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Oracle® Fusion Middleware WebCenter Sites開発者ガイド
11gリリース1 (11.1.1.8.0)
E49681-03
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52 Developer Tools: インストールと構成

この章では、Developer Toolsを設定する手順、Developer Toolsを最新バージョンに更新する手順、およびEclipseにWebCenter Sitesインスタンスを統合する手順について説明します。さらに、EclipseでWebCenter Sitesリソースを管理する方法の概要について説明します。この章の最後の項では、Developer Toolsをアンインストールする手順について説明します。

この章には次の項が含まれます。

52.1 前提条件

Developer Toolsを設定する前に、次の点に注意してください。

52.2 Developer Toolsの設定

  1. 開発の要件に適したEclipseパッケージをダウンロードします。WebCenter Sitesの開発には、Eclipse IDE for Java EE Developersが推奨されています。Eclipseは、次のURLからダウンロードしてください。

    http://www.eclipse.org/downloads/

  2. WebCenter Sitesの配布パッケージ内にある、csdt.zipアーカイブを解凍します。このアーカイブに含まれるフォルダは、次のとおりです。

    • csdt-client: コマンドライン・クライアント

    • csdt-eclipse: Eclipseプラグイン。このフォルダには、アーカイブされたDeveloper Toolsプラグイン(com.fatwire.EclipseCSDT_11.1.1.v8_0_rxxxxxx.zip)が含まれています。

  3. csdt-eclipseフォルダ内のDeveloper Toolsプラグイン(com.fatwire.EclipseCSDT_11.1.1.v8_0_rxxxxxx.zip)を、自分のファイル・システム上のフォルダ(${USER_HOME}など)に抽出します。

  4. Developer Toolsプラグインをインストールします。


    注意:

    Eclipseは、ローカル・ファイル・システム(またはアーカイブ)の場所とリモートの場所からプラグインをインストールします。プラグインの場所は、ソフトウェア・サイトと呼ばれています。Developer Toolsプラグインの場合、ソフトウェア・サイトは、ファイル・システム上のアーカイブされたDeveloper Toolsプラグインへのパスになります(このプラグインは、手順3で抽出しています)。


    1. Eclipseを起動します(eclipse.exeを実行します)。

    2. Eclipseのメニューで、「Help」「Install New Software」の順に選択します。

      インストール・ウィザードが開始され、「Available Software」画面が表示されます(図52-1を参照)。

      図52-1 インストール・ウィザード: 「Available Software」画面

      図52-1の説明が続きます
      「図52-1 インストール・ウィザード: 「Available Software」画面」の説明

    3. 「Available Software」画面で、「Add」をクリックします(「Work with」フィールドの右側)。

    4. 「Add Repository」ダイアログ・ボックス(図52-2を参照)で、次の各フィールドに入力してから「OK」をクリックします。

      • 「Name」フィールドに、Developer Toolsプラグインの一意の名前を入力します。

      • 「Location」フィールドで、「Archive...」をクリックして、Developer Toolsプラグイン・アーカイブ(手順3で抽出したアーカイブ)の場所(ソフトウェア・サイト)を指定します。

      図52-2 「Add Repository」ダイアログ・ボックス

      図52-2の説明が続きます
      「図52-2 「Add Repository」ダイアログ・ボックス」の説明

      インストール・ウィザードは、指定された場所(ソフトウェア・サイト)からDeveloper Toolsプラグインを選択して、「Available Software」画面にプラグインの名前をリストします。

    5. 「Available Software」画面で、「Oracle WebCenter Sites Developer Tools」を選択して(図52-3を参照)、「Next」をクリックします。

      図52-3 インストール・ウィザード: Developer Toolsプラグインがリストされた「Available Software」画面

      図52-3の説明が続きます
      「図52-3 インストール・ウィザード: Developer Toolsプラグインがリストされた「Available Software」画面」の説明

