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Oracle® Fusion Middleware Oracle WebCenter PortalおよびOracle JDeveloperでのポータルの開発
11gリリース1 (11.1.1.8.3)
E49666-03
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29 ポータル・ページへのコンテンツ・タスク・フローおよびドキュメント・コンポーネントの追加

この章では、コンテンツ・タスク・フローおよびドキュメント・コンポーネントを使用してPortal Frameworkアプリケーションでページにコンテンツを追加する方法について説明します。Portal Frameworkアプリケーションでは、様々な方法でコンテンツを表示するために、コンテンツ・プレゼンタまたはドキュメント・タスク・フローを使用して、1つ以上の接続コンテンツ・リポジトリからアプリケーションにコンテンツを追加できます。アプリケーションの開発では、コンテンツ・タスク・フローを使用して、アプリケーションのエンド・ユーザーと同じ方法で、コンテンツを表示、編集および管理できます。


注意:

  • WebCenter Portal Frameworkアプリケーションにコンテンツを統合するその他の方法の説明は、第24章「コンテンツの統合と公開の概要」を参照してください。

  • コンテンツ・タスク・フローのコンテンツの表示、編集および管理の詳細は、『Oracle Fusion Middleware Oracle WebCenter Portalの使用』のドキュメントの使用に関する項を参照してください。


この章の内容は、次のとおりです。

29.1 コンテンツ・プレゼンタ・タスク・フローの理解

コンテンツ・プレゼンタにより、WebCenter Portalアプリケーションでコンテンツの選択およびプレゼンテーションを正確にカスタマイズできます。

接続されるコンテンツ・リポジトリがContent Serverであり、WebCenter Portal管理者が前提条件構成を完了させた場合のみ、コンテンツ・プレゼンタ・タスク・フローが利用できます。


関連項目:


コンテンツ・プレゼンタ・タスク・フローにより、コンテンツの単一アイテム、フォルダ下のコンテンツ、アイテムのリストまたはコンテンツに対する問合せを選択するか、パーソナライズ・コンダクタのシナリオの結果に基づいてコンテンツを選択してから、WebCenter Portalアプリケーションのページにコンテンツをレンダリングするテンプレートを選択できます。

コンテンツ・プレゼンタでは表示されるコンテンツの追加や管理においてドキュメント・ツールに依存しません。

コンテンツ・プレゼンタ・タスク・フローをページに追加する場合、第29.4項「選択したフォルダまたはファイルのページへの追加」および第29.5項「コンテンツ・タスク・フローのページへの追加」を参照してください。


注意:

コンテンツのアイテムを表示するためにコンテンツ・プレゼンタ・タスク・フローを含むページ・テンプレートにページが基づく場合、ページ・テンプレート開発者は、ページ・テンプレートのコンテンツを表示するために、次のように手動でタスク・フロー・プロパティを変更する必要があります。

  • datasource: connection_name#dDocName:content_ID

  • datasourceType: dsTypeSingleNode

  • taskFlowInstId: 一意の識別子

コンテンツ・プレゼンタ・タスク・フローの詳細は、表29-4「コンテンツ・プレゼンタ・タスク・フローのパラメータ」を参照してください。

ページ・テンプレートの作成の詳細は、第11.3項「ページ・テンプレートの作成」を参照してください。


29.2 ドキュメント・タスク・フローの理解

ドキュメント・タスク・フローは、Wikiおよびブログを含めて、Portal Frameworkアプリケーションでページ上にフォルダおよびファイルを表示するための様々なフォーマットを提供しています。アプリケーションに合ったタスク・フローを選択することによって、Content Server、Oracle PortalまたはSharePointコンテンツ・リポジトリにあるフォルダとファイルへのアクセス、追加および管理を行う機能、それらのファイルとフォルダのプロパティを構成し表示する機能、およびファイルとフォルダのコンテンツを検索する機能が提供されます。


注意:

SharePointをコンテンツ・リポジトリとして使用するには、第25.2.3.1項「SharePoint用Oracle WebCenterアダプタのインストール」の説明に従って、SharePointアダプタのインストールが必要です。SharePointの管理は、Oracle Enterprise Manager Fusion Middleware ControlコンソールではなくWLSTコマンドを使用して行います。


Portal Frameworkアプリケーションでドキュメント・タスク・フローをページに追加するには、最初にWebCenter Portal管理者がコンテンツ・リポジトリ接続を確立することにより、ドキュメント・ツールをアプリケーションに統合する必要があります。詳細は、第28章「ドキュメントの統合」および第25章「コンテンツ・リポジトリ接続の構成」を参照してください。

ドキュメント・タスク・フローとドキュメント・コンポーネント(リンク、プレビューおよびイメージなど)を使用すると、コンテンツをアプリケーションに追加し、アプリケーションに組み込まれたドキュメント・タスク・フローとコンテンツもエンド・ユーザーに用意して、実行時にドキュメントの管理、表示および検索ができます。

表29-1に、ドキュメント・タスク・フローの概要を示します。

表29-1 ドキュメント・タスク・フロー


フォルダおよびファイルのリスト 個々のフォルダ 個々のファイル

ドキュメント・エクスプローラ・タスク・フロー。2つのペインにフォルダおよびファイルを表示し、ドキュメント・ナビゲータおよびフォルダ・ビューア・タスク・フローの機能を結合します。また、Windows Explorerユーザーが使い慣れたインタフェースにより、インプレースでのプレビューおよび編集機能、堅牢な管理機能を提供します。サイズは中からフル・ページの幅です。図29-1を参照してください。

X

X


ドキュメント・リスト・ビューア・タスク・フロー。単一のペインにフラット・リストとしてフォルダおよびファイルを表示します。個別のウィンドウおよびいくつかの管理機能で、プレビューおよび編集を可能にします。サイズは狭から中ページの幅です。図29-2を参照してください。

X

X


ドキュメント・マネージャ・タスク・フローlayoutプロパティ(explorertableまたはtreeTable)によって指定されるフォルダおよびファイルを表示します。explorerレイアウトはドキュメント・エクスプローラ・タスク・フローと同一のもので、showDocumentsshowFoldersおよびtreeNavCollapsedプロパティを持ちません。図29-3図29-4および図29-5を参照してください。

X

X


ドキュメント・ナビゲータ・タスク・フロー。単一ペインにフォルダおよびファイルのネストされた階層を表示し、全階層を表示するためのフォルダの展開および縮小を提供します。サイズは狭から中ページの幅です。図29-6を参照してください。

X

X


フォルダ・ビューア・タスク・フロー。単一ペインにフラット・リストとしてフォルダのコンテンツを表示し、Windowsユーザーが使い慣れた簡単なインタフェースにより、インプレースでのプレビューおよび編集機能、堅牢なドキュメント管理機能を提供します。サイズは中からフル・ページの幅です。図29-7を参照してください。

X

X


最近のドキュメント・タスク・フロー。現在のフォルダで、最近作成されたファイルまたは変更されたファイルのリストを表示します。図29-8を参照してください。

X



ドキュメント・ビューア・タスク・フロー。ファイルのプレビューを表示するか、プレビューをサポートしないファイルのファイル・プロパティを表示します。図29-9および図29-10を参照してください。


X脚注 1 

X

ドキュメント・ミニ・プロパティ・タスク・フロー。読取り専用ビューでファイルの基本プロパティを表示します。図29-11を参照してください。


X1

X

ドキュメント・プロパティ・タスク・フロー。ファイルの基本プロパティおよびアドバンスト・プロパティに加えて、プロパティ値を変更するための「編集」ボタンを表示します。図29-12を参照してください。


X1

X

リッチ・テキスト・エディタ・タスク・フロー。リッチ・テキスト・エディタでHTMLまたはWikiドキュメントを表示します。


X

X

ドキュメント・アップロード・タスク・フロー。ユーザーが新しいドキュメントをページにアップロードできる「アップロード」ダイアログを表示します。


X

X

ドキュメント・バージョン履歴・タスク・フロー。ファイルのバージョンのリストを表示し、選択したバージョンを削除できます。図29-13および図29-14を参照してください。



X

AutoVueタスク・フロー。ファイルのAutoVueマークアップをハイパーリンク付きのマークアップ名の表に表示します(『Oracle Fusion Middleware Oracle WebCenter Portalの使用』のOracle AutoVueを使用したドキュメントのコラボレーションに関する項を参照)。



X


脚注 1 ドキュメント・ビューア、ドキュメント・ミニ・プロパティまたはドキュメント・プロパティ・タスク・フローでフォルダ情報を表示するには、タスク・フローのresourceIDプロパティにターゲット・フォルダのIDを設定します。第29.7項「コンテンツ・タスク・フローのパラメータ」を参照してください。

ドキュメント・タスク・フローをページに追加する場合、第29.4項「選択したフォルダまたはファイルのページへの追加」および第29.5項「コンテンツ・タスク・フローのページへの追加」を参照してください。

各ドキュメント・タスク・フローの詳細は、次のリンクをクリックしてOracle Fusion Middleware Oracle WebCenter Portalでのポータルの構築の関連する項を参照してください。

29.3 ドキュメント・コンポーネントの理解

ドキュメント・ツールは、ポータル・ページにドキュメント・コンポーネントを追加するための機能を提供します。第29.4項「選択したフォルダまたはファイルのページへの追加」に記載されているように、選択したフォルダまたはファイル(図29-15)のコンテナとしてドキュメント・コンポーネントをページに追加できます。

図29-15 ポータル・ページへのファイルの追加

図29-15の説明が続きます
「図29-15 ポータル・ページへのファイルの追加」の説明

ドキュメント・コンポーネントにより、ファイル・タイプに応じて、様々な方法でページ上に個々のファイルを表示できます。

Portal Frameworkアプリケーションでページにドキュメント・コンポーネントを追加するには、第28章「ドキュメントの統合」に記載されているように、まずコンテンツ・リポジトリへの接続を確立することによりドキュメント・ツールをアプリケーションに統合する必要があります。

