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Oracle® Fusion Middleware Oracle WebCenter Portal: Spacesユーザーズ・ガイド
11g リリース1(11.1.1.7.0)
B72923-01
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44 ドキュメント・サービスのタスク・フローおよびドキュメント・コンポーネントのプロパティの設定

WebCenter Portal: Spacesのすべてのドキュメント・サービスのタスク・フローおよび各ドキュメント・コンポーネントには、関連付けられているプロパティがあります。十分な権限を持つユーザーは、Composerの「コンポーネント・プロパティ」ダイアログからこのプロパティにアクセスできます(図44-1)。

図44-1 ドキュメント・エクスプローラのタスク・フロー・プロパティ

ドキュメント・エクスプローラのタスク・フロー・コンポーネント・プロパティ

「コンポーネント・プロパティ」ダイアログへのアクセスの詳細は、第18.6.2項「コンポーネントのプロパティの設定」を参照してください。

次の各項では、ドキュメント・サービスのタスク・フローとドキュメント・コンポーネント(リンク、インライン・フレームおよびイメージ)のプロパティの詳細、および各ドキュメント・サービスのタスク・フローとドキュメント・コンポーネントの「パラメータ」タブのプロパティについて説明します。

ドキュメント・サービスのタスク・フローまたはドキュメント・アイテムをページに追加する手順は、第43章「ドキュメント・サービスのタスク・フローおよびドキュメント・コンポーネントの使用」を参照してください。

対象読者

この章は、ドキュメント・サービスのタスク・フローおよびドキュメント・コンポーネント(リンク、インライン・フレームおよびイメージ)のプロパティを変更するSpacesユーザーを対象としています。

44.1 ドキュメント・サービスのタスク・フローおよびドキュメント・コンポーネントのプロパティの基本

デフォルトのタスク・フロー・コンテンツは、「コンポーネント・プロパティ」ダイアログの「パラメータ」タブ上のプロパティによって制御されます。これらのプロパティは、そのタスク・フローのタイプに固有のものです。タスク・フローによっては、このタブのパラメータによって、タスク・フローとページ・パラメータおよびページ定義変数を簡単に結び付けることができます。詳細は、第22章「ページ、タスク・フロー、ポートレットおよびUIコンポーネントの結付け」を参照してください。

「表示オプション」タブ、「スタイル」タブおよび「コンテンツ・スタイル」タブのプロパティを変更すると、タスク・フローの外観と動作に影響します。これらのプロパティは、すべてのタスク・フローに共通しています。詳細は、第18.6.4項「コンポーネントの表示オプションの使用」および第18.6.6項「スタイル・プロパティおよびコンテンツ・スタイル・プロパティの使用」を参照してください。

「イベント」タブの内容は、タスク・フローでサポートされているイベントによって異なります。詳細は、第18.6.7項「コンポーネントのコンテキスト・イベントの使用」を参照してください。

「子コンポーネント」タブには、現在のコンポーネントに含まれているすべてのコンポーネントが表示されます。このタブには、子コンポーネントを並べ替えたり、表示/非表示を切り替えるためのコントロールが用意されています。すべてのコンポーネントに子コンポーネントがあるわけではありません。そのため、このタブは省略されている場合があります。詳細は、第18.6.5項「子コンポーネントの使用」を参照してください。

「パラメータ」タブと「表示オプション」タブのすべてのプロパティから式言語(EL)エディタにアクセスできます。ELエディタを使用すると、定数値のかわりに変数値を選択または指定できます。エディタを開くには、プロパティ・フィールドの横にある「編集」アイコンをクリックします。エディタの使用の詳細および一般的なEL式の説明は、付録B「式言語(EL)式」を参照してください。


注意:

「コンポーネント・プロパティ」ダイアログの汎用の「表示オプション」タブでELを入力すると、入力内容が自動的に検証されます。EL構文が無効な場合、エラーが表示され、値は適用も保存もされません。汎用の表示オプションとは、表18-1に掲載されているオプションです。

汎用以外の表示オプションには、ELの検証は行われません。


44.2 ドキュメント・エクスプローラのタスク・フロー・プロパティの設定

ドキュメント・エクスプローラのタスク・フローでは、フォルダおよびファイルのリストが2つのペインに表示されます。左側のペインにはフォルダ、右側のペインには現在選択しているフォルダのコンテンツが表示されます。ドキュメント・エクスプローラのタスク・フローは、フォルダおよびファイルでの表示、管理および共同作業を目的とした機能豊富なドキュメント・サービスのタスク・フローです。

ドキュメント・エクスプローラのタスク・フローに固有のプロパティは、「コンポーネント・プロパティ」ダイアログの「パラメータ」タブに表示されます(図44-2)。


ヒント:

「コンポーネント・プロパティ」ダイアログへのアクセスの詳細は、第18.6.2項「コンポーネントのプロパティの設定」を参照してください。


図44-2 ドキュメント・エクスプローラのタスク・フロー・プロパティ

ドキュメント・エクスプローラのタスク・フロー・コンポーネント・プロパティ

その他のタブ(すべてのSpacesコンポーネントに共通)のプロパティの詳細は、第18.6項「ページ・コンポーネントの変更」を参照してください。

44.2.1 ドキュメント・エクスプローラのタスク・フロー・パラメータ

表44-1に、ドキュメント・エクスプローラのタスク・フローに固有のパラメータを示します。

表44-1 ドキュメント・エクスプローラのタスク・フロー・パラメータ

パラメータ 説明

Collapse Tree Navigation

ツリー・ナビゲーションを含むパネルを縮小するかどうかを次のとおり指定します。

  • 選択済(デフォルト): パネルを縮小します。

  • 選択解除: パネルを展開します。

Connection Name

コンテンツ・リポジトリ接続の名前。リストから値が選択されない場合、アプリケーション開発者または管理者によって指定されたデフォルトの接続が使用されます。コンテンツ・リポジトリ接続の構成の詳細は、『Oracle Fusion Middleware Oracle WebCenter Portal管理者ガイド』のコンテンツ・リポジトリの登録に関する項を参照してください。

デフォルト: アプリケーション開発者によって、「コンテンツ・リポジトリ接続の作成」ダイアログ・ボックスでデフォルトとして選択された接続(管理者によって変更可能)。

Features Off

タスク・フローの無効な機能のリスト。アイテムを区切るには、カンマまたはスペースを使用します。有効な値は、JavaDocでは次のように表示されます。checkincheckoutclipboardclosedeletedownloaddndeditwikieditofficenewfoldernewwikirenameuploadmultifile-uploadprofile-uploadsearchadvancedSearchworkflowpropertieshistorycommentslikeslinkstagsrecommendationsautovuetitlerelated-itemssocialsidebarsils

