントを処理するとします。CEPServer1CEPServer2はどちらもaccountID <= 500のイベントを並行して処理し、CEPServer3CEPServer4accountID > 500のイベントを並行して処理します。CEPServer1がダウンすると、Oracle高可用性フェイルオーバーが発生し、CEPServer2ActiveActiveGroupBean_group1の新しいプライマリとして、イベントの出力を再開します。CEPServer1はオンライン状態に戻ると、ActiveActiveGroupBean_group1にセカンダリ・サーバーとして再び参加します。

「トポロジ」キャンバスの上部にある各種ツールの詳細は、18.3項「クラスタ・トポロジ・ダイアグラムの管理」を参照してください。

詳細は、次を参照してください。

  • 『Oracle Fusion Middleware Oracle Event Processing開発者ガイド for Eclipse』の高可用性およびスケーラビリティに関する項

  • 『Oracle Fusion Middleware Oracle Event Processing開発者ガイド for Eclipse』のデプロイメント・グループおよび通知グループに関する項

18.2 Oracle Coherenceの管理

この項の内容は次のとおりです。

18.2.1 Oracle Coherenceクラスタ・トポロジを表示する方法

Oracle Coherenceクラスタリングを使用している場合、Oracle Event Processing Visualizerを使用すると、Oracle Coherenceクラスタのトポロジ、クラスタ・グループのプロパティおよびサーバー・インスタンスのプロパティを表示できます。

クラスタリングの実装にかかわらず、すべてのクラスタリング・トポロジを表示するには、18.1.2項「すべてのクラスタ・トポロジを表示する方法」を参照してください。

Oracle Coherenceクラスタのトポロジを表示するには:

  1. 左のペインで「ドメイン」ノードをクリックします。ここで、「ドメイン」はOracle Event Processingドメインの名前を意味します。

  2. 右のペインで「Coherence」タブをクリックします。

  3. 右のペインで「トポロジ」タブをクリックします。

    図18-10で示すように「トポロジ」タブが表示されます。

    図18-10 Oracleの「Coherence」「クラスタ」「トポロジ」タブ

    図18-10の説明が続きます
    「図18-10 Oracleの「Coherence」「クラスタ」「トポロジ」タブ」の説明

    このタブには、Oracle Coherenceクラスタリング実装が管理するすべてのクラスタ・グループが表示されます。

    「トポロジ」キャンバスの上部にある各種ツールの詳細は、18.3項「クラスタ・トポロジ・ダイアグラムの管理」を参照してください。

  4. ある特定のグループのプロパティを表示するには、「グループ」リスト内でそのグループをクリックします。

  5. ある特定のサーバー・インスタンスのプロパティを表示するには、「グループ」リスト」内でそのサーバー・インスタンスをクリックします。

18.2.2 Oracle Coherenceクラスタでノードを監視する方法

Oracle Event Processing Visualizerを使用すると、Oracle Coherenceクラスタ内の任意のノードやすべてのノードについて、プロパティの組合せを比較できます。Oracle Coherenceクラスタ内の選択されたノードについて、選択されたプロパティのリストを表示できます。

問題の根本原因を判定したら、Oracle Coherenceパラメータをチューニングして問題を修正できます。詳細は、18.2.4項「Oracle Coherenceをチューニングする方法」を参照してください。

Oracle Coherenceクラスタ内のノードを監視するには:

  1. 左のペインで「ドメイン」ノードをクリックします。ここで、「ドメイン」はOracle Event Processingドメインの名前を意味します。

  2. 右のペインで「Coherence」タブをクリックします。

  3. 右のペインで「マルチノード・モニター」タブをクリックします。

    図18-1で示すように「マルチノード・モニター」タブが表示されます。

    図18-11 「マルチノード・モニター」タブ

    図18-11の説明が続きます
    「図18-11「マルチノード・モニター」タブ」の説明

  4. 「マルチノード・モニター」タブを使用して、次のようにグループ表をカスタマイズします。

    • 列の順序を変更するには、キャッシュ・チャートの列名をクリックし、左右にドラッグします。

    • 列のソート順を変更するには、キャッシュ・チャートの列名の右にある三角形をクリックします。

  5. 「マルチノード・モニター」タブを使用することで、Oracleの「Coherence」クラスタ内の任意のノードについて、表18-1のリストに含まれるプロパティの任意の組合せを比較します。

