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Oracle Fusion Middleware Oracle Portalユーザーズ・ガイド
11gリリース1 (11.1.1)
B61383-02
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A.2 基本属性

この項で説明する属性はOracle Portalに付属しています。

独自の属性の作成に関する詳細は、5.2.1項「属性の使用」を参照してください。

A.2.1 基本コンテンツ属性

表A-2は、アイテムまたはページに関する情報を格納するために使用できる基本属性のリストです。これらをページおよびアイテム・タイプに追加する方法は、5.2.3.2項「ページ・タイプの編集」5.2.2.2項「アイテム・タイプの編集」を参照してください。

表A-2 基本コンテンツ属性

属性: 内容:

管理者

アイテムの管理者の名前。

カスタム・アイテム・タイプに「管理者」属性を追加すると、タグ#USER#をデフォルトの属性値として使用できます。現行ユーザーの名前が表示されます。カスタム・ページ・タイプでは#USER#タグを使用できないので注意してください。

カテゴリ

アイテムまたはページが属するカテゴリの名前。

キャラクタ・セット

アイテムで使用するキャラクタ・セット(データベースで使用するキャラクタ・セットとは異なる場合)。この属性は、ファイル・タイプ・アイテムおよびURLタイプ・アイテムでのみ使用できます。ベース・ファイル・ベースおよびベースURLベースのアイテム・タイプとともに使用できます。値リスト(wwv_system.charset_values)が付属します。特に、マルチバイトのキャラクタ・セットをよく使用するPortalでの検索が容易となります。検索を正しく実行するには、索引付けができるようにコンテンツがデータベース・キャラクタ・セットに変換される必要があるためです。この変換は、コンテンツのキャラクタ・セットが認識されている場合にのみ行われます。

詳細は、Oracle Fusion Middleware管理者ガイド for Oracle Portal「AUTO_FILTERのパフォーマンスの最大化」を参照してください。

説明

アイテムまたはページについての短いテキストによる説明。

表示名

アイテムまたはページの表示名。

表示オプション

アイテムまたはポートレットの表示方法についての情報。

  • ページ領域にアイテムを直接表示

  • フル・ブラウザ・ウィンドウでアイテムを表示するリンク

  • 新しいブラウザ・ウィンドウでアイテムを表示するリンク

オプション「ページ領域にアイテムを直接表示」は、MIMEタイプがtext/htmlまたはtext/plainのファイル・タイプのアイテムと「PL/SQL」、「テキスト」および「URL」アイテム・タイプに適用されます。

「表示オプション」属性は、「基本アイテム・リンク」、「基本ポートレット・インスタンス」、「基本なし」以外に基づく任意のカスタム・アイテム・タイプに追加できます。

パラメータ・フォームの表示

ポートレットのパラメータ・フォームを表示するかどうかを指定する情報。

アイテムのチェックアウトを有効にする

アイテムのチェックアウトとチェックインが可能かどうかについての情報。これによって、ユーザーのグループがアイテムを編集できるようにし、なおかつ互いに上書きできないようにするドキュメント管理が行われます。ユーザーは、別のユーザーによってチェックアウトされたアイテムを編集できません。

有効期限

ページ上にアイテムが表示される期間についての情報。

イメージ

アイテムまたはページに関連付けられるイメージ。イメージが関連付けられていない場合、何も表示されません。

イメージの位置

アイテムのイメージがページ内で表示される位置についての情報。イメージの位置オプションの説明と例は、表13-1「アイテム・イメージの位置のオプション」を参照してください。

アイテム・タイプ・アイコン

アイテム・タイプを表すアイコンと代替テキスト。

doc、exe、gif、html、htm、jpg、mpeg、pdf、ppt、rtf、txt、wav、xls、zipのMIMEタイプに対して値が提供されます。他のアイテム・タイプの場合は、アイテム・タイプの「イメージ」および「表示名」属性に入力された値が表示されます。イメージがない場合、組込みの基本タイプ・アイコンが表示されます。

キーワード

アイテムまたはページのコンテンツまたは目的を表すキーワード。ユーザーが検索を実行すると、ユーザーの検索基準がこのキーワードと比較され、一致するものが検出されます。

新しいブラウザ・ウィンドウでアイテムを表示するリンク

クリックすると、関連付けられたアイテムを、クリックした最初のブラウザ・ウィンドウを開いたまま、2番目のブラウザ・ウィンドウに表示するリンク。

MIMEタイプ

ファイルおよびURLタイプのアイテムのMIMEタイプ。

デフォルトでは、ファイルおよびURLタイプのアイテムのMIMEタイプはブラウザによって決まります。

この属性を使用して、Portalのアイテムに正しいMIMEタイプが割り当てられるようにします。正しく識別されなかった場合、ファイルのダウンロードの問題や不要なフィルタリング(索引付けプロセス中)が発生することがあります。コンテンツの不必要なフィルタリングが発生すると、Portalの検索速度と効率に影響を与える可能性があります。詳細は、Oracle Fusion Middleware管理者ガイド for Oracle Portal「AUTO_FILTERのパフォーマンスの最大化」を参照してください。

名前

アイテムの内部名。明示的に設定されていない場合、アイテムのファイル名(ファイル、イメージ、Zipファイルなどのファイルベースのアイテムの場合)、表示名、またはグローバル一意識別子(GUID)がデフォルトで使用されます。

名前を明示的に設定すると、パスベースのURLの作成に使用されます(ファイル名、表示名、GUIDのかわりに)。

注意:

デフォルト値は必須ではありませんが、「名前」属性にデフォルト値を指定する場合は、ユーザー名のような定数値は使用しないでください。同一ページ上の2つ以上のアイテムに共通の名前を設定することはできないため、「名前」フィールドに静的なデフォルト値を指定すると、結果として、2人以上のユーザーがデフォルトを受け入れた場合にエラーが発生します。かわりに、一意の値を戻すファンクションを作成し、その値をデフォルトとして提供する方法を考慮してください。