例:

${'search, advancedSearch, clipboard, dnd, rename, newfolder, upload, newwiki, checkin, checkout, editoffice, edithtml, delete, sidebars, history'}

Page Size

タスク・フローに表示される行の最大数。タスク・フローのフォルダおよびファイルのリストが指定された行数より多い場合、タスク・フローはスクロールバーで表示されます。デフォルト: 27

この値を変更する場合の標準シナリオは、次のとおりです。

  • ほとんどのエンド・ユーザーの画面は大きいため、より多くの行を表示可能な場合です。

  • このタスク・フローをページの小さい領域に収める場合です。

注意: Page Sizeの値の設定が画面のサイズに対して大きすぎる場合、タスク・フロー・スクロールバーとアプリケーション・スクロールバーを調整することは困難です。

Read Only

すべてのコンテンツ管理操作を無効および非表示にするかどうかを次のとおり指定します。

  • 選択済: コンテンツ管理を無効にします。

  • 選択解除(デフォルト): コンテンツ管理をユーザーに対して表示します。

Resource ID

現在絞り込まれているリソース。この値はフォルダIDまたはドキュメントIDです。拡大鏡アイコンをクリックして「1つの値の選択」ダイアログを開き、対象フォルダまたはファイルに移動したら、フォルダまたはファイルを選択してResource ID値を設定します。

Resource ID値は、Connection Name値およびStart Folder Path値との一貫性に対してチェックされます。また、これらが明示的に指定されていない場合、デフォルト値に影響を与えます。たとえば、Resource IDのみが指定されている場合、Connection Name値はResource IDから継承され、開始フォルダ・パスはフォルダのリソース自体またはファイルの親フォルダのいずれかになります。

Show Documents

ナビゲーション・ツリーで、ツリー(左側)のナビゲーション・ページにドキュメントおよびフォルダを表示するか、それともフォルダのみを表示するかを次のとおり指定します。

  • 選択済: ドキュメントおよびフォルダを表示します。

  • 選択解除(デフォルト): フォルダを表示し、ドキュメントを非表示にします。

Show Folders

ナビゲーション・ツリーで、表(右側)のナビゲーション・ペインにドキュメントおよびフォルダを表示するか、それともドキュメントのみを表示するかを次のとおり指定します。

  • 選択済(デフォルト): フォルダおよびドキュメントを表示します。

  • 選択解除: ドキュメントを表示し、フォルダを非表示にします。

Start Folder Path

現在のタスク・フロー・インスタンスでルート・フォルダとして使用するフォルダ名。拡大鏡アイコンをクリックして、接続しているコンテンツ・リポジトリを移動できるダイアログを開き、フォルダを選択します。

これは、タスク・フロー・インスタンスで表示するコンテンツのソースおよび範囲を決定する際に役立つ、コンテンツ・スコーピング・パラメータです。

現在のスペースのデフォルト・ルート・フォルダのコンテンツを表示するタスク・フローに、この値を設定する必要はありません。ただし、たとえば、開始フォルダをスペースのデフォルト・ルート・フォルダとは別のフォルダにする場合や、別のスペースからコンテンツを表示する場合には役立ちます。

例:

  • /PersonalSpaces/monty/Public

  • /WebCenterB5/Proj_X/Specs

EL式を指定して、この値を設定できます。付録B第B.4.12項「ドキュメント・サービスに関連したEL式」を参照してください。

デフォルト: 現在のスペースに対して指定された接続で構成されたコンテンツ・リポジトリのルート・フォルダ。


44.3 ドキュメント・リスト・ビューアのタスク・フロー・プロパティの設定

ドキュメント・リスト・ビューアのタスク・フローでは、フラット・リストとして1つのペインにフォルダおよびファイルが表示されます。このタスク・フローでは、フォルダ階層を移動し、検索問合せをカスタマイズできます。このタスク・フローは、特定のニーズに対しては役立つことがありますが、このタスク・フローの検索機能は、「コンテンツ・プレゼンタ」タスク・フロー使用することで再現され強化されます。

ドキュメント・リスト・ビューアのタスク・フローに固有のプロパティは、「コンポーネント・プロパティ」ダイアログの「パラメータ」タブに表示されます(図44-3)。


ヒント:

「コンポーネント・プロパティ」ダイアログへのアクセスの詳細は、第18.6.2項「コンポーネントのプロパティの設定」を参照してください。


図44-3 ドキュメント・リスト・ビューアのタスク・フロー・プロパティ

ドキュメント・リスト・ビューアのタスク・フロー・コンポーネント・プロパティ

その他のタブ(すべてのSpacesコンポーネントに共通)のプロパティの詳細は、第18.6項「ページ・コンポーネントの変更」を参照してください。

44.3.1 ドキュメント・リスト・ビューアのタスク・フロー・パラメータ

表44-2に、ドキュメント・リスト・ビューアのタスク・フローに固有のパラメータを示します。

表44-2 ドキュメント・リスト・ビューアのタスク・フロー・パラメータ

パラメータ 説明

Connection Name

コンテンツ・リポジトリ接続の名前。リストから値が選択されない場合、アプリケーション開発者または管理者によって指定されたデフォルトの接続が使用されます。コンテンツ・リポジトリ接続の構成の詳細は、『Oracle Fusion Middleware Oracle WebCenter Portal管理者ガイド』のコンテンツ・リポジトリの登録に関する項を参照してください。

デフォルト: アプリケーション開発者によって、「コンテンツ・リポジトリ接続の作成」ダイアログ・ボックスでデフォルトとして選択された接続(管理者によって変更可能)。

Created After

タスク・フロー・コンテンツの表示を、指定した日付と時間以降に作成されたフォルダおよびファイルに制限するフィルタ値。拡大鏡アイコンをクリックして、カレンダから日付を選択できるダイアログを開きます。

値は、次のISO 8601の書式を使用します。

yyyy-mm-ddThh:mm:ss.sssTZ脚注1 

例:

2010-11-17T18:24:36.000+01:00

このパラメータは、コンテキストの結付けに使用できます。詳細は、第22章「ページ、タスク・フロー、ポートレットおよびUIコンポーネントの結付け」を参照してください。

Created Before

タスク・フロー・コンテンツの表示を、指定した日付と時間以前に作成されたフォルダおよびファイルに制限するフィルタ値。拡大鏡アイコンをクリックして、カレンダから日付を選択できるダイアログを開きます。

値は、次のISO 8601の書式を使用します。

yyyy-mm-ddThh:mm:ss.sssTZ1

例:

2010-11-17T18:24:36.000+01:00

このパラメータは、コンテキストの結付けに使用できます。詳細は、第22章「ページ、タスク・フロー、ポートレットおよびUIコンポーネントの結付け」を参照してください。

Creator

タスク・フロー・コンテンツの表示を、特定のユーザーが作成したフォルダおよびファイルに制限するフィルタ値。ユーザー名は、ユーザーのログイン資格証明で指定されているとおりに入力します。入力できるのは、1つのユーザー名のみです。値が入力されない場合、すべてのユーザーが作成したコンテンツが表示されます。

例: ${'monty'}

このパラメータは、コンテキストの結付けに使用できます。詳細は、第22章「ページ、タスク・フロー、ポートレットおよびUIコンポーネントの結付け」を参照してください。

Last Modified After

タスク・フロー・コンテンツの表示を、指定した日付と時間以降に最終更新されたフォルダおよびファイルに制限するフィルタ値。値が入力されない場合、過去3か月間に更新されたコンテンツが表示されます。拡大鏡アイコンをクリックして、カレンダから日付を選択できるダイアログを開きます。

値は、次のISO 8601の書式を使用します。

yyyy-mm-ddThh:mm:ss.sssTZD1

例:

2010-11-17T18:24:36.000+01.00

このパラメータは、コンテキストの結付けに使用できます。詳細は、第22章「ページ、タスク・フロー、ポートレットおよびUIコンポーネントの結付け」を参照してください。

Last Modified Before

タスク・フロー・コンテンツの表示を、指定した日付と時間以前に更新されたフォルダおよびファイルに制限するフィルタ値。値が入力されない場合、これらのフィルタリングは適用されません。拡大鏡アイコンをクリックして、カレンダから日付を選択できるダイアログを開きます。

値は、次のISO 8601の書式を使用します。

yyyy-mm-ddThh:mm:ss.sssTZD1

例:

2010-11-17T18:24:36.000+01:00

このパラメータは、コンテキストの結付けに使用できます。詳細は、第22章「ページ、タスク・フロー、ポートレットおよびUIコンポーネントの結付け」を参照してください。

Last Modifier

タスク・フロー・コンテンツの表示を、特定のユーザーが最終更新したフォルダおよびファイルに制限するフィルタ値。ユーザー名は、ユーザーのログイン資格証明で指定されているとおりに入力します。入力できるのは、1つのユーザー名のみです。値が入力されない場合、更新されたすべてのドキュメントが表示されます。

例: ${'monty'}

このパラメータは、コンテキストの結付けに使用できます。詳細は、第22章「ページ、タスク・フロー、ポートレットおよびUIコンポーネントの結付け」を参照してください。

Page Size

タスク・フローに表示される行の最大数。タスク・フローのフォルダおよびファイルのリストが指定された行数より多い場合、タスク・フローはスクロールバーで表示されます。デフォルト: 15

この値を変更する場合の標準シナリオは、次のとおりです。

  • ほとんどのエンド・ユーザーの画面は大きいため、より多くの行を表示可能な場合です。

  • このタスク・フローをページの小さい領域に収める場合です。

注意: Page Sizeの値の設定が画面のサイズに対して大きすぎる場合、タスク・フロー・スクロールバーとアプリケーション・スクロールバーを調整することは困難です。

Root Folder Path

現在のタスク・フロー・インスタンスでルート・フォルダとして使用するフォルダ名。拡大鏡アイコンをクリックして、接続しているコンテンツ・リポジトリを移動できるダイアログを開き、フォルダを選択します。

これは、タスク・フロー・インスタンスで表示するコンテンツのソースおよび範囲を決定する際に役立つ、コンテンツ・スコーピング・パラメータです。

現在のスペースのデフォルト・ルート・フォルダのコンテンツを表示するタスク・フローに、この値を設定する必要はありません。ただし、たとえば、開始フォルダをスペースのデフォルト・ルート・フォルダとは別のフォルダにする場合や、別のスペースからコンテンツを表示する場合には役立ちます。

例:

  • /PersonalSpaces/monty/Public

  • /WebCenterB5/Proj_X/Specs

EL式を指定して、この値を設定できます。付録B第B.4.12項「ドキュメント・サービスに関連したEL式」を参照してください。

デフォルト: 現在のスペースに対して指定された接続で構成されたコンテンツ・リポジトリのルート・フォルダ。

Show Folders

ナビゲーション・ツリーでドキュメントおよびフォルダを表示するか、それともドキュメントのみを表示するかを次のとおり指定します。

  • 選択済(デフォルト): フォルダおよびドキュメントを表示します。

  • 選択解除: ドキュメントを表示し、フォルダを非表示にします。

Task Flow Instance ID

このタスク・フロー・インスタンスの一意の識別子。これは、タスク・フロー・インスタンスとそのカスタマイズ設定およびパーソナライズ設定との関連付けの保持、および保存された問合せの管理に内部で使用されます。この値は編集しないでください。


脚注1"TZ"は、タイムゾーン・インジケータです。表示されている時間がUTC(協定世界時)の場合、タイムゾーン・インジケータは"Z"です。その時間がその他のタイムゾーンからの場合、TZはUTCのタイムゾーンからのオフセットを表示します。たとえば、時間が12月のカリフォルニア(太平洋標準時、PST)の場合、TZインジケータは"-08:00"になります。

44.4 ドキュメント・マネージャのタスク・フロー・プロパティの設定

ドキュメント・マネージャのタスク・フローでは、次のように、そのlayoutパラメータで指定したとおりにフォルダおよびファイルが表示されます。2つのペイン(Explorerレイアウト)、現在のフォルダのコンテンツのみを表示する1つのペイン(Tableレイアウト)、ルート・フォルダから実行するフォルダ階層を表示する1つのペイン(Tree-Tableレイアウト)でフォルダおよびファイルを表示できます。ドキュメント・マネージャのタスク・フローでは、フォルダおよびファイルのコピー、移動、貼付けおよび削除などの包括的なドキュメント管理機能を提供します。

ドキュメント・マネージャのタスク・フローに固有のプロパティは、「コンポーネント・プロパティ」ダイアログの「パラメータ」タブに表示されます(図44-4)。


ヒント:

「コンポーネント・プロパティ」ダイアログへのアクセスの詳細は、第18.6.2項「コンポーネントのプロパティの設定」を参照してください。


図44-4 ドキュメント・マネージャのタスク・フロー・プロパティ

ドキュメント・マネージャのタスク・フロー・プロパティ

その他のタブ(すべてのSpacesコンポーネントに共通)のプロパティの詳細は、第18.6項「ページ・コンポーネントの変更」を参照してください。

44.4.1 ドキュメント・マネージャのタスク・フロー・パラメータ

表44-3に、ドキュメント・マネージャのタスク・フローに固有のパラメータを示します。

表44-3 ドキュメント・マネージャのタスク・フロー・パラメータ

パラメータ 説明

Connection Name

コンテンツ・リポジトリ接続の名前。リストから値が選択されない場合、アプリケーション開発者または管理者によって指定されたデフォルトの接続が使用されます。コンテンツ・リポジトリ接続の構成の詳細は、『Oracle Fusion Middleware Oracle WebCenter Portal管理者ガイド』のコンテンツ・リポジトリの登録に関する項を参照してください。