    • グループを展開し、1つ以上のノードのチェック・ボックスを選択します。

    • あるプロパティを監視するには、そのプロパティを「監視するプロパティをドラッグ」領域からいずれかのグラフにドラッグするか、そのプロパティを選択して「左に追加」または「右に追加」をクリックします。

      グラフごとに指定可能なプロパティの数は、最大1個です。

    • 選択したノードごとに線が1本ずつ描画されます。グラフの下にある凡例では、選択した各ノードのグラフ・データが色で区別されます。

    • 別のプロパティを監視するには、新しいプロパティをドラッグしてグラフ上にドロップするか、新しいプロパティを選択して「左に追加」または「右に追加」をクリックします。

    • グラフのスケールを変更するには、縦軸の横にあるスライダをドラッグします。

    表18-1 「マルチノード・モニター」タブで監視可能なプロパティ

    プロパティ 説明

    「使用可能メモリー」

    選択されたノードの空きメモリーの合計量(MB)。

    「最大メモリー」

    選択されたノードで使用可能なメモリーの合計量(MB)。

    「送信パケット数」

    選択されたノードから送信されたOracle Coherenceパケットの合計数。

    「受信パケット数」

    選択されたノードで受信されたOracle Coherenceパケットの合計数。

    「バッファ受信サイズ」

    選択されたノードでバッファリング可能なOracle Coherence受信パケットの合計数。

    「バッファ・パブリッシュ・サイズ」

    選択されたノードでバッファリング可能なOracle Coherenceのパブリッシュ済パケットの合計数。


  6. ある特定のノードの詳細情報を表示するには、「ノード詳細ビュー」タブをクリックします。

    図18-12で示すように「ノード詳細ビュー」タブが表示されます。

    図18-12 「ノード詳細ビュー」タブ

    図18-12の説明が続きます
    「図18-12「ノード詳細ビュー」タブ」の説明

  7. 「ノード詳細ビュー」タブを使用することで、選択されたノードについて、表18-2の一覧に含まれるプロパティを比較します。

    • 「ノード」プルダウン・メニューからノードを選択します。

      選択したノードのプロパティが、「ノードのプロパティ」リストに表示されます。

    • 選択したノードの線が描画されます。

    • グラフのスケールを変更するには、縦軸の横にあるスライダをドラッグします。

    表18-2 「ノード詳細ビュー」タブで監視可能なプロパティ

    プロパティ 説明

    「使用可能メモリー」

    選択されたノードの空きメモリーの合計量(MB)。

    「最大メモリー」

    選択されたノードで使用可能なメモリーの合計量(MB)。

    「送信パケット数」

    選択されたノードから送信されたOracle Coherenceパケットの合計数。

    「受信パケット数」

    選択されたノードで受信されたOracle Coherenceパケットの合計数。


18.2.3 Oracle Coherenceキャッシュを監視する方法

Oracle Event Processing Visualizerを使用すると、Oracle Coherenceの広範なキャッシュ・パラメータを監視したり、パラメータ値をグラフで比較したりすることで、パフォーマンスや動作に関する問題を特定して診断できます。

問題の根本原因を判定したら、Oracle Coherenceパラメータをチューニングして問題を修正できます。詳細は、18.2.4項「Oracle Coherenceをチューニングする方法」を参照してください。

Oracle Coherenceキャッシュを監視するには:

  1. 左のペインで「ドメイン」ノードをクリックします。ここで、「ドメイン」はOracle Event Processingドメインの名前を意味します。

  2. 右のペインで「Coherence」タブをクリックします。

  3. 右ペインで「キャッシュ・チャート」タブをクリックします。

    図18-1で示すように「マルチノード・モニター」タブが表示されます。

    図18-13 「キャッシュ・チャート」タブ

    図18-13の説明が続きます
    「図18-13 「キャッシュ・チャート」タブ」の説明

  4. 「キャッシュ・チャート」タブを使用することで、選択された1つ以上のキャッシュについて、表18-3の一覧に含まれる列の任意の組合せを表示します。

    • 「キャッシュ・チャート」内の1つ以上のキャッシュのチェック・ボックスを選択します。

    • ある列を「キャッシュ・チャート」に追加するには、「列」リストでその列のチェック・ボックスを選択します。

    • ある列を「キャッシュ・チャート」から削除するには、「列」リストでその列のチェック・ボックスを選択解除します。

    • 列の順序を変更するには、キャッシュ・チャートの列名をクリックし、左右にドラッグします。

    • 列のソート順を変更するには、キャッシュ・チャートの列名の右にある三角形をクリックします。

    表18-3 「キャッシュ・チャート」タブの列およびプロパティ

    プロパティ 説明

    「キャッシュ名」

    キャッシュの名前。

    「オブジェクト数」

    選択されたキャッシュ内のオブジェクトの合計数。

    「キャッシュ・ヒット」

    Oracle Coherenceキャッシュ・クライアントが選択されたキャッシュにアクセスした合計回数。

    「キャッシュ・ミス」

    Oracle Coherenceキャッシュ・クライアントが選択されたキャッシュにアクセスしたが目的のオブジェクトが見つからなかった場合の合計回数。

    「キャッシュ・プルーニング」

    Oracle Coherenceの最大サイズに達したために、一部のオブジェクトを削除して選択されたキャッシュの構成済のより小さいサイズに戻す必要に迫られた合計回数。

    「ストアの書込み数」

    Oracle Coherenceが選択されたキャッシュのバッキング・ストアへの書込みを行った合計回数。

    「ストアの読取り数」

    Oracle Coherenceが選択されたキャッシュのバッキング・ストアからの読取りを行った合計回数。

    「ノードID」

    選択されたキャッシュのノード識別子。

    「ストアの失敗数」

    選択されたキャッシュのバッキング・ストアが、Oracle Coherenceのストア書込みまたはストア読取りへのサービス提供に失敗した合計回数。

    「平均ヒット」ミリ秒

    Oracle Coherenceが選択されたキャッシュ内でオブジェクトを見つけるのに要した平均時間(ミリ秒)。

    「平均取得」ミリ秒

    Oracle Coherenceが選択されたキャッシュからオブジェクトを取得するのに要した平均時間(ミリ秒)。

    「平均ミス」ミリ秒

    Oracle Coherenceが選択されたキャッシュ内にオブジェクトが存在しないことを判定するのに要した平均時間(ミリ秒)。

    「平均プット」ミリ秒

    Oracle Coherenceが選択されたキャッシュに新しいオブジェクトを追加するのに要した平均時間(ミリ秒)。

    「キャッシュ・ヒット」ミリ秒

    Oracle Coherenceが選択されたキャッシュ内でオブジェクトを見つけるのに要した合計時間(ミリ秒)。

    「キャッシュ・ミス」ミリ秒

    Oracle Coherenceが選択されたキャッシュ内にオブジェクトが存在しないことを判定するのに要した合計時間(ミリ秒)。

    「キャッシュ・プルーニング」ミリ秒

    Oracle Coherenceが、最大サイズに達した後で選択されたキャッシュから一部のオブジェクトを削除して構成済のより小さいサイズに戻すのに要した合計時間(ミリ秒)。

