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Oracle® Fusion Middleware Oracle Enterprise Repository構成ガイド
11g リリース1 (11.1.1.7)
E59381-01
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17 システム設定の概要

この章では、管理者が基本的な操作および特定の機能を構成するために使用するOracle Enterprise Repositoryのシステム設定について説明します。

この章には、次のセクションがあります。

17.1 システム設定へのアクセス

システム設定にアクセスするには、次の手順を実行します。

  1. Oracle Enterprise Repositoryの「管理」画面上のサイドバーにある「システム設定」をクリックします。

    図17-1 Oracle Enterprise Repositoryの「システム設定」ページ

    図17-1の説明が続きます
    「図17-1 Oracle Enterprise Repositoryの「システム設定」ページ」の説明

    メイン・ペインで「システム設定」セクションが開きます。

    システム設定は、カテゴリに分けられています。各カテゴリは、さらに機能グループに分けられます。

  2. プラス・アイコンをクリックすると、カテゴリまたは機能グループの表示が展開されます。

  3. マイナス・アイコンをクリックすると、表示が縮小します。

17.2 システム設定の検索

「システム設定」の「検索」を使用して、特定の機能のシステム設定を探すことができます。

  1. 「システム設定」の「検索」ボックスに、検索語句を入力します。関連するカテゴリのセクションが展開され、関連するシステム設定が表示されます。

  2. 検索結果をクリアするには、「クリア」ボタンをクリックします。

17.3 システム設定プロパティの有効化

場合によっては、特定のオプションのOracle Enterprise Repository機能をアクティブ化するために、特定のプロパティを有効にする必要がある場合があります。これらのプロパティはOracleサポートから提供されます。

  1. 必要なシステム設定プロパティを入手します。

  2. 「新しいシステム設定の有効化」テキスト・ボックスにシステム設定プロパティを入力します。

  3. 「有効化」をクリックします。下部のペインに適切なシステム設定カテゴリが開きます。

  4. 必要に応じて、システム設定プロパティを編集します。

  5. 完了したら、「保存」をクリックします。

17.4 データベースへの設定の移動

このオプションを実行すると、プロパティ・ファイルに格納されたシステム設定がすべてデータベースに移動されます。このアクションを取り消すことはできません。

  1. データベースへの設定の移動をクリックします。すべてのシステム設定がデータベースに保存されます。この機能はクラスタ環境用です。クラスタ環境内のすべてのサーバーに対し、システム設定の単一のソースが保持されます。

詳細は、『Oracle Fusion Middleware Oracle Enterprise Repositoryインストレーション・ガイド』のデータベースへのアプリケーション・プロパティの移動に関する項を参照してください。

17.5 Oracle Enterprise Repositoryのシステム設定

この項では、Oracle Enterprise Repositoryで使用可能なすべてのシステム設定について説明します。

この項には次のトピックが含まれます:

17.5.1 機能設定

この項には次のトピックが含まれます:

17.5.1.1 一般的なユーザー・インタフェース

図17-4 一般的なユーザー・インタフェース

図17-4の説明が続きます
「図17-4 一般的なユーザー・インタフェース」の説明

プロパティ

  • デフォルトの参照カテゴリ分け

  • デフォルトの参照タイプ

    • cmee.assettab.default-categorization-show-assettype

    • 「True」および「False」オプションにより、「アセット」画面の参照ツリーのアセットのタイプ別のデフォルト表示が切り替わります(デフォルトの参照カテゴリ分けのシステム設定に応じて変わります)。

      「True」の結果は次のとおりです。

      図17-7 参照ツリー

      図17-7の説明が続きます
      「図17-7 参照ツリー」の説明

  • スティッキー・レジストラ・キュー

    • cmee.registrar.stickyqueues

    • 「True」および「False」オプションにより、アセットの参照時に選択したアセット・エディタ・タブのデフォルト表示が切り替わります。

      • True: 各アセットはアセット・エディタ・タブで以前に選択したアセットのビューで開きます。

      • False: アセット・エディタで表示される各アセットの「概要」タブにデフォルト設定されます。

  • 表ズーム

    • cmee.assettab.multiplegroupelement.force-zoom

    • 「True」および「False」オプションにより、表の要素を固有のウィンドウで開く機能が切り替わります。

  • 表ヘッダーの繰返し

    • cmee.assettab.multiplegroupelement.show-header-interval

    • テキスト・ボックスに入力した数値により、大きい表で表ヘッダーが繰り返される間隔(行数)が決まります。

  • タブ内のすべての詳細を表示

  • 長い日付書式仕様

    • cmee.server.date.format.long.default

    • 完全な日付情報の表示で日付書式(yyyy-MM-dd HH:mm:ss z)を指定します。

      結果は次のとおりです。

      図17-12 「管理」タブ

      図17-12の説明が続きます
      「図17-12 「管理」タブの説明

  • 短い日付書式仕様

    • cmee.server.date.format.short.default

    • 簡略な日付情報の表示で日付書式(yyyy-MM-dd)を指定します。

      • 長い日付書式仕様と似ています。

  • フルネーム書式

    • enterprise.defaults.fullname.format

    • ユーザー名の表示書式を指定します。文字列"{prefix}"、"{first}"、"{middle}"、"{suffix}"およびそれらの名前部分の直後に付加される句読点を任意の順番で含めることができます。余分なスペースは削除されます。

      • 注意: この設定を変更すると、サーバーの再起動が必要になります。

      結果は次のとおりです。

      図17-13 フルネーム書式

      図17-13の説明が続きます
      「図17-13 フルネーム書式」の説明

  • システム提供のリレーションシップの表示

    • cmee.show-system-supplied-relationships

    • 「True」および「False」オプションにより、アセット・エディタ・タブおよびアセットの詳細でシステムが提供するリレーションシップの表示が切り替わります。「False」設定に設定すると、アセット・エディタの「リレーションシップ」タブおよびアセットの詳細で、システムが提供するリレーションシップが非表示になります。ただし、アセット・エディタの「リレーションシップの構成」ダイアログではそれらが表示されたままになります。

      システムが提供するリレーションシップは、アセットの更新時により複雑な照合を許可する場合など、Oracle Enterprise Repository内部のシステム固有のリレーションシップに使用されます。このため、システムが提供するリレーションシップをユーザーが作成または削除したり、システムが提供するリレーションシップの方向を変更することはできません。これは常に読取り専用です。

  • 表示名フィールド

  • 表示名 - フルネームおよびイニシャル

    • enterprise.defaults.fullname.middleasinitial

    • ユーザーのミドル・ネームが指定されている場合に、「True」および「False」オプションにより、ミドル・ネームの表示がフルネームまたはイニシャルで切り替わります。

    「True」の結果は次のとおりです。

    図17-16 フルネームおよびイニシャル

    図17-16の説明が続きます
    「図17-16 フルネームおよびイニシャル」の説明

    「False」の結果は次のとおりです。

    図17-17 フルネームおよびイニシャル

    図17-17の説明が続きます
    「図17-17 フルネームおよびイニシャル」の説明

17.5.1.2 検索

プロパティ

  • 検索の保存

    • cmee.asset.registry.saved.searches

    • 「True」および「False」オプションにより、「検索の保存」機能が切り替わります。この機能では、検索基準を保存して再利用できます。

      「True」の場合、次に示すように、「アセット」画面のサイドバーに「検索の保存」セクションが表示されます。

      図17-19 「保存済の検索」ダイアログ

      図17-19の説明が続きます
      「図17-19 「保存済の検索」ダイアログ」の説明

  • 索引付きフィールドの検索

    • cmee.search.general.include.indexedfields

    • 「True」および「False」オプションにより、通常のアセット検索に索引付きフィールドが含まれるかどうかが切り替わります。

  • カテゴリ分けの検索

    • cmee.search.general.include.categorizations

    • 「True」および「False」オプションにより、通常のアセット検索にカテゴリ分けが含まれるかどうかが切り替わります。

  • 詳細な検索オプションのカテゴリ分けのデフォルト表示

    • cmee.search.advanced.categorizations.visible

    • 「True」および「False」オプションにより、「詳細な検索オプション」ダイアログのカテゴリ分けツリーのデフォルト表示が展開と縮小で切り替わります。

    「False」の結果は次のとおりです。

    図17-20 「詳細な検索オプション」のカテゴリ分けツリーが展開されていない状態

    図17-20の説明が続きます
    「図17-20 「詳細な検索オプション」のカテゴリ分けツリーが展開されていない状態」の説明

    「True」の結果は次のとおりです。

    図17-21 「詳細な検索オプション」のカテゴリ分けツリーが展開された状態

    図17-21の説明が続きます
    「図17-21 「詳細な検索オプション」のカテゴリ分けツリーが展開された状態」の説明

  • 特定のフィールドの検索

    • cmee.search.specific.field

    • 「True」および「False」オプションにより、標準の検索時に「キーワード」テキスト・ボックス内の検索対象フィールドを識別して特定のフィールドを検索する機能が切り替わります。

      次に示すように、文字列description:MyAssetでは、リポジトリ内のすべてのアセットに対して「説明」フィールドのキーワードMyAssetが検索されます。

  • 空の検索の確認

    • cmee.empty.search.confirm

    • 「True」および「False」オプションにより、ユーザーが空の文字列で検索を実行した場合の警告メッセージの表示が切り替わります。

      「True」の場合、警告メッセージが表示されます。

  • ユーザー検索の最小文字数

    • cmee.users.min.text.search

    • テキスト・ボックスに入力した数値により、ユーザー情報の検索を実行するために必要な最小文字数が決まります。

      最小文字数に満たない文字数でユーザー検索の実行を試みると、警告メッセージが表示されます。

  • ロギングの検索

    • cmee.log.searches will log search criteria for keyword searches only.

