Oracle® Fusion Middleware Oracle WebCenter Portal: Spacesユーザーズ・ガイド 11g リリース1(11.1.1.7.0) B72923-01 |
|
前 |
次 |
WebCenter Portal: Spacesのすべてのドキュメント・サービスのタスク・フローおよび各ドキュメント・コンポーネントには、関連付けられているプロパティがあります。十分な権限を持つユーザーは、Composerの「コンポーネント・プロパティ」ダイアログからこのプロパティにアクセスできます(図44-1)。
「コンポーネント・プロパティ」ダイアログへのアクセスの詳細は、第18.6.2項「コンポーネントのプロパティの設定」を参照してください。
次の各項では、ドキュメント・サービスのタスク・フローとドキュメント・コンポーネント(リンク、インライン・フレームおよびイメージ)のプロパティの詳細、および各ドキュメント・サービスのタスク・フローとドキュメント・コンポーネントの「パラメータ」タブのプロパティについて説明します。
ドキュメント・サービスのタスク・フローまたはドキュメント・アイテムをページに追加する手順は、第43章「ドキュメント・サービスのタスク・フローおよびドキュメント・コンポーネントの使用」を参照してください。
対象読者
この章は、ドキュメント・サービスのタスク・フローおよびドキュメント・コンポーネント(リンク、インライン・フレームおよびイメージ)のプロパティを変更するSpacesユーザーを対象としています。
デフォルトのタスク・フロー・コンテンツは、「コンポーネント・プロパティ」ダイアログの「パラメータ」タブ上のプロパティによって制御されます。これらのプロパティは、そのタスク・フローのタイプに固有のものです。タスク・フローによっては、このタブのパラメータによって、タスク・フローとページ・パラメータおよびページ定義変数を簡単に結び付けることができます。詳細は、第22章「ページ、タスク・フロー、ポートレットおよびUIコンポーネントの結付け」を参照してください。
「表示オプション」タブ、「スタイル」タブおよび「コンテンツ・スタイル」タブのプロパティを変更すると、タスク・フローの外観と動作に影響します。これらのプロパティは、すべてのタスク・フローに共通しています。詳細は、第18.6.4項「コンポーネントの表示オプションの使用」および第18.6.6項「スタイル・プロパティおよびコンテンツ・スタイル・プロパティの使用」を参照してください。
「イベント」タブの内容は、タスク・フローでサポートされているイベントによって異なります。詳細は、第18.6.7項「コンポーネントのコンテキスト・イベントの使用」を参照してください。
「子コンポーネント」タブには、現在のコンポーネントに含まれているすべてのコンポーネントが表示されます。このタブには、子コンポーネントを並べ替えたり、表示/非表示を切り替えるためのコントロールが用意されています。すべてのコンポーネントに子コンポーネントがあるわけではありません。そのため、このタブは省略されている場合があります。詳細は、第18.6.5項「子コンポーネントの使用」を参照してください。
「パラメータ」タブと「表示オプション」タブのすべてのプロパティから式言語(EL)エディタにアクセスできます。ELエディタを使用すると、定数値のかわりに変数値を選択または指定できます。エディタを開くには、プロパティ・フィールドの横にある「編集」アイコンをクリックします。エディタの使用の詳細および一般的なEL式の説明は、付録B「式言語(EL)式」を参照してください。
注意: 「コンポーネント・プロパティ」ダイアログの汎用の「表示オプション」タブでELを入力すると、入力内容が自動的に検証されます。EL構文が無効な場合、エラーが表示され、値は適用も保存もされません。汎用の表示オプションとは、表18-1に掲載されているオプションです。 汎用以外の表示オプションには、ELの検証は行われません。 |
ドキュメント・エクスプローラのタスク・フローでは、フォルダおよびファイルのリストが2つのペインに表示されます。左側のペインにはフォルダ、右側のペインには現在選択しているフォルダのコンテンツが表示されます。ドキュメント・エクスプローラのタスク・フローは、フォルダおよびファイルでの表示、管理および共同作業を目的とした機能豊富なドキュメント・サービスのタスク・フローです。
ドキュメント・エクスプローラのタスク・フローに固有のプロパティは、「コンポーネント・プロパティ」ダイアログの「パラメータ」タブに表示されます(図44-2)。
その他のタブ(すべてのSpacesコンポーネントに共通)のプロパティの詳細は、第18.6項「ページ・コンポーネントの変更」を参照してください。
