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Oracle® Fusion Middleware Oracle WebCenter Portalでのポータルの構築
11gリリース1 (11.1.1.8.3)
E50013-03
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41 ポータルへのアクティビティの追加

この章では、アクティビティ・ストリームと最近のアクティビティをポータルに追加する方法について説明します。アクティビティは、ユーザーのコネクションが実行したアクション、ポータル内で実行されたアクションおよびビジネス・アクティビティのストリーミング・ビューを提供します。たとえば、アクティビティ・ストリームは、ユーザーがフィードバックを投稿したとき、ドキュメントをアップロードしたとき、およびディスカッション・フォーラムを作成したときに、それをピックアップして表示します。さらに、「パブリッシャ」タスク・フローを通して入力されたメッセージや添付ファイルもストリームします。最近のアクティビティは、アプリケーション・ページ、ドキュメント、ディスカッション・フォーラム、リストなどに対してユーザーが行った変更を追跡します。

この章の内容は、次のとおりです。


権限:

この章のタスクを実行するには、ポータル・モデレータであるか、ポータル・レベルの権限であるBasic Services: Edit Page Access and Structure (標準権限)またはPages: Edit Pages (アドバンスト権限)を持つポータル・メンバーである必要があります。

権限の詳細は、第29.1項「ポータルのロールと権限について」を参照してください。


41.1 アクティビティ・ストリームと最近のアクティビティの比較

アクティビティ・ストリームと最近のアクティビティは両方ともWebCenter Portalのアクティビティを追跡して報告するため、ユーザーは、そこで起きていることを容易に把握できるようになります。ただし、これらには2つの主要な違いがあります。まず1つ目に、アクティビティ・ストリームはより広範囲のアクティビティを追跡します。たとえば、最近のアクティビティは、ドキュメント(Wikiやブログなど)、お知らせ、ディスカッションおよびページのアクティビティを追跡します。アクティビティ・ストリームは、これらのアクティビティに加えてピープル・コネクションを追跡します。2つ目に、最近のアクティビティは、誰がアクションを実行するかにかかわらずアクティビティをレポートします。アクティビティ・ストリームは、ユーザーのコネクションが実行したアクティビティをレポートします。さらに3つ目の小さな違いとして、アクティビティ・ストリームにはアクティビティを実行したユーザーに関する情報が含まれますが、最近のアクティビティには含まれません。

41.2 アクティビティ・ストリームについて

WebCenter Portalでは、アクティビティ・ストリームは、ユーザーのコネクションのアクティビティ、ポータル内で実行されたアクションおよびビジネス・アクティビティのストリーミング・ビューを提供します。たとえば、アクティビティ・ストリームは、ユーザーがフィードバックを投稿したとき、ドキュメントをアップロードしたとき、およびディスカッション・フォーラムを作成したときに、それをピックアップして表示します。さらに、パブリッシャを通して入力されたメッセージや添付ファイルもストリームします。


関連項目:

パブリッシャの詳細は、第41.10項「パブリッシャについて」を参照してください。


アクティビティ・ストリームのプリファレンスを使用して、ユーザーはコネクションとポータルのアクティビティを表示するように選択できます。(システム管理者によって、ユーザーがアプリケーション・レベルの設定をオーバーライドできないように設定されている可能性があります。)

アクティビティ・ストリームは、メッセージのストリーミングに加えて、「パブリッシャ」タスク・フローを通して追加された添付ファイルとWebリンクへのアクセスを提供します。サポートされているMIMEタイプは、アクティビティ・ストリームで完全にプレビューできます。サポートされていないMIMEタイプはリンクとしてレンダリングされ、このリンクを使用してファイルにアクセスできます。

アクティビティ・ストリームでは、ネイティブWeb形式またはOracle WebCenter Contentスライド・レンディションを通して、ファイルのプレビューが提供されます。使用されるプレビューアは、プレビュー対象のファイルのMIMEタイプによって決まります。

ネイティブWeb形式を使用するMIMEタイプには、次があげられます。

Oracle WebCenter Contentスライド・レンディションを使用するMIMEタイプには、次があげられます。


注意:

MIMEタイプがpdfで、webContextRootがOracle WebCenter Content接続で指定されており、Oracle HTTP Serverを通してアプリケーションにアクセスする場合は、アクティビティ・ストリームでPDFファイルのプレビューを利用できます。


プレビューされるのは、前述にリストされているMIMEタイプのみです。他のMIMEタイプはリンクとして表示されます。docxおよびxlsxのMIMEタイプは、アクティビティ・ストリームでプレビューされません。また、「アクティビティ・ストリーム」タスク・フロー・インスタンスに関連付けられたパラメータを、ファイルのプレビューを提供しないように設定できます(詳細は、第41.4.2項「「アクティビティ・ストリーム」タスク・フローのパラメータ」を参照してください)。

ユーザーはストリームされた各アイテムで使用できる「共有」機能を使用して、ストリームされたアクティビティとその添付ファイルを共有できます。


関連項目:

「パブリッシャ」タスク・フローの使用方法の詳細は、『Oracle Fusion Middleware Oracle WebCenter Portalの使用』の「WebCenter Portal内のアイテムのお気に入り登録、コメントおよび共有」の章を参照してください。


表41-1に、アクティビティ・ストリームを通して報告されるアクティビティのタイプをリストして説明します。


注意:

削除したアクティビティ自体は、アクティビティ・ストリームに表示されなくなります。ただし、オブジェクトへの参照(例: Joe Smith created the document file.xml)は、そのオブジェクトを削除したときにストリームから削除されます。


表41-1 アクティビティ・ストリームで追跡されるアクティビティ

ツール/サービス 追跡されるアクティビティ 有効範囲 アクティビティの共有または非公開

お知らせ

  • お知らせの作成

  • お知らせの編集

  • ポータル


他のポータル・メンバーと共有されます。

ブログ

  • ブログの作成

  • ブログの更新

  • ポータル

  • ホーム・ポータル


  • ポータルのブログに対するアクティビティは、他のポータル・メンバーと共有されます。

  • ホーム・ポータルのブログに対するアクティビティは、ブロガーのコネクションと共有されます。

コネクション

  • コネクションへの招待

  • コネクションの招待の承認

  • ホーム・ポータル


招待者および被招待者のコネクションと共有されます。

ディスカッション

  • フォーラムの作成

  • トピックの作成

  • トピックへの返信

  • ポータル


他のポータル・メンバーと共有されます。

ドキュメント

  • ドキュメントの作成

  • ドキュメントの編集

  • タグの追加

  • タグの削除

  • ポータル

  • ホーム・ポータル


  • ポータルのドキュメントに対するアクティビティは、他のポータル・メンバーと共有されます。

  • ホーム・ポータルのドキュメントに対するアクティビティは、ユーザー以外には非公開です。

フィードバック

  • フィードバックを残す

  • フィードバックの受信

  • ホーム・ポータル


このようなアクティビティの表示を許可されたユーザーと共有されます。

リスト

  • リストの作成

  • ポータル


他のポータル・メンバーと共有されます。

メッセージ・ボード

  • メッセージを残す

  • メッセージの受信

  • ホーム・ポータル


このようなアクティビティの表示を許可されたユーザーと共有されます。

ページ

  • ページの作成

  • ページの編集

  • タグの追加

  • タグの削除

  • ポータル

  • ホーム・ポータル


  • ポータルのページに対するアクティビティは、他のポータル・メンバーと共有されます。

  • ホーム・ポータルのページに対するアクティビティは、ユーザー以外には非公開です。

プロファイル

  • 写真の更新

  • プロファイルの更新

  • 個人ステータスの更新

  • ホーム・ポータル


このようなアクティビティの表示を許可されたユーザーと共有されます。

ポータル・イベント

  • イベントの作成

  • イベントの編集

  • ポータル


他のポータル・メンバーと共有されます。

ポータル管理

  • ポータルの作成

  • ポータル・メンバーシップの変更

  • ポータルへの参加

  • コメントの投稿

  • アイテムのお気に入り登録

  • ポータル構成の更新

  • ポータル・ツールまたはサービスの有効化

  • ポータル・ツールまたはサービスの無効化

  • カスタム・ポータル属性の変更

  • ポータル・ロール権限の変更

  • ポータル・ロール割当ての変更

  • ポータル


他のポータル・メンバーと共有されます。

タグ付け

  • タグの追加

  • タグの削除

  • ポータル

  • ホーム・ポータル


  • ポータル内のアクティビティは、すべてのポータル・メンバーと共有されます。

  • ホーム・ポータル内のアクティビティは、このようなアクティビティの表示を許可されたユーザーと共有されます。


ユーザーは、アクティビティ・ストリームのプリファレンスを使用して、自分のアクティビティ・ストリームを表示できるユーザーと、表示するアクティビティのタイプを指定できます。「アクティビティ・ストリーム」タスク・フローに関連するプリファレンスの詳細は、『Oracle Fusion Middleware Oracle WebCenter Portalの使用』のアクティビティ・ストリームのプリファレンスの設定に関する項を参照してください。

ページ・エディタでは、「アクティビティ・ストリーム」タスク・フローのプロパティを使用して、全ユーザーのタスク・フロー・インスタンス・ビューの各種コントロールを非表示にしたり表示したりできます。また、オブジェクトのタイプを制限したり、追跡する特定のポータルを制限したりすることもできます。「アクティビティ・ストリーム」タスク・フローのプロパティの詳細は、第41.4項「「アクティビティ・ストリーム」タスク・フローのプロパティの設定」を参照してください。