    • cmee.log.complete.searchesにより、検索に入力した任意の基準について検索基準が記録されます。

17.5.1.3 PDFを介したアセット詳細の出力

図17-23 PDFを介したアセット詳細の出力

図17-23の説明が続きます
「図17-23 PDFを介したアセット詳細の出力」の説明

プロパティ

  • アセット・タイプにデフォルトのXSLTを使用

    • cmee.asset.pdf.xslt.default

    • 「True」および「False」オプションにより、アセットをPDFにエクスポートする際にデフォルトのアセット・タイプを使用するかどうかを指定します。存在しない場合は、エラーが表示されます。

  • PDFアセットのエクスポートの宛先

    • cmee.asset.xml.paths.export-destination

    • テキスト・ボックスに入力したテキストにより、PDFアセットのエクスポートの宛先が識別されます。

  • PDFアセットのエクスポートの宛先URL

    • cmee.asset.xml.paths.export-destination-url

    • テキスト・ボックスに入力したテキストにより、PDFアセットのエクスポートの宛先URLが識別されます。

  • PDFアセットのXSLディレクトリ

    • cmee.asset.xml.paths.xsl-source

    • テキスト・ボックスに入力したテキストにより、PDFアセットのXSLディレクトリが識別されます。

  • PDFアセットで生成されたPDFの宛先

    • cmee.asset.xml.paths.out-destination

    • テキスト・ボックスに入力したテキストにより、PDFアセットで生成されたPDFの宛先が識別されます。

  • PDFアセットで生成されたPDFの宛先URL

    • cmee.asset.xml.paths.out-destination-url

    • テキスト・ボックスに入力したテキストにより、PDFアセットで生成されたPDFの宛先URLが識別されます。

  • PDFアセットのエクスポートのWebApp URL

    • cmee.asset.xml.paths.webapp-url

    • テキスト・ボックスに入力したテキストにより、PDFアセットのエクスポートのWebApp URLが識別されます。

17.5.1.4 プロジェクトおよびナビゲータ

図17-24 プロジェクトおよびナビゲータ

図17-24の説明が続きます
「図17-24 プロジェクトおよびナビゲータ」の説明

プロパティ

  • プロジェクトの有効化

    • cmee.projects.enabled

    • 「True」および「False」オプションにより、複数のプロジェクトのサポートが切り替わります。

  • ナビゲータおよびプロジェクト階層

    • cmee.projecttool.advanced

    • 「True」および「False」オプションにより、ナビゲータやプロジェクト階層などの拡張プロジェクトのオプションが切り替わります。

  • Microsoft JDKに対するナビゲータ・サポート

    • cmee.navigator.force-msjdk-support

    • 「True」および「False」オプションにより、Internet Explorer対応のMicrosoftのアプレット・プラグインと互換性のある代替のナビゲータ・アプレットの使用が切り替わります。

  • ユーザー定義プロジェクト

    • cmee.extraction.user-projects.enable

    • 「True」および「False」オプションにより、アセットの「使用/ダウンロード」プロセス中にユーザーによる即時のプロジェクトの作成を許可する機能が切り替わります。

    「True」の結果は次のとおりです。

    図17-25 使用 - ダウンロード

    図17-25の説明が続きます
    「図17-25 使用 - ダウンロード」の説明

    「False」の結果は次のとおりです。

    図17-26 使用 - ダウンロード

    図17-26の説明が続きます
    「図17-26 使用 - ダウンロード」の説明

  • ユーザー定義プロジェクト - 接頭辞

    • cmee.extraction.user-projects.prefix

    • 次に示すように、プロパティ・テキスト・ボックスに入力したテキストが任意のユーザー定義プロジェクトの接頭辞になります。これは、レポートでのビジュアルなグループ化に便利な機能です。(ユーザー定義プロジェクトを有効にする必要があります。)

    結果は次のとおりです。

    図17-28 使用 - ダウンロード

    図17-28の説明が続きます
    「図17-28 使用 - ダウンロード」の説明

  • プロジェクトの作成

    • cmee.project.producing.enabled

    • 「True」および「False」オプションにより、「アセットの発行」ダイアログの「プロジェクトの作成」セクションの表示が切り替わります(Oracle Enterprise Repositoryの「アセット」画面の「アセットの発行」リンクを介した標準発行)。

    「True」の結果は次のとおりです。

    図17-29 アセットの発行

    図17-29の説明が続きます
    「図17-29 アセットの発行」の説明

    「False」の結果は次のとおりです。

    図17-30 アセットの発行

    図17-30の説明が続きます
    「図17-30 アセットの発行」の説明

  • 拡張プロジェクト・オプション - カテゴリ分け

    • cmee.projecttool.categorizations

    • 「True」および「False」オプションにより、プロジェクトへのカテゴリの割当てが切り替わります。

  • プロジェクトのレポート済アセット値の有効化

    • cmee.projecttool.assetvalue.enabled

    • 「True」および「False」オプションにより、プロジェクトのレポート済アセット値のメトリックが切り替わります。

17.5.1.5 進行中のアセット

図17-31 進行中のアセット

図17-31の説明が続きます
「図17-31 進行中のアセット」の説明

プロパティ

  • 進行中のアセットの表示

    • cmee.asset.in-progress.visible

    • アセット・エディタの外部で進行中のアセットの表示機能を有効にするには、「True」を選択します。

17.5.1.6 ポリシー管理

図17-32 ポリシー管理

図17-32の説明が続きます
「図17-32 ポリシー管理」の説明

図17-33 ポリシー管理

図17-33の説明が続きます
「図17-33 ポリシー管理」の説明

プロパティ

  • コンプライアンス・テンプレートの有効化 (図17-33を参照)

    • cmee.compliance-template.enable

    • コンプライアンス・テンプレート・システムを有効にします。

  • アセット・ポリシーの有効化

    • cmee.asset-policy.enable

    • ポリシー管理システムを有効にします。

  • ポリシー・アサーションの縮小

    • cmee.asset-policy.collapse.assertions

    • アセットの詳細で適用されているポリシーを表示する際にデフォルトでアサーションの表示を縮小します。

  • アセット・ポリシー・リレーションシップ

    • cmee.asset-policy.relationship

    • システム内でポリシー割当てのために使用するリレーションシップ・タイプを定義します。これは、順序が重要な双方向リレーションシップである必要があります。

17.5.1.7 通知

プロパティ

  • アセット使用通知

    • cmee.extraction.notify-maintainer

    • 「True」および「False」オプションにより、アセットの使用時にアセットのリストにある通知アドレス宛てに電子メールを自動送信する機能が切り替わります。

    • 電子メールの送信時は、次のアルゴリズムを使用して宛先のアドレスが決定されます。

      • アセットに通知アドレスがある場合は、それを電子メールの宛先として使用します。

      • それ以外の場合、システム設定cmee.extraction.default.maintainer.emailに値がある場合は、その値を宛先アドレスとして使用します。

      • それ以外の場合、電子メール・アドレスを持つ発行元ユーザーが存在する場合は、その電子メール・アドレスを使用します。

      • それ以外の場合、電子メール・アドレスを持つ作成元ユーザーが存在する場合は、その電子メール・アドレスを使用します。

      • それ以外の場合、使用状況の通知メールを送信しません。

  • アセット使用通知用のデフォルトの電子メール・アドレス

    • cmee.extraction.default.maintainer.email

    • このシステム設定は、システムにより送信された使用状況に関する通知のデフォルトの宛先電子メール・アドレスを指定するために使用されます。

  • システム・レジストラの電子メール

    • cmee.registrar.email

    • 自動生成の電子メール・メッセージで使用するレジストラの電子メール・アドレスをテキスト・ボックスに入力します。

  • システム・レジストラの代替通知

    • cmee.registrar.email.enable

    • アセットに通知メールが設定されていない場合に、システム・レジストラの電子メール・アドレスへの通知メールの送信を許可します。

  • アクセス管理者の電子メール・アドレス

    • cmee.security-admin.email

    • ユーザー関連およびアクセス関連の自動生成された電子メールの送信先となるユーザーの電子メール・アドレスをテキスト・ボックスに入力します。これには、未承認のLDAPユーザーがユーザー・ディレクトリに追加された場合に送信される通知が含まれます。

