Oracle® Fusion Middleware Oracle Business Intelligence Enterprise Editionユーザーズ・ガイド 11g リリース1 (11.1.1) B63031-05 |
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この付録では、結果のエクスポートとコピー、結果のドリル、値のソート、アクションの実行、マップ・ビュー、グラフ、BI Publisherレポート、スコアカード・オブジェクトおよびKPIの操作など、ほとんどのエンド・ユーザーがOracle Business Intelligence Enterprise Editionで使用する主な機能を説明します。
この付録の内容は次のとおりです。
分析作業を行う際に、結果を様々な形式にエクスポートしたり、Microsoft Officeアプリケーション(Excel やPowerPointなど)にコピーすることが必要になる場合があります。
Microsoft ExcelやPowerPointへのエクスポートなど、分析結果をエクスポートするための様々なオプションが用意されています。これらのオプションは、分析とともにダッシュボードに表示される「エクスポート」リンクから使用できます。ただし、コンテンツ設計者がダッシュボードにこのリンクを含めなかった場合は表示されません。
結果をエクスポートする手順:
分析にナビゲートします。
「エクスポート」 リンクをクリックして適切なエクスポート・オプションを選択します。
エクスポート・オプションの詳細は、ビューおよび結果のエクスポート・メニュー・オプションを参照してください。
Oracle Business Intelligence Add-in for Microsoft Officeがインストールおよび構成されているMicrosoft ExcelまたはPowerPointに、分析結果をコピーできます。
コンテンツ設計者は、ダッシュボードの分析結果とともに「コピー」リンクを含めることができます。Oracle BI Add-in for Microsoft Officeのインストールおよび構成の詳細は、「付録B Microsoft Officeとの統合」を参照してください。
Microsoft ExcelまたはMicrosoft PowerPointへ結果をコピーする手順:
ダッシュボードで分析にナビゲートします。
「コピー」リンクをクリックします。これにより、分析のXMLコードが現在の状態で(つまり現在のコンテキスト、たとえば適用されているフィルタ、プロンプトなどを使用して) Windowsクリップボードにコピーされます。
Microsoft ExcelまたはPowerPointを開きます。
Microsoft ExcelまたはPowerPointの「Oracle BI」メニューから「Paste」を選択します。
「Oracle BI」メニューの詳細は、Microsoft ExcelまたはPowerPointで表示できるOracle BI for Microsoft Officeのヘルプを参照してください。
ダッシュボード全体または1つのダッシュボード・ページをMicrosoft Excel 2007以上にエクスポートできます。Excelにエクスポートするとき、ダッシュボードの状態(プロンプトやドリルなど)は保持されます。
ダッシュボード全体をエクスポートすると、各ページはExcelワークブックの個々のシートに含められ、各シートにはそれに対応するダッシュボード・ページの名前が付けられます。
注意: ダッシュボードおよびダッシュボード・ページをエクスポートする場合、ダッシュボードまたはダッシュボード・ページ上のすべてのカスタマイズおよびビューがエクスポートに対応しているとは限らないので注意してください。(たとえば、BI Publisherレポートやティッカ・ビューはサポートされていません。)サポートされていない項目は無視されて空のセルに置換されます。 |
ダッシュボードまたはダッシュボード・ページをエクスポートするには:
エクスポートするダッシュボードまたはダッシュボード・ページを表示します。
「ダッシュボード・ページ」ツールバーの「ページ・オプション」ボタンをクリックして「Excelにエクスポート」を選択し、「現在のページのエクスポート」または「ダッシュボード全体のエクスポート」のいずれかを選択します。
「ファイル・ダウンロード」ダイアログが表示され、ダッシュボードまたはダッシュボード・ページをスプレッドシート・ファイルとして開くか保存できます。
表ビュー、ピボット表ビューおよびトレリス・ビューで値をソートできます。ソートは、(横向きの三角形が表示されている)メンバー、メジャーおよび行で行うことができ、さらにプロンプトおよびセクションでも行えます。ソートの詳細は、ビューでのデータのソートを参照してください。
表ビュー、ピボット表ビューおよび拡張トレリス・ビューの行エッジおよび列エッジのサイズを変更できます。詳細は、表ビュー、ピボット表ビューおよび拡張トレリス・ビューでの行および列のサイズ変更を参照してください。