      「Install Details」画面が開きます。

    6. 「Install Details」画面(図52-4を参照)で、「Finish」をクリックします。

      図52-4 インストール・ウィザード: 「Install Details」画面

      図52-4の説明が続きます
      「図52-4 インストール・ウィザード: 「Install Details」画面」の説明

    7. インストール・プロセス中に、「Security Warning」ダイアログ・ボックスが開きます(図52-5を参照)。「OK」をクリックして、イントールを続行してください。

      図52-5 「Security Warning」ダイアログ・ボックス

      図52-5の説明が続きます
      「図52-5 「Security Warning」ダイアログ・ボックス」の説明

    8. インストールが正常に完了すると、「Software Updates」ダイアログ・ボックスが開きます(図52-6を参照)。次を実行します。

      1. ローカルのWebCenter Sitesインスタンスを開始します。

        WebCenter Sitesが稼働していることを確認するには、${base_url}/HelloCSにアクセスします。ここで、${base_url}はWebCenter SitesインスタンスのベースURLです。たとえば、ベースURLがhttp://example:8080/csの場合、http://example:8080/cs/HelloCSがWebCenter Sitesインスタンスの検証URLとなります。

      2. Eclipseを再起動するために、「Software Updates」ダイアログ・ボックスの「Yes」をクリックします。

        Eclipseを再起動すると、プラグイン・キャッシュがリフレッシュされ、EclipseでDeveloper Toolsプラグインが使用できるようになります。

      図52-6 「Software Updates」ダイアログ・ボックス

      図52-6の説明が続きます
      「図52-6 「Software Updates」ダイアログ・ボックス」の説明

    9. Eclipseの再起動後に、Developer Toolsプラグインが正常にインストールされていることを検証します。Eclipseのメニューで、「Help」「About Eclipse」の順に選択します。

      「About Eclipse」ダイアログ・ボックスが開き、インストール済プラグインのリストに「Developer Tools」アイコンが表示されます。図52-7を参照してください。

      図52-7 「About Eclipse」ダイアログ・ボックス

      図52-7の説明が続きます
      「図52-7 「About Eclipse」ダイアログ・ボックス」の説明

  5. Eclipse IDEの右上にある「Open Perspective」アイコンをクリックして、「Oracle WebCenter Sites」パースペクティブを開きます。「Open Perspective」ダイアログで、「Oracle WebCenter Sites」を選択して(図52-8を参照)、「OK」をクリックします。

    図52-8 「Open Perspective」: 「Oracle WebCenter Sites」

    図52-8の説明が続きます
    「図52-8 「Open Perspective」: 「Oracle WebCenter Sites」」の説明

  6. Eclipse IDEにWebCenter Sitesを統合します。

    • 初めてDeveloper Toolsを設定する場合は、構成フォームが自動的に表示されます。

    • すでにWebCenter Sitesインスタンスに接続しているときに、別のインスタンスに接続するには、WebCenter Sitesツールバーに移動して、「Select Configuration」ウィザードをクリックして構成フォームを開きます。

    構成フォーム(図52-9を参照)で、接続先にするWebCenter Sitesインスタンスの情報を、次の各フィールドに入力します。

    図52-9 構成フォーム

    図52-9の説明が続きます
    「図52-9 構成フォーム」の説明

    1. 「Instance」フィールドでは、ローカル・ホストとリモート・ホストのどちらに接続するかに応じて、次のいずれかの操作を実行します。


      注意:

      リモート接続では、同一のリモート・ホスト上で複数のプロジェクトの作成がサポートされます。ローカル接続では、同時にサポートされるプロジェクトは1つのみになります。


      • ローカル・ホストに接続する場合は、「Browse」をクリックして、WebCenter Sitesインスタンスのfuturetense.iniファイルを含むディレクトリを選択します。