    「ストア読取り」ミリ秒

    Oracle Coherenceが選択されたキャッシュのバッキング・ストアからの読取りを行うのに要した合計時間(ミリ秒)。

    「ストア書込み」ミリ秒

    Oracle Coherenceが選択されたキャッシュのバッキング・ストアへの書込みを行うのに要した合計時間(ミリ秒)。

    「取得合計」ミリ秒

    Oracle Coherenceが選択されたキャッシュからオブジェクトを取得するのに要した合計時間(ミリ秒)。

    「プット合計」ミリ秒

    Oracle Coherenceが選択されたキャッシュに新しいオブジェクトを追加するのに要した合計時間(ミリ秒)。


  5. 「キャッシュ・チャート」タブを使用することで、選択された1つ以上のキャッシュについて、表18-3の一覧に含まれるプロパティの任意の組合せを比較します。

    • 「キャッシュ・チャート」内の1つ以上のキャッシュのチェック・ボックスを選択します。

    • あるプロパティを監視するには、そのプロパティを「監視するプロパティをドラッグ」領域からいずれかのグラフにドラッグするか、そのプロパティを選択して「左に追加」または「右に追加」をクリックします。

      グラフごとに指定可能なプロパティの数は、最大1個です。

    • 選択したキャッシュごとに線が1本ずつ描画されます。グラフの下にある凡例では、選択した各キャッシュのグラフ・データが色で区別されます。

    • 別のプロパティを監視するには、新しいプロパティをドラッグしてグラフ上にドロップするか、別のプロパティを選択して「左に追加」または「右に追加」をクリックします。

    • グラフのスケールを変更するには、縦軸の横にあるスライダをドラッグします。

18.2.4 Oracle Coherenceをチューニングする方法

Oracle Event Processing Visualizerを使用して、広範なOracle Coherenceパラメータを表示および変更してOracle Coherenceパフォーマンスを正確に調整できます。


注意:

一部変更できないOracle Coherenceパラメータもあります。詳細は、Oracle Coherenceのドキュメントを参照してください。


問題の根本原因を特定するには、Oracle Coherenceパラメータを監視できます。詳細は、次を参照してください。

Oracle Coherenceを調整するには:

  1. 左のペインで「ドメイン」ノードをクリックします。ここで、「ドメイン」はOracle Event Processingドメインの名前を意味します。

  2. 右のペインで「Coherence」タブをクリックします。

  3. 右ペインで「チューニング」タブをクリックします。

    図18-14で示すように、「チューニング」タブが表示されます。

    図18-14 「チューニング」タブ:「キャッシュのチューニング」

    図18-14の説明が続きます
    「図18-14「チューニング」タブ: キャッシュのチューニング」の説明

  4. キャッシュのパラメータをチューニングしたり操作を呼び出したりするには、図18-14で示すように、「キャッシュのチューニング」アコーディオン・タブを選択し、キャッシュを選択します。

    表18-4は、選択したキャッシュの表示とチューニングが可能なプロパティのリストです。すべてのプロパティは、Oracle Coherence http://download.oracle.com/otn_hosted_doc/coherence/340/com/tangosol/net/management/Registry.htmlに基づいています。

    表18-4 「キャッシュのチューニング」:プロパティ

    プロパティ 説明

    「キャッシュ名」

    選択されたキャッシュの名前(読取り専用)。

    「サービス」

    このキャッシュに関連付けられたサービス(読取り専用)。

    「バッチ・ファクタ」

    「バッチ・ファクタ」属性は、後書きキューのエントリの「soft-ripe」時刻を計算するために使用されます。あるキュー・エントリの書込み操作の「ripe」とみなされるのは、そのエントリが後書きキュー内にQueueDelay以上の期間、存在していた場合です。「soft-ripe」時刻とは実際の「ripe」時刻よりも前の時刻であり、その時刻以降は、エントリがCacheStoreに対するバッチ非同期書込み操作に(他のすべての「ripe」および「soft-ripe」エントリとともに)含められます。この属性が適用可能となるのは、非同期書込みが有効になっていて(つまり、QueueDelay属性の値がゼロより大きく)、かつCacheStorestoreAll()メソッドを実装している場合のみです。この要素の値は、QueueDelay間隔の割合として表現されます。