ビューに表示される結果の多くは、データの階層構造を表します。メタデータはこれらの階層を指定するもので、階層内の異なる詳細レベルへのアクセスを可能にします。たとえば、売上グラフの情報を地域ごとに分類できます。グラフ上の地域をクリックすると、その地域の国が表示されます(この場合、国はメタデータ階層内の次のレベルに位置します)。このようなクリック操作を「ドリル」と呼びます。
ビューがドリル用に設定されている場合、ダッシュボードでビュー内をドリルできます。
ドリルは、ビュー内のデータ間を素早く簡単に移動する方法です。
ドリルダウンして詳細なデータを表示すると、より多くのメンバーが表示されます。
データベースに含まれる実際の項目までドリルダウンできます。たとえば、販売担当者は、販売分析内で都市レベルまでドリルダウンして、パリで大量の販売が保留されていることを確認できます。Oracle Siebel業務アプリケーションを使用している場合は、さらに保留中の販売をドリルダウンして、Oracle BIアプリケーションの該当する販売機会に直接移動できます。
階層列をドリルアップすると、より大まかなデータが表示されます。
たとえば、月を示す値からドリルアップして年間のサマリーを表示できます。現在の階層のドリルアップは、ヘッダー・レベルの列全体または個々のメンバーに対して実行できます。たとえば、「地区」から「地域」へドリルアップできます。ドリルアップすると現在のレベル(「地区」など)が非表示になり、より高いレベル(「地域」など)は引き続き表示されます。
ドリルは次のタイプのビューで行えます。
表、ピボット表およびトレリス - 表、ピボット表およびトレリスのドリルを参照してください。
グラフ - グラフのドリルを参照してください。
マップ - マップ・ビューのドリルを参照してください。
表、ピボット表またはトレリスでドリルダウンすると、現在のデータに詳細レベルのデータが追加されます。たとえば、1つの大陸からドリルした場合、その大陸および大陸にある国のデータが表示されます。
次の項に記載のとおり、表、ピボット表およびトレリスのドリル方法は列タイプによって異なります。
属性列をドリルするには、ドリルするヘディングまたはメンバーをクリックします。クリックするためにカーソルを値の上に移動すると、値に下線が表示されます。これはクリックしてドリルできることを意味します。
属性列をドリルすると、下位のレベルがビューに追加されます。属性列のドリルはすべてのビューに影響します。これはフィルタ・ドリルと同じです。値をクリックすると分析に列が追加され、自動的にフィルタが作成されて「基準」タブに表示されます。
属性列のグループはドリルできません。属性列のグループの定義を表示するには、「選択ステップ」ペインで対応するステップを編集します。
属性列のドリルには、データ・ビューの右クリック・メニューも使用できます。
階層列をドリルするには、メンバーの横にある「展開」アイコンおよび「縮小」アイコンをクリックします。クリックすると、レベルが1つ展開または縮小します。たとえば、「製品全体」から「製品」へ展開すると、「製品全体」の値を表示したまま「製品」のメンバーが挿入されます。
階層列をドリルすると、ビューに含まれているデータのノードが展開および縮小します。階層列のドリルは特定のビューのみに影響します。その他のビューには影響しません。
レベル・ベースの階層のドリルと値ベースの階層のドリルは、同様に機能します。階層をドリルするたびに、レベルが1つ展開または縮小します。たとえば、階層に「大陸」、「地域」および「都市」の各レベルが含まれており、ビューに大陸のデータが表示されている場合、「オーストラリア」から1つ下のレベルを展開してオーストラリアに含まれる地域を表示できます。さらに、地域から1レベル展開して都市を表示するか、1レベル縮小して大陸に戻ることができます。
ドリルの際にはドリルの状態が保持されます。上位レベルで縮小し再び展開すると、メンバーは同じドリル・ポイントで再表示されます。
「縮小」アイコンをクリックすると、分析に含まれる階層内のすべてのレベルで、ドリルダウンによって追加されたか「サブジェクト・エリア」ペインから追加されたかにかかわらず、縮小されて現在のレベルに戻ります。
非対称ドリルを実行すると、様々なメンバーを異なるレベルまでドリルできます。たとえば、「世界」を展開すると各大陸の第2レベルに「アメリカ」「アジア」「オーストラリア」が表示されるとします。さらに「アメリカ」をドリルして展開するとアメリカの地域が表示されますが、「アジア」および「オーストラリア」は展開しません。
階層列のグループのメンバーを展開および縮小できます。たとえば、都市を含むグループがビューに表示されている場合、そのグループ名をクリックすると都市が表示されます。
階層列の展開および縮小には、データ・ビューの右クリック・メニューも使用できます。
グラフをドリルダウンすると、現在のデータが詳細レベルのデータに置き換えられます。たとえば、1つの大陸からドリルダウンした場合、その大陸に含まれる国のデータは表示されますが、大陸自体のデータは表示されません。
ドリルダウンは次の方法で行えます。
任意の軸または凡例の(ドリル可能な)ラベルをクリックします。(ドリル可能な場合はマウス・ポインタが変化します。)
属性列とメジャー列のみがグラフに含まれている場合は、データ・ポイントをクリックしてすべての列をドリルできます。