  • リマインダ電子メールの有効化

    • cmee.extraction.notification.enabled

    • アセットの使用状態と値のメトリックを更新するための電子メールによる通知を有効にします。

  • リマインダ遅延

    • cmee.extraction.initial.delay

    • ユーザーがアセットをダウンロードした後、「ステータスの更新」フォーム(次を参照)を完了するためのリマインダが送信されるまで待機する日数を示す数値をテキスト・ボックスに入力します。

      図17-36 ステータスの更新

      図17-36の説明が続きます
      「図17-36 ステータスの更新」の説明

  • リマインダ遅延 - 続き

    • cmee.extraction.subsequent.delay

    • 最初の使用ステータスのリマインダ・メッセージの後、続きのリマインダが送信されるまで待機する日数を示す数値をテキスト・ボックスに入力します。

17.5.1.8 アクセス制御

プロパティ

  • カスタム・アクセス設定

    • cmee.customaccesssettings.enabled

    • 拡張カスタム・アクセス設定を有効にします。

  • アセットのカスタム・アクセス設定

    • cmee.customaccesssettings.asset

    • アセットの拡張カスタム・アクセス設定を有効にします。

  • ファイルのカスタム・アクセス設定

    • cmee.customaccesssettings.file

    • ファイルのカスタム・アクセス設定を有効にします。

  • すべての権限を切り替える機能

    • cmee.security.gui.toggleall

    • 管理者が同時に1つのロールのすべての権限を切り替えることができるGUIコントロールを有効にします。

      図17-37 アクセス制御

      図17-37の説明が続きます
      「図17-37 アクセス制御」の説明

17.5.1.9 Software File Identification (SFID)

プロパティ

  • 使用状況の自動検出の有効化

    • cmee.usagedetection.enable

    • SFIDを管理する使用状況の自動検出プラグインを有効にし、使用可能な使用状況の自動検出を可能にします。

  • 未認識SFIDの収集の有効化

    • cmee.sfid.harvesting.enable

    • まだシステムに登録されていない、検出されたSFIDに関連する情報の収集を有効にします。

    図17-38 Software File Identification (SFID)

    図17-38の説明が続きます
    「図17-38 Software File Identification (SFID)」の説明

17.5.1.10 使用 - ダウンロード

プロパティ

  • アセット使用状況のカスタム・フィールド・リスト

    • cmee.extraction.exported-custom-field.

    • この一意の設定により、カスタム・アセット使用状況フィールドの作成を可能にします。


    注意:

    このプロパティには、末尾にピリオドが表示されます。このプロパティを「検索」フィールドに入力する場合は、プロパティとともにピリオドを入力してください。


カスタム使用状況フィールドの作成

  1. 「新しいシステム設定の有効化」ボックスにプロパティ名を入力し、[Enter]を押します。

  2. 必要に応じて、「追加」をクリックして追加のテキスト・ボックスを開きます。

    図17-39 使用 - ダウンロード

    図17-39の説明が続きます
    「図17-39 使用 - ダウンロード」の説明

  3. 追加した各カスタム使用状況フィールドの名前を対応するテキスト・ボックスに入力します。

  4. 完了後、「保存」をクリックします。新しいカスタム使用状況フィールドが「使用 - ダウンロード」ダイアログに表示されます。

    図17-40 使用 - ダウンロード

    図17-40の説明が続きます
    「図17-40 使用 - ダウンロード」の説明

17.5.1.11 カスタム・リンク

図17-41 カスタム・リンク

図17-41の説明が続きます
「図17-41 カスタム・リンク」の説明

この設定グループは、Oracle Enterprise Repositoryのメニュー・バーの右側にあるカスタム・リンクの構成と表示を制御します。

プロパティ

  • カスタム・リンク1

    • cmee.tool.show-marketplace

    • 「True」および「False」オプションにより、カスタム・リンク1の表示が切り替わります。

    図17-42 カスタム・リンク

    図17-42の説明が続きます
    「図17-42 カスタム・リンク」の説明

    図17-43 カスタム・リンク1とカスタム・リンク2

    図17-43の説明が続きます
    「図17-43 カスタム・リンク1とカスタム・リンク2」の説明

    (カスタム・リンク1とカスタム・リンク2の両方が「True」に設定されている場合を示します。)

  • カスタム・リンク1のラベル

    • cmee.tool.marketplace.label

    • テキスト・ボックスに入力したテキストがOracle Enterprise Repositoryのメニュー・バーのカスタム・リンク1のラベルとして表示されます。

  • カスタム・リンク1のURL

    • cmee.tool.marketplace.url

    • カスタム・リンク1のURLを入力します。

  • カスタム・リンク1のターゲット・フレーム

    • cmee.tool.marketplace.target

    • カスタム・リンク1を表示するフレームを指定します。

  • カスタム・リンク2

    • cmee.tool.show-marketplace

    • 「True」および「False」オプションにより、カスタム・リンク2の表示が切り替わります。

  • カスタム・リンク2のラベル

    • cmee.tool.marketplace.label

    • テキスト・ボックスに入力したテキストがOracle Enterprise Repositoryのメニュー・バーのカスタム・リンク2のラベルとして表示されます。

  • カスタム・リンク2のURL

    • cmee.tool.marketplace.url

    • カスタム・リンク2のURLを入力します。

  • カスタム・リンク2のターゲット・フレーム

    • cmee.tool.marketplace.target

    • カスタム・リンク2を表示するフレームを指定します。

  • カスタム・ヘルプURL

    • cmee.tool.help.url

    • ヘルプ・リンクのカスタムURLを指定します。

      注意: Oracle Enterprise Repositoryのヘルプ・ファイルはデフォルトではリモートでホストされます。必要な場合はヘルプ・ファイルをローカル環境でホストできます。ヘルプ・ファイルの場所が反映されるようにこの設定を変更します。

17.5.1.12 レポート

図17-44 レポート

図17-44の説明が続きます
「図17-44 レポート」の説明

プロパティ

  • レポート・サーバーURL

    • oracle.reports.server.url

    • レポート・サーバー・リンクのカスタムURLを指定します。

  • レポート・サーバー・エンドポイントURL

    • oracle.reports.server.endpoint.url

    • レポート・サーバーに対して認証するためのWebサービス・エンドポイントのカスタムURLを指定します。

  • レポート・サーバー・ユーザー名

    • oracle.reports.server.username

    • レポート・サーバーのユーザー名の資格証明を指定します。

  • レポート・サーバー・パスワード

    • oracle.reports.server.password

    • レポート・サーバーのパスワードの資格証明を指定します。

  • レポートのPDF出力の有効化

    • oracle.reports.pdf.enable

    • レポートのPDF出力を有効にします。

  • レポートのExcel出力の有効化

    • oracle.reports.excel.enable

    • レポートのExcel出力を有効にします。

17.5.1.13 その他

プロパティ

  • アセット発行ファイル要件

    • cmee.submission.file.required.enable

    • 有効な場合、標準アセット発行を実行するユーザーはファイルの場所のURLを指定するか、ファイルをアップロードする必要があります。

  • コンシューマ・アンケート

    • cmee.extraction.consumer-survey.enable

    • 「True」および「False」オプションにより、My Stuffページのアセット使用状況セクションにリストされている任意のアセットで使用可能なアセットの使用状況を示すアンケートの更新の完全な表示が切り替わります。

      「True」の場合、完全なアンケートが表示されます。

      図17-46 ステータスの更新

      図17-46の説明が続きます
      「図17-46 ステータスの更新」の説明

      「False」の場合、ステータス・リストのみが表示されます。

      図17-47 ステータスの更新

      図17-47の説明が続きます
      「図17-47 ステータスの更新」の説明

  • デフォルトの使用状況の拒否理由

    • cmee.default.usage.rejection.reason

    • My Stuffセクションでアセットの使用状態を更新する場合に、アセットの拒否時に記録されるデフォルトのアセット拒否理由をリストを使用して選択します。

    図17-48 デフォルトの使用状況の拒否理由

    図17-48の説明が続きます
    「図17-48 デフォルトの使用状況の拒否理由」の説明

    図17-49 使用されるアセット

    図17-49の説明が続きます
    「図17-49 使用されるアセット」の説明

  • タイプ・マネージャの有効化

    • cmee.typemanager.enabled

    • 「True」および「False」オプションにより、タイプ・マネージャを表示する機能が切り替わります。

      「True」の場合、アセット・エディタで「タイプの管理」オプションを選択するとタイプ・マネージャが表示されます。「False」の場合、タイプ・マネージャは表示されません。