アイテムをサポートするファイルをアップロードすると、これらすべてのファイルに、そのアイテムの全バージョンおよび翻訳にわたって同じファイル名が使用されます。他のバージョンからファイル名が異なる新規ドキュメント・ファイルをアップロードすると(たとえば、アイテムの新しいバージョンとして)、その同じ属性(ファイル名属性など)を持つバージョンと翻訳のファイル一式はすべて新しいファイル名と一致するように変更されます。これは、ドキュメントのみでなく、イメージ、Zipファイルなど、アイテムのためにアップロードされるあらゆるファイル・タイプにも当てはまります。

Oracle Reportsコンポーネント

オブジェクトと関連付けるOracle Reportsのコンポーネント。

パースペクティブ

アイテムまたはページに関連付けられるパースペクティブの名前。

PL/SQL実行オプション

「PL/SQL実行オプション」を使用すると、選択したデータベース・スキーマによってPL/SQLコードが実行または解析されます。この属性を使用して、PL/SQLアイテムを実行するデータベース・スキーマとして、パブリック・スキーマまたは特定のデータベース・スキーマのいずれかを明示的に選択します。パブリック・スキーマはデフォルトです。PL/SQLの基本アイテム・タイプに基づくアイテム・タイプには、この属性を使用します。

Portalテンプレート

ページ・レベルで割り当てられたテンプレートのかわりに使用されるアイテム用のPortalテンプレート。この属性は、テキスト・アイテム、PL/SQLアイテム、URLアイテム、およびtext/htmlまたはtext/plainタイプのファイル・アイテムの1つに基づくカスタム・アイテム・タイプに使用できます。

この属性は、次の条件で「アイテムの編集」ページに表示されます。

  • ページ・グループまたは「共有オブジェクト」ページ・グループにアイテム用のPortalテンプレートが定義されている。

  • アイテムが置かれているページでオプション「このページのアイテムに別のPortalテンプレート使用を許可する」が選択されている(「ページ・プロパティ」の「アイテム」タブ)。

注意:

カスタム・アイテム・タイプの作成時に、Portalテンプレート属性が、アイテムの追加ウィザードに配置できるように表示されることがあります。実際には、この属性はアイテムの編集ウィザードにのみ表示でき、この説明の1段落目で説明したアイテム・タイプにのみ使用できます。

プロパティ継承ルール(ページ・グループ・レベルで設定)が、ページ・グループではなくページからプロパティ設定をコピーするように設定されている場合、アイテム・テンプレートを適用するページのすべてのサブページでも親ページのアイテム・テンプレートの設定が継承されます。その後、テンプレート設定に変更を加えると、設定を変更したページの下にあるサブページにも適用されます。オプション「このページのアイテムに別のPortalテンプレート使用を許可する」にはこの処理は適用されません。親ページのアイテム・テンプレートの設定への変更がサブページに適用されるときも、「このページのアイテムに別のPortalテンプレート使用を許可する」の設定に加えた変更は継承されません。

公開日付

アイテムがページに公開された日付(フォーマットはDD-MON-YYYY HH12:MI PM)。つまり、アイテムが表示モードのユーザーに表示される日付。

反転イメージ

アイテムまたはページに関連付けられる2番目のイメージ。このイメージは、ユーザーがマウス・カーソルを元のイメージの上に移動したときに表示されます。

反転イメージは、リンクとして表示されるアイテム・タイプでのみ機能します。たとえば、「URL」アイテム・タイプやリンクとして表示されるファイル・タイプのアイテムに使用できます。反転イメージは、イメージやその場で表示されるファイル・タイプおよびテキスト・タイプのアイテムなど、リンクとして表示されないアイテムの場合は表示されません。

バージョン番号

現在表示されているアイテムのバージョンを示す番号。

「バージョン番号」属性にデフォルト値を指定する場合、定数値(2など)を使用しないでください。同一ページ上で、1つのアイテムに2つのバージョン2を設定することはできないため、「バージョン番号」フィールドに静的なデフォルト値を指定すると、エラーが発生します。かわりに、一意の値を戻すファンクションを作成し、その値をデフォルトとして提供する方法を考慮してください。

14.12.3項「独自のバージョン採番方法の使用」も参照してください。

バージョン

「バージョン」アイコン。ユーザーがこのアイコンをクリックすると、アイテムの他のバージョンが表示されます。

注意: この属性は、複数のバージョンを持つアイテムに対してのみ表示されます。


A.2.2 基本表示属性

表A-3は、アイテムまたはポートレットに関する情報の表示に使用できる基本属性のリストです。ページでこれらの属性を表示する方法の詳細は、10.2.9項「リージョンに表示される属性の変更」を参照してください。

表A-3 基本表示属性

属性: 表示対象:

<空白行>

後続の属性に値がない場合を除いて、指定に従って属性間に空白行を挿入します。その場合、「空白行」属性は、不要な空白を省くため無視されます。「強制空白行」も参照してください。

<強制空白行>

後続の属性に値があるかどうかに関係なく、指定に従って属性間に空白行を挿入します。「空白行」も参照してください。

<強制スペース>

後続の属性に値があるかどうかに関係なく、指定に従って属性間に空白スペースを挿入します。「空白」も参照してください。

<空白>

後続の属性に値がない場合を除いて、指定に従って属性間にスペースを挿入します。その場合、「空白」属性は、不要な空白を省くため無視されます。「強制スペース」も参照してください。