1つ以上の階層列を含む複数の列が含まれている場合は、ラベルまたはデータ・ポイントをクリックするとメニューが表示され、ドリルダウンする列を選択できます。アクション・リンクが使用可能な場合は、これらのリンクも表示されます。
グラフがダッシュボードに埋め込まれた方法によって、ブレッドクラム機能、ブラウザの「戻る」ボタン、ダッシュボードのカスタマイズのクリア・オプション(すべてのビュー)などを使用して前のグラフに戻ることができます。
注意: 時系列線グラフの時間列のドリルダウンはサポートされていません。時間列ではデータや日時のかわりにデータ型が使用されます。 |
分析でデータを分析する、ダッシュボードを表示する、またはエージェントによって配信されたコンテンツを表示するなどの作業を行うと、データからビジネスの実態を把握できるため、結果としてなんらかのアクションを実行することになります。アクション・リンクおよびアクション・リンク・メニューが使用可能であれば、これらを使用してアクションを実行できます。
アクション・リンクは分析の列ヘッダーまたはデータ値、もしくはダッシュボード・ページに埋め込まれており、クリックすると関連付けられているアクションが実行されます。
たとえば、分析のデータ値に、指定された電子メール・アドレスへ分析を送信するアクション・リンクが含まれているとします。データの分析後、それを上司に見せる必要があると判断した場合は、このアクション・リンクをクリックして分析から上司へ直接送信できます。図A-1に、電子メールを送信するアクション・リンクの例を示します。
アクション・リンク・メニューはダッシュボード・ページに埋め込まれたメニューで、複数のアクション・リンクがメニューのオプションとしてグループ化されています。アクション・リンク・メニューを使用すると、アクション・リンク・オプションのリストから正しいアクションを選択して実行できます。図A-2に、アクション・リンク・メニューの例を示します。
アクション・リンクに関連付けられているアクションを実行する手順:
次のいずれかを実行します。
そのアクションがスタンドアロン・アクション・リンクに関連付けられている場合は、アクション・リンクをクリックします。
そのアクションがアクション・リンク・メニューのアクション・リンクに関連付けられている場合は、アクション・リンク・メニューをクリックしてアクション・リンク・オプションを選択します。
詳細情報を求めるプロンプトや確認を促すプロンプトが表示された場合は対応します。
注意: 成功を示す呼出しメッセージは、アクション・リンクに関連付けられているアクションが正しく実行されたことのみを示します。そのアクションが表すプロセスや操作が正しく実行されたことを示すものではありません。 |
グラフ、ゲージおよびファンネルにはセクション・スライダが含まれている場合があります。セクション・スライダを使用すると、グラフ、ゲージまたはファンネルに表示されるデータを制限できます。セクション・スライダの詳細は、グラフ、ゲージおよびファンネルのセクション・スライダの定義を参照してください。
グラフ、ゲージまたはファンネルのセクション・スライダを使用するには:
セクション・スライダのコンポーネントを使用して、次のように値を選択します。
特定の値を選択するには、スライダのサム(つまみ部分)を値に移動します。
現在の値より左にある値にスライダのつまみを移動するには、「減少」ボタン(スライダの左から2番目のボタン)をクリックします。
現在の値より右にある値にスライダのつまみを移動するには、「増加」ボタン(スライダの右端にあるボタン)をクリックします。
連続して値全体にスライダのつまみを移動するには、再生ボタン(スライダの左端にあるボタン)をクリックします。再生ボタンは「一時停止」ボタンに変化するため、特定の値で停止できます。
グラフ、ゲージまたはファンネルに表示されるデータは、スライダのつまみで示した現在の値によって制限されます。
コンテンツ設計者は、ダッシュボード・ページにマップ・ビューを含めることができます。マップ・ビューはデータを空間形式で表します。マップ・ビューでは、場所に関する情報を介して、表やグラフではわかりづらい地域間の傾向や取引を容易に把握できます。たとえば、アメリカ合衆国の地図を表示する場合に、販売実績ごとに州を色分けできます。
この項では、ダッシュボード・ページ上のマップでの作業に関する、次の情報を提供します。
マップ作成の詳細は、マップ・ビューの編集を参照してください。
注意: マップ・ビューを操作する際には、次の点に注意してください。
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マップのツールバーを使用してパンを設定し、メイン・マップまたは概要マップ上でパンできます。概要マップでは十字線を使用して全体を移動することもできます。パンしても新規問合せは発行されません。
パン・ツールを選択すると次の操作を行えます。
マップの背景をクリックしてドラッグする。
マップ上の地域にカーソルを移動して情報ウィンドウを表示し、カーソル直下の地域のデータを表示する。