表44-1に、ドキュメント・エクスプローラのタスク・フローに固有のパラメータを示します。
表44-1 ドキュメント・エクスプローラのタスク・フロー・パラメータ
パラメータ | 説明 |
---|---|
ツリー・ナビゲーションを含むパネルを縮小するかどうかを次のとおり指定します。
|
|
コンテンツ・リポジトリ接続の名前。リストから値が選択されない場合、アプリケーション開発者または管理者によって指定されたデフォルトの接続が使用されます。コンテンツ・リポジトリ接続の構成の詳細は、『Oracle Fusion Middleware Oracle WebCenter Portal管理者ガイド』のコンテンツ・リポジトリの登録に関する項を参照してください。 デフォルト: アプリケーション開発者によって、「コンテンツ・リポジトリ接続の作成」ダイアログ・ボックスでデフォルトとして選択された接続(管理者によって変更可能)。 |
|
タスク・フローの無効な機能のリスト。アイテムを区切るには、カンマまたはスペースを使用します。有効な値は、JavaDocでは次のように表示されます。 例:
|
|
タスク・フローに表示される行の最大数。タスク・フローのフォルダおよびファイルのリストが指定された行数より多い場合、タスク・フローはスクロールバーで表示されます。デフォルト: この値を変更する場合の標準シナリオは、次のとおりです。
注意: |
|
すべてのコンテンツ管理操作を無効および非表示にするかどうかを次のとおり指定します。
|
|
現在絞り込まれているリソース。この値はフォルダIDまたはドキュメントIDです。拡大鏡アイコンをクリックして「1つの値の選択」ダイアログを開き、対象フォルダまたはファイルに移動したら、フォルダまたはファイルを選択して
|
|
ナビゲーション・ツリーで、ツリー(左側)のナビゲーション・ページにドキュメントおよびフォルダを表示するか、それともフォルダのみを表示するかを次のとおり指定します。
|
|
ナビゲーション・ツリーで、表(右側)のナビゲーション・ペインにドキュメントおよびフォルダを表示するか、それともドキュメントのみを表示するかを次のとおり指定します。
|
|
現在のタスク・フロー・インスタンスでルート・フォルダとして使用するフォルダ名。拡大鏡アイコンをクリックして、接続しているコンテンツ・リポジトリを移動できるダイアログを開き、フォルダを選択します。 これは、タスク・フロー・インスタンスで表示するコンテンツのソースおよび範囲を決定する際に役立つ、コンテンツ・スコーピング・パラメータです。 現在のスペースのデフォルト・ルート・フォルダのコンテンツを表示するタスク・フローに、この値を設定する必要はありません。ただし、たとえば、開始フォルダをスペースのデフォルト・ルート・フォルダとは別のフォルダにする場合や、別のスペースからコンテンツを表示する場合には役立ちます。 例:
EL式を指定して、この値を設定できます。付録Bの第B.4.12項「ドキュメント・サービスに関連したEL式」を参照してください。 デフォルト: 現在のスペースに対して指定された接続で構成されたコンテンツ・リポジトリのルート・フォルダ。 |
ドキュメント・リスト・ビューアのタスク・フローでは、フラット・リストとして1つのペインにフォルダおよびファイルが表示されます。このタスク・フローでは、フォルダ階層を移動し、検索問合せをカスタマイズできます。このタスク・フローは、特定のニーズに対しては役立つことがありますが、このタスク・フローの検索機能は、「コンテンツ・プレゼンタ」タスク・フロー使用することで再現され強化されます。
ドキュメント・リスト・ビューアのタスク・フローに固有のプロパティは、「コンポーネント・プロパティ」ダイアログの「パラメータ」タブに表示されます(図44-3)。
その他のタブ(すべてのSpacesコンポーネントに共通)のプロパティの詳細は、第18.6項「ページ・コンポーネントの変更」を参照してください。
表44-2に、ドキュメント・リスト・ビューアのタスク・フローに固有のパラメータを示します。
表44-2 ドキュメント・リスト・ビューアのタスク・フロー・パラメータ
パラメータ | 説明 |
---|---|
コンテンツ・リポジトリ接続の名前。リストから値が選択されない場合、アプリケーション開発者または管理者によって指定されたデフォルトの接続が使用されます。コンテンツ・リポジトリ接続の構成の詳細は、『Oracle Fusion Middleware Oracle WebCenter Portal管理者ガイド』のコンテンツ・リポジトリの登録に関する項を参照してください。 デフォルト: アプリケーション開発者によって、「コンテンツ・リポジトリ接続の作成」ダイアログ・ボックスでデフォルトとして選択された接続(管理者によって変更可能)。 |