表29-2は、様々なコンテンツ・タイプで使用可能なドキュメント・コンポーネントを示しています。

表29-2 フォルダおよびファイルのコンポーネント

コンテンツ・タイプ ドキュメント・コンポーネント

フォルダ

リンク(ADF実行リンク)

様々なタイプのドキュメント(XML、PDF、JAVA、TXT、DOC、XLS、HTM)

リンク(ADF実行リンク)

ブラウザでレンダリングできるドキュメント(HTML、Flash、PDFおよびイメージ)

インライン・フレーム(ADFインライン・フレーム)

イメージ(PNG、JPG、GIF)

リンク(ADF実行リンク)

インライン・フレーム(ADFインライン・フレーム)

イメージ(ADFイメージ)


これらのドキュメント・コンポーネントのいずれかを使用してフォルダまたはファイルを表示する場合、第29.4項「選択したフォルダまたはファイルのページへの追加」を参照してください。

29.4 選択したフォルダまたはファイルのページへの追加

この項では、図29-19および図29-20に示すように、選択したフォルダまたはファイルの必要なコンテナを選択することによって、接続されているコンテンツ・リポジトリから個々のフォルダまたはファイルをページに表示する方法を説明します。特定のフォルダまたはファイルに依存せずにコンテンツ・タスク・フローをページに追加する場合、第29.5項「コンテンツ・タスク・フローのページへの追加」を参照してください。

図29-19 ポータル・ページへのフォルダの追加

図29-19の説明が続きます
「図29-19 ポータル・ページへのフォルダの追加」の説明

図29-20 ポータル・ページへのファイルの追加

図29-20の説明が続きます
「図29-20 ポータル・ページへのファイルの追加」の説明

表29-3に、ポータル・ページでのフォルダおよびファイルの表示に使用可能なすべてのコンテナを示します。

表29-3 個々のフォルダおよびファイルをページに追加するためのコンテナ

ルート・フォルダ フォルダ 個々のファイル
  • ドキュメント・エクスプローラ

  • ドキュメント・リスト・ビューア

  • ドキュメント・マネージャ

  • ドキュメント・ナビゲータ

  • フォルダ・ビューア

  • 最近のドキュメント

  • ドキュメント・ビューア脚注 1 

  • ドキュメント・ミニ・プロパティ1

  • ドキュメント・プロパティ1

  • ドキュメント・アップロード

  • リッチ・テキスト・エディタ

  • コンテンツ・プレゼンタ

  • ドキュメント・エクスプローラ

  • ドキュメント・リスト・ビューア

  • ドキュメント・マネージャ

  • ドキュメント・ナビゲータ

  • フォルダ・ビューア

  • ドキュメント・ビューア1

  • ドキュメント・ミニ・プロパティ1

  • ドキュメント・プロパティ1

  • ドキュメント・アップロード

  • リッチ・テキスト・エディタ

  • コンテンツ・プレゼンタ

  • ドキュメント・ビューア

  • ドキュメント・ミニ・プロパティ

  • ドキュメント・プロパティ

  • リッチ・テキスト・エディタ

  • ドキュメント・アップロード

  • ドキュメント・バージョン履歴

  • AutoVue

  • リンク・コンポーネント

  • インライン・フレーム・コンポーネント

  • イメージ・コンポーネント


脚注 1 ドキュメント・ビューア、ドキュメント・ミニ・プロパティまたはドキュメント・プロパティ・タスク・フローでフォルダ情報を表示するには、タスク・フローのresourceIDパラメータにターゲット・フォルダのIDを設定します。第29.7項「コンテンツ・タスク・フローのパラメータ」を参照してください。

表29-3の各コンテナの詳細は、第29.1項「コンテンツ・プレゼンタ・タスク・フローの理解」第29.2項「ドキュメント・タスク・フローの理解」および第29.3項「ドキュメント・コンポーネントの理解」を参照してください。


注意:

コンテンツ・リポジトリに保存されているアイテムがページにドロップされると、Portal Frameworkアプリケーションは、キャッシュされたコピー(使用可能な場合)をブラウザに表示する前にそのコンテンツが最新かどうかを確認するようにブラウザに指示します。デフォルトのコンテンツ検証プロセスは、リアルタイムのコンテンツ交換を必要とするコラボレーション・ユース・ケースをサポートします。

静的コンテンツまたは頻繁に変更されないコンテンツでは、コンテンツ検証チェックにより不要なパフォーマンスのオーバーヘッドが発生します。静的なコンテンツについては、次のことをお薦めします。

  • Oracle Content Server: コンテンツ・プレゼンタを使用して、Content Serverに格納された静的コンテンツを表示します。コンテンツ・プレゼンタには、最新リリースのバージョンのコンテンツのみが表示されます。ワークフロー内の未リリースのコンテンツは表示されません。

  • SharePointなど他のコンテンツ・リポジトリの場合、Web層のmod_wl_ohs構成ファイル(mod_wl_ohs.conf)を編集することにより、デフォルトのコンテンツ・キャッシュ設定をオーバーライドするように管理者に依頼してください。詳細は、Oracle Technology Network(http://www.oracle.com/technetwork/middleware/webcenter/owcs-ps3-sharepoint-wcs-wp-335282.pdf)において、WebCenter SpacesとのSharePoint 2007アダプタの統合のホワイト・ペーパーでキャッシュ制御レスポンス・ヘッダーの設定に関する項を参照してください。


Portal Frameworkアプリケーションで、選択したフォルダまたはファイルをページに追加するには(第6.1項「新しいWebCenter Portal Frameworkアプリケーションの作成」を参照):

  1. 第4.2.1項「ツールとサービスを利用するようにアプリケーションを準備する方法」の手順に従い、セキュリティを実装します。

  2. ドキュメント・タスク・フローを追加する場合、アプリケーションにドキュメント・ツールを追加するコンテンツ・リポジトリ接続を作成します(第28章「ドキュメントの統合」を参照)。

  3. タスク・フローを追加するアプリケーションでページを作成または開きます(第15.2項「WebCenter Portal Frameworkアプリケーションでのページの作成」を参照)。

  4. フォルダまたはファイルを表示するタスク・フローをアプリケーションのエンド・ユーザーが編集することを許可するかどうかを検討してください。

  5. 「アプリケーション・リソース」パネルで、「接続」「コンテンツ・リポジトリ」の順に移動します。

  6. 接続の名前を確認した後、必要に応じてそれを開いて、個々のフォルダまたはファイルに移動します。

  7. ページにフォルダまたはファイルをドラッグし、マウス・ボタンを離すと、使用可能なタスク・フローおよびドキュメント・コンポーネントのメニューが表示されます。図29-21(ルート・フォルダ)、図29-22(サブフォルダ)および図29-23(個々のファイル)を参照してください。

    図29-21 ポータル・ページへのコンテンツ・リポジトリ・ルート・フォルダの追加

    図29-21の説明が続きます
    「図29-21 ポータル・ページへのコンテンツ・リポジトリ・ルート・フォルダの追加」の説明

    図29-22 ポータル・ページへのサブフォルダの追加

    図29-22の説明が続きます
    「図29-22 ポータル・ページへのサブフォルダの追加」の説明

    図29-23 ポータル・ページへのファイルの追加

    図29-23の説明が続きます
    「図29-23 ポータル・ページへのファイルの追加」の説明

  8. 使用するコンテンツ・タスク・フローまたはドキュメント・コンポーネントを選択します。ページに追加するフォルダまたはファイルで特定のタスク・フローがサポートされない場合、このメニューにタスク・フローは表示されません。


    注意:

    コンテンツ・プレゼンタ・タスク・フローは、接続するコンテンツ・リポジトリがコンテンツ・サーバーである場合にのみ使用可能です。コンテンツ・プレゼンタ・タスク・フローを選択すると、フォルダまたはファイルが該当タイプのデフォルト表示テンプレートで表示されます。


  9. タスク・フローを選択すると表示される「タスク・フロー・バインディングの編集」ダイアログで、「OK」をクリックしてデフォルトのタスク・フロー・パラメータを受け入れるか、必要に応じてパラメータを変更します。詳細は、第29.7項「コンテンツ・タスク・フローのパラメータ」を参照してください。

  10. ページとページ定義ファイルを保存し、ページをブラウザで実行します。これは、ページ(ページ定義ファイルではない)を右クリックし、「実行」を選択することで行います。

コンテンツ・タスク・フローのコンテンツの表示、編集および管理の詳細は、Oracle Fusion Middleware Oracle WebCenter Portalでのポータルの構築のポータルでのコンテンツの使用に関する項を参照してください。

29.5 コンテンツ・タスク・フローのページへの追加

ページにフォルダやファイルを含まない空のコンテンツ・タスク・フローを追加する場合があります。たとえば、コンテンツ・リポジトリ接続が存在しない場合、ターゲット・アイテムに動的にバインドするパラメータとしてEL式を使用する場合などがあります。

ニーズに最適なタスク・フローを選択するのに役立つ各コンテンツ・タスク・フローの詳細は、第24章「コンテンツの統合と公開の概要」を参照してください。

Portal Frameworkアプリケーションでページにコンテンツ・タスク・フローを追加するには:

  1. 第4.2.1項「ツールとサービスを利用するようにアプリケーションを準備する方法」の手順に従い、セキュリティを実装します。

  2. ドキュメント・タスク・フローを追加する場合、第28章「ドキュメントの統合」を参照してください。

  3. タスク・フローを追加するアプリケーションでページを作成または開きます(第15.2項「WebCenter Portal Frameworkアプリケーションでのページの作成」を参照)。

  4. タスク・フローをページに追加する前に、アプリケーションのエンド・ユーザーにタスク・フローを編集することを許可するかどうかを検討してください。

  5. 「リソース・パレット」で、「カタログ」「WebCenter Portal - サービス・カタログ」の順に開きます。「タスク・フロー」で、該当するコンテンツ・タスク・フローを選択し、ページにドラッグします(図29-24)。