  • Microsoft Excelスプレッドシートへのアセットのエクスポート

    • cmee.asset.registry.export.excel

    • 「True」および「False」オプションにより、アセットの詳細情報を外部のMicrosoft Excelスプレッドシートにエクスポートする機能が切り替わります。

    「True」の場合、アセット検索結果フレームに「Excelにエクスポート」というメニュー選択項目が表示され、アセットの詳細にExcelボタンが表示されます。

    図17-50 アセットのエクスポート

    図17-50の説明が続きます
    「図17-50 アセットのエクスポート」の説明

    「False」の場合、メニュー選択項目とボタンが表示されません。

アフィニティ設定

Oracle Enterprise Repositoryのコンテキスト内では、アフィニティは、2つ以上のアセットが同じプロジェクトにデプロイされる場合に生じる条件になります。アフィニティ要素は、この条件を満たす各アセットのアセット詳細に表示され、(デプロイされた)共通のプロジェクトが存在する他のアセットをリストします。

次のアフィニティ・システム設定は、アフィニティ要素とそのコンテンツの特定の動作を決定します。

  • アフィニティしきい値

    • cmee.assettab.affinity.threshold

    • アフィニティの一致する項目数がこの設定で入力した数値を超えた場合は、アセットの詳細のアフィニティ要素に「すべてのアフィニティ・アセットの表示」リンクが表示されます。

  • アフィニティのプロジェクトの最小数

    • cmee.assettab.affinity.minimum

    • このフィールドに入力された数値によって、「アセット詳細」ページの「アフィニティ」セクションにアセットが表示されるために含める必要があるプロジェクトの最小数が決まります。

    図17-51 アフィニティ

    図17-51の説明が続きます
    「図17-51 アフィニティ」の説明

    アセットを使用したプロジェクトの数が指定の数値に満たない場合、アフィニティ要素では表示の基準が満たされていないことが示されます。

17.5.2 サーバー設定

この項には次のトピックが含まれます:


注意:


17.5.2.1 一般

  • 管理ロール

    • enterprise.security.roletype.admin

    • このボックスに入力した名前により、Oracle Enterprise Repository内で無制限の管理権限と他の権限を持つロールに適用される名前が指定されます。

  • 会社名

    • cmee.enterprisetab.homepageselection.enabled

    • 「True」および「False」オプションにより、ユーザー・ロールまたは部門割当てに基づいて特定のホームページを割り当てる機能が切り替わります。

    「True」の場合、ユーザー・ロールまたは部門に基づいて特定のホームページが割り当てられます。「False」の場合、デフォルトのホームページが表示されます。

  • ホームページ選択の有効化

    • cmee.server.companyname

    • テキスト・ボックスに会社名を入力します。

  • ホームページ

    • cmee.enterprisetab.homepage

    • デフォルトのURLはデフォルトのOracle Enterprise Repositoryホームページを指し、メイン(右側)のフレームに表示されます。

    図17-53 SOAガバナンス

    図17-53の説明が続きます
    「図17-53 SOAガバナンス」の説明

    Oracle Enterprise Repositoryホームページとして異なるページをロードするには、必要に応じてこのURLを変更します。

  • デフォルトの文字エンコーディング

    • cmee.server.defaultencoding

    • システムで使用するデフォルトの文字エンコーディング(デフォルト値はJVMのデフォルト)。

    • たとえば、UTF-8やISO-8859-1などです。UTF-16はサポートされていません。

  • カスタム一意要素の有効化

    • cmee.unique-element.enable

    • 「True」および「False」オプションにより、デフォルトで使用される名前/バージョンのペアに加えて一意の制約を定義する、タイプの追加プラグインを有効にする機能が切り替わります。

  • タイプごとの一意の要素

    • cmee.unique-element.per-assettype

    • 「True」および「False」オプションにより、タイプごとに個別に一意の要素プラグインを関連付ける機能が切り替わります。

  • アセット・エディタのツリーの自動リフレッシュの無効化

    • cmee.asseteditor.disable-autorefresh-tree

    • 「True」および「False」オプションにより、ユーザーが「受入れ」、「発行」または「登録」をクリックしたときのツリーの自動リフレッシュを無効にする機能が切り替わります。

17.5.2.2 サーバー・リソース

図17-54 サーバー・リソース

図17-54の説明が続きます
「図17-54 サーバー・リソース」の説明

プロパティ

  • データベース接続名

    • enterprise.dbaccess.connectionname

    • データベース接続に割り当てられた名前。

  • WebApp JSPパス

    • enterprise.server.paths.jsp

    • JSPが格納されているアプリケーション・サーバー上の場所へのファイルパス。

  • WebAppサーブレット・パス

    • enterprise.server.paths.servlet

    • 製品サーブレットが格納されているアプリケーション・サーバー上の場所へのファイルパス。

  • Webリソース・パス

    • cmee.server.paths.resource

    • Webリソースが格納されている場所へのWebサーバー・パス。

  • Webイメージ・パス

    • cmee.server.paths.image

    • 製品イメージが格納されているWebサーバー上の場所へのファイルパス。この設定には、Webリソース・パスの*imagesサブディレクトリが含まれている必要があります。

  • Web JNLPパス

    • cmee.server.paths.jnlp-tool

    • JNLPツールjarが格納されているWebサーバー上の場所へのファイルパス。Java Web Startとの互換性の問題のため、このパスがSSL対応のサービスを指すことはできません。

  • WebApp JSPパス

    • cmee.server.paths.jsp

    • JSPが格納されているアプリケーション・サーバー上の場所へのファイルパス。

  • WebAppサーブレット・パス

    • cmee.server.paths.servlet

    • 製品サーブレットが格納されているアプリケーション・サーバー上の場所へのファイルパス。

  • アセット詳細パス

    • cmee.assettab.asset-detail-page

    • アセットの詳細をロードする統合によって使用されるアプリケーション・サーバーのパス。

17.5.2.3 電子メール

図17-55 電子メール

図17-55の説明が続きます
「図17-55 電子メール」の説明

プロパティ

  • 電子メール配信リストの許可

    • cmee.email.cc

    • 「True」および「False」オプションにより、電子メール配信リスト機能が切り替わります。これにより、アセット登録プロセスの一部として送信される特定の電子メール通知のコピーが自動的にリストのメンバーに送信されるように、ユーザーが配信リストを作成できます。

  • 配信リスト内の外部電子メールの許可

    • cmee.email.nonuser.cc

    • 「True」および「False」オプションにより、配信リストに外部の電子メール・アドレスを指定する機能が決まります。「True」の場合、配信リストで外部の電子メール・アドレスが許可されます。「False」の場合、配信リストがOracle Enterprise Repositoryの内部ユーザーに制限されます。

  • SMTPサーバー

    • cmee.server.smtp

    • 自動生成の電子メール・メッセージで使用するSMTPサーバーのホスト名またはIPアドレス。

  • 外部の電子メール・システムの使用

    • cmee.server.smtp.send-with-cron

    • 「True」および「False」オプションにより、自動化されたOracle Enterprise Repositoryメッセージの電子メール・メカニズムの選択が決まります。「True」の場合、外部のメカニズムが有効になります。「False」の場合、Oracle Enterprise Repository内部の電子メール送信メカニズムが有効になります。

      注意: この設定を変更すると、サーバーの再起動が必要になります。

  • 電子メールの送信間隔

    • cmee.server.smtp.send-interval

    • この設定により、自動的なOracle Enterprise Repository電子メール・メッセージの送信間隔の分数が決まります。

  • システム電子メールをHTMLとして送信

    • cmee.server.smtp.send.format-html

    • 「True」および「False」オプションにより、自動的なOracle Enterprise RepositoryメッセージのHTMLまたはプレーンテキスト形式の選択が切り替わります。

      • 「True」の場合、HTML形式が有効になります。

      • 「False」の場合、プレーンテキスト形式が有効になります。

  • 返信先ヘッダーを使用してシステム電子メールを送信

    • cmee.server.smtp.send.replyto-required

    • 「True」および「False」オプションにより、自動化されたOracle Enterprise Repositoryメッセージに返信先ヘッダーを含めるオプションが切り替わります。返信先ヘッダーには送信元アドレスが含まれます。

      「True」の場合、返信先ヘッダーが有効になります。

  • 通知電子メールのデリミタ

    • cmee.email.delimiter

    • リストを使用して、デフォルトの電子メール・クライアントで決定された複数の電子メール・アドレスに使用する適切なデリミタ(カンマまたはセミコロン)を選択します。(たとえば、Microsoft Outlookではセミコロンが使用され、Outlook Expressではカンマが使用されます。)