|
タスク・フロー・コンテンツの表示を、指定した日付と時間以降に作成されたフォルダおよびファイルに制限するフィルタ値。拡大鏡アイコンをクリックして、カレンダから日付を選択できるダイアログを開きます。 値は、次のISO 8601の書式を使用します。 yyyy-mm-ddThh:mm:ss.sssTZ脚注1 例: 2010-11-17T18:24:36.000+01:00 このパラメータは、コンテキストの結付けに使用できます。詳細は、第22章「ページ、タスク・フロー、ポートレットおよびUIコンポーネントの結付け」を参照してください。 |
|
タスク・フロー・コンテンツの表示を、指定した日付と時間以前に作成されたフォルダおよびファイルに制限するフィルタ値。拡大鏡アイコンをクリックして、カレンダから日付を選択できるダイアログを開きます。 値は、次のISO 8601の書式を使用します。
yyyy-mm-ddThh:mm:ss.sssTZ1
例: 2010-11-17T18:24:36.000+01:00 このパラメータは、コンテキストの結付けに使用できます。詳細は、第22章「ページ、タスク・フロー、ポートレットおよびUIコンポーネントの結付け」を参照してください。 |
|
タスク・フロー・コンテンツの表示を、特定のユーザーが作成したフォルダおよびファイルに制限するフィルタ値。ユーザー名は、ユーザーのログイン資格証明で指定されているとおりに入力します。入力できるのは、1つのユーザー名のみです。値が入力されない場合、すべてのユーザーが作成したコンテンツが表示されます。 例: このパラメータは、コンテキストの結付けに使用できます。詳細は、第22章「ページ、タスク・フロー、ポートレットおよびUIコンポーネントの結付け」を参照してください。 |
|
タスク・フロー・コンテンツの表示を、指定した日付と時間以降に最終更新されたフォルダおよびファイルに制限するフィルタ値。値が入力されない場合、過去3か月間に更新されたコンテンツが表示されます。拡大鏡アイコンをクリックして、カレンダから日付を選択できるダイアログを開きます。 値は、次のISO 8601の書式を使用します。
yyyy-mm-ddThh:mm:ss.sssTZD1
例: 2010-11-17T18:24:36.000+01.00 このパラメータは、コンテキストの結付けに使用できます。詳細は、第22章「ページ、タスク・フロー、ポートレットおよびUIコンポーネントの結付け」を参照してください。 |
|
タスク・フロー・コンテンツの表示を、指定した日付と時間以前に更新されたフォルダおよびファイルに制限するフィルタ値。値が入力されない場合、これらのフィルタリングは適用されません。拡大鏡アイコンをクリックして、カレンダから日付を選択できるダイアログを開きます。 値は、次のISO 8601の書式を使用します。
yyyy-mm-ddThh:mm:ss.sssTZD1
例: 2010-11-17T18:24:36.000+01:00 このパラメータは、コンテキストの結付けに使用できます。詳細は、第22章「ページ、タスク・フロー、ポートレットおよびUIコンポーネントの結付け」を参照してください。 |
|
Last Modifier |
タスク・フロー・コンテンツの表示を、特定のユーザーが最終更新したフォルダおよびファイルに制限するフィルタ値。ユーザー名は、ユーザーのログイン資格証明で指定されているとおりに入力します。入力できるのは、1つのユーザー名のみです。値が入力されない場合、更新されたすべてのドキュメントが表示されます。 例: このパラメータは、コンテキストの結付けに使用できます。詳細は、第22章「ページ、タスク・フロー、ポートレットおよびUIコンポーネントの結付け」を参照してください。 |
タスク・フローに表示される行の最大数。タスク・フローのフォルダおよびファイルのリストが指定された行数より多い場合、タスク・フローはスクロールバーで表示されます。デフォルト: この値を変更する場合の標準シナリオは、次のとおりです。
注意: |
|
現在のタスク・フロー・インスタンスでルート・フォルダとして使用するフォルダ名。拡大鏡アイコンをクリックして、接続しているコンテンツ・リポジトリを移動できるダイアログを開き、フォルダを選択します。 これは、タスク・フロー・インスタンスで表示するコンテンツのソースおよび範囲を決定する際に役立つ、コンテンツ・スコーピング・パラメータです。 現在のスペースのデフォルト・ルート・フォルダのコンテンツを表示するタスク・フローに、この値を設定する必要はありません。ただし、たとえば、開始フォルダをスペースのデフォルト・ルート・フォルダとは別のフォルダにする場合や、別のスペースからコンテンツを表示する場合には役立ちます。 例:
EL式を指定して、この値を設定できます。付録Bの第B.4.12項「ドキュメント・サービスに関連したEL式」を参照してください。 デフォルト: 現在のスペースに対して指定された接続で構成されたコンテンツ・リポジトリのルート・フォルダ。 |
|
ナビゲーション・ツリーでドキュメントおよびフォルダを表示するか、それともドキュメントのみを表示するかを次のとおり指定します。
|
|
このタスク・フロー・インスタンスの一意の識別子。これは、タスク・フロー・インスタンスとそのカスタマイズ設定およびパーソナライズ設定との関連付けの保持、および保存された問合せの管理に内部で使用されます。この値は編集しないでください。 |
脚注1"TZ"は、タイムゾーン・インジケータです。表示されている時間がUTC(協定世界時)の場合、タイムゾーン・インジケータは"Z"です。その時間がその他のタイムゾーンからの場合、TZはUTCのタイムゾーンからのオフセットを表示します。たとえば、時間が12月のカリフォルニア(太平洋標準時、PST)の場合、TZインジケータは"-08:00"になります。
ドキュメント・マネージャのタスク・フローでは、次のように、そのlayout
パラメータで指定したとおりにフォルダおよびファイルが表示されます。2つのペイン(Explorer
レイアウト)、現在のフォルダのコンテンツのみを表示する1つのペイン(Table
レイアウト)、ルート・フォルダから実行するフォルダ階層を表示する1つのペイン(Tree-Table
レイアウト)でフォルダおよびファイルを表示できます。ドキュメント・マネージャのタスク・フローでは、フォルダおよびファイルのコピー、移動、貼付けおよび削除などの包括的なドキュメント管理機能を提供します。
ドキュメント・マネージャのタスク・フローに固有のプロパティは、「コンポーネント・プロパティ」ダイアログの「パラメータ」タブに表示されます(図44-4)。
その他のタブ(すべてのSpacesコンポーネントに共通)のプロパティの詳細は、第18.6項「ページ・コンポーネントの変更」を参照してください。
表44-3に、ドキュメント・マネージャのタスク・フローに固有のパラメータを示します。
表44-3 ドキュメント・マネージャのタスク・フロー・パラメータ
パラメータ | 説明 |
---|---|
コンテンツ・リポジトリ接続の名前。リストから値が選択されない場合、アプリケーション開発者または管理者によって指定されたデフォルトの接続が使用されます。コンテンツ・リポジトリ接続の構成の詳細は、『Oracle Fusion Middleware Oracle WebCenter Portal管理者ガイド』のコンテンツ・リポジトリの登録に関する項を参照してください。 デフォルト: アプリケーション開発者によって、「コンテンツ・リポジトリ接続の作成」ダイアログ・ボックスでデフォルトとして選択された接続(管理者によって変更可能)。 |
|
タスク・フローの無効な機能のリスト。アイテムを区切るには、カンマまたはスペースを使用します。有効な値は、JavaDocでは次のように表示されます。 例:
|
|
タスク・フローのターゲット・レイアウト。次のいずれかを選択します。
|
|
タスク・フローに表示される行の最大数。タスク・フローのフォルダおよびファイルのリストが指定された行数より多い場合、タスク・フローはスクロールバーで表示されます。デフォルト: この値を変更する場合の標準シナリオは、次のとおりです。
注意: |
|
すべてのコンテンツ管理操作を無効および非表示にするかどうかを次のとおり指定します。
|
|
現在絞り込まれているリソース。この値はフォルダIDまたはドキュメントIDです。拡大鏡アイコンをクリックして「1つの値の選択」ダイアログを開き、対象フォルダまたはファイルに移動したら、フォルダまたはファイルを選択して
|
|
現在のタスク・フロー・インスタンスでルート・フォルダとして使用するフォルダ名。拡大鏡アイコンをクリックして、接続しているコンテンツ・リポジトリを移動できるダイアログを開き、フォルダを選択します。 これは、タスク・フロー・インスタンスで表示するコンテンツのソースおよび範囲を決定する際に役立つ、コンテンツ・スコーピング・パラメータです。 現在のスペースのデフォルト・ルート・フォルダのコンテンツを表示するタスク・フローに、この値を設定する必要はありません。ただし、たとえば、開始フォルダをスペースのデフォルト・ルート・フォルダとは別のフォルダにする場合や、別のスペースからコンテンツを表示する場合には役立ちます。 例:
EL式を指定して、この値を設定できます。付録Bの第B.4.12項「ドキュメント・サービスに関連したEL式」を参照してください。 デフォルト: 現在のスペースに対して指定された接続で構成されたコンテンツ・リポジトリのルート・フォルダ。 |