デフォルト: アプリケーション開発者によって、「コンテンツ・リポジトリ接続の作成」ダイアログ・ボックスでデフォルトとして選択された接続(管理者によって変更可能)。

Features Off

タスク・フローの無効な機能のリスト。アイテムを区切るには、カンマまたはスペースを使用します。有効な値は、JavaDocでは次のように表示されます。checkincheckoutclipboardclosedeletedownloaddndeditwikieditofficenewfoldernewwikirenameuploadmultifile-uploadprofile-uploadsearchadvancedSearchworkflowpropertieshistorycommentslikeslinkstagsrecommendationsautovuetitlerelated-itemssocialsidebarsils

例:

${'search, advancedSearch, clipboard, dnd, rename, newfolder, upload, newwiki, checkin, checkout, editoffice, edithtml, delete, sidebars, history'}

Layout

タスク・フローのターゲット・レイアウト。次のいずれかを選択します。

Page Size

タスク・フローに表示される行の最大数。タスク・フローのフォルダおよびファイルのリストが指定された行数より多い場合、タスク・フローはスクロールバーで表示されます。デフォルト: 27

この値を変更する場合の標準シナリオは、次のとおりです。

  • ほとんどのエンド・ユーザーの画面は大きいため、より多くの行を表示可能な場合です。

  • このタスク・フローをページの小さい領域に収める場合です。

注意: Page Sizeの値の設定が画面のサイズに対して大きすぎる場合、タスク・フロー・スクロールバーとアプリケーション・スクロールバーを調整することは困難です。

Read Only

すべてのコンテンツ管理操作を無効および非表示にするかどうかを次のとおり指定します。

  • 選択済: コンテンツ管理を無効にします。

  • 選択解除(デフォルト): コンテンツ管理をユーザーに対して表示します。

Resource ID

現在絞り込まれているリソース。この値はフォルダIDまたはドキュメントIDです。拡大鏡アイコンをクリックして「1つの値の選択」ダイアログを開き、対象フォルダまたはファイルに移動したら、フォルダまたはファイルを選択してResource ID値を設定します。

Resource ID値は、Connection Name値およびStart Folder Path値との一貫性に対してチェックされます。また、これらが明示的に指定されていない場合、デフォルト値に影響を与えます。たとえば、Resource IDのみが指定されている場合、Connection Name値はResource IDから継承され、開始フォルダ・パスはフォルダのリソース自体またはファイルの親フォルダのいずれかになります。

Start Folder Path

現在のタスク・フロー・インスタンスでルート・フォルダとして使用するフォルダ名。拡大鏡アイコンをクリックして、接続しているコンテンツ・リポジトリを移動できるダイアログを開き、フォルダを選択します。

これは、タスク・フロー・インスタンスで表示するコンテンツのソースおよび範囲を決定する際に役立つ、コンテンツ・スコーピング・パラメータです。

現在のスペースのデフォルト・ルート・フォルダのコンテンツを表示するタスク・フローに、この値を設定する必要はありません。ただし、たとえば、開始フォルダをスペースのデフォルト・ルート・フォルダとは別のフォルダにする場合や、別のスペースからコンテンツを表示する場合には役立ちます。

例:

  • /PersonalSpaces/monty/Public

  • /WebCenterB5/Proj_X/Specs

EL式を指定して、この値を設定できます。付録B第B.4.12項「ドキュメント・サービスに関連したEL式」を参照してください。

デフォルト: 現在のスペースに対して指定された接続で構成されたコンテンツ・リポジトリのルート・フォルダ。


44.5 ドキュメント・ナビゲータのタスク・フロー・プロパティの設定

ドキュメント・ナビゲータのタスク・フローでは、フォルダおよびファイルが1つのペインに表示されます。フォルダの展開および縮小を行い、現在のフォルダ内のフォルダ階層を表示する機能があります。エンド・ユーザーがこのタスク・フローで使用できるメニュー・オプションはありません。このタスク・フローは、その他のドキュメント・サービスのタスク・フロー(「ドキュメント・エクスプローラ」タスク・フローなど)のコンポーネントとして使用することを目的としています。このタスク・フローのフォルダやファイルをクリックしても、単独の状態ではアクションは実行されません。

ドキュメント・ナビゲータのタスク・フローに固有のプロパティは、「コンポーネント・プロパティ」ダイアログの「パラメータ」タブに表示されます(図44-5)。


ヒント:

「コンポーネント・プロパティ」ダイアログへのアクセスの詳細は、第18.6.2項「コンポーネントのプロパティの設定」を参照してください。


図44-5 ドキュメント・ナビゲータのタスク・フロー・プロパティ

ドキュメント・ナビゲータのタスク・フロー・コンポーネント・プロパティ

その他のタブ(すべてのSpacesコンポーネントに共通)のプロパティの詳細は、第18.6項「ページ・コンポーネントの変更」を参照してください。

44.5.1 ドキュメント・ナビゲータのタスク・フロー・パラメータ

表44-4に、ドキュメント・ナビゲータのタスク・フローに固有のパラメータを示します。

表44-4 ドキュメント・ナビゲータのタスク・フロー・パラメータ

パラメータ 説明

Connection Name

コンテンツ・リポジトリ接続の名前。リストから値が選択されない場合、アプリケーション開発者または管理者によって指定されたデフォルトの接続が使用されます。コンテンツ・リポジトリ接続の構成の詳細は、『Oracle Fusion Middleware Oracle WebCenter Portal管理者ガイド』のコンテンツ・リポジトリの登録に関する項を参照してください。

デフォルト: アプリケーション開発者によって、「コンテンツ・リポジトリ接続の作成」ダイアログ・ボックスでデフォルトとして選択された接続(管理者によって変更可能)。

Features Off

タスク・フローの無効な機能のリスト。アイテムを区切るには、カンマまたはスペースを使用します。有効な値は、JavaDocでは次のように表示されます。checkincheckoutclipboardclosedeletedownloaddndeditwikieditofficenewfoldernewwikirenameuploadmultifile-uploadprofile-uploadsearchadvancedSearchworkflowpropertieshistorycommentslikeslinkstagsrecommendationsautovuetitlerelated-itemssocialsidebarsils