関連ファンクション

アイテムがファンクション・コールを含むカスタム・タイプである場合に、アイテムに関連付けられたファンクションへのリンク。

管理者

アイテムの管理者の名前。

カスタム・アイテム・タイプに「管理者」属性を追加すると、タグ#USER#をデフォルトの属性値として使用できます。現行ユーザーの名前が表示されます。カスタム・ページ・タイプでは#USER#タグを使用できないので注意してください。

カテゴリ

アイテムまたはページが属するカテゴリの名前。

キャラクタ・セット

アイテムで使用するキャラクタ・セット(データベースで使用するキャラクタ・セットとは異なる場合)。この属性は、ファイル・タイプ・アイテムおよびURLタイプ・アイテムでのみ使用できます。ベース・ファイル・ベースおよびベースURLベースのアイテム・タイプとともに使用できます。値リスト(wwv_system.charset_values)が付属します。特に、マルチバイトのキャラクタ・セットをよく使用するPortalでの検索が容易となります。検索を正しく実行するには、索引付けができるようにコンテンツがデータベース・キャラクタ・セットに変換される必要があるためです。この変換は、コンテンツのキャラクタ・セットが認識されている場合にのみ行われます。

詳細は、Oracle Fusion Middleware管理者ガイド for Oracle Portal「AUTO_FILTERのパフォーマンスの最大化」を参照してください。

作成日

アイテムまたはポートレットがページに追加された日付。

作成者

アイテムまたはポートレットをページに追加したユーザーのユーザー名。

カスタム・アイテム・タイプに「作成者」属性を追加すると、タグ#USER#をデフォルトの属性値として使用できます。現行ユーザーの名前が表示されます。

更新日

アイテムまたはポートレットが最後に更新された日付。

説明

アイテムまたはページについての短いテキストの説明。

表示名

アイテムまたはページの表示名。先頭が「リンク」のエントリも参照してください。

文書サイズ

アップロードされたファイルのサイズ。

注意: この属性は、「ファイル」および「シンプル・ファイル」アイテム、または「シンプル・ファイル」アイテム・タイプに基づいて作成されたタイプのアイテムにのみ適用されます。

有効期限日

アイテムの有効期限が切れる日付("DD-MON-YYYY HH12:MI PM")

要旨

「要旨」アイコン。ユーザーがこのアイコンをクリックすると、Oracle Textによって作成された、アイテムの概要が表示されます。

注意: この属性は、Oracle Textが有効である場合に、「ファイル」および「シンプル・ファイル」アイテム、または「シンプル・ファイル」アイテムに基づいて作成されたタイプのアイテムに対してのみ表示されます。

ヘルプURL

ポートレット・アイコンの横にある「ヘルプ」アイコン。ユーザーがこのアイコンをクリックすると、ポートレットのヘルプが表示されます。

注意: この属性は「ポートレット・リポジトリ」ページにのみ適用されるもので、ポートレット開発者がポートレット用のヘルプURLを指定した場合にのみ表示されます。

イメージ

アイテムまたはページに関連付けられるイメージ。アイテムに関連するイメージがない場合は、何も表示されません。先頭が「リンク」のイメージ関連エントリも参照してください。

イメージURL

イメージのアイコン。ユーザーがこのアイコンをクリックすると、ポートレットのプレビューが表示されます。

注意: この属性は「ポートレット・リポジトリ」ページにのみ適用されるもので、ポートレット開発者がポートレットのプレビューのイメージURLを指定した場合にのみ表示されます。

アイテムコンテンツ

アイテムのコンテンツ。この属性は、特定の場所に表示されるアイテム、つまり「表示オプション」「ページ領域にアイテムを直接表示」に設定されているアイテムで使用することを目的としています。この属性を使用すると、アイテムのコンテンツの順序を、表示用に選択した他の属性との関連で調整できます。たとえば、リージョンの表示属性のリストで「説明」属性の後に「アイテムコンテンツ」属性を配置すると、アイテムのコンテンツの前に説明が表示されます。

「アイテムコンテンツ」属性がない場合、アイテムのコンテンツは指定された他のすべての属性の後ろに表示されます。

注意:

この属性は、「テキスト」、「シンプル・テキスト」、「シンプルPL/SQL」アイテム、「シンプル・テキスト」または「シンプルPL/SQL」アイテム・タイプに基づくタイプのアイテム、MIMEタイプがtext/plainまたはtext/htmlのファイル・タイプのアイテムにのみ表示されます。

この属性の設定は、「表示オプション」属性の値によってオーバーライドされます。リンクとして表示されるアイテム(フル・ブラウザ・ウィンドウまたは新しいブラウザ・ウィンドウで表示されるようにマークされたアイテム)には、リージョンに「アイテムコンテンツ」属性が存在するかどうかは関係ありません。

アイテム・タイプ・アイコン

アイテム・タイプを表すアイコンと代替テキスト。

doc、exe、gif、html、htm、jpg、mpeg、pdf、ppt、rtf、txt、wav、xls、zipのMIMEタイプに対して値が提供されます。他のアイテム・タイプの場合は、アイテム・タイプの「イメージ」および「表示名」属性に入力された値が表示されます。イメージがない場合、組込みの基本タイプ・アイコンが表示されます。

キーワード

アイテムまたはページのコンテンツまたは目的を表すキーワード。ユーザーが検索を実行すると、ユーザーの検索基準がこのキーワードと比較され、一致するものが検出されます。

最終更新者

アイテムまたはポートレットを最後に更新したユーザーのユーザー名。

リンク - 表示名

アイテムまたはポートレットのコンテンツを指すリンクとしての、アイテムまたはポートレットの表示名。この属性では、オブジェクトのパスベースのURLを使用します。

注意: アイテムまたはポートレットに対してページ領域に直接表示オプションが選択されている場合、表示名はリンクになりません。

リンク - 表示名(永続)