WebCenter Portalでは、次の「アクティビティ・ストリーム」タスク・フローが提供されます。

構成設定の階層によって、自分の「アクティビティ・ストリーム」ビューで何ができるかが制御されます。システム管理者は、「管理」ページでアプリケーション全体の値を設定します。自分の個人用の値は、ピープル・コネクションのプリファレンスを通して設定できます。さらに、所定のタスク・フロー・インスタンスの値は、ページ・エディタとページ・ビュー・モードのどちらでも設定できます。ページ・エディタで設定した場合はタスク・フロー・インスタンスの全ユーザーのビューが影響を受け(アプリケーションのカスタマイズ)、ページ・ビュー・モードで設定した場合は自分のタスク・フロー・ビューのみが影響を受けます(ユーザーのカスタマイズ)。


ヒント:

プリファレンスを通して設定を調整した場合に、期待どおりにタスク・フローの動作が影響を受けていないように見えるときは、タスク・フロー自体の設定によってプリファレンスの設定がオーバーライドされている可能性があります。


「アクティビティ・ストリーム」タスク・フローは、所定のタスク・フロー・インスタンスの構成設定にアクセスするための「オプション」リンクを提供します(図41-3)。

図41-3 「アクティビティ・ストリーム」オプションの「オプション」リンク

図41-3の説明が続きます
「図41-3 「アクティビティ・ストリーム」オプションの「オプション」リンク」の説明

「アクティビティ・ストリーム - クイック・ビュー」では、鉛筆アイコン(「ソース、フィルタおよび表示オプションの変更」)を通してその構成設定にアクセスできます(図41-4)。

図41-4 鉛筆アイコンと表示される「構成」ダイアログ

図41-4の説明が続きます
「図41-4 鉛筆アイコンと表示される「構成」ダイアログ」の説明

ユーザーは、これらのコントロールを使用し、アクティビティ・ストリームのプリファレンスを通してすべての「アクティビティ・ストリーム」タスク・フロー・ビューに提供される同様の設定によって、個々のタスク・フロー・インスタンスを調整します。

アクティビティ・ストリームでオブジェクトをクリックすると、オブジェクトが開きます。たとえば、アクティビティ・ストリームで新しく作成されたドキュメントの名前をクリックすると、そのドキュメントが開きます。アクティビティ・ストリームでユーザー名をクリックすると、ユーザー・プロファイル・ポップアップが開きます。ファイルやURLのような添付物をクリックすると、その添付物に移動します。


関連項目:

「パブリッシャ」タスク・フローからアクティビティ・ストリームにストリームされるメッセージにオブジェクトを添付できます。詳細は、『Oracle Fusion Middleware Oracle WebCenter Portalの使用』の「WebCenter Portal内のアイテムのお気に入り登録、コメントおよび共有」の章を参照してください。


システム管理者は、ストリームされたアクティビティをアーカイブして、個々のユーザーのストレージに対する負荷を軽減し、過去のアクティビティの記録を維持できます。詳細は、『Oracle Fusion Middleware WebLogic Scripting Toolコマンド・リファレンス』のアクティビティ・ストリームに関する項を参照してください。

41.3 ページへの「アクティビティ・ストリーム」タスク・フローの追加

ページに「アクティビティ・ストリーム」タスク・フローを追加する手順は、第14.2項「ページへのコンポーネントの追加」を参照してください。

41.4 「アクティビティ・ストリーム」タスク・フローのプロパティの設定

「アクティビティ・ストリーム」タスク・フローには、関連付けられているプロパティがあります。このプロパティには、十分な権限を持つユーザーがコンポーザの「コンポーネント・プロパティ」ダイアログからアクセスできます(図41-5)。


ヒント:

「コンポーネント・プロパティ」ダイアログへのアクセスの詳細は、第14.3項「コンポーネントの変更」を参照してください。


図41-5 「アクティビティ・ストリーム」タスク・フローの「コンポーネント・プロパティ」

図41-5の説明が続きます
「図41-5 「アクティビティ・ストリーム」タスク・フローの「コンポーネント・プロパティ」」の説明

次の各項では、「アクティビティ・ストリーム」タスク・フローに関連付けられたプロパティと、「パラメータ」タブで使用できるプロパティについて説明します。

41.4.1 「アクティビティ・ストリーム」タスク・フローのプロパティについて

「アクティビティ・ストリーム」タスク・フローにプロパティの値を設定した場合、その値が設定されたタスク・フロー・インスタンスのみが影響を受けます。同じタスク・フローの他のインスタンスは、この変更による影響を受けません。

デフォルトのタスク・フロー・コンテンツは、「コンポーネント・プロパティ」ダイアログの「パラメータ」タブ上のプロパティによって影響を受けます。このタブのパラメータの詳細は、第41.4.2項「「アクティビティ・ストリーム」タスク・フローのパラメータ」を参照してください。一部のタスク・フローでは、このタブのパラメータにより、ページ・パラメータやページ定義変数へのタスク・フローの結付けが容易になります。詳細は、第19章「ページ、タスク・フロー、ポートレットおよびADFコンポーネントの結付け」を参照してください。

「表示オプション」タブ、「スタイル」タブおよび「コンテンツ・スタイル」タブのプロパティを変更すると、タスク・フローの外観と動作に影響します。これらのプロパティは、すべてのタスク・フローに共通しています。詳細は、第14.3.4項「コンポーネントの表示オプションの使用」および第14.3.6項「スタイル・プロパティおよびコンテンツ・スタイル・プロパティの使用」を参照してください。

「イベント」タブのコンテンツは、タスク・フローでサポートされるイベントによって異なります。詳細は、第14.3.7項「コンポーネントのコンテキスト・イベントの使用」を参照してください。

「パラメータ」タブと「表示オプション」タブのすべてのプロパティから式言語(EL)エディタにアクセスできます。ELエディタを使用すると、定数値のかわりに変数値を選択または指定できます。プロパティの横にある式エディタのアイコンアイコンをクリックし、「式ビルダー」を選択してエディタを開きます。EL式に関してサポートが必要な場合、アプリケーション開発者がEL式を提供できます。詳細は、『Oracle Fusion Middleware Oracle WebCenter PortalおよびOracle JDeveloperでのポータルの開発』の式言語式に関する付録を参照してください。


注意:

「コンポーネント・プロパティ」ダイアログの「表示オプション」タブで汎用の表示オプションについてELを入力すると、入力内容が自動的に検証されます。EL構文が無効な場合、エラーが表示され、値は適用も保存もされません。汎用の表示オプションとは、表14-1「表示オプション・プロパティ」に掲載されているオプションです。

汎用以外の表示オプションには、ELの検証は行われません。


41.4.2 「アクティビティ・ストリーム」タスク・フローのパラメータ

表41-2に、「アクティビティ・ストリーム」タスク・フローに固有のパラメータを示します。

表41-2 「アクティビティ・ストリーム」タスク・フローのパラメータ

パラメータ 説明

Advanced Query

ストリームされるアイテムをフィルタするためのカスタムの問合せを指定するフィールド。

詳細は、第41.4.3項「拡張問合せを使用したアクティビティ・ストリーム・アイテムのフィルタ」を参照してください。

このパラメータは「アクティビティ・ストリーム」タスク・フローと関連付けられています。

Enable Context Info

ユーザーが「コンテキスト情報」アイコンをクリックしたときにコンテキスト情報を表示するかどうかを指定するチェック・ボックス。

wcsug_as_contextinfo.gifの説明が続きます
wcsug_as_contextinfo.gifの説明

たとえば、「コンテキスト情報」アイコン(赤みのあるドット)のあるアクティビティ・ストリームにアイテムJohn created the purchase order General Suppliesが表示された場合、ストリームされたアイテムを表示したユーザーはアイコンをクリックして、どのようにイベントが構成されているかに応じて、ポップアップに注文書を表示するか、注文書に移動できます。

このパラメータは、主にWebCenter Portal Frameworkアプリケーションとともに使用されます。他の方法(ユーザー名の「プロファイル」ポップアップなど)で処理されないかぎり、リソースは「リソース・ビューア」システム・ページ内にレンダリングされます。

  • チェック・ボックスを選択すると、コンテキスト情報が有効になります(#{true})。

  • チェック・ボックスを選択解除すると、コンテキスト情報は表示されません(#{false})。

このパラメータは「アクティビティ・ストリーム」タスク・フローと関連付けられています。

Hide Comments

「コメント」リンクをタスク・フロー・インスタンスで表示するかどうかを指定するチェック・ボックス。

  • チェック・ボックスを選択すると、「コメント」リンクが表示されます(#{true})。

  • チェック・ボックスを選択解除すると、「コメント」リンクが非表示になります(#{false})。

このパラメータは「アクティビティ・ストリーム」タスク・フローと関連付けられています。

Hide Configuration Button

「アクティビティ・ストリーム」タスク・フローに「オプション」リンクを表示するかどうか、または「アクティビティ・ストリーム - クイック・ビュー」に鉛筆アイコンを表示するかどうかを指定するチェック・ボックス。