  • Oracleへの診断データの送信

    • cmee.server.smtp.senddiag

    • 「True」および「False」オプションにより、内部情報のみを目的とする、Oracleへの毎月の自動診断メールが切り替わります。

17.5.2.4 アップロード領域

図17-56 アップロード領域

図17-56の説明が続きます
「図17-56 アップロード領域」の説明

プロパティ

  • 発行アップロード・ディレクトリ

    • cmee.server.paths.upload

    • HTTP・ファイル・アップロード・プロセスを直接経由してアプリケーション・サーバー上にファイルをアップロードするためにローカルに参照されるオペレーティング・システム・パスを定義します。このプロパティにより、次の機能が有効になります。

      • 「アセットの発行」フォームの「添付ファイルの即時追加」オプションが有効になります。(発行プロセス中にアセットにファイルを添付する場合に必要です。)

      • アセット・エディタのアップロードされた発行ファイル・オプションが有効になります。

  • レジストラ発行アップロード・パス

    • cmee.server.paths.upload-registrar

    • アセット・エディタを使用したファイル参照が有効になります(オプション)。

      • UNCでホストされる場合、パスにはWindows OS、SambaまたはSharityが必要です。

      • アセット・エディタのアップロードされた発行ファイルにある「参照」ボタンの表示が有効になります。

  • 発行アップロード用のアーティファクト・ストア

    • cmee.server.paths.upload-repository

    • 発行されたファイルへの直接的なパブリック・アクセスを許可する構成済アーティファクト・ストアを設定します。このプロパティは、アセット・エディタでの発行ファイルのワンステップ受入れに使用されます。このプロパティを設定すると、次のようになります。

      • 使用可能またはダウンロード可能なアセット・ファイルが表示されます。

      • アセット・エディタのアップロードされた発行ファイル・セクションに、「Accept」ボタンが表示されます。

17.5.2.5 監査

プロパティ

  • アセット保存のエクスポート・ファイル名

    • cmee.asset.logging.filenamep

    • テキスト・ボックスに入力したテキストにより、(アーカイブと監査の目的のため)毎回の保存時にアセット・データの保存に使用されるファイル名が識別されます。

  • アセット保存のエクスポートがエラーで失敗

    • cmee.asset.logging.failonerror

    • なんらかの理由でアセットのエクスポート・ファイル名に書き込むことができない場合に監査の保存を中止する機能を有効にするには、「True」オプションを選択します。

17.5.2.6 キャッシュ

図17-58 キャッシュ

図17-58の説明が続きます
「図17-58 キャッシュ」の説明

プロパティ

  • 起動時にアセットのキャッシュを事前ロード

    • cmee.assets.preload.at-startup

    • アプリケーション・サーバーの起動時にアセットのキャッシュを事前ロードするには、「True」オプションを選択します。

      「True」の場合、アセットのキャッシュが事前ロードされます。

  • アセットのキャッシュを個別スレッドとして事前ロード

    • cmee.assets.preload.as-seperate-thread

    • アプリケーション・サーバーの起動時に、事前ロードされたアセットのキャッシュを異なるスレッドとして生成するには、「True」オプションを選択します。

17.5.3 エンタープライズ認証設定

この項には次のトピックが含まれます:

17.5.3.1 一般

  • デフォルトの電子メールの接尾辞

    • enterprise.defaults.email.suffix

    • このテキスト・ボックスに入力する情報は、デフォルトのユーザーの電子メール・アドレスを形成するためにユーザー名の接尾辞として自動的に追加されます。

  • 承認されていないユーザーのログイン

    • enterprise.security.unapproveduser.allowlogin

    • 「True」および「False」オプションにより、未承認のユーザーがシステムにログインする機能が切り替わります。これは、LDAP認証またはコンテナ管理認証を使用する場合に便利です。

  • ログイン・ダイアログの表示

    • enterprise.security.showloginpopup

    • 「True」および「False」オプションにより、Oracle Enterprise Repositoryのログイン・ダイアログのデフォルト表示が切り替わります。ダイアログではユーザーが識別され、ログイン情報が表示されます。

      図17-60 Oracle Enterprise Repositoryのログイン・ページ

      図17-60の説明が続きます
      「図17-60 Oracle Enterprise Repositoryのログイン・ページ」の説明

  • 失敗したログイン試行の最大数

    • enterprise.security.loginattempt.max

    • テキスト・ボックスに入力した数値により、ログインに失敗したユーザーがロックアウトされるまでのログイン試行回数が決まります。0または負の値の場合、ロックアウトが無効になります。

      図17-61 Oracle Enterprise Repositoryのログイン・ページ

      図17-61の説明が続きます
      「図17-61 Oracle Enterprise Repositoryのログイン・ページ」の説明

  • ユーザー当たりの同時ログイン数

    • enterprise.security.concurrentuser.max

    • テキスト・ボックスに入力した数値により、各ユーザーに許可された同時ログインの最大数が決まります。0または負の値の場合、同時実行のユーザー・ログインが無制限に許可されます。

  • ログイン猶予期間

    • enterprise.security.password.expiration.gracelogins

    • テキスト・ボックスに入力した数値により、パスワードの期限が切れた後にログインが許可される回数が決まります。

  • LDAPログインの有効化

    • enterprise.authentication.ldap.enabled

    • 認証用のLDAPログイン・モジュールを有効にします。

  • コンテナ・ログインの有効化

    • enterprise.authentication.container.enabled

    • 認証用のコンテナ・ログイン・モジュールを有効にします。

  • 拡張コンテナ・ログインの有効化

    • enterprise.authentication.advancedcontainer.enabled

    • 認証用の拡張コンテナ・ログイン・モジュールを有効にするには、「True」オプションを選択します。

  • コンテナ・ロールの同期

    • enterprise.authentication.container.synchroles.enabled

    • 既存のJava EEコンテナ・ロールの同期を有効にします。

  • デフォルトの電子メールの接尾辞

    • enterprise.defaults.email.suffix

    • デフォルトの電子メール・アドレスを決定するためユーザー名に追加される接尾辞。

  • 未承認の新規ユーザー通知

    • cmee.new.unapproved.users.notify

    • 「True」および「False」オプションにより、LDAPまたはJava EEコンテナなどの外部認証を通じて新規ユーザーが作成された場合に、セキュリティ管理者に電子メールが自動的に送信される機能が切り替わります。

LDAP設定とその説明を次に示します。

LDAP設定 説明

ldap.ssl.enabled

LDAP用のSSL接続を有効にします(デフォルトはfalse)

ldap.host

LDAPサーバーのホスト名(必須)

ldap.port

LDAPサーバーのポート番号(デフォルトは389、オプション)

ldap.mask

LDAPマスク(認証バインドまたは検索基準のいずれか、必須)

ldap.allow-user-creation

未承認のユーザー・アカウントを作成できるかどうかを決定します(デフォルトはtrue、オプション)

ldap.version

使用するLDAPバージョン(2または3のいずれか、デフォルトは2、オプション)

ldap.bindDN

管理者アカウントの識別名(オプション)

ldap.bindPassword

管理者アカウントのパスワード(オプション)

ldap.baseDN

検索を定義するためにldap.maskおよびldap.scopeで使用される検索の開始場所(オプション)

ldap.scope

検索のスコープを決定します(オプション)

ldap.uniqueIDAttrib

検索エントリを識別する属性名

ldap.emailAttrib

検索エントリの電子メール属性名

ldap.givennameAttrib

検索エントリの名前属性名

ldap.surnameAttrib

検索エントリの姓属性名

ldap.telephoneAttrib

検索エントリの電話番号属性名

ldap.middlenameAttrib

検索エントリのミドル・ネーム属性名

ldap.enable-sync-depts

trueの場合、ログイン時にLDAPからユーザーの部門を取得します

ldap.enable-synch-roles

trueの場合、ログイン時にLDAPからユーザーのロールを取得します

ldap.deptAttrib

見つかったエントリの部門の属性名

ldap.rbac.roleAttrib

見つかったエントリのロールの属性名

ldap.redirectDnAttrib

ユーザー情報を取得する2次レベルの参照を識別する属性(dn (識別名)である必要があります。オプション)

ldap.retrieve-data-as-admin

管理者アカウントを使用してデータを取得

ldap.assign-default-roles

trueの場合、ユーザーにデフォルトのロールが割り当てられます

ldap.follow-referrals

trueの場合、照会先を追跡します

ldap.auto-create-missing-roles

trueの場合、欠落しているロールを自動作成します

ldap.auto-create-missing-depts

trueの場合、欠落している部門を自動作成します


17.5.3.2 認証トークン

図17-62 認証トークン

図17-62の説明が続きます
「図17-62 認証トークン」の説明

  • 認証トークンの有効期限

    • enterprise.defaults.authtokens.expiration.value

    • テキスト・ボックスに入力した数値により、認証トークンが期限切れになり、パージ対象になるまでの期間が決まります(時間の単位は「認証トークンの期限切れ単位」メニュー項目で決定されます)。