    図29-24 JSFページへのスタンドアロン・ドキュメント・タスク・フローの追加

    図29-24の説明が続きます
    「図29-24 JSFページへのスタンドアロン・ドキュメント・タスク・フローの追加」の説明


    注意:

    アプリケーションのエンド・ユーザーが「編集」操作を使用してコンテンツ・プレゼンタまたはドキュメント・リスト・ビューア・タスク・フローをカスタマイズすることを許可するには、Show Detail Frameコンポーネント内にタスク・フローをドラッグします(第18.1.6項「Show Detail Frameコンポーネントを使用したコンポーネントのカスタマイズの有効化方法」を参照)。



    注意:

    コンテンツ・プレゼンタの表示テンプレートを使用してWikiページをPortal Frameworkアプリケーションで表示すると、デフォルトでそのWikiページ内のリンクがドキュメント・ビューアで表示されます。コンテンツ・プレゼンタを使用してWikiページのリンクを表示する場合、adf-config.xmlファイルを編集する必要があります。詳細は、第30.3.5項「コンテンツ・プレゼンタでのWikiページ・リンクの表示」を参照してください。


  6. 表示されたメニューから、「リージョン」を選択して「タスク・フロー・バインディングの編集」ダイアログを開きます(図29-25)。

    図29-25 ドキュメント・エクスプローラ・タスク・フローに対するパラメータの指定

    図29-25の説明が続きます
    「図29-25 ドキュメント・エクスプローラ・タスク・フローに対するパラメータの指定」の説明

  7. 「タスク・フロー・バインディングの編集」ダイアログで、「OK」をクリックしてデフォルトのタスク・フロー・パラメータを受け入れるか、必要に応じてパラメータを変更します。詳細は、第29.7項「コンテンツ・タスク・フローのパラメータ」を参照してください。

  8. ページとページ定義ファイルを保存し、ページをブラウザで実行します。これは、ページ(ページ定義ファイルではない)を右クリックし、「実行」を選択することで行います。

コンテンツ・タスク・フローをページに追加した後、必要に応じて後でパラメータを変更できます。第29.6項「コンテンツ・タスク・フローのパラメータの変更」を参照してください。

コンテンツ・タスク・フローのコンテンツの表示、編集および管理の詳細は、Oracle Fusion Middleware Oracle WebCenter Portalでのポータルの構築のポータルでのコンテンツの使用に関する項を参照してください。


注意:

タスク・フローに対するカスタム・アクションの追加の詳細は、第20.3.2項「タスク・フローを囲んでいるShow Detail Frameでカスタム・アクションを有効にする方法」を参照してください。



注意:

デフォルトでは、タスク・フローは実行時に全画面に表示されます。このレイアウトを変更するためにADFレイアウト・コンポーネントを使用できます。ADFレイアウト・コンポーネントの詳細は、『Oracle Fusion Middleware Oracle Application Development Framework Webユーザー・インタフェース開発者ガイド』を参照してください。


29.6 コンテンツ・タスク・フローのパラメータの変更

リージョンを作成した後、コンテンツ・タスク・フローのパラメータを変更するには:

  1. ページの「バインディング」ビューに移動します(「ソース」タブの横にある「バインディング」タブをクリックします)。

  2. 「実行可能ファイル」の下で、追加したタスク・フローを選択します。図29-26に、「実行可能ファイル」セクションでのドキュメント・リスト・ビューア・タスク・フローの例を示します。

    図29-26 「バインディング」ビューでのドキュメント・リスト・ビュー・タスク・フロー

    図29-26の説明が続きます
    「図29-26 「バインディング」ビューでのドキュメント・リスト・ビュー・タスク・フロー」の説明

  3. 「実行可能ファイル」という見出しの横にある鉛筆アイコンをクリックして、「タスク・フロー・バインディングの編集」ダイアログを表示します。

  4. 「タスク・フロー・バインディングの編集」ダイアログで、タスク・フローのパラメータ設定を指定します。詳細は、第29.7項「コンテンツ・タスク・フローのパラメータ」を参照してください。


    注意:

    コンテンツ・プレゼンタ・タスク・フローの場合:

    • 「コンテンツ・プレゼンタ構成」ダイアログを実行時に使用してアプリケーションのエンド・ユーザーがコンテンツと表示テンプレートを選択できるようにする場合、taskFlowInstIdを除いてすべてのパラメータ値を空白にできます。アプリケーションに一意なタスク・フロー・インスタンスIDを入力します(たとえば、contentPresenterInstance1)。

    • コンテンツおよび表示テンプレートを指定する場合、非UTF-8文字コードを使用してエンコードされたファイルで、コンテンツ・プレゼンタが非ASCII文字をサポートしないことに注意してください。ユーザーがそのようなファイルをコンテンツ・プレゼンタでプレビューすると、非ASCII文字は文字化けして表示されます。


    図29-27 タスク・フロー・バインディング・パラメータ

    図29-27の説明が続きます
    「図29-27 タスク・フロー・バインディング・パラメータ」の説明

  5. 「OK」をクリックして、パラメータを追加します。

29.7 コンテンツ・タスク・フローのパラメータ

各コンテンツ・タスク・フローは、独自のパラメータ・セットを持ちます。タスク・フローをページに追加する場合、こうした値を構成します。

次の項では、コンテンツ・タスク・フローのパラメータについて説明します。

29.7.1 コンテンツ・プレゼンタ・タスク・フローのパラメータと即時利用可能な表示テンプレート

コンテンツ・プレゼンタ・タスク・フローは、接続するコンテンツ・リポジトリがコンテンツ・サーバーである場合に使用可能です。このタスク・フローでは、即時利用可能な表示テンプレートまたはカスタム表示テンプレートで選択ドキュメントを表示します。

表29-4に、コンテンツ・プレゼンタ・タスク・フローのパラメータを示します。表29-5および表29-6は、templateViewパラメータおよびtemplateCategoryパラメータの値として指定できる単一および複数のコンテンツ・アイテムについて即時利用可能な表示テンプレートを示しています。


注意:

コンテンツおよび表示テンプレートを指定する場合、非UTF-8文字コードを使用してエンコードされたファイルで、コンテンツ・プレゼンタが非ASCII文字をサポートしないことに注意してください。ユーザーがそのようなファイルをコンテンツ・プレゼンタでプレビューすると、非ASCII文字は文字化けして表示されます。


「コンテンツ・プレゼンタ構成」ダイアログを実行時に使用してアプリケーションのエンド・ユーザーがコンテンツと表示テンプレートを選択できるようにする場合、taskFlowInstIdを除いてすべてのパラメータ値を空白にできます。アプリケーションに一意なタスク・フロー・インスタンスIDを入力します(たとえば、contentPresenterInstance1)。

実行時に、適切な権限を持つエンド・ユーザーが編集可能なページでコンテンツ・プレゼンタ・タスク・フローのパラメータを次の2つの方法で編集できます。

  • タスク・フローで構成の「編集」アイコンをクリックして、コンテンツおよび表示テンプレートを指定できる「コンテンツ・プレゼンタ構成」ダイアログを表示します。実行時の「コンテンツ・プレゼンタ構成」ダイアログの詳細は、Oracle Fusion Middleware Oracle WebCenter Portalでのポータルの構築の「コンテンツ・プレゼンタを使用したコンテンツの公開」の章を参照してください。

  • タスク・フローのプロパティの「編集」アイコンをクリックして、タスク・フローのパラメータを設定および変更できる「コンポーネント・プロパティ」ダイアログを表示します。この方法で設定するパラメータは一般に、Portal Frameworkアプリケーションを作成する開発者による設計時の使用、またはパラメータをEL式にバインドする高度なユーザーを想定しています。エンド・ユーザーが「コンポーネント・プロパティ」ダイアログでパラメータ値を変更すると、「コンテンツ・プレゼンタ構成」ダイアログで指定した値が新しい値によりオーバーライドされます。

表29-4 コンテンツ・プレゼンタ・タスク・フローのパラメータ

パラメータ 説明

datasource

コンテンツのデータ・ソース。この値は、datasourceTypeの値に依存します。

  • datasourceType = dsTypeSingleNodeである場合、次のフォーマットで単一のドキュメント・ノード識別子をdatasourceに設定します。

    connection_name#dDocName:content_id

    例: xmlns.oracle.com#dDocName:STAN_IDC-007619

  • datasourceType = dsTypeFolderContentsである場合、次のフォーマットで単一のフォルダ・ノード識別子をdatasourceに設定します。

    connection_name#dCollectionID:collection_id

    例: xmlns.oracle.com#dCollectionID:45535

  • datasourceType = dsTypeQueryExpressionである場合、CMIS検索式をdatasourceに設定します。

    注意: CMIS問合せをdatasourceとして使用するには、有効なtaskFlowInstIdが必要です。

    例:

    select * from cmis:document where cmis:name like \'test%\'

    connectionName=connection_name#select * from cmis:document where cmis:createdBy = \'weblogic\'

    注意: connectionNameを指定しない場合、プライマリ接続が使用されます。

    問合せのフォーマット方法と例の詳細は、『Oracle Fusion Middleware Content Management REST Service開発者ガイド』を参照してください。

  • datasourceType = dsTypeMultiNodeである場合、次のフォーマットでカンマ区切りの一連のドキュメント・ノード識別子をdatasourceに設定します。

    connection_name#dDocName:content_id, connection_name#dDocName:content_id, ...

    例: myconn#dDocName:DOCUMENT_ID_12345,myconn#dDocName:DOCUMENT_ID_56789


  • datasourceType = dsTypeScenarioResultsである場合、次のフォーマットでシナリオを参照するようにdatasourceを設定します。

    conductor-connection-name=conductor_conn_name,namespace=scenario_namespace,scenario-name=scenario_name,inputparm1=value1,inputparm2=value2, ...