      • リモート・ホスト(たとえば、example:8080/cs)に接続する場合は、ホストへのパスを[host]:[port]/[path]の書式で入力します。

      「Instance」フィールドに値を入力すると、次の各フィールドには自動的に値が入力されます。これらのフィールドの値は、「Instance」フィールドでローカル・ホストとリモート・ホストのどちらを指定したかに応じて異なります。

      • Remote Connection: リモート・ホストに接続する場合、この値はtrueに設定されます。ローカル・ホストに接続する場合、この値はfalseに設定されます。

      • Host IP Address: 接続するホストのIPアドレスを指定します。

      • Port: 接続するホストのポート番号を指定します。

      • Web Context Path: ホストへのコンテキスト・パスを指定します。

      • Workspace: Developer Toolsワークスペース(Eclipseプロジェクト)の場所を指定します。

      • Sites Context Root: ローカル・ホストに接続する場合、このフィールドには、WebCenter Sites Webアプリケーションのパスが含まれます。リモート・ホストに接続する場合、このフィールドは空欄になります。

    2. 「Project name」フィールドに、作業するプロジェクトの名前を入力します。

    3. 「Username」フィールドに、一般管理者のユーザー名を入力します。このユーザーは、RestAdminグループのメンバーである必要があります。

    4. 「Password」フィールドに、手順cで入力したユーザー名のパスワードを入力します。

    5. 「OK」をクリックします。

      「Oracle WebCenter Sites」パースペクティブが開きます。WebCenter Sitesが統合されたEclipseに初めてアクセスすると、「Oracle WebCenter Sites」パースペクティブは図52-10のように表示されます。

      図52-10 「Oracle WebCenter Sites」パースペクティブ

      図52-10の説明が続きます
      「図52-10 「Oracle WebCenter Sites」パースペクティブ」の説明

    Oracleパースペクティブが、図52-10に示すようにレンダリングされた場合は、Developer Toolsの設定に成功しています。


    注意:

    EclipseビューとDeveloper Toolsビューを格納しているパネルは、相互に交換できます。別のパネルにビューを移動するには、ビューのタブをクリックして、そのタブを目的のパネルにドラッグします。


  7. (オプション) Oracle Fusion Middleware WebCenter Sitesタグ・リファレンスOracle Fusion Middleware WebCenter Sites Java APIリファレンスを、Eclipseに関連付けます。

    ローカル・ホストの場合:

    1. TagReference.zipjavadoc.zipをダウンロードします。

    2. サーバーのコンテキスト・パスの下に、developerdocsという名前のフォルダを作成します。たとえば、サーバーがmyhost:8080/csにある場合、このdeveloperdocsフォルダへのパスはmyhost:8080/cs/developerdocsにする必要があります。

    3. developerdocsフォルダ内に、TagReference.zipjavadoc.zipを抽出します。

    4. Eclipseで、「Sites Developer Reference」ビューを開きます。「Tag Reference」タブと「Javadoc」タブの両方で、「Home」をクリックします。それぞれのタブに、Oracle Fusion Middleware WebCenter Sitesタグ・リファレンスOracle Fusion Middleware WebCenter Sites Java APIリファレンスが表示されます。

    リモート・ホストの場合:

    1. TagReference.zipjavadoc.zipをダウンロードします。

    2. サーバーのコンテキスト・パスの下に、developerdocsという名前のフォルダを作成します。たとえば、サーバーがexample:8080/csにある場合、このdeveloperdocsフォルダへのパスは、example:8080/cs/developerdocsにする必要があります。

    3. developerdocsフォルダ内に、TagReference.zipjavadoc.zipを抽出します。これで、このサーバーに接続するすべてのユーザーが、「Tag Reference」と「Javadoc」にアクセスできます。

    4. Eclipseで、「Sites Developer Reference」ビューを開きます。「Tag Reference」タブと「Javadoc」タブの両方で、「Home」をクリックします。それぞれのタブに、Oracle Fusion Middleware WebCenter Sitesタグ・リファレンスOracle Fusion Middleware WebCenter Sites Java APIリファレンスが表示されます。