アイテムまたはポートレットのコンテンツを指すリンクとしての、アイテムまたはポートレットの表示名。

この属性は、パスベースのURLではなくアイテムの永続URLを使用するという点で「表示名リンク」属性とは異なります。

注意: アイテムまたはポートレットに対してページ領域に直接表示表示オプションが選択されている場合、表示名はリンクになりません。

リンク - イメージ

アイテムのコンテンツを指すリンクとして、アイテムに関連付けられたイメージ。アイテムに関連するイメージがない場合は、何も表示されません。この属性では、オブジェクトのパスベースのURLを使用します。

注意: 該当のアイテムに対して「ページ領域にアイテムを直接表示」表示オプションが選択されている場合、このイメージはリンクになりません。

リンク - イメージ(永続)

アイテムのコンテンツを指すリンクとして、アイテムに関連付けられたイメージ。アイテムに関連するイメージがない場合は、何も表示されません。この属性では、オブジェクトの永続URLを使用します。

注意: 該当のアイテムに対して「ページ領域にアイテムを直接表示」表示オプションが選択されている場合、このイメージはリンクになりません。

リンク - イメージおよび表示名

アイテムまたはポートレットのコンテンツを指すリンクとして使用されるアイテムまたはポートレットのイメージと表示名。アイテムに表示名とイメージの両方が指定されていると、隣合って表示されます。アイテムに関連するイメージがない場合は、表示名のみが表示されます。この属性では、オブジェクトのパスベースのURLを使用します。

注意:

  • アイテムまたはポートレットに対してページ領域に直接表示オプションが選択されている場合、表示名とイメージはリンクになりません。

  • ポートレットにはイメージを関連付けることができないので、ポートレットの場合は表示名のみが表示されます。

  • この属性を選択したリージョンにページ・リンク・アイテムを表示するように選択されているとき、ユーザーがアイテムのイメージのみを指定して、表示名を指定しない場合、アップグレード後、この属性は最初にアップロードされたイメージとともにターゲット・ページのタイトルとして表示されます。これが予想どおりの効果をあげない場合、影響されるリージョンに対して「リンク - イメージまたは表示名」属性を選択します。これで、イメージのみが表示されます。

リンク - イメージおよび表示名(永続)

アイテムまたはポートレットのコンテンツを指すリンクとして使用されるアイテムまたはポートレットのイメージと表示名。アイテムに表示名とイメージの両方が指定されていると、隣合って表示されます。アイテムに関連するイメージがない場合は、表示名のみが表示されます。この属性では、オブジェクトの永続URLを使用します。

注意:

アイテムまたはポートレットに対してページ領域に直接表示オプションが選択されている場合、表示名とイメージはリンクになりません。ポートレットにはイメージを関連付けることができないので、ポートレットの場合は表示名のみが表示されます。

リンク - イメージまたは表示名

アイテムのコンテンツを指すリンクとして、アイテムに関連付けられたイメージ。アイテムにイメージが関連付けられていない場合は、かわりに表示名が表示されます。この属性では、オブジェクトのパスベースのURLを使用します。

注意: アイテムに対して「ページ領域にアイテムを直接表示」表示オプションが選択されている場合、イメージまたは表示名はリンクになりません。

リンク - イメージまたは表示名(永続)

アイテムのコンテンツを指すリンクとして、アイテムに関連付けられたイメージ。アイテムにイメージが関連付けられていない場合は、かわりに表示名が表示されます。この属性では、オブジェクトの永続URLを使用します。

注意: アイテムに対して「ページ領域にアイテムを直接表示」表示オプションが選択されている場合、イメージまたは表示名はリンクになりません。

MIMEタイプ

ファイルおよびURLタイプのアイテムのMIMEタイプ。

表示テキストを決定する条件は次のとおりです。

  • 認識されるMIMEタイプのファイルに関連付けられたアイテムの場合、この属性は、Adobe Portable Document FormatなどMIMEタイプを識別するテキストを表示します。
    認識されるMIMEタイプは、doc、exe、gif、html、htm、jpg、mpeg、pdf、ppt、rtf、txt、wav、xls、zipです。

  • 他のアイテムの場合は、アイテム・タイプの「表示名」属性に入力された値が表示されます。

ページ・グループがデフォルト言語以外の言語で表示され、その言語の翻訳がある場合は、テキストは自動的に翻訳されます。たとえば、次のようになります。

  • 認識されるMIMEタイプと組込みアイテム・タイプの翻訳を使用できます。

  • アイテム・タイプの「表示名」属性に翻訳が指定されている場合は、カスタム・アイテム・タイプの翻訳を使用できます。

新規アイテム・インジケータ

「新規」アイコン。ユーザーは、このアイコンをクリックして、ページ・グループ内の新しいコンテンツすべてのリストを表示できます。

注意: ページ・グループの「アイコン表示期間」に指定された日数の間は、アイテムまたはポートレットが新しいとみなされます。5.5.4項「「新規」および「更新済」アイコンの表示」を参照してください。表示期間は、「新規」アイコンと「最近更新されたアイテム」アイコンの両方に適用されます。それぞれのアイコンに異なる表示期間を設定することはできません。つまり、アイテムまたはポートレットには「新規」アイコンと「最近更新されたアイテム」アイコンが同時に表示される可能性があるということです。

