このガイドでは、WebCenter Sites Contributorインタフェースのコンポーネントをカスタマイズする手順について説明します。この章では、カスタマイズ可能なコンポーネントを概説し、WebCenter Sitesで提供されているサンプル・コードの場所を示します。
この章は、次の項が含まれています。
注意: WebCenter SitesのContributorインタフェースは、開発者ではなく、コンテンツ・プロバイダによって使用されるように設計されています。そのため、次のシステム定義のアセット・タイプをContributorインタフェースで表示(検査)できますが、それらをContributorインタフェースで作成(または編集)できません。Template、CSElement、SiteEntry、DimensionSet、Dimension、Attribute Editor、Parent Definitions、AttributesおよびFlex Definitions。同様に、次のシステム定義のアセット・タイプはContributorインタフェースからアクセスできません。FW_ApplicationおよびFW_View。これらのタイプのアセットは、WebCenter SitesのAdminインタフェースでのみ作成(または編集)できます。 |
このガイドを使用する開発者は、Contributorインタフェースに関する実践的な知識を持っている必要があります。また、Java、JavaScriptおよびHTMLの使用経験があって、WebCenter Sites開発ツールに熟知している必要があります。
Contributorインタフェースの詳細は、『Oracle Fusion Middleware WebCenter Sitesユーザーズ・ガイド』および『Oracle Fusion Middleware WebCenter Sites管理者ガイド』を参照してください。
次のリストは、Contributorインタフェースでカスタマイズできるコンポーネントを要約しています。
ダッシュボード。第64章「Contributorインタフェース: ダッシュボードのカスタマイズ」を参照してください。
検索ビュー。第65章「Contributorインタフェース: 検索ビューのカスタマイズ」を参照してください。
グローバルおよびサイト固有の構成プロパティ、ツールバーおよびメニュー・バー。第66章「Contributorインタフェース: グローバル・プロパティ、ツールバーおよびメニュー・バーのカスタマイズ」を参照してください。
アセット・フォーム。第67章「Contributorインタフェース: アセット・フォームのカスタマイズ」を参照してください。
このガイドでは、インタフェースのカスタマイズを例示するためにサンプル・コードの一部が提供されています。その他のコードもWebCenter Sitesに同梱されているか、個別に提供されています。このようなコードへのパスは、このガイドの個々の章でリストされています。
Contributorインタフェース・フレームワークには、UIコントローラというコンポーネントが含まれており、アセット・フォーム関連以外のほとんどのインタフェース関連リクエストを処理します。UIコントローラは、第63章「Contributorインタフェース: フレームワークおよびUIコントローラについて」で説明されています。
ダッシュボード、検索ビュー、構成プロパティ、ツールバー、メニュー・バーなどのコンポーネントのいずれかをカスタマイズする場合は、第63章から開始して、このガイドのほとんどの箇所とカスタマイズ・プロセスで使用する、概念とコードに関する基本情報を取得することをお薦めします。
アセット・フォームをカスタマイズする場合は、アセット・フォーム・ヘッダーの変更および属性エディタの構築について、第67章「Contributorインタフェース: アセット・フォームのカスタマイズ」を参照してください。