  8. (リモート・ホストの場合)コード補完を有効にして、WEB-INFディレクトリを、リモート・コンピュータから自分のEclipseプロジェクトにコピーします。これにより、Eclipseでのタグ補完と、構文の適切な強調表示が可能になります。詳細は、第54.2項「タグおよびJava APIの補完」を参照してください。


    注意:

    ローカル・インスタンスの場合、コード補完は自動的に有効化されます。


  9. WebCenter Sitesシステムをアップグレードしていて、このリリースより前に作成したリソース(既存のリソース)に対してDeveloper Toolsを使用する場合は、第56.4.3項「既存のリソースとDeveloper Toolsの併用」を参照してください。

  10. 「Oracle WebCenter Sites」パースペクティブでWebCenter Sitesリソースの管理をすぐに開始するには、次の項に進んでください。第52.4項「EclipseでのWebCenter Sitesリソースの管理」の手順4から開始してください。

52.3 Developer Toolsの更新

WebCenter Sitesインストールをアップグレードしたときには、この項の手順を実行して、Developer Toolsプラグインを更新してください。

Developer Toolsプラグインを更新する手順は次のとおりです。

  1. 最新のDeveloper Toolsプラグイン・アーカイブを、ローカル・ファイル・システム上のフォルダに抽出します。

    図52-11は、最新のDeveloper Toolsプラグイン・アーカイブ(com.fatwire.EclipseCSDT_11.1.1.v8_0_r157409.zip)を、現在インストールされているDeveloper Toolsプラグイン・アーカイブ(com.fatwire.EclipseCSDT_11.1.1.v8_0_r157385.zip)と同じフォルダに抽出した例を示しています。


    注意:

    Developer Toolsが最新バージョンであるかどうかを確認するには、アーカイブの名前に追加されているバージョン番号(rxxxxxx)を調べてください。


    図52-11 ファイル・システム上の最新のプラグイン

    図52-11の説明が続きます
    「図52-11 ファイル・システム上の最新のプラグイン」の説明

  2. Eclipseを起動します(eclipse.exeを実行します)。

  3. Developer Toolsプラグインの場所(ソフトウェア・サイト)を更新します。

    1. Eclipseのメニューで、「Window」「Preferences」の順に選択します。

      「Preferences」ウィンドウが開きます。

    2. 「Preferences」ウィンドウで、「Install/Update」「Available Software Sites」の順に選択します。「Available Software Sites」リストで、Developer Toolsエントリ(図52-12WSDTエントリ)を選択して、「Edit」をクリックします。

      図52-12 「Preferences」ウィンドウ: Developer Tools (WSDT)エントリの編集

      図52-12の説明が続きます
      「図52-12 「Preferences」ウィンドウ: Developer Tools (WSDT)エントリの編集」の説明

      「Add Repository」ダイアログ・ボックスが開きます。

    3. 「Location」フィールドで、「Archive...」をクリックして、最新プラグイン(手順1で抽出したプラグイン)の場所を指定し、「OK」をクリックします(図52-13を参照)。

      図52-13 「Add Repository」ダイアログ・ボックス

      図52-13の説明が続きます
      「図52-13 「Add Repository」ダイアログ・ボックス」の説明

      「Add Repository」ウィンドウが閉じられ、「Preferences」ウィンドウの「Available Software Sites」リストには、更新されたDeveloper Toolsエントリへのパスが表示されます。