    例:

    conductor-connection-name=ConductorServiceLocal,namespace=CPNamespace,scenario-name=GetRelatedDocsScenario,topic=outdoors,interests=hiking

    ここで:

    connection_name = コンテンツ・リポジトリ接続の名前。

    content_id = コンテンツ・サーバーでアイテムのコンテンツ情報ページに指定されたコンテンツのContent ID

    collection_id = コンテンツ・サーバーでフォルダ情報ページのURLに含まれるdCollectionID、またはコンテンツ・サーバーのCollectionID値。

    conductor_connection_name = パーソナライズ・コンダクタを示すURL接続の名前(この名前は先頭がConductorであることが必要)。この値は、このURL接続のconnections.xmlファイルのReference name属性値に一致する必要があります。詳細は、『Oracle Fusion Middleware Oracle WebCenter Portalの管理』のコンテンツ・プレゼンタの構成に関する章、および付録A「Oracle WebCenter Portalファイル」(connections.xmlの詳細)を参照してください。

    namespace = 指定のシナリオを含むネームスペースの名前。

    scenario_name = コンテンツ・プレゼンタで使用するシナリオの名前。

    パーソナライズ・コンダクタおよびシナリオの詳細は、第66章「Oracle WebCenter Portalアプリケーションのパーソナライズ」を参照してください。

datasourceType

コンテンツのデータ・ソース・タイプ。有効な値は、次のとおりです:

maxResults

datasourceTypedsTypeQueryExpressionである場合に表示される結果の最大数です。

デフォルト: 100

regionTemplate

表示テンプレートがSite Studioリージョン定義テンプレートであるかどうかを指定します。この値は、Content Server 11g以上でのみ有効です。

  • 選択: 表示テンプレートはSite Studioリージョン定義テンプレートです。templateView値には、リージョン・テンプレートのコンテンツIDが設定されます。

  • 選択解除(デフォルト): 表示テンプレートはSite Studioリージョン定義テンプレートではありません。

Site Studioリージョン・テンプレートの作成および使用の詳細は、Oracle Fusion Middleware Oracle WebCenter Portalでのポータルの構築の「コンテンツ・プレゼンタを使用したコンテンツの公開」、およびOracle Site Studioのドキュメント・ライブラリを参照してください。

taskFlowInstId

このタスク・フローの一意の識別子で、タスク・フロー・インスタンスとそのカスタマイズ設定およびパーソナライズ設定との関連付けの維持、および保存された問合せの管理するために内部的に使用されます。この値は、コンテンツ・プレゼンタ・タスク・フローのコンテンツを表示し、個々のファイルまたはフォルダのコンテンツを「アプリケーション・リソース」パネルからページに追加したときに自動的に生成されます。コンテンツ・プレゼンタ・タスク・フローを「リソース・パレット」からページに追加したときは、この値は空白です。この値を入力または編集して、タスク・フローの一意の識別子を設定します。

注意: CMIS問合せをdatasourceとして使用するには、有効なtaskFlowInstIdが必要です。

templateCategory

複数のコンテンツ・アイテムについて結果をレンダリングする際に使用する表示テンプレート・カテゴリID。このIDは、即時利用可能な表示テンプレート(表29-6)のデフォルト・テンプレート・カテゴリ、または第27.3項「コンテンツ・プレゼンタ表示テンプレートの作成」の記載に従って定義された複数のコンテンツ・アイテム用の表示テンプレートのために作成されたカスタム・カテゴリを表します。

templateView

単一のコンテンツ・アイテムについて結果をレンダリングする際に使用する表示テンプレート・ビューID。固有のコンテンツ・タイプについて、またはカテゴリID別リストベースのテンプレートについてリソース・マネージャで構成されたテンプレートのビューIDを入力します。このIDには、即時利用可能な表示テンプレート(表29-5)のいずれかまたは第27.3項「コンテンツ・プレゼンタ表示テンプレートの作成」の記載に従って定義されたカスタム表示テンプレートを参照するか、コンテンツがリージョンである場合にリージョン・テンプレートのcontentIDを設定できます。


表29-5および表29-6に、Oracle WebCenterで提供される即時利用可能な表示テンプレートを示します。

表29-5 単一のコンテンツ・アイテムを表示するための即時利用可能なテンプレート

単一のコンテンツ・アイテムの表示テンプレート ビューID 説明

デフォルトのドキュメント詳細ビュー

oracle.webcenter.content.templates.default.document.details

単一のコンテンツ・アイテムについて、作成日、変更日、作成ユーザー名、変更ユーザー名、パスおよびコメントといった詳細情報を表示します。

デフォルトのリスト・アイテム・ビュー

oracle.webcenter.content.templates.default.list.item

個々のアイテム表示のために複数のコンテンツ・アイテム・ビューによって使用されます。クリック時にアイテムを表示またはダウンロードするリンクとしてアイコンおよびアイテム名を含む単一行を表示します。

デフォルトのビュー
(テンプレートが選択されていない場合のデフォルト)

oracle.webcenter.content.templates.default.detail

ブラウザで直接(イメージ、HTML、テキスト)またはクリック時に関連ファイルをダウンロードするリンクとして、単一のコンテンツ・アイテムを表示します。

全記事ビュー

oracle.webcenter.content.templates.sitestudio.fullarticle

記事のタイトル、イメージおよび本文を含む、記事のすべてを表示します。

これはレスポンシブ・テンプレートで、ブラウザの幅に応じたレスポンシブ・レイアウトを生成するためにCSS3 Media Queriesを使用することを意味します。詳細は、第27.3.4項「レスポンシブ・テンプレートの使用」を参照してください。

このテンプレートはRD_ARTICLE Site Studioリージョン定義を使用するため、コンテンツ・サーバーでSite Studioを有効にする必要があります。


表29-6 複数のコンテンツ・アイテムを表示するための即時利用可能なテンプレート

複数のコンテンツ・アイテムの表示テンプレート ビューID 説明

アコーディオン・ビュー

oracle.webcenter.content.templates.default.list.panel.accordion

複数のコンテンツ・アイテムをアコーディオン形式で表示します。各アイテムを開くと詳細が表示されます。

記事ビュー(Site Studio Templateカテゴリ下)

oracle.webcenter.content.templates.sitestudio.articles

記事のタイトル、イメージおよび概要を含む、複数の記事のサマリーを表示します。

これはレスポンシブ・テンプレートで、ブラウザの幅に応じたレスポンシブ・レイアウトを生成するためにCSS3 Media Queriesを使用することを意味します。詳細は、第27.3.4項「レスポンシブ・テンプレートの使用」を参照してください。

このテンプレートはRD_ARTICLE Site Studioリージョン定義を使用するため、コンテンツ・サーバーでSite Studioを有効にする必要があります。

箇条書きビュー

oracle.webcenter.content.templates.default.list.bulleted

複数のコンテンツ・アイテムを箇条書きリスト形式で表示します。コンテンツ・アイテムのみ表示され、フォルダ・アイテムは省略されます。

フォルダ・ラベルを使用した箇条書きビュー

oracle.webcenter.content.templates.default.list.bulleted.label

複数のコンテンツ・アイテムを箇条書きリスト形式で表示します。リストの最初のアイテムを含むフォルダの名前がリスト上のラベルとして表示されます。datasourceTypeがdsTypeFolderContentsに設定されている場合、このテンプレートは、すべてのアイテムが同じ親フォルダを持つようにするために使用します。コンテンツ・アイテムのみ表示され、フォルダ・アイテムは省略されます。

カルーセル・ビュー

oracle.webcenter.content.templates.default.list.carousel

複数のコンテンツ・アイテムをカルーセル形式で表示します。スライダを左右に移動することで、アイテムを参照できます。

アイコン表示

oracle.webcenter.content.templates.default.list.tile

複数のコンテンツ・アイテムを、大きいアイコンとファイル名を並べて表示します。

リスト・ビュー
(テンプレートが選択されていない場合のデフォルト)

oracle.webcenter.content.templates.default.list.simple

複数のコンテンツ・アイテムを簡易リストに表示します。

詳細パネルを使用したリスト・ビュー

oracle.webcenter.content.templates.default.list.details.panel

左側のリストに複数のコンテンツ・アイテム、右側のパネルに選択アイテムの詳細が表示されます。

ソート可能な表ビュー

oracle.webcenter.content.templates.default.list.tabular

複数のコンテンツ・アイテムを、ドキュメント名、作成日および変更日を含むソート可能な表に表示します。

タブ・ビュー

oracle.webcenter.content.templates.default.list.panel.tabbed

複数のコンテンツ・アイテムをタブとして表示します。タブを選択すると、アイテムの詳細が表示されます。単純なリストにコンテンツ・アイテムが表示されます。


29.7.2 ドキュメント・エクスプローラ・タスク・フローのパラメータ

ドキュメント・エクスプローラ・タスク・フローは、フォルダおよびファイルのリストを、2つのペイン(フォルダを表示した左のペインと現在選択しているフォルダのコンテンツを表示した右のペイン)で表示します。フォルダおよびファイルの表示、管理およびコラボレーションのための機能豊富なドキュメント・タスク・フローです。


関連項目:


タスク・フローをページに追加すると、ドキュメント・エクスプローラ・タスク・フローに固有のパラメータが「タスク・フロー・バインディングの編集」ダイアログ・ボックスに表示されます。表29-7に、ドキュメント・エクスプローラ・タスク・フローのパラメータを示します。

表29-7 ドキュメント・エクスプローラ・タスク・フローのパラメータ

パラメータ 説明

connectionName

コンテンツ・リポジトリ接続の名前。値が選択されない場合、アプリケーション開発者または管理者が指定したデフォルトの接続が使用されます。コンテンツ・リポジトリ接続の構成の詳細は、Oracle Fusion Middleware Oracle WebCenter Portalの管理の「WebCenter PortalまたはPortal Frameworkアプリケーション用のコンテンツ・リポジトリの登録」の章を参照してください。

