アイテムを編集すると、修正用にそのすべての属性が表示されます。これらの属性に対しては、内容の更新から、公開日付の修正、またはアイテムの代表的なイメージの削除まで、あらゆることができます。
アイテム属性には、アイテムの分類、説明または管理者など、そのアイテムについての情報が格納されます。アイテムで使用できる属性の範囲は、ページ・グループ管理者によって決定されます。Portalオブジェクトに関連付けられるすべての組込み属性のリストは、A.2項「基本属性」を参照してください。さらに、ページ・グループ管理者は追加情報を格納するために、独自の属性を作成できます。
アイテム属性の値を参照または変更するには、アイテムの横の「アイテムの編集」アイコンをクリックします。より一般的なアイテム属性については、次の項で説明します。
Oracle Portalにログインします。
編集するアイテムが含まれるページに移動します。
「ページ・グループ」ポートレットからページを検索する方法は、8.1項「Oracle Portalでのページの検索」を参照してください。
ページ上部の「編集」リンクをクリックします。
ページが編集モードで開きます。
該当するアイテムの横の「アイテムの編集」アイコンをクリックします(図14-18)。
アイテムの属性を変更します。
注意: アイテムの属性の説明は、付録A「Oracle Portalの生成済オブジェクト」を参照してください。アイテムのバージョンおよび翻訳に関連する属性については、14.12項「アイテムのバージョン制御の使用」を参照してください。アイテムに関連した命名規則については、付録D「Oracle Portalのオブジェクト命名規則」を参照してください。 |
「OK」をクリックして変更を保存し、ページに戻ります。
ページにアイテムを追加する場合には、それらのコンテンツを分類することが重要です。ユーザーがコンテンツを見つけ、そのアイテムが目的のものであるかどうかを判断するときに、ここで入力した詳細が役立ちます。
たとえば、各アイテムに1つのカテゴリや1つ以上のパースペクティブを適用し、アイテムのコンテンツや目的を説明するキーワードを割り当てることができます。
この項では、アイテム分類子の編集方法について説明します。この項の内容は次のとおりです。
アイテムは、そのアイテムコンテンツを分類する1つのカテゴリに割り当てることができます。アイテムのカテゴリは、いつでも変更できます。
アイテムのカテゴリを変更するには、次の手順を実行します。
Oracle Portalにログインします。
分類するアイテムが含まれるページに移動します。
「ページ・グループ」ポートレットからページを検索する方法は、8.1項「Oracle Portalでのページの検索」を参照してください。
ページ上部の「編集」リンクをクリックします。
ページが編集モードで開きます。
分類するアイテムの横の「編集」アイコンをクリックします(図14-19)。
「カテゴリ」ドロップダウン・リストからカテゴリを選択します。
「OK」をクリックします。
パースペクティブは、アイテムの対象者または対象分野を表します。既存のアイテムのパースペクティブは、いつでも変更できます。カテゴリとは異なり、ユーザーは1つのアイテムに対して複数のパースペクティブを選択できます。たとえば、売上報告は、営業のパースペクティブおよびマーケティング・マネージャのパースペクティブの両方に登録できます。
アイテムのパースペクティブを変更するには、次の手順を実行します。
Oracle Portalにログインします。
1つ以上のパースペクティブで分類するアイテムを含むページに移動します。
「ページ・グループ」ポートレットからページを検索する方法は、8.1項「Oracle Portalでのページの検索」を参照してください。
ページ上部の「編集」リンクをクリックします。
ページが編集モードで開きます。
分類するアイテムの横の「編集」アイコンをクリックします(図14-20)。
「移動」アイコンを使用して、パースペクティブを「使用可能なパースペクティブ」から「表示するパースペクティブ」リストに移動します。
Windowsでは、[Ctrl]キーを押しながらそれぞれのパースペクティブをクリックして、複数のパースペクティブを選択できます。UNIXでは、単に各パースペクティブをクリックします。
「表示するパースペクティブ」の右側の「移動」アイコンを使用して、パースペクティブの表示順序を設定します。
「OK」をクリックします。
1つのアイテムは、アイテムのコンテンツや目的を説明する1つ以上のキーワードに割り当てることができます。ユーザーが検索を実行すると、ユーザーの検索基準はアイテムおよびページのキーワードと比較され、一致するものが検出されます。
アイテムの検索キーワードを追加するには、次の手順を実行します。
Oracle Portalにログインします。
キーワードを割り当てるアイテムが含まれるページに移動します。
「ページ・グループ」ポートレットからページを検索する方法は、8.1項「Oracle Portalでのページの検索」を参照してください。
ページ上部の「編集」リンクをクリックします。
ページが編集モードで開きます。
キーワードを割り当てるアイテムの横の「編集」アイコンをクリックします(図14-21)。
「基本検索用キーワード」フィールドで、このアイテムを正しく説明している1つ以上のキーワードを追加または変更します。
「OK」をクリックします。
アイテムを事前にページに追加しておき、他のユーザーに対する表示を指定した日時まで遅らせることができます。たとえば、来月の売上目標について検討する文書のファイル・アイテムを追加し、目標について議論する会議の日に合せて公開日付を設定することができます。
アイテムの公開日付の詳細を設定するには、次の手順を実行します。
Oracle Portalにログインします。
アイテムをページに追加します。
ページへのアイテム追加の詳細は、14.2項「ページへのアイテムの追加」を参照してください。
「アイテム属性」ページで、「公開日付」フィールドに移動し、このアイテムが他のユーザーに公開される日時を入力します。
DD-MON-YYYY HH12:MI PMのフォーマットを使用します。たとえば、次のようになります。
12-JAN-2006 01:00 PM
「OK」をクリックします。
アイテムのチェックアウトによって、複数のユーザーで管理されるアイテムの文書管理ができるようになります。ユーザーがアイテムをチェックアウトすると、そのアイテムはロックされます。他のユーザーはそのアイテムを上書きできません。他のユーザーは、そのアイテムの表示はできますが、変更はできません。適切な権限を持っていれば、ユーザーはチェックアウト・アイテムをコピーできます。コピーは、自動的にチェックインされます。
ユーザーがアイテムをチェックインした後、別のユーザーがそのアイテムをチェックアウトして、編集できます。これによって、ユーザーがお互いの変更を上書きするのを防ぎます。
アイテムのチェックアウトは、アイテムごとに有効にします。複数のユーザーによって編集されるアイテムに対して、チェックアウトを有効にすることを検討してください。
注意: アイテムが承認のために送信されると、アイテムは自動的にチェックアウトされ、他のユーザーは編集できなくなります。アイテムは、承認されるか、却下されるまでチェックインすることはできません。承認プロセスの詳細は、第20章「承認チェーンの設定」を参照してください。 |
アイテムのチェックアウトを有効にするには、次の手順を実行します。
Oracle Portalにログインします。
アイテムのチェックアウトを有効にするアイテムを含むページに移動します。
「ページ・グループ」ポートレットからページを検索する方法は、8.1項「Oracle Portalでのページの検索」を参照してください。
ページ上部の「編集」リンクをクリックします。
ページが編集モードで開きます。
該当するアイテムの横の「アイテムの編集」アイコンをクリックします(図14-22)。
「アイテムのチェックアウトを有効にする」を選択します。
このオプションが使用できない場合は、ページ・グループ管理者に連絡してください。
「OK」をクリックします。
アイテムのチェックアウトおよびOracle Portalへのチェックインの詳細は、14.5項「アイテムのチェックアウトとチェックイン」を参照してください。