パースペクティブ

アイテムまたはページに関連付けられるパースペクティブの名前。

ポートレット・コンテンツ

「ページ領域にアイテムを直接表示」表示オプションが選択されている場合、ポートレット自体。

ポートレットID

ポートレットのID。

注意: この属性はポートレットにのみ使用できます。

プロパティ・シート

「プロパティ・シート」アイコン。ユーザーがこのアイコンをクリックすると、アイテムまたはポートレットのプロパティが表示されます。

プロバイダID

プロバイダのID。

注意: この属性はポートレットにのみ使用できます。

プロバイダ名

プロバイダの名前。

注意: この属性はポートレットにのみ使用できます。

公開日付

アイテムがページに公開された日付(フォーマットはDD-MON-YYYY HH12:MI PM)。つまり、アイテムが表示モードのユーザーに表示される日付。

反転イメージ

アイテムまたはページに関連付けられる2番目のイメージ。このイメージは、ユーザーがマウス・カーソルを、ナビゲーション・バーまたはタブの元のイメージの上に移動したときに表示されます。

反転イメージは、リンクとして表示されるアイテム・タイプでのみ機能します。たとえば、「URL」アイテム・タイプやリンクとして表示されるファイル・タイプのアイテムに使用できます。反転イメージは、イメージやその場で表示されるファイル・タイプおよびテキスト・タイプのアイテムなど、リンクとして表示されないアイテムの場合は表示されません。この属性はコンテンツ属性でもあります。

承認申請

「承認申請」または「承認申請しない」アイコン。ユーザーは、「承認申請」アイコンをクリックしてアイテムを承認申請することができ、アイテムが更新されたときは「通知」ポートレットを通じて通知を受け取ることができます。ユーザーが「承認申請しない」アイコンをクリックすると、以前に承認申請されたアイテムから承認申請を取り消すことができます。

注意: 「承認申請」アイコンは、該当のページ・グループに対して承認および通知の機能が有効である場合にのみ表示されます。

テーマ

「テーマ」アイコン。ユーザーがこのアイコンをクリックすると、アイテム内で最も出現頻度の高い名詞または動詞が表示されます。

注意: この属性は、Oracle Textが有効である場合に、「ファイル」および「シンプル・ファイル」アイテム、または「シンプル・ファイル」アイテム・タイプに基づいて作成されたタイプのアイテムに対してのみ表示されます。

翻訳

アイテムまたはポートレットで使用可能な言語のリスト。

更新アイテム・インジケータ

「最近更新されたアイテム」アイコン。ユーザーがこのアイコンをクリックすると、ページ・グループ内の最近更新されたコンテンツすべてのリストが表示されます。

注意: ページ・グループの「アイコン表示期間」に指定された日数の間は、アイテムまたはポートレットが最近更新されたとみなされます。5.5.4項「「新規」および「更新済」アイコンの表示」を参照してください。表示期間は、「新規」アイコンと「最近更新されたアイテム」アイコンの両方に適用されます。それぞれのアイコンに異なる表示期間を設定することはできません。つまり、アイテムまたはポートレットには「新規」アイコンと「最近更新されたアイテム」アイコンが同時に表示される可能性があるということです。

バージョン番号

現在表示されているアイテムのバージョンを示す番号。

「バージョン番号」属性にデフォルト値を指定する場合、定数値(2など)を使用しないでください。同一ページ上で、1つのアイテムに2つのバージョン2を設定することはできないため、「バージョン番号」フィールドに静的なデフォルト値を指定すると、エラーが発生します。かわりに、一意の値を戻すファンクションを作成し、その値をデフォルトとして提供する方法を考慮してください。

14.12.3項「独自のバージョン採番方法の使用」も参照してください。

バージョン

「バージョン」アイコン。ユーザーがこのアイコンをクリックすると、アイテムの他のバージョンが表示されます。

注意: この属性は、複数のバージョンを持つアイテムに対してのみ表示されます。

HTMLとして表示

「HTMLとして表示」アイコン。ユーザーがこのアイコンをクリックすると、アイテムのHTMLバージョンが表示されます。

注意: この属性は、Oracle Textが有効である場合に、「ファイル」および「シンプル・ファイル」アイテム、または「シンプル・ファイル」アイテム・タイプに基づいて作成されたタイプのアイテムに対してのみ表示されます。

強調付きHTMLとして表示

「強調付きHTMLとして表示」アイコン。このアイコンをクリックすると、検索基準が強調表示されたHTMLで検索結果コンテンツを表示できます。

注意: この属性は、Oracle Textが有効である場合に、「ファイル」および「シンプル・ファイル」アイテム、または「シンプル・ファイル」アイテム・タイプに基づいて作成されたタイプのアイテムに対してのみ表示されます。また、この属性は検索結果のページにのみ表示されます。


A.2.3 基本検索結果表示属性

表A-4は、検索結果に関する情報の表示に使用できる基本属性のリストです。ページにこれらの属性を表示する方法の詳細は、16.3.4.3項「検索結果のカスタマイズ」を参照してください。

表A-4 検索結果表示属性

属性: 表示対象:

<空白行>

後続の属性に値がない場合を除いて、指定に従って検索結果間に空白行を挿入します。その場合、「空白行」属性は、不要な空白を省くため無視されます。「強制空白行」も参照してください。

<強制空白行>

後続の属性に値があるかどうかに関係なく、指定に従って検索結果間に空白行を挿入します。「空白行」も参照してください。

<強制スペース>

後続の属性に値があるかどうかに関係なく、指定に従って検索結果間にスペースを挿入します。「空白」も参照してください。

<空白>

後続の属性に値がない場合を除いて、指定に従って検索結果間にスペースを挿入します。その場合、「空白」属性は、不要な空白を省くため無視されます。「強制スペース」も参照してください。

関連ファンクション

アイテムがファンクション・コールを含むカスタム・タイプである場合に、アイテムに関連付けられたファンクションへのリンク。16.3.4.4項「カスタム・アイテム・タイプを使用した検索結果のカスタマイズ」を参照してください。