クリックして情報ウィンドウを表示します。情報ウィンドウを使用すると、詳細ビューをドリルまたは更新できます。詳細は、マスター詳細関係でリンクされているビューでの作業を参照してください。
マップをダブルクリックしてズームする。
パンは、ズーム・スライダの上にあるパン・ツールまたはパン・ボタンを使用して実行できます。パンはマップ・ビューのデフォルト・モードで、手型カーソルはパン・モードであることを示します。
パン・ツールを使用したパンの手順:
ツールバーの「パン」ボタンをクリックします。
マップの背景をクリックしてドラッグし、目的の場所にドロップします。
パン・ボタンを使用したパンの手順:
ズーム・スライダの上にあるパン・ボタンをクリックし、目的の方向にマップをパンします。
マップをズームすると、マップに表示される地理データの詳細が調整されます。たとえば、国レベルからズーム・インすると州や市区町村の詳細が表示されます。道レベルのビューからズーム・アウトすると、道レベルの情報は非表示になり、市区町村が表示されます。マスター詳細リンクの場合、マップ・ビューでは、マスター・ビューで選択された詳細機能にフォーカスされます。
ズームでは次の操作を行えます。
マップの背景をクリックする。クリックでズームするには、まずツールバーからズーム・モードを選択する必要があります。デフォルト・モードはパンで、これは手型カーソルで示されます。ズーム・モードになるとマウス・ポインタは拡大鏡に変わり、マップ上で直接クリックしてズームできます。
ズームインしているときに、1回クリックするか、クリックしてドラッグすることで、マーキー・ズームを使用できます。ズームするエリアを描くボックスを描画できます。
マップ上の地域にカーソルを移動して情報ウィンドウを表示し、カーソル直下の地域のデータを表示する。
クリックしてズーム・インおよびズーム・アウトする。クリックすると、その場所を中心点として増分1のズーム・インが実行されます。
ズームとドリルは同じではありません。ズームしてもドリルは実行されません(つまり、新規問合せは発行されません)。ただし、マップ・レイヤー上でドリルし、新規レイヤーがマップに追加された場合は、結果として新規ズーム・レベルが表示される可能性があります。新規レイヤーが追加されない場合、ズーム・レベルは変りません。
ズームはツールバーのボタンまたはズーム・スライダを使用して実行できます。ズーム・スライダを使用した場合、ズーム・インまたはズーム・アウトは現在表示されている状態で実行されます。ズーム・スライダにカーソルを移動すると、マップ・レイヤーの名前が中程度のズーム・レベルの横に表示されます。名前をクリックすると、そのレベルまでマップがズームされます。ズームしても新規問合せは発行されません。
ズーム・インおよびズーム・アウトのツールを使用したズームの手順:
ツールバーの「ズーム・イン」または「ズーム・アウト」ボタンをクリックします。
マップの背景をクリックして、その場所をズーム・インします。ズームインしている場合、クリックしてドラッグすると、四角形を描画してズームするエリアを指定できます。
ズーム・スライダのボタンを使用したズームの手順:
スライダのどちらかの端にあるプラス記号またはマイナス記号をクリックします。スライダにカーソルを移動して、ズーム先レベルの名前をクリックすることもできます。
マップをドリルするとデータ全体をナビゲートできます。ドリルは、手型カーソルで示されるパン・ツールが選択されている場合でも実行できます。マップ・データにカーソルを移動すると情報ウィンドウが表示され、その場所に関する様々な情報が表示されます。
マップ上の地域や地点をクリックすると、次のいずれかが実行されます。
列が別のビューのマスターとして構成されている場合は、そのビューが最新の情報を使用して更新されます。
列またはマップの構成により、列のドリルまたは単一アクションが実行される場合は、ドリル操作またはアクションがただちに開始されます。
複数のアクションを実行するように列が構成されている場合や複数のドリルが可能な場合は、表示される情報ウィンドウに複数の列に対するアクションやリンクのリストが表示されます。
情報ウィンドウにはドリル可能なすべての列がリンク・テキストとして表示されます。単純なドリルを行うためのリンクをクリックすると、データがドリルされ、別のレイヤーでマップが再描画されます。また、情報ウィンドウは閉じます。アクション・リンクが定義されている場合は、ポップアップ・ウィンドウ表示され、追加のリンクが表示されます。詳細は、分析およびダッシュボードのアクション・リンクに関連付けられているアクションの実行を参照してください。
ドリルすると、新たにドリルされたデータを反映してマップ・フォーマットが更新されます。一部のドリル操作(州をドリルする場合など)では、指定した地域にマップがズームされると同時にフォーマットが更新されます。表示される内容は、ズーム方法、およびマップに含まれるフォーマットと地理レベルによって異なります。フォーマットには特定のズーム範囲があり、異なるズーム・レベルで表示されます。ドリルしたフォーマットのズーム・レベルを超えて急激にズーム・アウトした場合は、新規フォーマットが表示される可能性があります。