例:

${'search, advancedSearch, clipboard, dnd, rename, newfolder, upload, newwiki, checkin, checkout, editoffice, edithtml, delete, sidebars, history'}

Page Size

タスク・フローに表示される行の最大数。タスク・フローのフォルダおよびファイルのリストが指定された行数より多い場合、タスク・フローはスクロールバーで表示されます。デフォルト: 27

この値を変更する場合の標準シナリオは、次のとおりです。

  • ほとんどのエンド・ユーザーの画面は大きいため、より多くの行を表示可能な場合です。

  • このタスク・フローをページの小さい領域に収める場合です。

注意: Page Sizeの値の設定が画面のサイズに対して大きすぎる場合、タスク・フロー・スクロールバーとアプリケーション・スクロールバーを調整することは困難です。

Read Only

すべてのコンテンツ管理操作を無効および非表示にするかどうかを次のとおり指定します。

  • 選択済: コンテンツ管理を無効にします。

  • 選択解除(デフォルト): コンテンツ管理をユーザーに対して表示します。

Resource ID

現在絞り込まれているリソース。この値はフォルダIDまたはドキュメントIDです。拡大鏡アイコンをクリックして「1つの値の選択」ダイアログを開き、対象フォルダまたはファイルに移動したら、フォルダまたはファイルを選択してResource ID値を設定します。

Resource ID値は、Connection Name値およびStart Folder Path値との一貫性に対してチェックされます。また、これらが明示的に指定されていない場合、デフォルト値に影響を与えます。たとえば、Resource IDのみが指定されている場合、Connection Name値はResource IDから継承され、開始フォルダ・パスはフォルダのリソース自体またはファイルの親フォルダのいずれかになります。

Show Documents

ナビゲーション・ツリーでドキュメントおよびフォルダを表示するか、それともフォルダのみを表示するかを次のとおり指定します。

  • 選択済(デフォルト): ドキュメントおよびフォルダを表示します。

  • 選択解除: フォルダを表示し、ドキュメントを非表示にします。

Start Folder Path

現在のタスク・フロー・インスタンスでルート・フォルダとして使用するフォルダ名。拡大鏡アイコンをクリックして、接続しているコンテンツ・リポジトリを移動できるダイアログを開き、フォルダを選択します。

これは、タスク・フロー・インスタンスで表示するコンテンツのソースおよび範囲を決定する際に役立つ、コンテンツ・スコーピング・パラメータです。

現在のスペースのデフォルト・ルート・フォルダのコンテンツを表示するタスク・フローに、この値を設定する必要はありません。ただし、たとえば、開始フォルダをスペースのデフォルト・ルート・フォルダとは別のフォルダにする場合や、別のスペースからコンテンツを表示する場合には役立ちます。

例:

  • /PersonalSpaces/monty/Public

  • /WebCenterB5/Proj_X/Specs

EL式を指定して、この値を設定できます。付録B第B.4.12項「ドキュメント・サービスに関連したEL式」を参照してください。

デフォルト: 現在のスペースに対して指定された接続で構成されたコンテンツ・リポジトリのルート・フォルダ。


44.6 フォルダ・ビューアのタスク・フロー・プロパティの設定

フォルダ・ビューアのタスク・フローでは、フォルダのコンテンツのリストがフラット・リストで1つのペインに表示されます。

フォルダ・ビューアのタスク・フローに固有のプロパティは、「コンポーネント・プロパティ」ダイアログの「パラメータ」タブに表示されます(図44-6)。


ヒント:

「コンポーネント・プロパティ」ダイアログへのアクセスの詳細は、第18.6.2項「コンポーネントのプロパティの設定」を参照してください。


図44-6 フォルダ・ビューアのタスク・フロー・プロパティ

フォルダ・ビューアのタスク・フロー・コンポーネント・プロパティ

その他のタブ(すべてのSpacesコンポーネントに共通)のプロパティの詳細は、第18.6項「ページ・コンポーネントの変更」を参照してください。

44.6.1 フォルダ・ビューアのタスク・フロー・パラメータ

表44-5に、フォルダ・ビューアのタスク・フローに固有のパラメータを示します。

表44-5 フォルダ・ビューアのタスク・フロー・パラメータ

パラメータ 説明

Connection Name

コンテンツ・リポジトリ接続の名前。リストから値が選択されない場合、アプリケーション開発者または管理者によって指定されたデフォルトの接続が使用されます。コンテンツ・リポジトリ接続の構成の詳細は、『Oracle Fusion Middleware Oracle WebCenter Portal管理者ガイド』のコンテンツ・リポジトリの登録に関する項を参照してください。

デフォルト: アプリケーション開発者によって、「コンテンツ・リポジトリ接続の作成」ダイアログ・ボックスでデフォルトとして選択された接続(管理者によって変更可能)。

Features Off

タスク・フローの無効な機能のリスト。アイテムを区切るには、カンマまたはスペースを使用します。有効な値は、JavaDocでは次のように表示されます。checkincheckoutclipboardclosedeletedownloaddndeditwikieditofficenewfoldernewwikirenameuploadmultifile-uploadprofile-uploadsearchadvancedSearchworkflowpropertieshistorycommentslikeslinkstagsrecommendationsautovuetitlerelated-itemssocialsidebarsils

例:

${'search, advancedSearch, clipboard, dnd, rename, newfolder, upload, newwiki, checkin, checkout, editoffice, edithtml, delete, sidebars, history'}

Page Size

タスク・フローに表示される行の最大数。タスク・フローのフォルダおよびファイルのリストが指定された行数より多い場合、タスク・フローはスクロールバーで表示されます。デフォルト: 27

この値を変更する場合の標準シナリオは、次のとおりです。

  • ほとんどのエンド・ユーザーの画面は大きいため、より多くの行を表示可能な場合です。

  • このタスク・フローをページの小さい領域に収める場合です。

注意: Page Sizeの値の設定が画面のサイズに対して大きすぎる場合、タスク・フロー・スクロールバーとアプリケーション・スクロールバーを調整することは困難です。

Read Only

すべてのコンテンツ管理操作を無効および非表示にするかどうかを次のとおり指定します。

  • 選択済: コンテンツ管理を無効にします。

  • 選択解除(デフォルト): コンテンツ管理をユーザーに対して表示します。

Resource ID

タスク・フローに表示される現在絞り込まれているリソース。この値はフォルダIDまたはドキュメントIDです。拡大鏡アイコンをクリックして「1つの値の選択」ダイアログを開き、対象フォルダまたはファイルに移動したら、フォルダまたはファイルを選択してResource ID値を設定します。