    4. 「Preferences」ウィンドウで、「OK」をクリックします。

  4. 既存のプラグインに対する更新を確認します。

    1. Eclipseのメニューで、「Help」「Check for Updates」の順に選択します。

      「Available Updates」ウィンドウが開きます。図52-14を参照してください。

      図52-14 「Available Updates」ウィンドウ

      図52-14の説明が続きます
      「図52-14 「Available Updates」ウィンドウ」の説明

    2. 「Oracle WebCenter Sites Developer Tools」を選択して、「Next」をクリックします。

      「Update Details」ウィンドウが開きます。図52-15を参照してください。

      図52-15 「Update Details」ウィンドウ

      図52-15の説明が続きます
      「図52-15 「Update Details」ウィンドウ」の説明

    3. 「Finish」をクリックして、更新を続行します。

    4. 更新プロセス中に、「Security Warning」ダイアログ・ボックスが開きます(図52-16を参照)。「OK」をクリックして、更新を続行してください。

      図52-16 更新プロセス中に表示される「Security Warning」ダイアログ・ボックス

      図52-16の説明が続きます
      「図52-16 更新プロセス中に表示される「Security Warning」ダイアログ・ボックス」の説明

    5. 更新が正常に完了すると、「Software Updates」ダイアログ・ボックスが開きます。次を実行します。

      1. ローカルのWebCenter Sitesインスタンスを開始します。

      2. Eclipseを再起動するために、「Software Updates」ダイアログ・ボックスの「Yes」をクリックします。

    6. Eclipseが再起動されたら、Developer Toolsプラグインが最新バージョンに正常に更新されていることを検証します。

      1. Eclipseのメニューで、「Help」「About Eclipse」の順に選択します。

        「About Eclipse」ダイアログ・ボックスが開き、インストール済プラグインのリストに「Developer Tools」アイコンが表示されます。図52-17を参照してください。

        図52-17 「About Eclipse」ダイアログ・ボックス

        図52-17の説明が続きます
        「図52-17 「About Eclipse」ダイアログ・ボックス」の説明

      2. 「About Eclipse」ダイアログ・ボックスで、「Developer Tools」アイコンをクリックします。

        「About Eclipse Features」ウィンドウが開き、Developer Toolsプラグインのバージョン詳細が表示されます。図52-18を参照してください。

        図52-18 「About Eclipse Features」ウィンドウ

        図52-18の説明が続きます
        「図52-18 「About Eclipse Features」ウィンドウ」の説明

52.4 EclipseでのWebCenter Sitesリソースの管理

この項では、次に示すコード・ベースのWebCenter Sitesリソースについて、作成や編集などの管理手順を簡単に示して、Eclipseの「Oracle WebCenter Sites」パースペクティブの全体像を説明します。

EclipseでWebCenter Sitesリソースを管理する手順は次のとおりです。

  1. ローカルのWebCenter Sitesを開始します。

  2. Eclipseを起動します。

  3. 「Oracle WebCenter Sites」パースペクティブを開きます。

    Eclipseメニュー・バーで、「Window」「Open Perspective」「Other」「Oracle WebCenter Sites」の順に選択します。

  4. リソースを作成するには、次の手順を実行します。

    • SiteEntryアセットを作成するには、「New Site Entry」(SE)アイコンをクリックして、フォームに入力します。

    • CSElementアセットを作成するには、「New CSElement」(C)アイコンをクリックして、フォームに入力します。

    • テンプレート・アセットを作成するには、「New Template」(T)アイコンをクリックして、フォームに入力します。

    • ElementCatalogエントリを作成するには、「New ElementCatalog Entry」(EC)アイコンをクリックして、フォームに入力します。

    • SiteCatalogエントリを作成するには、「New SiteCatalog Entry」(SC)アイコンをクリックして、フォームに入力します。

    フィールド定義については、第23章「テンプレート・アセット、CSElementアセットおよびSiteEntryアセットの作成」を参照してください。

  5. 作成、編集、削除または他のサイトと共有するリソースを管理するには、「Sites Workshops Elements」ビューを使用します。リソースを右クリックし、目的のオプションを選択します。使用可能なオプションの詳細は、第53.4.1項「Sites Work」を参照してください。