ドリルダウン後にドリルアップして戻るには、ズーム・スライダを使用します。ドリル開始前のズームまたはドリル・レベルで元のマップ・ビューを表示するには、ダッシュボード・ページの「戻る」ボタンを使用します。
コンテンツ設計者は、マップ・ビューでフォーマットを表示するためのしきい値の変更権限をユーザーに付与できます。「マップ・フォーマット」ペインに含まれるフォーマット名の下にスライダが表示されている場合、ユーザーはこの機能を使用できます。しきい値の変更は一種の視覚的データ分析であり、「What-If分析」とも呼ばれます。
フォーマットの範囲はスライダの背景に色の塗りつぶしとして表示されます。また、各しきい値に対して、編集可能なサム(つまみ部分)が表示されます。独自のしきい値を指定するには、スライダを次のように操作します。
カーソルをサムに移動するとサムの下の値が表示されます。
サムをドラッグするとしきい値が調整されます。
スライダのセクションをクリックすると、そのセクションにサムが移動します。
スライダを右クリックすると次のオプションを含むメニューが表示されます。
色の編集 - しきい値の(事前定義済またはカスタムの)色を選択できるダイアログが表示されます。
しきい値の追加 - 別のしきい値およびしきい値を示すサムがスライダに追加されます。これにより、新規フォーマットbinが新規の色で作成されます。たとえば、赤、黄、緑の3つのbinが存在し、しきい値を作成した場合は、binが4つになります。サポートされるbinの最大数は12です。
しきい値の削除 - 右クリックした場所にあるしきい値が削除されます。スライダおよびフォーマットbinからサムも削除されます。
スライダ・サムの数値をクリックするとテキスト・ボックスが表示されます。このボックスで、しきい値に対応する数値を編集できます。[Enter]キーを押すかボックスの外をクリックすると、しきい値およびサムの位置が更新されます。
コンテンツ設計者は、情報の複数のレイヤー(テーマとも呼ぶ)を単一のマップ・ビュー上で重ねることができます。フォーマットを作成すると、これらのレイヤーを拡張できます。マップのフォーマットは、表示または非表示にすることができます。
マップ・ビューのフォーマットを表示または非表示にする手順:
「マップ・フォーマット」ペインの「表示」メニューから「すべてのフォーマットの表示」または「表示可能なフォーマットの表示」を選択します。
「マップ・フォーマット」ペインでフォーマット名の横のボックスを選択解除します。
グラフのズームおよびスクロールが有効な場合は、グラフにズーム・アイコンが含まれています。ズーム・アイコンを使用すると、グラフの描画エリアで軸を使用してズーム・インおよびズーム・アウトを実行できます。軸でズーム・インすると、その軸をスクロールできるようになります。
コンテンツ設計者がグラフのズームおよびスクロールを有効にするには、「グラフのプロパティ」ダイアログ: 「一般」タブでズームおよびスクロールのプロパティを設定します。
軸にズーム・インすると、ズームとスクロールのスライダが表示されます。図A-3は、ズームとスクロールのスライダの一例です。
ズームとスクロールのスライダには次のコンポーネントが含まれています。
左または下ボタン - X軸の左またはY軸の下へスクロールし、グラフの表示されていない部分を表示します。
右または上ボタン - X軸の右またはY軸の上へスクロールし、グラフの表示されていない部分を表示します。
スクロール・サム - グラフ全体に対するグラフの表示部分を表します。スクロール・サムをドラッグしてグラフを動的にスクロールすると、グラフの表示されていない部分が表示されます。
サイズ変更ハンドル - カーソルをスクロール・サムに移動するとサムの両端に表示されます。サイズ変更ハンドルは、軸へのズーム・インおよびズーム・アウトに使用します。
ツールチップ - つまみまたはサイズ変更ハンドルにカーソルを置いたときのみ表示され、現在スクロールのつまみに表示されているデータを説明します。
グラフのズームおよびスクロールの手順:
カーソルをグラフに移動して「ズーム」ボタンを表示します。
「ズーム」アイコンをクリックして次のようにします。
ズームとスクロールが1つの軸でのみ有効な場合は、「ズーム・イン」または「ズーム・アウト」を選択します。
ズームとスクロールが両方の軸で有効な場合は、次のようにします。
ズーム・イン、ズーム・アウトおよびスクロールをX軸で行う場合は、「横軸」を選択して「ズーム・イン」または「ズーム・アウト」を選択します。ズームとスクロールのスライダがX軸に表示されます。
X軸のズームを解除して実際のグラフ・サイズを表示するには、実際のサイズを選択します。
ズーム・イン、ズーム・アウトおよびスクロールをY軸で行う場合は、「縦軸」を選択して「ズーム・イン」または「ズーム・アウト」を選択します。ズームとスクロールのバーがY軸に表示されます。
Y軸のズームを解除して実際のグラフ・サイズを表示するには、実際のサイズを選択します。
X軸とY軸の両方のズームを解除して実際のグラフ・サイズを表示するには、実際のサイズを選択します。
ズーム・インまたはズーム・アウトした後は、目的に応じて次のようにズームおよびスクロールします。
「ズーム」ボタンを使用して徐々にズーム・インおよびズーム・アウトする。