  • チェック・ボックスを選択すると、構成コントロールが表示されます(#{true})。

  • チェック・ボックスを選択解除すると、構成コントロールが非表示になります(#{false})。

このパラメータは、次のタスク・フローに関連付けられています。

  • アクティビティ・ストリーム - クイック・ビュー

  • アクティビティ・ストリーム

Hide Header

タスク・フロー・ヘッダーに表示されるコントロールを非表示にするかどうかを指定するためのチェック・ボックス。

  • チェック・ボックスを選択すると、タスク・フロー・ヘッダーは非表示になります(#{true})。「リフレッシュ」アイコンと鉛筆アイコンは非表示になります。

  • チェック・ボックスを選択解除すると、タスク・フロー・ヘッダーは表示されます(#{false})。

このパラメータは、「アクティビティ・ストリーム - クイック・ビュー」タスク・フローに関連付けられています。

Hide Inline Preview

ストリームされたファイルのプレビューを非表示にするかどうかを指定するためのチェック・ボックス。

  • チェック・ボックスを選択すると、ストリームされたファイルのプレビューは非表示になります(#{true})。ストリームされたファイルへのリンクは表示されますが、プレビューは表示されません。

  • チェック・ボックスを選択解除すると、ストリームされたファイルのプレビューが表示されます(#{false})。ストリームされたファイルへのリンクとプレビューの両方が表示されます。

アクティビティ・ストリームでのファイルのプレビューにサポートされるMIMEタイプの詳細は、第41.2項「アクティビティ・ストリームについて」を参照してください。

このパラメータは「アクティビティ・ストリーム」タスク・フローと関連付けられています。

Hide Like

ストリームされたアイテムの「お気に入り登録」リンクを非表示にするかどうかを指定するためのチェック・ボックス。

  • チェック・ボックスを選択すると、「お気に入り登録」リンクが非表示になります(#{true})。

  • チェック・ボックスを選択解除すると、「お気に入り登録」リンクが表示されます(#{false})。

このパラメータは「アクティビティ・ストリーム」タスク・フローと関連付けられています。

Hide Share

ストリームされたアイテムの「共有」メニューを非表示にするかどうかを指定するためのチェック・ボックス。

  • チェック・ボックスを選択すると、「共有」メニューが非表示になります(#{true})。

  • チェック・ボックスを選択解除すると、「共有」メニューが表示されます(#{false})。

このパラメータは「アクティビティ・ストリーム」タスク・フローと関連付けられています。

Hide Spaces Options

「アクティビティ・ストリーム」ダイアログと「アクティビティ・ストリーム - クイック・ビュー」ダイアログの「ポータル」オプションを表示するかどうかを指定します。「ポータル」オプションにより、すべてのポータルのアクティビティを表示する、メンバーであるポータルのアクティビティを表示する、ポータルのアクティビティを表示しない、またはタスク・フローが配置されているポータルのみのアクティビティを表示するのいずれかを指定できます。

  • チェック・ボックスを選択すると、「ポータル」オプションが表示されます。これがデフォルトです(#{true})。

  • チェック・ボックスを選択解除すると、「ポータル」オプションが非表示になります(#{false})。

このパラメータは、次のタスク・フローに関連付けられています。

  • アクティビティ・ストリーム

  • アクティビティ・ストリーム - クイック・ビュー

No of activities to display per page

1ページ当たりに表示するストリームされたアイテムの数を入力するためのフィールド。

このパラメータは、次のタスク・フローに関連付けられています。

  • アクティビティ・ストリーム

  • アクティビティ・ストリーム - クイック・ビュー

Pagination

ユーザーがページを移動してストリームされたアクティビティを表示するための「前」リンクと「次」リンクを表示するかどうかを指定するチェック・ボックス。

  • チェック・ボックスを選択すると、「前」リンクと「次」リンクが表示されます(#{true})。

  • チェック・ボックスを選択解除すると、それらが非表示になります(#{false})。

このパラメータは「アクティビティ・ストリーム」タスク・フローと関連付けられています。

Profile Only

ユーザー・プロファイルからのみアクティビティをストリームするかどうかを指定するためのチェック・ボックス。

  • チェック・ボックスを選択すると、現在のユーザーに関連付けられたアクティビティのみがストリームされます(#{true})。

  • チェック・ボックスを選択解除すると、現在のユーザーに関連付けられたアクティビティに加え、他のユーザーのアクティビティもストリームされます(#{false})。

このパラメータは「アクティビティ・ストリーム」タスク・フローと関連付けられています。

Profile User Id

現在のユーザーのIDを入力するためのフィールド。

この値は、デフォルトで#{securityContext.userName}が指定されます。

このパラメータは、「アクティビティ・ストリーム - クイック・ビュー」タスク・フローに関連付けられています。

Resource Id

現在のユーザーのIDを入力するためのフィールド。

この値は、デフォルトで#{securityContext.userName}が指定されます。タスク・フロー・インスタンスがポータルのコンテキストで表示された際、ユーザーがこの値を変更しないようにしてください。ホーム・ポータルでこれを使用して、指定のユーザーのアクティビティを表示できます。

このパラメータは「アクティビティ・ストリーム」タスク・フローと関連付けられています。

Service Categories

アクティビティをストリームするコンポーネントのIDを入力するフィールド。

このパラメータを使用して、ストリーム・アクティビティの表示を、指定したコンポーネントに関連付けられたアクティビティのみに制限します。カテゴリIDまたはサービスIDを入力します。

サービスIDのリストは、『Oracle Fusion Middleware Oracle WebCenter PortalおよびOracle JDeveloperでのポータルの開発』のサービスIDとツールIDの表を参照してください。

このパラメータは「アクティビティ・ストリーム」タスク・フローと関連付けられています。

Spaces

アクティビティをストリームするポータルの名前を入力するフィールド。

このパラメータを使用して、ストリーム・アクティビティの表示を、指定したポータルに関連付けられたアクティビティのみに制限します。

ポータルのGUIDまたはポータルの内部名を入力します。ポータルの内部名は、ポータルの管理設定の「一般」ページの「ポータルURL」で指定される名前になります。

特定のポータルにスコープ設定された「アクティビティ・ストリーム」タスク・フローにストリームされるアクティビティは、そのポータルの全メンバーが表示できます。この場合、ポータルのメンバーが正式に相互接続されているかどうかは関係ありません。

このパラメータは「アクティビティ・ストリーム」タスク・フローと関連付けられています。


41.4.3 拡張問合せを使用したアクティビティ・ストリーム・アイテムのフィルタ

「アクティビティ・ストリーム」タスク・フローはAdvanced Queryパラメータを提供します。このパラメータを使用すると、SQL WHERE句を使用して、ストリームされたアクティビティに対するカスタム・フィルタを作成できます。たとえば、SQLを使用して、ページに関連するアクティビティのみ表示したり、現在のユーザーや指定のユーザーからストリーミングされたアクティビティのみを表示するように、アクティビティ・ストリーム・インスタンスを設定できます。

この項では、アクティビティ・ストリームの拡張問合せ(Advanced Query)オプションの概要と、拡張問合せを入力する手順を説明します。次のサブセクションが含まれます:

41.4.3.1 アクティビティ・ストリームの拡張問合せオプションについて

Advanced Query(拡張問合せ)を使用して、ユーザー名、サービスIDおよびオブジェクトの詳細(ドキュメントの表示名など)に対するフィルタを作成できます。パラメータ値にはSQL構文を使用できます。さらに、SQL内にEL式を配置できます。

問合せは、照会の先頭に付いた別名で表現される特定のデータベース・オブジェクトに対して作成できます。表41-3に、問合せを作成できるデータベース・オブジェクトのタイプをリストして説明し、その別名接頭辞を示します。


関連項目:

多くの場合は、EL式を使用して、表41-3にリストされたサポートされるフィールドと列に必要な値を取得できます。

EL式に関してサポートが必要な場合、アプリケーション開発者がEL式を提供できます。詳細は、『Oracle Fusion Middleware Oracle WebCenter PortalおよびOracle JDeveloperでのポータルの開発』の式言語式に関する付録を参照してください。


表41-3 SQL WHERE句の作成にサポートされるデータベース・オブジェクト

データベース・オブジェクト 別名接頭辞 サポートされるフィールド/列

ACTIVITY

AE

  • SCOPE_ID—スコープのGUID(例: #{serviceCtx.scope.GUID})。

  • SERVICE_ID—追跡するコンポーネントのサービスID。

    サービスIDのリストは、『Oracle Fusion Middleware Oracle WebCenter PortalおよびOracle JDeveloperでのポータルの開発』のサービスIDとツールIDの表を参照してください。

  • ACTIVITY_TIME—アクティビティが発生する時刻。

    SQLまたはターゲット・データベースでサポートされる日時書式を使用します。また、OracleデータベースSQLコンストラクト(to_date()など)も使用できます。

  • ACTIVITY_TYPE—追跡するアクティビティのタイプ。

    有効なアクティビティ・タイプ名のリストは、表41-4を参照してください。

ACTIVITY (ACTOR)

AD

ACTOR_NAME—アクティビティを実行する人のユーザー名。

ACTIVITY (OBJECT)

OD

  • SERVICE_ID—追跡対象オブジェクトの発行元のコンポーネントのサービスID。

    サービスIDのリストは、『Oracle Fusion Middleware Oracle WebCenter PortalおよびOracle JDeveloperでのポータルの開発』のサービスIDとツールIDの表を参照してください。

  • OBJECT_ID—オブジェクトのGUID。

  • DISPLAY_NAME—オブジェクトの表示名。

  • OBJECT_TYPE—オブジェクト・タイプ。

    拡張問合せ(Advanced Query)で使用するオブジェクト・タイプ名は次のとおりです。

    • event

    • announcement

    • forum

    • topic

    • bookmark

    • list

    • page

    • blog

    • document

    • wiki


表41-4は、表41-3に示されているACTIVITYデータベース・オブジェクトで有効なアクティビティ・タイプ名のリストを示しています。

表41-4 拡張問合せのアクティビティ・タイプ名

ツール/サービス アクティビティ・タイプ名

イベント

  • createEvent

  • updateEvent

お知らせ

  • createAnnouncement

  • updateAnnouncement

ディスカッション

  • createForum

  • createTopic

  • replyTopic

タグ

  • updateBookmark

リスト

  • createList

  • editList

ページ

  • createPage

  • editPage

ドキュメント

  • create-blog

  • update-blog

  • create-document

  • create-wiki

  • update-document

  • update-wiki

ピープル・コネクション(プロファイル)