ドキュメント・ナビゲータのタスク・フローでは、フォルダおよびファイルが1つのペインに表示されます。フォルダの展開および縮小を行い、現在のフォルダ内のフォルダ階層を表示する機能があります。エンド・ユーザーがこのタスク・フローで使用できるメニュー・オプションはありません。このタスク・フローは、その他のドキュメント・サービスのタスク・フロー(「ドキュメント・エクスプローラ」タスク・フローなど)のコンポーネントとして使用することを目的としています。このタスク・フローのフォルダやファイルをクリックしても、単独の状態ではアクションは実行されません。
ドキュメント・ナビゲータのタスク・フローに固有のプロパティは、「コンポーネント・プロパティ」ダイアログの「パラメータ」タブに表示されます(図44-5)。
その他のタブ(すべてのSpacesコンポーネントに共通)のプロパティの詳細は、第18.6項「ページ・コンポーネントの変更」を参照してください。
表44-4に、ドキュメント・ナビゲータのタスク・フローに固有のパラメータを示します。
表44-4 ドキュメント・ナビゲータのタスク・フロー・パラメータ
パラメータ | 説明 |
---|---|
コンテンツ・リポジトリ接続の名前。リストから値が選択されない場合、アプリケーション開発者または管理者によって指定されたデフォルトの接続が使用されます。コンテンツ・リポジトリ接続の構成の詳細は、『Oracle Fusion Middleware Oracle WebCenter Portal管理者ガイド』のコンテンツ・リポジトリの登録に関する項を参照してください。 デフォルト: アプリケーション開発者によって、「コンテンツ・リポジトリ接続の作成」ダイアログ・ボックスでデフォルトとして選択された接続(管理者によって変更可能)。 |
|
タスク・フローの無効な機能のリスト。アイテムを区切るには、カンマまたはスペースを使用します。有効な値は、JavaDocでは次のように表示されます。 例:
|
|
タスク・フローに表示される行の最大数。タスク・フローのフォルダおよびファイルのリストが指定された行数より多い場合、タスク・フローはスクロールバーで表示されます。デフォルト: この値を変更する場合の標準シナリオは、次のとおりです。
注意: |
|
すべてのコンテンツ管理操作を無効および非表示にするかどうかを次のとおり指定します。
|
|
現在絞り込まれているリソース。この値はフォルダIDまたはドキュメントIDです。拡大鏡アイコンをクリックして「1つの値の選択」ダイアログを開き、対象フォルダまたはファイルに移動したら、フォルダまたはファイルを選択して
|
|
ナビゲーション・ツリーでドキュメントおよびフォルダを表示するか、それともフォルダのみを表示するかを次のとおり指定します。
|
|
現在のタスク・フロー・インスタンスでルート・フォルダとして使用するフォルダ名。拡大鏡アイコンをクリックして、接続しているコンテンツ・リポジトリを移動できるダイアログを開き、フォルダを選択します。 これは、タスク・フロー・インスタンスで表示するコンテンツのソースおよび範囲を決定する際に役立つ、コンテンツ・スコーピング・パラメータです。 現在のスペースのデフォルト・ルート・フォルダのコンテンツを表示するタスク・フローに、この値を設定する必要はありません。ただし、たとえば、開始フォルダをスペースのデフォルト・ルート・フォルダとは別のフォルダにする場合や、別のスペースからコンテンツを表示する場合には役立ちます。 例:
EL式を指定して、この値を設定できます。付録Bの第B.4.12項「ドキュメント・サービスに関連したEL式」を参照してください。 デフォルト: 現在のスペースに対して指定された接続で構成されたコンテンツ・リポジトリのルート・フォルダ。 |
フォルダ・ビューアのタスク・フローでは、フォルダのコンテンツのリストがフラット・リストで1つのペインに表示されます。
フォルダ・ビューアのタスク・フローに固有のプロパティは、「コンポーネント・プロパティ」ダイアログの「パラメータ」タブに表示されます(図44-6)。
その他のタブ(すべてのSpacesコンポーネントに共通)のプロパティの詳細は、第18.6項「ページ・コンポーネントの変更」を参照してください。
表44-5に、フォルダ・ビューアのタスク・フローに固有のパラメータを示します。
表44-5 フォルダ・ビューアのタスク・フロー・パラメータ
パラメータ | 説明 |
---|---|
