ヘッダーをスキップ
Oracle® Fusion Middleware Oracle WebCenter Contentの使用
11gリリース1 (11.1.1)
B72428-01
  ドキュメント・ライブラリへ移動
ライブラリ
目次へ移動
目次
索引へ移動
索引

前
 
次
 

2 Oracle WebCenter Contentのアクセスとナビゲート

この章では、Oracle WebCenter Contentにアクセスして使用を開始する方法について概説します。

この章の内容は次のとおりです。

2.1 Oracle WebCenter Contentへのアクセス方法の理解

Oracle WebCenter Contentでは、Microsoft WordなどのOfficeアプリケーション、およびWindowsエクスプローラを含む、様々な手段でコンテンツを検索し、表示できます。使用できる機能は、Oracle WebCenter Contentに接続してアクセスするために使用するデバイスによって異なります。

Oracle WebCenter Contentにアクセスするために、システム管理者は適切なWebアドレス、ユーザー名、およびパスワードを提供します。

2.1.1 Webブラウザを使用したOracle WebCenter Contentへのアクセス

この章では、Oracle WebCenter Contentの基本的なWebインタフェース・オプションの概要を説明します。具体的な詳細は、第7章「Webインタフェースの使用開始」に記載されています。

2.1.2 Webブラウザの外部からのOracle WebCenter Contentへのアクセス

このガイドでは、標準のWebブラウザを使用したOracle WebCenter Contentへのアクセスを中心に説明しますが、Microsoft Officeアプリケーションを使用してドキュメントにアクセスすることもできます。特定のドキュメントへのリンクなど、Oracle WebCenter Contentにアクセスする代替方法の概要については、第17章を参照してください。

2.2 標準のWebブラウザを使用したOracle WebCenter Contentのナビゲート方法の理解

Oracle WebCenter Contentへのアクセスに使用されるWebインタフェースには、次のものが備わっています。

  1. 設定と検索のリンクを含む上部バナー

  2. フォルダやその他のナビゲーション・オプションのリンクを含むサイド・バー(トレイ領域と呼ばれる)

  3. ドキュメントと検索結果の表示に使用されるメイン・コンテンツ領域

図2-1 検索ページ

周囲のテキストは図2-1に関する説明です。

2.2.1 コンテンツの参照と検索

トレイ領域のナビゲーション・リンクは、ライブラリとフォルダを参照するために使用され、ドキュメントを見つけるために役立ちます。これらのリンクは、ドキュメントがOracle WebCenter Content内でどのように編成されているか理解している場合に便利です。

ドキュメントがOracle WebCenter Contentにアップロードされたフォルダがわからない場合は、バナー領域の検索ボックスを使用して検索した方が早く見つかることがあります。システム管理者によるOracle WebCenter Contentの構成方法に応じて、検索ボックスはメタデータ検索またはフルテキスト検索のどちらかに使用できます。

検索

検索ボックスには、クイック検索と呼ばれる様々な検索オプションがあります。クイック検索は、システム管理者があらかじめ定義することも、ユーザーが独自に定義することもできます。クイック検索の定義の詳細は、8.4.5項を参照してください。

図2-2 クイック検索の検索ボックス

図2-2については周囲のテキストで説明しています。

検索フォーム

検索フォームを使用して詳細な検索条件を指定できます。検索フォームを使用して、使用可能なほとんどのメタデータ・フィールドに条件を入力でき、特殊な問合せ構文を使用して強力な検索手段を作成することもできます。標準の検索フォームには使用しないメタデータ・フィールドが多数含まれていることがよくあるので、特定タイプのドキュメントを検索する際に便利なメタデータ・フィールドのみが表示されるように、システム管理者がプロファイル・フォームをセットアップできます。たとえば、あるプロファイルは法的契約資料の検索に便利なフィールドを表示するように設定し、別のプロファイルは口座明細書の検索に便利なフィールドを表示するように設定できます。プロファイルの詳細は、10.6.2項を参照してください。

図2-3 検索フォーム

拡張検索フォーム