  • updateStatus

  • updateProfile

  • updatePhoto

ピープル・コネクション(メッセージ・ボード)

  • postScope

  • postself

  • post

  • sharescope

  • shareself

  • share

  • shareobjectscope

  • shareobjectself

  • shareobject

  • updatescope

  • updateself

  • update

ピープル・コネクション(コネクション)

  • connect

  • inviteForConnection

ピープル・コネクション(フィードバック)

  • post


拡張問合せパラメータとして渡されるSQL文字列は、SQL規格を使用してコンパイルされます。つまり、これはSQLコンストラクト(ANDORINなど)をサポートします。ただし、INSERTUPDATEDELETESELECTJOINコンストラクトはサポートしないことに注意してください。拡張問合せの構文には、SQL問合せのWHERE句の部分のみを含める必要があります。SELECTはサポートされていないので、WHERE句ではネストされた問合せや副問合せは使用できません。

Advanced QueryパラメータはEL式もサポートします。EL式はWHERE句に埋め込むか、WHERE句全体を生成するために使用できます。EL式に関してサポートが必要な場合、アプリケーション開発者がEL式を提供できます。詳細は、『Oracle Fusion Middleware Oracle WebCenter PortalおよびOracle JDeveloperでのポータルの開発』の式言語式に関する付録を参照してください。

問合せ内のすべてのリテラルは、バック・スラッシュ文字(\)を先頭に追加してエスケープする必要があります。そうしないと、こうした文字によって構文エラーが生成されます(例は表41-5を参照)。

拡張問合せのWHERE句は、現在のユーザー、ポータル・メンバーシップ、コネクション・リストなどに基づいてアクティビティ・ストリームによって生成された内部問合せと常にANDで結合されます。これは、アクセス権を持たないアクティビティをユーザーが表示できないようにするためです。

表41-5に、拡張問合せの例をリストします。

表41-5 アクティビティ・ストリームで使用する拡張問合せの例

使用例 問合せ構文

ドキュメント作成アクティビティのみをストリームします。

AE.SERVICE_ID = \'oracle.webcenter.doclib\'

オブジェクトまたは現在のポータルからのみアクティビティをストリームします。

OD.OBJECT_ID = \'objectA\' OR AE.SCOPE_ID = \'#{serviceCtx.scope.GUID}\'

現在のユーザーが作成したwikiに関するアクティビティのみをストリームします。

OD.OBJECT_TYPE = \'Wiki\' AND AD.ACTOR_NAME = \'#{securityContext.userName}\'

ドキュメントとディスカッションのアクティビティをストリームしますが、作成アクティビティまたは現在のユーザーの全アクティビティのみをストリームします。

(AE.SERVICE_ID IN (\'oracle.webcenter.doclib\', \'oracle.webcenter.collab.forum\') AND AE.ACTIVITY_TYPE IN (\'createDocument\', \'createTopic\')) OR AD.ACTOR_NAME = \'#{securityContext.userName}\'


41.4.3.2 「アクティビティ・ストリーム」タスク・フロー・インスタンスに対する拡張問合せの入力

「アクティビティ・ストリーム」タスク・フロー・インスタンスに対する拡張問合せを入力するには、次の手順を実行します。

  1. 構成する「アクティビティ・ストリーム」タスク・フロー・インスタンスの「コンポーネント・プロパティ」ダイアログを開きます。

  2. 「コンポーネント・プロパティ」ダイアログの「パラメータ」タブで、Advanced Queryプロパティの値を指定します。


    関連項目:

    このフィールドに指定する値のタイプと書式の詳細は、第41.4.3.1項「アクティビティ・ストリームの拡張問合せオプションについて」を参照してください。


  3. コンポーネント・プロパティの修正が終了したら、「OK」をクリックします。

  4. 変更を保存して、ページ・エディタを終了します。

この後、ストリームされたアクティビティは指定した問合せによってフィルタされます。

41.4.4 プロパティを使用した「アクティビティ・ストリーム」タスク・フロー・インスタンスの構成

この項では、プロパティ値を使用して特定のタスク・フロー・インスタンスの動作を変更する方法の例を示します。次のサブセクションが含まれます:

41.4.4.1 ユーザーによるアクティビティ・ストリームのカスタマイズの防止

デフォルトでは、「アクティビティ・ストリーム」タスク・フローはユーザー・カスタマイズ・コントロールを提供し、これによってユーザーは、所定の「アクティビティ・ストリーム」タスク・フローで、どのサービスとポータルの誰のアクションを表示するかを指定できます。「アクティビティ・ストリーム」タスク・フローでは、これは「オプション」リンクです。「アクティビティ・ストリーム - クイック・ビュー」タスク・フローでは、これは鉛筆アイコンです。

ユーザーが各自のユーザー・レベルのカスタマイズによってアプリケーション・レベルのカスタマイズをオーバーライドするのを防止するには、Hide Configuration Buttonプロパティを使用できます。

ユーザーが「アクティビティ・ストリーム」タスク・フロー・インスタンスをカスタマイズできないようにするには、次の手順を実行します。

  1. 構成する「アクティビティ・ストリーム」タスク・フロー・インスタンスの「コンポーネント・プロパティ」ダイアログを開きます。

  2. 「コンポーネント・プロパティ」ダイアログの「パラメータ」タブで、「Hide Configuration Button」を選択します。


    注意:

    「オプション」リンクまたは鉛筆アイコンを表示するには、「Hide Configuration Button」の選択を解除します。


  3. コンポーネント・プロパティの修正が終了したら、「OK」をクリックします。

  4. 変更を保存して、ページ・エディタを終了します。

41.4.4.2 ストリームされたアイテムのファイル・プレビューの非表示化

デフォルトでは、アクティビティ・ストリーム・アイテムにドキュメントやイメージなどのファイルが関連付けられているほとんどの場合は、ファイル・リンクとファイル・プレビューの両方がアイテムとともに表示されます(図41-6)。

図41-6 アクティビティ・ストリームでプレビューされたファイル

図41-6の説明が続きます
「図41-6 アクティビティ・ストリームでプレビューされたファイル」の説明

アクティビティ・ストリームでは、ネイティブWeb形式またはOracle WebCenter Contentスライド・レンディションを通して、ファイルのプレビューが提供されます。使用されるプレビューアは、プレビュー対象のファイルのMIMEタイプによって決まります。

ネイティブWeb形式を使用するMIMEタイプには、次があげられます。

  • image

  • htm

  • text

  • pdf

Oracle WebCenter Contentスライド・レンディションを使用するMIMEタイプには、次があげられます。

  • powerpoint

  • powerpnt

  • pptx

プレビューされるのは、前述にリストされているMIMEタイプのみです。他のMIMEタイプはリンクとして表示されます。

Hide Inline Previewプロパティを使用して、ファイルのプレビューを抑制し、ユーザーが必要とする場合にファイルにアクセスするためのリンクのみを表示できます。

Hide Inline Previewプロパティは、「アクティビティ・ストリーム」タスク・フローとともに表示されます。

ストリームされたアイテムのファイル・プレビューを非表示にするには、次の手順を実行します。

  1. 構成する「アクティビティ・ストリーム」タスク・フロー・インスタンスの「コンポーネント・プロパティ」ダイアログを開きます。

  2. 「コンポーネント・プロパティ」ダイアログの「パラメータ」タブで、「Hide Inline Preview」を選択します。


    注意:

    ファイルのプレビューを表示するには、「Hide Inline Preview」の選択を解除します。


  3. コンポーネント・プロパティの修正が終了したら、「OK」をクリックします。

  4. 変更を保存して、ページ・エディタを終了します。

41.4.4.3 ストリームされたアイテムへのユーザーによるコメント投稿の防止

デフォルトでは、「アクティビティ・ストリーム」タスク・フローのすべてのアイテムには、所定のアイテムにユーザーがコメントを投稿するための「コメント」リンクが表示されます(図41-7)。

図41-7 ストリームされたアイテムの「コメント」リンク

図41-7の説明が続きます
「図41-7 ストリームされたアイテムの「コメント」リンク」の説明

Hide Commentsプロパティを使用すると、「コメント」リンクの表示を抑制できます。その結果、ユーザーは、所定のタスク・フロー・インスタンスのストリームされたアイテムにコメントを投稿できなくなります。

ストリームされたアイテムにユーザーがコメントを投稿できないようにするには、次の手順を実行します。

  1. 構成する「アクティビティ・ストリーム」タスク・フロー・インスタンスの「コンポーネント・プロパティ」ダイアログを開きます。

  2. 「コンポーネント・プロパティ」ダイアログの「パラメータ」タブで、「Hide Comments」を選択します。


    注意:

    ストリームされたアイテムの「コメント」リンクを表示するには、「Hide Comments」の選択を解除します。


  3. コンポーネント・プロパティの修正が終了したら、「OK」をクリックします。

  4. 変更を保存して、ページ・エディタを終了します。

41.4.4.4 ストリームされたアイテムへのユーザーによるお気に入り登録の防止

デフォルトでは、「アクティビティ・ストリーム」タスク・フローのすべてのアイテムには、所定のアイテムへの賛同の意を表すための「お気に入り登録」リンクが表示されます(図41-8)。

