ページのカスタマイズ

ユーザーは、ページに対する完全な編集権限を付与されると、WebCenter PortalのコンポーザとOracleのBusiness Dictionaryまたはリソース・カタログを使用して、次のようにページをカスタマイズできます。

• コンポーネントおよびポートレットの追加: リソース・カタログには、ユーザーがページの表示に追加できるコンポーネントおよびポートレットが含まれています。リソース・カタログには、ポートレット、レイアウト・コンポーネント、タスク・フロー、ドキュメント、Oracle ADF Facesコンポーネント、Business Intelligenceコンポーネント、Business Activity Monitoring(BAM)コンポーネント、エンタープライズ・アプリケーション・コンポーネント、Googleガシェットなどのアイテムを含めることができます。ユーザーがビューアで参照できるコンポーネントを制御するには、開発者はデフォルトのリソース・カタログを変更するか、または独自のリソース・カタログを1つ以上作成することができます。リソース・カタログは、これらのコンポーネントのロールベースの表示の配信に使用できます。このように、管理者はリソース・カタログの1つのビューを見ることができ、ビジネス・ユーザーは異なるビューを取得します。
  
  
• コンポーネント・プロパティの編集: コンポーネント、タクス・フローまたはポートレットのビジュアル・プロパティの変更に加え、ユーザーはOracle Application Development Frameworkナビゲーション・パラメータを使用して、2つのポートレットを関連付けることができます。また、Oracle WebCenter Portal: Frameworkを使用してコンポーネントを関連付けることもできます。
  
  
• コンポーネントの関連付け(コンポーネントのマッシュアップ): ユーザーは、タスク・フローにヘッダーまたはアクションを表示することができ、タスク・フローをページ・パラメータまたは直接他のコンポーネントに関連付け、独自のマッシュアップを作成することができます。たとえば、アプリケーションまたはポータル・ページで、部門タスク・フローおよび従業員タスク・フローをページに追加すると、ユーザーは従業員タスク・フローを編集し、定数値10でパラメータを定義することができます。ユーザーが「保存」ボタンを押すと、Employee表にIDが10の従業員のみの詳細が表示されます。または、ユーザーは、異なる部門をクリックすると必ず従業員タスク・フローが変更可能になる単純な式を定義することができます。
  
  
• ページレベルのプロパティの編集: ユーザーは、背景色またはページ・タイトルなどのビジュアル・プロパティを変更することができ、ページ上の他のコンポーネントで使用できるページ・パラメータを作成できます。たとえば、ページにSales Opportunitiesポートレットが含まれている場合、ユーザーは「West Region」などの定数値を定義するページ・パラメータを作成できます。その後、Sales OpportunitiesポートレットでWest Regionの販売機会を表示するように、このポートレットでこのページ・パラメータを使用するように設定できます。