デフォルト: アプリケーション開発者によって「コンテンツ・リポジトリ接続の作成」ダイアログ・ボックスのデフォルトとして選択されている接続。これは管理者が変更できます。

featuresOff

タスク・フローの無効化されている機能のリスト。項目を区切るには、カンマまたは空白を使用します。JavaDocで公開されている有効な値は、checkincheckoutclipboardclosedeletedownloaddndeditwikieditofficenewfoldernewwikirenameuploadmultifile-uploadprofile-uploadsearchadvancedSearchworkflowpropertieshistorycommentslikeslinkstagsrecommendationsautovuetitlerelated-itemssocialsidebarsilsです。

例:

${'search, advancedSearch, clipboard, dnd, rename, newfolder, upload, newwiki, checkin, checkout, editoffice, edithtml, delete, sidebars, history'}

pageSize

タスク・フローに表示する行の最大行数。タスク・フローのフォルダとファイルのリストが指定行数よりも大きい場合、タスク・フローにスクロール・バーが表示されます。デフォルト: 27

この値を変更する場合のある典型的シナリオを次に示します。

  • 大半のエンド・ユーザーは大きな画面を所有しており、多くの行を表示できます。

  • このタスク・フローをページの小さな領域に合せる場合があります。

注意: pageSizeを画面サイズに対して大きすぎる値に設定すると、エンド・ユーザーがタスク・フロー・スクロール・バーをアプリケーション・スクロール・バーに合せるのが難しくなります。

readOnly

すべてのコンテンツ管理操作を無効にし、非表示にするかどうかを指定します。

  • ${true}: コンテンツ管理を無効化します。

  • ${false} (デフォルト): コンテンツ管理をユーザーに公開します。

resourceId

現在フォーカスされているリソース。この値は、フォルダIDまたはドキュメントIDです。

resourceId値がconnectionNamestartFolderPathの値と整合していることのチェックが行われ、明示的に指定されていないとデフォルト値に影響します。resourceIdが単独で指定されていると、connectionName値が継承され、startFolderPathはフォルダのリソース自体かファイルの親フォルダになります。

showDocuments

ナビゲーション・ツリーでドキュメントとフォルダを表示するかフォルダのみを表示するかを指定します。

  • ${true}: ドキュメントおよびフォルダを表示します。

  • ${false} (デフォルト): フォルダを表示し、ドキュメントを非表示にします。

showFolders

ナビゲーション・ツリーでドキュメントとフォルダを表示するかフォルダのみを表示するかを指定します。

  • ${true} (デフォルト): ドキュメントおよびフォルダを表示します。

  • ${false}: ドキュメントを表示し、フォルダを非表示にします。

startFolderPath

現在のタスク・フロー・インスタンスでルート・フォルダとして使用するフォルダの名前。

これは、タスク・フロー・インスタンスに表示するコンテンツのソースと範囲の決定に役立つコンテンツ・スコープ設定パラメータです。

現在のポータルのデフォルト・ルート・フォルダのコンテンツを表示するタスク・フロー用にこの値を設定する必要はありません。しかし、たとえば、開始フォルダをポータルのデフォルト・ルート・フォルダ以外にする場合や、別のポータルのコンテンツを表示する場合には、役立ちます。

例:

  • ${'/PersonalSpaces/monty/Public'}

  • ${'/WebCenterB5/Proj_X/Specs'}

この値を設定するEL式を指定できます。

デフォルト: 現在のポータルの指定接続で構成されたコンテンツ・リポジトリのルート・フォルダ。

treeNavCollapsed

ツリー・ナビゲーションを含むパネルを閉じるか開くかを指定します。

  • ${true} (デフォルト): パネルを閉じます。

  • ${false}: パネルを開きます。


29.7.3 ドキュメント・リスト・ビューア・タスク・フローのパラメータ

ドキュメント・リスト・ビューア・タスク・フローでは、単一のペインにフラット・リストとしてフォルダおよびファイルが表示されます。このタスク・フローでは、ユーザーがフォルダ階層をナビゲートし、検索問合せをカスタマイズできます。このタスク・フローは固有のニーズに役立つ可能性がありますが、その検索機能はコンテンツ・プレゼンタ・タスク・フローでレプリケートおよび拡張されています。


関連項目:


タスク・フローをページに追加すると、ドキュメント・リスト・ビューア・タスク・フローに固有のパラメータが「タスク・フロー・バインディングの編集」ダイアログ・ボックスに表示されます。表29-8に、ドキュメント・リスト・ビューア・タスク・フローのパラメータを示します。

表29-8 ドキュメント・リスト・ビューア・タスク・フローのパラメータ

タスク・フローのパラメータ 説明

connectionName

コンテンツ・リポジトリ接続の名前。値が選択されない場合、アプリケーション開発者または管理者が指定したデフォルトの接続が使用されます。コンテンツ・リポジトリ接続の構成の詳細は、Oracle Fusion Middleware Oracle WebCenter Portalの管理の「WebCenter PortalまたはPortal Frameworkアプリケーション用のコンテンツ・リポジトリの登録」の章を参照してください。

デフォルト: アプリケーション開発者によって「コンテンツ・リポジトリ接続の作成」ダイアログ・ボックスのデフォルトとして選択されている接続。これは管理者が変更できます。

createdAfter

指定の日時後に作成されたフォルダおよびファイルにタスク・フロー・コンテンツの表示を制限するフィルタリング値。

値では次のISO 8601形式を使用します。

${'yyyy-mm-ddThh:mm:ss.sssTZ'}Foot 1 

例:

${'2011-03-17T18:24:36.000+01:00'}

createdBefore

指定の日時前に作成されたフォルダおよびファイルにタスク・フロー・コンテンツの表示を制限するフィルタリング値。

値では次のISO 8601形式を使用します。

${'yyyy-mm-ddThh:mm:ss.sssTZ'}1

例:

${'2011-03-17T18:24:36.000+01:00'}

creator

特定ユーザーにより作成されたフォルダおよびファイルにタスク・フロー・コンテンツの表示を制限するフィルタリング値。ユーザー・ログイン資格証明で指定したようにユーザー名を入力します。ユーザー名は1つのみ入力できます。値を入力しない場合、任意のユーザーによって作成されたコンテンツが表示されます。

例: ${'monty'}

lastModifiedAfter

指定の日時後に最後に変更されたフォルダおよびファイルにタスク・フロー・コンテンツの表示を制限するフィルタリング値。値を入力しない場合、直近の3か月内に変更されたコンテンツが表示されます。

値では次のISO 8601形式を使用します。

${'yyyy-mm-ddThh:mm:ss.sssTZD'}1

例:

${'2011-03-17T18:24:36.000+01.00'}

lastModifiedBefore

指定の日時前に変更されたフォルダおよびファイルにタスク・フロー・コンテンツの表示を制限するフィルタリング値。値を入力しない場合、最終更新日が適用されます。

値では次のISO 8601形式を使用します。

${'yyyy-mm-ddThh:mm:ss.sssTZD'}1

例:

${'2011-03-17T18:24:36.000+01:00'}

lastModifier

特定ユーザーにより最後に変更されたフォルダおよびファイルにタスク・フロー・コンテンツの表示を制限するフィルタリング値。ユーザー・ログイン資格証明で指定したようにユーザー名を入力します。ユーザー名は1つのみ入力できます。値を入力しない場合、変更された全ドキュメントが表示されます。

例: ${'monty'}

pageSize

タスク・フローに表示する行の最大行数。タスク・フローのフォルダとファイルのリストが指定行数よりも大きい場合、タスク・フローにスクロール・バーが表示されます。デフォルト値: 15

この値を変更する場合のある典型的シナリオを次に示します。

  • 大半のエンド・ユーザーは大きな画面を所有しており、多くの行を表示できます。

  • このタスク・フローをページの小さな領域に合せる場合があります。

注意: pageSizeを画面サイズに対して大きすぎる値に設定すると、エンド・ユーザーがタスク・フロー・スクロール・バーをアプリケーション・スクロール・バーに合せるのが難しくなります。

startFolderPath

現在のタスク・フロー・インスタンスでルート・フォルダとして使用するフォルダの名前。

これは、タスク・フロー・インスタンスに表示するコンテンツのソースと範囲の決定に役立つコンテンツ・スコープ設定パラメータです。

現在のポータルのデフォルト・ルート・フォルダのコンテンツを表示するタスク・フロー用にこの値を設定する必要はありません。しかし、たとえば、開始フォルダをポータルのデフォルト・ルート・フォルダ以外にする場合や、別のポータルのコンテンツを表示する場合には、役立ちます。

例:

  • ${'/PersonalSpaces/monty/Public'}

  • ${'/WebCenterB5/Proj_X/Specs'}

この値を設定するEL式を指定できます。

デフォルト: 現在のポータルの指定接続で構成されたコンテンツ・リポジトリのルート・フォルダ。

showFolders

ドキュメントとフォルダを表示するか、ドキュメントのみを表示するかを指定します。

  • ${true}: フォルダとドキュメントを表示します

  • ${false} (デフォルト): ドキュメントを表示し、フォルダを非表示にします

taskFlowInstId

このタスク・フローの一意の識別子で、タスク・フロー・インスタンスとそのカスタマイズ設定およびパーソナライズ設定との関連付けの維持、および保存された問合せの管理するために内部的に使用されます。この値は、ドキュメント・リスト・ビューア・タスク・フローのコンテンツを表示し、個々のファイルまたはフォルダのコンテンツを「アプリケーション・リソース」パネルからページに追加したときに自動的に生成されます。ドキュメント・リスト・ビューア・タスク・フローを「リソース・パレット」からページに追加したときは、この値は空白です。この値を入力または編集して、タスク・フローの一意の識別子を設定します。