図41-8 ストリームされたアイテムの「お気に入り登録」リンク

図41-8の説明が続きます
「図41-8 ストリームされたアイテムの「お気に入り登録」リンク」の説明

「お気に入り登録」リンクは、クリックすると「お気に入り登録解除」リンクに切り替わり、ユーザーはこれを使用して賛同の意を取り消すことができます。

Hide Likeプロパティを使用すると、「お気に入り登録」リンクの表示を抑制できます。その結果、ユーザーは、所定のタスク・フロー・インスタンスのストリームされたアイテムをお気に入りに登録できなくなります。

ストリームされたアイテムをユーザーがお気に入りに登録できないようにするには、次の手順を実行します。

  1. 構成する「アクティビティ・ストリーム」タスク・フロー・インスタンスの「コンポーネント・プロパティ」ダイアログを開きます。

  2. 「コンポーネント・プロパティ」ダイアログの「パラメータ」タブで、「Hide Like」を選択します。


    注意:

    ストリームされたアイテムの「お気に入り登録」リンクを表示するには、「Hide Like」の選択を解除します。


  3. コンポーネント・プロパティの修正が終了したら、「OK」をクリックします。

  4. 変更を保存して、ページ・エディタを終了します。

41.4.4.5 ストリームされたアイテムのユーザーによる共有の防止

デフォルトでは、「アクティビティ・ストリーム」タスク・フローのすべてのアイテムには、ストリームされたアイテムをユーザーが自分のコネクションと共有するための「共有」メニューが表示されます(図41-9)。

図41-9 ストリームされたアイテムの「共有」メニュー

図41-9の説明が続きます
「図41-9 ストリームされたアイテムの「共有」メニュー」の説明

Hide Shareプロパティを使用すると、「共有」メニューの表示を抑制できます。その結果、ユーザーは、所定のタスク・フロー・インスタンスのストリームされたアイテムを共有できなくなります。

ストリームされたアイテムをユーザーが共有できないようにするには、次の手順を実行します。

  1. 構成する「アクティビティ・ストリーム」タスク・フロー・インスタンスの「コンポーネント・プロパティ」ダイアログを開きます。

  2. 「コンポーネント・プロパティ」ダイアログの「パラメータ」タブで、「Hide Share」を選択します。


    注意:

    ストリームされたアイテムの「共有」リンクを表示するには、「Hide Share」の選択を解除します。


  3. コンポーネント・プロパティの修正が終了したら、「OK」をクリックします。

  4. 変更を保存して、ページ・エディタを終了します。

41.4.4.6 「アクティビティ・ストリーム」タスク・フローのホーム・ポータル・オプションの非表示

デフォルトでユーザーには、「アクティビティ・ストリーム」と「アクティビティ・ストリーム - クイック・ビュー」のオプション・ダイアログの「設定」タブに「ポータル」オプションが表示されます(図41-10)。「ポータル」オプションにより、すべてのポータルのアクティビティを表示する、メンバーであるポータルのアクティビティを表示する、ポータルのアクティビティを表示しない、またはタスク・フローが配置されているポータルのみのアクティビティを表示するのいずれかを指定できます。

図41-10 「アクティビティ・ストリーム・オプション」ダイアログの「設定」ページの「ポータル」オプション

図41-10の説明が続きます
「図41-10 「アクティビティ・ストリーム・オプション」ダイアログの「設定」ページの「ポータル」オプション」の説明

  • チェック・ボックスを選択すると、「ポータル」オプションが表示されます。これがデフォルトです(#{true})。

  • チェック・ボックスを選択解除すると、「ポータル」オプションが非表示になります(#{false})。

このパラメータは、次のタスク・フローに関連付けられています。

  • アクティビティ・ストリーム

  • アクティビティ・ストリーム - クイック・ビュー

Hide Portal Optionsプロパティを使用すると、「アクティビティ・ストリーム」タスク・フローのオプション・ダイアログで「設定」ページの「ポータル」セクションを非表示にできます。

「ポータル」オプションを非表示にするには:

  1. 構成する「アクティビティ・ストリーム」タスク・フロー・インスタンスの「コンポーネント・プロパティ」ダイアログを開きます。

  2. 「コンポーネント・プロパティ」ダイアログの「パラメータ」タブで、「Hide Portals Options」を選択します。


    注意:

    「ポータル」オプションを表示するには、「Hide Portals Options」の選択を解除します。


  3. コンポーネント・プロパティの修正が終了したら、「OK」をクリックします。

  4. 変更を保存して、ページ・エディタを終了します。

41.4.4.7 1つ以上のポータルからのアクティビティへのストリームの制限

「アクティビティ・ストリーム」タスク・フローと「アクティビティ・ストリーム - クイック・ビュー」タスク・フローの構成オプションは、ポータルからアクティビティをストリームするための全か無かのオプションを提供します(『Oracle Fusion Middleware Oracle WebCenter Portalの使用』の「ポータル・アクティビティの追跡」の章を参照)。

「アクティビティ・ストリーム」タスク・フローに関連付けられたPortalsプロパティは、アクティビティをストリームする特定のポータルを選択するためのさらなるオプションを提供します。

1つ以上のポータルのアクティビティにストリームを制限するには:

  1. 構成する「アクティビティ・ストリーム」タスク・フロー・インスタンスの「コンポーネント・プロパティ」ダイアログを開きます。

  2. 「コンポーネント・プロパティ」ダイアログの「パラメータ」タブの「Portals」フィールドで、このタスク・フロー・インスタンスのアクティビティをストリームするポータル名またはポータルGUIDのカンマ区切りリストを入力します。


    ヒント:

    ポータルの内部名を入力します。ポータルの内部IDは、ポータルの管理設定の「概要」ページで指定されています。


  3. コンポーネント・プロパティの修正が終了したら、「OK」をクリックします。

  4. 変更を保存して、ページ・エディタを終了します。

41.4.4.8 1つ以上のサービスへのストリームの制限

「アクティビティ・ストリーム」タスク・フローと「アクティビティ・ストリーム - クイック・ビュー」タスク・フローの構成オプションは、アクティビティをストリームするサービス・カテゴリを選択するための方法を提供します(『Oracle Fusion Middleware Oracle WebCenter Portalの使用』の「ポータル・アクティビティの追跡」の章を参照)。

「アクティビティ・ストリーム」タスク・フローに関連付けられているService Categoriesプロパティは、特定の選択を強制できるようにすることで、この機能を拡張します。たとえば、documentsサービス・カテゴリを指定することで、ドキュメント・ツールからストリームされたコネクションのアクティビティのみをタスク・フロー・インスタンスに表示できます。

1つ以上のサービスにストリームされるアクティビティを制限するには、次の手順を実行します。

  1. 構成する「アクティビティ・ストリーム」タスク・フロー・インスタンスの「コンポーネント・プロパティ」ダイアログを開きます。

  2. 「コンポーネント・プロパティ」ダイアログの「パラメータ」タブの「Service Categories」フィールドで、このタスク・フロー・インスタンスのアクティビティをストリームするサービスのカンマ区切りリストを入力します。


    ヒント:

    サービス・カテゴリIDまたはサービスIDを入力します。有効なサービスIDのリストは、『Oracle Fusion Middleware Oracle WebCenter PortalおよびOracle JDeveloperでのポータルの開発』のサービスIDとツールIDの表を参照してください。


  3. コンポーネント・プロパティの修正が終了したら、「OK」をクリックします。

  4. 変更を保存して、ページ・エディタを終了します。

41.4.4.9 自分のアクティビティへのストリームの制限

「アクティビティ・ストリーム」タスク・フローに関連付けられたProfile Onlyプロパティを使用して、ストリームされたアクティビティの表示をユーザー自身のアクティビティのみに制限できます。

ストリームされたアクティビティをユーザー自身のアクティビティのみに制限するには:

  1. 構成する「アクティビティ・ストリーム」タスク・フロー・インスタンスの「コンポーネント・プロパティ」ダイアログを開きます。

  2. 「コンポーネント・プロパティ」ダイアログの「パラメータ」タブで、「Profile Only」を選択します。


    注意:

    ユーザー自身のアクティビティとそのコネクションのアクティビティを表示するには、「Profile Only」の選択を解除します。


  3. コンポーネント・プロパティの修正が終了したら、「OK」をクリックします。

  4. 変更を保存して、ページ・エディタを終了します。

41.5 「アクティビティ・ストリーム」タスク・フローの使用

「プロファイル」タスク・フローの使用方法の詳細は、『Oracle Fusion Middleware Oracle WebCenter Portalの使用』の「ポータル・アクティビティの追跡」の章を参照してください。

41.6 最近のアクティビティについて

「最近のアクティビティ」タスク・フローは、アプリケーションで使用可能な一部のツールおよびサービスの追加および変更にリンクしています。

追跡される変更には、ページ、ドキュメント、ディスカッション・フォーラム、リスト、イベントへの追加または更新が含まれます(図41-11)。

図41-11 「最近のアクティビティ」タスク・フロー

図41-11の説明が続きます
「図41-11 「最近のアクティビティ」タスク・フロー」の説明

「最近のアクティビティ」リストには、指定されたツールまたはサービスについて25 (デフォルト)の最新アクティビティが表示されます。25よりも多くのアクティビティがあったときは、より最近の25個が「最近のアクティビティ」リストに表示されます。デフォルトの値はシステム管理者によって変更されることがあるため、制限値は25より多いことも少ないこともあります。