コンテンツ・リポジトリ接続の名前。リストから値が選択されない場合、アプリケーション開発者または管理者によって指定されたデフォルトの接続が使用されます。コンテンツ・リポジトリ接続の構成の詳細は、『Oracle Fusion Middleware Oracle WebCenter Portal管理者ガイド』のコンテンツ・リポジトリの登録に関する項を参照してください。 デフォルト: アプリケーション開発者によって、「コンテンツ・リポジトリ接続の作成」ダイアログ・ボックスでデフォルトとして選択された接続(管理者によって変更可能)。 |
|
タスク・フローの無効な機能のリスト。アイテムを区切るには、カンマまたはスペースを使用します。有効な値は、JavaDocでは次のように表示されます。 例:
|
|
タスク・フローに表示される行の最大数。タスク・フローのフォルダおよびファイルのリストが指定された行数より多い場合、タスク・フローはスクロールバーで表示されます。デフォルト: この値を変更する場合の標準シナリオは、次のとおりです。
注意: |
|
すべてのコンテンツ管理操作を無効および非表示にするかどうかを次のとおり指定します。
|
|
タスク・フローに表示される現在絞り込まれているリソース。この値はフォルダIDまたはドキュメントIDです。拡大鏡アイコンをクリックして「1つの値の選択」ダイアログを開き、対象フォルダまたはファイルに移動したら、フォルダまたはファイルを選択して
|
|
ナビゲーション・ツリーでドキュメントおよびフォルダを表示するか、それともドキュメントのみを表示するかを次のとおり指定します。
|
|
現在のタスク・フロー・インスタンスでルート・フォルダとして使用するフォルダ名。拡大鏡アイコンをクリックして、接続しているコンテンツ・リポジトリを移動できるダイアログを開き、フォルダを選択します。 これは、タスク・フロー・インスタンスで表示するコンテンツのソースおよび範囲を決定する際に役立つ、コンテンツ・スコーピング・パラメータです。 現在のスペースのデフォルト・ルート・フォルダのコンテンツを表示するタスク・フローに、この値を設定する必要はありません。ただし、たとえば、開始フォルダをスペースのデフォルト・ルート・フォルダとは別のフォルダにする場合や、別のスペースからコンテンツを表示する場合には役立ちます。 例:
EL式を指定して、この値を設定できます。付録Bの第B.4.12項「ドキュメント・サービスに関連したEL式」を参照してください。 デフォルト: 現在のスペースに対して指定された接続で構成されたコンテンツ・リポジトリのルート・フォルダ。 |
最近のドキュメントのタスク・フローでは、接続しているコンテンツ・リポジトリがContent Serverの場合、現在のユーザーが最近作成したファイルまたは更新したファイルのリストが表示されます。
最近のドキュメントのタスク・フローに固有のプロパティは、「コンポーネント・プロパティ」ダイアログの「パラメータ」タブに表示されます(図44-7)。
その他のタブ(すべてのSpacesコンポーネントに共通)のプロパティの詳細は、第18.6項「ページ・コンポーネントの変更」を参照してください。
表44-6に、最近のドキュメントのタスク・フローに固有のパラメータを示します。
表44-6 最近のドキュメントのタスク・フロー・パラメータ
パラメータ | 説明 |
---|---|
コンテンツ・リポジトリ接続の名前。値が入力されない場合、アプリケーション開発者または管理者によって指定されたデフォルトの接続が使用されます。コンテンツ・リポジトリ接続の構成の詳細は、『Oracle Fusion Middleware Oracle WebCenter Portal管理者ガイド』のコンテンツ・リポジトリの登録に関する項を参照してください。 デフォルト: アプリケーション開発者によって、「コンテンツ・リポジトリ接続の作成」ダイアログ・ボックスでデフォルトとして選択された接続(管理者によって変更可能)。 |
|
(Spacesでのみ使用)
|
|
タスク・フロー・コンテンツの表示を、指定した日付と時間以降に最終更新されたフォルダおよびファイルに制限するフィルタ値。値が入力されない場合、過去3か月間に更新されたコンテンツが表示されます。拡大鏡アイコンをクリックして、カレンダから日付を選択できるダイアログを開きます。 値は、次のISO 8601の書式を使用します。 yyyy-mm-ddThh:mm:ss.sssTZD脚注1 例: 2010-11-17T18:24:36.000+01.00 このパラメータは、コンテキストの結付けに使用できます。詳細は、第22章「ページ、タスク・フロー、ポートレットおよびUIコンポーネントの結付け」を参照してください。 |
|
タスク・フロー・コンテンツの表示を、指定した日付と時間以前に更新されたフォルダおよびファイルに制限するフィルタ値。値が入力されない場合、これらのフィルタリングは適用されません。拡大鏡アイコンをクリックして、カレンダから日付を選択できるダイアログを開きます。 値は、次のISO 8601の書式を使用します。