脚注 1 TZは、タイムゾーンのインジケータです。UTC(協定世界時)で示す時間の場合、タイムゾーンのインジケータはZです。他のタイムゾーンにおける時間の場合、そのタイムゾーンにおけるUTCの時差をTZが示します。たとえば、12月のカリフォルニア現地時間(太平洋標準時(PST))の場合、TZインジケータは「-08:00」になります。

29.7.4 ドキュメント・マネージャ・タスク・フローのパラメータ

ドキュメント・マネージャ・タスク・フローでは、タスク・フロー・レイアウトの構成機能はもちろん、フォルダおよびファイルのコピー、移動、貼付け、削除など、包括的なドキュメント管理機能が提供されます。ドキュメント・マネージャ・タスク・フローは、フォルダおよびファイルをlayoutパラメータで指定したレイアウトで表示します。フォルダおよびファイルを2つのペイン(explorerレイアウト)、現在のフォルダのコンテンツのみを表示する単一ペイン(tableレイアウト)またはルート・フォルダから始まるフォルダ階層を表示する単一ペイン(treeTableレイアウト)に表示します。explorerレイアウトはドキュメント・エクスプローラ・タスク・フローと同一のもので、showDocumentsshowFoldersおよびtreeNavCollapsedプロパティを持ちません。


関連項目:


タスク・フローをページに追加すると、ドキュメント・マネージャ・タスク・フローに固有のパラメータが「タスク・フロー・バインディングの編集」ダイアログ・ボックスに表示されます。表29-9に、ドキュメント・マネージャ・タスク・フローのパラメータを示します。

表29-9 ドキュメント・マネージャ・タスク・フローのパラメータ

タスク・フローのパラメータ 説明

connectionName

コンテンツ・リポジトリ接続の名前。値が選択されない場合、アプリケーション開発者または管理者が指定したデフォルトの接続が使用されます。コンテンツ・リポジトリ接続の構成の詳細は、Oracle Fusion Middleware Oracle WebCenter Portalの管理の「WebCenter PortalまたはPortal Frameworkアプリケーション用のコンテンツ・リポジトリの登録」の章を参照してください。

デフォルト: アプリケーション開発者によって「コンテンツ・リポジトリ接続の作成」ダイアログ・ボックスのデフォルトとして選択されている接続。これは管理者が変更できます。

featuresOff

タスク・フローの無効化されている機能のリスト。項目を区切るには、カンマまたは空白を使用します。JavaDocで公開されている有効な値は、checkincheckoutclipboardclosedeletedownloaddndeditwikieditofficenewfoldernewwikirenameuploadmultifile-uploadprofile-uploadsearchadvancedSearchworkflowpropertieshistorycommentslikeslinkstagsrecommendationsautovuetitlerelated-itemssocialsidebarsilsです。

例:

${'search, advancedSearch, clipboard, dnd, rename, newfolder, upload, newwiki, checkin, checkout, editoffice, edithtml, delete, sidebars, history'}

layout

タスク・フローのターゲット・レイアウト。次のうちから選択します。

  • ${'explorer'} (デフォルト): フォルダおよびファイルのリストを、2つのペイン(フォルダを表示した左のペインと現在選択しているフォルダのコンテンツを表示した右のペイン)で表示します。このレイアウトはドキュメント・エクスプローラ・タスク・フローと同一のもので、showDocumentsshowFoldersおよびtreeNavCollapsedパラメータを持ちません。図29-3を参照してください。

  • ${'table'}: 現在のフォルダのコンテンツを単一のペインに表示します。フォルダをクリックするとドリルダウンでき、ペインがフォルダ・コンテンツとともにリフレッシュされます。図29-4を参照してください。

  • ${'treeTable'}: ルート・フォルダから始まるフォルダ階層が単一のペインに表示されます。フォルダを展開および縮小できます。図29-5を参照してください。

pageSize

タスク・フローに表示する行の最大行数。タスク・フローのフォルダとファイルのリストが指定行数よりも大きい場合、タスク・フローにスクロール・バーが表示されます。デフォルト: 27

この値を変更する場合のある典型的シナリオを次に示します。

  • 大半のエンド・ユーザーは大きな画面を所有しており、多くの行を表示できます。

  • このタスク・フローをページの小さな領域に合せる場合があります。

注意: pageSizeを画面サイズに対して大きすぎる値に設定すると、エンド・ユーザーがタスク・フロー・スクロール・バーをアプリケーション・スクロール・バーに合せるのが難しくなります。

readOnly

すべてのコンテンツ管理操作を無効にし、非表示にするかどうかを指定します。

  • ${true}: コンテンツ管理を無効化します。

  • ${false} (デフォルト): コンテンツ管理をユーザーに公開します。

resourceId

現在フォーカスされているリソース。この値は、フォルダIDまたはドキュメントIDです。

resourceId値がconnectionNamestartFolderPathの値と整合していることのチェックが行われ、明示的に指定されていないとデフォルト値に影響します。resourceIdが単独で指定されていると、connectionName値が継承され、startFolderPathはフォルダのリソース自体かファイルの親フォルダになります。

startFolderPath

現在のタスク・フロー・インスタンスでルート・フォルダとして使用するフォルダの名前。

これは、タスク・フロー・インスタンスに表示するコンテンツのソースと範囲の決定に役立つコンテンツ・スコープ設定パラメータです。

現在のポータルのデフォルト・ルート・フォルダのコンテンツを表示するタスク・フロー用にこの値を設定する必要はありません。しかし、たとえば、開始フォルダをポータルのデフォルト・ルート・フォルダ以外にする場合や、別のポータルのコンテンツを表示する場合には、役立ちます。

例:

  • ${'/PersonalSpaces/monty/Public'}

  • ${'/WebCenterB5/Proj_X/Specs'}

この値を設定するEL式を指定できます。

デフォルト: 現在のポータルの指定接続で構成されたコンテンツ・リポジトリのルート・フォルダ。


29.7.5 ドキュメント・ナビゲータ・タスク・フローのパラメータ

ドキュメント・ナビゲータ・タスク・フローでは、フォルダおよびファイルが単一のペインに表示されます。フォルダを展開および縮小して、現在のフォルダのフォルダ階層を表示できます。このタスク・フローでは、エンド・ユーザーが使用できるオプション・メニューはありません。


関連項目:


タスク・フローをページに追加すると、ドキュメント・ナビゲータ・タスク・フローに固有のパラメータが「タスク・フロー・バインディングの編集」ダイアログ・ボックスに表示されます。表29-10に、ドキュメント・ナビゲータ・タスク・フローのパラメータを示します。

表29-10 ドキュメント・ナビゲータ・タスク・フローのパラメータ

パラメータ 説明

connectionName

コンテンツ・リポジトリ接続の名前。値が選択されない場合、アプリケーション開発者または管理者が指定したデフォルトの接続が使用されます。コンテンツ・リポジトリ接続の構成の詳細は、Oracle Fusion Middleware Oracle WebCenter Portalの管理の「WebCenter PortalまたはPortal Frameworkアプリケーション用のコンテンツ・リポジトリの登録」の章を参照してください。

デフォルト: アプリケーション開発者によって「コンテンツ・リポジトリ接続の作成」ダイアログ・ボックスのデフォルトとして選択されている接続。これは管理者が変更できます。

featuresOff

タスク・フローの無効化されている機能のリスト。項目を区切るには、カンマまたは空白を使用します。JavaDocで公開されている有効な値は、checkincheckoutclipboardclosedeletedownloaddndeditwikieditofficenewfoldernewwikirenameuploadmultifile-uploadprofile-uploadsearchadvancedSearchworkflowpropertieshistorycommentslikeslinkstagsrecommendationsautovuetitlerelated-itemssocialsidebarsilsです。

例:

${'search, advancedSearch, clipboard, dnd, rename, newfolder, upload, newwiki, checkin, checkout, editoffice, edithtml, delete, sidebars, history'}

pageSize

タスク・フローに表示する行の最大行数。タスク・フローのフォルダとファイルのリストが指定行数よりも大きい場合、タスク・フローにスクロール・バーが表示されます。デフォルト: 27

この値を変更する場合のある典型的シナリオを次に示します。

  • 大半のエンド・ユーザーは大きな画面を所有しており、多くの行を表示できます。

  • このタスク・フローをページの小さな領域に合せる場合があります。

注意: pageSizeを画面サイズに対して大きすぎる値に設定すると、エンド・ユーザーがタスク・フロー・スクロール・バーをアプリケーション・スクロール・バーに合せるのが難しくなります。

readOnly

すべてのコンテンツ管理操作を無効にし、非表示にするかどうかを指定します。

  • ${true}: コンテンツ管理を無効化します。

  • ${false} (デフォルト): コンテンツ管理をユーザーに公開します。

resourceId

現在フォーカスされているリソース。この値は、フォルダIDまたはドキュメントIDです。

resourceId値がconnectionNamestartFolderPathの値と整合していることのチェックが行われ、明示的に指定されていないとデフォルト値に影響します。resourceIdが単独で指定されていると、connectionName値が継承され、startFolderPathはフォルダのリソース自体かファイルの親フォルダになります。

showDocuments

ナビゲーション・ツリーでドキュメントとフォルダを表示するかフォルダのみを表示するかを指定します。

  • ${true} (デフォルト): ドキュメントおよびフォルダを表示します。

  • ${false}: フォルダを表示し、ドキュメントを非表示にします。

startFolderPath

現在のタスク・フロー・インスタンスでルート・フォルダとして使用するフォルダの名前。

これは、タスク・フロー・インスタンスに表示するコンテンツのソースと範囲の決定に役立つコンテンツ・スコープ設定パラメータです。

現在のポータルのデフォルト・ルート・フォルダのコンテンツを表示するタスク・フロー用にこの値を設定する必要はありません。しかし、たとえば、開始フォルダをポータルのデフォルト・ルート・フォルダ以外にする場合や、別のポータルのコンテンツを表示する場合には、役立ちます。

