3 アプリケーションの作成

この章では、新規アプリケーションの作成および保存について説明します。

内容は、次のとおりです。

• アプリケーションの作成ウィザードの起動

• デバイス・タイプの選択

• データ・ソースの選択

• アプリケーションの保存

3.1 アプリケーションの作成ウィザードの起動

次の方法のいずれかでアプリケーションの作成ウィザードを起動します。

• ホームページから、「作成」リージョンの下で、「モバイル・アプリケーション」を選択します。

• グローバル・ヘッダーで、「新規」をクリックして「モバイル・アプリケーション」を選択します。

両方の方法が図3-1に示されています。

図3-1 BI Mobileアプリケーションの作成ウィザードの起動

3.2 デバイス・タイプの選択

アプリケーションの作成ウィザードで、アプリケーションのターゲット・デバイスとして、「電話」または「タブレット」を選択します。

図3-2 デバイス・タイプの選択

Mobileアプリケーション・デザイナでは、ここで選択したデバイス・タイプ向けに最適化されたワークスペースを提供しています。

ヒント: 両方のタイプをどのデバイスでも開くことができますが、ターゲット・デバイスのアプリケーションと設計に関するユース・ケースを注意深く考慮することをお薦めします。アプリケーションが、ユーザーが特定の情報を素早く取得することを目的としている場合は、「電話」アプリケーションが適しています。ユーザーがアプリケーションとの相互作用に多くの時間を費やすことを目的としている場合は、「タブレット」を選択してください。

3.3 データ・ソースの選択

アプリケーションに使用するデータ・ソース・タイプを選択します。

図3-3 データ・ソース・タイプの選択

Mobileアプリケーション・デザイナでは、次のデータ・ソースをサポートしています。

• BIサブジェクト領域

  「BIサブジェクト領域」をクリックして、リストからサブジェクト領域を選択します。

  このステップでは、1つのBIサブジェクト領域を選択できます。データ・ソースで複数のサブジェクト領域を使用する場合は、第7.2項「データ・ソースの更新」を参照してください。

• BI Publisherデータ・モデル

  「BI Publisherデータ・モデル」をクリックして、カタログからデータ・モデルを選択します。

  BI Publisherデータ・モデルには、サンプル・データが含まれている必要があります。BI Publisherデータ・モデルの詳細は、『Oracle Fusion Middleware Oracle Business Intelligence Publisherデータ・モデリング・ガイド』を参照してください。

• Excelスプレッドシート

  「Excelファイル」をクリックして、ファイル・システムからファイルを選択し、アップロードします。Excelファイルは、.xlsとして保存される必要があります。

  Excelワークブックに複数のシートが含まれる場合は、使用するシートを選択します。Excelファイルのサポートの詳細は、『Oracle Fusion Middleware Oracle Business Intelligence Publisherデータ・モデリング・ガイド』のMicrosoft Excelファイルを使用したデータ・セットの作成に関する項を参照してください。

3.4 アプリケーションの保存

アプリケーションを保存するには、「終了」をクリックします。フォルダの場所を選択し、名前を入力して、「OK」をクリックします。

図3-4 アプリケーションの保存

アプリケーション・デザイナが開き、デフォルトのカバー・ページが表示されます。設計領域には、デバイス・タイプの選択に適したタブレットまたは電話が表示されます。アプリケーションの設計を開始するには、第4章「アプリケーションの設計」を参照してください。

図3-5 BI Mobileアプリケーション・デザイナ