軸上のスクロール・サムをドラッグしてグラフを動的にスクロールし、グラフの表示されていない部分を表示する。
軸上のスクロール・ボタンをクリックして、左右(X軸)または上下(Y軸)にスクロールする。
サイズ変更ハンドルを使用して、軸上でズーム・インおよびズーム・アウトする。
ビューはマスター詳細関係でリンクされる場合があります。この関係でビューがリンクされている場合、1つのビュー(マスター・ビューと呼ぶ)の指定された列の値をクリックすると、別のビュー(ディテール・ビューと呼ぶ)でデータが変更されます。マスター詳細関係の詳細は、ビューのマスター詳細リンクとはおよびマスター詳細関係でのビューのリンクを参照してください。
図A-4では、Regional Sales Master ViewおよびRegional Sales Detail Viewがマスター詳細関係でリンクされています。この場合、Regional Sales Master Viewのドルの値をクリックするとRegional Sales Detail Viewのデータが変更されます。たとえば、Regional Sales Master ViewのEastern Regionのドル値をクリックすると、Regional Sales Detail ViewのRegionプロンプトがEASTERN REGIONに更新され、ビュー全体がリフレッシュされます。
ダッシュボード・ページのユーザーが、表ビューに表示されるデータを変更できる場合があります。この機能はライトバックとも呼ばれ、ユーザーに適切な権限があり、管理者によって構成されている場合に使用できます。ビューの値を更新すると、データ・ソースのレコードにライトバックされます。
ユーザー名に適切な権限が付与されており、データ値を変更するための構成が管理者によって行われている場合は、ライトバック・ボタン(通常のラベルは「更新」)が表ビューに表示されます。このボタンをクリックした後、更新つまりデータ・ソースへの書込みを行えます。たとえば、現四半期の売上目標を売上ダッシュボードに入力できます。ライトバック・ボタンに表示される名前は、コンテンツ設計者がライトバックに関してビューをどのように準備したかによって異なります。
表ビューのレコードを更新する手順:
値を変更するダッシュボードおよびビューを表示します。
「更新」とラベル付けされたボタン、またはライトバック有効を示す似た名前のボタンをクリックして、値を変更できる編集モードに切り替えます。
ビューの値を変更できるはずのユーザーに対して「更新」ボタンや類似するボタンが表示されない場合、そのビューは常に編集モードで表示されるよう指定されています。そのため、ユーザーはただちに値の変更を開始できます。「更新」ボタンや類似するボタンが表示されることはありません。
この更新機能は階層列には使用できません。
編集モードでは、適切なフィールドに値を入力できます。ライトバック可能なフィールドは、ダイアログのテキスト・ボックスのような外観をしています。
値の変更後、次のいずれかのボタン(または似た名前のボタン)をクリックします。
適用: このボタンをクリックすると、データ・ソースの値が変更され、編集モードのままのビューに変更後の値が表示されます。
元に戻す: 「適用」または完了をクリックして変更を保存する前にこのボタンをクリックすると、データを元の値に戻すことができます。変更したデータをデータ・ソースにライトバックした後で元の値に戻すことはできません。
完了: このボタンをクリックするとデータ・ソースの値が変更され、ビューが表示モードに戻ります(ビューが常に編集モードになるように指定されていない場合)。
「適用」または完了ボタンをクリックすると、ダッシュボード全体がデータ・ソースからリフレッシュされます。これは、ダッシュボード上の他の分析がそのデータに依存する可能性があるためです。
表ビューでフィルタが有効になっている場合にフィルタの影響を受けるレコードに値を入力すると、データ・ソースからデータをリフレッシュした後にそのレコードがビューに表示されなくなる可能性があります。
データ値を変更する際には、様々なエラーが発生する可能性があります。たとえば、フィールドに無効な値を入力してそれをデータ・ソースにライトバックしようとした場合や、管理者によって指定されたライトバック用テンプレートが不正な場合などです。問題が発生すると、基本的なエラー・メッセージが表示されます。管理者は、セッションのログ・レベルを上げて詳細なログ・ファイルを作成することで、問題に関する追加情報を入手できます。また、プレゼンテーション・サービスに関するログ・ファイルで「saw.writeback.action.executeimpl」などの文字列を検索できます。
複数の値を同時にライトバックしようとして誤って不正な値を入力した場合は、次に示すように、影響を受ける行によって結果が異なります。
同じ行の複数の値を更新しようとして1つ以上の値が不正だった場合、データベースへの値の書込みは一切行われません。
複数行の値を変更しようとして複数の値が不正だった場合、一部の値が正常にライトバックされ、それ以外の値がライトバックされない可能性があります。