  6. Developer Toolsのビューをパネルに表示するには、次の手順を実行します。

    1. 「Window」「Show View」「Other」の順に選択します。

    2. 「Show View」ダイアログ・ボックスで、目的のビュー(Oracle WebCenter Sitesフォルダ内にあるビュー)を選択します。

      • 「Sites UI」には、組込みのWebCenter Sites AdminインタフェースとContributorインタフェースが表示されます。

      • 「Sites Log」には、WebCenter Sitesのログ・ファイルが表示されます。

      • 「Sites Developer Reference」には、Oracle Fusion Middleware WebCenter Sitesタグ・リファレンスOracle Fusion Middleware WebCenter Sites Java APIリファレンスが表示されます(ただし、タグ・リファレンスJavadocを、現在のWebCenter Sitesインスタンスに関連付けている場合にかぎります)。手順については、第52.2項「Developer Toolsの設定」の手順7を参照してください。

      • 「Sites Workspace Elements」では、コード関連のリソースにアクセスできます。このビューでは、ツリーにリソースが表示され、各リソースはサイト・アフィリエーションに従ってグループ化されます。

      • 「Sites Logging Configuration」には、動的に更新されるlog4jの構成のビューが表示されます。このビューでは、各WebCenter Sitesログ出力のログ・レベルを設定できます。

      • 「Sites Preview Browser」には、組込みのプレビュー・ブラウザが表示されます。

    Developer Toolsのビューの詳細は、第53.4項「Developer Toolsのビュー」を参照してください。

  7. WebCenter Sitesのリソースを同期するには、Synchronize Dataアイコンを選択します。同期ツールを使用すると、WebCenter SitesからDeveloper Toolsワークスペースにデータをエクスポートしたり、Developer ToolsワークスペースからWebCenter Sitesにデータをインポートできます。

    • 同期ツールの使用方法の概要は、第53.5項「データ同期(エクスポート/インポート)ツール」を参照してください。

    • リソースの同期の詳細は、第56章「Developer Tools: 同期とデータ交換」を参照してください。

52.5 WebCenter Sites Developer Toolsのアンインストール

この項では、Developer Toolsをアンインストールする手順について説明します。

Developer Toolsをアンインストールする手順は次のとおりです。

  1. 「Oracle WebCenter Sites」パースペクティブを閉じます(「Oracle WebCenter Sites」パースペクティブに関連付けられたすべてのビューも同時に閉じます)。

  2. Eclipseのメニューで、「Window」「Preferences」の順に選択します。

    「Preferences」ウィンドウが開きます。

  3. 「Preferences」ウィンドウで、「Install/Update」を選択して、「Uninstall or update」リンクをクリックします(図52-19を参照)。

    図52-19 「Preferences」: 「Install/Update」画面

    図52-19の説明が続きます
    「図52-19 「Preferences」: 「Install/Update」画面」の説明

  4. 「Eclipse Installation Details」画面で、Developer Toolsプラグインを選択して、「Uninstall...」をクリックします(図52-20を参照)。

    図52-20 「Eclipse Installation Details」画面

    図52-20の説明が続きます
    「図52-20 「Eclipse Installation Details」画面」の説明

  5. 「Uninstall Details」画面(図52-21を参照)で、「Finish」をクリックして、Developer Toolsプラグインのアンインストール・プロセスを続行します。

    図52-21 「Uninstall Details」画面

    図52-21の説明が続きます
    「図52-21 「Uninstall Details」画面」の説明

  6. 更新が正常に完了すると、「Software Updates」ダイアログ・ボックスが開きます(図52-22を参照)。「Yes」をクリックして、Eclipseを再起動します。

    図52-22 「Software Updates」ダイアログ・ボックス

    図52-22の説明が続きます
    「図52-22 「Software Updates」ダイアログ・ボックス」の説明

    Eclipseを再起動すると、プラグイン・キャッシュがリフレッシュされ、EclipseからDeveloper Toolsプラグインが完全に削除されます。