yyyy-mm-ddThh:mm:ss.sssTZD1
例: 2010-11-17T18:24:36.000+01:00 このパラメータは、コンテキストの結付けに使用できます。詳細は、第22章「ページ、タスク・フロー、ポートレットおよびUIコンポーネントの結付け」を参照してください。 |
|
タスク・フロー・コンテンツの表示を、特定のユーザーが最終更新したフォルダおよびファイルに制限するフィルタ値。ユーザー名は、ユーザーのログイン資格証明で指定されているとおりに入力します。入力できるのは、1つのユーザー名のみです。値が入力されない場合、更新されたすべてのドキュメントが表示されます。 例: このパラメータは、コンテキストの結付けに使用できます。詳細は、第22章「ページ、タスク・フロー、ポートレットおよびUIコンポーネントの結付け」を参照してください。 |
|
表示されるファイルの最大数。値なしまたは0が入力されると、最近アクセスしたドキュメントが10個まで表示されます。 例: 値の前後に一重引用符がないことに注意してください。 デフォルト: |
|
タスク・フローでのファイルのソート順序を次のとおり指定します。
|
脚注1"TZ"は、タイムゾーン・インジケータです。表示されている時間がUTC(協定世界時)の場合、タイムゾーン・インジケータは"Z"です。その時間がその他のタイムゾーンからの場合、TZはUTCのタイムゾーンからのオフセットを表示します。たとえば、時間が12月のカリフォルニア(太平洋標準時、PST)の場合、TZインジケータは"-08:00"になります。
ドキュメント・ビューアのタスク・フローでは、各ファイルのプレビューはそのファイル・タイプのデフォルト・テンプレートで表示されます。
ドキュメント・ビューアのタスク・フローに固有のプロパティは、「コンポーネント・プロパティ」ダイアログの「パラメータ」タブに表示されます(図44-8)。
その他のタブ(すべてのSpacesコンポーネントに共通)のプロパティの詳細は、第18.6項「ページ・コンポーネントの変更」を参照してください。
表44-7に、ドキュメント・ビューアのタスク・フローに固有のパラメータを示します。
表44-7 ドキュメント・ビューアのタスク・フロー・パラメータ
パラメータ | 説明 |
---|---|
タスク・フローの無効な機能のリスト。アイテムを区切るには、カンマまたはスペースを使用します。有効な値は、JavaDocでは次のように表示されます。 例:
|
|
ドキュメント・ビューアで初期フォーカスを持つようにタブ付きペインを指定します。有効な値は、次のとおりです。
注意: 値は、大文字・小文字を区別します。 |
|
ドキュメント・ビューアで表示されるドキュメントのID。 |
|
すべてのコンテンツ管理操作を無効および非表示にするかどうかを次のとおり指定します。
|
ドキュメント・ミニ・プロパティのタスク・フローでは、選択したファイルの基本プロパティが読取り専用ビューに表示されます。これは、すべてのファイル・タイプで選択できます。
ドキュメント・ミニ・プロパティのタスク・フローに固有のプロパティは、「コンポーネント・プロパティ」ダイアログの「パラメータ」タブに表示されます(図44-9)。
その他のタブ(すべてのSpacesコンポーネントに共通)のプロパティの詳細は、第18.6項「ページ・コンポーネントの変更」を参照してください。
ドキュメント・プロパティのタスク・フローでは、選択したファイルの基本プロパティと拡張プロパティの両方が、プロパティ値を変更する「編集」ボタンとともに表示されます。これは、すべてのファイル・タイプで選択できます。
ドキュメント・プロパティのタスク・フローに固有のプロパティは、「コンポーネント・プロパティ」ダイアログの「パラメータ」タブに表示されます(図44-10)。
その他のタブ(すべてのSpacesコンポーネントに共通)のプロパティの詳細は、第18.6項「ページ・コンポーネントの変更」を参照してください。
ドキュメント・バージョン履歴のタスク・フローでは、選択したファイルのバージョンのリストが読取り専用ビューに表示されます。これは、すべてのファイル・タイプで選択できます。
ドキュメント・バージョン履歴のタスク・フローに固有のプロパティは、「コンポーネント・プロパティ」ダイアログの「パラメータ」タブに表示されます(図44-11)。
その他のタブ(すべてのSpacesコンポーネントに共通)のプロパティの詳細は、第18.6項「ページ・コンポーネントの変更」を参照してください。
表44-10に、ドキュメント・バージョン履歴のタスク・フローに固有のパラメータを示します。