管理者

アイテムの管理者の名前。

カスタム・アイテム・タイプに「管理者」属性を追加すると、タグ#USER#をデフォルトの属性値として使用できます。現行ユーザーの名前が表示されます。カスタム・ページ・タイプでは#USER#タグを使用できないので注意してください。

カテゴリ

アイテムまたはページが属するカテゴリの名前。

キャラクタ・セット

アイテムで使用するキャラクタ・セット(データベースで使用するキャラクタ・セットとは異なる場合)。この属性は、ファイル・タイプ・アイテムおよびURLタイプ・アイテムでのみ使用できます。ベース・ファイル・ベースおよびベースURLベースのアイテム・タイプとともに使用できます。値リスト(wwv_system.charset_values)が付属します。特に、マルチバイトのキャラクタ・セットをよく使用するPortalでの検索が容易となります。検索を正しく実行するには、索引付けができるようにコンテンツがデータベース・キャラクタ・セットに変換される必要があるためです。この変換は、コンテンツのキャラクタ・セットが認識されている場合にのみ行われます。

詳細は、Oracle Fusion Middleware管理者ガイド for Oracle Portal「AUTO_FILTERのパフォーマンスの最大化」を参照してください。

作成日

アイテムまたはポートレットがページに追加された日付。

作成者

アイテムまたはポートレットをページに追加したユーザーのユーザー名。

更新日

アイテムまたはポートレットが最後に更新された日付。

説明

アイテムまたはページについての短いテキストの説明。

表示名

アイテムまたはページの表示名。先頭が「リンク」のエントリも参照してください。

文書サイズ

アップロードされたファイルのサイズ。

注意: この属性は、「ファイル」および「シンプル・ファイル」アイテム、または「シンプル・ファイル」アイテム・タイプに基づいて作成されたタイプのアイテムにのみ適用されます。

有効期限日

アイテムの有効期限が切れる日付("DD-MON-YYYY HH12:MI PM")

要旨

「要旨」アイコン。ユーザーがこのアイコンをクリックすると、Oracle Textによって作成された、アイテムの概要が表示されます。

注意: この属性は、Oracle Textが有効である場合に、「ファイル」および「シンプル・ファイル」アイテム、または「シンプル・ファイル」アイテムに基づいて作成されたタイプのアイテムに対してのみ表示されます。

ヘルプURL

ポートレット・アイコンの横にある「ヘルプ」アイコン。ユーザーがこのアイコンをクリックすると、ポートレットのヘルプが表示されます。

注意: この属性は「ポートレット・リポジトリ」ページにのみ適用されるもので、ポートレット開発者がポートレット用のヘルプURLを指定した場合にのみ表示されます。

イメージ

アイテムまたはページに関連付けられるイメージ。アイテムに関連するイメージがない場合は、何も表示されません。先頭が「リンク」のイメージ関連エントリも参照してください。

イメージURL

イメージのアイコン。ユーザーがこのアイコンをクリックすると、ポートレットのプレビューが表示されます。

注意: この属性は「ポートレット・リポジトリ」ページにのみ適用されるもので、ポートレット開発者がポートレットのプレビューのイメージURLを指定した場合にのみ表示されます。

アイテム・タイプ・アイコン

アイテム・タイプを表すアイコンと代替テキスト。

doc、exe、gif、html、htm、jpg、mpeg、pdf、ppt、rtf、txt、wav、xls、zipのMIMEタイプに対して値が提供されます。他のアイテム・タイプの場合は、アイテム・タイプの「イメージ」および「表示名」属性に入力された値が表示されます。イメージがない場合、組込みの基本タイプ・アイコンが表示されます。

キーワード

アイテムまたはページのコンテンツまたは目的を表すキーワード。ユーザーが検索を実行すると、ユーザーの検索基準がこのキーワードと比較され、一致するものが検出されます。

最終更新者

アイテムまたはポートレットを最後に更新したユーザーのユーザー名。

リンク - 表示名

アイテムまたはポートレットのコンテンツを指すリンクとしての、アイテムまたはポートレットの表示名。この属性では、オブジェクトのパスベースのURLを使用します。

注意: アイテムまたはポートレットに対してページ領域に直接表示オプションが選択されている場合、表示名はリンクになりません。

リンク - イメージおよび表示名

アイテムまたはポートレットのコンテンツを指すリンクとして使用されるアイテムまたはポートレットのイメージと表示名。アイテムに表示名とイメージの両方が指定されていると、隣合って表示されます。アイテムに関連するイメージがない場合は、表示名のみが表示されます。この属性では、オブジェクトのパスベースのURLを使用します。

注意:

  • アイテムまたはポートレットに対してページ領域に直接表示オプションが選択されている場合、表示名とイメージはリンクになりません。

  • ポートレットにはイメージを関連付けることができないので、ポートレットの場合は表示名のみが表示されます。

  • この属性を選択したリージョンにページ・リンク・アイテムを表示するように選択されているとき、ユーザーがアイテムのイメージのみを指定して、表示名を指定しない場合、アップグレード後、この属性は最初にアップロードされたイメージとともにターゲット・ページのタイトルとして表示されます。これが予想どおりの効果をあげない場合、影響されるリージョンに対して「リンク - イメージまたは表示名」属性を選択します。これで、イメージのみが表示されます。

リンク - イメージまたは表示名

アイテムのコンテンツを指すリンクとして、アイテムに関連付けられたイメージ。アイテムにイメージが関連付けられていない場合は、かわりに表示名が表示されます。この属性では、オブジェクトのパスベースのURLを使用します。