例:

  • ${'/PersonalSpaces/monty/Public'}

  • ${'/WebCenterB5/Proj_X/Specs'}

この値を設定するEL式を指定できます。

デフォルト: 現在のポータルの指定接続で構成されたコンテンツ・リポジトリのルート・フォルダ。


29.7.6 フォルダ・ビューア・タスク・フローのパラメータ

フォルダ・ビューア・タスク・フローでは、単一ペインにフラット・リストとしてフォルダのコンテンツのリストが表示されます。


関連項目:


タスク・フローをページに追加すると、フォルダ・ビューア・タスク・フローに固有のパラメータが「タスク・フロー・バインディングの編集」ダイアログ・ボックスに表示されます。表29-11に、フォルダ・ビューア・タスク・フローのパラメータを示します。

表29-11 フォルダ・ビューア・タスク・フローのパラメータ

パラメータ 説明

connectionName

コンテンツ・リポジトリ接続の名前。値が選択されない場合、アプリケーション開発者または管理者が指定したデフォルトの接続が使用されます。コンテンツ・リポジトリ接続の構成の詳細は、Oracle Fusion Middleware Oracle WebCenter Portalの管理の「WebCenter PortalまたはPortal Frameworkアプリケーション用のコンテンツ・リポジトリの登録」の章を参照してください。

デフォルト: アプリケーション開発者によって「コンテンツ・リポジトリ接続の作成」ダイアログ・ボックスのデフォルトとして選択されている接続。これは管理者が変更できます。

featuresOff

タスク・フローの無効化されている機能のリスト。項目を区切るには、カンマまたは空白を使用します。JavaDocで公開されている有効な値は、checkincheckoutclipboardclosedeletedownloaddndeditwikieditofficenewfoldernewwikirenameuploadmultifile-uploadprofile-uploadsearchadvancedSearchworkflowpropertieshistorycommentslikeslinkstagsrecommendationsautovuetitlerelated-itemssocialsidebarsilsです。

例:

${'search, advancedSearch, clipboard, dnd, rename, newfolder, upload, newwiki, checkin, checkout, editoffice, edithtml, delete, sidebars, history'}

pageSize

タスク・フローに表示する行の最大行数。タスク・フローのフォルダとファイルのリストが指定行数よりも大きい場合、タスク・フローにスクロール・バーが表示されます。デフォルト: 27

この値を変更する場合のある典型的シナリオを次に示します。

  • 大半のエンド・ユーザーは大きな画面を所有しており、多くの行を表示できます。

  • このタスク・フローをページの小さな領域に合せる場合があります。

注意: pageSizeを画面サイズに対して大きすぎる値に設定すると、エンド・ユーザーがタスク・フロー・スクロール・バーをアプリケーション・スクロール・バーに合せるのが難しくなります。

readOnly

すべてのコンテンツ管理操作を無効にし、非表示にするかどうかを指定します。

  • ${true}: コンテンツ管理を無効化します。

  • ${false} (デフォルト): コンテンツ管理をユーザーに公開します。

resourceId

現在フォーカスされているリソース。この値は、フォルダIDまたはドキュメントIDです。

resourceId値がconnectionNamestartFolderPathの値と整合していることのチェックが行われ、明示的に指定されていないとデフォルト値に影響します。resourceIdが単独で指定されていると、connectionName値が継承され、startFolderPathはフォルダのリソース自体かファイルの親フォルダになります。

showFolders

ナビゲーション・ツリーでドキュメントとフォルダを表示するかフォルダのみを表示するかを指定します。

  • ${true} (デフォルト): ドキュメントおよびフォルダを表示します。

  • ${false}: ドキュメントを表示し、フォルダを非表示にします。

startFolderPath

現在のタスク・フロー・インスタンスでルート・フォルダとして使用するフォルダの名前。

これは、タスク・フロー・インスタンスに表示するコンテンツのソースと範囲の決定に役立つコンテンツ・スコープ設定パラメータです。

現在のポータルのデフォルト・ルート・フォルダのコンテンツを表示するタスク・フロー用にこの値を設定する必要はありません。しかし、たとえば、開始フォルダをポータルのデフォルト・ルート・フォルダ以外にする場合や、別のポータルのコンテンツを表示する場合には、役立ちます。

例:

  • ${'/PersonalSpaces/monty/Public'}

  • ${'/WebCenterB5/Proj_X/Specs'}

この値を設定するEL式を指定できます。詳細は、第F.9項「ドキュメントに関連するEL」を参照してください。

デフォルト: 現在のポータルの指定接続で構成されたコンテンツ・リポジトリのルート・フォルダ。


29.7.7 最近のドキュメント・タスク・フローのパラメータ

最近のドキュメント・タスク・フローには、現在のユーザーによって最近に作成または変更されたファイルのリストが表示されます。


関連項目:


タスク・フローをページに追加すると、最近のドキュメント・タスク・フローに固有のパラメータが「タスク・フロー・バインディングの編集」ダイアログ・ボックスに表示されます。表29-12に、最近のドキュメント・タスク・フローのパラメータを示します。

表29-12 最近のドキュメント・タスク・フローのパラメータ

パラメータ 説明

connectionName

コンテンツ・リポジトリ接続の名前。値が選択されない場合、アプリケーション開発者または管理者が指定したデフォルトの接続が使用されます。コンテンツ・リポジトリ接続の構成の詳細は、Oracle Fusion Middleware Oracle WebCenter Portalの管理の「WebCenter PortalまたはPortal Frameworkアプリケーション用のコンテンツ・リポジトリの登録」の章を参照してください。

デフォルト: アプリケーション開発者によって「コンテンツ・リポジトリ接続の作成」ダイアログ・ボックスのデフォルトとして選択されている接続。これは管理者が変更できます。

groupSpace

(WebCenter Portalでのみ使用)

タスク・フローにリストされている最近作成または変更されたドキュメントのソースであるポータルの名前。有効な値は、次のとおりです:

  • 値なしまたは${null} (デフォルト): 接続するコンテンツ・リポジトリ全体のドキュメントを表示します。

  • 固有のポータルの表示名またはID: 該当ポータルのドキュメントを表示します。

  • ${'all'}: 非ポータル・ドキュメントを除く任意のポータルからのドキュメントを表示します。

lastModifiedAfter

指定の日時後に最後に変更されたフォルダおよびファイルにタスク・フロー・コンテンツの表示を制限するフィルタリング値。値を入力しない場合、直近の3か月内に変更されたコンテンツが表示されます。

値では次のISO 8601形式を使用します。

${'yyyy-mm-ddThh:mm:ss.sssTZD'}Foot 1 

例:

${'2011-03-17T18:24:36.000+01.00'}

lastModifiedBefore

指定の日時前に変更されたフォルダおよびファイルにタスク・フロー・コンテンツの表示を制限するフィルタリング値。値を入力しない場合、最終更新日が適用されます。

値では次のISO 8601形式を使用します。

${'yyyy-mm-ddThh:mm:ss.sssTZD'}1

例:

${'2011-03-17T18:24:36.000+01:00'}

lastModifier

特定ユーザーにより最後に変更されたフォルダおよびファイルにタスク・フロー・コンテンツの表示を制限するフィルタリング値。ユーザー・ログイン資格証明で指定したようにユーザー名を入力します。ユーザー名は1つのみ入力できます。値を入力しない場合、変更された全ドキュメントが表示されます。

例: ${'monty'}

maxDocuments

表示するファイルの最大数。値を入力しないか、0を入力した場合、最近アクセスされたドキュメントが最大10個表示されます。

例: ${10}

値を囲む一重引用符がないことに注意してください。

デフォルト: ${null}

mostRecentFirst

タスク・フローでのファイルのソート順序を指定します。

  • ${true} (デフォルト): 最新のドキュメントを最初にリストします。

  • ${false}: 最も古いドキュメントを最初にリストします。


脚注 1 TZは、タイムゾーンのインジケータです。UTC(協定世界時)で示す時間の場合、タイムゾーンのインジケータはZです。他のタイムゾーンにおける時間の場合、そのタイムゾーンにおけるUTCの時差をTZが示します。たとえば、12月のカリフォルニア現地時間(太平洋標準時(PST))の場合、TZインジケータは「-08:00」になります。

29.7.8 ドキュメント・ビューア・タスク・フローのパラメータ

ドキュメント・ビューア・タスク・フローでは、フォルダのコンテンツが表示されるか、該当ファイル・タイプのデフォルトのテンプレートで個々のファイルのプレビューが表示されます。


関連項目:


タスク・フローをページに追加すると、ドキュメント・ビューア・タスク・フローに固有のパラメータが「タスク・フロー・バインディングの編集」ダイアログ・ボックスに表示されます。表29-13に、ドキュメント・ビューア・タスク・フローのパラメータを示します。

図29-13 ドキュメント・ビューア・タスク・フローのパラメータ

パラメータ 説明

featuresOff

タスク・フローの無効化されている機能のリスト。項目を区切るには、カンマまたは空白を使用します。JavaDocで公開されている有効な値は、checkincheckoutclipboardclosedeletedownloaddndeditwikieditofficenewfoldernewwikirenameuploadmultifile-uploadprofile-uploadsearchadvancedSearchworkflowpropertieshistorycommentslikeslinkstagsrecommendationsautovuetitlerelated-itemssocialsidebarsilsです。

例:

${'search, advancedSearch, clipboard, dnd, rename, newfolder, upload, newwiki, checkin, checkout, editoffice, edithtml, delete, sidebars, history'}

initialSidebar

ドキュメント・ビューアで最初にフォーカスを持つタブ付きペインを指定します。有効な値は、次のとおりです:

  • ${'comments'} (デフォルト)。「コメント」ペインを表示します(『Oracle Fusion Middleware Oracle WebCenter Portalの使用』のアイテムへのコメントに関する項を参照)。

