7 Oracle Enterprise ManagerによるOracle Reports Servicesの管理

Oracle Reports 11g リリース1 (11.1.1)は、Oracle WebLogic Serverに統合され、それによって複雑なトポロジと配布の管理がシンプルになります。次のどちらかを使用するとOracle Reportsコンポーネントの管理や監視ができます。

• Oracle Fusion Middleware付属のOracle Enterprise Manager(推奨)

• Oracle Process Manager and Notification Server (OPMN)

この章では、Oracle Enterprise Managerを使用してOracle Reportsコンポーネントの管理や監視を行う方法について説明します。ここには主に次のような項があります。

• このリリースでの新機能

• Oracle Enterprise Managerを使用するためのReports Serverの構成

• コンポーネント・トポロジの表示

• Oracle Reportsコンポーネントの起動、停止および再起動

• Oracle Reportsコンポーネントの構成

• Oracle Enterprise Managerの管理ロールの定義

• ジョブの管理およびスケジュール

• Oracle Reports Servicesの保護

• フォントの管理

• パフォーマンスの監視

• ログ・ファイルの管理

• Reports Server監査構成の変更

• Reports Serverへのプラガブル宛先の登録

• プロキシ情報の構成

• レポート高可用性(HA)ソリューションの管理および監視

• Oracle Fusion MiddlewareのシステムMBeanブラウザについて

• システムMBeanブラウザによるレポート構成設定の変更

• 問題の診断

注意: Oracle Enterprise ManagerのOracle Reports Services関連ページには、必要に応じて状況依存のヘルプ・トピックが用意されており、各ページの項目に関する詳細情報が表示されます。「ヘルプ」アイコンをクリックすると、対応するヘルプ・トピックが表示されます。

関連項目: Oracle Enterprise Managerの詳細は、Oracle Fusion MiddlewareのドキュメントCDに収録されている『Oracle Fusion Middleware管理者ガイド』を参照してください。