注意: アイテムに対して「ページ領域にアイテムを直接表示」表示オプションが選択されている場合、イメージまたは表示名はリンクになりません。

MIMEタイプ

ファイルおよびURLタイプのアイテムのMIMEタイプ。

表示テキストを決定する条件は次のとおりです。

  • 認識されるMIMEタイプのファイルに関連付けられたアイテムの場合、この属性は、Adobe Portable Document FormatなどMIMEタイプを識別するテキストを表示します。
    認識されるMIMEタイプは、doc、exe、gif、html、htm、jpg、mpeg、pdf、ppt、rtf、txt、wav、xls、zipです。

  • 他のアイテムの場合は、アイテム・タイプの「表示名」属性に入力された値が表示されます。

ページ・グループがデフォルト言語以外の言語で表示され、その言語の翻訳がある場合は、テキストは自動的に翻訳されます。たとえば、次のようになります。

  • 認識されるMIMEタイプと組込みアイテム・タイプの翻訳を使用できます。

  • アイテム・タイプの「表示名」属性に翻訳が指定されている場合は、カスタム・アイテム・タイプの翻訳を使用できます。

新規アイテム・インジケータ

「新規」アイコン。ユーザーは、このアイコンをクリックして、ページ・グループ内の新しいコンテンツすべてのリストを表示できます。

注意: ページ・グループの「アイコン表示期間」に指定された日数の間は、アイテムまたはポートレットが新しいとみなされます。5.5.4項「「新規」および「更新済」アイコンの表示」を参照してください。表示期間は、「新規」アイコンと「最近更新されたアイテム」アイコンの両方に適用されます。それぞれのアイコンに異なる表示期間を設定することはできません。つまり、アイテムまたはポートレットには「新規」アイコンと「最近更新されたアイテム」アイコンが同時に表示される可能性があるということです。

ページ

検索結果に関連付けられるページの名前。

ページ・グループ

検索結果に関連付けられるページ・グループの名前。

パースペクティブ

アイテムまたはページに関連付けられるパースペクティブの名前。

プロパティ・シート

「プロパティ・シート」アイコン。ユーザーがこのアイコンをクリックすると、アイテムまたはポートレットのプロパティが表示されます。

公開日付

アイテムがページに公開された日付(フォーマットはDD-MON-YYYY HH12:MI PM)。つまり、アイテムが表示モードのユーザーに表示される日付。

スコア

検索語に対するそれぞれの結果の一致率を示す、Oracle Textの検索能力のスコア。

承認申請

「承認申請」または「承認申請しない」アイコン。ユーザーは、「承認申請」アイコンをクリックしてアイテムを承認申請することができ、アイテムが更新されたときは「通知」ポートレットを通じて通知を受け取ることができます。ユーザーが「承認申請しない」アイコンをクリックすると、以前に承認申請されたアイテムから承認申請を取り消すことができます。

注意: 「承認申請」アイコンは、該当のページ・グループに対して承認および通知の機能が有効である場合にのみ表示されます。

テーマ

「テーマ」アイコン。ユーザーがこのアイコンをクリックすると、アイテム内で最も出現頻度の高い名詞または動詞が表示されます。

注意: この属性は、Oracle Textが有効である場合に、「ファイル」および「シンプル・ファイル」アイテム、または「シンプル・ファイル」アイテム・タイプに基づいて作成されたタイプのアイテムに対してのみ表示されます。

翻訳

アイテムまたはポートレットで使用可能な言語のリスト。

更新アイテム・インジケータ

「最近更新されたアイテム」アイコン。ユーザーがこのアイコンをクリックすると、ページ・グループ内の最近更新されたコンテンツすべてのリストが表示されます。

注意: ページ・グループの「アイコン表示期間」に指定された日数の間は、アイテムまたはポートレットが最近更新されたとみなされます。5.5.4項「「新規」および「更新済」アイコンの表示」を参照してください。表示期間は、「新規」アイコンと「最近更新されたアイテム」アイコンの両方に適用されます。それぞれのアイコンに異なる表示期間を設定することはできません。つまり、アイテムまたはポートレットには「新規」アイコンと「最近更新されたアイテム」アイコンが同時に表示される可能性があるということです。

バージョン番号

現在表示されているアイテムのバージョンを示す番号。

バージョン

「バージョン」アイコン。ユーザーがこのアイコンをクリックすると、アイテムの他のバージョンが表示されます。

注意: この属性は、複数のバージョンを持つアイテムに対してのみ表示されます。

HTMLとして表示

「HTMLとして表示」アイコン。ユーザーがこのアイコンをクリックすると、アイテムのHTMLバージョンが表示されます。

注意: この属性は、Oracle Textが有効である場合に、「ファイル」および「シンプル・ファイル」アイテム、または「シンプル・ファイル」アイテム・タイプに基づいて作成されたタイプのアイテムに対してのみ表示されます。

強調付きHTMLとして表示

「強調付きHTMLとして表示」アイコン。このアイコンをクリックすると、検索基準が強調表示されたHTMLで検索結果コンテンツを表示できます。

注意: この属性は、Oracle Textが有効である場合に、「ファイル」および「シンプル・ファイル」アイテム、または「シンプル・ファイル」アイテム・タイプに基づいて作成されたタイプのアイテムに対してのみ表示されます。また、この属性は検索結果のページにのみ表示されます。


A.2.4 基本検索可能属性

表A-5は、検索可能なアイテム、ページ、カテゴリおよびパースペクティブのリストです。2.2.1項「コンテンツの検索」も参照してください。

ユーザーが検索語を入力すると検索される属性と、ユーザーが属性に基づいて検索結果をフィルタリグするように選択する場合のみ検索できる属性があります。詳細は、図A-1「検索可能属性 - Oracle Text有効」図A-2「検索可能属性 - Oracle Text無効」を参照してください。


注意:

PortalでOracle Textが有効になっている場合、アイテムのコンテンツも検索されます。つまり、検索はPortalにアップロードされたドキュメントやファイル、およびURL(「URL」属性内の)が指すWebページまで拡張されます。