Resource ID値は、Connection Name値およびStart Folder Path値との一貫性に対してチェックされます。また、これらが明示的に指定されていない場合、デフォルト値に影響を与えます。たとえば、Resource IDのみが指定されている場合、Connection Name値はResource IDから継承され、開始フォルダ・パスはフォルダのリソース自体またはファイルの親フォルダのいずれかになります。

Show Folders

ナビゲーション・ツリーでドキュメントおよびフォルダを表示するか、それともドキュメントのみを表示するかを次のとおり指定します。

  • 選択済(デフォルト): フォルダおよびドキュメントを表示します。

  • 選択解除: ドキュメントを表示し、フォルダを非表示にします。

Start Folder Path

現在のタスク・フロー・インスタンスでルート・フォルダとして使用するフォルダ名。拡大鏡アイコンをクリックして、接続しているコンテンツ・リポジトリを移動できるダイアログを開き、フォルダを選択します。

これは、タスク・フロー・インスタンスで表示するコンテンツのソースおよび範囲を決定する際に役立つ、コンテンツ・スコーピング・パラメータです。

現在のスペースのデフォルト・ルート・フォルダのコンテンツを表示するタスク・フローに、この値を設定する必要はありません。ただし、たとえば、開始フォルダをスペースのデフォルト・ルート・フォルダとは別のフォルダにする場合や、別のスペースからコンテンツを表示する場合には役立ちます。

例:

  • /PersonalSpaces/monty/Public

  • /WebCenterB5/Proj_X/Specs

EL式を指定して、この値を設定できます。付録B第B.4.12項「ドキュメント・サービスに関連したEL式」を参照してください。

デフォルト: 現在のスペースに対して指定された接続で構成されたコンテンツ・リポジトリのルート・フォルダ。


44.7 最近のドキュメントのタスク・フロー・プロパティの設定

最近のドキュメントのタスク・フローでは、接続しているコンテンツ・リポジトリがContent Serverの場合、現在のユーザーが最近作成したファイルまたは更新したファイルのリストが表示されます。

最近のドキュメントのタスク・フローに固有のプロパティは、「コンポーネント・プロパティ」ダイアログの「パラメータ」タブに表示されます(図44-7)。


ヒント:

「コンポーネント・プロパティ」ダイアログへのアクセスの詳細は、第18.6.2項「コンポーネントのプロパティの設定」を参照してください。


図44-7 最近のドキュメントのタスク・フロー・プロパティ

最近のドキュメントのタスク・フロー・コンポーネント・プロパティ

その他のタブ(すべてのSpacesコンポーネントに共通)のプロパティの詳細は、第18.6項「ページ・コンポーネントの変更」を参照してください。

44.7.1 最近のドキュメントのタスク・フロー・パラメータ

表44-6に、最近のドキュメントのタスク・フローに固有のパラメータを示します。

表44-6 最近のドキュメントのタスク・フロー・パラメータ

パラメータ 説明

Connection Name

コンテンツ・リポジトリ接続の名前。値が入力されない場合、アプリケーション開発者または管理者によって指定されたデフォルトの接続が使用されます。コンテンツ・リポジトリ接続の構成の詳細は、『Oracle Fusion Middleware Oracle WebCenter Portal管理者ガイド』のコンテンツ・リポジトリの登録に関する項を参照してください。

デフォルト: アプリケーション開発者によって、「コンテンツ・リポジトリ接続の作成」ダイアログ・ボックスでデフォルトとして選択された接続(管理者によって変更可能)。

Space

(Spacesでのみ使用)
タスク・フローにリストされた最近作成または更新されたドキュメントのソースであるスペース名。有効な値は、次のとおりです。

  • 値なしまたは${null} (デフォルト): 接続しているすべてのコンテンツ・リポジトリのドキュメントが表示されます。

  • 特定のスペースの表示名またはID: そのスペースのドキュメントが表示されます。

  • ${'all'}: 非スペースのドキュメント以外のすべてのスペースのドキュメントが表示されます。

Last Modified After

タスク・フロー・コンテンツの表示を、指定した日付と時間以降に最終更新されたフォルダおよびファイルに制限するフィルタ値。値が入力されない場合、過去3か月間に更新されたコンテンツが表示されます。拡大鏡アイコンをクリックして、カレンダから日付を選択できるダイアログを開きます。

値は、次のISO 8601の書式を使用します。

yyyy-mm-ddThh:mm:ss.sssTZD脚注1 

例:

2010-11-17T18:24:36.000+01.00

このパラメータは、コンテキストの結付けに使用できます。詳細は、第22章「ページ、タスク・フロー、ポートレットおよびUIコンポーネントの結付け」を参照してください。

Last Modified Before

タスク・フロー・コンテンツの表示を、指定した日付と時間以前に更新されたフォルダおよびファイルに制限するフィルタ値。値が入力されない場合、これらのフィルタリングは適用されません。拡大鏡アイコンをクリックして、カレンダから日付を選択できるダイアログを開きます。

値は、次のISO 8601の書式を使用します。

yyyy-mm-ddThh:mm:ss.sssTZD1

例:

2010-11-17T18:24:36.000+01:00

このパラメータは、コンテキストの結付けに使用できます。詳細は、第22章「ページ、タスク・フロー、ポートレットおよびUIコンポーネントの結付け」を参照してください。

Last Modifier

タスク・フロー・コンテンツの表示を、特定のユーザーが最終更新したフォルダおよびファイルに制限するフィルタ値。ユーザー名は、ユーザーのログイン資格証明で指定されているとおりに入力します。入力できるのは、1つのユーザー名のみです。値が入力されない場合、更新されたすべてのドキュメントが表示されます。

例: ${'monty'}

このパラメータは、コンテキストの結付けに使用できます。詳細は、第22章「ページ、タスク・フロー、ポートレットおよびUIコンポーネントの結付け」を参照してください。

Maximum Documents

表示されるファイルの最大数。値なしまたは0が入力されると、最近アクセスしたドキュメントが10個まで表示されます。

例: ${10}

値の前後に一重引用符がないことに注意してください。

デフォルト: ${null}

Most Recent First

タスク・フローでのファイルのソート順序を次のとおり指定します。

  • ${true} (デフォルト): 最新のドキュメントからリストされます。

  • ${false}: 古いドキュメントからリストされます。


脚注1"TZ"は、タイムゾーン・インジケータです。表示されている時間がUTC(協定世界時)の場合、タイムゾーン・インジケータは"Z"です。その時間がその他のタイムゾーンからの場合、TZはUTCのタイムゾーンからのオフセットを表示します。たとえば、時間が12月のカリフォルニア(太平洋標準時、PST)の場合、TZインジケータは"-08:00"になります。