    有効な値は、[0.0, 1.0]の範囲の倍精度浮動小数点数です。

    「キュー遅延」ミリ秒

    ライトビハインド・キューに追加されたエントリがキュー内にとどまる秒数。エントリはその後、CacheStore経由で格納されます。WRITE-BEHIND永続性タイプの場合にのみ適用可能です。

    「失効遅延」ミリ秒

    MBeanServerがリモート・モデル・スナップショットをリフレッシュするまでの時間(ミリ秒数)。

    「フラッシュ遅延」ミリ秒

    キャッシュ・フラッシュ間のミリ秒数。値ゼロは、キャッシュが決してフラッシュしないことを示します。

    「リフレッシュ・ファクタ」

    RefreshFactor属性は、キャッシュ・エントリの「ソフトな有効期限」の時刻を計算するために使用されます。ソフトな有効期限とは、その時点以降にエントリへのアクセス・リクエストが発生すると、そのエントリへの非同期ロード・リクエストがスケジューリングされる、実際の有効期限より前の時点です。この属性が適用可能となるのは、自動失効がスケジューリングされた内部的なLocalCacheを持つReadWriteBackingMapの場合のみです。この要素の値は、内部LocalCache失効間隔のパーセンテージとして表されます。

    有効な値は、[0.0, 1.0]の範囲の倍精度浮動小数点数です。ゼロの場合、リフレッシュアヘッドのスケジューリングが無効になります。

    「再キューしきい値」

    失敗したCacheStore書込み操作がリクエストされるライトビハインド・キューの最大サイズ。ゼロの場合は、ライトビハインドのリクエストが無効になります。WRITE-BEHIND永続性タイプの場合にのみ適用可能です。

    「高ユニット」

    ユニットの単位で測定されたキャッシュ・サイズの制限。キャッシュは、その最大ユニット・レベルに達すると、自動的にプルーニングされます。これは通常、キャッシュの「最高水位標」と呼ばれます。

    「低ユニット」

    キャッシュ・プルーニング時の縮小目標となるユニット数。これは通常、キャッシュの「最低水位標」と呼ばれます。


    変更内容を適用するには、「保存」ボタンをクリックします。

    変更を破棄するには、「取消」ボタンをクリックします。

    表18-5は、選択したキャッシュの起動が可能な操作のリストを示します。

    表18-5 「キャッシュのチューニング」:操作

    操作 説明

    「統計のリセット」

    キャッシュの統計をリセットします。


  5. クラスタ・ノードのパラメータをチューニングしたり操作を呼び出したりするには、図18-15で示すように「ノードのチューニング」アコーディオン・タブを選択し、ノードを選択します。

    図18-15 「チューニング」タブ:「ノードのチューニング」

    図18-15の説明が続きます
    「図18-15「チューニング」タブ: 「ノードのチューニング」」の説明

    表18-4は、選択したキャッシュの表示とチューニングが可能なプロパティのリストです。すべてのプロパティは、Oracle Coherence http://download.oracle.com/otn_hosted_doc/coherence/340/com/tangosol/net/management/Registry.htmlに基づいています。