  • 認証トークンの期限切れ単位

  • 期限切れの認証トークンのパージ頻度

    • enterprise.defaults.authtokens.purgefrequency.value

    • テキスト・ボックスに入力した数値により、期限切れになった認証トークンのパージ間隔が決まります(時間の単位は「期限切れの認証トークンのパージ頻度単位」メニュー項目で決定されます)。

  • 期限切れの認証トークンのパージ頻度単位

    • enterprise.defaults.authtokens.purgefrequency.period

    • リストを使用して、期限切れの認証トークンのパージ頻度設定で使用される時間の単位を選択します。

17.5.3.3 パスワード設定

図17-64 パスワード設定

図17-64の説明が続きます
「図17-64 パスワード設定」の説明

  • パスワード - 最小文字数

    • enterprise.security.password.composition.minimumlength

    • テキスト・ボックスに入力した数値により、有効なパスワードに必要な最小文字数が決まります。

      注意: この設定は、「管理」ロールの個々のユーザーが作成したパスワードには適用されません。

  • パスワード - 必要なアルファベット文字

    • enterprise.security.password.composition.require.alpha

    • 「True」オプションを選択した場合、パスワードに最低1つのアルファベット文字が含まれる必要があります。

      注意: この設定は、「管理」ロールの個々のユーザーが作成したパスワードには適用されません。

  • パスワード - 必要な数字

    • enterprise.security.password.composition.require.numeric

    • 「True」オプションを選択した場合、パスワードに最低1つの数字が含まれる必要があります。

      注意: この設定は、「管理」ロールの個々のユーザーが作成したパスワードには適用されません。

  • パスワード - 必要な特殊文字

    • enterprise.security.password.composition.require.special

    • 「True」オプションを選択した場合、パスワードに最低1つの特殊文字が含まれる必要があります。パスワードに使用される特殊文字のリストは、次のとおりです。

      ` ~ ! @ # $ % ^ & * ( ) - _ = + [ { ] } \ \ | ; : ' \ " , < . > / ?

      注意: この設定は、「管理」ロールの個々のユーザーが作成したパスワードには適用されません。

  • パスワードの有効期限

    • enterprise.security.password.expiration.days

    • テキスト・ボックスに入力した数値により、パスワードの有効期限までの日数が決まります。

      0または負の値の場合、パスワードの有効期限が無効になります。

  • パスワード履歴の追跡

    • enterprise.security.password.history.count

    • テキスト・ボックスに入力した数値により、システムに記憶される以前使用したパスワードの数が決まります。パスワード履歴はパスワードが再利用されることを防ぐために使用されます。

  • パスワード履歴 - 最小追跡時間

    • enterprise.security.password.history.minagehours

    • テキスト・ボックスに入力した数値により、パスワードがパスワード履歴に追加される前に有効である必要がある時間の最小値が決まります。この機能は、パスワードの頻繁な変更によってパスワード履歴を欺こうとする試みを防止するのに便利です。

17.5.3.4 プラグイン・ログイン設定

図17-65 プラグイン・ログイン設定

図17-65の説明が続きます
「図17-65 プラグイン・ログイン設定」の説明

  • プラグイン・ログイン・モジュール・クラス名

    • enterprise.loginmodules.pluggableloginmodule.classname

    • テキスト・ボックスに入力したテキストにより、プラグイン・ログイン・モジュールのクラス名が識別されます。

      必要に応じて+追加をクリックして、他のプラグイン・ログイン・モジュールのクラス名を追加します。

  • プラグイン・ログイン・モジュール表示名

    • enterprise.loginmodules.pluggableloginmodule.displayname

    • テキスト・ボックスに入力したテキストがプラグイン・ログイン・モジュールの表示名として表示されます。

      必要に応じて+追加をクリックして、他のプラグイン・モジュールの表示名を追加します。

  • プラグイン・ログイン・モジュール

    • enterprise.loginmodules.pluggableloginmodule.enabled

    • プラグイン・ログイン・モジュールを有効にするには、テキスト・ボックスに「true」と入力します。

      必要に応じて+追加をクリックして、他のプラグイン・モジュールを追加し、有効または無効にします。

  • プラグイン・ログイン・モジュール - 内部チェック

    • enterprise.loginmodules.pluggableloginmodule.internalchecking

    • 構成したプラグイン・ログイン・モジュールでのパスワード有効期限の内部チェックとログイン猶予期間を有効にするには、テキスト・ボックスに「true」と入力します。

      LDAPベース、SSOベース、コンテナ管理などの外部ログイン・モジュールを使用して、この種のチェックを外部認証システムに委ねる場合は、テキスト・ボックスに「false」と入力します。