表44-10 ドキュメント・バージョン履歴のタスク・フロー・パラメータ
パラメータ | 説明 |
---|---|
バージョン履歴情報のレイアウトの方向を次のとおり指定します。
|
|
バージョン履歴を表示するドキュメントのID。 |
|
すべてのコンテンツ管理操作を無効および非表示にするかどうかを次のとおり指定します。
|
リンク・コンポーネントでは、選択したファイルのファイル名がリンクとしてページに表示されます。
リンク・コンポーネントに固有のプロパティは、「コンポーネント・プロパティ」ダイアログの「表示オプション」タブに表示されます(図44-12)。
「スタイル」タブ(すべてのスペース・コンポーネントに共通)のプロパティの詳細は、第18.6項「ページ・コンポーネントの変更」を参照してください。
表44-11に、リンク・コンポーネントに固有のプロパティを示します。
表44-11 リンク・コンポーネント・プロパティ: 表示オプション
プロパティ | 説明 |
---|---|
選択したファイルの表示名。 デフォルト: ファイル名。 |
|
アプリケーション・ルートに相対するファイルへのパス。 例:
|
|
ファイルを開く場所を次のとおり指定します。
このオプションは、ブラウザで開くファイルにのみ関係します。Microsoft Wordなどの一部のファイルは、ネイティブ・アプリケーションで開きます。 |
|
リンク・コンポーネントをページに表示するか、それとも非表示にするかを次のとおり指定します。
この方法でコンポーネントを非表示にすると、子コンポーネントもすべて非表示になります。コンポーザのソース・ビューで、コンポーネントを再度表示できます。非表示のコンポーネントを右クリックし、表示されるコンテキスト・メニューから「コンポーネントの表示」を選択します。 |
インライン・フレーム・コンポーネントでは、選択したファイルのファイル内容のプレビューを表示します。この選択は、HTMLおよびTXTタイプで使用できます。
インライン・フレーム・コンポーネントに固有のプロパティは、「コンポーネント・プロパティ」ダイアログの「表示オプション」タブに表示されます(図44-13)。
「スタイル」タブ(すべてのスペース・コンポーネントに共通)のプロパティの詳細は、第18.6項「ページ・コンポーネントの変更」を参照してください。
表44-12に、インライン・フレーム・コンポーネントに固有のプロパティを示します。
表44-12 インライン・フレーム(iframe)のコンポーネント・プロパティ: 表示オプション
プロパティ | 説明 |
---|---|
マウス・ポインタをコンポーネントに置くと表示される デフォルトではドキュメント名です。 |
|
Spacesアプリケーション・ルートに相対するファイルへのパス。例:
|
|
インライン・フレーム・コンポーネントをページに表示するか、それとも非表示にするかを次のとおり指定します。
この方法でコンポーネントを非表示にすると、子コンポーネントもすべて非表示になります。コンポーザのソース・ビューで、コンポーネントを再度表示できます。非表示のコンポーネントを右クリックし、表示されるコンテキスト・メニューから「コンポーネントの表示」を選択します。 |
イメージ・コンポーネントでは、選択したファイルがイメージとしてページに表示されます。この選択は、イメージのファイル・タイプ(JPG、PNGおよびGIFなど)でのみ使用できます。
イメージ・コンポーネントに固有のプロパティは、「コンポーネント・プロパティ」ダイアログの「表示オプション」タブに表示されます(図44-14)。
「スタイル」タブ(すべてのスペース・コンポーネントに共通)のプロパティの詳細は、第18.6項「ページ・コンポーネントの変更」を参照してください。
表44-13に、イメージ・コンポーネントに固有のプロパティを示します。
表44-13 イメージ・コンポーネント・プロパティ: 表示オプション
プロパティ | 説明 |
---|---|
選択したファイルがイメージマップの場合のマップ・タイプ。次のいずれかを選択します。
|
|
イメージの詳細説明を含むフィルへのURL。 例:
|
|
マウス・ポインタをイメージ・コンポーネントに置くと表示されるサマリーの デフォルトは、 |
|
Spacesアプリケーション・ルートに相対するイメージ・ファイルへのパス。 例:
|
|
イメージ・コンポーネントをページに表示するか、それとも非表示にするかを次のとおり指定します。
この方法でコンポーネントを非表示にすると、子コンポーネントもすべて非表示になります。コンポーザのソース・ビューで、コンポーネントを再度表示できます。非表示のコンポーネントを右クリックし、ポップアップ・メニューから「コンポーネントの表示」を選択します。 |