    表18-6 「ノードのチューニング」:プロパティ

    プロパティ 説明

    「ノード名」

    選択されたノードの名前(読取り専用)。

    「バッファ・パブリッシュ・サイズ」

    パブリッシャによって使用されるユニキャスト・データグラム・ソケットのバッファ・サイズ(パケット数で測定)。

    この値を実行時に変更することは本来安全でない操作であり、その結果、すべてのネットワーク通信が一時停止され、クラスタのすべてのサービスが終了する可能性があります。

    「バッファ受信サイズ」

    レシーバによって使用されるユニキャスト・データグラム・ソケットのバッファ・サイズ(パケット数で測定)。

    この値を実行時に変更することは本来安全でない操作であり、その結果、すべてのネットワーク通信が一時停止され、クラスタのすべてのサービスが終了する可能性があります。

    「バースト数」

    一時停止なしに送信するパケット数の最大値。1より小さい値(ゼロなど)はすべて、制限なしを意味します。

    「バースト遅延」ミリ秒

    バースト間で一時停止するミリ秒数。1より小さい値(ゼロなど)はすべて、1ミリ秒として処理されます。

    「ロギング・レベル」

    どのログ・メッセージをログ宛先に出力するかを指定します。

    有効な値は次のとおりです。

    • 0 指定されたロギング重大度を持たない出力のみがロギングされます。

    • 1 前述のすべて+エラー

    • 2 前述のすべて+警告

    • 3 前述のすべて+情報メッセージ

    • 4..9 前述のすべて+内部デバッグ・メッセージ(数値が大きいほどメッセージ数も増えます)。

    • -1 メッセージなし

    「ロギング形式」

    メッセージをログ宛先に渡す前にどのような書式設定を行うかを指定します。

    message-format要素の値は、次の置換可能パラメータを含む静的テキストになります。

    • {date} メッセージがロギングされた日付/時間の書式(最小単位はミリ秒)

    • {version} Oracle Coherenceの正確なバージョンおよびビルドの詳細

    • {level} メッセージのロギング重大度レベル

    • {thread} メッセージをロギングしたスレッドの名前

    • {member} クラスタ・メンバーID(クラスタが現在実行中の場合)

    • {text} メッセージのテキスト

    「ロギング制限」

    ログ出力デーモンが処理するメッセージ・キュー内の最大文字数。この文字数を超えると、キュー内の残りのメッセージはすべて破棄されます。有効な値は、[0...]の範囲の整数です。ゼロは制限なしを意味します。

    「マルチキャストしきい値」

    パケットの送信先となるクラスタ内のサーバーのパーセンテージ(0から100)。この値より上の場合はパケットがマルチキャストされ、この値より下の場合はパケットがユニキャストされます。

    「再送信遅延」ミリ秒

    パケットの確認が得られなかった場合に、そのパケットが受信者に再送信される前にパブリッシャの再送信キュー内にとどまる最小ミリ秒数。この値の設定値が低すぎると、不要な繰り返しのためにネットワークでオーバーフローが発生する可能性があります。この値の設定値が高すぎると、ドロップしたパケットの再送信が遅れて全体の待機時間が増大する可能性があります。さらに、この値を変更した場合、SendAckDelay値の変更も行う必要がある場合もあります。

    「ACK送信遅延」ミリ秒

    ACKパケットのキューイングと同じパケットの送信との間の最小ミリ秒数。この値は、ResendDelay値の半分次になるようにしてください。

    「回線混雑数」

    送信キューおよび再送信キュー内の最大合計パケット数。このパケット数を超えると、パブリッシャはクライアント・スレッドを一時停止します。ゼロは制限なしを意味します。

    「回線混雑遅延」ミリ秒

    回線混雑条件に達したときにクライアント・スレッドを一時停止するミリ秒数。1より小さい値(ゼロなど)はすべて、1ミリ秒として処理されます。


    変更内容を適用するには、「保存」ボタンをクリックします。

    変更を破棄するには、「取消」ボタンをクリックします。

    表18-5は、選択したノードの起動が可能な操作のリストを示します。

    表18-7 「ノードのチューニング」:操作

    操作 説明

    「統計のリセット」

    クラスタ・ノードの統計をリセットします。


  6. ノードのパラメータをチューニングしたり操作を呼び出したりするには、図18-15で示すように、「ノードのチューニング」アコーディオン・タブを選択し、ノードを選択します。