      必要に応じて+追加をクリックして、他のプラグイン・モジュールの内部チェックを追加し、有効または無効にします。

17.5.3.5 LDAPおよびアクティブ・ディレクトリ設定

図17-66 LDAPおよびアクティブ・ディレクトリ設定

図17-66の説明が続きます
「図17-66 LDAPおよびアクティブ・ディレクトリ設定」の説明

  • LDAPサーバーのホスト名

    • ldap.host

    • LDAPサーバーのホスト名を入力します。これは必須フィールドです。

  • LDAPサーバーのポート番号

    • ldap.port

    • LDAPサーバー・ポート番号を入力します。デフォルトは389です。これはオプションのフィールドです。

  • LDAPマスク

    • ldap.mask

    • LDAPマスク(認証バインドまたは検索基準のいずれか)を入力します。これは必須フィールドです。

  • 未承認ユーザー・アカウントの作成

    • ldap.allow-user-creation

    • 未承認のユーザー・アカウントを作成できるようにするには、「True」を選択します。デフォルト値はtrueです。これはオプションのフィールドです。

  • デフォルト・ロールのユーザーへの割当て

    • ldap.assign-default-roles

    • ユーザーにデフォルトのロールを割り当てるには、「True」を選択します。

  • 不足ロールの自動作成

    • ldap.auto-create-missing-roles

    • 欠落しているロールの自動作成を有効にするには、「True」を選択します。

  • 不足部門の自動作成

    • ldap.auto-create-missing-depts

    • 欠落している部門の自動作成を有効にするには、「True」を選択します。

  • LDAPのバージョン

    • ldap.version

    • 使用するLDAPバージョン(2または3のいずれか)。デフォルト値は2です。これはオプションのフィールドです。

  • 管理者アカウントの識別名

    • ldap.bindDN

    • 管理者アカウントの識別名。これはオプションのフィールドです。

  • 管理者アカウントのパスワード

    • ldap.bindPassword

    • 管理者アカウントのパスワード。これはオプションのフィールドです。

  • SSL接続の使用

    • ldap.ssl.enabled

    • LDAPへのSSL接続を有効にします。デフォルトはfalseです。

  • 照会先を追跡

    • ldap.follow-referrals

    • trueの場合、照会先を追跡します。

  • 管理者アカウントを使用してデータを取得

    • ldap.retrieve-data-as-admin

    • trueの場合、bindDNを設定する必要があります。デフォルトはfalseです。

  • 検索開始場所

    • ldap.baseDN

    • 検索を定義するためにldap.maskおよびldap.scopeで使用される検索の開始場所。これはオプションのフィールドです。

  • 検索範囲

    • ldap.scope

    • 検索のスコープを決定します。これはオプションのフィールドです。

  • 検索エントリを識別する属性名

    • ldap.uniqueIDAttrib

    • 識別名を使用する方法以外で見つかったエントリを識別する属性名。指定されていない場合、UIDにデフォルト設定されます。これは必須フィールドです。

  • 検索エントリの電子メール属性名

    • ldap.emailAttrib

    • 見つかったエントリの電子メール属性名。これはオプションのフィールドです。

  • 検索エントリの名前属性名

    • ldap.givennameAttrib

    • 見つかったエントリの名前属性名。これはオプションのフィールドです。

  • 検索エントリのミドル・ネーム属性名

    • ldap.middlenameAttrib

    • 見つかったエントリのミドル・ネーム属性名。これはオプションのフィールドです。

  • 検索エントリの姓属性名

    • ldap.surnameAttrib

    • 見つかったエントリの姓属性名。これはオプションのフィールドです。

  • 検索エントリの電話番号属性名

    • ldap.telephoneAttrib

    • 見つかったエントリの電話番号属性名。これはオプションのフィールドです。

  • LDAP部門の使用

    • ldap.enable-synch-depts

    • trueの場合、ログイン時にLDAPからユーザーの部門を取得します。

  • 部門属性

    • ldap.deptAttrib

    • 見つかったエントリの部門の属性名。

  • LDAPロールの使用

    • ldap.enable-synch-roles

    • trueの場合、ログイン時にLDAPからユーザーのロールを取得します。

  • ロール属性

    • ldap.rbac.roleAttrib

    • 見つかったエントリのロールの属性名。

  • 第2レベル参照属性

    • ldap.redirectDnAttrib

    • ユーザー情報を取得する2次レベルの参照を識別する属性(dn (識別名)である必要があります)。これはオプションのフィールドです。

  • ブリッジ・クラス名

    • ldap.bridge.classname

    • このフィールドは必須です。このプロパティのテキストは、使用するブリッジのクラス名を表します。

17.5.3.6 シングル・サインオン(SSO)設定

図17-67 シングル・サインオン(SSO)設定

図17-67の説明が続きます
「図17-67 シングル・サインオン(SSO)設定」の説明

  • ユーザー名のヘッダー名

    • enterprise.container.auth.username

    • テキスト・フィールドに入力した値は、ユーザーのユーザー名が含まれるヘッダーの名前を表します。

  • 名のヘッダー名

    • enterprise.container.auth.firstname

    • テキスト・フィールドに入力した値は、ユーザーの名前が含まれるヘッダーの名前を表します。

  • ミドルネームのヘッダー名

    • enterprise.container.auth.middlename

    • テキスト・フィールドに入力した値は、ユーザーのミドルネームが含まれるヘッダーの名前を表します。

  • 姓のヘッダー名

    • enterprise.container.auth.lastname

    • テキスト・フィールドに入力した値は、ユーザーの姓が含まれるヘッダーの名前を表します。

  • ステータスのヘッダー名

    • enterprise.container.auth.status

    • テキスト・フィールドに入力した値は、ユーザーのステータスが含まれるヘッダーの名前を表します。

  • 電子メールのヘッダー名

    • enterprise.container.auth.email

    • テキスト・フィールドに入力した値は、ユーザーの電子メールが含まれるヘッダーの名前を表します。

  • 電話のヘッダー名

    • enterprise.container.auth.phone

    • テキスト・フィールドに入力した値は、ユーザーの電話番号が含まれるヘッダーの名前を表します。

  • ロールのヘッダー名

    • enterprise.container.auth.roles

    • テキスト・フィールドに入力した値は、ユーザーのロールが含まれるヘッダーの名前を表します。

  • 部門のヘッダー名

    • enterprise.container.auth.depts

    • テキスト・フィールドに入力した値は、ユーザーの部門が含まれるヘッダーの名前を表します。

  • コンテナが渡す部門を使用

    • enterprise.container.auth.enable-synch-depts

    • コンテナからユーザーの部門を取得するには、「True」オプションを選択します。

  • 単一のヘッダーで渡される部門

    • enterprise.container.auth.depts-single-header

    • 部門を単一のヘッダーで渡すには、「True」オプションを選択します。

  • 部門のデリミタ

    • enterprise.container.auth.depts-delimiter

    • テキスト・フィールドに入力した値は、部門名の間のデリミタを表します。

  • コンテナが渡すロールを使用

    • enterprise.container.auth.enable-synch-roles

    • コンテナからユーザーのロールを取得するには、「True」オプションを選択します。

  • 単一のヘッダーで渡されるロール

    • enterprise.container.auth.roles-single-header

    • ロールを単一のヘッダーで渡すには、「True」オプションを選択します。

  • ロールのデリミタ

    • enterprise.container.auth.roles-delimiter

    • テキスト・フィールドに入力した値は、ロール名の間のデリミタを表します。

  • デフォルト・ロールのユーザーへの割当て

    • enterprise.container.auth.assign-default-roles

    • ユーザーにデフォルトのロールを割り当てるには、「True」オプションを選択します。

  • 不足ロールの自動作成

    • enterprise.container.auth.auto-create-missing-roles

    • 欠落しているロールを自動作成するには、「True」オプションを選択します。

  • 不足部門の自動作成

    • enterprise.container.auth.auto-create-missing-depts

    • 欠落している部門を自動作成するには、「True」オプションを選択します。

  • すべてのCookieを渡す - JWS

    • cmee.jws.pass-all-cookies

    • アセット・エディタで使用するため現在のCookieをすべてユーザーのブラウザからJava Web Startに渡すには、「True」オプションを選択します。

  • 認可ヘッダーの抑制 - JWS

    • cmee.jws.suppress-authorization-header

    • JWSが起動したユーティリティによって認可ヘッダーが伝播されるのを防ぐには、「True」オプションを選択します。

    SSO設定とその説明を次に示します。

    SSO設定 説明

    enterprise.container.auth.username

    ユーザーのユーザー名が含まれるヘッダーの名前

    enterprise.container.auth.firstname

    ユーザーの名前が含まれるヘッダーの名前

    enterprise.container.auth.middlename

    ユーザーのミドルネームが含まれるヘッダーの名前

    enterprise.container.auth.lastname

    ユーザーの姓が含まれるヘッダーの名前

    enterprise.container.auth.status

    ユーザーのステータスが含まれるヘッダーの名前。値には、0=ACTIVE、10=UNAPPROVED、20=LOCKED_OUT、30=INACTIVEがあります。