最近のアクティビティに表示される情報のレベルは、リストが配置されるコンテキストによって異なります。たとえばPortal Frameworkアプリケーションの場合、変更は、アプリケーション全体で適用可能なすべてのサービスで追跡されます。

たとえばポータル・ページの場合、「最近のアクティビティ」リストには、そのポータルでの変更が一覧表示されます。個人用ポータルでは、「最近のアクティビティ」タスク・フローでポータルが指定されている必要があります(第41.8項「「最近のアクティビティ」タスク・フロー・プロパティの設定」を参照)。「最近のアクティビティ」リストには、指定されたポータルでの変更が一覧表示されます。

「最近のアクティビティ」リストを使用すると、新規コンテンツまたは更新されたコンテンツにアクセスすることができます。「最近のアクティビティ」リストには、新規コンテンツおよび更新されたコンテンツがリンクとして表示され、クリックするだけで、そのコンテンツに直接移動することができます。

41.7 ページへの「最近のアクティビティ」タスク・フローの追加

ページに「最近のアクティビティ」タスク・フローを追加する手順は、第14.2項「ページへのコンポーネントの追加」を参照してください。

41.8 「最近のアクティビティ」タスク・フロー・プロパティの設定

「最近のアクティビティ」タスク・フローには、関連付けられているプロパティがあります。このプロパティには、十分な権限を持つユーザーがOracle WebCenter Portalのコンポーザの「コンポーネント・プロパティ」ダイアログからアクセスできます(図41-12)。


ヒント:

「コンポーネント・プロパティ」ダイアログへのアクセスの詳細は、第14.3項「コンポーネントの変更」を参照してください。


図41-12 「最近のアクティビティ」タスク・フローのコンポーネント・プロパティ

図41-12の説明が続きます
「図41-12 「最近のアクティビティ」タスク・フローのコンポーネント・プロパティ」の説明

次の各項では、「最近のアクティビティ」タスク・フローのプロパティと、「パラメータ」タブのプロパティについて説明します。

41.8.1 「最近のアクティビティ」タスク・フローのプロパティについて

「最近のアクティビティ」タスク・フローでプロパティの値を設定した場合、その値が設定されたタスク・フロー・インスタンスのみが影響を受けます。同じタスク・フローの他のインスタンスは、この変更による影響を受けません。

デフォルトのタスク・フロー・コンテンツは、「コンポーネント・プロパティ」ダイアログの「パラメータ」タブ上のプロパティによって影響を受けます。このタブのパラメータの詳細は、第41.8.2項「「最近のアクティビティ」タスク・フローのパラメータ」を参照してください。一部のタスク・フローでは、このタブのパラメータにより、ページ・パラメータやページ定義変数へのタスク・フローの結付けが容易になります。詳細は、第19章「ページ、タスク・フロー、ポートレットおよびADFコンポーネントの結付け」を参照してください。

「表示オプション」タブ、「スタイル」タブおよび「コンテンツ・スタイル」タブのプロパティを変更すると、タスク・フローの外観と動作に影響します。これらのプロパティは、すべてのタスク・フローに共通しています。詳細は、第14.3.4項「コンポーネントの表示オプションの使用」および第14.3.6項「スタイル・プロパティおよびコンテンツ・スタイル・プロパティの使用」を参照してください。

「イベント」タブのコンテンツは、タスク・フローでサポートされるイベントによって異なります。詳細は、第14.3.7項「コンポーネントのコンテキスト・イベントの使用」を参照してください。

「パラメータ」タブと「表示オプション」タブのすべてのプロパティから式言語(EL)エディタにアクセスできます。ELエディタを使用すると、定数値のかわりに変数値を選択または指定できます。プロパティの横にある式エディタのアイコンアイコンをクリックし、「式ビルダー」を選択してエディタを開きます。EL式に関してサポートが必要な場合、アプリケーション開発者がEL式を提供できます。詳細は、『Oracle Fusion Middleware Oracle WebCenter PortalおよびOracle JDeveloperでのポータルの開発』の式言語式に関する付録を参照してください。


注意:

「コンポーネント・プロパティ」ダイアログの「表示オプション」タブで汎用の表示オプションについてELを入力すると、入力内容が自動的に検証されます。EL構文が無効な場合、エラーが表示され、値は適用も保存もされません。汎用の表示オプションとは、表14-1「表示オプション・プロパティ」に掲載されているオプションです。

汎用以外の表示オプションには、ELの検証は行われません。


41.8.2 「最近のアクティビティ」タスク・フローのパラメータ

表41-6に、「最近のアクティビティ」タスク・フローに固有のパラメータを示します。

表41-6 「最近のアクティビティ」タスク・フローのパラメータ

パラメータ 説明

Group Space Name

WebCenter Portalでのみ使用できます。タスク・フローがPortal Frameworkアプリケーション・ページにある場合は、このフィールドを空のままにします。

最近のアクティビティを表示するポータルを指定する場合にこのパラメータを使用します。個人用ポータル・ページでは、これを使用して表示されるアクティビティを絞り込みます。アプリケーション全体のアクティビティを追跡する(デフォルトの動作)のではなく、たとえば特定のポータルの表示名のConstantの値を設定することができます。

ポータル・ページでは、このパラメータを使用して他のポータルの最近のアクティビティを表示したり、すべてのポータルの最近のアクティビティを表示します。

有効な値は、次のとおりです。

  • 検索するポータルの表示名またはGUID

  • null(空)。その状況のデフォルトに応じて検索します。

    ポータル・ページにのみ使用します。ポータル・ページのときに値が空である場合は、現在のポータルを検索します。

    注意: 個人用ページに値を常に指定します。空の値は結果を返しません。値が指定されない場合、「最近のアクティビティ」タスク・フローに次のメッセージが表示されます。

    Recent Activity in the Home Portal requires a groupSpace taskflow parameter value to use for the search.
    
  • defaultScope(またはdefaultScope GUID)。すべてのポータルを検索します。

Medium Time Period in minutes

デフォルトで、「最近のアクティビティ」の「表示」メニューのYesterdayです。アクティビティが「最近のアクティビティ」リストに表示されるShortおよびLong間の期間を定義するために使用されます。

有効な値は、次のとおりです。

  • 今日: 「最近のアクティビティ」リストには、現在選択されているタイム・ゾーンでの真夜中以降に実行されたアクティビティが表示されます。

  • 昨日: 「最近のアクティビティ」リストには、現在選択されているタイム・ゾーンでの昨日の真夜中以降に実行されたアクティビティが表示されます。

  • 時間(分): 「最近のアクティビティ」リストには、指定した時間(分)内に実行されたアクティビティが表示されます。たとえば、「表示」メニューの「過去1時間」には、値60が表示されます。「過去1日間」には、値1440が表示されます。

次に例を示します。

Constant: TODAY (Displays all activity since midnight)
Constant: 2880 (Displays all activity within the last 2880 minutes. This is displayed as Last 2 Days on the Show menu.)
EL Expression: ${myAppBean.timePeriod} (Displays based on the value from the given Bean property "timePeriod")

長期時間間隔(分)

デフォルトで、「最近のアクティビティ」の「表示」メニューのLast 7 Daysです。アクティビティが「最近のアクティビティ」リストに表示されるMediumおよびLongest間の期間を定義するために使用されます。

有効な値は、次のとおりです。

  • 今日: 「最近のアクティビティ」リストには、現在選択されているタイム・ゾーンでの真夜中以降に実行されたアクティビティが表示されます。

  • 昨日: 「最近のアクティビティ」リストには、現在選択されているタイム・ゾーンでの昨日の真夜中以降に実行されたアクティビティが表示されます。

  • 時間(分): 「最近のアクティビティ」リストには、指定した時間(分)内に実行されたアクティビティが表示されます。たとえば、「表示」メニューの「過去1時間」には、値60が表示されます。「過去1日間」には、値1440が表示されます。

次に例を示します。

Constant: TODAY (Displays all activity since midnight)
Constant: 2880 (Displays all activity within the last 2880 minutes. This is displayed as Last 2 Days on the Show menu.)
EL Expression: ${myAppBean.timePeriod} (Displays based on the value from the given Bean property "timePeriod")

長期時間間隔(分)

デフォルトで、「最近のアクティビティ」の「表示」メニューのLast 30 Daysです。アクティビティが「最近のアクティビティ」リストに表示される最長期間を定義するために使用されます。

有効な値は、次のとおりです。

  • 今日: 「最近のアクティビティ」リストには、現在選択されているタイム・ゾーンでの真夜中以降に実行されたアクティビティが表示されます。

  • 昨日: 「最近のアクティビティ」リストには、現在選択されているタイム・ゾーンでの昨日の真夜中以降に実行されたアクティビティが表示されます。

  • 時間(分): 「最近のアクティビティ」リストには、指定した時間(分)内に実行されたアクティビティが表示されます。たとえば、「表示」メニューの「過去1時間」には、値60が表示されます。「過去1日間」には、値1440が表示されます。

次に例を示します。

Constant: TODAY (Displays all activity since midnight)
Constant: 2880 (Displays all activity within the last 2880 minutes. This is displayed as Last 2 Days on the Show menu.)
EL Expression: ${myAppBean.timePeriod} (Displays based on the value from the given Bean property "timePeriod")

Shortest Time Period in minutes

デフォルトで、「最近のアクティビティ」の「表示」メニューのTodayです。アクティビティが「最近のアクティビティ」リストに表示される最短期間を定義するために使用されます。「今日」は、選択したタイム・ゾーンの真夜中から始まります。