    図18-16 「チューニング」タブ:「サービスのチューニング」

    図18-16の説明が続きます
    「図18-16 「チューニング」タブ:「サービスのチューニング」」の説明

    表18-4は、選択されたキャッシュで表示およびチューニング可能なプロパティの一覧です。すべてのプロパティは、Oracle Coherence http://download.oracle.com/otn_hosted_doc/coherence/340/com/tangosol/net/management/Registry.htmlに基づいています。

    表18-8 「サービスのチューニング」:プロパティ

    プロパティ 説明

    「サービス名」

    選択されたサービスの名前(読取り専用)。

    「リクエスト・タイムアウト」(ミリ秒)

    タイムアウト可能である(たとえばcom.tangosol.net.PriorityTaskインタフェースを実装している)が、リクエストのタイムアウト値が明示的に指定されていないリクエストのデフォルト・タイムアウト値(ミリ秒)。

    「タスク・ハングのしきい値」(ミリ秒)

    タスクがハング状態とみなされるまでのタスク実行時間(ミリ秒)。まだ開始されていないポスト済タスクはハング状態とはみなされない点に注意してください。

    「タスク・タイムアウト」(ミリ秒)

    タイムアウト可能である(たとえばcom.tangosol.net.PriorityTaskインタフェースを実装している)が、タスク実行のタイムアウト値が明示的に指定されていないタスクのデフォルト・タイムアウト値(ミリ秒)。

    「スレッド数」

    サービス・スレッド・プール内のスレッド数。


    変更内容を適用するには、「保存」ボタンをクリックします。

    変更を破棄するには、「取消」ボタンをクリックします。

    表18-5は、選択したサービスの起動が可能な操作のリストを示します。

    表18-9 「サービスのチューニング」:「操作」

    操作 説明

    resetStatistics

    サービスの統計をリセットします。


18.3 クラスタ・トポロジ・ダイアグラムの管理

この項では、図18-17で示すように、トポロジ・キャンバスの上部にある様々なツールについて説明します。

図18-17 クラスタ・トポロジ・ツール

図18-17の説明が続きます
「図18-17 クラスタ・トポロジ・ツール」の説明

これらのツールは、クラスタ・トポロジのトポロジ図を管理するために使用します。

18.3.1 レイアウトの選択

「レイアウトの選択」プルダウン・メニューを使用すると、クラスタ・グループの別の配置方法を選択できます。次のいずれかを選択できます。

  • 上部-下部

  • 組織

  • 階層

  • 直交

18.3.2 すべてのグループの表示

「すべてのグループを表示」オプションを選択すると、「クラスタ・グループ/サーバー」タブで一覧表示されたすべてのクラスタ・トポロジ・グループ(AllDomainMembersグループやサーバー単位のグループも含む)が表示されます。

このオプションはデフォルトでは選択解除されていますが、これは、「クラスタ」の「トポロジ」タブ上の煩雑さを減らし、ユーザーが最も重要なグループに集中できるようにするためです。

18.3.3 ズーム

「ズーム」スライダを使用して、ズーム・レベルを拡大または縮小できます。この方法は、「ズーム・イン」および「ズーム・アウト」ボタンを使用する方法のかわりに使用できます(18.3.5項「ズーム・インおよびズーム・アウト」を参照してください)。

18.3.4 内容に合せる

「内容に合せる」ボタンをクリックすると、ズーム・レベルを自動的に調節してすべてのダイアグラムを現在のブラウザ・ウィンドウにあわせて表示できます。

18.3.5 ズーム・インおよびズーム・アウト

「ズーム・イン」および「ズーム・アウト」ボタンをクリックすると、ズーム・レベルを変更できます。この方法は、「ズーム」スライダを使用する方法のかわりに使用できます(18.3.3項「ズーム」を参照してください)。

18.3.6 プロパティの切替え

「プロパティの切替え」ボタンをクリックすると、右側のプロパティ表の表示/非表示を交互に切り替えることができます。