  • ${'tags'}「タグ」ペインを表示します(『Oracle Fusion Middleware Oracle WebCenter Portalの使用』のファイルのタグ管理に関する項を参照)。

  • ${'history'}「履歴」ペインを表示します(『Oracle Fusion Middleware Oracle WebCenter Portalの使用』のファイルのバージョン履歴の表示および削除に関する項を参照)。

  • ${'docInfo'}「情報」ペインを表示します(『Oracle Fusion Middleware Oracle WebCenter Portalの使用』のフォルダおよびファイルのプロパティの使用に関する項を参照)。

  • ${'tags'}「リンク」ペインを表示します(『Oracle Fusion Middleware Oracle WebCenter Portalの使用』のドキュメント・リンクの管理に関する項を参照)。

  • ${'autovue'}。Oracle AutoVueがインストールされている場合、ハイパーリンクされたマークアップ名の表に現在のドキュメントのAutoVueマークアップを表示する「Autovue」ペインを表示します(『Oracle Fusion Middleware Oracle WebCenter Portalの使用』のOracle AutoVueを使用したドキュメントでの共同作業に関する項を参照)。

readOnly

すべてのコンテンツ管理操作を無効にし、非表示にするかどうかを指定します。

  • ${true}: コンテンツ管理を無効化します。

  • ${false} (デフォルト): コンテンツ管理をユーザーに公開します。

resourceID

現在フォーカスされているリソース。この値は、フォルダIDまたはドキュメントIDです。


29.7.9 ドキュメント・ミニ・プロパティ・タスク・フローのパラメータ

ドキュメント・ミニ・プロパティ・タスク・フローでは、選択したファイルの基本プロパティが読取り専用ビューで表示されます。このタスク・フローは、すべてのファイル・タイプで利用可能です。


関連項目:


タスク・フローをページに追加すると、ドキュメント・ミニ・プロパティ・タスク・フローに固有のパラメータが「タスク・フロー・バインディングの編集」ダイアログ・ボックスに表示されます。表29-14に、ドキュメント・ミニ・プロパティ・タスク・フローのパラメータを示します。

表29-14 ドキュメント・ミニ・プロパティ・タスク・フローのパラメータ

パラメータ 説明

resourceID

基本プロパティを表示するドキュメントのID。


29.7.10 ドキュメント・プロパティ・タスク・フローのパラメータ

ドキュメント・プロパティ・タスク・フローには、選択したファイルの基本プロパティおよびアドバンスト・プロパティに加えて、プロパティ値を変更するための「編集」ボタンが表示されます。これは、すべてのファイル・タイプで選択可能です。


関連項目:


タスク・フローをページに追加すると、ドキュメント・プロパティ・タスク・フローに固有のパラメータが「タスク・フロー・バインディングの編集」ダイアログ・ボックスに表示されます。表29-15に、ドキュメント・プロパティ・タスク・フローのパラメータを示します。

表29-15 ドキュメント・プロパティ・タスク・フローのパラメータ

パラメータ 説明

resourceID

基本プロパティおよびアドバンスト・プロパティを表示するドキュメントのID。

readOnly

エンド・ユーザーがドキュメント・プロパティを編集することを許可するかどうかを指定します。

  • ${true}: 「基本」および「アドバンスト・プロパティ」ペインで「編集」ボタンを表示せず、したがってエンド・ユーザーがドキュメント・プロパティを編集する機能を無効にします。

  • ${false}(デフォルト): 「基本」および「アドバンスト・プロパティ」ペインで「編集」ボタンを表示し、エンド・ユーザーがドキュメント・プロパティを編集することを許可します。


29.7.11 リッチ・テキスト・エディタ・タスク・フローのパラメータ

リッチ・テキスト・エディタ・タスク・フローでは、リッチ・テキスト・エディタにHTMLまたはWikiドキュメントが表示されます。


関連項目:


タスク・フローをページに追加すると、リッチ・テキスト・エディタ・タスク・フローに固有のパラメータが「タスク・フロー・バインディングの編集」ダイアログ・ボックスに表示されます。表29-18に、リッチ・テキスト・エディタ・タスク・フローのパラメータを示します。

表29-16 リッチ・テキスト・エディタ・タスク・フローのパラメータ

パラメータ 説明

destinationID

現在フォーカスされているリソース。この値は、該当フォルダに新しいドキュメントを作成するためのフォルダID、または既存のドキュメントを編集するためのドキュメントID(ドキュメント・ビューア・タスク・フローのプロパティ・ペインに表示される)です。

featuresOff

タスク・フローの無効化されている機能のリスト。項目を区切るには、カンマまたは空白を使用します。JavaDocで公開されている有効な値は、checkincheckoutclipboardclosedeletedownloaddndeditwikieditofficenewfoldernewwikirenameuploadmultifile-uploadprofile-uploadsearchadvancedSearchworkflowpropertieshistorycommentslikeslinkstagsrecommendationsautovuetitlerelated-itemssocialsidebarsilsです。

例:

${'search, advancedSearch, clipboard, dnd, rename, newfolder, upload, newwiki, checkin, checkout, editoffice, edithtml, delete, sidebars, history'}

initialSidebar

ドキュメント・ビューアのサイドバーに表示するペインを指定します。有効な値は、次のとおりです:

  • ${'comments'} (デフォルト)。「コメント」ペインを表示します(『Oracle Fusion Middleware Oracle WebCenter Portalの使用』のアイテムへのコメントに関する項を参照)。

  • ${'tags'}「タグ」ペインを表示します(『Oracle Fusion Middleware Oracle WebCenter Portalの使用』のファイルのタグ管理に関する項を参照)。

  • ${'history'}「履歴」ペインを表示します(『Oracle Fusion Middleware Oracle WebCenter Portalの使用』のファイルのバージョン履歴の表示および削除に関する項を参照)。

  • ${'docInfo'}「プロパティ」ペインを表示します(『Oracle Fusion Middleware Oracle WebCenter Portalの使用』のフォルダおよびファイルのプロパティの使用に関する項を参照)。

  • ${'links'}「リンク」ペインを表示します(『Oracle Fusion Middleware Oracle WebCenter Portalの使用』のドキュメント・リンクの管理に関する項を参照)。

  • ${'recommendations'}「推奨」ペインを表示します(『Oracle Fusion Middleware Oracle WebCenter Portalの使用』のドキュメントの推奨の表示に関する項を参照)。

注意: 値は大/小文字を区別します。


29.7.12 ドキュメント・アップロード・タスク・フローのパラメータ

ドキュメント・アップロード・タスク・フローでは、ユーザーが新しいドキュメントをページにアップロードできる「アップロード」ダイアログが表示されます。


関連項目:


タスク・フローをページに追加すると、ドキュメント・アップロード・タスク・フローに固有のパラメータが「タスク・フロー・バインディングの編集」ダイアログ・ボックスに表示されます。表29-18に、ドキュメント・アップロード・タスク・フローのパラメータを示します。

表29-17 ドキュメント・アップロード・タスク・フローのパラメータ

パラメータ 説明

destinationID

現在フォーカスされているリソース。この値は、フォルダにドキュメントをアップロードするためのフォルダIDを指定します。

destinationSelectionEnabled

アップロード先フォルダを変更できるかどうかを指定します。

  • ${true}: 入力テキスト・ボックスとして、「参照」ボタンとともにアップロード先フォルダを表示します。

  • ${false} (デフォルト): 読取り専用テキストとしてアップロード先フォルダを表示します。

featuresOff

タスク・フローの無効化されている機能のリスト。項目を区切るには、カンマまたは空白を使用します。JavaDocで公開されている有効な値は、checkincheckoutclipboardclosedeletedownloaddndeditwikieditofficenewfoldernewwikirenameuploadmultifile-uploadprofile-uploadsearchadvancedSearchworkflowpropertieshistorycommentslikeslinkstagsrecommendationsautovuetitlerelated-itemssocialsidebarsilsです。

例:

${'search, advancedSearch, clipboard, dnd, rename, newfolder, upload, newwiki, checkin, checkout, editoffice, edithtml, delete, sidebars, history'}


29.7.13 ドキュメント・バージョン履歴・タスク・フローのパラメータ

ドキュメント・バージョン履歴・タスク・フローでは、選択したファイルのバージョン・リストが読取り専用ビューで表示されます。このタスク・フローは、すべてのファイル・タイプで利用可能です。


関連項目:


タスク・フローをページに追加すると、ドキュメント・バージョン履歴・タスク・フローに固有のパラメータが「タスク・フロー・バインディングの編集」ダイアログ・ボックスに表示されます。表29-18に、ドキュメント・バージョン履歴・タスク・フローのパラメータを示します。

表29-18 バージョン履歴・タスク・フローのパラメータ

パラメータ 説明

horizontalLayout

バージョン履歴情報のレイアウト方向を指定します。

  • ${vertical} (デフォルト): 垂直方向(図29-13を参照)。

  • ${horizontal}: 水平方向(図29-13を参照)。

resourceID

バージョン履歴を表示するドキュメントのID。

readOnly

すべてのコンテンツ管理操作を無効にし、非表示にするかどうかを指定します。

  • ${true}: コンテンツ管理を無効化します。

    ${false} (デフォルト): コンテンツ管理をユーザーに公開します。


29.7.14 AutoVueタスク・フローのパラメータ

AutoVueタスク・フローでは、Oracle AutoVue機能が統合されており、ユーザーがドキュメントのレビューおよび共同作業ができます。


関連項目:


タスク・フローをページに追加すると、AutoVueタスク・フローに固有のパラメータが「タスク・フロー・バインディングの編集」ダイアログ・ボックスに表示されます。表29-19に、AutoVueタスク・フローのパラメータを示します。

表29-19 AutoVueタスク・フローのパラメータ

パラメータ 説明

resourceId

AutoVueタスク・フローで表示するドキュメントのID。