有効な値は、次のとおりです。

  • 今日: 「最近のアクティビティ」リストには、現在選択されているタイム・ゾーンでの真夜中以降に実行されたアクティビティが表示されます。

  • 昨日: 「最近のアクティビティ」リストには、現在選択されているタイム・ゾーンでの昨日の真夜中以降に実行されたアクティビティが表示されます。

  • 時間(分): 「最近のアクティビティ」リストには、指定した時間(分)内に実行されたアクティビティが表示されます。たとえば、「表示」メニューの「過去1時間」には、値60が表示されます。「過去1日間」には、値1440が表示されます。

次に例を示します。

Constant: TODAY (Displays all activity since midnight)
Constant: 2880 (Displays all activity within the last 2880 minutes. This is displayed as Last 2 Days on the Show menu.)
EL Expression: ${myAppBean.timePeriod} (Displays based on the value from the given Bean property "timePeriod")

41.9 「最近のアクティビティ」タスク・フローの使用

「プロファイル」タスク・フローの使用方法の詳細は、『Oracle Fusion Middleware Oracle WebCenter Portalの使用』の「ポータル・アクティビティの追跡」の章を参照してください。

41.10 パブリッシャについて

「パブリッシャ」タスク・フローは、すべてのコネクションのアクティビティ・ストリームや指定されたポータルにアクセスするコネクションに、メッセージ、ファイルおよびURLを公開する手段を提供します。また、「パブリッシャ」には、関連付けられたプロパティ(Is Update Status)があります。このプロパティは、ユーザーがメッセージをユーザーのプロファイルのステータス・メッセージとして公開できるようにします。


関連項目:

アクティビティ・ストリームの詳細は、第41.2項「アクティビティ・ストリームについて」を参照してください。プロファイルの詳細は、第53章「ポータルへのプロファイルの追加」を参照してください。「パブリッシャ」タスク・フローに関連するプロパティの詳細は、第41.12項「「パブリッシャ」タスク・フローのプロパティの設定」を参照してください。


「パブリッシャ」タスク・フローの操作は、「メッセージ・ボード」タスク・フローと大変よく似ています(第49章「ポータルへのメッセージとフィードバックの追加」を参照)。次の点が異なります。

「パブリッシャ」タスク・フローの1つの例を示します。プロパティの設定方法によって、メッセージ、ファイルまたはリンクを共有するオプション(図41-13)、あるいはドキュメントを共有するオプションのみを表示できます(図41-14)。

図41-13「パブリッシャ」タスク・フロー

図41-13の説明が続きます
「図41-13 「パブリッシャ」タスク・フロー」の説明

図41-14 「Upload Document Only」オプションが選択された「パブリッシャ」タスク・フロー

図41-14の説明が続きます
「図41-14 「Upload Document Only」オプションが選択された「パブリッシャ」タスク・フロー」の説明

デフォルトのWebCenter Portalのインストールでは、「パブリッシャ」タスク・フローは「アクティビティ」ビジネス・ロール・ページに配置されます。このページは、すべての認証されたユーザー(つまり、ログインしているユーザー)にホーム・ポータルで提供されます。

デフォルトの「アクティビティ」ビジネス・ロール・ページには、「パブリッシャ」使用して入力したメッセージが公開される、「アクティビティ・ストリーム」タスク・フローも含まれています。


関連項目:

ビジネス・ロール・ページの詳細は、Oracle Fusion Middleware Oracle WebCenter Portalの管理の「ビジネス・ロール・ページの管理」の章を参照してください。


41.11 ページへの「パブリッシャ」タスク・フローの追加

ページに「パブリッシャ」タスク・フローを追加する手順は、第14.2項「ページへのコンポーネントの追加」を参照してください。

41.12 「パブリッシャ」タスク・フローのプロパティの設定

「パブリッシャ」タスク・フローには、関連付けられているプロパティがあります。このプロパティには、十分な権限を持つユーザーがコンポーザの「コンポーネント・プロパティ」ダイアログからアクセスできます(図41-15)。


ヒント:

「コンポーネント・プロパティ」ダイアログへのアクセスの詳細は、第14.3項「コンポーネントの変更」を参照してください。


図41-15 「コンポーネント・プロパティ」ダイアログのパブリッシャのパラメータ

図41-15の説明が続きます
「図41-15 「コンポーネント・プロパティ」ダイアログのパブリッシャのパラメータ」の説明

次の各項では、「パブリッシャ」タスク・フローに関連するプロパティについての情報と、「パラメータ」タブで使用できるプロパティについて説明します。

41.12.1 「パブリッシャ」タスク・フローのプロパティについて

「パブリッシャ」タスク・フローにプロパティの値を設定した場合、その値が設定されたタスク・フロー・インスタンスのみが影響を受けます。同じタスク・フローの他のインスタンスは、この変更による影響を受けません。

デフォルトのタスク・フロー・コンテンツは、「コンポーネント・プロパティ」ダイアログの「パラメータ」タブ上のプロパティによって影響を受けます。このタブのパラメータの詳細は、第41.12.2項「「パブリッシャ」タスク・フローのパラメータ」を参照してください。一部のタスク・フローでは、このタブのパラメータにより、ページ・パラメータやページ定義変数へのタスク・フローの結付けが容易になります。詳細は、第19章「ページ、タスク・フロー、ポートレットおよびADFコンポーネントの結付け」を参照してください。

「表示オプション」タブ、「スタイル」タブおよび「コンテンツ・スタイル」タブのプロパティを変更すると、タスク・フローの外観と動作に影響します。これらのプロパティは、すべてのタスク・フローに共通しています。詳細は、第14.3.4項「コンポーネントの表示オプションの使用」および第14.3.6項「スタイル・プロパティおよびコンテンツ・スタイル・プロパティの使用」を参照してください。

「イベント」タブのコンテンツは、タスク・フローでサポートされるイベントによって異なります。詳細は、第14.3.7項「コンポーネントのコンテキスト・イベントの使用」を参照してください。

「パラメータ」タブと「表示オプション」タブのすべてのプロパティから式言語(EL)エディタにアクセスできます。ELエディタを使用すると、定数値のかわりに変数値を選択または指定できます。プロパティの横にある式エディタのアイコンアイコンをクリックし、「式ビルダー」を選択してエディタを開きます。EL式に関してサポートが必要な場合、アプリケーション開発者がEL式を提供できます。詳細は、『Oracle Fusion Middleware Oracle WebCenter PortalおよびOracle JDeveloperでのポータルの開発』の式言語式に関する付録を参照してください。


注意:

「コンポーネント・プロパティ」ダイアログの「表示オプション」タブで汎用の表示オプションについてELを入力すると、入力内容が自動的に検証されます。EL構文が無効な場合、エラーが表示され、値は適用も保存もされません。汎用の表示オプションとは、表14-1「表示オプション・プロパティ」に掲載されているオプションです。

汎用以外の表示オプションには、ELの検証は行われません。


41.12.2 「パブリッシャ」タスク・フローのパラメータ

表41-7は、「パブリッシャ」タスク・フローに固有のパラメータについて説明しています。

表41-7 「パブリッシャ」タスク・フローのパラメータ

パラメータ 説明

Hide Attach Links

「添付: ファイル | リンク」オプションの表示または非表示を指定します

  • 選択すると、「添付: ファイル | リンク」オプションは非表示になります。

  • 選択解除すると、「添付: ファイル | リンク」オプションが表示されます。

「添付: ファイル | リンク」オプションはデフォルトで表示されます。

Hide Document Uploader

タスク・フローでドキュメントのアップロードに「ファイル」リンクを使用できるようにするかどうかを指定します

  • 選択すると、「ファイル」リンクは非表示になります。

  • 選択解除すると、「ファイル」リンクが表示されます。「ファイル」リンクは、「添付: ファイル | リンク」オプションが表示されている場合のみ表示されます。

「ファイル」リンクはデフォルトで表示されます。

注意: Upload Document Onlyオプションが選択されている場合は、このオプションを選択しないでください。両方のオプションを選択すると、パブリッシャにコントロールが表示されません。

Hide Sharing Picker

「共有対象」メニューの表示または非表示を指定します

  • 選択すると、「共有対象」メニューは非表示になります。

  • 選択解除すると、「共有対象」メニューが表示されます。

「共有対象」メニューはデフォルトで表示されます。

Is Update Status

タスク・フロー・インスタンスに入力されたメッセージが、ユーザーのプロファイルのステータス・メッセージにも公開されるようにするかどうかを示します

  • 選択すると、メッセージはユーザーのプロファイルのステータス・メッセージとして公開され、選択した受信者のアクティビティ・ストリームにも公開されます。

  • 選択解除すると、メッセージは選択した受信者のアクティビティ・ストリームにのみ公開されます。

公開されるメッセージにファイルまたはURLを添付すると、Is Update Statusが選択されていても、そのメッセージがプロファイルのステータス・メッセージとして使用されることはなくなります。

プロファイルの詳細は、第53章「ポータルへのプロファイルの追加」を参照してください。

Keep open the Publisher after publish

ユーザーが「公開」ボタンをクリックした後、パブリッシャを開いたままにするかどうかを指定します

  • 選択すると、メッセージを公開した後にテキスト・ボックスが開いたままになります。

  • 選択解除すると、メッセージを公開した後にパブリッシャ・コントロールが閉じられます。

デフォルトでは、メッセージを公開した後、パブリッシャは開いたままになります。

Message key of hints text

ヒント・テキストのリソース・バンドル・クラスとメッセージ・キーを指定します

ヒント・テキストがない場合の事前定義済キーとして、key[,RBClass]. __EMPTY__の形式を使用してください。これがデフォルト値です。

Object Id

共有するオブジェクトのID

このプロパティ値は、公開されているオブジェクトへの移動に使用するリンクの生成に役立ちます。EL式を使用してそれを行う予定である場合以外は、値を指定する必要はありません。EL式に関してサポートが必要な場合、アプリケーション開発者がEL式を提供できます。詳細は、『Oracle Fusion Middleware Oracle WebCenter PortalおよびOracle JDeveloperでのポータルの開発』の式言語式に関する付録を参照してください。