ダッシュボード・ページのユーザーは、Oracle BI Publisherで作成されたレポートにアクセスできます。レポートがダッシュボード・ページに埋め込まれているか、もしくはBI Publisher内のレポートを開くリンクが表示されます。
BI Publisherレポートにアクセスする手順:
アクセスするレポートが含まれているダッシュボード・ページを表示します。
次のタスクを実行します。
レポートがそのページに埋め込まれている場合は、レポートに作用するBI Publisherツールバーの機能を使用します。
ダッシュボードにプロンプトが含まれている場合は、これらのプロンプトを使用してレポートのデータ表示に作用するパラメータを指定します。レポートの設計によっては、レポートのデータ表示に作用しないプロンプトも含まれます。
ページにレポートへのリンクが含まれている場合は、リンクをクリックしてBI Publisherでレポートを開きます。
Oracle BI Publisherツールバーは、BI Publisherレポートを含むダッシュボードに表示されます。表示されるオプションは、付与されている権限によって異なります。ツールバーの機能は表A-1を参照してください。
表A-1 Oracle BI Publisherツールバーの機能
関数 | 説明 |
---|---|
テンプレート |
複数のレポート・テンプレートが使用可能な場合に「テンプレート」リストに表示されます。新規テンプレートを選択して「表示」をクリックします。 |
出力タイプ |
複数の出力タイプが使用可能な場合は、目的の出力タイプ(HTML、PDF、RTF、Excel、データ)をリストから選択して「表示」をクリックします。出力がブラウザにレンダリングされます。 |
表示 |
テンプレートの選択または出力タイプの指定後にこのボタンをクリックすると、BI Publisherレポートが表示されます。 |
エクスポート |
このボタンをクリックすると、BI Publisherレポートを保存するか、出力タイプに適したアプリケーションを開くことを求められます。 |
送信 |
このボタンをクリックすると「移動先」ダイアログが表示されます。この画面で配信先(電子メール、プリンタ、FAX、FTPまたはWebフォルダ)を選択し、適切な情報を入力します。配信先は複数選択できます。 |
スケジュール |
BI Publisherレポートのスケジュールを設定するにはこのボタンをクリックします。レポートのスケジュール設定の詳細は、Oracle Fusion Middleware Oracle Business Intelligence Publisherユーザーズ・ガイドを参照してください。 |
アナライザ |
オンライン・アナライザへのアクセス権が割り当てられている場合は、このボタンをクリックするとBI Publisherレポートのデータのピボット表が作成されます。オンライン・アナライザの使用方法の詳細は、Oracle Fusion Middleware Oracle Business Intelligence Publisherユーザーズ・ガイドを参照してください。 |
Oracle BIコンテンツ内での現在の場所とOracle BIコンテンツをナビゲートするのにユーザーがたどったパスは、ブレッドクラムで確認できます。
ブレッドクラムとは、クリックすると移動前の場所および移動前のコンテンツの状態に戻ることができるアクティブ・リンクのことです。図A-5に、ダッシュボード・エディタからダッシュボードの「製品詳細」タブにナビゲートした後、業務の行ごとにBiz Techの実際およびターゲットの完了日にドリルする方法を示すブレッドクラム軌跡を示します。
ブレッドクラムは、プレゼンテーション・サービスの、またはFusion Applicationsからのページの下部に表示されます。軌跡でのブレッドクラムの書式設定は、アイテムの状態によって異なります。表A-2で、ブレッドクラム軌跡内でのブレッドクラムの様々な表示方法について説明します。この付録を読むユーザーがブレッドクラム軌跡を効率的にナビゲートできるようにするには、これらの書式を理解しておく必要があります。
ツリーマップ・ブレッドクラムの動作は、ページ・エッジの場合とは若干異なります。詳細は、ツリーマップ・ビューの編集を参照してください。
表A-2 ブレッドクラムの書式
フォーマット | 説明 |
---|---|
... (青の省略記号) |
これはブレッドクラムのオーバーフロー・ボタンです。ブレッドクラム軌跡に多数のブレッドクラムがあり、すべてのブレッドクラムを表示するために十分な幅がページにない場合に、このボタンが表示されます。クリックすると、このボタンによってページ下部の軌跡に表示されていないブレッドクラムのリストが表示されます。 このボタンをクリックして、ブレッドクラムのリストを表示し、場所を選択します。 |
青のテキスト |
この書式は、訪問済みの場所へのリンクを示します。 |
青の斜体テキスト |
この書式は、訪問済みのエディタへのリンクを示します。たとえば、「分析」エディタなどです。 |
黒のテキスト |
この書式は、現在の位置を示します。 |
黒の斜体テキスト |
この書式は、エディタ内の現在の位置を示します。たとえば、「分析」エディタなどです。 |
ダッシュボード・ページを印刷するには、次を使用します。