表A-5 検索可能属性

属性: 表示対象:

管理者

アイテムの管理者の名前。

現行ユーザー名を検索するには、#USER#を入力します。

基本アイテムタイプ

アイテムが基づく生成済のアイテム・タイプ

カテゴリ

アイテムまたはページが属するカテゴリの名前。

カテゴリの検索では、この属性は無視されます。

キャラクタ・セット

アイテムで使用するキャラクタ・セット。この属性は、ファイル・タイプ・アイテムおよびURLタイプ・アイテムでのみ使用できます。ベース・ファイル・ベースおよびベースURLベースのアイテム・タイプとともに使用できます。値リスト(wwv_system.charset_values)が付属します。特に、マルチバイトのキャラクタ・セットをよく使用するPortalでの検索が容易となります。検索を正しく実行するには、索引付けができるようにコンテンツがデータベース・キャラクタ・セットに変換される必要があるためです。この変換は、コンテンツのキャラクタ・セットが認識されている場合にのみ行われます。詳細は、Oracle Fusion Middleware管理者ガイド for Oracle Portal「AUTO_FILTERのパフォーマンスの最大化」を参照してください。

注意: キャラクタ・セットに基づいてファイルまたはURLアイテムを検索するには、ファイルまたはURLのアイテム・タイプにキャラクタ・セット属性が含まれている必要があります。

作成日

アイテムまたはポートレットがページに追加された日付。

本日作成されたアイテムを検索するには、#TODAY#と入力します。また、#TODAY#+nや#TODAY#-nのように整数nを指定することもできます。たとえば、#TODAY#+7などです。

作成者

アイテムまたはポートレットをページに追加したユーザーのユーザー名。

現行ユーザー名を検索するには、#USER#を入力します。

更新日

アイテムまたはポートレットが最後に更新された日付。

本日更新されたアイテムを検索するには、#TODAY#と入力します。また、#TODAY#+nや#TODAY#-nのように整数nを指定することもできます。たとえば、#TODAY#+7などです。

説明

アイテム、ページ、カテゴリまたはパースペクティブについての短いテキストの説明。

表示名

アイテム、ページ、カテゴリまたはパースペクティブの表示名。先頭が「リンク」のエントリも参照してください。

有効期限日

アイテムの有効期限が切れる日付(フォーマットはDD-MON-YYYY HH12:MI PM)。

本日期限切れになるアイテムを検索するには、#TODAY#と入力します。また、#TODAY#+nや#TODAY#-nのように整数nを指定することもできます。たとえば、#TODAY#+7などです。

ファイル名

ファイル、イメージ、Zipファイルなど、ファイルベースのアイテムのファイル名。

Oracle Textが無効の場合、「ファイル名」属性は検索できません。

注意: アイテムをサポートするファイルをアップロードすると、これらすべてのファイルに、そのアイテムの全バージョンおよび翻訳にわたって同じファイル名が使用されます。他のバージョンからファイル名が異なる新規ドキュメント・ファイルをアップロードすると(たとえば、アイテムの新しいバージョンとして)、その同じ属性(ファイル名属性など)を持つバージョンと翻訳のファイル一式はすべて新しいファイル名と一致するように変更されます。これは、ドキュメントのみでなく、イメージ、Zipファイルなど、アイテムのためにアップロードされるあらゆるファイル・タイプにも当てはまります。

アイテム・タイプ

アイテム・タイプ。

キーワード

アイテムまたはページのコンテンツまたは目的を表すキーワード。ユーザーが検索を実行すると、ユーザーの検索基準がこのキーワードと比較され、一致するものが検出されます。

最終更新者

アイテムまたはポートレットを最後に更新したユーザーのユーザー名。

現行ユーザー名を検索するには、#USER#を入力します。

MIMEタイプ

ファイルおよびURLタイプのアイテムのMIMEタイプ。

注意: MIMEタイプに基づいてファイルまたはURLアイテムを検索するには、ファイルまたはURLのアイテム・タイプにMIMEタイプ属性が含まれている必要があります。

この属性により、Portalのアイテムに正しいMIMEタイプが割り当てられます。正しく識別されなかった場合、ファイルのダウンロードの問題や不要なフィルタリング(索引付けプロセス中)が発生することがあります。コンテンツの不必要なフィルタリングが発生すると、Portalの検索速度と効率に影響を与える可能性があります。詳細は、Oracle Fusion Middleware管理者ガイド for Oracle Portal「AUTO_FILTERのパフォーマンスの最大化」を参照してください。

名前

アイテムまたはページの内部名。明示的に設定されていない場合、この属性にはアイテムのファイル名(ファイル、イメージ、Zipファイルなどのファイルベースのアイテムの場合)、表示名、またはグローバル一意識別子(GUID)がデフォルトで使用されます。

パースペクティブ

アイテムまたはページに関連付けられるパースペクティブの名前。

パースペクティブの検索では、この属性は無視されます。

公開日付

アイテムがページに公開された日付(フォーマットはDD-MON-YYYY HH12:MI PM)。つまり、アイテムが表示モードのユーザーに表示される日付。

本日公開されたアイテムを検索するには、#TODAY#と入力します。また、#TODAY#+nや#TODAY#-nのように整数nを指定することもできます。たとえば、#TODAY#+7などです。

URL

URLアイテムを使用して定義されたURL。

注意: Oracle Textが無効の場合、「URL」属性は検索できません。

バージョン番号

アイテムのバージョンを示す数字。


図A-1 検索可能属性 - Oracle Text有効

検索可能属性 - Oracle Text有効

図A-2 検索可能属性 - Oracle Text無効

検索可能属性 - Oracle Text無効