Object Type

共有するオブジェクトのタイプ

このプロパティ値は、公開されているオブジェクトへの移動に使用するリンクの生成に役立ちます。EL式を使用してそれを行う予定である場合以外は、値を指定する必要はありません。EL式に関してサポートが必要な場合、アプリケーション開発者がEL式を提供できます。詳細は、『Oracle Fusion Middleware Oracle WebCenter PortalおよびOracle JDeveloperでのポータルの開発』の式言語式に関する付録を参照してください。

Scope Id

公開先範囲のID

このプロパティ値は、公開されているオブジェクトへの移動に使用するリンクの生成に役立ちます。EL式を使用してそれを行う予定である場合以外は、値を指定する必要はありません。EL式に関してサポートが必要な場合、アプリケーション開発者がEL式を提供できます。詳細は、『Oracle Fusion Middleware Oracle WebCenter PortalおよびOracle JDeveloperでのポータルの開発』の式言語式に関する付録を参照してください。

Service Id

共有オブジェクトが属するサービスのサービスID

このプロパティ値は、公開されているオブジェクトへの移動に使用するリンクの生成に役立ちます。特定のサービスIDを入力またはEL式を使用してそのリンクを生成する予定がない場合は、値を指定する必要はありません。有効なサービスIDのリストは、『Oracle Fusion Middleware Oracle WebCenter PortalおよびOracle JDeveloperでのポータルの開発』のサービスIDとツールIDの表を参照してください。EL式に関してサポートが必要な場合、アプリケーション開発者がEL式を提供できます。詳細は、『Oracle Fusion Middleware Oracle WebCenter PortalおよびOracle JDeveloperでのポータルの開発』の式言語式に関する付録を参照してください。

Space Name

このタスク・フロー・インスタンスに入力したメッセージを公開するポータルの名前

ポータルの内部名を入力してください。ポータルの表示名ではありません。ポータルの内部名は、ポータルの管理設定の「一般」ページに示されるポータルURLで指定されている名前です。ポータルの表示名は、「表示名」で指定されている名前です。この名前は、ポータルの上部にあるポータル・バナーに表示されます。

Upload Document Only

パブリッシャで、ドキュメントのアップロード機能のみを表示して、テキスト入力領域と「添付: リンク」オプションを非表示にすることを指定します(図41-14)

  • 選択すると、ドキュメントのアップロード機能のみを表示して、テキスト入力領域と「添付: リンク」オプションを非表示にします。

  • 選択解除すると、テキスト入力領域と「添付: ファイル | リンク」オプションが表示されます。

このオプションはデフォルトで有効になっていません。

注意: このオプションを選択する場合は、Hide Document Uploaderが選択されていないことを確認します。両方のオプションを選択すると、パブリッシャにコントロールが表示されません。

User Name

現在のビューを所有するユーザーの名前

この値は、デフォルトで入力済です。デフォルト値の#{o_w_w_i_v_b_resourceViewerBean.username}は、変更しないようにしてください。

Via User

現在のユーザーが共有しているオブジェクトを提供したユーザーの名前

たとえば、Johnが全員と共有しているドキュメントは、最初にJaneがJohnと共有していたドキュメントだとすると、JaneがVia Userになります。


41.12.3 「パブリッシャ」タスク・フロー・インスタンスを使用したファイルのアップロードの禁止

Hide Document Uploaderプロパティを使用すると、「パブリッシャ」タスク・フロー・インスタンスに「添付: ファイル」オプションが表示されないようにできます。ユーザーは、リンクを共有することはできますが、ファイルを共有できなくなります。

「パブリッシャ」タスク・フロー・インスタンスを使用したファイルのアップロードを禁止するには:

  1. 構成する「パブリッシャ」タスク・フロー・インスタンスの「コンポーネント・プロパティ」ダイアログを開きます。

  2. 「コンポーネント・プロパティ」ダイアログの「パラメータ」タブで、「Hide Document Uploader」を選択します。


    注意:

    「添付: ファイル」オプションを表示するには、「Hide Document Uploader」の選択を解除します。


  3. コンポーネント・プロパティの修正が終了したら、「OK」をクリックします。

  4. 変更を保存して、ページ・エディタを終了します。

41.12.4 受信者の範囲の制限

Space Nameプロパティを使用すると、公開したメッセージの受信者の範囲を、特定のポータル内のユーザーのコネクションに制限できます。これを実行すると、ホーム・ポータルの自分のアクティビティ・ストリームのビューにメッセージがストリーミングされることもなくなります。指定したポータルの自分のアクティビティ・ストリームと自分のコネクションのアクティビティ・ストリームのビューにのみストリーミングされます。

受信者の範囲を特定のポータルに制限するには:

  1. 構成する「パブリッシャ」タスク・フロー・インスタンスの「コンポーネント・プロパティ」ダイアログを開きます。

  2. 「コンポーネント・プロパティ」ダイアログの「パラメータ」タブの「Portal Name」フィールドで、ポータルの内部名を入力します。


    ヒント:

    ポータルの内部名は、ポータルの管理設定の「一般」ページに示されるポータルURLで指定されている名前です。ポータルの表示名は、「表示名」で指定されている名前です。この名前は、ポータルの上部にあるポータル・バナーに表示されます。


  3. コンポーネント・プロパティの修正が終了したら、「OK」をクリックします。

  4. 変更を保存して、ページ・エディタを終了します。

    「パブリッシャ」タスク・フロー・インスタンスから投稿したメッセージは、指定のポータルにアクセスできるコネクションでのみ共有されます。

41.12.5 プロファイルのステータス・アップデータとしてのパブリッシャの使用

Is Update Statusプロパティを使用すると、添付ファイルを除くすべてのメッセージが、指定した受信者だけでなく、ユーザーのプロファイルのステータス・メッセージとしても公開されるように指定できます(図41-16)。

図41-16 プロファイルのステータスとして公開されたメッセージ

図41-16の説明が続きます
「図41-16 プロファイルのステータスとして公開されたメッセージ」の説明

添付ファイルまたはリンクを含むメッセージが、プロファイルのステータスとして同時に公開されることはありません。

メッセージがプロファイルのステータス・メッセージにも公開されるように指定するには:

  1. 構成する「パブリッシャ」タスク・フロー・インスタンスの「コンポーネント・プロパティ」ダイアログを開きます。

  2. 「コンポーネント・プロパティ」ダイアログの「パラメータ」タブで、「Is Update Status」を選択します。


    注意:

    パブリッシャから投稿されたメッセージがユーザーのプロファイル・ステータス・メッセージとして公開されないようにするには、「Is Update Status」の選択を解除します。


  3. コンポーネント・プロパティの修正が終了したら、「OK」をクリックします。

  4. 変更を保存して、ページ・エディタを終了します。

    その「パブリッシャ」タスク・フロー・インスタンスから投稿された、添付ファイルを含まないメッセージは、ユーザーの個人用プロファイルのステータス・メッセージとしても共有されます。

41.12.6 ファイル・アップローダとしてのパブリッシャの使用

Upload Document Onlyプロパティを使用すると、「パブリッシャ」タスク・フローの機能をファイル・アップローダに限定できます(図41-17)。

図41-17 ドキュメント・アップローダとしての「パブリッシャ」タスク・フロー

図41-17の説明が続きます
「図41-17 ドキュメント・アップローダとしての「パブリッシャ」タスク・フロー」の説明

「パブリッシャ」タスク・フローでアップロードしたファイルは、選択したスペース内のドキュメント・ライブラリにあるパブリック・フォルダに配置されます。つまり、次のようになります。

  • ホーム・ポータルの場合:

    • 「全員」を選択することで、自分の各コネクションの個人用ドキュメント・ライブラリ内のパブリック・フォルダにファイルを公開します。

    • 指定のポータルを選択することで、選択したポータルのドキュメント・ライブラリ内のパブリック・フォルダにファイルを公開します。

  • ポータルの場合は、そのポータルのドキュメント・ライブラリ内のパブリック・フォルダにファイルが公開されます。

「パブリッシャ」タスク・フローをファイル・アップローダとして使用するには:

  1. 構成する「アクティビティ・ストリーム」タスク・フロー・インスタンスの「コンポーネント・プロパティ」ダイアログを開きます。

  2. 「コンポーネント・プロパティ」ダイアログの「パラメータ」タブで、「Upload Document Only」を選択します。


    注意:

    メッセージおよびリンク・コントロールを表示するには、「Upload Document Only」の選択を解除します。


  3. コンポーネント・プロパティの修正が終了したら、「OK」をクリックします。

  4. 変更を保存して、ページ・エディタを終了します。

    「パブリッシャ」タスク・フローは、ファイル・アップローダとして表示されます(図41-17を参照)。テキスト領域と「リンクの共有」アイコンは表示されません。

41.13 「パブリッシャ」タスク・フローの使用

「プロファイル」タスク・フローの使用方法の詳細は、『Oracle Fusion Middleware Oracle WebCenter Portalの使用』の「WebCenter Portal内のアイテムのお気に入り登録、コメントおよび共有」の章を参照してください。