標準印刷レイアウト(「印刷可能HTML」または「印刷可能PDF」)。
カスタム印刷レイアウト(ダッシュボード・ページに1つ以上使用できる場合)。
カスタム印刷レイアウトを使用すると、ダッシュボード・コンテンツの高品質な印刷ができるようになります。カスタム印刷レイアウトの詳細は、ダッシュボード・ページを高い忠実度で印刷するためのカスタム印刷レイアウトの作成についてを参照してください。
ダッシュボード・ページを印刷するには:
印刷するダッシュボード・ページを表示します。
「ダッシュボード・ページ」ツールバーの「ページ・オプション」ボタンをクリックして、「印刷可能HTML」、「印刷可能PDF」またはカスタム印刷レイアウト(使用可能な場合)を選択します。
「印刷可能HTML」を選択した場合は、新しいウィンドウに印刷するダッシュボード・ページが表示されます。
「ファイル」メニューから「印刷」を選択します。
「印刷可能PDF」またはカスタム印刷レイアウトを選択した場合は、Adobe PDFウィンドウに印刷するダッシュボード・ページが表示されます。
注意: ダッシュボード・ページの列プロパティを設定して「印刷可能PDF」オプションを選択する場合は、「幅」フィールドが100%を超えないようにしてください。 |
Adobe PDFウィンドウで使用できるオプションを使用して、ファイルを保存または印刷します。
コンテンツ設計者は、次のスコアカード・オブジェクトをダッシュボードを追加できます。
原因/結果マップ。「原因/結果マップとは」を参照してください。
カスタム・ビュー。「カスタム・ビューとは」を参照してください。
戦略マップ。「戦略マップとは」を参照してください。
戦略ツリー。「戦略ツリーとは」を参照してください。
KPI監視リスト。「KPI監視リストとは」を参照してください。
スマート・ウォッチリスト。「スマート・ウォッチリストとは」を参照してください。
ダッシュボードへのスコアカード・オブジェクトの追加の詳細は、ダッシュボードへのコンテンツの追加を参照してください。
スコアカード・オブジェクトを操作する際には、次の点に注意してください:
ディメンションが固定されていない場合に、プロンプトが用意されている場合は、プロンプトを使用してディメンションに値を設定できます。ディメンションの詳細は、ディメンションおよび固定されたディメンション値とはを参照してください。
戦略ツリーには、次の2つのタイプの図があります:
戦略ツリー図。詳細は、戦略ツリー図の理解を参照してください。
戦略貢献ホイール図。詳細は、戦略貢献ホイール図の理解を参照してください。
戦略ツリーの背景領域を右クリックして、「ツリー図として表示」または「ホイール図として表示」のどちらかを選択すれば、これら2つを切り替えることができます。
コンテンツ設計者が、「フィルタ」ペインが次として表示されるスマート・ウォッチリストを保存した場合:
コントロール・パネル。フィルタ条件を指定して、スマート・ウォッチリストの表示内容を動的に変更できます。
テキスト・サマリー。現在のフィルタ基準の読取り専用のサマリーを表示できます。
コンテンツ設計者は、「フィルタ」ペインを非表示にすることもできます。
アクセシビリティ・モードでは:
ビュー(つまり、原因と結果マップ、カスタム・ビュー、戦略マップおよび戦略ツリー)は、ウォッチリストとして表示されます。詳細は、ウォッチリストを参照してください。
印刷機能は無効になります。
一部のKPIにはターゲット設定が含まれる場合があります。たとえば、コンテンツ設計者は、ターゲットが設定されたKPIを目標に含める場合があります。ターゲット設定が含まれるKPIでは、KPIの実際の値とターゲット値を更新および保存できます。KPIにターゲット設定が含まれているかどうかを判断するには、実際とターゲットの設定フィールドを見て、黒い線のボックスで囲まれている場合は、書込み可能です。フィールドが黒い線のボックスで囲まれていない場合は、書込み可能ではありません。
実際の値のフィールドまたはターゲット値のフィールドのみにコンテンツ設計者がターゲット設定を作成している場合もあれば、実際の値のフィールドとターゲット値のフィールドの両方に作成している場合もあります。ターゲット設定がKPIに追加されていて、黒い線のボックスでフィールドが表示されている場合でも、値を変更して保存する権限がない場合があります。
ターゲット設定が含まれるKPIの操作方法の詳細は、ターゲット設定とのユーザー相互作用を参照してください。
KPIの実際の値とターゲット値を変更するには:
実際の値とターゲット値を変更するKPIが含まれるウォッチリスト、目標またはイニシアティブにナビゲートします。
変更する必要がある、黒い線のボックスで囲まれた「実際」および「ターゲット」フィールドごとに、フィールドにカーソルを置いて新しい値を入力します。
ウォッチリスト、目標またはイニシアティブを保存します。
値を変更するために必要な権限がない場合、Oracle BI EEでは、「実際」または「ターゲット」フィールドの色が白から赤に変わり、「ディメンション値を持つスライスのディメンション・スライス・セキュリティが不十分です」というエラー・メッセージが表示され、変更した値は保存されません。