44.8 ドキュメント・ビューアのタスク・フロー・プロパティの設定

ドキュメント・ビューアのタスク・フローでは、各ファイルのプレビューはそのファイル・タイプのデフォルト・テンプレートで表示されます。

ドキュメント・ビューアのタスク・フローに固有のプロパティは、「コンポーネント・プロパティ」ダイアログの「パラメータ」タブに表示されます(図44-8)。


ヒント:

「コンポーネント・プロパティ」ダイアログへのアクセスの詳細は、第18.6.2項「コンポーネントのプロパティの設定」を参照してください。


図44-8 ドキュメント・ビューアのタスク・フロー・プロパティ

ドキュメント・ビューアのペイン・コンポーネント・プロパティ

その他のタブ(すべてのSpacesコンポーネントに共通)のプロパティの詳細は、第18.6項「ページ・コンポーネントの変更」を参照してください。

44.8.1 ドキュメント・ビューアのタスク・フロー・パラメータ

表44-7に、ドキュメント・ビューアのタスク・フローに固有のパラメータを示します。

表44-7 ドキュメント・ビューアのタスク・フロー・パラメータ

パラメータ 説明

Features Off

タスク・フローの無効な機能のリスト。アイテムを区切るには、カンマまたはスペースを使用します。有効な値は、JavaDocでは次のように表示されます。checkincheckoutclipboardclosedeletedownloaddndeditwikieditofficenewfoldernewwikirenameuploadmultifile-uploadprofile-uploadsearchadvancedSearchworkflowpropertieshistorycommentslikeslinkstagsrecommendationsautovuetitlerelated-itemssocialsidebarsils

例:

${'search, advancedSearch, clipboard, dnd, rename, newfolder, upload, newwiki, checkin, checkout, editoffice, edithtml, delete, sidebars, history'}

Initial Sidebar

ドキュメント・ビューアで初期フォーカスを持つようにタブ付きペインを指定します。有効な値は、次のとおりです。

注意: 値は、大文字・小文字を区別します。

Item ID

ドキュメント・ビューアで表示されるドキュメントのID。

Read Only

すべてのコンテンツ管理操作を無効および非表示にするかどうかを次のとおり指定します。

  • 選択済: コンテンツ管理を無効にします。

  • 選択解除(デフォルト): コンテンツ管理をユーザーに対して表示します。


44.9 ドキュメント・ミニ・プロパティのタスク・フロー・プロパティの設定

ドキュメント・ミニ・プロパティのタスク・フローでは、選択したファイルの基本プロパティが読取り専用ビューに表示されます。これは、すべてのファイル・タイプで選択できます。

ドキュメント・ミニ・プロパティのタスク・フローに固有のプロパティは、「コンポーネント・プロパティ」ダイアログの「パラメータ」タブに表示されます(図44-9)。


ヒント:

「コンポーネント・プロパティ」ダイアログへのアクセスの詳細は、第18.6.2項「コンポーネントのプロパティの設定」を参照してください。


図44-9 ドキュメント・ミニ・プロパティのタスク・フロー・プロパティ

ミニ・プロパティのタスク・フロー・コンポーネント・プロパティ

その他のタブ(すべてのSpacesコンポーネントに共通)のプロパティの詳細は、第18.6項「ページ・コンポーネントの変更」を参照してください。

44.9.1 ドキュメント・ミニ・プロパティのタスク・フロー・パラメータ

表44-8に、ドキュメント・ミニ・プロパティのタスク・フローに固有のパラメータを示します。

表44-8 ドキュメント・ミニ・プロパティのタスク・フロー・パラメータ

パラメータ 説明

Resource ID

基本プロパティを表示する現在のドキュメントのID。


44.10 ドキュメント・プロパティのタスク・フロー・プロパティの設定

ドキュメント・プロパティのタスク・フローでは、選択したファイルの基本プロパティと拡張プロパティの両方が、プロパティ値を変更する「編集」ボタンとともに表示されます。これは、すべてのファイル・タイプで選択できます。

ドキュメント・プロパティのタスク・フローに固有のプロパティは、「コンポーネント・プロパティ」ダイアログの「パラメータ」タブに表示されます(図44-10)。


ヒント:

「コンポーネント・プロパティ」ダイアログへのアクセスの詳細は、第18.6.2項「コンポーネントのプロパティの設定」を参照してください。


図44-10 ドキュメント・プロパティのタスク・フロー・プロパティ

ドキュメント・プロパティのタスク・フロー・コンポーネント・プロパティ

その他のタブ(すべてのSpacesコンポーネントに共通)のプロパティの詳細は、第18.6項「ページ・コンポーネントの変更」を参照してください。

44.10.1 ドキュメント・プロパティのタスク・フロー・パラメータ

表44-9に、ドキュメント・プロパティのタスク・フローに固有のパラメータを示します。

表44-9 ドキュメント・プロパティのタスク・フロー・パラメータ

パラメータ 説明

Item ID

プロパティを表示するドキュメントのID。

Read Only

ドキュメント・プロパティの編集をエンド・ユーザーに許可するかどうかを次のとおり指定します。

  • 選択済: 「編集」ボタンが「基本プロパティ」および「拡張プロパティ」ペインに表示されないため、エンド・ユーザーはドキュメント・プロパティを編集する機能は使用できません。

  • 選択解除(デフォルト): 「編集」ボタンが「基本プロパティ」および「拡張プロパティ」ペインに表示されるため、エンド・ユーザーはドキュメント・プロパティの編集が可能です。


44.11 ドキュメント・バージョン履歴のタスク・フロー・プロパティの設定

ドキュメント・バージョン履歴のタスク・フローでは、選択したファイルのバージョンのリストが読取り専用ビューに表示されます。これは、すべてのファイル・タイプで選択できます。

ドキュメント・バージョン履歴のタスク・フローに固有のプロパティは、「コンポーネント・プロパティ」ダイアログの「パラメータ」タブに表示されます(図44-11)。

図44-11 バージョン履歴のタスク・フロー・プロパティ

バージョン履歴のタスク・フロー・コンポーネント・プロパティ

その他のタブ(すべてのSpacesコンポーネントに共通)のプロパティの詳細は、第18.6項「ページ・コンポーネントの変更」を参照してください。

44.11.1 ドキュメント・バージョン履歴のタスク・フロー・パラメータ

表44-10に、ドキュメント・バージョン履歴のタスク・フローに固有のパラメータを示します。

表44-10 ドキュメント・バージョン履歴のタスク・フロー・パラメータ

パラメータ 説明

Horizontal Layout

バージョン履歴情報のレイアウトの方向を次のとおり指定します。

Item ID

バージョン履歴を表示するドキュメントのID。

Read Only

すべてのコンテンツ管理操作を無効および非表示にするかどうかを次のとおり指定します。

  • 選択済: コンテンツ管理を無効にします。

  • 選択解除(デフォルト): コンテンツ管理をユーザーに対して表示します。


44.12 ドキュメント・リンクのコンポーネント・プロパティの設定

リンク・コンポーネントでは、選択したファイルのファイル名がリンクとしてページに表示されます。

リンク・コンポーネントに固有のプロパティは、「コンポーネント・プロパティ」ダイアログの「表示オプション」タブに表示されます(図44-12)。


ヒント:

「コンポーネント・プロパティ」ダイアログへのアクセスの詳細は、第18.6.2項「コンポーネントのプロパティの設定」を参照してください。


図44-12 リンク・コンポーネント・プロパティ

リンク・コンポーネント・プロパティ

「スタイル」タブ(すべてのスペース・コンポーネントに共通)のプロパティの詳細は、第18.6項「ページ・コンポーネントの変更」を参照してください。

44.12.1 ドキュメント・リンク・コンポーネントの表示オプション

表44-11に、リンク・コンポーネントに固有のプロパティを示します。

表44-11 リンク・コンポーネント・プロパティ: 表示オプション

プロパティ 説明

Title

選択したファイルの表示名。

デフォルト: ファイル名。

Destination

アプリケーション・ルートに相対するファイルへのパス。

例:

/resources/images/cologo.gif

Open in a new window

ファイルを開く場所を次のとおり指定します。

  • 選択済: ファイルを新規ブラウザ・タブまたはウィンドウで開きます。

  • 選択解除(デフォルト): ファイルを現在のブラウザ・ウィンドウで開きます。

このオプションは、ブラウザで開くファイルにのみ関係します。Microsoft Wordなどの一部のファイルは、ネイティブ・アプリケーションで開きます。

Show Component

リンク・コンポーネントをページに表示するか、それとも非表示にするかを次のとおり指定します。

  • 選択済(デフォルト): リンク・コンポーネントを表示します。

  • 選択解除: リンク・コンポーネントを非表示にします。

この方法でコンポーネントを非表示にすると、子コンポーネントもすべて非表示になります。コンポーザのソース・ビューで、コンポーネントを再度表示できます。非表示のコンポーネントを右クリックし、表示されるコンテキスト・メニューから「コンポーネントの表示」を選択します。


44.13 ドキュメント・インライン・フレームのコンポーネント・プロパティの設定

インライン・フレーム・コンポーネントでは、選択したファイルのファイル内容のプレビューを表示します。この選択は、HTMLおよびTXTタイプで使用できます。

インライン・フレーム・コンポーネントに固有のプロパティは、「コンポーネント・プロパティ」ダイアログの「表示オプション」タブに表示されます(図44-13)。


ヒント:

「コンポーネント・プロパティ」ダイアログへのアクセスの詳細は、第18.6.2項「コンポーネントのプロパティの設定」を参照してください。


図44-13 インライン・フレームのコンポーネント・プロパティ

インライン・フレームのコンポーネント・プロパティ

「スタイル」タブ(すべてのスペース・コンポーネントに共通)のプロパティの詳細は、第18.6項「ページ・コンポーネントの変更」を参照してください。

44.13.1 ドキュメント・インライン・フレーム・コンポーネントの表示オプション

表44-12に、インライン・フレーム・コンポーネントに固有のプロパティを示します。

表44-12 インライン・フレーム(iframe)のコンポーネント・プロパティ: 表示オプション

プロパティ 説明

Short Desc

マウス・ポインタをコンポーネントに置くと表示されるALTテキスト。

デフォルトではドキュメント名です。

Source

Spacesアプリケーション・ルートに相対するファイルへのパス。例:

/resources/images/cologo.gif

Show Component

インライン・フレーム・コンポーネントをページに表示するか、それとも非表示にするかを次のとおり指定します。

  • 選択済(デフォルト): インライン・フレーム・コンポーネントを表示します。

  • 選択解除: インライン・フレーム・コンポーネントを非表示にします。

この方法でコンポーネントを非表示にすると、子コンポーネントもすべて非表示になります。コンポーザのソース・ビューで、コンポーネントを再度表示できます。非表示のコンポーネントを右クリックし、表示されるコンテキスト・メニューから「コンポーネントの表示」を選択します。


44.14 ドキュメント・イメージ・コンポーネント・プロパティの設定

イメージ・コンポーネントでは、選択したファイルがイメージとしてページに表示されます。この選択は、イメージのファイル・タイプ(JPG、PNGおよびGIFなど)でのみ使用できます。

イメージ・コンポーネントに固有のプロパティは、「コンポーネント・プロパティ」ダイアログの「表示オプション」タブに表示されます(図44-14)。


ヒント:

「コンポーネント・プロパティ」ダイアログへのアクセスの詳細は、第18.6.2項「コンポーネントのプロパティの設定」を参照してください。


図44-14 イメージ・コンポーネント・プロパティ

イメージ・コンポーネント・プロパティ

「スタイル」タブ(すべてのスペース・コンポーネントに共通)のプロパティの詳細は、第18.6項「ページ・コンポーネントの変更」を参照してください。

44.14.1 ドキュメント・イメージ・コンポーネントの表示オプション

表44-13に、イメージ・コンポーネントに固有のプロパティを示します。

表44-13 イメージ・コンポーネント・プロパティ: 表示オプション

プロパティ 説明

Image Map Type

選択したファイルがイメージマップの場合のマップ・タイプ。次のいずれかを選択します。

  • none

  • server

Long Desc URL

イメージの詳細説明を含むフィルへのURL。

例:

http://www.abc.com/image_desc.htm

Short Desc

マウス・ポインタをイメージ・コンポーネントに置くと表示されるサマリーのALTテキスト。

デフォルトは、Display Spaces Informationです。デフォルトは、式言語(EL)式#{uib_o_w_w_r_WebCenter.GLOBAL_LINK_ABOUT_DESC}のレンダリングされた値です。

Source

Spacesアプリケーション・ルートに相対するイメージ・ファイルへのパス。

例:

/resources/images/cologo.gif

Show Component

イメージ・コンポーネントをページに表示するか、それとも非表示にするかを次のとおり指定します。

  • 選択済(デフォルト): イメージ・コンポーネントを表示します。

  • 選択解除: イメージ・コンポーネントを非表示にします。

この方法でコンポーネントを非表示にすると、子コンポーネントもすべて非表示になります。コンポーザのソース・ビューで、コンポーネントを再度表示できます。非表示のコンポーネントを右クリックし、ポップアップ・メニューから「コンポーネントの表示」を選択します。