    enterprise.container.auth.email

    ユーザーの電子メールが含まれるヘッダーの名前

    enterprise.container.auth.phone

    ユーザーの電話番号が含まれるヘッダーの名前

    enterprise.container.auth.roles

    ユーザーのロールが含まれるヘッダーの名前

    enterprise.container.auth.depts

    ユーザーの部門が含まれるヘッダーの名前

    enterprise.container.auth.enable-synch-depts

    trueの場合、コンテナからユーザーの部門を取得します

    enterprise.container.auth.enable-synch-roles

    trueの場合、コンテナからユーザーのロールを取得します

    enterprise.container.auth.assign-default-roles

    trueの場合、ユーザーにデフォルトのロールが割り当てられます

    enterprise.container.auth.auto-create-missing-roles

    trueの場合、欠落しているロールを自動作成します

    enterprise.container.auth.auto-create-missing-depts

    trueの場合、欠落している部門を自動作成します

    enterprise.container.auth.roles-single-header

    trueの場合、ロールが単一のヘッダーで渡されます

    enterprise.container.auth.roles-delimiter

    ロール名の間のデリミタ

    enterprise.container.auth.depts-single-header

    trueの場合、部門が単一のヘッダーで渡されます

    enterprise.container.auth.depts-delimiter

    部門名の間のデリミタ


17.5.3.7 コンテナ・ログイン設定

図17-68 コンテナ・ログイン設定

図17-68の説明が続きます
「図17-68 コンテナ・ログイン設定」の説明

  • フォールバック認証

    • enterprise.loginmodules.fallbackauthentication

    • フォールバック認証を有効にします。

  • コンテナ・ログイン・モジュール・クラス名

    • enterprise.loginmodules.containerloginmodule.classname

    • テキスト・ボックスに入力したテキストにより、コンテナ・ログイン・モジュールのクラス名が識別されます。

  • コンテナ・ログイン・モジュール表示名

    • enterprise.loginmodules.containerloginmodule.displayname

    • テキスト・ボックスに入力したテキストがコンテナ・ログイン・モジュールの表示名として表示されます。

  • コンテナ・ログイン・モジュール

    • enterprise.loginmodules.containerloginmodule.enabled

    • コンテナ・ログイン・モジュールを有効にするには、「True」オプションを選択します。

  • コンテナ・ログイン・モジュール - 内部チェック

    • enterprise.loginmodules.containerloginmodule.internalchecking

    • コンテナ・ログイン・モジュールの内部チェックを有効にするには、「True」オプションを選択します。

17.5.3.8 Cookieログイン設定

図17-69 Cookieログイン設定

図17-69の説明が続きます
「図17-69 Cookieログイン設定」の説明

  • Cookieログインの許可

    • enterprise.security.cookielogin.allow

    • Cookieを使用した自動ログインを有効にするには、「True」オプションを選択します。無効な場合は、手動ログインが必要です。

  • Cookieログインをデフォルトに設定

  • Cookieログイン・モジュール・クラス名

    • enterprise.loginmodules.cookieloginmodule.classname

    • テキスト・ボックスに入力したテキストにより、Cookieログイン・モジュールのクラス名が識別されます。

  • Cookieログイン・モジュール表示名

    • enterprise.loginmodules.cookieloginmodule.displayname

    • テキスト・ボックスに入力したテキストがCookieログイン・モジュールの表示名として表示されます。

  • Cookieログイン・モジュール

    • enterprise.loginmodules.cookieloginmodule.enabled

    • Cookieログイン・モジュールを有効にするには、「True」オプションを選択します。

  • Cookieログイン・モジュール - 内部チェック

    • enterprise.loginmodules.cookieloginmodule.internalchecking

    • Cookieログイン・モジュールの内部チェックを有効にするには、「True」オプションを選択します。

17.5.3.9 ゲスト・ログイン設定

図17-71 ゲスト・ログイン設定

図17-71の説明が続きます
「図17-71 ゲスト・ログイン設定」の説明

  • ゲスト・ユーザーの許可

    • enterprise.guest.allow

    • ゲスト・ログイン・アカウントの使用を有効にするには、「True」オプションを選択します。

  • ゲスト・ユーザー名

    • enterprise.guest.username

    • テキスト・フィールドに入力したテキストは、ゲスト・ログイン・アカウントのユーザー名を表します。

  • ゲスト・ユーザー・パスワード

    • enterprise.guest.password

    • テキスト・フィールドに入力したテキストは、ゲスト・ログイン・アカウントのパスワードを表します。

17.5.4 オープンAPI設定

この項には、次のオープンAPI設定が含まれます。

17.5.4.1 オープンAPI

図17-72 オープンAPI

図17-72の説明が続きます
「図17-72 オープンAPI」の説明

プロパティ

  • オープンAPI

    • cmee.extframework.enabled

    • オープンAPIを有効にします。

  • オープンAPIのテスト機能

    • cmee.extframework.test.enabled

    • オープンAPIに組み込まれたテスト機能を有効にします。

  • オープンAPI - 最大アセット数

    • cmee.extframework.assets.max

    • オープンAPIを介して問合せから返されるアセットの最大数。

  • オープンAPI - 最大プロジェクト数

    • cmee.extframework.projects.max

    • オープンAPIを介して問合せから返されるプロジェクトの最大数。

  • オープンAPI - 最大ユーザー数

    • cmee.extframework.users.max

    • オープンAPIを介して問合せから返されるユーザーの最大数。

  • オープンAPI - 一時エクスポート・ファイルの場所

    • cmee.extframework.export.tempfile

    • 一時エクスポート・ファイルのパス。


注意:

REXオープンAPIの詳細は、『Oracle Fusion Middleware Oracle Enterprise Repository統合ガイド』の「リポジトリ拡張性フレームワーク」を参照してください。


17.5.5 外部統合設定

この項には次のトピックが含まれます:

17.5.5.1 UDDI

  • UDDI

    • cmee.uddi.enabled

    • UDDI Webサービス・プラグインを有効にします。

  • UDDI - デフォルト・ビジネス

    • cmee.uddi.default.business

    • リストを使用して、ビジネスが割り当てられていないUDDIサービスに割り当てるデフォルトのビジネス・エンティティを選択します。

  • ビジネス・サービス・リレーションシップ名

    • cmee.uddi.business.service.relationship

    • リストを使用して、UDDIビジネス・サービスをUDDIビジネス・エンティティにリンクするリレーションシップを選択します。

  • UDDI

    • cmee.uddi.server.enabled

    • Oracle Enterprise Repositoryが選択されたアプリケーションのUDDIレジストリとして機能することを許可するには、「True」オプションを選択します。

  • インポート- デフォルトのUDDIサービス・タイプ

    • cmee.import.uddi.service.assettype

    • リストを使用して、インポートされたUDDIサービスに割り当てるデフォルトのアセット・タイプを指定します。

17.5.5.2 ファイル・ストア

図17-74 ファイル・ストア

図17-74の説明が続きます
「図17-74 ファイル・ストア」の説明

  • 拡張アクセス・ファイル・ストア

    • registry.advanced.filestores.enabled

    • 拡張ファイル・ストア・オプションを設定するには、「True」オプションを選択します。

17.5.5.3 Rational ClearCase

図17-75 Rational ClearCase

図17-75の説明が続きます
「図17-75 Rational ClearCase」の説明

  • 構成仕様

    • cmee.config-spec.enabled

    • アセットに対する構成仕様ファイルのアタッチメントを有効にするには、「True」オプションを選択します。

17.5.5.4 イベンティング

図17-76 イベンティング

図17-76の説明が続きます
「図17-76 イベンティング」の説明

  • イベント・マネージャの有効化

    • cmee.eventframework.enabled

    • 拡張登録フロー・サブシステムを有効にするには、「True」オプションを選択します。

  • イベント・マネージャ通知サービス・スレッド・スリープ(秒)

    • cmee.eventframework.notifier.sleep

    • エンドポイントが使用できない場合に、通知サービスがイベントの送信を再試行するまで待機する必要のある時間を秒単位で指定します。

  • イベント・マネージャ・ストア・スレッド・スリープ(秒)

    • cmee.eventframework.store.sleep

    • イベント・マネージャのストア・マネージャ・スレッドが、メモリーに格納されている次に使用可能なイベントをポーリングするまでスリープする必要がある時間を秒単位で指定します。

  • イベント・マネージャ配信スレッド・スリープ(秒)

    • cmee.eventframework.delivery.sleep

    • イベント・マネージャの配信マネージャ・スレッドが、JMSサーバーから次に使用可能なイベントを選択するまでスリープする必要がある時間を秒単位で指定します。

17.5.6 インポート/エクスポートおよびイントロスペクション設定

この項には次のトピックが含まれます:

17.5.6.1 インポート/エクスポート

図17-77 インポート/エクスポート

図17-77については周囲のテキストで説明しています。
  • クライアントのインポート/エクスポート

    • cmee.importexport.enabled

    • クライアントのインポート/エクスポートを有効にするには、「True」オプションを選択します。

  • インポート/エクスポート・ジョブ・モニターの最大アイドル時間(ミリ秒)

    • cmee.extframework.impexp.monitor.maxidle

    • テキスト・フィールドに入力した値は、インポート/エクスポート・ジョブがジョブ・モニターによって自動的に中断されるまでアイドル状態を維持できる最大時間(ミリ秒)を表します。

  • インポート/エクスポート・ジョブ・モニターのRexトランザクションの最大アイドル時間(ミリ秒)

    • cmee.extframework.impexp.monitor.rex.maxidle

    • テキスト・フィールドに入力した値は、Rexトランザクションがジョブ・モニターによって自動的に中断されるまでアイドル状態を維持できる最大時間(ミリ秒)を表します。

  • インポート/エクスポート・ジョブ・モニターの最大実行時間(ミリ秒)

    • cmee.extframework.impexp.monitor.maxruntime

    • テキスト・フィールドに入力した値は、インポート/エクスポート・ジョブがジョブ・モニターによって自動的に中断されるまで動作できる最大時間(ミリ秒)を表します。

  • インポート/エクスポート・ジョブ・モニターの間隔(ミリ秒)

    • cmee.extframework.impexp.monitor.period

    • テキスト・フィールドに入力したテキストは、ジョブ・モニターのスキャンの間隔(ミリ秒)を表します。

  • インポート/エクスポート・ジョブ・モニターの自動クリーンアップ(ミリ秒)

    • cmee.extframework.impexp.monitor.autocleanup

    • テキスト・フィールドに入力した値は、インポート/エクスポート・ジョブの結果がジョブ・モニターによって自動的にクリーンアップされるまでシステム内に残る時間(ミリ秒)を表します。

  • インポート/エクスポート・ジョブ・プロキシの間隔(ミリ秒)

    • cmee.extframework.impexp.proxy.period

    • テキスト・フィールドに入力したテキストは、他のクラスタ・ノードのジョブ・ステータスに関するジョブ・プロキシによるチェックの間隔(ミリ秒)を表します。

  • インポート/エクスポート・ジョブ・プロキシのタイムアウト(ミリ秒)

    • cmee.extframework.impexp.proxy.timeout

    • テキスト・フィールドに入力したテキストは、他のクラスタ・ノードのリモート・ジョブ・ステータスのモニタリングをジョブ・プロキシが停止するまでの時間(ミリ秒)を表します。

  • インポート/エクスポート監査一時ファイルの場所

    • cmee.extframework.impexp.audit.dir

    • テキスト・フィールドに入力したテキストは、一時ファイルが作成時に格納されるディレクトリを表します。これらのファイルは、処理後にクリーンアップされます。

17.5.6.2 WSDLおよびXSD

図17-78 WSDLおよびXSD

図17-78については周囲のテキストで説明しています。
  • WSDLイントロスペクション要素の有効化

    • cmee.wsdl-introspection.enabled

    • WSDLサマリー情報を表示するアセット詳細プラグイン要素を有効にするには、「True」オプションを選択します。

17.6 既知の問題

この項では、Oracle Enterprise Repositoryのシステム設定プロパティで見つかった問題について説明します。

システム設定プロパティの重複

Oracle Enterprise Repositoryの「システム設定」ページで、次のプロパティ名が2回表示されます。

「サーバー設定」で、サーバー・リソース設定セクションに次の重複プロパティがあります。

WebApp JSPパス

enterprise.server.paths.jsp = {%cmee.server.paths.jsp%}

WebAppサーブレット・パス

enterprise.server.paths.servlet = {%cmee.server.paths.servlet%}

これら2つの設定は、静的のままであるとともに、対応するプロパティであるcmee.server.paths.jspおよびcmee.server.paths.servletをそれぞれ参照している必要があります。